JP6807898B2 - 愛玩動物を管理する管理サーバ及び管理プログラム - Google Patents

愛玩動物を管理する管理サーバ及び管理プログラム Download PDF

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本発明は、愛玩動物を管理する管理サーバ及び管理プログラムに関する。
愛玩動物(以下、ペットとも称する)を遠隔監視する種々の技術が知られている。例えば、特許文献1には、GPS(Global Position System)センサ、加速度センサ、マイクロフォン等を首輪状の行動監視装置に搭載して、行動監視装置が装着されたペットの行動及び状態等を監視する監視システムが記載されている。また、特許文献2には、リビング及びキッチン等に設置され、人体の重量を測定する生体測定装置に赤外線センサ等の検出装置を搭載して、搭載された検出装置によって留守中のペットの活動を把握する技術が記載されている。
特開2016−122280号公報 特開2015−150004号公報
特許文献1及び2に記載される技術では、使用者は、留守中にペットを遠隔監視することができるが、健康状態に応じた餌を遠隔監視されるペットに提供する技術は知られていない。
本発明の目的は、健康状態に応じた餌を遠隔監視されるペットに提供する技術を提供することである。
本発明に係る管理サーバは、愛玩動物の健康状態を示す健康情報を検出するセンサ、健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理が実行され、且つ、成分構成を示す成分構成情報を出力する成分構成決定端末、及び異なる餌をそれぞれが収容可能な少なくとも2つの収容部を有し、成分構成を有する餌を愛玩動物に提供することを示す餌提供指示が入力されたときに、成分構成を有する餌を愛護動物に提供する給餌機と通信可能な通信部と、健康情報をセンサから取得する健康情報取得部と、健康情報が示す健康状態を成分構成決定端末に供給する健康情報供給部と、成分構成情報を成分構成決定端末から取得する成分構成情報取得部と、成分構成に基づいて餌提供指示を生成し、生成した餌提供指示を給餌機に出力する餌提供指示部とを有する。
また、本発明に係る管理サーバは、少なくとも2つの収容部のそれぞれに収容される餌を、給餌機を使用する愛玩動物を識別するための動物識別子に関連付けて餌収容テーブルとして記憶する記憶部を更に有し、餌提供指示部は、成分構成情報に含まれる餌と、少なくとも2つの収容部のそれぞれに収納される餌との対応関係を、餌収容テーブルを参照して決定する対応関係決定部と、対応関係決定部によって決定された対応関係、及び成分構成情報に含まれる餌の含有率を、動物識別子と関連付けて、餌提供指示として給餌機に出力する餌提供指示出力部とを有することが好ましい。
また、本発明に係る管理サーバでは、記憶部は、餌のそれぞれの価格を、餌に関連付けて記憶する餌価格テーブルを更に記憶し、少なくとも2つの収容部の何れかに収容される餌を購入することを示す購入情報が給餌機から送信されたことに応じて、餌収容テーブル及び餌価格テーブルを参照して、餌を購入するための購入費用を算出し、購入費用を含む購入確認要求を出力する餌購入処理部を更に有することが好ましい。
また、本発明に係る管理サーバでは、給餌機は、収容する餌の量が所定の餌購入量まで少なくなったときに購入警報を動物識別子に関連付けて出力する残量センサを有し、購入情報は、残量センサが購入警報を出力することに応じて自動的に送信されることが好ましい。
また、本発明に係る管理サーバでは、記憶部は、動物識別子毎に餌提供指示のログを記憶することが好ましい。
さらに、本発明に係る管理プログラムは、愛玩動物の健康状態を示す健康情報を検出するセンサ、健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理が実行され、且つ、成分構成を示す成分構成情報を出力する成分構成決定端末、及び異なる餌をそれぞれが収容可能な少なくとも2つの収容部を有し、成分構成を有する餌を愛玩動物に提供することを示す餌提供指示が入力されたときに、成分構成を有する餌を愛護動物に提供する給餌機と通信可能なコンピュータにおいて、健康情報をセンサから取得し、健康情報が示す健康状態を成分構成決定端末に供給し、成分構成情報を成分構成決定端末から取得し、成分構成に基づいて餌提供指示を生成し、生成した餌提供指示を給餌機に出力する処理をコンピュータに実行させる。
さらに、本発明に係る管理サーバは、愛玩動物の健康状態を示す健康情報を検出するセンサ、及び異なる餌をそれぞれが収容可能な少なくとも2つの収容部を有し、餌提供指示が入力されたときに、少なくとも2つの収容部に収容された餌を含む餌を愛護動物に提供する給餌機と通信可能な通信部と、健康情報をセンサから取得する健康情報取得部と、健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理部と、成分構成に基づいて成分構成を有する餌を愛玩動物に提供することを示す餌提供指示を生成し、生成した餌提供指示を給餌機に出力する餌提供指示部とを有する。
本発明に係る管理サーバは、健康状態に応じた餌を遠隔監視されるペットに提供することができる。
第1実施形態に係る管理システムの概要図である。 図1に示す管理システムのブロック図である。 (a)は図1に示す首輪型センサのブロック図であり、(b)は図1に示す撮像装置のブロック図である。 (a)は図1に示す管理サーバを示す図であり、(b)は(a)に示す管理記憶部に記憶される餌収容テーブルを示す図であり、(c)は(a)に示す管理記憶部に記憶される餌価格テーブルを示す図である。 図1に示す成分構成決定端末を示す図である。 (a)は図1に示す給餌機のブロック図であり、(b)は図1に示給餌機の第1収容部のハードウェア構成例を示す図である。 図1に示す管理システムによる餌管理処理のシーケンス図である。 図1に示す管理システムによる餌購入処理のシーケンス図である。 第2実施形態に係る管理システムの概要図である。 図9に示す管理システムのブロック図である。 (a)は図9に示す体重計のブロック図であり、(b)は図9に示す残量計のブロック図である。 図9に示す管理サーバを示す図である。 図9に示す管理システムによる餌管理処理のシーケンス図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る管理サーバ及び管理プログラムについて詳細に説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(第1実施形態に係る管理システムの概要)
図1は、第1実施形態に係る管理システムの概要図である。
管理システム1は、センサ3と、管理サーバ4と、成分構成決定端末5と、給餌機6とを有し、ペット110の餌120を管理する。センサ3、管理サーバ4、成分構成決定端末5及び給餌機6は、アクセスポイント101及び102によって接続されるインターネット等の通信ネットワーク100を介して接続される。
センサ3は、GPSセンサ、加速度センサ、血圧センサ、心拍センサ、体温センサ等を有し、ペット110の首に巻回される首輪型センサ31、及びペット110が居住する空間を撮像する撮像装置32等を含み、ペット110の健康状態を示す健康情報を検出する。図1において白丸1で示されるように、センサ3は、検出した健康情報を、通信ネットワーク100と通信可能なアクセスポイント101を介して管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4は、例えば電子計算機であり、図1において白丸2で示されるように、センサ3から通信ネットワーク100を介して送信された健康情報を受信し、受信した健康情報および/または当該健康情報を解析して得られたペットの健康状態(以下、両者を区別せず「健康情報」と表現する。)を成分構成決定端末5に送信する。
成分構成決定端末5は、例えばパーソナルコンピュータであり、管理サーバ4から通信ネットワーク100及びアクセスポイント102を介して送信された健康情報を受信する。成分構成決定端末5は、健康情報に基づいて、餌の成分構成を決定する専門家111によって操作される。餌の成分構成を決定する専門家111は、例えば、獣医師、獣医看護士、愛玩動物飼養管理士、ペット用食品製造者、ペット用食品販売者等であってもよい。専門家111は、成分構成決定端末5を使用して、健康状態に応じてペット110に提供する餌に含まれる餌の含有率を決定する成分構成決定処理を実行する。専門家111は、例えば、健康状態がペット110の運動量が多いことを示すとき、カロリーが多い餌の含有率を高くするように、餌120の成分構成を決定する。また、専門家111は、例えば、健康状態がペット110の血圧が高いことを示すとき、塩分が少ない餌の含有率を高くするように、餌120の成分構成を決定する。また、専門家111は、例えば、センサ3によって検出された健康状態がペット110の排出物が軟らかいことを示すとき、食物繊維が多い餌の含有率を高くするように、餌120の成分構成を決定する。
成分構成決定端末5は、成分構成決定処理により決定された成分構成を示す成分構成情報をアクセスポイント102に出力する。図1において白丸3で示されるように、成分構成情報をアクセスポイント102に出力された成分構成情報は、通信ネットワーク100を介して管理サーバ4に送信される。
管理サーバ4は、成分構成決定端末5から送信された成分構成情報に対応する成分構成を有する餌をペット110に提供することを示す餌提供指示を生成する。餌提供指示は、成分構成情報に対応する成分構成を有する餌をペット110に提供することを示し、図1において白丸4で示されるように、管理サーバ4は、生成した餌提供指示を、通信ネットワーク100及びアクセスポイント101を介して給餌機6に送信する。
給餌機6は、第1収容部61と、第2収容部62と、筐体63とを有する。給餌機6は、管理サーバ4から餌提供指示が入力されたときに、成分構成を有する餌120をペット110に提供する。第1収容部61は第1餌121を収容し、第2収容部62は第2餌122を収容する。例えば、第1餌121を80%含有し且つ第2餌122を20%含有する餌120をペット110に提供することを提供指示が示すとき、給餌機6は、第1餌121及び第2餌122が80%及び20%ずつ含有する餌120を生成する。給餌機6は、提供指示に基づいて生成した餌120を餌皿130に排出して、ペット110に提供する。
管理システム1は、センサ3によって検出されたペット110の健康状態に基づいて、専門家111によって成分構成が決定された餌120をペットに提供できるので、ペット110の健康状態に応じた餌をペット110に適宜提供することができる。
(第1実施形態に係る管理システムの構成及び機能)
図2は、管理システム1のブロック図である。
管理システム1は、上述のように、通信ネットワーク100、アクセスポイント101及び102を介して接続されるセンサ3、管理サーバ4、成分構成決定端末5、及び給餌機6を有する。管理システム1は、飼い主端末104と、餌販売者端末105とを更に有する。センサ3は、首輪型センサ31と、撮像装置32とを含む。
アクセスポイント101及び102は、有線通信網である通信ネットワーク100と無線通信網であるセンサ3、成分構成決定端末5、及び給餌機6との通信網とを中継する中継装置である。アクセスポイント101及び102の構成及び機能は、広く知られているので、ここでは詳細な説明は省略する。
飼い主端末104は、ペット110を所有する所有者が有する端末装置であり、例えばスマートフォン等の携帯端末装置である。餌販売者端末105は、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62のそれぞれに収容される第1餌121及び第2餌122を販売する販売業者が有する端末であり、例えばパーソナルコンピュータ等の電子計算機である。飼い主端末104及び餌販売者端末105の構成及び機能は、広く知られているので、ここでは詳細な説明は省略する。
図3(a)は首輪型センサ31のブロック図であり、図3(b)は撮像装置32のブロック図である。
首輪型センサ31は、首輪通信部311と、首輪記憶部312と、GPSセンサ313と、加速度センサ314と、血圧センサ315と、心拍センサ316と、体温センサ317と、首輪制御部318とを有し、ペット110の首に巻回される。首輪通信部311、首輪記憶部312、GPSセンサ313、加速度センサ314、血圧センサ315、心拍センサ316、体温センサ317及び首輪制御部318は、バス319を介して通信可能に接続される。
首輪通信部311は、Wi−Fi(登録商標)等の無線の通信インターフェース回路を有し、アクセスポイント101と無線通信する。首輪記憶部312は、半導体記憶装置等の記憶装置を備え、GPSセンサ313〜体温センサ317のそれぞれが検出した情報等を記憶する。
GPSセンサ313は首輪型センサ31の位置、すなわちペット110の位置を示す位置情報を検出し、加速度センサ314首輪型センサ31の加速度、すなわちペット110の首に発生する加速度を示す加速度情報を検出する。血圧センサ315は、ペット110の動脈に密着するように配置された圧力センサを有し、圧力センサが検出した圧力からトノメトリ法等の公知の技術により、ペット110の血圧を示す血圧情報を検出する。心拍センサ316は、例えばペット110の体内に光を放射するLEDと、ペット110の体内から反射された光を受光するフォトダイオード等を有し、時系列に反射光量を検出することによりペット110の心拍数を示す心拍数情報を検出する。体温センサ317は、サーミスタ等の温度検出素子を有し、ペット110の体温を示す体温情報を検出する。GPSセンサ313〜体温センサ317のそれぞれによって検出された位置情報、加速度情報、血圧情報、心拍数情報及び体温情報は、ペット110の健康情報として首輪記憶部312に記憶される。
首輪制御部318は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。首輪制御部318は、首輪型センサ31の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。首輪制御部318は、GPSセンサ313〜体温センサ317のそれぞれによって検出されたペット110の健康情報を首輪通信部311を介して管理サーバ4に送信する。
撮像装置32は、撮像通信部321と、撮像記憶部322と、撮像部323と、撮像制御部324とを有し、例えば、ペット110が居住する部屋の天井に配置される。撮像通信部321、撮像記憶部322、撮像部323及び撮像制御部324は、バス325を介して通信可能に接続される。
撮像通信部321は、Wi−Fi(登録商標)等の無線の通信インターフェース回路を有し、アクセスポイント101と無線通信する。撮像記憶部322は、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備え、撮像部323が撮像した画像情報等を記憶する。撮像部323は、例えばCCDセンサ又はCMOSセンサ等の撮像素子を有し、ペット110が居住する部屋の内部を撮像する。撮像制御部324は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。撮像制御部324は、撮像装置32の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。撮像制御部324は、撮像部323が撮像した画像情報を撮像通信部321を介して管理サーバ4に送信する。
図4(a)は管理サーバ4を示す図であり、図4(b)は図4(a)に示す管理記憶部に記憶される餌収容テーブルを示す図であり、図4(c)は図4(a)に示す管理記憶部に記憶される餌価格テーブルを示す図である。
管理サーバ4は、管理通信部41と、管理記憶部42と、管理入力部43と、管理出力部44と、管理処理部45とを有する。管理通信部41、管理記憶部42、管理入力部43、管理出力部44、管理処理部45は、バス46を介して互いに接続される。
管理通信部41は、イーサネット(登録商標)などの有線の通信インターフェース回路を有する。管理通信部41は、通信ネットワーク100を介してセンサ3、成分構成決定端末5及び給餌機6等と通信を行う。
管理記憶部42は、例えば、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。管理記憶部42は、管理処理部45での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、管理記憶部42は、センサ3から受信した健康情報、成分構成決定端末5から受信した成分構成情報に基づくペット110の餌を管理する餌管理処理を管理処理部45に実行させるための餌管理プログラム等を記憶する。餌管理プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて管理記憶部42にインストールされてもよい。また、管理記憶部42は、餌収容テーブル421及び餌価格テーブル422等の餌管理処理で使用される種々のデータを記憶する。
餌収容テーブル421は、給餌機6の2つの収容部のそれぞれに収容される餌を識別する餌識別子を、給餌機6を使用するペット110を識別するための動物識別子に関連付けて記憶する。餌収容テーブル421は、動物識別子「Axxxx1」に関連付けられた給餌機6において、第1収容部61には餌識別子が「Mxxx1」である餌が収容され、第2収容部62には餌識別子が「Mxxx2」である餌が収容されることを示す。同様に、動物識別子「Axxxx2」に関連付けられた給餌機6において、第1収容部61には餌識別子が「Mxxx3」である餌が収容され、第2収容部62には餌識別子が「Mxxx4」である餌が収容されることが示される。また、動物識別子「AxxxxN」に関連付けられた給餌機6において、第1収容部61には餌識別子が「MxxxM」である餌が収容され、第2収容部62には餌識別子が「MxxxN」である餌が収容されることが示される。
餌価格テーブル422は、給餌機6のそれぞれに収容される餌の価格を、餌を識別する餌識別子に関連付けて記憶する。餌収容テーブル421は、餌識別子「Mxxx1」の価格が「yyy,yy1」であることを示し、餌識別子「Mxxx2」の価格が「yyy,yy2」であることを示す。同様に、餌収容テーブル421は、餌識別子「MxxxM」の価格が「yyy,yyM」であることを示し、餌識別子「MxxxN」の価格が「yyy,yyN」であることを示す。
管理入力部43は、データの入力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボード等である。オペレータは、管理入力部43を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。管理入力部43は、オペレータにより操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、オペレータの指示として、管理処理部45に供給される。
管理出力部44は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。管理出力部44は、管理処理部45から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。また、管理出力部44は、紙などの表示媒体に、映像、画像又は文字等を印刷する出力装置であってもよい。
管理処理部45は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。管理処理部45は、管理サーバ4の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。管理処理部45は、管理記憶部42に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、管理処理部45は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
管理処理部45は、健康情報取得部451と、健康情報供給部452と、成分構成情報取得部453と、餌提供指示部454と、餌購入処理部455とを有する。餌提供指示部454は、対応関係決定部4541と、餌提供指示出力部4542とを有する。これらの各部は、管理処理部45が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして管理サーバ4に実装されてもよい。
図5は、成分構成決定端末5を示す図である。
成分構成決定端末5は、決定通信部51と、決定記憶部52と、決定入力部53と、決定出力部54と、決定処理部55とを有する。決定通信部51、決定記憶部52、決定入力部53、決定出力部54、決定処理部55は、バス56を介して互いに接続される。
決定通信部51は、イーサネット(登録商標)などの有線の有線通信インターフェース回路及びWi−Fi(登録商標)等の無線の無線通信インターフェース回路を有する。決定通信部51は、通信ネットワーク100を介して管理サーバ4等と通信を行う。
決定記憶部52は、例えば、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。決定記憶部52は、決定処理部55での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、決定記憶部52は、センサ3が検出した健康状態に応じてペット110に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理を決定処理部55に実行させるための成分構成決定プログラム等を記憶する。成分構成決定プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて決定記憶部52にインストールされてもよい。また、決定記憶部52は、餌管理処理で使用される種々のデータを記憶する。
決定入力部53は、データの入力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボード等である。専門家111は、決定入力部53を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。決定入力部53は、専門家111により操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、専門家111の指示として、決定処理部55に供給される。
決定出力部54は、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等である。決定出力部54は、決定処理部55から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。また、決定出力部54は、紙などの表示媒体に、映像、画像又は文字等を印刷する出力装置であってもよい。
決定処理部55は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。決定処理部55は、成分構成決定端末5の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。決定処理部55は、決定記憶部52に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、決定処理部55は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
決定処理部55は、健康情報取得部551と、成分構成決定処理部552と、成分構成情報供給部553とを有する。健康情報取得部551、成分構成決定処理部552及び成分構成情報供給部553は、決定処理部55が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、健康情報取得部551、成分構成決定処理部552及び成分構成情報供給部553は、ファームウェアとして成分構成決定端末5に実装されてもよい。
図6(a)は給餌機6のブロック図であり、図6(b)は給餌機6の第1収容部61のハードウェア構成例を示す図である。
給餌機6は、第1収容部61に配置される第1駆動部611及び第1残量センサ612と、第2収容部62に配置される第2駆動部621及び第2残量センサ622と、給餌通信部64と、給餌記憶部65と、給餌制御部66とを有する。
第1収容部61には、第1餌121が収容され、第2収容部62には、第1餌121と異なる第2餌122が収容される。例えば、第1餌121は第2餌122よりもカロリーが高い餌であってもよく、第1餌121は第2餌122よりも塩分が高い餌であってもよい。また、第1餌121は第2餌122よりも食物繊維の含有量が多い餌であってもよい。
第1収容部61には、第1駆動部611及び第1残量センサ612に加えて供給扉613が配置される。第1駆動部611は、給餌制御部66から入力される第1駆動信号に応じて、供給扉613を上下動作させる。供給扉613が餌供給口614を閉鎖するとき、第1収容部61に収容される第1餌121は、餌皿130に供給されない。第1駆動部611が供給扉613を上方向に移動して餌供給口614が開放されると、第1収容部61に収容される第1餌121は、餌皿130に供給される。第1駆動部611が供給扉613を下方向に移動して餌供給口614が閉鎖されると、第1収容部61に収容される第1餌121の餌皿130への供給が停止される。
第1残量センサ612は、図6(b)において破線Aで示される方向に光を放射するLEDと、反射された反射光を受光するフォトダイオード等を有し、第1餌121の残量が所定の追加目安量まで少なくなったことを検出する。第1残量センサ612は、LEDが光を放射してからフォトダイオードが反射光を受光するまでの時間が所定のしきい値時間よりも長いときに、第1餌121の残量が所定の第1餌購入量まで少なくなったことを示す第1購入警報を給餌制御部66に出力する。しきい値時間は、第1残量センサ612と、第1餌121を支持する傾斜板615との間との間をLEDから放射された光が往復する時間に基づいて決定される。
第2収容部62の第2餌122の供給動作は、第1収容部61の第1餌121の供給動作と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
給餌通信部64は、Wi−Fi(登録商標)等の無線の通信インターフェース回路を有し、アクセスポイント101と無線通信する。給餌記憶部65は、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備え、第1駆動部611及び第2駆動部621を制御する情報等を記憶する。
給餌制御部66は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。給餌制御部66は、給餌機6の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。給餌制御部66は、管理サーバ4から送信される餌提供指示に対応する成分構成を有する餌120を餌皿に供給するように第1駆動部611及び第2駆動部621を制御する。給餌制御部66は、例えば第1餌121を80%含有し且つ第2餌122を20%含有する餌120を提供することを提供指示が示すとき、所定量の餌120に第1餌121が80%含有されるように、第1駆動部611を制御する。また、給餌制御部66は、所定量の餌120に第2餌122が20%含有されるように、第2駆動部621を制御する。犬等のペット110が1回の食事で食べる量は一般に一定であるので、給餌制御部66は、受信する提供指示によらず、餌120の量が一定になるように第1駆動部611及び第2駆動部621を制御する。
(管理システム1による餌管理処理)
図7は、管理システム1による餌管理処理のシーケンス図である。
まず、センサ3は、健康情報を検出する(S101)。GPSセンサ313は位置情報を健康情報として検出し、加速度センサ314は加速度情報を健康情報として検出する。血圧センサ315は血圧情報を健康情報として検出し、心拍センサ316は心拍数情報を健康情報として検出し、体温センサ317は体温情報を健康情報として検出する。撮像装置32は、撮像した画像を健康情報として検出する。
次いで、センサ3は、検出した健康情報を、給餌機6を使用するペット110を識別するための動物識別子に関連付けて管理サーバに送信する(S102)。首輪制御部318は、GPSセンサ313〜体温センサ317のそれぞれによって検出された位置情報、加速度情報、血圧情報、心拍数情報及び体温情報を健康情報として送信する。撮像制御部324は、撮像部323によって撮像された画像を健康情報として送信する。
次いで、管理サーバ4は、センサ3から送信された健康情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S103)。健康情報取得部451は、センサ3から送信された健康情報を管理通信部41を介して取得し、取得した健康情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理記憶部42に記憶する。
次いで、管理サーバ4は、受信した健康情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて成分構成決定端末5に送信する(S104)。健康情報供給部452は、管理記憶部42に記憶された健康情報を管理通信部41を介して成分構成決定端末5に供給する。管理サーバ4は、動物識別子に関連付けて過去の健康情報、及び過去の餌の成分構成情報等を過去情報として記憶している。管理サーバ4は、記憶している過去情報を成分構成決定端末5に送信してもよく、記憶している過去情報を成分構成決定端末5から閲覧可能にしてもよい。
次いで、成分構成決定端末5は、管理サーバ4から送信された健康情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S105)。健康情報取得部551は、管理サーバ4から送信された健康情報を決定通信部51を介して取得し、取得した健康情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて決定記憶部52に記憶する。
次いで、成分構成決定端末5は、S105の処理で受信した健康状態に応じてペット110に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理を実行する(S106)。成分構成決定処理部552は、決定出力部54にペット110の健康状態を示す種々の画像を出力すると共に、専門家111が決定入力部53を介して入力する成分構成を取得して、取得した成分構成をペット110に提供する餌の成分構成に決定する。成分構成決定処理部552は、決定した成分構成を示す成分構成情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて決定記憶部52に記憶する。成分構成情報は、餌の名称のそれぞれと、餌のそれぞれを識別する餌識別子と、餌のそれぞれの含有率とを含む。
次いで、成分構成決定端末5は、成分構成情報を、ペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理サーバ4に送信する(S107)。成分構成情報供給部553は、決定記憶部52に記憶された成分構成情報を決定通信部51を介して管理サーバ4に供給する。
次いで、管理サーバ4は、成分構成決定端末5から送信された成分構成情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S108)。成分構成情報取得部453は、成分構成決定端末5から送信された成分構成情報を管理通信部41を介して取得し、取得した成分構成情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理記憶部42に記憶する。
次いで、管理サーバ4は、S108の処理で受信した成分構成情報に対応する成分構成を有する餌をペット110に提供することを示す餌提供指示を給餌機6に送信する。すなわち、餌提供指示部454は、108の処理で受信した成分構成を有する餌をペット110に提供することを示す餌提供指示を管理通信部41を介して給餌機6に出力する。
具体的には、対応関係決定部4541は、S108の処理で受信した成分構成情報に含まれる餌と、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62のそれぞれに収納される餌との対応関係を、餌収容テーブル421を参照して決定する(S109)。対応関係決定部4541は、成分構成情報に含まれる餌識別子と、餌収容テーブル421に記憶される餌識別子とを比較して対応関係を決定する。対応関係決定部4541は、ペット110を識別する動物識別子に関連付けられる給餌機6の第1収容部61には第1餌121が収容され、第2収容部62には第2餌122が収容されることを餌収容テーブル421を参照して決定する。次いで、餌提供指示出力部4542は、対応関係決定部4541によって決定された対応関係、及びS108の処理で受信した成分構成情報に含まれる餌の含有率を、動物識別子と関連付けて、餌提供指示として給餌機6に出力する(S110)。
次いで、給餌機6は、管理サーバ4から送信された餌提供指示をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S111)。そして、給餌機6は、餌提供指示を受信したことに応じて、餌提供指示に含まれる成分構成を有する餌120をペット110に提供する(S112)。
(管理システム1による餌購入処理)
図8は、管理システム1による餌購入処理のシーケンス図である。図8に示す餌購入処理は、第1収容部61に収容される第1餌121の残量が少なくなったときの処理を示すが、第2収容部62に収容される第2餌122の残量が少なくなったときの処理は、同様の処理となるので、ここでは詳細な説明は省略する。
まず、給餌機6は、第1収容部61に収容される餌を購入することを示す購入情報をペット110を識別する動物識別子と共に管理サーバ4に送信する(S201)。具体的には、給餌制御部66は、第1餌121の残量が所定の第1餌購入量まで少なくなり、第1残量センサ612から第1購入警報が入力されたことに応じて、購入情報を給餌通信部64を介して自動的に管理サーバ4に送信する。
次いで、管理サーバ4は、給餌機6から送信された購入情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S202)。餌購入処理部455は、給餌機6から送信された購入情報を管理通信部41を介して取得し、取得した購入情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理記憶部42に記憶する。
次いで、管理サーバ4は、S202の処理で購入情報を受信したことに応じて、餌収容テーブル421及び餌価格テーブル422を参照して、餌を購入するための購入費用を算出する(S203)。まず、餌購入処理部455は、S202の処理で受信した購入情報から、購入する餌が第1収容部61に収容されるものであることを抽出する。次いで、餌購入処理部455は、ペット110を識別する動物識別子に関連付けられた給餌機6の第1収容部61に収容される餌が第1餌121であることを、餌収容テーブル421を参照して抽出する。そして、餌購入処理部455は、餌価格テーブル422から第1餌121の価格を抽出し、抽出した価格に所定のマージンを乗ずることで購入費用を算出する。第1餌121の価格に乗ずるマージンは、例えば専門家111の労務費に対応する費用を含むように設定してもよい。
次いで、管理サーバ4は、第1餌121の購入を確認することを示す購入確認要求をペット110を識別する動物識別子と共に飼い主端末104に送信する(S204)。購入確認要求は、S203の処理で算出された購入費用を含む。管理サーバ4は、例えば、飼い主端末104の電子メールアドレスをペット110を識別する動物識別子と関連付けて管理記憶部42に記憶し、記憶した電子メールアドレスに購入確認要求を送信する。
次いで、飼い主端末104は、管理サーバ4から送信された購入確認要求をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S205)。次いで、飼い主端末104は、ペット110を所有する所有者の確認操作に応じて、購入確認要求を確認したことを示す購入確認情報をペット110を識別する動物識別子と共に管理サーバ4に送信する(S206)。
次いで、管理サーバ4は、飼い主端末104から送信された購入確認情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S207)。餌購入処理部455は、飼い主端末104から送信された購入確認情報を管理通信部41を介して取得し、取得した購入確認情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理記憶部42に記憶する。
次いで、管理サーバ4は、餌収容テーブル421及び餌価格テーブル422を参照して、餌を購入することを示す伝票情報を生成する(S208)。まず、餌購入処理部455は、S202の処理で受信した購入情報から、購入する餌が第1収容部61に収容されるものであることを抽出する。次いで、餌購入処理部455は、ペット110を識別する動物識別子に関連付けられた給餌機6の第1収容部61に収容される餌が第1餌121であることを、餌収容テーブル421を参照して抽出する。そして、餌購入処理部455は、餌価格テーブル422から抽出された第1餌121の価格を含む所定のフォーマットを有する伝票情報を生成する。
次いで、管理サーバ4は、S208の処理で生成された伝票情報を餌販売者端末105に送信する(S209)。管理サーバ4は、例えば、予め管理記憶部42に記憶された餌販売者端末105の電子メールアドレスに伝票情報を送信する。
次いで、餌販売者端末105は、管理サーバ4から送信された伝票情報を受信する(S210)。次いで、餌販売者端末105は、餌を販売する販売業者の所定の操作に応じて、伝票情報に基づいて第1餌121の購入が確定したことを示す購入確定情報を管理サーバ4に送信する(S211)。
次いで、管理サーバ4は、餌販売者端末105から送信された購入確定情報を受信する(S207)。餌購入処理部455は、餌販売者端末105から送信された購入確定情報を管理通信部41を介して取得し、取得した購入確認情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理記憶部42に記憶する。
次いで、管理サーバ4は、第1餌121を購入したことを示す購入報告を生成し(S213)、生成した購入報告をペット110を識別する動物識別子と共に飼い主端末104に送信する(S214)。そして、飼い主端末104は、管理サーバ4から送信された購入報告をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S215)。
(第1実施形態に係る管理システムの作用効果)
管理システム1は、センサ3によって検出されたペット110の健康状態に基づいて、専門家111によって成分構成が決定された餌120をペットに提供できるので、ペット110の健康状態に応じた餌をペット110に適宜提供することができる。
また、管理システム1は、給餌機6に収容される餌の残量が少なくなったときに、残量が少なくなった餌を購入する処理を自動的に実行するので、ペット110を所有する所有者が餌の残量を確認する手間を省略することができる。さらに、餌を販売する販売業者が、購入された餌を所有者の自宅等に宅配便等により配送することで、購入した餌を販売業者の店舗から所有者が運搬する手間も省略することができる。
また、管理システム1は、専門家111の労務費に対応する費用を含む費用を餌の購入費用として請求することができるので、ペット110を所有する所有者に専門家111の労務費を意識させることなく、専門家111の労務を提供することができる。
また、管理システム1では、対応関係決定部4541が、餌収容テーブル421を参照して、専門家111が決定した成分構成情報に含まれる餌と、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62のそれぞれに収納される餌との対応関係を決定する。一般に、専門家111は、多くの飼い主及びペットを担当するため、専門家111が全ての飼い主及びペットの給餌機に収容される餌の種類及び収納場所を把握することは容易ではない。また、専門家111によって入力される「餌提供指示」は、給餌機にとって解釈可能な情報ではない。仮に、給餌機にとって解釈可能な情報を専門家111が入力するシステムを構築する場合、専門家111に提供する給餌機に関する情報が煩雑になるおそれがある。管理システム1では、餌収容テーブル421を使用することで、専門家111及びシステム構築者に負担を掛けることなく、専門家111が決定した成分構成情報に含まれる餌と、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62のそれぞれに収納される餌との対応関係を決定できる。
(第2実施形態に係る管理システムの概要)
図9は、第2実施形態に係る管理システムの概要図である。
管理システム2は、センサ3´及び管理サーバ4´をセンサ3及び管理サーバ4の代わりに有することが管理システム1と相違する。また、管理システム2は、成分構成決定端末5を有さないことが管理システム1と更に相違する。センサ3´及び管理サーバ4´以外の管理システム2の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された管理システム1の構成要素の構成及び機能と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
センサ3´は、ペット110の体重を測定する体重計33、及び餌皿130の下部に配置され、ペット110が残した餌120の重量を測定する残量計34を有することがセンサ3と相違する。図9において白丸1で示されるように、センサ3´は、検出した健康情報を、通信ネットワーク100と通信可能なアクセスポイント101を介して管理サーバ4´に送信する。
管理サーバ4´は、管理サーバ4と同様に電子計算機であり、センサから取得した健康情報に応じてペット110に提供する餌120の成分構成を決定する成分構成決定処理部を、専門家111を介さずに実行して、餌提供指示を生成する。図9において白丸2で示されるように、管理サーバ4´は、検出した餌提供指示を、通信ネットワーク100及びアクセスポイント101を介して給餌機6に送信する。
管理システム2は、センサ3´によって検出されたペット110の健康状態に基づいて、管理サーバ4´が餌120の成分構成を決定するので、専門家111を介することなくペット110の健康状態に応じた餌をペット110に適宜提供することができる。
(第2実施形態に係る管理システムの構成及び機能)
図10は、管理システム2のブロック図である。
管理システム2は、上述のように、通信ネットワーク100及びアクセスポイント101を介して接続されるセンサ3´、管理サーバ4´、及び給餌機6を有する。管理システム2は、管理システム1と同様に飼い主端末104と、餌販売者端末105とを更に有する。センサ3´は、首輪型センサ31と、撮像装置32と、体重計33と、残量計34とを含む。
図11(a)は体重計33のブロック図であり、図3(b)は残量計34のブロック図である。
体重計33は、体重通信部331と、体重記憶部332と、体重測定部333と、体重制御部334とを有し、例えば、ペット110が居住する部屋の床に配置される。体重通信部331、体重記憶部332、体重測定部333及び体重制御部334は、バス335を介して通信可能に接続される。
体重通信部331は、Wi−Fi(登録商標)等の無線の通信インターフェース回路を有し、アクセスポイント101と無線通信する。体重記憶部332は、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備え、体重測定部333が測定したペット110の体重を示す体重情報等を記憶する。体重測定部333は、ペット110が体重計の表面にいるときにペット110の体重を測定する。体重制御部334は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。体重制御部334は、体重計33の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。体重制御部334は、体重測定部333が測定したペット110の体重を示す体重情報を撮像通信部321を介して管理サーバ4´に送信する。
残量計34は、残量通信部341と、残量記憶部342と、残量測定部343と、残量制御部344とを有し、餌皿130の下部に配置され、ペット110が残した餌120の量を測定する。残量通信部341、残量記憶部342、残量測定部343及び残量制御部344は、バス345を介して通信可能に接続される。
残量通信部341は、Wi−Fi(登録商標)等の無線の通信インターフェース回路を有し、アクセスポイント101と無線通信する。残量記憶部342は、半導体記憶装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備え、残量測定部343が測定したペット110が残した餌120の重量を示す残量情報等を記憶する。残量測定部343は、餌120が餌皿130に供給された後から1時間等の所定時間経過後の餌120の重量をペット110が残した餌120の重量として測定する。残量制御部344は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。残量制御部344は、残量計34の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。残量制御部344は、残量測定部343が測定したペット110が残した餌120の重量を示す残量情報を撮像通信部321を介して管理サーバ4´に送信する。
図12は、管理サーバ4´を示す図である。
管理サーバ4´は、管理処理部47を管理処理部45の代わりに有することが管理サーバ4と相違する。管理処理部47以外の管理サーバ4´の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された管理サーバ4の構成要素の構成及び機能と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
管理処理部47は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。管理処理部47は、管理サーバ4´の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。管理処理部47は、管理記憶部42に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、管理処理部47は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
管理処理部47は、健康情報取得部471と、健康パラメータ生成部472と、成分構成決定処理部473と、餌提供指示部474と、警報パラメータ生成部475と、餌提供情報生成部476と、餌購入処理部477とを有する。餌提供指示部474は、対応関係決定部4741と、餌提供指示出力部4742とを有する。これらの各部は、管理処理部47が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして管理サーバ4´に実装されてもよい。また、餌購入処理部477による餌購入処理は、餌購入処理部455による餌購入処理と同様なので、ここでは詳細な説明は省略する。
(管理システム2による餌管理処理)
図13は、管理システム2による餌管理処理のシーケンス図である。図13に示す餌管理処理は、給餌機6の第1収容部61に収容される第1餌121はカロリーが比較的高く、第2収容部62に収容される第2餌122はカロリーが第1餌121より低い例により説明される。すなわち、図13に示す餌管理処理は、センサ3´が検出した健康情報に基づいて、第1餌121及び第2餌122の含有率を調整することで、ペット110に提供する餌120のカロリーを調整する。
まず、センサ3´は、健康情報を検出する(S301)。GPSセンサ313は位置情報を健康情報として検出し、加速度センサ314は加速度情報を健康情報として検出する。血圧センサ315は血圧情報を健康情報として検出し、心拍センサ316は心拍数情報を健康情報として検出し、体温センサ317は体温情報を健康情報として検出する。撮像装置32は、撮像した画像を健康情報として検出し、体重計33は測定したペット110の体重を健康情報として検出し、残量計34は測定した餌120の残量を健康情報として検出する。
次いで、センサ3´は、検出した健康情報を、給餌機6を使用するペット110を識別するための動物識別子に関連付けて管理サーバに送信する(S302)。首輪制御部318は、GPSセンサ313〜体温センサ317のそれぞれによって検出された位置情報、加速度情報、血圧情報、心拍数情報及び体温情報を健康情報として送信する。撮像制御部324は、撮像部323によって撮像された画像を健康情報として送信する。体重制御部334は体重測定部333によって測定された体重を示す体重情報を健康情報として送信し、残量制御部344は残量測定部343によって測定された残量を示す残量情報を健康情報として送信する。
次いで、管理サーバ4´は、センサ3´から送信された健康情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S303)。健康情報取得部471は、センサ3´から送信された健康情報を管理通信部41を介して取得し、取得した健康情報をペット110を識別する動物識別子に関連付けて管理記憶部42に記憶する。
次いで、管理サーバ4´は、受信した健康情報から、ペット110の健康状態の判定に使用される健康パラメータを生成する(S304)。健康パラメータ生成部472は、第1パラメータ〜第5パラメータの5つのパラメータを含む健康パラメータを生成する。第1パラメータは、ペット110の消費カロリーを示すパラメータであり、位置情報及び加速度情報からペット110の移動距離及び歩数を推定し、推定したペット110の移動距離及び歩数から演算される。第1パラメータは、所定の最小カロリーを「0」とし且つ所定の最大カロリーを「1」として規格化される。第2パラメータは、ペット110の心拍数を示すパラメータである。第2パラメータは、所定の最小脈拍数を「0」とし且つ所定の最大心拍数を「1」として規格化される。第3パラメータは、ペット110の体重を示すパラメータである。第3パラメータは、所定の最小体重を「0」とし且つ所定の最大体重を「1」として規格化される。第4パラメータは、餌120の残量を示すパラメータである。第4パラメータは、所定の最大残量を「0」とし且つ残量ゼロを「1」として規格化される。第5パラメータは、ペット110の移動距離を示すパラメータである。第5パラメータは、所定の最小移動距離を「0」とし且つ所定の最大移動距離を「1」として規格化される。健康パラメータPhは、例えば、第1パラメータP1〜第5パラメータP5、及び第1パラメータP1〜第5パラメータP5のそれぞれの重み係数α1〜α5とにより、
h=(α1×P1+α2×P2+α3×P3+α4×P4+α5×P5)/(α1+α2+α3+α4+α5
、として生成される。健康パラメータPhは、「0」と「1」との間の数値となる。
次いで、管理サーバ4´は、健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する(S305)。成分構成決定処理部473は、S304の処理で生成された健康パラメータPhに基づいて、健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する。
例えば、成分構成決定処理部473は、健康パラメータPhが「0.4」以上「0.6」未満であるとき、ペット110の消費カロリーは前回と同程度であるので、前回提供された餌120の含有率を維持するように成分構成を決定する。また、成分構成決定処理部473は、健康パラメータPhが「0.6」以上であるとき、ペット110の消費カロリーは前回よりも多いので、カロリーが高い第1餌121の含有率を10%増加し且つカロリーが低い第2餌122の含有率を10%減少させる。成分構成決定処理部473は、カロリーが高い第1餌121の含有率を増加させることで、餌120のカロリーを増加させる。また、成分構成決定処理部473は、健康パラメータPhが「0.4」未満であるとき、ペット110の消費カロリーは前回よりも少ないので、カロリーが高い第1餌121の含有率を10%減少し且つカロリーが低い第2餌122の含有率を10%増加させる。成分構成決定処理部473は、カロリーが高い第1餌121の含有率を減少させることで、餌120のカロリーを減少させる。
次いで、対応関係決定部4741は、S305の処理で生成された成分構成情報に含まれる餌と、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62のそれぞれに収納される餌との対応関係を、餌収容テーブル421を参照して決定する(S306)。次いで、餌提供指示出力部4742は、対応関係決定部4741によって決定された対応関係、及びS305の処理で生成された成分構成情報に含まれる餌の含有率を、動物識別子と関連付けて、餌提供指示として給餌機6に出力する(S307)。
次いで、給餌機6は、管理サーバ4´から送信された餌提供指示をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S308)。次いで、給餌機6は、餌提供指示を受信したことに応じて、餌提供指示に含まれる成分構成を有する餌120をペット110に提供する(S309)。なお、管理サーバ4´は動物識別子毎に餌提供指示のログを管理記憶部42に記憶していてもよく、記憶したログを、飼い主や専門家11に周期的に提供してもよく、飼い主及び専門家からの要求に応じて提供してもよい。
次いで、管理サーバ4´は、受信した健康情報から、ペット110の異常の有無の判定に使用される警報パラメータを生成する(S310)。警報パラメータ生成部475は、健康パラメータ生成部472と同様に、第1パラメータ〜第5パラメータの5つのパラメータを使用して、警報パラメータPwを生成する。警報パラメータPwは、例えば、第1パラメータP1〜第5パラメータP5、及び第1パラメータP1〜第5パラメータP5のそれぞれの重み係数β1〜β5とにより、
w=(β1×P1+β2×P2+β3×P3+β4×P4+β5×P5)/(β1+β2+β3+β4+β5
、として生成される。警報パラメータPwは、健康パラメータPhと同様に「0」と「1」との間の数値となる。
次いで、管理サーバ4´は、餌の提供状況を示す餌提供情報を生成する(S311)。餌提供情報生成部476は、ペット110に提供される餌120の成分構成を含む餌提供情報を生成する。また、警報パラメータPwが「0.2」等の所定の警報しきい値よりも小さいときに、ペット110に異常があることを示す情報を餌提供情報に含む。警報パラメータPwが所定の警報しきい値よりも小さいとき、ペット110は移動距離が短く且つ餌120の残量が多いことを示すので、餌提供情報生成部476は、何等かの異常がペット110に発生した可能性があることを示す。
次いで、管理サーバ4´は、S311の処理で生成した餌提供情報をペット110を識別する動物識別子と共に飼い主端末104に送信する(S312)。そして、飼い主端末104は、管理サーバ4から送信された餌提供情報をペット110を識別する動物識別子と共に受信する(S313)。
(第2実施形態に係る管理システムの作用効果)
管理システム2は、センサ3´によって検出されたペット110の健康状態に基づいて、管理サーバ4´が餌120の成分構成を決定するので、専門家111を介することなくペット110の健康状態に応じた餌をペット110に適宜提供することができる。
(実施形態に係る管理システムの変形例)
管理システム1及び2では、給餌機6は、第1収容部61及び第2収容部62の2つの収容部を有するが、実施形態に係る管理システムでは、給餌機は、少なくとも2つの収容部を有していればよい。
また、管理システム1及び2では、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62にはカロリーが異なる餌が収容されるが、実施形態に係る管理システムでは、給餌機の第1収容部61及び第2収容部62には、異なる餌が収納されていればよい。例えば、給餌機6の第1収容部61及び第2収容部62には、食物繊維の含有量が異なる餌が収容されてもよく、塩分の含有量が異なる餌が収容されてもよい。
また、管理システム1及び2は、一組のセンサ3及び給餌機6のみを有するが、実施形態に係る管理システムは、複数の組のセンサ3及び給餌機6を有してもよい。実施形態に係る管理システムは、センサ3及び給餌機6に関連付けられる動物識別子を使用して餌管理処理及び餌餌購入処理を実行するので、複数の組のセンサ3及び給餌機6を有する場合でも、組となるセンサ3及び給餌機6に処理を実行できる。
また、管理システム1では、センサ3は体重計33及び残量計34を含まないが、実施形態に係る管理システムは、体重計33及び残量計34により検出された健康情報を専門家111に提供してもよい。また、管理システム1及び2は、ペット110が居住する空間を撮像する撮像装置32を有するが、実施形態に係る管理システムは、撮像装置32に加えてペット110の排出物を撮像する撮像装置を有してもよい。実施形態に係る管理システムがペット110の排出物を撮像する撮像装置を有することで、専門家111によるペット110の排出物の解析が容易になる。
1、2 管理システム
3、3´ センサ
4、4´ 管理サーバ
5 成分構成決定端末
6 給餌機
110 愛玩動物(ペット)
111 専門家
120 餌
121 第1餌
122 第2餌

Claims (6)

  1. 愛玩動物の健康状態を示す健康情報を検出するセンサ、前記健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理が実行され、且つ、前記成分構成を示す成分構成情報を出力する成分構成決定端末、及び異なる餌をそれぞれが収容可能な少なくとも2つの収容部を有し、前記成分構成を有する餌を愛玩動物に提供することを示す餌提供指示が入力されたときに、前記成分構成を有する餌を愛玩動物に提供する給餌機と通信可能な通信部と、
    前記健康情報を前記センサから取得する健康情報取得部と、
    前記健康情報が示す健康状態を前記成分構成決定端末に供給する健康情報供給部と、
    前記成分構成情報を前記成分構成決定端末から取得する成分構成情報取得部と、
    前記成分構成に基づいて前記餌提供指示を生成し、生成した前記餌提供指示を前記給餌機に出力する餌提供指示部と、
    前記少なくとも2つの収容部のそれぞれに収容される餌を、前記給餌機を使用する愛玩動物を識別するための動物識別子に関連付けて餌収容テーブルとして記憶する記憶部と、
    を有
    前記餌提供指示部は、
    前記成分構成情報に含まれる餌と、前記少なくとも2つの収容部のそれぞれに収納される餌との対応関係を、前記餌収容テーブルを参照して決定する対応関係決定部と、
    前記対応関係決定部によって決定された前記対応関係、及び前記成分構成情報に含まれる餌の含有率を、前記動物識別子と関連付けて、前記餌提供指示として前記給餌機に出力する餌提供指示出力部と、
    を有する、
    ことを特徴とする愛玩動物の餌を管理する管理サーバ。
  2. 前記記憶部は、前記餌のそれぞれの価格を、前記餌に関連付けて記憶する餌価格テーブルを更に記憶し、
    前記少なくとも2つの収容部の何れかに収容される餌を購入することを示す購入情報が前記給餌機から送信されたことに応じて、前記餌収容テーブル及び前記餌価格テーブルを参照して、前記餌を購入するための購入費用を算出し、前記購入費用を含む購入確認要求を出力する餌購入処理部を更に有する、請求項に記載の管理サーバ。
  3. 前記給餌機は、収容する餌の量が所定の餌購入量まで少なくなったときに購入警報を前記動物識別子に関連付けて出力する残量センサを有し、
    前記購入情報は、残量センサが購入警報を出力することに応じて自動的に送信される、請求項2に記載の管理サーバ。
  4. 前記記憶部は、前記動物識別子毎に前記餌提供指示のログを記憶する、請求項1〜3の何れか一項に記載の管理サーバ。
  5. 愛玩動物の健康状態を示す健康情報を検出するセンサ、前記健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理が実行され、且つ、前記成分構成を示す成分構成情報を出力する成分構成決定端末、及び異なる餌をそれぞれが収容可能な少なくとも2つの収容部を有し、前記成分構成を有する餌を愛玩動物に提供することを示す餌提供指示が入力されたときに、前記成分構成を有する餌を愛玩動物に提供する給餌機と通信可能なコンピュータにおいて、
    前記健康情報を前記センサから取得し、
    前記健康情報が示す健康状態を前記成分構成決定端末に供給し、
    前記成分構成情報を前記成分構成決定端末から取得し、
    前記少なくとも2つの収容部のそれぞれに収容される餌を、前記給餌機を使用する愛玩動物を識別するための動物識別子に関連付けて記憶された餌収容テーブルを参照して、前記成分構成情報に含まれる餌と、前記少なくとも2つの収容部のそれぞれに収納される餌との対応関係を決定し、
    前記対応関係、及び前記成分構成情報に含まれる餌の含有率を、前記動物識別子と関連付けて、前記餌提供指示として前記給餌機に出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させる、ことを特徴とする愛玩動物の餌を管理する管理プログラム。
  6. 愛玩動物の健康状態を示す健康情報を検出するセンサ、及び異なる餌をそれぞれが収容可能な少なくとも2つの収容部を有し、餌提供指示が入力されたときに、前記少なくとも2つの収容部に収容された餌を含む餌を愛玩動物に提供する給餌機と通信可能な通信部と、
    前記健康情報を前記センサから取得する健康情報取得部と、
    前記健康状態に応じて愛玩動物に提供する餌に含まれる餌の含有率である成分構成を決定する成分構成決定処理部と、
    前記成分構成に基づいて前記成分構成を有する餌を愛玩動物に提供することを示す前記餌提供指示を生成し、生成した前記餌提供指示を前記給餌機に出力する餌提供指示部と、
    前記少なくとも2つの収容部のそれぞれに収容される餌を、前記給餌機を使用する愛玩動物を識別するための動物識別子に関連付けて餌収容テーブルとして記憶する記憶部と、を有し、
    前記餌提供指示部は、
    前記成分構成情報に含まれる餌と、前記少なくとも2つの収容部のそれぞれに収納される餌との対応関係を、前記餌収容テーブルを参照して決定する対応関係決定部と、
    前記対応関係決定部によって決定された前記対応関係、及び前記成分構成情報に含まれる餌の含有率を、前記動物識別子と関連付けて、前記餌提供指示として前記給餌機に出力する餌提供指示出力部と、
    を有する、ことを特徴とする愛玩動物の餌を管理する管理サーバ。
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