JP6807475B1 - 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】開催期間終了後のコンペティションへの擬似参加を拡大してオンライン教育の拡充を図ること。【解決手段】AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して処理する情報処理システムであって、コンペティションが開催される開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供部と、開催期間の終了後に、第2参加者に課題を提供する第2課題提供部と、第1課題提供部が提供した課題に対して第1参加者が投稿した解と、第2課題提供部が提供した課題に対して第2参加者が投稿した解とを評価して、評価結果を高い順に並べたランキングリストを提示するランキング提示部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、インターネットを介してオンラインで学生が受講できるコースを生成して、オンライン教育を実施する技術が開示されている。また、特許文献2には、オンラインゲームにおいてユーザのランキングを通知する技術が開示されている。
特表2003−503780号公報 特表2011−512995号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、オンラインユーザのコンペティションの終了後における擬似参加を拡大してオンライン教育の拡充を図ることができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理システムは、
AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して処理する情報処理システムであって、
開催されるコンペティションに対応付けて開催期間を記憶する開催期間記憶部と、
記開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供部と、
前記開催期間中に、前記課題に対して前記第1参加者から投稿された解を取得する第1解取得部と、
前記第1参加者からの解を評価して、評価結果を高い順に並べた第1ランキングリストを提示する第1ランキング提示部と、
前記開催期間の終了後に開催される再チャレンジのコンペティションに対応付けて、前記開催期間と同じ長さの投稿可能期間を記憶する投稿可能期間記憶部と、
第2参加者が前記再チャレンジのコンペティションに参加した場合に、前記第2参加者に前記課題と同じ課題を提供する第2課題提供部と、
前記第2参加者に前記課題を提供した時点から前記投稿可能期間の内に、前記課題に対して前記第2参加者から投稿された解を取得する第2解取得部と、
前記第1ランキング提示部が提示した前記第1ランキングリストの評価結果に、前記第2参加者が投稿した解評価結果を加えて、評価結果を高い順に並べた第2ランキングリストを提示する第2ランキング提示部と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して情報処理システムが処理する情報処理方法であって、
前記情報処理システムの第1課題提供部が、開催されるコンペティションに対応付けて記憶された開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供ステップと、
前記情報処理システムの第1解取得部が、前記開催期間中に、前記課題に対して前記第1参加者から投稿された解を取得する第1解取得ステップと、
前記情報処理システムの第1ランキング提示部が、前記第1参加者からの解を評価して、評価結果を高い順に並べた第1ランキングリストを提示する第1ランキング提示ステップと、
前記情報処理システムの第2課題提供部が、前記開催期間の終了後に開催される再チャレンジのコンペティションに第2参加者が参加した場合に、前記第2参加者に前記課題と同じ課題を提供する第2課題提供ステップと、
前記情報処理システムの第2解取得部が、前記第2参加者に前記課題を提供した時点から、前記再チャレンジのコンペティションに対応付けて記憶された前記開催期間と同じ長さの投稿可能期間の内に、前記課題に対して前記第2参加者から投稿された解を取得する第2解取得ステップと、
前記情報処理システムの第2ランキング提示部が、前記第1ランキング提示部が提示した前記第1ランキングリストの評価結果に、前記第2参加者が投稿した解評価結果を加えて、評価結果を高い順に並べた第2ランキングリストを提示する第2ランキング提示ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して処理する情報処理プログラムであって、
開催されるコンペティションに対応付けて記憶された開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供ステップと、
前記開催期間中に、前記課題に対して前記第1参加者から投稿された解を取得する第1解取得ステップと、
前記第1参加者からの解を評価して、評価結果を高い順に並べた第1ランキングリストを提示する第1ランキング提示ステップと、
前記開催期間の終了後に開催される再チャレンジのコンペティションに第2参加者が参加した場合に、前記第2参加者に前記課題と同じ課題を提供する第2課題提供ステップと、
前記第2参加者に前記課題を提供した時点から、前記再チャレンジのコンペティションに対応付けて記憶された前記開催期間と同じ長さの投稿可能期間の内に、前記課題に対して前記第2参加者から投稿された解を取得する第2解取得ステップと、
前記第1ランキング提示部が提示した前記第1ランキングリストの評価結果に、前記第2参加者が投稿した解評価結果を加えて、評価結果を高い順に並べた第2ランキングリストを提示する第2ランキング提示ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、開催期間終了後のコンペティションへの擬似参加を拡大してオンライン教育の拡充を図ることができる。
第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る情報処理システムの動作概要を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザ端末の表示画面を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザ端末の表示画面を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザ端末の表示画面を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザ端末の表示画面を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザ端末の表示画面を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係るコンペティション管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る参加者情報データベースの構成を示す図である。 第2実施形態に係るコンペティション情報データベースの構成を示す図である。 第2実施形態に係るコンペティションの一例を示す図である。 第2実施形態に係るコンペティションの他例を示す図である。 第2実施形態に係るランキング情報データベースの構成を示す図である。 第2実施形態に係るランキング更新部の機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るコンペティション管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るコンペティション管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る通常チャレンジ処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るSOTAチャレンジ処理の手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る情報処理システムの動作概要を示す図である。 第3実施形態に係るコンペティション情報データベースの構成を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理システム100について、図1を用いて説明する。情報処理システム100は、AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワーク130を介して処理するシステムである。
図1に示すように、情報処理システム100は、第1課題提供部101と、第2課題提供部102と、ランキング提示部103と、を含む。第1課題提供部101は、コンペティションが開催される開催期間中に第1参加者110に課題を提供する。第2課題提供部102は、開催期間の終了後に、第2参加者120に課題を提供する。ランキング提示部103は、第1課題提供部101が提供した課題に対して第1参加者110が投稿した解と、第2課題提供部102が提供した課題に対して第2参加者120が投稿した解とを評価して、評価結果を高い順に並べたランキングリストを提示する。
本実施形態によれば、開催期間終了後のコンペティションへの擬似参加を拡大してオンライン教育の拡充を図ることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、通常のコンペティションが終了した後で、再度、同様のコンペティションを所定の制限を加えて開催する。この後日開催されるコンペティションにおいても、通常のコンペティションのランキングを含めたランキングリストが発表されて、参加者の参加意欲を高めて参加の拡大と解の向上を図る。なお、以下の実施形態で使用される「SOTAチャレンジ」との文言は、“state of the art”の略であり、一度終了したコンペティションを再開催する場合に使用されており、終了したコンペティションにおける解をさらに最適解まで向上させる最先端の試みという意味で用いられている。この「SOTAチャレンジ」ではない最初のコンペティションを、以下「通常チャレンジ」と称する。また、以下の説明において、「コンペティション」を「コンペ」と省略する場合もある。
《情報処理システム》
図2A乃至図3Bを参照して、情報処理システムの構成および動作を説明する。
(動作概要)
図2Aは、本実施形態に係る情報処理システムの動作概要201、202を示す図である。図2Aにおいて、動作概要201は、通常チャレンジにおけるコンペティションのシーケンスを示している。動作概要202は、SOTAチャレンジにおけるコンペティションのシーケンスを示している。なお、図2Aにおける期間などはその一例であって、設定に制限はない。
図2Aの通常チャレンジの動作概要201においては、例えばコンペ開催期間が1ヶ月とした場合に、コンペ開始およびコンペ終了は全参加者には同じである。したがって、各参加者AA〜EEは、参加期間の時期や長さは違っていても、コンペ開始からコンペ終了までの同じ1ヶ月間内に限定される。そして、解の評価を高い順に並べたランキングリストにおいては、コンペ開始からコンペ終了までの間は暫定ランキングであり、コンペ終了時点で最終ランキングが決定する。
一方、図2AのSOTAチャレンジの動作概要202においては、通常チャレンジの終了後に、コンペ開始時点が設定される。コンペ開始時点以降は、どの時点でコンペに参加しても自由である。しかしながら、参加者の投稿可能期間は参加日から、通常チャレンジの開催期間である1ヶ月である。なお、図2Aでは、SOTAチャレンジのコンペ開始時点は、通常チャレンジのコンペ終了時点より後日に設定されているが、通常チャレンジのコンペ終了時点がSOTAチャレンジのコンペ開始時点となってもよい。
例えば、図2Aにおいて、各参加者aa〜eeの参加日からの投稿可能期間は、通常チャレンジの開催期間と同じ1ヶ月である。例えば、参加者ddは、コンペ開始時点から23日後に参加した。その後1ヶ月が投稿可能期間であり、その間の投稿の評価ランキングは、通常チャレンジの最終ランキングの結果203と、SOTAチャレンジへの他の参加者の投稿結果とを加えて、暫定ランキングリストが公表される。そして、それぞれの参加者の投稿可能期間の最終日204に最終ランキングリストが公表される。なお、図2Aの参加者eeは、1ヶ月の投稿可能期間の終わりを待たずに、投稿終了を申し出た例であり、その時点で最終ランキングリストが公表される。
SOTAチャレンジの投稿可能期限を、1ヶ月という開催期間では通常チャレンジとの条件を変えずに投稿に対する余裕を持たせることによって、より多くの参加者に課題を解く機会を与え、その結果としてよりよい解を得られる可能性を高めた。
また、SOTAチャレンジにおけるランキングリストは、元の通常チャレンジのランキングや、SOTAチャレンジへの参加者のランキングも含んだ全体のランキングリストが生成されて公開される。そして、そのランキングによってポイントが加算されランキング上位にはメダルも与えられる。したがって、SOTAチャレンジへの参加が、通常チャレンジへの参加と同等の参加者への誘因力を持つ。また、SOTAチャレンジを、実際の本番のコンペ(通常チャレンジ)とできるだけ同じ条件とすることにより、参加者がリアルな現場感(ゲーム性)を味わうことができる。
さらに、図2Aには図示しないが、通常チャレンジの開催期間中やSOTAチャレンジの投稿可能期限内でなくても、解の投稿を可能とする。この場合にも、同様に解が評価され全参加者のランキングと比較されるが、この評価結果やランキング結果は公開されることはないので、自己評価用に限定される。
なお、SOTAチャレンジの開催には、以下の制限が設けられている。上記のように、SOTAチャレンジへの参加者の登録時(参加同意時)からの投稿可能期間は、通常チャレンジの開催期間と同じである。また、1日の投稿回数の上限、すなわち、投稿可能期間中の総投稿回数の上限は、通常チャレンジの1日の投稿回数の上限および開催期間中の総投稿回数の上限と同じである。そして、SOTAチャレンジへの参加は、通常チャレンジへの参加者も参加できるが、再チャレンジの回数は例えば1回などに制限する。また、SOTAチャレンジへの参加は、一人でありグループ(チーム)での参加はできないようにしている。その場合、通常チャレンジの開催時に個人として参加していた参加者は、SOTAチャレンジの成績で通常チャレンジの成績が上書きされる。一方、通常チャレンジの開催時にチームとして参加している成績は、SOTAチャレンジの成績によって上書きされない。しかしながら、これらのSOTAチャレンジへの制限も参加者の要望に沿って柔軟に変更が可能である。
(ユーザ端末の表示画面)
以下、図2B〜図2Fを参照して、情報処理システムにおける参加者のユーザ端末の表示画面の遷移を示す
図2Bは、参加者がコンペ一覧を表示された場合の画面210である。参加者は、コンペ一覧ページで画像のように「開催中(通常チャレンジ)」「SOTAチャレンジ」「終了」の3つの枠でコンペを見ることができる。なお、デフォルト状態では、各枠内で新着順の表示になる。人気順を選択指示すれば各枠内で人気順(ページビュー数順)になる。参加者がSOTAチャレンジの「学生限定の賃貸物件の家賃予測」211を選択したとする。
図2Cは、SOTAチャレンジの「学生限定の賃貸物件の家賃予測221」の暫定ランキングリスト(リーダーボードの)222を含む画面220である。参加者は、「SOTAチャレンジ」のコンペ内容を見ることができる。投稿数や参加者数、またサイドメニューのスコア推移等はSOTAチャレンジに特異なものである。なお、この時点では、参加者はコンペ規約に同意していないので、解の投稿の「締切」に“-”と表示されてまだ決定されていない。また、暫定ランキングリスト222には、すでにSOTAチャレンジで投稿している参加者の成績も表示されている。
この後、図示しないが、「データ」タブを押下すると、SOTAチャレンジについての図付きの簡単な説明モーダルが表示される。「次へ」を押下するとのコンペ個別規約モーダルが開く。そして、SOTAチャレンジへの参加の意志として、コンペ個別規約に同意をすると、次のような処理が可能となる。投稿(期間終了後も可能だが、リーダーボードは更新されない)と、データダウンロード(期間終了後も可)と、投稿ファイル選択(期間終了後は不可)とである。以下、これらの上記処理が行われたとする。
図2Dは、SOTAチャレンジへの参加が承認された後の表示画面230である。すなわち、「データ」タブ231を押下に従う上記処理の後、参加日から通常チャレンジの開催期間と同じ投稿可能期間後の、「締切」の期日232が表示される。まだ投稿はしていないので、リーダーボードには自分は表示されない。
ここで、参加者からの投稿241があると、図2Eのような表示画面240に遷移する。表示画面240においては、参加者自身の成績243が識別可能に暫定ランキング(暫定評価)に挿入されて表示される。なお、暫定ランキングリストとしては、SOTAチャレンジへの他の参加者の解の評価値のみでなく、通常チャレンジの参加者の解の評価値を含めたランキングリストが生成される。そのため、SOTAチャレンジにおいても、実際の本番のコンペ(通常チャレンジ)と同じように、参加者がリアルな現場感(ゲーム性)を味わうことができる。なお、最終ランキング(最終評価)の部分はまだ確定していないので、“-”で表示さている。
図2Fは、参加者の投稿可能期限が終了した時点の表示画面250である。参加者は、すでに終了したので、「締切」が「終了」251と表示される。参加者自身の成績253には、暫定評価に加えて最終評価も表示され、最終ランキングへの参加となる。ただし、SOTAチャレンジで投稿しているが、まだ終了していない参加者は、図示しないが、一番下に表示され、かつ暫定評価でソートされている。
(システム構成)
図3Aは、本実施形態に係る情報処理システム300の構成を示すブロック図である。
情報処理システム300は、コンペティション管理サーバ310と、クライアントの通信端末321〜32nと、ネットワーク330と、管理者の通信端末340と、を備える。コンペティション管理サーバ310は、コンペティション制御部311と、参加者管理部312と、ランキング生成部313と、コンペティション管理データベース315と、を有する。コンペティション制御部311は、コンペティション管理サーバ310が提供するAI人材教育におけるプログラミングのコンペティションの開催を制御する。参加者管理部312は、コンペティション制御部311が制御するコンペティションに参加する参加者の参加状態やランキング結果などを管理する。ランキング生成部313は、参加者の解を評価し、コンペティションの開催結果や参加者の参加状態やランキング結果などを参照して、解の評価を高い順に並べたランキングリストを生成して参加者に通知する。コンペティション管理データベース315は、上述の各部が参照するデータ、あるいは、各部が生成したデータを格納する。
クライアントの通信端末321〜32nは、ネットワーク330を介してコンペティション管理サーバ310に接続され、コンペティション管理サーバ310が開催するコンペティションへ参加して、解を投稿してランキングを受信する。管理者の通信端末340は、コンペティション管理サーバ310の状態を監視すると共に、コンペティション管理サーバ310を操作する。本実施形態におけるコンペティションの計画開催は、コンペティション管理サーバ310で自動的に行われても、管理者の通信端末340からの管理者とのインタラクションを通じて行われてもよい。なお、図3Aについての説明では、コンペティション管理サーバ310が提供する学習成果を評価するコンペティションについての説明は省略されている。
(動作シーケンス)
図3Bは、本実施形態に係る情報処理システム300の動作手順を示すシーケンス図である。なお、図3Bにおいては、コンペティション管理サーバ310が提供する開催終了後のコンペティションについてのみ説明する。また、図3Bにおいて、通信端末321〜32nはWebブラウザによりコンペティション管理サーバ310とリンクするものとする。
通信端末321〜32nは、ステップS301において、参加者の属性および参加するコンペティションなどの情報を入力して参加者の登録を行う。コンペティション管理サーバ310は、ステップS303において、通信端末321〜32nからの情報を受信してコンペティション管理データベース315に登録する。そして、正常に登録されれば、コンペティション管理サーバ310は、ステップS305において、現在開催中、計画中および終了したコンペティションの一覧を通信端末321〜32nに送信する。通信端末321〜32nは、ステップS307において、受信したコンペティションの一覧を表示する(図2B参照)。
参加者がコンペティションのテーマを選択すると、通信端末321〜32nは、ステップS309において、選択されたコンペティションをコンペティション管理サーバ310に通知する。図3Bでは、SOTAチャレンジとして開催されたコンペティションが選択されたとする。コンペティション管理サーバ310は、ステップS311において、参加を登録する。そして、コンペティション管理サーバ310は、ステップS313において、コンペティションへの参加規約を通信端末321〜32nに送信し、ステップS315において、参加者がコンペティションへの参加規約に同意すると、正式な参加が認められる。
コンペティション管理サーバ310は、ステップS317において、参加日付を設定し、その参加日付から元のコンペティションの開催期間と同じ期間を投稿可能期間として設定する。そして、コンペティション管理サーバ310は、ステップS319において、参加者の投稿可能期間と、元の通常チャレンジのコンペティションの最終ランキングリストおよびSOTAチャレンジの参加者の投稿解の評価値を含む暫定ランキングリストとを通信端末321〜32nに送信する。通信端末321〜32nでは、ステップS321において、暫定ランキングリストが表示される。
通信端末321〜32nから、ステップS331において、解の投稿処理が行われると、コンペティション管理サーバ310は、ステップS333において、解を受理する。コンペティション管理サーバ310は、ステップS335において、解の評価を行う。かかる解の評価は、元のコンペティションにおける評価基準と同じ基準が用いられる。そして、コンペティション管理サーバ310は、ステップS337において、投稿された解の評価結果により更新した暫定ランキングリストを生成する。通信端末321〜32nは、ステップS339において、投稿した解の評価結果を、更新した暫定ランキングリストにより確認することができる。
コンペティション管理サーバ310が、ステップS341において、参加者の投稿可能期間が終了したことを検出すると、ステップS343において、元のコンペティションの最終ランキングリストを投稿された解の評価結果により更新した最終ランキングリストを生成する。また、投稿された解の評価結果や最終ランキングに基づいて、ポイントやメダルが付与される。通信端末321〜32nから、ステップS345において、受信した最終ランキングリストを表示する。
《コンペティション管理サーバの機能構成》
図4は、本実施形態に係るコンペティション管理サーバ310の機能構成を示すブロック図である。
コンペティション管理サーバ310は、通信制御部401を備える。通信制御部401は、ネットワーク330を介した通信端末321〜32nとの通信を制御する。
コンペティション管理サーバ310は、参加者管理部312として、参加者情報受信部421と参加者登録部422とを備える。なお、参加者管理部312には、コンペティション管理データベース315の参加者情報データベース451も含まれる。参加者情報受信部421は、ネットワーク330を介して接続された通信端末321〜32nからの参加者情報を受信する。参加者登録部422は、参加者情報を参加者情報データベース451に登録する。
コンペティション管理サーバ310は、コンペティション制御部311として、コンペティション参加制御部411と、通常チャレンジ情報送信部412と、SOTAチャレンジ情報送信部413と、を備える。なお、コンペティション制御部311には、コンペティション管理データベース315のコンペティション情報データベース452も含まれる。コンペティション参加制御部411は、参加者が参加するコンペティションが通常チャレンジかSOTAチャレンジかにより、異なる制御を行う。主には、コンペティションの終了が、通常チャレンジでは同日であるのに、SOTAチャレンジでは参加者の参加日付によるとの相違や、ランキングの範囲の相違、特に暫定ランキング生成の相違、最終ランキングに基づく報償などの相違点がある。通常チャレンジ情報送信部412は、コンペティション参加制御部411の制御に従い、通常チャレンジに参加した参加者への情報提供を行う。SOTAチャレンジ情報送信部413は、コンペティション参加制御部411の制御に従い、SOTAチャレンジに参加した参加者への情報提供を行う。
なお、コンペティション参加制御部411と通常チャレンジ情報送信部412とは、図1の第1課題提供部101に相当し、コンペティション参加制御部411とSOTAチャレンジ情報送信部413とは、図1の第2課題提供部102に相当する。
コンペティション管理サーバ310は、ランキング生成部313として、解受信部431と、解評価部432と、ランキング更新部433と、ランキング送信部434と、を備える。なお、ランキング生成部313には、コンペティション管理データベース315のランキング情報データベース453も含まれる。解受信部431は、通信端末321〜32nからの参加者のコンペティション課題への解を受信する。解評価部432は、コンペティション課題への参加者の解を評価する。ランキング更新部433は、ランキング情報データベース453に格納された同じコンペティションの既存のランキングリストを読み出して、解評価部432の評価結果によりランキングリストを更新する。なお、通常チャレンジでは同じコンペティションの既存のランキングリストのみが更新されるが、SOTAチャレンジでは、通常チャレンジの最終ランキングリストおよびSOTAチャレンジの他の参加者の投稿も含めたランキングリストの更新が行われる。更新されたランキングリストは、ランキング情報データベース453にランキング結果として保存される。ランキング送信部434は、参加者からの解の評価成果を含むランキングリストを通信端末321〜32nに送信する。
コンペティション管理サーバ310のコンペティション管理データベース315には、参加者情報データベース451と、コンペティション情報データベース452と、ランキング情報データベース453と、が含まれる。なお、コンペティション管理データベース315内の構成は図4に限定されず、複数のデータベースが合体されても、1つのデータベースが分割されても、一部同士が合体されてもよい。参加者情報データベース451は、コンペティションに参加している参加者の情報、および、その参加者の参加内容や履歴情報、獲得スコア、ランキング、レベルなどを格納する。コンペティション情報データベース452は、AI人材教育におけるプログラミングのコンペティションのテーマ、その実施手順、コンペティション課題に関する状況などを格納する。ランキング情報データベース453は、通常チャレンジおよびSOTAチャレンジのコンペティションにおける解の評価基準、評価結果、評価結果のランキングリストを格納する。
(参加者情報データベース)
図5Aは、本実施形態に係る参加者情報データベース451の構成を示す図である。参加者情報データベース451は、コンペティションに参加している参加者の参加内容や履歴情報、獲得スコア、ランキング、レベルなどを格納し、コンペティション参加者の管理に使用される。
参加者情報データベース451は、参加者ID531に対応付けて、登録された参加者情報532と、会員か非会員かの情報533と、選択テーマ534と、各テーマ別のランキング情報535と、参加者の獲得賞金536と、参加者の獲得スコア537と、を記憶する。なお、選択テーマ534としては、選択されたテーマの識別子であるテーマIDと、通常チャレンジかSOTAチャレンジかの種類と、投稿期限(あるいは、投稿期間)とを含む。
(コンペティション情報データベース)
図5Bは、本実施形態に係るコンペティション情報データベース452の構成を示す図である。コンペティション情報データベース452は、開催されるコンペティションの運営を管理するためにコンペティション制御部311で使用される。
コンペティション情報データベース452は、コンペティションを識別するコンペティションID541に対応付けて、コンペティション種類542と、コンペティションの内容543と、他のコンペティションとの関連544と、を記憶する。なお、コンペティション種類542には、参加対象と、通常チャレンジかSOTAチャレンジかの種類、開催期間(SOTAチャレンジの場合は開始時点のみで終了時点はない)とを含む。
図5Bには、コンペティション内容として、オープンモデル提案用のコンペティション課題である「豆腐の生産・売上予測モデル」547が図示されている。また、学生会員対象のモデル提案用のコンペティション課題である「新幹線走行場所の着雪量予測モデル」548が図示されている。また、SOTAチャレンジであるオープンモデル提案用の「新幹線走行場所の着雪量予測モデル」549が図示されている。図5Bでは、コンペティションIDのNC02とSC02とが互いに、通常チャレンジとSOTAチャレンジの関連を持っている。
(コンペティション例)
図5Cは、本実施形態に係るコンペティションの一例547を示す図である。図5Cのコンペティションの一例547は、図5Bのコンペティション課題である「豆腐の生産・売上予測モデル」のコンペティション実行結果を示す。
図5Dは、本実施形態に係るコンペティションの他例の通常チャレンジ548、SOTAチャレンジ549を示す図である。図5Dのコンペティションの他例の通常チャレンジ548、SOTAチャレンジ549は、図BCのコンペティション課題である「新幹線走行場所の着雪量予測モデル」のコンペティション実行結果を示す。
(ランキング情報データベース)
図5Eは、本実施形態に係るランキング情報データベース453の構成を示す図である。ランキング情報データベース453は、ランキング生成部313が、ランキングを生成あるいは更新し、その結果を蓄積するために使用される。そのため、ランキング情報データベース453は、各コンペティションについて最新のランキングを記憶するランキング記憶部550と、各コンペティションについてランキングリストを蓄積するランキング蓄積部560とを有する。
ランキング記憶部550は、コンペティションID551に対応付けて、解情報552と、暫定ランキング553と、最終ランキング554と、を記憶する。解情報552には、複数の参加者IDに対応付けて、通常チャレンジかSOTAチャレンジかの情報と、投稿された解の内容と、解の評価値と、が含まれる。
ランキング蓄積部560は、コンペティションID551に対応付けて、ランキング結果565を記憶する。ランキング結果565は、全参加者の解評価値を含む暫定ランキングリストと、全参加者の解評価値を含む最終ランキングリストと、を含む。
なお、図5Eのランキング記憶部550においては、同じ内容の通常チャレンジのコンペティションNC02とSOTAチャレンジのコンペティションSC02とを同じとして記憶しているが、これらを別々に記憶してもよい。また、ランキング生成は間を空けて行ってもよいが、期間中の毎日、あるいは、新規の解の投稿があったタイミングで行うのが望ましい。
(ランキング更新部)
図6は、本実施形態に係るランキング更新部433の機能構成を示すブロック図である。ランキング更新部433は、通常チャレンジの場合、コンペティション開催中には参加者が投稿した解を評価して暫定ランキングリストを生成し、コンペティション終了時には最終ランキングリストを生成する。一方、SOTAチャレンジの場合、参加者の投稿可能期間中には参加者が投稿した解を評価して、元の通常チャレンジにおける最終ランキングリストおよびSOTAチャレンジの他の投稿と合体した暫定ランキングリストを生成する。また、コンペティション終了時には元の通常チャレンジにおける最終ランキングリストおよびSOTAチャレンジの現在までの他の投稿と合体した最終ランキングリストを生成する。
ランキング更新部433は、解評価結果取得部601と、通常チャレンジ期間判定部602と、SOTAチャレンジ期間判定部603と、を備える。また、ランキング更新部433は、保持ランキング取得部604と、暫定ランキング更新部605と、最終ランキング更新部606と、更新ランキング出力部607と、更新ランキング蓄積指示部608と、を備える。
解評価結果取得部601は、解評価部432から参加者の解の評価結果を取得する。通常チャレンジ期間判定部602は、コンペティション参加制御部411からの情報に基づいて、参加者が参加するコンペティションが通常チャレンジの場合に、コンペティション開始からの現在の経過日を算出する。そして、暫定ランキングか最終ランキングかを判定して暫定ランキング更新部605または最終ランキング更新部606のいずれかを起動させる。SOTAチャレンジ期間判定部603は、コンペティション参加制御部411からの情報に基づいて、参加者が参加するコンペティションがSOTAチャレンジの場合に、コンペティションへの参加者の参加開始からの現在の経過日を算出する。そして、暫定ランキングか最終ランキングかを判定して、暫定ランキング更新部605または最終ランキング更新部606のいずれかを起動させる。さらに、SOTAチャレンジ期間判定部603は、通常チャレンジの最終ランキング情報を取得するように、保持ランキング取得部604に指示する。
保持ランキング取得部604は、ランキング情報データベース453から、同じコンペティションの既存のランキングリストを取得して、起動している暫定ランキング更新部605または最終ランキング更新部606に渡す。暫定ランキング更新部605は、通常チャレンジの場合ならコンペティションの開催期間中に、SOTAチャレンジの場合なら参加者の投稿可能期間中に、参加者の解の評価値を含む暫定ランキングリストを生成する。最終ランキング更新部606は、通常チャレンジの場合ならコンペティションの開催終了時に、SOTAチャレンジの場合なら参加者の投稿可能期間終了時あるいは参加者からの投稿終了指示時に、参加者の解の評価値を含む最終ランキングリストを生成する。更新ランキング出力部607は、暫定ランキング更新部605または最終ランキング更新部606のいずれかが生成したランキングリストをランキング送信部434に出力する。更新ランキング蓄積指示部608は、更新ランキング出力部607から出力されたランキングリストを検索可能に蓄積するようランキング情報データベース453に指示する。
なお、本実施形態においては、通常チャレンジの最終ランキングリストを保持ランキング取得部604でランキング情報データベース453から読み出して、SOTAチャレンジの参加する参加者の解評価をランキングする構成として説明した。しかし、SOTAチャレンジの開始時に、通常チャレンジの最終ランキングリストを引き継ぐことにより、ランキング更新時ごとにランキング情報データベース453から読み出す必要がなくなる。
《コンペティション管理サーバのハードウェア構成》
図7は、本実施形態に係るコンペティション管理サーバ310のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図7において、図4と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省略する。
図7で、CPU(Central Processing Unit)710は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図4の構成要素を実現する。ROM(Read Only Memory)720は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。ネットワークインタフェース730は、ネットワーク330を介して通信端末321〜32nとの通信を制御する。
RAM(Random Access Memory)740は、CPU710が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM740には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。参加者情報741は、コンペティションに参加する参加者の情報である。通常チャレンジ情報742は、参加するコンペティションが通常チャレンジである場合に、通信端末321〜32nとやり取りする通常チャレンジに関連する情報である。SOTAチャレンジ情報743は、参加するコンペティションがSOTAチャレンジである場合に、通信端末321〜32nとやり取りするSOTAチャレンジに関連する情報である。課題情報744は、参加者が参加するコンペティションの課題に関連する情報である。解情報745は、参加者が投稿したコンペティションの課題への解の情報である。ランキングテーブル746は、参加者が投稿した解の評価結果を既存のランキングに挿入するためのテーブルである。送受信データ747は、ネットワーク330を介して通信端末321〜32nと送受信するデータである。
ストレージ750には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。参加者情報データベース451は、図5Aに示したコンペティションへの参加者を登録するデータベースである。コンペティション情報データベース452は、図5Bに示した開催するコンペティションの情報を格納するデータベースである。ランキング情報データベース453は、図5Eに示した各コンペティションにおける暫定ランキングリストおよび最終ランキングリストの履歴を蓄積するデータベースである。
ストレージ750には、以下のプログラムが格納される。コンペティション管理プログラム751は、コンペティション管理サーバ310の全体を制御するプログラムである。参加者登録モジュール752は、コンペティションへの参加者を参加者情報データベース451に登録するモジュールである。通常チャレンジ処理モジュール753は、参加者が参加するコンペティションが通常チャレンジの場合に、そのコンペティションを管理するモジュールである。SOTAチャレンジ処理モジュール754は、参加者が参加するコンペティションがSOTAチャレンジの場合に、そのコンペティションを管理するモジュールである。解評価モジュール755は、参加者から投稿された解を評価するモジュールである。ランキング生成モジュール756は、解評価モジュール755により評価された評価結果を、ランキング情報データベース453に蓄積された既存のランキングに組み込むモジュールである。
なお、図7のRAM740やストレージ750には、コンペティション管理サーバ310が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関連するプログラムやデータは図示されていない。
《コンペティション管理サーバの処理手順》
図8は、本実施形態に係るコンペティション管理サーバ310の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710がRAM740を使用して実行し、図4の構成要素を実現する。
コンペティション管理サーバ310は、ステップS801において、コンペティションへの参加者登録であるか否かを判定する。参加者登録である場合、コンペティション管理サーバ310は、ステップS803において、通信端末321〜32nからの参加者情報を取得する。コンペティション管理サーバ310は、ステップS805において、参加者が参加しようとするコンペティションが通常チャレンジかSOTAチャレンジかを判定する。SOTAチャレンジであると判定された場合、コンペティション管理サーバ310は、ステップS807において、参加日(登録日)からの元の通常チャレンジの開催期間と同じ期間の投稿期限を設定する。そして、コンペティション管理サーバ310は、ステップS809において、参加者を登録する。通常チャレンジの場合は主催者の開催期間を投稿期限として設定し、SOTAチャレンジの場合は参加日(登録日)からの投稿期限を設定する。
参加者登録でない場合、コンペティション管理サーバ310は、ステップS811において、通常チャレンジの投稿があったか否かを判定する。通常チャレンジの投稿があった場合、コンペティション管理サーバ310は、ステップS813において、通常チャレンジ処理を実行する。
参加者登録でなく通常チャレンジの投稿でない場合、コンペティション管理サーバ310は、ステップS821において、SOTAチャレンジの投稿があったか否かを判定する。SOTAチャレンジの投稿があった場合、コンペティション管理サーバ310は、ステップS823において、SOTAチャレンジ処理を実行する。
(通常チャレンジ処理)
図9Aは、本実施形態に係る通常チャレンジ処理S813の手順を示すフローチャートである。
コンペティション管理サーバ310は、ステップS911において、通信端末321〜32nからの参加者の解を取得する。コンペティション管理サーバ310は、ステップS913において、取得した解を評価する。コンペティション管理サーバ310は、ステップS915において、ランキング情報データベース453から同じコンペティションの最新ランキング情報をランキングテーブル746に読み出す。コンペティション管理サーバ310は、ステップS917において、解の評価値に基づいて、ランキングテーブル746の最新ランキング情報を更新する。そして、コンペティション管理サーバ310は、ステップS919において、更新された最新ランキングリストを解の送信元へ出力し、ランキング情報データベース453に履歴として蓄積する。
(SOTAチャレンジ処理)
図9Bは、本実施形態に係るSOTAチャレンジ処理S823の手順を示すフローチャートである。なお、図9Bにおいて、図9Aと同じ処理ステップには同じステップ番号を付して、重複する説明は省略する。
コンペティション管理サーバ310は、ステップS924において、通常チャレンジの最終ランキングリストをランキング情報データベース453から取得する。そして、コンペティション管理サーバ310は、ステップS925において、SOTAチャレンジに参加している他の参加者の現在まで投稿された解の評価を取得する。
本実施形態によれば、開催期間終了後のコンペティションへの擬似参加を拡大してオンライン教育の拡充を図ることができる。そのため、コンペティション開催終了後も同じ課題へのチャレンジが引き続き誘発されるので、解の著しい向上を達成することができる。
なお、本実施形態においては、暫定ランキングと最終ランキングについては、詳細に説明しなかったが、本実施形態におけるAIのプログラミングの課題に対する解には、どれだけ多くの広い範囲のデータに適用可能であるかが評価結果である。したがって、暫定ランキングを生成する時点での暫定解の評価値と、最終ランキングを生成する時点での最終解の評価値とは異なるのが普通である。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、上記第2実施形態と比べると、SOTAチャレンジがコンペ開示時点およびコンペ終了時点を決めた参加期間を有し、SOTAチャレンジを繰り返し実施する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《情報処理システムの動作概要》
図10は、本実施形態に係る情報処理システムの動作概要を示す図である。なお、図10において、図2Aと同じ構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省略する。
図10のSOTAチャレンジ1002においては、1つのコンペティションに対してコンペ参加開始時点とコンペ参加終了時点とが設定されている。この参加開始期間(本例では、1ヶ月半)の間のどの時点においても参加が可能であり、その参加時点から通常チャレンジの開催期間と同じ投稿可能期間が与えられる。図10では、開催期間および投稿可能期間は1ヶ月とする。参加者aa〜eeは、コンペ参加終了時点前に参加すれば、その時点から1ヶ月の投稿可能期間が与えられる。この場合には、各参加者の投稿可能期間の終了時が、各参加者における最終ランキングとなる。このSOTAチャレンジ1002とは別に参加者xxやyyが参加するSOTAチャレンジ1012が繰り返し実施されることになる。
図10には、SOTAチャレンジ1012が実施される場合のランキングリストは次のように生成される。すなわち、最新のSOTAチャレンジの暫定ランキングリストおよび最終ランキングは、通常チャレンジの最終ランキングリストと、既に終了したSOTAチャレンジの最終ランキングリストと、現SOTAチャレンジの他の参加者の投稿と、が参照されて決定される(図10の1003および1004参照)。
なお、図10においては、コンペ参加開始時点とコンペ参加終了時点とを設定したが、例えは2ヶ月半のコンペ開始からコンペ終了の開催期間を設定し、その開催期間中の連続する1ヶ月を参加者が投稿可能期間とする構成であってもよい。この場合には、コンペ終了時点に通常チャレンジおよびSOTAチャレンジの全参加者の最終ランキングリストが決定され公表される。
(コンペティション情報データベース)
図11は、本実施形態に係るコンペティション情報データベース1152の構成を示す図である。なお、図11において、図5Bと同様の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省略する。
コンペティション情報データベース1152には、通常チャレンジ548を元とするSOTAチャレンジ1149と1150とが開催される。SOTAチャレンジ1149と1150とには、コンペティション種類542の期間にコンペ参加終了時点が設定されている。
本実施形態によれば、SOTAチャレンジへの参加状態や解の向上レベルなどを監視しながら、SOTAチャレンジに開催計画によって参加者の拡大と解の向上を柔軟に調整することができる。
[他の実施形態]
また、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の技術的範囲で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に供給され、内蔵されたプロセッサによって実行される場合にも適用可能である。本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるサーバも、プログラムを実行するプロセッサも本発明の技術的範囲に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の技術的範囲に含まれる。

Claims (7)

  1. AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して処理する情報処理システムであって、
    開催されるコンペティションに対応付けて開催期間を記憶する開催期間記憶部と、
    記開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供部と、
    前記開催期間中に、前記課題に対して前記第1参加者から投稿された解を取得する第1解取得部と、
    前記第1参加者からの解を評価して、評価結果を高い順に並べた第1ランキングリストを提示する第1ランキング提示部と、
    前記開催期間の終了後に開催される再チャレンジのコンペティションに対応付けて、前記開催期間と同じ長さの投稿可能期間を記憶する投稿可能期間記憶部と、
    第2参加者が前記再チャレンジのコンペティションに参加した場合に、前記第2参加者に前記課題と同じ課題を提供する第2課題提供部と、
    前記第2参加者に前記課題を提供した時点から前記投稿可能期間の内に、前記課題に対して前記第2参加者から投稿された解を取得する第2解取得部と、
    前記第1ランキング提示部が提示した前記第1ランキングリストの評価結果に、前記第2参加者が投稿した解評価結果を加えて、評価結果を高い順に並べた第2ランキングリストを提示する第2ランキング提示部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記再チャレンジのコンペティションが複数回開催され、
    前記第2課題提供部は、前記第1参加者が前記再チャレンジのコンペティションに参加できる回数を制限する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記再チャレンジのコンペティションが複数回開催され、
    前記複数回の各回において、前記第2課題提供部は、前記第2参加者が前記再チャレンジのコンペティションに参加して前記第2参加者に前記課題を提供できる参加開始期間を設定し、
    前記参加開始期間の終了時に前記再チャレンジのコンペティションを終了する請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2ランキング提示部は、前記投稿可能期間中は、前記第2参加者が投稿した解への暫定評価と前記第1参加者が投稿した解への最終評価とに基づいて、暫定の前記第2ランキングリストを提示する請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記第2ランキング提示部は、前記投稿可能期間の終了時には、前記第2参加者が投稿した解への最終評価と前記第1参加者が投稿した解への最終評価とに基づいて、最終の前記第2ランキングリストを提示し、
    前記最終の第2ランキングリストにおける順位に対応したポイントおよびメダルの少なくともいずれかを、前記第2参加者に提供する請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して情報処理システムが処理する情報処理方法であって、
    前記情報処理システムの第1課題提供部が、開催されるコンペティションに対応付けて記憶された開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供ステップと、
    前記情報処理システムの第1解取得部が、前記開催期間中に、前記課題に対して前記第1参加者から投稿された解を取得する第1解取得ステップと、
    前記情報処理システムの第1ランキング提示部が、前記第1参加者からの解を評価して、評価結果を高い順に並べた第1ランキングリストを提示する第1ランキング提示ステップと、
    前記情報処理システムの第2課題提供部が、前記開催期間の終了後に開催される再チャレンジのコンペティションに第2参加者が参加した場合に、前記第2参加者に前記課題と同じ課題を提供する第2課題提供ステップと、
    前記情報処理システムの第2解取得部が、前記第2参加者に前記課題を提供した時点から、前記再チャレンジのコンペティションに対応付けて記憶された前記開催期間と同じ長さの投稿可能期間の内に、前記課題に対して前記第2参加者から投稿された解を取得する第2解取得ステップと、
    前記情報処理システムの第2ランキング提示部が、前記第1ランキング提示部が提示した前記第1ランキングリストの評価結果に、前記第2参加者が投稿した解評価結果を加えて、評価結果を高い順に並べた第2ランキングリストを提示する第2ランキング提示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  7. AI(artificial intelligence)人材教育におけるプログラミングのコンペティションを、ネットワークを介して処理する情報処理プログラムであって、
    開催されるコンペティションに対応付けて記憶された開催期間中に第1参加者に課題を提供する第1課題提供ステップと、
    前記開催期間中に、前記課題に対して前記第1参加者から投稿された解を取得する第1解取得ステップと、
    前記第1参加者からの解を評価して、評価結果を高い順に並べた第1ランキングリストを提示する第1ランキング提示ステップと、
    前記開催期間の終了後に開催される再チャレンジのコンペティションに第2参加者が参加した場合に、前記第2参加者に前記課題と同じ課題を提供する第2課題提供ステップと、
    前記第2参加者に前記課題を提供した時点から、前記再チャレンジのコンペティションに対応付けて記憶された前記開催期間と同じ長さの投稿可能期間の内に、前記課題に対して前記第2参加者から投稿された解を取得する第2解取得ステップと、
    前記第1ランキング提示部が提示した前記第1ランキングリストの評価結果に、前記第2参加者が投稿した解評価結果を加えて、評価結果を高い順に並べた第2ランキングリストを提示する第2ランキング提示ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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