JP6805486B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6805486B2
JP6805486B2 JP2015219630A JP2015219630A JP6805486B2 JP 6805486 B2 JP6805486 B2 JP 6805486B2 JP 2015219630 A JP2015219630 A JP 2015219630A JP 2015219630 A JP2015219630 A JP 2015219630A JP 6805486 B2 JP6805486 B2 JP 6805486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
shaft
hopper
scraping member
scraping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015219630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017088309A (ja
Inventor
北林 誠
誠 北林
雅和 荒金
雅和 荒金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP2015219630A priority Critical patent/JP6805486B2/ja
Publication of JP2017088309A publication Critical patent/JP2017088309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6805486B2 publication Critical patent/JP6805486B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

この発明は下水汚泥で代表される有機物含有汚泥、又は汚泥を乾留処理により炭化した炭化製品の搬送に適した搬送装置に関する。
家庭等から排出される有機物含有の排水は、一般に下水処理施設で活性汚泥法等により排水処理され、この排水処理に伴って有機物を含有した下水汚泥が発生する。
この下水汚泥の減量化処理の1つの方法として、汚泥を乾留処理により炭化することが行われている。
有機物を含有した下水汚泥の炭化処理設備では、先ず含水率80%程度まで脱水された脱水汚泥が乾燥機へと送られ、そこで所定の含水率、例えば40%程度の含水率まで乾燥処理される。この時汚泥の乾燥と併せてその粉砕が行われる。
乾燥機で乾燥処理された汚泥は、続いて炭化炉へと搬送され、そこで乾留処理により汚泥の炭化が行われる。そして最終的に乾留残渣(炭化製品)が炭化炉から排出される。
炭化炉から排出された高温の炭化製品は、冷却機に送られ常温近くまで冷却された後、加湿機にて水分量調整のための加湿が行われ、袋詰機にて所定重量毎に袋詰され、パレタイザにてパレット上に所定の段数で荷積される。
この種の炭化処理設備は、例えば下記特許文献1,特許文献2に開示されている。
上記炭化処理設備において、粉砕され粒状化した乾燥汚泥若しくは炭化製品は付着性を有するため、汚泥等が搬送路中に設けられたホッパの内壁面やスクリューコンベアの溝に付着して搬送トラブルの原因となる場合がある。例えば図10で示すようにスクリューコンベア212の直上に汚泥等を一時貯留するためのホッパ222が設けられている場合、汚泥等はホッパ222の上部開口に投入され、ホッパ222の下方に設けられているスクリューコンベア212にて搬出される。しかしながら付着性を有する汚泥等は、ホッパ222の内壁面222aに付着堆積し、その堆積物が内壁面222aから棚状に延び出し、汚泥等の落下を妨げる結果、ホッパ222の上部に汚泥等が滞留し、下部が空洞となる現象(棚吊現象)が発生する。
こうなるとホッパ222に投入された汚泥等がホッパ下方のスクリューコンベア212に供給されなくなってしまうため、作業者はホッパ222内に付着堆積した汚泥等の掻き取りを行わなければならなかった。
以上はホッパの内壁面に汚泥等が付着した例であるが、スクリューコンベア212の搬送用のスクリュー羽根とスクリュー羽根との間の溝に付着した汚泥等が成長して搬送を妨げる場合もある。このような場合も作業者は汚泥等の除去作業を行わなければならなかった。
特開平11−37656号公報 特開平11−37644号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、有機物含有汚泥又はこれを乾留処理により炭化した炭化製品を搬送する際に、スクリューコンベアやホッパの一部にこれら汚泥等が付着
堆積して搬送が阻害されるのを有効に防止し得て、連続的に汚泥等を搬送することができる搬送装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(a)スクリュー軸に螺旋状に形成された羽根部を有するスクリューコンベアと、(b)該スクリュー軸から離間して設けられ、該スクリュー軸と同じ方向に延びる回転軸と、(c)該回転軸周りに回転移動する回転掻取部材と、を備え、前記回転軸は回転力伝達部材を介して前記スクリュー軸と連結し、前記スクリュー軸と前記回転軸との回転数比が、スクリュー軸の回転数:回転軸の回転数=1:1、又は2:1、又は2の整数倍:1となるよう前記スクリュー軸と連動して回転し、前記回転掻取部材は、前記回転軸の軸直方向に延びる複数の支持体と、前記支持体に取り付けられ、前記回転軸の軸方向に延びる複数の掻取片からなるとともに、前記スクリュー軸に近接した際、前記掻取片が前記羽根部と羽根部との間に形成された溝に入り込んだ状態となる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項のものは、請求項1において、前記スクリューコンベアの投入口にホッパを備え、前記回転掻取部材を備えた前記回転軸が該ホッパ内に配置されていることを特徴とする。
請求項のものは、請求項において、前記回転掻取部材を備えた前記回転軸が前記ホッパ内に複数設けられていることを特徴とする。
請求項のものは、請求項において、何れか1つの回転軸に設けられた回転掻取部材と、他の回転軸に設けられた回転掻取部材とは、互いに近接した際、これら回転掻取部材の一部が回転軸方向に重複する位置に配置されていることを特徴とする。
請求項のものは、請求項において、前記回転軸に連結され該回転軸の回転運動を前記ホッパの内壁面に沿った往復運動に変換する掻取運動生成手段と、該掻取運動生成手段に連結され該ホッパの内壁面に沿って往復移動する直動掻取部材と、を更に備えていることを特徴とする。
請求項のものは、請求項において、前記直動掻取部材は、前記回転掻取部材に近接する方向の移動端が、該回転掻取部材の移動軌跡と重複する位置に設定されていることを特徴とする。
請求項のものは、請求項1〜の何れかにおいて、有機物含有汚泥、又は、前記有機物含有汚泥を乾留処理により炭化した炭化製品を搬送する搬送装置であることを特徴とする。
以上のように本発明は、スクリューコンベアのスクリュー軸から離間して設けられ、スクリュー軸と同じ方向に延びる回転軸と、この回転軸周りに回転移動する回転掻取部材と、を備えた搬送装置で、回転掻取部材がスクリュー軸に近接した際、スクリューコンベアの羽根部と羽根部との間に形成された溝に入り込んだ状態となる位置に回転掻取部材を配置したことを特徴としたものである。
かかる本発明によれば、回転掻取部材がスクリュー軸に近接した際、スクリューコンベアの羽根部と羽根部との間に形成された溝に入り込んで、溝に付着している汚泥等を掻き出すことができる。
本発明では、回転軸を回転駆動させるための専用の駆動モータを設けることも可能であるが、回転軸を回転力伝達部材を介してスクリュー軸に連結し、スクリュー軸と連動して回転させる。このようにすることでスクリュー軸を駆動させる駆動モータの動力を利用して回転軸及び回転掻取部材を駆動させることができるため部品点数を削減することができる。
この時、スクリュー軸と回転掻取部材を備えた回転軸との回転数比が、スクリュー軸の回転数:回転軸の回転数=1:1、又は2:1、又は2の整数倍:1となるように、回転力伝達部材の歯数比を設定することで回転掻取部材と羽根部との干渉を防止することができる。
本発明では、スクリューコンベアの投入口にホッパを設け、回転掻取部材を備えた回転軸をホッパ内に配置することができる(請求項)。
このようにすることでホッパ内を回転する回転掻取部材は、回転移動する軌跡上にある汚泥等を位置移動させる。この軌道上にホッパの内壁面から延び出した堆積物があればこれを掻き取り、ホッパの内壁面から分離することができ、ホッパ内で棚吊りが生じるのを防止することができる。
この場合、ホッパ内に回転掻取部材を備えた回転軸を複数設けておけば、ホッパ内の広い範囲で棚吊りが生じるのを防止することができる(請求項)。
更に、何れか1つの回転軸に設けられた回転掻取部材と、他の回転軸に設けられた回転掻取部材とが、互いに近接した際、これら回転掻取部材の一部が回転軸方向に重複するようにしておけば、回転掻取部材自身に汚泥等が付着してしまった場合でもこれを他方の回転掻取部材によって掻き取ることができる(請求項)。
本発明ではまた、回転軸に連結され回転軸の回転運動をホッパの内壁面に沿った往復運動に変換する掻取運動生成手段と、掻取運動生成手段に連結されホッパの内壁面に沿って往復移動する直動掻取部材と、を更に備えたものとすれば、ホッパの内壁面に付着している汚泥等を広い範囲に亘って良好に掻き取ることができ、ホッパ内で棚吊りが生じるのを防止することができる(請求項)。
ホッパの内壁面に沿って往復移動する直動掻取部材を設けるに際し、別途エアシリンダー機構を用いて直動掻取部材を動かすことも可能であるが、かかる請求項に従って回転軸と直動掻取部材とを掻取運動生成手段を介して連結することで、回転軸の回転運動を利用して直動掻取部材を往復移動させることができる。更に回転軸とスクリュー軸とが回転力伝達部材を介して連結されている場合には、スクリュー軸を駆動させる駆動モータの動力を利用して直動掻取部材を往復移動させることができる。
かかる請求項において、直動掻取部材の回転掻取部材に近接する方向の移動端が、回転掻取部材の移動軌跡と重複するように直動掻取部材の位置を設定することで、直動掻取部材の移動端まで押し下げられた汚泥等を引き続き回転掻取部材にて掻き取ることができる(請求項)。
以上のような本発明によれば、有機物含有汚泥又はこれを乾留処理により炭化した炭化製品を搬送する際に、スクリューコンベアやホッパの一部にこれら汚泥等が付着堆積して搬送が阻害されるのを有効に防止し得て、連続的に汚泥等を搬送することが可能な搬送装置を提供することができる。
本発明の搬送装置を用いた汚泥の炭化処理設備の全体構成を示した図である。 図1の炭化処理設備の炭化炉を示した図である。 本発明の一実施形態である炭化炉投入装置を示した図である。 図3の炭化炉投入装置の汚泥付着防止機構部を拡大して示した図である。 (A)図4のA―A矢視図である。(B)図4のB―B断面図である。 図4の汚泥付着防止機構部の動作説明図である。 本発明の他の実施形態である貯留搬送装置を示した図である。 図7の貯留搬送装置を異なる方向から示した図である。 本発明の更に他の実施形態である搬送装置を示した図である。 従来の汚泥の搬送装置の問題点を説明するための図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の搬送装置を用いた汚泥の炭化処理設備1の全体構成を示したものである。
図中10は受入ホッパであり、含水率80%程度まで脱水された汚泥ケーキがこの受入ホッパ10に先ず受け入れられる。
ここに受け入れられた脱水汚泥は、汚泥搬送ポンプ12にて建屋の2階部分に設置されている乾燥機14へと送られ、そこで所定の含水率、例えば40%程度の含水率まで乾燥処理される。
この乾燥機14は、回転ドラムを乾燥容器として備えており、その軸方向の一端側から内部に供給された汚泥を、回転ドラムを回転させつつ内部に沿って軸方向に移動させ、その移動の過程で熱風により汚泥を乾燥処理して、乾燥後の汚泥を軸方向の他端側から排出する。尚この乾燥機14では、汚泥の乾燥と併せてその粉砕が行われる。
続いて乾燥機14で乾燥処理された汚泥は、水平コンベヤ16により建屋1階部分に設置されている炭化炉18へと搬送される。
この炭化炉18は外熱式ロータリーキルン方式のもので、図2にも示しているように炉体20の内部に乾留容器としての円筒形状の回転ドラム(レトルト)22が設けられている。
この炭化炉18の前端部には図3で示す炭化炉投入装置92が設けられている。炭化炉投入装置92はホッパ26とスクリューコンベア24とを有する本発明の一実施形態の搬送装置で、スクリューコンベア24の投入口99にホッパ26が取り付けられ、スクリューコンベア24の搬出側の端部は炭化炉18の回転ドラム22内に挿入されている。
前段の乾燥機14で乾燥処理された汚泥は、水平コンベヤ16によりスクリューコンベア24直上に設けられたホッパ26の開口に投入され、スクリューコンベア24を経て回転ドラム22内部に投入される。
この炭化炉投入装置92については後に詳しく説明する。
炭化炉18の回転ドラム22内部に投入された汚泥は、先ず炉体20内部に配設された助燃バーナ(外熱室用バーナ)28による外熱室30内部の雰囲気加熱によって加熱される。
すると汚泥中に含まれていた可燃ガスが、回転ドラム22に設けられた吹出パイプ32を通じて外熱室30の雰囲気中に抜け出し、そしてこの可燃ガスが着火して、以後はその可燃ガスの燃焼により回転ドラム22内部の汚泥の加熱が行われる。この段階では助燃バーナ28は燃焼停止される。
回転ドラム22内部の汚泥は、図中左端から回転ドラム22の回転とともに漸次図中右方向に移って行き(回転ドラム22には若干の勾配が設けてある)、そして最終的に乾留残渣(炭化製品)が回転ドラム22の図中右端の出口38、つまり炭化炉18から排出される。
炭化炉18から排出された高温の炭化製品は、図1で示すように冷却機84に送られ常温近くまで冷却された後、炭化製品搬送コンベア85にて上方に搬送される。その後加湿
機86にて水分量調整のための加湿が行われ、一旦貯留搬送装置134のホッパ87に貯留された後、袋詰機88にて約20kg毎に袋詰され、パレタイザ90にてパレット上に所定の段数で荷積される。
40は乾燥機14に供給する熱風を発生させるための熱風発生炉で、ここでは供給された燃料が燃焼空気の供給の下で燃焼させられて熱風を発生する。本例では燃焼空気の経路上に予熱器41が設けられており、熱風発生炉40からの排ガスの熱を利用して300℃程度に予熱された燃焼空気が熱風発生炉40に供給される。
図1において点線で表されているのが熱風発生炉40で発生した熱風が流通する循環路44である。熱風発生炉40で発生した熱風は乾燥機14に供給され、更にこれを通過して、その後段のサイクロン集塵機42を通ってそこで集塵され、再び熱風発生炉40に戻されるようになっている。
サイクロン集塵機42は水平コンベア16の上方に設けられており、サイクロン集塵機42にてダストとして回収された乾燥汚泥は、そのまま水平コンベア16上に投下され炭化製品の材料にすることも可能である。
46は循環路44に設けられた循環ファン装置で、ファン48とファン48を駆動するファンモータ50を備えている。ファンモータ50はモータ回転数がインバータ制御にて変更可能とされており、モータ回転数を変更することで循環路44内を循環する循環ガス(熱風)の風量を調整することができる。
一方で熱風発生炉40には燃焼空気が定量供給されており、そのためここでは熱風の一部を抜き取るべく、熱風発生炉40の下流部において余剰の熱風を排ガスとして取り出す排出口52が設けられており、排出口52に排ガス路を構成する熱風発生炉用の排気ダクト54が接続されている。
一端を熱風発生炉40の排出口52に接続された排気ダクト54は、その一部が鉛直方向上向きに延びる鉛直ダクト54aを構成している。また鉛直ダクト54aは上方側の端部が連結ダクト58を介して、上部排気ダクト60に接続されている。
68は上部排気ダクト60に設けられた排ガスファン装置で、ファン70とファン70を駆動するファンモータ72を備えている。ファンモータ72はモータ回転数がインバータ制御にて変更可能とされており、モータ回転数を変更することで排ガスの風量を調整することができる。
この熱風発生炉用の排気ダクト54に取り出された排ガスとしての熱風は、高温状態(約700℃程度)にあり、鉛直ダクト54aに設けられた熱風発生炉熱交換器56で熱交換される。その後連結ダクト58にて炭化炉18側の排ガスと合流し、排ガスファン装置68により上部排気ダクト60を通じて図示を省略した煙突から外部に放出される。
炭化炉18には、排ガスを取り出す排出口62が設けられており、排出口62に炭化炉用の排ガス路を構成する排気ダクト64が接続されている。
一端を炭化炉18の排出口62に接続された炭化炉用の排気ダクト64は、その一部が鉛直方向上向きに延びる鉛直ダクト64aを構成している。鉛直ダクト64aは上方側の端部で連結ダクト58を介して上部排気ダクト60に接続されている。
この炭化炉用の排気ダクト64中の排ガスは、温度が700〜1000℃程度の高温度であり、炭化炉熱交換器74で熱交換され、排ガスファン装置68により連結ダクト58,上部排気ダクト60を通じて図示を省略した煙突から外部に放出される。
尚、熱風発生炉40側の鉛直ダクト54aの下端部及び炭化炉18側の鉛直ダクト64
aの下端部にはそれぞれダスト回収用のチャンバー80,80が設けられている。82は着脱可能又は開閉可能に設けられた扉である。
次に本発明の一実施形態である炭化炉18の前端部に設けられた炭化炉投入装置92について説明する。図3において、94はスクリューコンベア24のスクリュー軸、95はスクリュー軸94から螺旋状に突出したスクリュー羽根、96はスクリュー軸94及びスクリュー羽根95を内部に収納した外筒部材、98はスクリュー軸94を回転駆動させる駆動モータである。
スクリューコンベア24の投入口99にはホッパ26が取り付けられており、ホッパ26の上方に位置する水平コンベア16から乾燥汚泥がホッパ26内に投入される。ホッパ26内に投入された乾燥汚泥は、ホッパ26の下方に位置するスクリューコンベア24のスクリュー羽根95と95との間の溝100に収容され、スクリュー軸94の回転に伴ない溝100内部を前方に押出搬送される。
しかしながら乾燥汚泥は付着性を有しているためホッパ26の内壁面やスクリューコンベア24の溝100に付着堆積し、乾燥汚泥がそのままこびりついた状態となってしまう場合がある。このため本例では、これらの不具合を防止するための汚泥付着防止機構が設けられている。
図4は汚泥付着防止機構部を拡大して示した図である。
102はスクリューコンベア24の上方で、ホッパ26の内部をスクリュー軸94と略平行に延びる回転軸で、軸方向両端付近に設けられたベアリング97により回転可能に支持されている。
104は回転軸102に取り付けられ軸直交方向に延びる支持体で、回転軸102の軸方向の異なる位置に複数(ここでは7箇所)設けられている。それぞれの支持体104には、図中左右方向(軸方向)に延びる複数の掻取片106が異なる高さに取り付けられている。この炭化炉投入装置92では支持体104及び掻取片106が回転掻取部材を構成している。
回転軸102の一端側(図中左側)には歯車体108が装着され、この歯車体108はスクリュー軸94側に設けられた歯車体109とチェーン110により連結されている。
本例では、歯車体108,109及びチェーン110が本発明の回転力伝達部材を構成し、駆動モータ98の駆動力によりスクリュー軸94が回転するとその駆動力は歯車体109,108を介して回転軸102にも伝達され、回転軸102もまた回転を開始する。
これにより回転軸102に取り付けられた支持体104及び掻取片106が、図5(B)で示すように、回転軸102を中心に回転軸102とともに回転移動し、支持体104及び掻取片106が移動する軌跡上にある汚泥を位置移動させる。ホッパ26の内壁面26aから延び出した堆積物があればこれを掻き取り、ホッパ26の内壁面26aから分離することができる。
また本例では、回転軸102の回転により掻取片106がスクリュー軸94に近接した際、支持体104の先端に設けられた掻取片106が、隣接するスクリュー羽根95との間の溝100に入り込んだ状態となるように掻取片106が配置されている。このため図4で示すように、支持体104が下向きとなった時、先端に設けられた掻取片106はスクリュー羽根95間の溝100に入り込んで、溝100に付着している乾燥汚泥を掻き出すことができる。
尚、掻取片106とスクリュー羽根95との干渉を防止するため、支持体104が下向きとなった時のスクリュー羽根95の位置を一定にすべく、スクリュー軸94と回転軸102との回転数比を、スクリュー軸94の回転数:回転軸102の回転数=1:1、又は2:1、又は2の整数倍:1とする。具体的には歯車体109と歯車体108との歯数比
を、スクリュー側の歯車体109:回転軸側の歯車体108=1:1、又は1:2、又は1:2の整数倍、とする。
また本例では回転移動する上記掻取片106に加えて、ホッパ26の内壁面26aに沿って往復運動する一対の棚吊防止バー111,112が設けられている。
図4で示すように回転軸102の左右方向両端には、回転軸102の回転運動を、ホッパ26の内壁面に沿った往復運動に変換する掻取運動生成手段113,114がそれぞれ設けられている。
掻取運動生成手段113,114の上方側の端部には、掻取運動生成手段113,114それぞれの出力端を連結する連結バー115,116が設けられている。これら連結バー115,116にはそれぞれ下向きに、詳しくはホッパ26の内壁面に沿って延びる棒状の支持体117が取り付けられ、その先端に直動掻取部材としての棚吊防止バー111,112が取り付けられている。
図5(B)で示すようにホッパ26の側壁には内壁面26aの傾斜と同じ傾きで内外を貫通する貫通孔126が形成されており、支持体117はこの貫通孔126に挿通された状態で、ホッパ26外側に位置する上方側の端部で連結バー115(116)と連結されている。このためホッパ26外側での連結バー115(116)の動きは支持体117を介してホッパ26内部に位置する棚吊防止バー111(112)に伝達される。
図5(A)に掻取運動生成手段113の構成が示されている。掻取運動生成手段113は、一端側が回転軸102に固定され回転軸102とともに回転する第1リンク119と、第1リンク119の他端側に回転可能に連結された1対の第2リンク120,121と、第2リンク120,121の他端側に回転可能に連結された第3リンク122,123とを備えている。
124はホッパ26の外側で固定状態に取り付けられた保持板で、保持板124にはホッパ26の内壁面26aの傾斜角度と同じ角度で斜め方向に複数並設されたカイドローラ125が2列に並んで配置されている。第3リンク122,123は2列に並んだカイドローラ125にて両側からガイドされ、ホッパ26の内壁面26aと略平行にスライド移動可能に保持されている。
尚、掻取運動生成手段113の反対側に位置する掻取運動生成手段114についても同様に、第1リンク119、第2リンク120,121、第3リンク122,123が設けられている。
この掻取運動生成手段113は、図5(A)で示すように回転軸102が反時計方向に回転運動すると第1リンク119の他端側がそのリンク長を半径とする円を描きながら移動する。これにより同図右側の第3リンク123は第2リンク121により下向きに引き下げられる。これと同時にホッパ26の内部では図5(B)で示すように連結バー116を介して第3リンク123と連結されている支持体117及び棚吊防止バー112がホッパ26の内壁面26aに沿って下向きに移動する。
一方、図5(A)左側の第3リンク122は第2リンク120により上向きに押し上げられる。これと同時にホッパ26の内部では図5(B)で示すように連結バー115を介して第3リンク122と連結されている支持体117及び棚吊防止バー111がホッパ26の内壁面26aに沿って上向きに移動する。
図6(A)及び図6(B)は、図5の状態から回転軸102が所定角度だけ反時計方向に回転した後の状態を示した図である。図5の状態から回転軸102が回転することで図6(A)中右側の第3リンク123は下方に、図中左側の第3リンク122は上方に、それぞれスライド移動している。回転軸102が更に回転して360°回転すると各リンク及びホッパ26内の棚吊防止バー111,112は元の位置に戻る。
即ち、本例では掻取運動生成手段113,114により回転軸102の回転運動が第3
リンク122,123でのホッパ26の内壁面26aに沿った往復運動に変換され、第3リンク122,123がホッパ26の外側で往復運動すると、連結バー115,116を介して第3リンク122,123に連結されている支持体117及びその先端に取り付けられている棚吊防止バー111,112がホッパ26内で同様に往復運動する。図5(B)で表すLが往復運動した場合の棚吊防止バー111,112のストローク量である。
このように本例では棚吊防止バー111,112によりホッパ26の内壁面26aに付着している乾燥汚泥を広い範囲(ストローク量L)に亘って良好に掻き取ることができ、ホッパ26内で棚吊りが生じるのを防止することができる。
特に本例では、上記汚泥付着防止及び棚吊防止のための動作を駆動モータの数を増やすことなく実現した点を1つの特徴としており、駆動モータ98の駆動力によりスクリュー軸94が回転すると、その駆動力は回転軸102、更には第3リンク122,123に伝達され、回転軸102は回転運動を、また第3リンク122,123は往復運動を開始する。
本例では図5(B)で示すように棚吊防止バー111,112が往復運動した際の下方端の位置が、回転移動する掻取片106の軌跡と重複するように設定されている。このため棚吊防止バー111,112のストローク端まで押し下げされた乾燥汚泥を引き続き掻取片106にて掻き取ることができる。
また加湿機86(図1)の下方には、本発明の他の実施形態である貯留搬送装置134が設けられている。
この貯留搬送装置134は、加湿機86と袋詰機88が何れも間欠運転で稼動するため、袋詰機88からの要求に応じて炭化製品を供給できるように袋詰重量(約20kg)よりも若干多い40〜50kgの炭化製品を一時的に貯留するためのホッパ87を備えている。
図7,図8はこの貯留搬送装置134の構成を示した図である。
136は、炭化製品を搬出するためのスクリューコンベアで、138はスクリュー軸、140はスクリュー軸138から螺旋状に突出したスクリュー羽根、142はスクリュー軸138及びスクリュー羽根140を内部に収納した外筒部材、である。
スクリューコンベア136の上部投入口141には、炭化製品を貯留するためのホッパ87が設けられている。スクリューコンベア136の外筒部材142は図中左向きに延び出して下向きの搬出口144が形成されている。
尚、143(図8)はスクリュー軸138を回転駆動させる駆動モータで、スクリュー軸138とは図示を省略したチェーンを介して連結されている。
この貯留搬送装置134が取り扱う炭化製品も付着性を有しているため、ホッパ87の内壁面やスクリューコンベア136の隣接するスクリュー羽根140の間の溝146に付着した炭化製品がそのまま成長して搬送を妨げる場合がある。
そのため貯留搬送装置134においても以下のように汚泥付着防止機構が設けられている。
図7において、148,150はスクリューコンベア136の上方で、ホッパ87の内部をスクリュー軸138と略平行に延びる回転軸で、軸方向の左右両側に設けられたベアリング152,153によりそれぞれ回転可能に支持されている。
155は回転軸148に取り付けられ軸直交方向に延びる支持体で、回転軸148の軸方向異なる位置に、90°ずつ周方向にその突出方向を異ならせながら複数設けられている。それぞれの支持体155には異なる高さに、横方向(軸方向)に延びる複数の掻取片156が取り付けられている。ここでは支持体155及び掻取片156が回転掻取部材を構成している。
158は回転軸150に取り付けられ軸直交方向に延びる支持体で、回転軸150の軸方向異なる位置に、180°ずつ周方向にその突出方向を異ならせながら複数設けられている。それぞれの支持体158には異なる高さに、横方向に延びる複数の掻取片159が取り付けられている。ここでは支持体158及び掻取片159が回転掻取部材を構成している。
スクリュー軸138の一端側(図中右側)には歯車体160が装着されており、同様に回転軸148の一端側(図中右側)には歯車体161が装着されている。これら歯車体160及び161はチェーン162を介して連結され、回転軸148に対する回転力伝達部材はこれら歯車体160,161及びチェーン162にて構成されている。
また回転軸148の他端側(図中左側)には歯車体163が装着され、同様に回転軸150の他端側(図中左側)には歯車体164が装着されている。これら歯車体163及び164はチェーン165を介して連結され、回転軸150に対する回転力伝達部材は、歯車体160,161及びチェーン162に加えて回転軸148、歯車体163,164及びチェーン165にて構成されている。
これにより本例では駆動モータ143の駆動力によりスクリュー軸138が回転すると、その駆動力は回転軸148及び150にも伝達され、回転軸148及び150もまた回転を開始する。
これにより本例では、図8で示すように、ホッパ87の内部において回転軸148に取り付けられた支持体155及び掻取片156と、回転軸150に取り付けられた支持体158及び掻取片159とが、高さ方向に2段で回転するため、高さ方向の長い距離に亘って、支持体155及び掻取片156、更に支持体158及び掻取片159が回転する軌跡上の炭化製品を位置移動させる。この軌跡上で棚状に堆積した炭化製品の堆積物があればこれを掻き取り、堆積物をホッパ87の内壁面87aから良好に分離することができる。
また図7で示すように軸方向に隣接する掻取片156と掻取片159は、互いが近接した際、即ち掻取片156が下向きで、掻取片159が上向きとなった際、掻取片156の先端側と掻取片159の先端側とが長手方向、即ち回転軸方向に重複するように配置されている。
このようにすることで掻取片156の先端が掻取片159と掻取片159との間の隙間に進入し、掻取片159の先端が掻取片156と掻取片156との間の隙間に進入するため、掻取片自身に炭化製品が付着してしまった場合でも、他方の掻取片によって付着した炭化製品を掻き取ることができる。
また本例では図7で示すように、回転軸150の回転により掻取片159がスクリュー軸138に近接した際、支持体158の先端に設けられた掻取片159が、隣接するスクリュー羽根140間の溝146に入り込んだ状態となるように掻取片159が配置されている。
加えて本例では、掻取片159とスクリュー羽根140とが干渉しないように、スクリュー軸138と回転軸150との回転数比を、スクリュー軸138の回転数:回転軸150の回転数=1:1、又は2:1、又は2の整数倍:1とする。具体的には歯車体160,161,163,164のそれぞれの歯数をZ1,Z2,Z3,Z4とした場合、Z1×Z3:Z2×Z4=1:1、又は1:2、又は1:2の整数倍としている。
このため先端に設けられた掻取片159は丁度下向きをなった時、スクリュー羽根140と干渉することなくスクリュー羽根140間の溝146に入り込んで、溝146に付着している炭化製品を掻き出すことができる。
尚、ホッパの内壁面87aに付着し易い性状の炭化製品の場合には、図4〜図6で示すホッパの内壁面に沿って移動する直動掻取部材を更に組合せた構造とすることも可能であ
る。
尚、上記炭化処理設備1では用いられていないが、本発明はスクリューコンベアの投入口にホッパを備えていない搬送装置に対しても適用することが可能である。図9はその例を示した図である。
この図9の搬送装置170は、汚泥等を搬送するためのスクリューコンベア172を備えている。同図において174はスクリュー軸、176はスクリュー軸174から螺旋状に突出したスクリュー羽根、178はスクリュー軸174及びスクリュー羽根176を内部に収納した外筒部材、である。
180は外筒部材178に形成された上部投入口で、本例では上部投入口180にホッパは設けられていない。上部投入口180から投入された汚泥等は図中左方向に搬送され、下向きに形成された搬出口182から搬出される。
本例の搬送装置170は、スクリュー羽根176の軸方向の途中の位置に下向き搬出口182が設けられており、搬出口182の右側と左側とでスクリュー羽根176の螺旋の向きがそれぞれ逆向きに形成されている。
尚、スクリュー軸174は図示を省略する駆動モータにチェーンを介して連結されている。
本例では、搬出口182の位置から左右方向に所定長さだけ外筒部材178の内部収容空間が上方に拡張されており、その収容空間に回転軸186が配置されている。この回転軸186はスクリュー軸174の上方で、スクリュー軸174と略平行に延び、軸方向両端付近に設けられたベアリング188により回転可能に支持されている。尚192は、回転軸186上方で、外筒部材178に取り付けられた点検扉である。
同図で示すように回転軸186の一端側(図中左側)には歯車体193が装着され、この歯車体193はスクリュー軸174側に設けられた歯車体194に噛合している。
本例では、歯車体193及び歯車体194が本発明の回転力伝達部材を構成し、駆動モータの駆動力によりスクリュー軸174が回転するとその駆動力は歯車体194,193を介して回転軸186にも伝達され、回転軸186もまた回転を開始する。
190は回転軸186に取り付けられ軸直交方向に延びる回転掻取部材で、先端部が水平方向に折曲げられている。この回転掻取部材190は、回転軸186の回転によりスクリュー軸174に近接した際、回転掻取部材190の水平方向に折曲げられた先端部が、隣接するスクリュー羽根176と176との間の溝177に入り込んだ状態となるように配置されている。このため回転掻取部材190が下向きになった時、溝177に入り込んで、溝177に付着している汚泥等を掻き出すことができる。
この例は歯車体193と歯車体194との直接の噛合により回転力が伝達される構造であるが、この場合、図9(B)に示すようにスクリュー羽根176と回転掻取部材190との移動方向が同じ向きとなるため、汚泥等を掻き出す効果が低くなるおそれがある。このため本例では、歯車体194と歯車体193との歯数比は、1:1とせず、1:2若しくは1:2の整数倍として、スクリュー羽根176と回転掻取部材190との移動速度を異ならせておく。
また歯車体193と歯車体194とをチェーン等を介して連結し、スクリュー羽根176と回転掻取部材190との移動方向を異ならせることも可能である。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
1 炭化処理設備
24,136,172 スクリューコンベア
26,87 ホッパ
92 炭化炉投入装置
94,138,174 スクリュー軸
95,140,176 スクリュー羽根(羽根部)
99,141,180 投入口
100,146,177 溝
102,148,150,186 回転軸
104,155,158 支持体
106,156,159 掻取片
108,109,193,194 歯車体
111,112 棚吊防止バー(直動掻取部材)
134 貯留搬送装置
160,161,163,164 歯車体
162,165 チェーン
170 搬送装置
190 回転掻取部材

Claims (7)

  1. (a)スクリュー軸に螺旋状に形成された羽根部を有するスクリューコンベアと、
    (b)該スクリュー軸から離間して設けられ、該スクリュー軸と同じ方向に延びる回転軸と、
    (c)該回転軸周りに回転移動する回転掻取部材と、を備え、
    前記回転軸は回転力伝達部材を介して前記スクリュー軸と連結し、前記スクリュー軸と前記回転軸との回転数比が、スクリュー軸の回転数:回転軸の回転数=1:1、又は2:1、又は2の整数倍:1となるよう前記スクリュー軸と連動して回転し、
    前記回転掻取部材は、
    前記回転軸の軸直方向に延びる複数の支持体と、前記支持体に取り付けられ、前記回転軸の軸方向に延びる複数の掻取片からなるとともに、
    前記スクリュー軸に近接した際、前記掻取片が前記羽根部と羽根部との間に形成された溝に入り込んだ状態となる位置に配置されていることを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項において、前記スクリューコンベアの投入口にホッパを備え、前記回転掻取部材を備えた前記回転軸が該ホッパ内に配置されていることを特徴とする搬送装置。
  3. 請求項において、前記回転掻取部材を備えた前記回転軸が前記ホッパ内に複数設けられていることを特徴とする搬送装置。
  4. 請求項において、何れか1つの回転軸に設けられた回転掻取部材と、他の回転軸に設けられた回転掻取部材とは、互いに近接した際、これら回転掻取部材の一部が回転軸方向に重複する位置に配置されていることを特徴とする搬送装置。
  5. 請求項において、前記回転軸に連結され該回転軸の回転運動を前記ホッパの内壁面に沿った往復運動に変換する掻取運動生成手段と、
    該掻取運動生成手段に連結され該ホッパの内壁面に沿って往復移動する直動掻取部材と、
    を更に備えていることを特徴とする搬送装置。
  6. 請求項において、前記直動掻取部材は、前記回転掻取部材に近接する方向の移動端が、該回転掻取部材の移動軌跡と重複する位置に設定されていることを特徴とする搬送装置。
  7. 請求項1〜の何れかにおいて、有機物含有汚泥、又は、前記有機物含有汚泥を乾留処理により炭化した炭化製品を搬送する搬送装置。
JP2015219630A 2015-11-09 2015-11-09 搬送装置 Active JP6805486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219630A JP6805486B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219630A JP6805486B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017088309A JP2017088309A (ja) 2017-05-25
JP6805486B2 true JP6805486B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=58769716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015219630A Active JP6805486B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6805486B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6978791B2 (ja) * 2019-07-12 2021-12-08 川口精機株式会社 ホッパー装置
IT202100013064A1 (it) * 2021-05-20 2022-11-20 Clemente S R L Macchina separatrice per la lavorazione di materiale.
CN115196285B (zh) * 2022-07-07 2023-05-16 安徽宝绿光电工程有限公司 一种无轴螺旋输送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017088309A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6805486B2 (ja) 搬送装置
US11118835B2 (en) Method and apparatus for the controlled conveyance of a workpiece through a fluidized bed dryer
US4191530A (en) Dryer
JP6657815B2 (ja) 汚泥の炭化処理設備
EP3361198A1 (en) A slurry drying plant, a method for drying slurry and use of a slurry drying plant
CN203385273U (zh) 隧道式微波烘干设备
KR20160013093A (ko) 건조 탄화 장치 및 그 방법
CN104190476A (zh) 一种scr催化剂生产系统
CN204438701U (zh) 一种颗粒物料烘干装置
JP2020067187A (ja) 乾燥装置、及び乾燥システム
RU2608155C1 (ru) Шнеко-трубчатая печь (варианты)
WO2023042611A1 (ja) 炭化油化処理装置
US11407945B2 (en) Heat treatment apparatus
CN212147981U (zh) 一种尼龙布印花的烘干装置
KR101167018B1 (ko) 가연성폐기물 기체화시스템
US20150107497A1 (en) Solid waste incinerator system
JP2003065675A (ja) 有機物連続乾燥機
CN218155326U (zh) 一种用于金属废油桶回收的烘烤冷却一体机
CN207079009U (zh) 烘干制棒炭化有机废弃物集成化加工装置
CN220454278U (zh) 一种熔盐炉放料装置
CN214781633U (zh) 炭化炉
WO2023063312A1 (ja) 連続炭化装置
US20220390173A1 (en) Method and apparatus for the controlled conveyance of a workpiece through a fluidized bed dryer
RU2168684C1 (ru) Устройство для сушки корней и корневищ солодки голой " glycyrrhiza glabra l"
JP2005265323A (ja) 回転キルン装置及び熱分解施設

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6805486

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150