JP6805356B2 - 拡大カバレッジの下での測定報告 - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2017年2月3日に出願された、「Method for measurement reporting under extended coverage」と題する米国特許出願第62/454,556号の優先権および利益を主張する。
無線通信システムにおける拡大カバレッジまたはカバレッジ拡張(CE)の下での測定報告を改善するための実施形態が開示される。
I.マシン型通信(MTC)デバイス
移動体無線通信システムは、使用事例の多様なセットおよび展開シナリオの多様なセットをサポートしなければならない。ますます相互接続された世界においてより一般的になることが予想される1つの使用事例または展開シナリオは、マシンツーマシン(M2M)通信(または別名、マシン型通信(MTC))であり、これは、マシン間のおよび/またはマシンと人間との間の通信の確立を指す。M2M通信は、データ、シグナリング、測定データ、設定情報などの交換からなり得る。M2Mデバイスのサイズは、札入れのサイズから基地局のサイズまで変動し得る。M2Mデバイスは、環境状態を検知すること(たとえば、温度読取り)、計測または測定(たとえば、電力使用量など)、障害発見または誤り検出などのような適用例のために極めて頻繁に使用される。これらの適用例では、M2Mデバイスは、ほとんどアクティブにならないが、たとえば、2秒ごとに1回約200ms、60分ごとに約500msなど、サービスのタイプに応じて連続する持続時間にわたってアクティブになる。M2Mデバイスはまた、他の周波数または他のRAT上で測定を行い得る。
M2MまたはMTCデバイスは、一般に、低コストおよび低複雑度のものであることが予想される。M2M動作のために想定される低複雑度無線デバイスは、より小さいダウンリンクおよびアップリンク最大トランスポートブロックサイズ(たとえば、1000ビット)ならびに/またはデータチャネル(たとえば、PDSCH)のための1.4MHzの低減されたダウンリンクチャネル帯域幅のような、1つまたは複数の低コスト特徴を実装し得る。低コストデバイスは、半二重(HD−FDD)通信リンク能力および/または、以下の追加の特徴、すなわち、単一の受信機(1つのRx)、より小さいダウンリンクおよび/またはアップリンク最大トランスポートブロックサイズ(たとえば1000ビット)ならびにデータチャネルのための1.4MHzの低減されたダウンリンクチャネル帯域幅、のうちの1つまたは複数、をも含み得る。低コストデバイスまたはUEは、低複雑度デバイスまたはUEと呼ばれることもある。
M2Mデバイスと基地局との間の経路損失は、M2Mデバイスが、建築物の地階中など、遠隔ロケーション中にあるセンサーまたは計量デバイスとして使用されるときなど、いくつかのシナリオでは極めて大きくなり得る。そのようなシナリオでは、基地局または他の送信ポイントからの信号の受信が極めて難しい。たとえば、経路損失は、通常動作と比較して20dBよりも悪くなり得る。そのような課題に対処するために、アップリンクにおけるおよび/またはダウンリンクにおけるカバレッジは、通常カバレッジ(すなわち、レガシーカバレッジ)に対して実質的に拡張されなければならない。これは、カバレッジを拡張するためのUEにおけるおよび/または無線ネットワークノードにおける1つまたは複数の高度技法を採用することによって実現される。そのような高度技法のいくつかの非限定的な例は、(限定はしないが)送信電力ブースティング、送信信号の繰返し、送信信号に追加の冗長性を適用すること、高度/拡張受信機の使用などを含む。概して、そのようなカバレッジ拡張技法を採用するとき、M2Mデバイスは、「カバレッジ拡張モード」で動作していると見なされる。その上、低複雑度UE(たとえば、1つのRxをもつUE)が、カバレッジ拡張動作モードをサポートすることが可能であり得る。
II.狭帯域モノのインターネット(NB−IoT)
狭帯域モノのインターネット(NB−IOT)は、改善された屋内カバレッジに対処するE−UTRAの非後方互換性変形態、大量の低スループットデバイスのサポート、低遅延感度、超低デバイスコスト、低デバイス電力消費および(最適化された)ネットワークアーキテクチャに大いに基づく、セルラーモノのインターネット(IOT)のための無線アクセス方式である。
NB−IOTキャリア帯域幅(Bw2)は200KHzである。LTEの動作帯域幅(Bw1)の例は、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどである。
NB−IoTは、3つの異なる展開シナリオをサポートする。
第1の展開シナリオは、たとえば、1つまたは複数のGSMキャリアの代替としてGERANシステムによって現在使用されているスペクトルを利用する「スタンドアロン動作」である。原則として、スタンドアロン動作は、別のシステムのキャリア内にも別のシステムの動作キャリアのガード帯域内にもない任意のキャリア周波数上で動作する。他のシステムは、別のNB−IOT動作または、LTEなど、任意の他のRATであり得る。
第2の展開シナリオは、LTEキャリアのガード帯域内の未使用リソースブロックを利用する「ガード帯域動作」である。ガード帯域という用語は、ガード帯域幅と互換的に呼ばれることもある。一例として、20MHzのLTE帯域幅(すなわち、Bw1=20MHzまたは100個のRB)の場合、NB−IOTのガード帯域動作は、中心18MHz外であるが20MHz LTE BW内のどこにでも配置され得る。
第3の展開シナリオは、通常LTEキャリア内のリソースブロックを利用する「帯域内動作」である。帯域内動作は、帯域幅内動作(in−bandwidth operation)と互換的に呼ばれることもある。より一般的には、別のRATの帯域幅内のあるRATの動作も、帯域内動作と呼ばれる。一例として、50個のRBのLTE帯域幅(すなわち、Bw1=10MHzまたは50個のRB)では、50個のRB内の1つのリソースブロック(RB)上のNB−IOT動作が、帯域内動作と呼ばれる。
NB−IoTでは、ダウンリンク送信は、すべてのシナリオ、すなわち、スタンドアロン、ガード帯域、および帯域内について、レガシーLTEの場合のように15kHzサブキャリア間隔および同じシンボルおよびサイクリックプレフィックス持続時間をもつOFDMに基づく。UL送信について、SC−FDMA上の15kHzサブキャリア間隔をもつ基づくマルチトーン送信と、3.75kHzまたは15kHzのいずれかのサブキャリア間隔をもつシングルトーン送信の両方がサポートされる。
ダウンリンク送信は、15kHzサブキャリア間隔をもつOFDMに基づく。アップリンク送信は、シングルトーンまたはマルチトーン(3、6または12トーン)送信をサポートする、SC−FDMAに基づく。
III.セル探索
LTEのFDD設定では、ダウンリンク(DL)サブフレーム#0およびサブフレーム#5が、同期信号(すなわち、PSSとSSSの両方)を搬送する。TDD設定では、無線フレームごとに同期信号の2つのペアが、それぞれ、サブフレーム0および1、ならびに5および6によって搬送される。簡潔のために、および説明を簡略化するために、本明細書ではセル探索がFDD設定のみに関して説明される。ただし、FDDシステムにおけるセル探索とTDDシステムにおけるセル探索とに関して有意な差がなく、このため、説明は、容易にTDDシナリオに適応され得る。
未知のセル(たとえば、新しいネイバーセル)を識別するために、無線デバイスは、そのセルのタイミングを、最終的に物理セルID(PCI)を収集する。その後、無線デバイスは、(アイドルモードにおける無線デバイス制御モビリティの場合)無線デバイス自体によって使用するために、および/またはネットワークノードに測定を報告するために、新たに識別されたセルのRSRPおよび/またはRSRQをも測定する。合計、504個のPCIがある。
それゆえ、UEは、DLサブフレーム#0中のおよび/またはDLサブフレーム#5中の受信されたPSS/SSS信号を、あらかじめ規定されたPSS/SSSシーケンスのうちの1つまたは複数と相関させることによって、セルを探索または識別する(すなわち、セルのPCIを収集する)。PCI収集のためのサブフレーム#0のおよび/またはDLサブフレーム#5中の使用は、無線デバイス実装形態に依存する。無線デバイスは、少なくとも(1つまたは複数の)サービングキャリア周波数上のネイバーセルを識別することを定期的に試みる。ただし、無線デバイスはまた、ネットワークノードによってそうするように設定されたとき、(1つまたは複数の)非サービングキャリア上のセルを探索し得る。無線デバイス電力消費を最小化するために、一般に、無線デバイスは、同期信号を搬送するDLサブフレームのうちの1つ、すなわち、#0または#5中で探索する。無線デバイスのバッテリー電力をさらに節約するために、無線デバイスは、非DRXにおいてまたは短いDRXサイクル(たとえば、最大40ms)において40msごとに1回、周波数内キャリア上の新たに検出可能なネイバーセルを探索する。より長いDRXサイクルでは、無線デバイスは、一般に、DRXサイクルごとに1回、新たに検出可能なネイバーセルを探索する。各探索試み中に、無線デバイスは、一般に、5〜6msの無線サンプルのスナップショットを記憶し、記憶された信号を知られているPSS/SSSシーケンスと相関させることによって、それらのサンプルを後処理する。5〜6msの無線サンプルを収集する理由は、(1つまたは複数の)ネイバーセルがサービングセルに同期していない場合、無線デバイスは、同期信号を正確にどこで見つけるべきかを知らないが、5msごとに送信される1つのそのような信号があることを知っていることである。非DRXでは、無線デバイスは、800ms内に(RSRS/RSRQ測定を含む)周波数内セルを識別することが可能である(すなわち、セル識別(PCI収集)およびRSRP/RSRQ測定のための、それぞれ、15個および5つのサンプルを含む合計20回の試み)。
eMTC/feMTCのための現在の探索要件は、CEModeAおよびCEModeBまたは通常カバレッジおよび拡張カバレッジを含むカバレッジモードに依存する。eMTC/feMTC/Nb−IOTのためのカバレッジモードおよび異なるカバレッジエリアが、以下の詳細な説明セクションにおいて説明される。接続状態では、無線デバイスチャネル帯域幅が、限定され得、システム帯域幅内のどこにでもあり得るので、eMTC/feMTC UEは、セル探索プロシージャを実施するためにギャップを必要とし得る。ただし、PSS/SSSは、常に、中心の6つのPRB上で送信される。ギャップは、セルのPCIを読み取り、収集するために、中心PRBに再同調するために無線デバイスによって使用される。このため、セル識別遅延は、一般にLTE無線デバイスに必要なものよりもはるかに長い。さらに、遅延は、ギャップパターンIDにも依存する。
周波数内カテゴリーM1 CEModeAセル識別遅延および測定遅延が、3GPP TS 36.133 v13.6.0からの表8.13.2.1.1.1−1中に明記されており、これは、FDD周波数内セルのためのセル識別遅延および測定遅延に関する以下の要件を明記している。
Figure 0006805356
対応する周波数内カテゴリーM1 CEModeB要件は、以下のように、すでに識別されたセルおよび検出されている隣接セルのEs/iotに依存する。
Figure 0006805356
上記の表によって参照される、3GPP TS 36.133 v13.6.0からの表8.13.3.1.1.1−1は、FDD周波数内セルのためのセル識別遅延および測定遅延に関する以下の要件を明記している。
Figure 0006805356
UEカテゴリーNB1としても知られるNB−IoTの場合、リリース13のセル識別要件がアイドル状態において規定される。カテゴリーM1と同様に、これらの要件は、カバレッジモードにも依存する。要件は、通常カバレッジと比較して拡張カバレッジの場合、より緩和され、すでに検出されたセルのEs/Iotにも依存する。しかしながら、NB−IoTセル探索は、アイドル状態において実施されるので、ギャップは必要とされない。最も短いDRXサイクル長の場合、検出遅延は、通常カバレッジにおいて51秒として明記され、測定期間は、1.28秒として明記される。しかしながら、拡張カバレッジにおける対応する要件は最大532秒であるが、測定期間は通常カバレッジの場合と同じままである。厳密な要件は、通常カバレッジの場合、TS 36.133 v13.6.0における表4.6.2.2−1中に、拡張カバレッジの場合、36.133 v13.6.0における表4.6.2.4−3中に見つけられ得る。
IV.無線デバイス測定
無線デバイスによって行われる無線測定は、一般に、いくつかの知られている参照シンボルまたはパイロットシーケンスを介して、サービングセル上でならびにネイバーセル上で実施される。測定は、周波数内キャリア上、(1つまたは複数の)周波数間キャリア上、ならびに(1つまたは複数の)RAT間キャリア上(UEがそのRATをサポートするかどうかUE能力に応じる)のセル上で行われる。ギャップを必要とする無線デバイスのための周波数間およびRAT間測定を可能にするために、ネットワークは、測定ギャップを設定する。
測定は、様々な目的のために行われる。いくつかの例示的な測定目的は、モビリティ、測位、自己組織化ネットワーク(SON)、ドライブテストの最小化(MDT)、オペレーションおよびメンテナンス(O&M)、ネットワークプランニングおよび最適化などである。LTEネットワークにおける測定の例は、(PCI収集とも呼ばれる)セル識別、参照シンボル受信電力(RSRP)、参照シンボル受信品質(RSRQ)、SNR、BLER、NRSRP、NRSRQ、S−RSRP、RS−SINR、CSI−RSRP、システム情報(SI)の収集、セルグローバルID(CGI)収集、参照信号時間差(RSTD)、UE RX−TX時間差測定、RTT、TOA、TDOA、AOA、同期外れ(Out of Synchronization)(out of sync)検出および同期(In Synchronization)(in−sync)検出からなる無線リンク監視(RLM)などである。無線デバイスによって実施されるCSI測定が、ネットワークによってスケジューリング、リンク適応などのために使用される。CSI測定またはCSI報告の例は、CQI、PMI、RIなどである。それらは、CRS、CSI−RSまたはDMRSのような参照信号に関して実施され得る。
測定は、単方向(たとえば、DLまたはUL)または双方向(たとえば、Rx−Tx、RTTなど、ULおよびDL成分を有する)であり得る。
DLサブフレーム#0およびサブフレーム#5は、同期信号(すなわち、PSSとSSSの両方)を搬送する。未知のセル(たとえば、新しいネイバーセル)を識別するために、無線デバイスは、そのセルのタイミングを、最終的に物理セルID(PCI)を収集する。これは、セル探索またはセル識別、さらにはセル検出と呼ばれる。その後、無線デバイスは、無線デバイス自体を使用するために、および/またはネットワークノードに測定を報告するために、新たに識別されたセルのRSRPおよび/またはRSRQをも測定する。合計、504個のPCIがある。セル探索も、測定のタイプである。
測定は、すべてのRRC状態において、すなわち、RRCアイドル状態およびRRC接続状態において行われる。
無線デバイスによって実施される上記の測定のいずれかが、無線デバイスによって別のノード、たとえば、ネットワークノード、別の無線デバイスなどに報告され得る。
無線通信システムにおける測定を報告するための現在のソリューションによれば、現在の要件が適用された場合、特に、無線デバイスが拡張カバレッジの下で動作している場合、サービングセルに送信された測定結果がネットワークノード(たとえば、サービングネットワークノード)において正常に受信されないことがある。これは、測定結果を含んでいるチャネルのアップリンク受信品質が、必要とされるレベルを下回り得、サービングネットワークノードの受信機における復号失敗をもたらし得るからである。さらに、アップリンクおよびダウンリンクの電力レベルならびに/または無線状態が異なり得る。言い換えれば、特に拡張カバレッジの下での現在の報告機構が、信頼できず、無線デバイスが報告した測定結果に依拠するプロシージャの障害をもたらすことになる。そのようなプロシージャの例は、スケジューリング電力制御、モビリティ、SON、MDT、測位、ネットワークプランニングなどである。
本明細書で開示される実施形態は、測定結果が取得される測定および/またはイベントのタイプに応じて、測定結果を搬送する信号の繰返し数を適応させることによって、測定結果のアップリンク送信の成功を改善する。繰返し数は、たとえば、ネットワークノードに対する無線デバイスのカバレッジ拡張(CE)レベル、あらかじめ規定されたルール、および/または過去に使用された1つまたは複数の履歴繰返し値を含む、様々な他のファクタにも依存し得る。有利なことに、(RSRP/RSRQ/NRSRP/NRSRQなどの)測定結果が、ネットワークノードにおいておよび適時に正しく受信され得、それにより、そのような測定結果に依拠するプロシージャの有効性および効率を改善する。
それに応じて、一態様では、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスからネットワークノードに測定を報告するための方法が提供される。本方法は、少なくとも1つの測定を実施するために少なくとも1つの測定設定を取得することと、アップリンク送信設定を取得することとを含む。アップリンク送信設定は、ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告するために無線デバイスによって使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに関連する少なくとも1つのパラメータを含む。その上、アップリンク信号の繰返しレベルは、少なくとも1つの測定が実施される測定および/またはイベントのタイプに少なくとも部分的に依存する。本方法は、少なくとも1つの測定結果を取得するために、少なくとも1つの測定を実施することと、取得されたUL送信設定を適用することによって、ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告することとをさらに含む。
いくつかの実施形態では、アップリンク信号の繰返しレベルは、さらに、ダウンリンク信号の繰返しレベル、別のネットワークノードから受信された情報、ネットワークノードに対する無線デバイスのカバレッジ拡張(CE)レベル、あらかじめ規定されたルール、および/または過去に使用された1つまたは複数の履歴繰返し値のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に依存する。
いくつかの実施形態では、本方法は、ネットワークノードから、少なくとも1つの測定結果に依拠するプロシージャを実装するための命令を受信することをも含む。
別の態様では、上記の実施形態のうちのいずれかの方法を行うことを設定するための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、機能ユニットまたはモジュールとして具現され得、各々が、方法の機能に対応する。無線デバイスは、方法を実装するトランシーバ、処理回路要素、およびメモリなど、様々な構成要素をも含み得る。
別の態様では、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスからネットワークノードに測定を報告するために無線デバイスを設定するための方法が提供される。本方法は、無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するように設定されているのか、実施するように設定されるべきであるのかに関する情報を取得することを含む。本方法は、無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するように設定されているのか、実施するように設定されるべきであるのかに関する取得された情報に基づいて、無線デバイスのためのアップリンク(UL)送信設定を決定することをさらに含む。UL送信設定は、ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告するために無線デバイスによって使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに関連する少なくとも1つのパラメータを含む。その上、アップリンク信号の繰返しレベルは、少なくとも1つの測定が実施される測定および/またはイベントのタイプに少なくとも部分的に依存する。本方法は、決定されたUL送信設定を伴って無線デバイスを設定することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、測定および/またはイベントのタイプは、周期報告型またはイベントトリガ型のいずれかであり、アップリンク信号が、イベントトリガ型測定を報告するために使用されるとき、繰返しレベルは、アップリンク信号が周期的測定を報告するために使用されるときよりも高い。
いくつかの実施形態では、本方法は、少なくとも1つの測定結果を受信することと、プロシージャを実装するために少なくとも1つの測定結果を使用することとをも含む。プロシージャは、無線デバイスによって実装される部分を含み得、したがって、本方法は、プロシージャの無線デバイス部分を実装するようにとの命令を無線デバイスに送ることをも含み得る。
別の態様では、上記のネットワークノードの方法の実施形態のうちのいずれかの方法を行うことを設定するためのネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、機能ユニットまたはモジュールとして具現され得、各々が、方法の機能に対応する。ネットワークノードは、方法を実装するトランシーバ、処理回路要素、およびメモリなど、様々な構成要素をも含み得る。
本明細書の実施形態は、対応するコンピュータプログラム、キャリア、およびコンピュータプログラム製品をも含む。
図面は、開示される主題の選択された実施形態を例示する。図面において、同様の参照ラベルは同様の特徴を意味する。
開示される主題の一実施形態による、通信システムを例示する図である。 開示される主題の一実施形態による、無線通信デバイスを例示する図である。 開示される主題の一実施形態による、ネットワークノードを例示する図である。 無線デバイスの例示的な動作方法のフローチャートを例示する図である。 開示される主題の別の実施形態による、無線通信デバイスを例示する図である。 ネットワークノードの例示的な動作方法のフローチャートを例示する図である。 開示される主題の別の実施形態による、ネットワークノードを例示する図である。
以下の説明は、開示される主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示例として提示され、開示される主題の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。たとえば、説明される実施形態のいくらかの詳細は、開示される主題の範囲から逸脱することなく、変更、省略、または拡大され得る。
I.動作シナリオの概略的な説明
いくつかの実施形態では、UEまたは無線デバイスという非限定的な用語が互換的に使用される。本明細書のUEは、無線信号を介してネットワークノードまたは別のUEと通信することが可能な任意のタイプの無線デバイスであり得る。UEはまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシン型UEまたはマシンツーマシン通信(M2M)が可能なUE、低コストおよび/または低複雑度UE、UEを装備したセンサー、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込み装備(LEE:laptop embedded equipped)、ラップトップ搭載機器(LME:laptop mounted equipment)、USBドングル、顧客構内機器(CPE)などであり得る。
また、いくつかの実施形態では、「無線ネットワークノード」という一般用語が使用される。無線ネットワークノードは、基地局、無線基地局、基地トランシーバ局、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、RNC、エボルブドノードB(eNB)、ノードB、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレーノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)のいずれかを備え得る、任意の種類の無線ネットワークノードであり得る。
いくつかの実施形態では、UEは、PCellおよびPSCellを伴って、あるいはデュアルコネクティビティおよび/またはキャリアアグリゲーションにおいてなど、PCell、PSCellおよび1つまたは複数のSCellを伴って設定され得る。設定されたセルは、UE固有であり、別名、UEのサービングセルである。
UEは、すでにUEによって識別されたサービングセルによってサーブされる。UEは、さらに、ターゲットセルまたはネイバーセルと呼ばれることがある、少なくとも1つの別のセルを識別する。いくつかの実施形態では、サービングセルおよびネイバーセルは、それぞれ、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードによってサーブまたは管理される。いくつかの実施形態では、サービングセルおよびネイバーセルは、同じネットワークノード、たとえば、第1のネットワークノードによってサーブまたは管理される。
実施形態は、低アクティビティ状態または高アクティビティ状態におけるUEに適用可能である。低アクティビティ状態の例は、RRCアイドル状態、アイドルモードなどである。低アクティビティ状態の例は、RRC接続状態、アクティブモード、アクティブ状態などである。UEは、DRXにおいてまたは非DRXにおいて動作するように設定され得る。DRXにおいて動作するように設定された場合、UEは、UEがネットワークノードから新しい送信を受信する限り、依然として非DRXに従って動作し得る。
UEは、そのUEのサービングセルに対する通常カバレッジまたは拡張カバレッジのいずれかの下で動作し得る。拡張カバレッジは、互換的に拡大カバレッジとも呼ばれる。UEは、複数のカバレッジレベル(CE)、たとえば、通常カバレッジ(別名、CEレベル0)、拡張カバレッジレベル1(CE1)、拡張カバレッジレベル2(CE2)、拡張カバレッジレベル3(CE3)などにおいても動作し得る。少なくとも2つのカバレッジレベルの下での動作をサポートするUEは、たとえば、セル、たとえば、一度に、サービングセルに対する通常カバレッジまたは拡張カバレッジのいずれかの下で動作し得る。
通常カバレッジおよび拡大カバレッジ動作は、一般に、システム帯域幅、別名、セルBW、セル送信BW、DLシステムBWなどと比較して、より狭いUE RF帯域幅上で行われ得る。いくつかの実施形態では、UE RF BWは、システム帯域幅のものと同じであり得る。狭いRF BWの例は、200KHz、1.4MHzなどである。システムBWの例は、200KHz、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどである。拡大/拡張カバレッジの場合、UEは、レガシーシステムにおいて動作するときのUEの能力と比較して、より低い信号品質レベル(たとえば、SNR、SINR、サブキャリア当たりの平均受信信号エネルギー対サブキャリア当たりの総受信電力の比(Es/Iot)、RSRQなど)の下で動作することが可能であり得る。カバレッジレベル拡張は、動作シナリオとともに変動し得、UEタイプにも依存し得る。たとえば、不良なカバレッジをもつ地階中にあるUEは、セル境界におけるUE(たとえば−3dB)と比較して、より大きなレベルのカバレッジ拡張(たとえば20dB)を必要とし得る。
UEのカバレッジレベルは、任意のセル、たとえば、サービングセル、非サービングセル、ネイバーセルなどに対して規定され得る。カバレッジレベルは、互換的にカバレッジ拡張(CE)レベルとも呼ばれる。たとえば、セルに対するCEレベルは、そのセルからUEにおいて受信される信号レベルに関して表され得る。代替的に、セルに対するUEのCEレベルは、UEからセルにおいて受信される信号レベルに関して表され得る。一例として、受信された信号レベルは、セルに対するUEにおける受信信号品質および/または受信信号強度に関して表され得る。より詳細には、カバレッジレベルは、
− セルに対するUEにおける受信信号品質および/または受信信号強度ならびに/あるいは
− UEに対するセルにおける受信信号品質および/または受信信号強度
に関して表され得る。
信号品質の例は、SNR、SINR、CQI、RSRQ、NRSRQ、CRS Es/Iot、SCH Es/Iotなどである。信号強度の例は、経路損失、経路利得、RSRP、NRSRP、SCH_RPなどである。
表記Es/Iotは、
− UEアンテナコネクタにおける、シンボルの有用な部分中の、すなわち、サイクリックプレフィックスを除く、RE当たりの受信エネルギー(サブキャリア間隔に対して正規化された電力)であるEs、対
− UEアンテナコネクタにおいて測定されたあるREのための総雑音および干渉の受信電力スペクトル密度(REにわたって積算され、サブキャリア間隔に対して正規化された電力)であるIot
の比として規定される。
CEレベルは、2つまたはそれ以上の離散レベルまたは値、たとえば、CEレベル1、CEレベル2、CEレベル3などに関しても表される。以下を備える、UEにおける信号品質(たとえば、SNR)に対して規定された2つのカバレッジレベルの一例について考える。
− セルに対するUEにおけるSNR≧−6dBを含むカバレッジ拡張レベル1(CE1)、および
− セルに対するUEにおける−15dB≦SNR<−6dBを含むカバレッジ拡張レベル2(CE2)。
上記の例では、CE1は、互換的に通常カバレッジレベル、ベースラインカバレッジレベル、参照カバレッジレベル、レガシーカバレッジレベルなどと呼ばれることもある。一方、CE2は、拡張カバレッジまたは拡大カバレッジレベルと呼ばれることがある。
別の例では、2つの異なるカバレッジレベル(たとえば、通常カバレッジおよび拡張カバレッジ)が、以下のように、信号品質レベルに関して規定され得る。
− 通常カバレッジのための要件は、あるセルに対するUEの無線状態が、SCH Es/Iot≧−6dBおよびCRS Es/Iot≧−6のように規定されるという条件で、そのセルに対してUEカテゴリーNB1について適用可能である。
− 拡張カバレッジのための要件は、あるセルに対するUEの無線状態が、SCH Es/Iot≧−15dBおよびCRS Es/Iot≧−15のように規定されるという条件で、そのセルに対してUEカテゴリーNB1について適用可能である。
また、セルに対するUEのカバレッジレベルを規定するパラメータが、ネットワークノードによってUEにシグナリングされ得る。そのようなパラメータの例は、UEカテゴリーM1にシグナリングされるCEModeAおよびCEModeBであり、たとえば、
− UEカテゴリーM1が、CEMode A、SCH Es/Iot≧−6dBおよびCRS Es/Iot≧−6dBを伴って設定されるという条件で、CEMode Aのための要件が適用され、ならびに
− UEカテゴリーM1が、CEMode B、SCH Es/Iot≧−15dBおよびCRS Es/Iot≧−15dBを伴って設定されるという条件で、CEMode Bのための要件が適用されるものとする。
上記の例では、Es/Iotは、サブキャリア当たりの受信電力対サブキャリア当たりの雑音を含む総干渉の比である。
説明される実施形態は、任意の好適な通信規格をサポートし、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプの通信システムにおいて実装され得る。一例として、いくらかの実施形態は、図1に例示されているものなど、LTEネットワークまたはNRネットワークにおいて実装され得る。
図1を参照すると、通信ネットワーク100が、複数の無線デバイス105と、複数の無線アクセスノード110とを備える。通信ネットワーク100は、対応する無線アクセスノード110を介してコアネットワーク120に接続されるセル115に編成される。無線アクセスノード110は、無線通信デバイス間の、または無線通信デバイスと(固定電話などの)別の通信デバイスとの間の通信をサポートすることに適した追加のエレメントとともに、無線通信デバイス105と通信することが可能である。
無線デバイス105は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを含む通信デバイスを表し得るが、これらの無線デバイスは、いくらかの実施形態では、図2によってより詳細に例示されている例示的な無線デバイス105など、デバイスを表し得る。同様に、例示されている無線アクセスノードは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを含むネットワークノードを表し得るが、これらのノードは、特定の実施形態では、図3によってより詳細に例示されている例示的な無線アクセスノード110など、デバイスを表し得る。
図2を参照すると、無線デバイス200が、処理回路要素205と、メモリ210と、トランシーバ回路要素215と、アンテナ220とを備える。いくらかの実施形態では、UE、MTCまたはM2Mデバイス、および/あるいは他のタイプの無線通信デバイスによって与えられるものとして説明される機能性の一部または全部は、図2に示されているメモリなど、コンピュータ可読媒体に記憶された命令を実行するデバイスプロセッサによって与えられ得る。代替実施形態は、本明細書で説明される機能性のいずれかを含むデバイスの機能性のいくらかの態様を与えることを担当し得る、図2に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。
図3を参照すると、無線アクセスノード300が、ノード処理回路要素305と、メモリ310と、ネットワークインターフェース315と、トランシーバ回路要素320と、アンテナ325とを備える。いくらかの実施形態では、基地局、ノードB、eノードB、gノードB、および/または他のタイプのネットワークノードによって与えられるものとして説明される機能性の一部または全部は、図3に示されているメモリ310など、コンピュータ可読媒体に記憶された命令を実行するノードプロセッサ305によって与えられ得る。無線アクセスノード300の代替実施形態は、本明細書で説明される機能性および/または関係するサポート機能性など、追加の機能性を与えるための追加の構成要素を備え得る。
図4は、無線デバイス(たとえば、無線デバイス105)を動作させる方法400を例示するフローチャートである。特に、方法400は、ネットワーク100など、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスからネットワークノードに測定を報告する方法である。方法400は、無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するために少なくとも1つの測定設定を取得する、ステップS405を含む。方法400は、アップリンク(UL)送信設定を取得するステップS410をさらに含み、アップリンク送信設定は、ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告するために無線デバイスによって使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに関連する少なくとも1つのパラメータを備える。一実施形態では、アップリンク信号の繰返しレベルは、少なくとも1つの測定が実施される測定および/またはイベントのタイプに少なくとも部分的に依存する。方法400は、少なくとも1つの測定結果を取得するために、少なくとも1つの測定を実施するステップS415をも含む。方法400は、ステップS420をさらに含み、それにより、少なくとも1つの測定結果は、取得されたUL送信設定を適用することによってネットワークノードに報告される。一実施形態では、本方法は、ネットワークノードから、プロシージャを実装するための命令を受信するステップS425を随意に含み、プロシージャは、少なくとも1つの測定結果に依拠する。
方法400は、図示されていない追加のステップをも含み得る。たとえば、方法400は、ネットワークノードに対する無線デバイスのカバレッジ拡張レベル、ダウンリンク信号の繰返しレベル、および/または過去に使用された1つまたは複数の履歴繰返し値を取得するステップをさらに含み得る。方法400は、別のネットワークノードから情報を受信するステップおよび/またはあらかじめ規定されたルールを参照するステップをも含み得る。受信された情報および/または決定された情報は、少なくとも1つの測定結果を報告するために使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに影響を及ぼすかまたは作用し得る。コンテキストのために方法400のステップのより詳細な説明が以下で与えられる。
ステップ405において、無線デバイスは、少なくとも1つの測定を実施するために少なくとも1つの測定設定を取得する。少なくとも1つの測定は、1つまたは複数の対応するセルからの1つまたは複数の信号に関する測定を含み得る。無線デバイスは、ノードに1つまたは複数の測定の結果を報告するようにさらに設定され得る。そのようなノードの例は、たとえば、ネットワークノード、または直接UE間動作(たとえばD2D、V2V動作など)が可能な別の無線デバイスを含む。無線デバイスはまた、ノードに測定結果を送信するために使用されるべき特定の(1つまたは複数の)報告機構を伴って設定され得る。報告機構の例は、周期報告、イベントトリガ型報告、イベントトリガ型周期報告、ワンショット報告などである。ワンショット報告は、無線デバイスに報告を送る1つのインスタンスをもつ周期報告の特殊な事例と見なされることもある。
イベントトリガ型報告(またはイベントトリガ型周期報告)は、イベントのトリガリングに応答して無線デバイスによって実施され得る。そのようなイベントの例は、以下の通りである。
− イベントA1。サービングセルが、絶対しきい値よりも良くなる。
− イベントA2。サービングセルが、絶対しきい値よりも悪くなる。
− イベントA3。ネイバーセルが、サービングセルに対するオフセットよりも良くなる。
− イベントA4。ネイバーセルが、絶対しきい値よりも良くなる。
− イベントA5。サービングセルが、ある絶対しきい値よりも悪くなり、ネイバーセルが、別の絶対しきい値よりも良くなる。
ステップ410において、UEは、ノード(たとえば、別のUE、ネットワークノードなど)に測定報告または結果を送信するためにUEによって使用されるべき1つまたは複数の繰返しレベルに関係する少なくとも1つのパラメータを備える、アップリンク信号送信設定を取得する。取得された信号送信設定は、セルに対する、たとえば、UEのサービングセルであり得る、第1のセル(cell1)に対するUEのカバレッジレベルにさらに関連し得る。
UEは、以下の機構のうちの1つまたは複数に基づいて、1つまたは複数の繰返しレベルを含む、アップリンク信号送信設定を取得し得る。
− あらかじめ規定されたルールまたは要件、たとえば、常に使用されるべき、あるカバレッジ拡張レベルにおけるUL信号(たとえば、PUSCH、PUCCH、NPUSCHなど)の最大の可能な繰返し(たとえば、CEモードBまたは拡張カバレッジレベルの下でのPUSCHの場合、2048)、
− 履歴または統計、たとえば、過去に使用された繰返し値の平均、
− UEによって使用されるUL信号の直近の繰返し値、
− ネットワークノード(たとえば、サービングeNB、コアネットワークノード、測位ノードなど)からアップリンク信号送信設定を受信することによって。
上述のように、1つまたは複数の繰返しレベルは、カバレッジ拡張(CE)レベルに基づいて決定され得る。UEは、UEが測定の結果を報告する先のノード(たとえば、cell1)に対するUEのCEレベルを決定し得る。一般に、ネットワークは、異なるメトリックに基づいて、UEのカバレッジ拡張(CE)レベルを決定し、異なるメトリックは、以下を含み得る。
− UEおよび/またはネットワークノード無線測定結果、
− UEモビリティプロファイル、
− UEロケーション情報、
− UE能力。
繰返しレベルは、制御チャネルにおいてDCIの一部(たとえば、DCI−0)として送信されるかまたは示され得る。その場合、UEは、アップリンク信号を送信するためにこの繰返しレベルを適用し得る。このステップにおいて、UEはまた、対応するイベント報告遅延が拡大されるべきであるという指示、または取得されたアップリンク繰返しレベルが≧2である場合に追加の遅延が予想され得るという指示として、この情報を使用し得る。
一例では、UEは、ネットワークノードから受信された指示、たとえば、UEが、CEモードA(すなわち、通常カバレッジレベル)を伴って設定されたのか、CEモードB(拡張カバレッジレベル)を伴って設定されたのかの指示に基づいて、ネットワークノードに対するUEのCEレベルを決定し得る。別の例によれば、UEは、たとえば、cell1において使用されるPRACH繰返しの数に基づいて、ランダムアクセスプロシージャ中に、ノードに対するUEのCEレベルを決定し得る。別の例では、UEは、1つまたは複数の無線測定およびあらかじめ規定されたルールに基づいて、たとえば、SINR≧−6dBである場合は通常カバレッジにおいて、またはSINR<−6dBである場合は拡張カバレッジにおいて、ノードに対するUEのCEレベルを決定し得る。別の例では、UL繰返しレベルを決定するためのルールおよび原理が、ネットワークノードのための以下で説明されるルールおよび原理と同様であり得る。
ステップS415において、UEは、少なくとも1つの測定を実施し、これは、ネットワークノードから受信された測定設定(たとえば、測定のタイプ、イベントをトリガするためのしきい値、報告機構など)に従って設定された無線測定(たとえば、イベント)について下位レイヤを監視することを含み得る。UEは、次いで、受信された測定設定に基づいて、1つまたは複数の無線測定をさらに実施する。UEは、さらに、実施された測定の結果を処理し、それらの結果を、1つまたは複数のタスクまたはプロシージャ、たとえば、ステップS420において説明されるように結果を報告することのために使用し得る。
ステップS420において、UEは、ノード(たとえば、サービングネットワークノード、コアネットワークノード、測位ノード、別のUEなど)に、(ステップS410において受信された)少なくとも受信されたUL信号送信設定に基づいて、実施された測定の結果(たとえば、トリガされたイベント、周期報告など)を報告する。UEは、報告または送信された結果に関連する対応する報告遅延要件をさらに満たし得る。報告遅延要件は、あらかじめ規定され得る。
現在の要件は、イベントトリガ型測定報告遅延がセル識別遅延(たとえば、Tidentify intra_UE cat M1)よりも小さくなることを可能にする。この遅延は、いかなるL3フィルタ処理をも除く。しかしながら、関係するイベントがトリガされたセルが、セル識別遅延(たとえば、Tidentify intra_UE cat M1)に対応する時間期間の間、検出可能であり、次いで、≦5秒の期間の間、検出不可能になる場合、イベントトリガ型測定報告遅延要件は、そのセルのタイミングが、あるしきい値(たとえば、±50Ts)よりも多く変化せず、L3フィルタ処理が使用されないという条件で、L1測定期間(たとえば、TMeasurement_Period_UE cat M1, Intra)として指定される。
わかるように、どちらの場合も、報告遅延は、アップリンクにおける必要とされる繰返し数を考慮しない。開示される方法によれば、ネットワークノードが、報告結果のためのアップリンク信号繰返しレベル≧2を伴ってUEを設定する場合、イベント報告の追加の遅延が予想され得る。この追加の遅延は、いかなるタイプギャップをも除く。ギャップは、一般に、周波数間測定を実施することと、異なるキャリア(たとえば、非サービングキャリア)上でセルの周波数同期を取得することとを行うために使用される。いくつかの特定の例では、ギャップは、他の検出可能なUEの同期を取得するために使用されることさえある。ギャップのいくつかの例は、測定ギャップおよびUE自律ギャップである。
一例では、UEが、物理チャネル(たとえば、PUSCH)にわたってマッピングされるRRCメッセージ(たとえば、DCCHなど、論理専用制御チャネル)中で測定結果をサービングセル(たとえば、cell1)に報告するように設定されると仮定する。さらに、UEが、それぞれ、N1(たとえば、N1=8)およびN2(たとえば、N2=256)の繰返しレベルをもつ通常カバレッジおよび拡張カバレッジにおいて、結果を報告するために設定されると仮定する。一例では、N1および/またはN2の値はあらかじめ規定される。第2の例では、N1およびN2の値は、ネットワークノードによってUEにおいて設定される。第3の例では、N1およびN2の値は、UEによって自律的に決定される。UEが、サービングセルに対する拡張カバレッジレベルにある場合、UEは、N2(すなわち、256)個のUL連続サブフレームを含む遅延不確実性にわたってまたは制御チャネルの256個のUL連続TTI(たとえば、FDDまたはHD−FDDのためのDCCHの256*TTI)にわたって、PUSCHを使用してサービングセルに結果を報告することになる。TDDの場合、cell1に結果を送信することについての遅延不確実性は、N2(すなわち、256)個のUL連続サブフレームまたは制御チャネルのTTI(すなわち、DCCH TTI)を含み得る。この場合(すなわち、TDD)、実際の遅延は、cell1において使用されるTDD設定に依存することになる。DCCH TTIの例示的な値は、1msである。
図5は、一実施形態による、無線デバイスまたはUE500の機能ブロック図を例示する図である。UE500は、方法400のステップS405の機能を行うように適応された、測定設定取得モジュール505と、ステップS410の機能を行うように適応された、送信設定取得モジュール510と、ステップS415の機能を行うように適応された、測定実施モジュール515と、ステップS420の機能を行うように適応された、測定報告モジュール520と、随意に、ステップS425の機能を行うように適応された、プロシージャ命令受信モジュール525とを含む。
図6は、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスからネットワークノード(たとえば、無線アクセスノード110)に測定を報告するために無線デバイスを設定する方法を例示するフローチャートである。方法600は、無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するように設定されているのか、実施するように設定されるべきであるのかに関する情報が、たとえば、ネットワークノードによって取得されるステップ605を含む。方法600は、無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するように設定されているのか、実施するように設定されるべきであるのかに関する取得された情報に基づいて、無線デバイスのためのアップリンク(UL)送信設定をネットワークノードが決定する、ステップS610をさらに含む。アップリンク送信設定は、ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告するために無線デバイスによって使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに関連する少なくとも1つのパラメータを備える。一実施形態では、アップリンク信号の繰返しレベルは、少なくとも1つの測定が実施される測定および/またはイベントのタイプに少なくとも部分的に依存する。方法600は、決定されたUL送信設定が無線デバイスを設定するために使用されるステップS615をも含む。
一実施形態では、方法600は、無線デバイスから、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上にマッピングされた無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップS620を随意に含み、RRCメッセージは、少なくとも1つの測定結果を含む。方法600は、少なくとも1つの測定結果がプロシージャを実装するために使用されるステップS625をさらに含み得る。プロシージャは、無線デバイスによって実装されるべき部分を含み得、このため、ステップS625は、プロシージャの無線デバイス部分を実装するようにとの命令を無線デバイスに送ることを含み得る。そのようなプロシージャの例は、スケジューリング電力制御、モビリティ、SON、MDT、測位、ネットワークプランニングなどを含む。
方法600は、図示されていない追加のステップをも含み得る。たとえば、方法600は、ネットワークノードに対する無線デバイスのカバレッジ拡張レベル、ダウンリンク信号の繰返しレベル、および/または過去に使用された1つまたは複数の履歴繰返し値を決定するステップをさらに含み得る。方法400は、別のネットワークノードから情報を受信するステップおよび/またはあらかじめ規定されたルールを参照するステップをも含み得る。受信された情報および/または決定された情報は、少なくとも1つの測定結果を報告するために使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに影響を及ぼすかまたは作用し得る。コンテキストのために方法600のステップのより詳細な説明が以下で与えられる。
ステップS605において、ネットワークノードは、無線デバイスまたはUEが、1つまたは複数のセル上で1つまたは複数の無線測定を実施するように設定されたかどうかに関する情報を取得する。ネットワークノードは、以下の機構のうちの1つまたは複数に基づいて、
− ネットワークノードによって無線デバイスに送られた測定設定に基づいて、
− 別のノード、たとえば、別のネットワークノードおよび/または無線デバイスから受信された情報に基づいて、
− 無線デバイスから受信された前に測定結果に基づいて、
− 無線デバイスから受信された指示に基づいて、
− あらかじめ規定されたルールまたは情報、たとえば、無線デバイスは、セッションの開始時に少なくともある最小数の無線測定を伴って設定される、を使用して、
そのような情報ノードを取得し得る。
ステップS610において、ネットワークノードは、別のノードに1つまたは複数の無線測定の結果を報告するためにUEによって使用されるべきアップリンク信号送信設定を決定するために、ステップS605において取得または決定された情報を使用する。そのようなノードの例は、ネットワークノード自体を含み得、ネットワークノードは、サービングセル(cell1)、コアネットワークノード、測位ノードなどであり得るか、または直接D2D動作が可能な別のUEなどであり得る。
測定報告(たとえば、周期報告、イベント報告など)がネットワークノードによってUEのために設定されなかったことを、S605における取得された情報が示す場合、一例では、この方法はスキップされ得る。しかしながら、そのような場合、一実施形態によれば、ネットワークノードは、UEが将来の時間において結果を報告することを可能にするために、あるデフォルトアップリンク信号送信設定を依然として決定し得る。
アップリンク信号送信設定は、UEが無線測定の結果を送信するべきであるアップリンク信号のある数の繰返しに関連する少なくとも1つのパラメータを備え得る。本明細書での繰返しは、たとえば、前記UEが、第1の信号(あるいは、トリガされたイベントおよび/または周期報告および/またはイベントトリガ型周期報告などを備える、信号の初期バージョンまたはその信号のオリジナルバージョン)を送信し、少なくとも第2の信号をも送信することを意味し、ここで、第2の信号は、第1の信号の同一のコピーである。本明細書での繰返し数は、イベント報告を備える信号の第1のまたは初期の送信のコピーまたは後続のコピーの数を意味する。同じ信号の繰返しが、時間領域および/または周波数領域の両方において実施され得る。アップリンク信号の例は、PUCCH、PUSCH、NPUSCHなどを含む。たとえば、信号繰返しパラメータは、UEが、無線測定の結果を搬送する信号を送信することができる繰返しの最大数、たとえば、その結果を送信するためのPUSCH繰返しの最大数を備え得る。信号繰返しパラメータは、さらに、UEのカバレッジ拡張レベルに関連し得、たとえば、8および256のPUSCH繰返しが、それぞれ、通常カバレッジおよび拡張カバレッジにおいてUEのために設定され得る。
測定結果(たとえばトリガされたイベント)を送信するために使用されるべきである信号送信設定に関する情報は、ネットワークノードに知られているか、あらかじめ規定されるか、またはあらかじめ規定されたルールに基づいて決定され得る。たとえば、イベントを報告するために使用されるアップリンクデータチャネル(たとえば、PUSCH、NPUSCH)のために使用される繰返し数は、UEの異なるカバレッジレベルのためにあらかじめ規定され得る。
別の例では、結果(たとえば、イベント)を報告するために使用されるべき異なる繰返し数は、決定されたカバレッジレベルおよび/またはDL信号/チャネルの繰返し数に応じて(たとえば、仕様において)指定され得る。
また別の例では、サービングネットワークノードは、ネットワークにおける第2のノード(たとえば、ネイバーノード、UE、コアネットワークノードまたは任意の他のSONタイプのノード)から、異なるカバレッジレベルのために使用するための繰返しレベルに関する情報を取得し得る。
また別の例では、UEにシグナリングされる信号送信設定は、UEにおいて設定された異なるタイプの測定および/またはイベントに依存し得る。たとえば、いくつかのイベントは、周期報告のために設定され得、他のイベントは、イベントトリガ型報告のために設定される。イベントトリガ型報告は1回のみ報告され、それゆえ、ネットワークノードにおけるそれらの正常な受信が重要であるので、イベントトリガ型報告のためにより高い繰返し数を設定することが適切であり得る。しかしながら、周期報告のために設定されたイベントは、それらのイベントが、いずれにせよ周期的に送信されることになり、したがって、同じまたは同様の情報が受信ネットワークノードにおいて後の時点において受信され得るので、より少ない繰返し数を伴って設定され得る。周期イベント報告を伴特定の一例では、信号送信設定は、報告周期性にも依存し得る。繰返しレベルは、報告周期性の増加とともに減少し得る。
また別の例では、ULにおける繰返しレベルは、第1の状態が満たされる場合、DLと同じであり得、他の場合、または第2の状態が満たされる場合、DLとは異なり得る。
また別の例では、測定結果を報告するために使用される信号送信設定は、測定結果の重要性レベル(significance level)、重要度レベル(importance level)、重大度レベル(criticality level)、または優先度レベル(priority level)に基づいて異なる。たとえば、より多数のUL繰返しが、より重大または重要である測定のために使用される。たとえば、測位測定が、モビリティのために実施される測定と比較してより重大であると見なされ得る。別の例では、CSI測定(すなわち、スケジューリング、電力制御などのために使用される)が、モビリティのために実施される測定と比較して、また測位測定と比較して、より重大であると見なされ得る。
異なるタイプのイベント報告のために必要とされる繰返し数(K)を備えるUL送信設定の2つの異なる例が、以下で表1および表2に示されている。
Figure 0006805356
Figure 0006805356
上記の例1および例2に示されているように、1つまたは複数の繰返しレベルは、カバレッジ拡張(CE)レベルに基づいて決定され得る。UEは、UEが測定の結果を報告する先のノード(たとえば、cell1)に対するUEのCEレベルを決定し得る。しかしながら、一般に、ネットワークが、異なるメトリックに基づいて、UEのカバレッジ拡張(CE)レベルを決定し、異なるメトリックは、以下を含み得る。
− UEおよび/またはBS無線測定結果、
− UEモビリティプロファイル、
− UEロケーション情報、
− UE能力。
たとえば、ネットワークノードは、cell1(たとえば、サービングセル)に対する、RSRPおよび/またはRSRQおよび/またはSINRまたはSNRなど、UE無線測定を取得し、ネットワークノードに関連するターゲットエリアにおけるそのカバレッジを決定し得る。
別の例では、ネットワークノードは、cell2(たとえば、ネイバーセル)に対する、RSRPおよび/またはRSRQおよび/またはSINRまたはSNRなど、UE無線測定を取得し、ネットワークノードに関連するターゲットエリアにおけるそのカバレッジを決定し得る。cell1とcell2とは、同じネットワークノードまたは異なるネットワークノードによってサーブされ得る。
ネットワークノードは、たとえば、UL SINR、UL信号強度などを含む、カバレッジレベルを決定するために、UEによって送信される信号に関する1つまたは複数の無線測定を実施し得る。ネットワークノードはまた、サービングセルに対する、および/または少なくとも1つのネイバーセル、たとえば、cell2に対するUEカバレッジレベルをより正確に決定するために、UE測定と、ネットワークノードによって実施されるUL測定とを組み合わせ得る。
ネットワークノードはまた、エリアにおけるUEカバレッジを決定するために、UEモビリティプロファイルを観測し得る。UEモビリティプロファイルは、ドップラースピードなど、UEスピードまたは速度、UE移動方向、UE加速度、UE軌道などのうちの1つまたは複数によって特徴づけられる。たとえば、UEの動きの方向およびスピードに基づいて、ネットワークノードは、将来におけるある時間におけるUEカバレッジを予測し得る。ネットワークノードは、UEのUL信号を測定することによって、UEモビリティプロファイルを決定し得る。
ネットワークノードはまた、エリアにおけるUEカバレッジを決定するために、UEロケーション情報を取得し、この情報を使用し得る。UEのロケーションは、GNSSまたはA−GNSS、拡張セルID、信号の到達時間(TOA)、OTDOAなど、位置特定方法の1つまたは組合せに基づいて決定され得る。UEロケーションは、たとえば、UEがアイドル状態にあるとき、UEをページングすることによっても取得され得る。ロケーション情報は、地理ロケーションおよび/または論理ロケーション、たとえば、ロケーション座標、既知のロケーションをもつ物体へのUE近接度、セルにおけるまたはセル部分におけるUEロケーション、トラッキングエリア内のロケーションなどを備え得る。
ネットワークノードは、UEが、拡張カバレッジ、たとえば、SINR<−6dBの下で動作すること(すなわち、信号を受信および/または送信すること)が可能であるかどうかを示すUE能力情報をも取得し得る。UE能力情報は、UEからおよび/またはUE能力を含んでいる別のネットワークノードから取得され得る。たとえば、UE能力情報が、UEが拡張カバレッジの下で動作することが可能であることと、UEが拡張カバレッジ(たとえば、SINR=−10dB)の下で物理的にも動作していることとを示す場合、ネットワークは、UEが拡張カバレッジにおいて実際に動作していると見なし得る。
ネットワークノードは、上述の1つまたは複数の基準を使用することによって、エリアにおけるUEのカバレッジレベルをも連続的にまたは定期的に監視し得る。これは、ネットワークノードが、たとえば、第1のネットワークノードに対するおよび/または少なくとも1つの第2のネットワークノードに対する、エリアにおけるUEのカバレッジレベルの任意の変更を知ることを可能にする。
信号送信設定のシグナリングは、アップリンクにおける推奨繰返し数を使用することによって、UEが測定結果(たとえば、イベント)を報告することを可能にすることになる。結果として、測定結果(たとえば、イベント)は、ノード(たとえば、サービングネットワークノード)において正しく受信されることになる。対照的に、現在のソリューションによれば、測定報告遅延は、純粋にダウンリンクチャネルに依存する。また別の利点は、ULリソースのスケジューリングが、繰返し数を考慮する場合、より効率的であり得ることである。
現在の要件は、最大、セル識別遅延(たとえば、Tidentify intra_UE cat M1)の、最大のイベントトリガ型測定報告遅延を指定する。この遅延は、いかなるL3フィルタ処理をも除く。しかしながら、関係するイベントがトリガされたセルが、セル識別遅延(たとえば、Tidentify intra_UE cat M1)に対応する時間期間の間、検出可能であり、次いで、≦5秒の期間の間、検出不可能になる場合、イベントトリガ型測定報告遅延要件は、そのセルのタイミングが、あるしきい値(たとえば、±50Ts)よりも多く変化せず、L3フィルタ処理が使用されないという条件で、L1測定期間(たとえば、TMeasurement_Period_UE cat M1, Intra)として指定される。
わかるように、どちらの場合も、報告遅延は、アップリンクにおける必要とされる繰返し数を考慮しない。すなわち、既存のソリューションでは、測定結果は、UEのサービングセルに対するUE CEにかかわらず、繰返しなしにサービングセルに送信される。主要な問題は、現在の要件が適用された場合、特に、UEが拡張カバレッジの下で動作している場合、測定結果(たとえば、イベント)がノード(たとえば、サービングネットワークノード)において正常に受信されないことがあることである。これは、測定結果を含んでいる信号(たとえば、PUSCH)のUL繰返しなしのアップリンク受信品質が、必要とされるレベルを下回ることになり、サービングネットワークノードの受信機における復号失敗をもたらすことになるからである。さらに、アップリンク繰返しとダウンリンク繰返しとが同一でないことがある。これは、アップリンク繰返しレベルが、たとえば、異なる送信電力レベルおよび/または異なる無線状態により、対応するダウンリンク繰返しよりもはるかに高くなり得るからである。言い換えれば、特に拡張カバレッジの下での現在の報告機構が、信頼できず、UEが報告した測定結果に依拠するプロシージャの障害をもたらすことになる。そのようなプロシージャの例は、スケジューリング電力制御、モビリティ、SON、MDT、測位、ネットワークプランニングなどである。
既存の報告機構の短所を緩和するために、UEが、拡張カバレッジの下で動作しており、アップリンク送信のための繰返しを必要とする場合、測定結果の報告における追加の遅延が許容され得る。この追加の遅延は、いかなるタイプギャップをも除く。ギャップは、一般に、周波数間測定を実施することと、異なるキャリア(たとえば、非サービングキャリア)上でセルの周波数同期を取得することとを行うために使用される。いくつかの特定の例では、ギャップは、他の検出可能なUEの同期を取得するために使用されることさえある。ギャップのいくつかの例は、測定ギャップおよびUE自律ギャップである。
ステップS615において、ネットワークノードは、アップリンク信号のある数の繰返しに関連する少なくとも1つのパラメータを備える決定された信号送信設定を伴ってUEを設定する(たとえば、UE設定をシグナリングまたは送信する)。UL信号は、ノードに測定結果を送信するためにUEによって使用されるべきである。UEへの送信信号送信設定は、あらかじめ規定され得るインデックスまたは識別子に関して表され得、インデックスは、ノードに測定結果(たとえば、イベント)を報告するためにUEによって使用されるべき繰返しレベルの推奨値に対応する。別の例では、信号送信設定に対応するインデックスは、サービングネットワークノードによってブロードキャストされ得る。一例では、信号送信設定に関係する情報は、専用RRCシグナリングを使用してUEにシグナリングされ得る。
ステップS620において、ネットワークノードは、ノードに、たとえば、UEのサービングセルにUEによって報告された測定(たとえば、イベント、周期測定など)の結果を受信する。測定(たとえば、イベント)の結果は、1つまたは様々な動作タスクまたはプロシージャのためにネットワークノードによって使用され得る。動作タスクの例は、測位、信号のスケジューリング、ULおよび/またはDL電力制御、ドライブテストの最小化(MDT)、測定を集めること、測定統計を取得すること、UEロケーションに関連する測定のマップを作成すること、SON、リソース最適化、モビリティ、UE送信タイミング制御、タイミングアドバンスなどである。
図7は、一実施形態による、ネットワークノード700の機能ブロック図を例示する図である。ネットワークノード700は、方法600のステップS605の機能を行うように適応された、測定設定取得モジュール705と、ステップS610の機能を行うように適応された、送信設定決定モジュール710と、ステップS615の機能を行うように適応された、UE設定モジュール715と、ステップS620の機能を行うように適応された、測定受信モジュール720とを含む。ネットワークノード700は、方法600のステップS625の機能を行うように適応されたプロシージャ実装モジュール725をも含み得る。
図2に示されているように、無線デバイスが汎用マイクロプロセッサを含む実施形態では、コンピュータプログラム製品が提供され得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読命令を備えるコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ210)を含む。コンピュータ可読媒体は、限定されないが、磁気媒体(たとえば、ハードディスク)、光媒体(たとえば、DVD)、メモリデバイス(たとえば、ランダムアクセスメモリ)など、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読命令は、処理回路要素205によって実行されたとき、コンピュータ可読命令が、無線デバイスに、上記で説明されたステップ(たとえば、図4中のフローチャートを参照しながら上記で説明されたステップ)を実施させるように設定される。他の実施形態では、無線デバイスは、コードの必要なしに、本明細書で説明されるステップを実施するように設定され得る。すなわち、たとえば、処理回路要素205は、1つまたは複数のASICからなるにすぎないことがある。このため、本明細書で説明される実施形態の特徴は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実装され得る。
同様に、図4に示されているように、ネットワークノードが汎用マイクロプロセッサを含む実施形態では、コンピュータプログラム製品が同じく提供され得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読命令を備えるコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ310)を含む。コンピュータ可読媒体は、限定されないが、磁気媒体(たとえば、ハードディスク)、光媒体(たとえば、DVD)、メモリデバイス(たとえば、ランダムアクセスメモリ)など、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読命令は、処理回路要素305によって実行されたとき、コンピュータ可読命令が、ネットワークノードに、上記で説明されたステップ(たとえば、図6中のフローチャートを参照しながら上記で説明されたステップ)を実施させるように設定される。他の実施形態では、ネットワークノードは、コードの必要なしに、本明細書で説明されるステップを実施するように設定され得る。すなわち、たとえば、処理回路要素305は、1つまたは複数のASICからなるにすぎないことがある。このため、本明細書で説明される実施形態の特徴は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実装され得る。
本開示の様々な実施形態が(添付の書類を含む)本明細書で説明されたが、それらの実施形態は、限定ではなく、例として提示されたにすぎないことを理解されたい。したがって、本開示の広さおよび範囲は、上記で説明された例示的な実施形態のうちのいずれかによって限定されるべきでない。その上、本明細書で別段に規定されていない限りまたはコンテキストによって別段に明確に否定されていない限り、それらのすべての考えられる変形形態における上記で説明されたエレメントの任意の組合せが、本開示によって包含される。
さらに、上記で説明され、図面において例示されたプロセスは、ステップのシーケンスとして示されたが、これは、説明のためにのみ行われた。したがって、いくつかのステップが追加され得、いくつかのステップが省略され得、ステップの順序が並べ替えられ得、いくつかのステップが並列に実施され得ることが企図される。

Claims (28)

  1. 無線通信ネットワークにおいて無線デバイスからネットワークノードに測定を報告する方法であって、前記方法は、
    少なくとも1つの測定を実施するために少なくとも1つの測定設定を取得すること(S405)と、
    アップリンク(UL)送信設定を取得すること(S410)であって、前記UL送信設定が、前記ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告するために前記無線デバイスによって使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに関連する少なくとも1つのパラメータを備え、前記アップリンク信号の前記繰返しレベルは、前記少なくとも1つの測定が実施される測定および/またはイベントのタイプに少なくとも部分的に依存する、アップリンク(UL)送信設定を取得すること(S410)と、
    少なくとも1つの測定結果を取得するために、少なくとも1つの測定を実施すること(S415)と、
    取得された前記UL送信設定を適用することによって、前記ネットワークノードに前記少なくとも1つの測定結果を報告すること(S420)と
    を含み、
    前記アップリンク信号の前記繰返しレベルが2以上の場合、前記無線デバイスが、追加の遅延を有する報告遅延要件の下で前記少なくとも1つの測定結果を報告する、
    方法。
  2. 前記アップリンク信号の前記繰返しレベルが、さらに、
    ダウンリンク信号の繰返しレベル、
    別のネットワークノードから受信された情報、
    前記ネットワークノードに対する前記無線デバイスのカバレッジ拡張(CE)レベル、
    あらかじめ規定されたルール、および/または
    過去に使用された1つまたは複数の履歴繰返し値
    のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に依存する、請求項1に記載の方法。
  3. 測定および/またはイベントの前記タイプが、前記測定および/または前記イベントの重要性レベルを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 測定および/またはイベントの前記タイプが、チャネル状態情報(CSI)測定、測位のための測定、測位イベント、無線リンク監視のための測定、自己組織化ネットワークのための測定、ドライブテストの最小化のための測定、モビリティのための測定、またはモビリティイベントのうちの1つである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記アップリンク信号が、CSI測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号がモビリティイベントに関して実施される測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項4に記載の方法。
  6. 前記アップリンク信号が、CSI測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号が測位イベントに関して実施される測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項4に記載の方法。
  7. 前記アップリンク信号が、測位イベントに関して実施される測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号がモビリティイベントに関して実施される測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項4に記載の方法。
  8. 測定および/またはイベントの前記タイプが、周期報告型またはイベントトリガ型のいずれかであり、前記アップリンク信号が、イベントトリガ型測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号が周期的測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの測定結果が、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上にマッピングされた無線リソース制御(RRC)メッセージ中で前記ネットワークノードに報告される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ネットワークノードから、プロシージャを実装するための命令を受信すること(S425)であって、前記プロシージャが、前記少なくとも1つの測定結果に依拠する、プロシージャを実装するための命令を受信すること(S425)
    をさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記プロシージャが、スケジューリングプロシージャ、電力制御プロシージャ、モビリティプロシージャ、自己組織化ネットワークプロシージャ、ドライブテストの最小化プロシージャ、およびネットワークプランニングプロシージャのうちの1つである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記少なくとも1つの測定結果を報告するために前記無線デバイスによって使用されるべき繰返しの最大数である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 無線通信ネットワークにおいて無線デバイスからネットワークノードに測定を報告するために前記無線デバイスを設定する方法であって、前記方法は、
    前記無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するように設定されているのか、実施するように設定されるべきであるのかに関する情報を取得すること(S605)と、
    前記無線デバイスが、少なくとも1つの測定を実施するように設定されているのか、実施するように設定されるべきであるのかに関する取得された前記情報に基づいて、前記無線デバイスのためのアップリンク(UL)送信設定を決定すること(S610)であって、前記UL送信設定が、前記ネットワークノードに少なくとも1つの測定結果を報告するために前記無線デバイスによって使用されるべきアップリンク信号の繰返しレベルに関連する少なくとも1つのパラメータを含み、前記アップリンク信号の前記繰返しレベルは、前記少なくとも1つの測定が実施される測定および/またはイベントのタイプに少なくとも部分的に依存する、アップリンク(UL)送信設定を決定すること(S610)と、
    決定された前記UL送信設定を伴って前記無線デバイスを設定すること(S615)と
    を含み、
    前記アップリンク信号の前記繰返しレベルが2以上の場合、前記無線デバイスが、前記少なくとも1つの測定結果を報告することにおける追加の遅延を許容される、
    方法。
  14. 前記アップリンク信号の前記繰返しレベルが、さらに、
    ダウンリンク信号の繰返しレベル、
    別のネットワークノードから受信された情報、
    前記ネットワークノードに対する前記無線デバイスのカバレッジ拡張(CE)レベル、
    あらかじめ規定されたルール、および/または
    過去に使用された1つまたは複数の履歴繰返し値
    のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に依存する、請求項13に記載の方法。
  15. 測定および/またはイベントの前記タイプが、前記測定および/または前記イベントの重要性レベルを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 測定および/またはイベントの前記タイプが、チャネル状態情報(CSI)測定、測位イベント、またはモビリティイベントのうちの1つである、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記アップリンク信号が、CSI測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号がモビリティイベントに関して実施される測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項15に記載の方法。
  18. 前記アップリンク信号が、CSI測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号が測位イベントに関して実施される測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項15に記載の方法。
  19. 前記アップリンク信号が、測位イベントに関して実施される測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号がモビリティイベントに関して実施される測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項15に記載の方法。
  20. 測定および/またはイベントの前記タイプが、周期報告型またはイベントトリガ型のいずれかであり、前記アップリンク信号が、イベントトリガ型測定を報告するために使用されるとき、前記繰返しレベルは、前記アップリンク信号が周期的測定を報告するために使用されるときよりも高い、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記無線デバイスから、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上にマッピングされた無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することであって、前記RRCメッセージが、前記少なくとも1つの測定結果を含む、無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することをさらに含む、請求項13から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つの測定結果を受信することと、
    プロシージャを実装するために前記少なくとも1つの測定結果を使用することと、
    前記プロシージャの無線デバイス部分を実装するようにとの命令を前記無線デバイスに送ることと
    をさらに含む、請求項13から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記プロシージャが、スケジューリングプロシージャ、電力制御プロシージャ、モビリティプロシージャ、自己組織化ネットワークプロシージャ、ドライブテストの最小化プロシージャ、およびネットワークプランニングプロシージャのうちの1つである、請求項22に記載の方法。
  24. 前記少なくとも1つのパラメータが、前記少なくとも1つの測定結果を報告するために前記無線デバイスによって使用されるべき繰返しの最大数である、請求項13から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を実施するように適応された、無線デバイス(105、200、500)。
  26. 無線デバイス(200)であって、
    トランシーバ(215)と、
    プロセッサ(205)と、
    前記プロセッサ(205)によって実行されたとき、前記無線デバイスに、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を含んでいるメモリ(210)と
    を備える、無線デバイス(200)。
  27. 請求項13から24のいずれか一項に記載の方法を実施するように適応された、ネットワークノード(110、300、700)。
  28. ネットワークノード(300)であって、
    トランシーバ(320)と、
    プロセッサ(305)と、
    前記プロセッサ(305)によって実行されたとき、前記ネットワークノードに、請求項13から24のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を含んでいるメモリ(310)と
    を備える、ネットワークノード(300)。
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