JP6801156B2 - シート検査装置 - Google Patents
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Description
る事によって、赤外光のみを受光して撮像された画像を得る事ができ、可視光による画像で地合ムラについての異常の誤検出を防止しつつ、穴や破れを正確に検出することが可能になる。
(装置の構成)
まず、図1に基づいて本実施例に係るシート検査装置1の構成について説明する。図1は、本実施例に係るシート検査装置1の概要を示すブロック図である。シート検査装置1は、主要な構成要素として、照明系の可視光源31及び赤外光源32、測定系としてのカメラ4、制御装置5、可視光反射板6、搬送機構を備えている。図1に示すように、被検査物2は、図示しない搬送装置によって、水平方向に搬送され、その搬送中に測定系によって被検査物2の外観画像が連続的に取得され、これに基づいて検査が実施される。
するように配置され、赤外光源32は被検査物2の下面(第2の面)に対して赤外光を照射するように配置されている。
図2はシート検査装置1によるシート検査の処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、検査を実施する場合には、はじめに、被検査物2に存在する地合ムラを異常として検出しないようにするため、該地合ムラに応じて照明系の光量及び/又は測定系のゲインを調節する(ステップS101)。例えば、被検査物2と同じ性状のシート物に意図的に穴、破れ、汚れ、異物を設けたサンプルシートを用いて、シートの地合ムラ部分と正常な部分が同じ程度の輝度値の画像として撮像されるように、上記の各異常を検出可能な範囲内で、可視光源31の光量、カメラ4のゲインを調節する。なお当該調節は、オペレータが行ってもよいし、調節部52が検査対象毎に予め設定された値を用いて自動で行うようにしてもよい。
存在するか否かの判定を行うことにより、穴又は破れの異常を検出する処理を行う(ステップS111)。なお、輝度値及び面積についての所定の閾値は、被検査物2の種類、厚み、地合の色、ユーザが設定した検査基準(検出対象とする異常の種類、大きさなど)によって定まり、予め記憶部53に登録される。
なお、上記のステップS112における汚れ又は異物の検出処理では、青色画像、緑色画像、赤色画像のそれぞれにおいて、所定の閾値との照合を行うようにしていたが、必ずしもこのようにする必要はない。即ち、各色画像を合成してRGBカラー画像を作成し、該RGBカラー画像に基づいて、異常の検出処理を行ってもよい。
(装置の構成)
本実施例に係るシート検査装置1は、実施例1のシート検査装置と比べて、測定系のカメラ4の機能が異なる以外は同様の構成である。そのため、同一の部分を表す箇所には同じ符号を用いて、詳細な説明は省略する。本実施例においては、測定系として、赤外カットフィルタ備えないRGBカラーカメラを用いる。
本実施例におけるシート検査1の処理の全体の流れは実施例1の場合と同様であるが、処理部51による異常箇所の検出処理の方法が実施例1の場合と異なるため、この部分について以下で説明する。
査ラインで装置を用いるのであれば、水色系色の暗欠陥領域には、異常検出のための閾値を設定しないようにしてもよい。
(装置の構成)
図5は、本発明の第3の実施例に係るシート検査装置の概要を示すブロック図である。シート検査装置11は、実施例2のシート検査装置と比べて、赤外光源32が、被検査物2の上面側に配置される構成となっている。即ち、実施例1のシート検査装置1と比べて、カメラ4の機能、及び光源の配置関係が異なる以外は同じ構成であるため、同一の部分を表す箇所には上記各実施例と同じ符号を用いて、詳細な説明は省略する。
本実施例におけるシート検査の処理の全体の流れは実施例1及び実施例2の場合と同様である。また、処理部51による異常箇所の検出処理の流れは実施例2の場合と同様である。即ち、赤外光が赤色受光センサで受光された状態で、各センサの画像信号を合成し、該合成画像からシートの地合で反射した赤外光分を相殺する補正を行い、検査用画像を作成する。その上で、該検査用画像に基づいて異常の検出を行う。
出のための閾値を設定しないようにしてもよい。
なお、上記の各実施例は、本発明を例示的に説明するものに過ぎず、本発明は上記の具体的な形態には限定されない。本発明は、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記各実施例においては、被検査物2に異常が検出された場合には検査を中断し、オペレータによって復帰作業を行うようにしたが、異常を検出した場合でも検査を中断しないようにしてもよい。その場合には、装置に不良品仕分け機構と不良品搬出レーンを別途設け、異常と判断された被検査物2は、該不良品仕分け機構により自動で仕分けるようにしてもよい。
2・・・被検査物
3・・・光源装置
31・・・可視光源
32・・・赤外光源
4・・・カメラ
5・・・制御装置
51・・・処理部
52・・・調節部
53・・・記憶部
6・・・可視光反射板
Claims (6)
- シート状の被検査物を検査するシート検査装置であって、
前記被検査物の第1の面に対して第1の波長領域の光を照射する第1の光源と、
前記被検査物の第1の面、又は該第1の面とは反対の第2の面に対して、第2の波長領域の光を照射する第2の光源と、
前記被検査物の第2の面側に配置され、前記第1の光源の光を反射し、前記第2の光源の光を透過する、第1光源反射手段と、
前記第1の波長領域の光、及び前記第2の波長領域の光に感度を有するセンサを備えた撮像手段を有しており、
前記撮像手段は、
前記第1の光源から照射され、前記被検査物の第1の面により反射した反射光、及び、前記被検査物を透過した後に前記第1光源反射手段によって反射され、再び前記被検査物を透過した光と、
前記第2光源から照射され、前記被検査物の第1の面により反射した反射光、又は、前記第1光源反射手段及び前記被検査物を透過した透過光と、
を受光することによって前記被検査物を撮像できるように配置されている、
ことを特徴とする、シート検査装置。 - 前記第2の光源は、前記被検査物の第1の面に対して光を照射するように配置されており、前記第1の光源と一体の構成である
ことを特徴とする、請求項1に記載のシート検査装置。 - 前記第1光源反射手段は、前記被検査物と前記第2の光源との間に配置され、
前記第2の光源は、前記第1光源反射手段を介して、前記被検査物の第2の面に対して光を照射するように配置されている
ことを特徴とする、請求項1に記載のシート検査装置。 - 前記第1の波長領域の光は可視光であり、前記第2の波長領域の光は赤外光である
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のシート検査装置。 - 前記撮像手段は、
可視光に感度を有するセンサと、赤外光に感度を有するセンサと、を独立して備える
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のシート検査装置。 - 前記被検査物は、該被検査物を形成する繊維の密度が不均一であるシート状の物体であって、
該シート状の物体を検査可能にした
ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のシート検査装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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