JP6798159B2 - ネブライザおよびプログラム - Google Patents
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Description
好ましくは、オブジェクトが画像を含む場合に、出力制御データは、出力態様の変化として、表示される画像のサイズを変化させる画像表示制御データを含む。
図1は、本実施の形態におけるネブライザシステムの具体例の1つの構成を示す図である。
図2は、図1に示されるネブライザ1の外観を使用態様と関連付けて示す図である。患者112は、吸入口1122(後述する)を有したネブライザ部110を口または鼻などにあてがった状態で、ネブライザ1から吐出される霧化された薬剤を含む空気を、吸入口1122を介して口または鼻から体内に吸入することができる。
図4は、実施の形態に係る薬液瓶挿入口部109と薬液貯留部の具体例を示す図である。まず図4(A)を参照して、薬液瓶14には、薬剤の名称などの情報を記載した表示ラベルと、この情報を示すバーコードとが貼付されている。
図5は、実施の形態に係る流量検出部1121の構成を周辺部と関連付けて示す図である。図5を参照して、流量検出部1121は、流路1123の内部に回転羽根タコメータを備える。回転羽根タコメータを含む回転羽根タコメータ部1103は、吸入口1122から吹込まれるユーザの呼吸(吸気)に伴い生じる霧化部1120の方向からの吐出出力に応じて回転する回転羽根タコメータの値を、流量検出部1121に送る。流量検出部1121は、回転量増幅部と、A/D(Analog-Digital)変換部と、演算回路部とを含む。流量検出部1121は、回転羽根タコメータ部1103からの出力値を、回転羽根を通過した空気の流量値に変換することで、ユーザの呼吸(吸気)に伴い吸入口1122から吐出された量、すなわちユーザの口または鼻からの吸入量を測定する。
図6は、図1に示されるPC3の構成の一例を示す図である。図6を参照して、PC3は、CPUを含む制御部301、液晶などのディスプレイを含む表示部302、キーボードなどを含む操作入力部303、プログラムおよびデータを格納するメモリ部304、ネブライザ1と通信するためのネブライザI/F部305、ネットワークNTを介してデータサーバ5などと通信するためのネットワークI/F部306、および音声出力部307を含む。表示部302と操作入力部303は、タッチパネル300を構成する。
図7は、図1に示されるデータサーバ5の構成の一例を示す図である。図7を参照して、データサーバ5は、CPUを含む制御部501と、ネットワークNTを介してPC3などと通信するための外部I/F部506、プログラムおよびデータを格納するメモリ部505、ネットワークNT上で登録されたユーザの服薬に関するデータを登録する服薬データ格納部502、ユーザを認証する認証部503、およびユーザの登録処理を実施する登録部504とを含む。
図8は、ネブライザ1における処理の概略を示すフローチャートである。図8に示される処理は、ネブライザ1の制御部101が、メモリ部104に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
図9は、図8の薬剤の準備処理(ステップS10)を示すフローチャートである。ここでは、薬液瓶挿入口13に薬液瓶14が挿入されている。まず、薬液判別部1091は、薬液瓶挿入口13に挿入されている薬液瓶14の薬名などを読取るとともに、薬量検出部1092は薬量を検出する。制御部101は、取得された情報(薬名、薬量)から薬剤の充填の有無を判断する(S101)。
図10は、図8の吸入処理(ステップS20)を示すフローチャートである。図11は、実施の形態におけるネブライザ1とPC3のデータのやりとりを模式的に示す図である。図12は、実施の形態におけるオブジェクトの出力態様の変化を示す図である。
まず、吸入時に出力されるオブジェクトについて説明する。
図13は、実施の形態にかかる服薬データの送信と表示のためのデータのやりとりを模式的に示す図である。
図16は、実施の形態にかかるオブジェクトの他の例を一覧にして示す図である。図16では、オブジェクトの例1〜19のそれぞれについて、出力態様、および吸入積算量(薬液残量)によるオブジェクトの変化が関連付けて示されている。図16の例1は、上述した雲の画像の変化を示す。
上記の実施の形態の変形例を説明する。上記の実施の形態では、PC3がオブジェクトの出力態様を変化させるための出力制御データを生成する出力制御データ生成部の機能を備えたが(図11を参照)、ネブライザ1が出力制御データ生成部の機能を備えてもよい。
図18は、実施の形態にかかるネブライザ1とデータサーバ5のデータのやりとりの変形例を模式的に示す図である。図18を参照して、ネブライザ1の制御部101は、出力制御データを生成するためのプログラムを更新する機能を有する。具体的には、ネブライザ1のメモリ部104には、上記の雲の画像の出力態様を変化させるための出力制御データを生成するプログラムが格納されている。制御部101は、当該プログラムを実行することにより、出力制御データを生成する。
図8〜図10に説明した処理のプログラムは、ネブライザ1(またはPC3)のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
Claims (9)
- 貯留部に貯留された薬剤を霧化する霧化部と、
前記霧を含む空気が流動する流路であって、被験者のための吸入口に前記空気を導出するための流路と、
前記貯留部の薬剤の量を取得する量取得部と、
前記吸入口による吸入量を検出する検出部と、
オブジェクトの出力態様を変化させるよう出力装置を制御する出力制御データを生成する出力制御データ生成部と、を備え、
前記出力制御データ生成部は、吸入開始時に取得される前記薬剤の量に基づき当該吸入開始時のオブジェクトの出力態様を決定し、前記出力制御データとして、当該決定された当該オブジェクトの出力態様を、その後の吸入中においてリアルタイムに検出される前記吸入量の積算値に従い変化させるよう前記出力装置を制御するデータを生成する、ネブライザ。 - 通信部を、さらに備え、
前記ネブライザは、
前記出力制御データを、前記通信部を介して前記出力装置に送信する、請求項1に記載のネブライザ。 - 前記オブジェクトは画像および音声の少なくとも一方を含む、請求項1または2に記載のネブライザ。
- 前記オブジェクトが画像を含む場合に、
前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、表示される画像のサイズを変化させる画像表示制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。 - 前記オブジェクトが画像を含む場合に、
前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、表示される画像の遠近感を変化させる画像表示制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。 - 前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、表示される画像の解像度を変化させる画像表示制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。
- 前記オブジェクトが前記画像と前記音声とを含む場合に、
前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、出力される音声の変化に同期させて表示画像を変化させる制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。 - 前記吸入量から吸入速度また吸入加速度を取得する速度取得部と、
前記出力制御データ生成部は、さらに、
前記出力制御データとして、吸入中に取得される前記吸入速度または取得される前記吸入加速度に、前記オブジェクトの出力態様の変化の速度を比例させるよう前記出力装置を制御するデータを生成する、請求項1から7のいずれか1項に記載のネブライザ。 - プロセッサを備えるコンピュータに、出力制御方法を実行させるためのプログラムであって、
前記出力制御方法は、
被験者のための薬液の吸入口を備えるネブライザによって検出される吸入量を取得することと、
前記ネブライザの薬液の貯留部における薬液の量を取得することと、
オブジェクトの出力態様を変化させるよう出力装置を制御する出力制御データを生成することと、を備え、
前記出力制御データを生成することは、
吸入開始時に取得される前記薬液の量に基づき当該吸入開始時のオブジェクトの出力態様を決定し、前記出力制御データとして、当該決定された当該オブジェクトの出力態様を、その後の吸入中においてリアルタイムに検出される前記吸入量の積算値に従い変化させるよう前記出力装置を制御するデータを生成することを含む、プログラム。
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