JP6798159B2 - ネブライザおよびプログラム - Google Patents

ネブライザおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6798159B2
JP6798159B2 JP2016127995A JP2016127995A JP6798159B2 JP 6798159 B2 JP6798159 B2 JP 6798159B2 JP 2016127995 A JP2016127995 A JP 2016127995A JP 2016127995 A JP2016127995 A JP 2016127995A JP 6798159 B2 JP6798159 B2 JP 6798159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
control data
inhalation
nebulizer
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016127995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018000322A (ja
Inventor
皓介 井上
皓介 井上
麻 平澤
麻 平澤
ブリガム ブライアン
ブリガム ブライアン
宏 小清水
宏 小清水
賢吾 西山
賢吾 西山
賢一郎 財津
賢一郎 財津
健二朗 藤尾
健二朗 藤尾
正樹 富岡
正樹 富岡
良和 井波
良和 井波
緋蘭 曽
緋蘭 曽
湯本 将彦
将彦 湯本
祐介 加藤
祐介 加藤
禎 小池
禎 小池
幹人 立石
幹人 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2016127995A priority Critical patent/JP6798159B2/ja
Publication of JP2018000322A publication Critical patent/JP2018000322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6798159B2 publication Critical patent/JP6798159B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

この発明はネブライザおよびプログラムに関し、特に、ネブライザによる吸入量を提示するネブライザおよびプログラムに関する。
被測定者の呼吸に応じて表示されるオブジェクトを変化させる発明が提案されている。特許文献1(特開2015−093039号公報)は、所定の呼吸パターンに従う被験者の呼吸に基づき呼吸機能を検査する装置を開示する。この装置は、縦軸を呼吸量(但し、積算値ではない)とする棒グラフを表示する。この棒グラフの長さは、実際の呼吸量に対応して伸張する。
特許文献2(特開2012−104457号公報)は、副交感神経が優位となりかつ中枢神経が非活性になる状態に誘導した後に、利用者に意識的に呼吸を行なわせるリフレッシュ誘導システムを開示する。このシステムは、利用者の呼吸に合わせて複数の格子の配置位置(全体的な形)が変化する(吸気期間では膨脹し、呼気期間では整列する)。
特許文献3(特開2012−035057号公報)は、呼吸を訓練する装置を開示する。この装置は、呼吸の深さに応じたインジケータ表示、呼吸レベルに応じたインジケータ表示、呼吸深度に応じたインジケータ表示、呼吸の大きさに応じたグラフィカル表示を実施する。
特許文献4(特開2003−509099号公報)は、吸息測定中に予め決められた呼吸パターンに対する患者の追従を向上させるためのシステムを開示する。このシステムは、2列に配置された複数のLEDを用いて、被験者の呼吸と予め決められた呼吸パターンとをそれぞれ表示する。
特開2015−093039号公報 特開2012−104457号公報 特開2012−035057号公報 特開2003−509099号公報
喘息など疾患の治療のために、患者は、ネブライザなどから薬剤を体内に吸入するが、不慣れで上手に吸入できないなどの原因で、体内に薬剤が効率的に吸入されないケースがある。したがって、吸入中において、どれくらいの吸入がなされたかを示す吸入量の積算値を知りたいとの要望がある。しかしながら、上記の特許文献1〜4では、吸入量の積算値を出力するものではない。
それゆえに、本開示の目的は、被験者に対して、吸入量の積算値を提示することができるネブライザおよびプログラムを提供することである。
この開示のある局面に従うネブライザは、貯留部に貯留された薬剤を霧化する霧化部と、霧を含む空気が流動する流路であって、被験者のための吸入口に空気を導出するための流路と、吸入口による吸入量を検出する検出部と、検出された吸入量の積算値に従い、オブジェクトの出力態様を変化させるよう出力装置を制御する出力制御データを生成する出力制御データ生成部と、を備える。
好ましくは、ネブライザは、通信部を、さらに備え、ネブライザは、出力制御データを、通信部を介して出力装置に送信する。
好ましくは、オブジェクトは画像および音声の少なくとも一方を含む。
好ましくは、オブジェクトが画像を含む場合に、出力制御データは、出力態様の変化として、表示される画像のサイズを変化させる画像表示制御データを含む。
好ましくは、オブジェクトが画像を含む場合に、出力制御データは、出力態様の変化として、表示される画像の遠近感を変化させる画像表示制御データを含む。
好ましくは、出力制御データは、出力態様の変化として、表示される画像の解像度を変化させる画像表示制御データを含む。
好ましくは、オブジェクトが前記画像と音声とを含む場合に、出力制御データは、出力態様の変化として、出力される音声の変化に同期させて表示画像を変化させる制御データを含む。
好ましくは、貯留部の薬剤の量を取得する量取得部を、さらに備え、出力制御データ生成部は、取得された薬剤の量に従い、出力装置によるオブジェクトの出力態様を変化させるための量出力制御データを生成する。
この発明の他の局面に従うと、プロセッサを備えるコンピュータに、出力制御方法を実行させるためのプログラムが提供される。この出力制御方法は、被験者のための薬液の吸入口を備えるネブライザによって検出される吸入量を取得することと、取得される吸入量の積算値に従い、オブジェクトの出力態様を変化させるよう出力装置を制御する出力制御データを生成することとを含む。
この開示によれば、吸入量の積算値に従いオブジェクトの出力態様を変化させることで、被験者に対して、吸入量の積算値を提示することができる。
本実施の形態におけるネブライザシステムの具体例の1つの構成を示す図である。 図1に示されるネブライザ1の外観を使用態様と関連付けて示す図である。 ネブライザ1の構成を示す図である。 実施の形態に係る薬液瓶挿入口部109と薬液貯留部の具体例を示す図である。 実施の形態に係る流量検出部1121の構成を周辺部と関連付けて示す図である。 図1に示されるPC3の構成の一例を示す図である。 図1に示されるデータサーバ5の構成の一例を示す図である。 ネブライザ1における処理の概略を示すフローチャートである。 図8の薬剤の準備処理(ステップS10)を示すフローチャートである。 図8の吸入処理(ステップS20)を示すフローチャートである。 実施の形態におけるネブライザ1とPC3のデータのやりとりを模式的に示す図である。 実施の形態におけるオブジェクトの出力態様の変化を示す図である。 実施の形態にかかる服薬データの送信と表示のためのデータのやりとりを模式的に示す図である。 実施の形態にかかるデータサーバ5に格納される服薬データ500の一例を示す図である。 実施の形態にかかる服薬データの表示画面の一例を示す図である。 実施の形態にかかるオブジェクトの他の例を一覧にして示す図である。 実施の形態にかかるネブライザ1とPC3のデータのやりとりの変形例を模式的に示す図である。 実施の形態にかかるネブライザ1とデータサーバ5のデータのやりとりの変形例を模式的に示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
[システム構成]
図1は、本実施の形態におけるネブライザシステムの具体例の1つの構成を示す図である。
図1を参照して、ネブライザシステムは、ユーザ(被験者)の家庭などにあるネブライザ1と、ネブライザ1と接続しデータの送受信を行なうコンピュータ(以下、PCという)3と、有線または無線のネットワークNTおよび基地局などを介して各患者(被験者)の家庭にあるPC3と接続される健康サイト(ホームページ)用のデータサーバ5と、ドクターPC7とを備える。ドクターPC7は、病院の医師などがデータサーバ5上のデータを閲覧し必要な指示を行ない得るコンピュータである。PC3は、患者のスマートフォンなどの携帯可能な端末または据え置き型の端末を含み得る。
図1のシステムでは、ネブライザ1は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)などの近距離無線通信または有線によりPC3と通信する。また、ネブライザ1は、例えばWi-Fi(登録商標)または3Gに従い、データサーバ5と通信する。また、PC3は例えばWi-Fiまたは3Gに従い、データサーバ5と通信する。また、これらの無線通信には、LTE(Long Term Evolution)に従った通信が含まれてもよい。
図1のシステムにおいて、患者はネブライザ1を用いて服薬を行なう。ネブライザ1を用いた服薬内容は、ネットワークNTを介してデータサーバ5に蓄積される。医師などは、ドクターPC7を用いて、データサーバ5に蓄積されたユーザの服薬データを健康サイト上で閲覧する。そして、医師などは、適宜必要な指示などを健康サイト上に書込むことでユーザに行なってもよいし、ユーザに電子メールで指示などを行なってもよい。
[ネブライザの構成]
図2は、図1に示されるネブライザ1の外観を使用態様と関連付けて示す図である。患者112は、吸入口1122(後述する)を有したネブライザ部110を口または鼻などにあてがった状態で、ネブライザ1から吐出される霧化された薬剤を含む空気を、吸入口1122を介して口または鼻から体内に吸入することができる。
図3は、ネブライザ1の構成を示す図である。図3を参照して、ネブライザ1は、ネブライザ1に対して電力の供給を行なう電源部108、CPU(Central Processing Unit)を含む制御部101、液晶などのディスプレイを含む表示部102、ネブライザ1に対するユーザの操作を受付けるためのキー・ボタンを含む操作入力部103、プログラムおよびデータを格納する領域を含むメモリ部104、タイマ105、メモリカードなど各種の記録媒体に対して情報の読書きを行なうカードR/W(Read/Write)部106、およびPC3などと有線または無線で通信するための外部I/F(インタフェース)部107を含む。
さらに、ネブライザ1は、薬液判別部1091と薬量検出部1092とからなる薬液瓶挿入口部109、ネブライザ部110および外気センサ部111を備える。外気センサ部111は、ネブライザ1の周囲の温度、湿度、圧力を測定する温度センサ、湿度センサ、圧力センサなどを含む。薬液瓶挿入口部109は、薬液瓶14が挿入される。ネブライザ部110は、薬剤を霧化する霧化部1120、霧を含む空気が流動する流路1123、流路1123の霧化部1120とは反対の端に設けられた吸入口1122、および流路1123の途中に設けられて吸入口1122による吸入量を検出する流量検出部1121を含む。
ネブライザ部110の霧化部1120は、薬液貯留部(図4(C)を参照)に充填された薬剤を、超音波を用いて霧状に変化させる。霧状に変化した薬剤は、流路1123において空気と共に流動する。なお、薬剤の霧化方法は、超音波を用いる方法に限定されず、例えば、空気圧を利用して霧化するコンプレッサ方式、キャビテーション効果を用いる超音波式、およびホーン振動子と多数の微細孔をもつメッシュで構成されたメッシュ方式等をであってもよい。
(薬液の情報と液量の検出)
図4は、実施の形態に係る薬液瓶挿入口部109と薬液貯留部の具体例を示す図である。まず図4(A)を参照して、薬液瓶14には、薬剤の名称などの情報を記載した表示ラベルと、この情報を示すバーコードとが貼付されている。
図4(B)は薬液瓶挿入口部109の薬液判別部1091を示す図である。図4(B)を参照して、薬液判別部1091は、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)と受光ラインセンサとからなるバーコードリーダにより、薬液瓶14に貼付されているバーコードから情報を光学的に読取る。なお、薬液の情報の読取り方法は光学的読取り方法に限定されず、例えば磁気的に読取る方法であってもよい。
図4(C)には、薬液瓶挿入口13に挿入された薬液瓶14からの薬液を貯留する薬液貯留部が示される。薬量検出部1092は、薬液貯留部において貯留されている薬量を検出する。
具体的には、薬量検出部1092は、薬液貯留部に関連して複数の発光素子と受光素子とを縦列に備える。発光素子から照射された光が、薬液貯留部の薬液部と、薬液部以外(無くなって空になった部分)とを透過する際に、その屈折率より光の透過量が異なる。発光素子と相対して備えられる受光素子がその異なる透過光を受光することによって、薬液の存在する位置が判別され、薬液貯留部の中の薬液量が検出される。なお、薬液量の検出方法は、光の透過量を用いた方法に限定されない。例えば、フロート(浮き)を用いる方法であってもよい。具体的には、薬量検出部1092は、薬液貯留部に関連して図示しないフロート(浮き)部を備える。フロート部は、浮きの位置変化をリードスイッチにより検出する。薬量検出部1092は、検出信号から薬液貯留部の残量を検出する。
薬液量の更なる他の検出方法としては、例えば、水位計または水圧センサなどを用いた検出方法であってもよい。
(吸入量の検出)
図5は、実施の形態に係る流量検出部1121の構成を周辺部と関連付けて示す図である。図5を参照して、流量検出部1121は、流路1123の内部に回転羽根タコメータを備える。回転羽根タコメータを含む回転羽根タコメータ部1103は、吸入口1122から吹込まれるユーザの呼吸(吸気)に伴い生じる霧化部1120の方向からの吐出出力に応じて回転する回転羽根タコメータの値を、流量検出部1121に送る。流量検出部1121は、回転量増幅部と、A/D(Analog-Digital)変換部と、演算回路部とを含む。流量検出部1121は、回転羽根タコメータ部1103からの出力値を、回転羽根を通過した空気の流量値に変換することで、ユーザの呼吸(吸気)に伴い吸入口1122から吐出された量、すなわちユーザの口または鼻からの吸入量を測定する。
なお、吸入量の測定方法は、上述の羽根の回転数を用いる方法に限定されるものではなく、流路1123に関連して設けられた弁の開閉度、またはマイクロフォンが測定する吸入時の音量、気圧センサが測定する気圧などを用いた測定方法であってもよい。
[PC3の構成]
図6は、図1に示されるPC3の構成の一例を示す図である。図6を参照して、PC3は、CPUを含む制御部301、液晶などのディスプレイを含む表示部302、キーボードなどを含む操作入力部303、プログラムおよびデータを格納するメモリ部304、ネブライザ1と通信するためのネブライザI/F部305、ネットワークNTを介してデータサーバ5などと通信するためのネットワークI/F部306、および音声出力部307を含む。表示部302と操作入力部303は、タッチパネル300を構成する。
[データサーバ5の構成]
図7は、図1に示されるデータサーバ5の構成の一例を示す図である。図7を参照して、データサーバ5は、CPUを含む制御部501と、ネットワークNTを介してPC3などと通信するための外部I/F部506、プログラムおよびデータを格納するメモリ部505、ネットワークNT上で登録されたユーザの服薬に関するデータを登録する服薬データ格納部502、ユーザを認証する認証部503、およびユーザの登録処理を実施する登録部504とを含む。
[処理フローチャート]
図8は、ネブライザ1における処理の概略を示すフローチャートである。図8に示される処理は、ネブライザ1の制御部101が、メモリ部104に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
図8のプログラムは、ネブライザ1の操作入力部303の図示しない電源スイッチが押下されると開始される。
ユーザは、操作入力部303の図示しないファンクションキーを操作して処理を選択する(ステップS01)。制御部301は、操作内容に基づき、薬剤の準備処理(ステップS10)、吸入処理(ステップS20)および服薬データ送信処理(ステップS30)のいずれかを実行する。
(薬剤の準備処理)
図9は、図8の薬剤の準備処理(ステップS10)を示すフローチャートである。ここでは、薬液瓶挿入口13に薬液瓶14が挿入されている。まず、薬液判別部1091は、薬液瓶挿入口13に挿入されている薬液瓶14の薬名などを読取るとともに、薬量検出部1092は薬量を検出する。制御部101は、取得された情報(薬名、薬量)から薬剤の充填の有無を判断する(S101)。
薬液瓶挿入口部109において上述の薬名,薬量が取得できない場合は(ステップS103でNO)、薬液瓶挿入口13に薬液瓶14が挿入されていないなどが考えられるため、制御部101は表示部102にその旨を表示させて、再度ステップS101において薬剤の充填を判断する。
薬液瓶挿入口部109において上述の情報が取得できた場合は(ステップS103でYES)、制御部101は、表示部102に、ステップS101で取得された薬名などの情報を表示させる(ステップS105)。
以上の準備処理により、ネブライザ1は薬剤貯留部に薬剤が貯留された状態となる(図4(C)を参照)。準備処理が終了すると、図8のメインルーチンに戻る。
(吸入処理)
図10は、図8の吸入処理(ステップS20)を示すフローチャートである。図11は、実施の形態におけるネブライザ1とPC3のデータのやりとりを模式的に示す図である。図12は、実施の形態におけるオブジェクトの出力態様の変化を示す図である。
〈吸入とオブジェクトの出力態様の変化〉
まず、吸入時に出力されるオブジェクトについて説明する。
実施の形態では、吸入中に検出された吸入量の積算値に従い、出力装置によるオブジェクトの出力態様を変化させるための出力制御データが生成される。ここでは、PC3の表示部302が出力装置の一例である。また、表示部302の画像がオブジェクトの一例である。また、表示部302に画像を表示させるための画像データが、出力制御データの一例である。
図11を参照して、ネブライザ1は吸入時の検出信号が示す測定データをPC3に送信する(ステップT1)。PC3は受信する測定データから表示部302に画像を表示させるための画像データを生成する(ステップT2)。この検出信号が示す測定データには、流量検出部1121により検出された薬液残量、吸入速度および吸入加速度が含まれる。制御部101は、吸入速度を、流量検出部1121により検出された流量から(流量/単位時間(秒))に従い算出する。また、吸入加速度は、吸入加速度の単位時間当たりの変化率を示す。制御部101は、吸入速度を微分することにより吸入加速度を取得する。
PC3は、受信する測定データに基づき画像データを生成する。例えば、図12(A)に示す雲の画像データを生成する。制御部301は、吸入開始時に受信した薬液残量から雲の初期画像の大きさまたは形状を決定する。その後の吸入中は、ネブライザ1からリアルタイムに受信する測定データ(吸入速度または吸入加速度)に基づき雲画像の大きさまたは形状を変化させる。例えば、図12(A)に示されるように、吸入速度に基づき雲が矢印方向に吸い込まれて小さくなるように変化する画像データを生成する。画像変化の速度は、吸入速度に比例する。また、画像変化の加速度は、吸入加速度に比例する。なお、雲の画像の形状は、図12(B)に示すようにネコ型にするなど、ユーザ操作により変更可能である。
これにより、ユーザはネブライザ1で吸入しながら、PC3の表示画像の大きさまたは形状の変化から吸入量の積算値(言い換えると、薬液貯留部の薬液の残量)を視覚的に確認することができる。また、自己の吸入速度を、画像の変化速度から視覚的に確認することもできる。
次に、図10を参照して吸入処理を説明する。ここでは、上述した準備処理が完了しており、薬液瓶14の薬剤は全て薬液貯留部に貯留された状態であるとする。また、ネブライザ1は、PC3と通信可能な状態に設定されている。
まず、吸入処理が開始されると、薬量検出部1092により薬液貯留部に貯留されている薬液量が検出される(S201)。
その後、ユーザが操作入力部103の図示しないスタートキーを押下すると(ステップS203でYES)、ネブライザ部110により薬剤の投与が開始されるとともに、制御部101は、PC3に開始通知を送信する(ステップS205)。開始通知とともに、ステップS201で検出された開始時の薬液量が送信される。なお、薬液量は開始通知に含まれていてもよい。
PC3では、制御部301は開始通知を受信しない間は(ステップS501でNO)、ステップS501の処理を繰返すが、開始通知を受信すると(ステップS501でYES)、表示部302に初期画像が表示される(ステップS503)。具体的には、制御部301は、開始通知ともに受信する薬液量に基づき、初期の画像を表示するための画像データを生成し、生成された画像データに基づき表示部302を制御する。これにより、吸入処理を開始時の初期画像(例えば図12(A)の左側画像)が表示される。
ネブライザ1では、吸入が開始されると、制御部101は上述した測定データ(吸入速度、吸入加速度)を検出し、送信する(ステップS207)。また、制御部101は、ユーザの吸入量と吸入開始からの経過時間とを表示部102に表示させる(ステップS209)。この薬剤の吸入量は、薬量検出部1092で検出される薬液の残量から算出されてもよく、または、流量検出部1121によって測定される流量の積算量から取得されてもよい。
制御部101は、吸入を終了するか否かを判断する(ステップS211)。例えば、薬量検出部1092で検出される薬液の残量から吸入を終了するか否かを判断する。または、吸入開始から予め定められた時間が経過したか否かを判断する。吸入を終了すると判断しない場合は(ステップS211でNO)、ステップS215に移行する。
一方、吸入を終了しないと判断した場合は(ステップS211でNO)、操作入力部103の図示しないストップキーが押下されるか否かを判断する(S213)。ストップキーが押下されない間は(ステップS213でNO)、ステップS207に戻り、以降の処理が上述と同様に繰返される。したがって、吸入中は、吸入動作に伴いリアルタイムに吸入速度、吸入加速度などが測定されて、PC3に送信される。
また、ストップキーが押下されたときは(ステップS213でYES)、制御部101は薬剤投与処理の停止をネブライザ部110へ指示するとともに、停止通知をPC3に送信する(ステップS215)。
また、制御部101は、表示部102に指示して総吸入量と吸入時間とを表示部102に表示させる(ステップS217)。そして、ユーザの総吸入量と吸入時間とをメモリ部104の予め定められた領域に記憶する(ステップS219)。
その後、表示部102に薬剤投与完了を表示させ、ユーザにその旨を通知する(ステップS221)。
PC3の制御部301は、ネブライザ1によるユーザの吸入中(服薬中)は、ステップS207からの測定データを受信する毎に、測定データに基づく画像データを生成し、生成された画像データに従い表示画像が更新されるように表示部302を制御する(ステップS505、ステップS507)。
したがって、ユーザは、図12(A)の雲の大きさまたは形状の変化から、どれくらいの吸入がなされたかを示す吸入量の積算値を視覚することができる。また、ユーザが表示部302の画像を見ながら吸入動作をする場合には、ユーザに対して、吸入すると雲を吸い込むことができるとの感覚をもたらすことができる。
制御部301は、ステップS215から停止通知を受信すると(ステップS509でYES)、表示部302の画像表示を終了するが(ステップS511)、停止通知を受信しない間は(ステップS509でNO)、ステップS505に戻り、以降の処理を繰返す。これにより、吸入中は、吸入動作に伴いリアルタイムに測定される吸入速度、吸入加速度などに従い表示部302の表示画像は変化し続ける。
(服薬データの送信と表示)
図13は、実施の形態にかかる服薬データの送信と表示のためのデータのやりとりを模式的に示す図である。
図8の服薬データ送信処理(S30)では、吸入処理(ステップS20)で測定された服薬データが、データサーバ5に送信される(図13のステップT6)。なお、ネブライザ1のユーザは、データサーバ5により認証された登録ユーザであり、服薬データは登録ユーザ毎に服薬データ格納部502に格納される。
図14は、実施の形態にかかるデータサーバ5に格納される服薬データ500の一例を示す図である。図14の服薬データ500は、図10の吸入処理毎に生成されて服薬データ格納部502に格納される。
図14を参照して、服薬データ500は、ネブライザ1のユーザを識別する識別番号、氏名、測定年月日、外気センサ部111における外気の測定結果、測定データ(平均の吸入速度と加速度)、およびネブライザの情報(投与された薬液の情報、吸入の所要時間および吸入量)を含む。
図15は、実施の形態にかかる服薬データの表示画面の一例を示す図である。図15の画面は、例えばPC3の制御部301のブラウザがデータサーバ5に要求(図13のステップT7)し、データサーバ5が要求に応答して、服薬データ格納部502におけるユーザの服薬データをPC3に送信し(図13のステップT8)、ブラウザが当該服薬データに従う画像を生成して、当該画像を表示部302に表示した状態を示す。
図15の画面では、服薬(吸入)を行なった日時、その際の温度、湿度、吸入速度、薬剤の種類、薬剤の吸入量、および吸入量積算総計などの情報がグラフ化して表示される。図15では、午前と午後とに各1回の1日2回の服薬を行なうユーザの測定データに基づく情報が表示されている。図15の情報は、ネブライザ1またはドクターPC7において表示されるとしてもよい。
なお、図15の画面または吸入時のオブジェクトの表示画面は、ネブライザ1の表示部102に表示されてもよい。または、ネブライザ1およびPC3とは異なる他の表示でデバイス(タブレット端末、プロジェクタ、テレビなど)に表示されるとしてもよい。
[オブジェクトの他の例]
図16は、実施の形態にかかるオブジェクトの他の例を一覧にして示す図である。図16では、オブジェクトの例1〜19のそれぞれについて、出力態様、および吸入積算量(薬液残量)によるオブジェクトの変化が関連付けて示されている。図16の例1は、上述した雲の画像の変化を示す。
画像のオブジェクトは雲に限定されず、吸入動作に連動して画像が吸込まれるような出力態様の変化を示すものとして、図16の例2〜例5のヒト、女性の髪、花、カレーラースの湯気などであってもよい。それぞれについての出力態様と、その変化は図16の一覧表に示される通りである。
また、吸入動作に連動して画像が吸込まれるような出力態様の変化を示すものの他の例として、例7〜例10、例14、例18および例19の霧が晴れる、男性の髪、ジュース、掃除機、風船の浮き沈み、クラゲ、草刈り、キャラクタ出現などがあってもよい。それぞれについての出力態様と、その変化は図16の一覧表に示される通りである。
また、オブジェクトの画像の解像度を変化させてもよい。例えば、写真画像である場合には、例6に示されるように、出力制御データは、写真画像の出力態様の変化として、表示される写真画像の被写界深度(解像度)を変化させる画像表示制御データを含む。これにより、ピンボケの画像(解像度の低い画像)が、吸入量の積算値が増加するほど、ピントがあった画像(高い解像度の画像)に変化する。
また、例15と例16のリヤカー牽引、吸いあうのように、出力制御データは、吸入量の積算値(薬液の残量)に応じた画像の出力態様の変化として、表示される画像の遠近感を変化させる画像表示制御データを含むとしてもよい。これにより、吸入量の積算値が多くなるほど、画像は画面の奥側から手前側に移動する。したがって、ユーザは、吸入量の積算値の変化を、画像の遠近感の変化から確認することが可能となる。
また、例17の風車のように、吸入量の積算値(薬液の残量)に応じた画像の出力態様の変化を、画像の移動速度として提示することも可能である。
また、オブジェクトが画像である場合に、吸入動作と例13のようなロボットの組立工程に関連付けた画像であってもよい(例13を参照)。例えば、図12(C)に示されるように、出力態様の変化は、パーツ画像を集めて全体画像を組み立てて完成させるものであってもよい。具体的には、吸入時には、表示部302にはパーツ画像が矢印R1方向にスクロール移動しながら表示される。ユーザがN回吸入動作をするごとに、そのときに画面中央部CNにまで移動していたパーツ画像が矢印R2方向に吸い込まれる。そして、吸入中に矢印R2方向に吸い込まれた複数のパーツ画像を組立てることで全体画像(図12(C)の右側)が完成する。
また、オブジェクトは、画像に限定されず、音声出力部307から出力される音声(メロディなど)であってもよい。図16の例11に示されるように、吸入量の積算値に従い、音声出力部307の出力音量を変化させる(図12(D)を参照)。または、楽曲である場合には、テンポ(リズム)を変化させるとしてもよい。
また、オブジェクトは画像と音声の組み合わせであってもよい。この場合には、表示部302および音声出力部307の出力制御データは、オブジェクトの出力態様の変化として、出力される音声の変化に同期させて表示画像を変化させる制御データを含むとしてもよい。
[ネブライザ1による出力制御データの生成]
上記の実施の形態の変形例を説明する。上記の実施の形態では、PC3がオブジェクトの出力態様を変化させるための出力制御データを生成する出力制御データ生成部の機能を備えたが(図11を参照)、ネブライザ1が出力制御データ生成部の機能を備えてもよい。
図17は、実施の形態にかかるネブライザ1とPC3のデータのやりとりの変形例を模式的に示す図である。図17を参照して、ネブライザ1の制御部101は、吸入時の、薬液の量、吸入速度および吸入加速度から画像データを生成し(ステップT3)、生成された画像データをPC3に送信する(ステップT4)。PC3の制御部301は、ネブライザ1からの画像データに従い表示部302を制御する(ステップT5)。
[出力制御データのプログラムの更新]
図18は、実施の形態にかかるネブライザ1とデータサーバ5のデータのやりとりの変形例を模式的に示す図である。図18を参照して、ネブライザ1の制御部101は、出力制御データを生成するためのプログラムを更新する機能を有する。具体的には、ネブライザ1のメモリ部104には、上記の雲の画像の出力態様を変化させるための出力制御データを生成するプログラムが格納されている。制御部101は、当該プログラムを実行することにより、出力制御データを生成する。
ネブライザ1が、出力制御データを生成するプログラムを更新する場合には、制御部101は、画像変更要求を送信する(ステップT9)。データサーバ5は、画像変更要求を受信すると、要求に対する応答をネブライザ1に送信する(ステップT10)。この応答は、プログラムおよびデータを含む。
制御部101は、データサーバ5から受信した(更新後の)プログラムに従い出力制御データを生成し(図18のステップT1)、生成した出力制御データをPC3に送信する(図18のステップT4)。PC3では、出力制御データに従う変更後の画像が表示部302に表示される。
なお、PC3が出力制御データを生成する場合には、データサーバ5からPC3に更新後のプログラムがダウンロードされる。
上記に述べたプログラムの更新は、ネットワークNTを経由したダウンロードの方法に限定されず、ネブライザ1はカードR/W部106に装着された記憶媒体からプログラムを読出して取得するとしてもよい。
[プログラム]
図8〜図10に説明した処理のプログラムは、ネブライザ1(またはPC3)のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ネブライザ、3 PC、5 データサーバ、101,301,501 制御部、102,302 表示部、103,303 操作入力部、104,304,505 メモリ部、105 タイマ、112 患者、307 音声出力部、500 服薬データ、1092 薬量検出部、1120 霧化部、1121 流量検知部、1122 吸入口、1123 流路。

Claims (9)

  1. 貯留部に貯留された薬剤を霧化する霧化部と、
    前記霧を含む空気が流動する流路であって、被験者のための吸入口に前記空気を導出するための流路と、
    前記貯留部の薬剤の量を取得する量取得部と、
    前記吸入口による吸入量を検出する検出部と、
    ブジェクトの出力態様を変化させるよう出力装置を制御する出力制御データを生成する出力制御データ生成部と、を備え、
    前記出力制御データ生成部は、吸入開始時に取得される前記薬剤の量に基づき当該吸入開始時のオブジェクトの出力態様を決定し、前記出力制御データとして、当該決定された当該オブジェクトの出力態様を、その後の吸入中においてリアルタイムに検出される前記吸入量の積算値に従い変化させるよう前記出力装置を制御するデータを生成する、ネブライザ。
  2. 通信部を、さらに備え、
    前記ネブライザは、
    前記出力制御データを、前記通信部を介して前記出力装置に送信する、請求項1に記載のネブライザ。
  3. 前記オブジェクトは画像および音声の少なくとも一方を含む、請求項1または2に記載のネブライザ。
  4. 前記オブジェクトが画像を含む場合に、
    前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、表示される画像のサイズを変化させる画像表示制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。
  5. 前記オブジェクトが画像を含む場合に、
    前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、表示される画像の遠近感を変化させる画像表示制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。
  6. 前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、表示される画像の解像度を変化させる画像表示制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。
  7. 前記オブジェクトが前記画像と前記音声とを含む場合に、
    前記出力制御データは、前記出力態様の変化として、出力される音声の変化に同期させて表示画像を変化させる制御データを含む、請求項3に記載のネブライザ。
  8. 前記吸入量から吸入速度また吸入加速度を取得する速度取得部と、
    前記出力制御データ生成部は、さらに、
    前記出力制御データとして、吸入中に取得される前記吸入速度または取得される前記吸入加速度に、前記オブジェクトの出力態様の変化の速度を比例させるよう前記出力装置を制御するデータを生成する、請求項1から7のいずれか1項に記載のネブライザ。
  9. プロセッサを備えるコンピュータに、出力制御方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記出力制御方法は、
    被験者のための薬液の吸入口を備えるネブライザによって検出される吸入量を取得することと、
    前記ネブライザの薬液の貯留部における薬液の量を取得することと、
    オブジェクトの出力態様を変化させるよう出力装置を制御する出力制御データを生成することと、を備え、
    前記出力制御データを生成することは、
    吸入開始時に取得される前記薬液の量に基づき当該吸入開始時のオブジェクトの出力態様を決定し、前記出力制御データとして、当該決定された当該オブジェクトの出力態様を、その後の吸入中においてリアルタイムに検出される前記吸入量の積算値に従い変化させるよう前記出力装置を制御するデータを生成することを含む、プログラム。
JP2016127995A 2016-06-28 2016-06-28 ネブライザおよびプログラム Active JP6798159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016127995A JP6798159B2 (ja) 2016-06-28 2016-06-28 ネブライザおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016127995A JP6798159B2 (ja) 2016-06-28 2016-06-28 ネブライザおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018000322A JP2018000322A (ja) 2018-01-11
JP6798159B2 true JP6798159B2 (ja) 2020-12-09

Family

ID=60945071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016127995A Active JP6798159B2 (ja) 2016-06-28 2016-06-28 ネブライザおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6798159B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7476787B2 (ja) 2020-12-23 2024-05-01 オムロンヘルスケア株式会社 管理装置、治療用吸入器、及び管理プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003159332A (ja) * 2001-11-27 2003-06-03 Omron Corp ネブライザ、サーバ、ネブライザシステム、ネブライザにおける薬剤判別方法、ネブライザにおける薬量検出方法、ネブライザシステムにおける情報管理方法、ネブライザ情報管理プログラム、および該プログラムを記録する記録媒体
EP3129087B1 (en) * 2014-04-07 2020-02-26 Boehringer Ingelheim International GmbH Method, electronic device, inhalation training system for practicing and/or controlling an inhalation process of a patient

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018000322A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6957520B2 (ja) スマート弁付き保持チャンバ
US11875886B2 (en) Reusable respiratory device monitoring system
US20240315593A1 (en) Systems and methods for respiration-controlled virtual experiences
CN108601917B (zh) 测定吸入器中流体特征的方法、吸入器和系统
US20200345588A1 (en) Monitor device for real time compliance instructions and user feedback and clinician communication
ES2786315T3 (es) Método, dispositivo electrónico, sistema de entrenamiento de inhalación para practicar y/o controlar un proceso de inhalación de un paciente
EP3203397B1 (en) Medical evaluation device
US20160144142A1 (en) Metered dose respiratory training device and system
ES2870900T3 (es) Formación en suministro de medicamentos
CN109414219A (zh) 用于收集肺活量测定法数据的方法和系统
CN112638455A (zh) 检测药物流的呼吸系统和方法
US20150059739A1 (en) Inhaler spacer
US20160199602A1 (en) Adapter for an anesthesia mask or other mask
JP2003159332A (ja) ネブライザ、サーバ、ネブライザシステム、ネブライザにおける薬剤判別方法、ネブライザにおける薬量検出方法、ネブライザシステムにおける情報管理方法、ネブライザ情報管理プログラム、および該プログラムを記録する記録媒体
CA3152072A1 (en) Smart oscillating positive expiratory pressure device
KR20190081588A (ko) 사용자 호흡에 대한 운동 상태 정보를 획득하기 위한 전자 장치 및 이의 제어 방법
JP2016523586A5 (ja)
JP2019531778A (ja) 吸入器を選択するための方法およびシステム
US20160148539A1 (en) Dry powder inhaler respiratory training device and system
JP6798159B2 (ja) ネブライザおよびプログラム
JP2021515614A (ja) 呼吸気流量を測定する装置および方法
US12046377B2 (en) Health care system, health care server, and health care method for providing respiratory treatment information using air quality information
EP3952960A1 (en) Inhalable medical aerosol dispensing system
BR112019012035A2 (pt) dispositivo de treinamento para uso em um inalador, inalador e método de treinamento de um usuário para operar um inalador
KR20240053664A (ko) 향미 흡인 기구 또는 에어로졸 생성 장치, 그의 제어 방법 및 그의 프로그램

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6798159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150