次に、通信方法、装置、およびシステムに関する図3〜図6を参照して、実施形態が記載される。本技術は、多くの異なる形態で、かつ多くの異なる順序で具現化されてもよく、本明細書に記載された実施形態に限定されると解釈されるべきではないことが理解されよう。むしろ、これらの実施形態は、本開示が完全かつ完璧であり、当業者に本技術を完全に伝えるように提供される。実際、本技術は、添付の特許請求の範囲によって規定される技術の範囲および趣旨内に含まれる、これらの実施形態の代替物、改変物、および等価物を包含するものである。さらに、本技術の以下の発明を実施するための形態では、本技術の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が記載される。しかしながら、そのような具体的な詳細なしに本技術が実践され得ることは、当業者には明らかであろう。
方法のステップおよび構成要素の構造の順序は、本明細書では、限定目的ではなく、例示目的のために提供される。前述の技術の詳細説明は、例示および説明の目的で提示されている。包括的であること、または開示された正確な形式に技術を限定することを意図するものではない。上記の教示に照らして、多くの修正形態および変形形態が可能である。記載された実施形態は、技術の原理およびその実際的な適用を最もよく説明し、それにより当業者が様々な実施形態において技術を最もよく利用するために選ばれ、様々な修正形態は考察される特定の用途に適している。技術の範囲は、本明細書に添付された特許請求の範囲によって規定されることが意図されている。
図3は、本開示の実施形態に係る、ワイヤレス通信方法300のフローチャートを示す。
図3に示すように、第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する第1のノードにおいて、ワイヤレス通信方法300は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップS301と、前記決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部を短縮するステップS302とを備える。
このように、本実施形態によれば、固定チャネルの固定部分を固定的に短縮することなく、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を動的に決定することが可能であり、それにより、第1のチャネルと第2のチャネルとの間の干渉または衝突が回避される。
「第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部」の表現は、以下のケース:(1)第1のチャネルの一部のみ、(2)第2のチャネルの一部のみ、(3)第1のチャネルの全体のみ、(4)第2のチャネルの全体のみ、(5)第1のチャネルの一部および第2のチャネルの一部、(6)第1のチャネルの一部および第2のチャネルの全体、(7)第1のチャネルの全体および第2のチャネルの一部、(8)第1のチャネルの全体および第2のチャネルの全体のいずれか1つまたは任意の組み合わせを含むことに留意されたい。
一般的に言えば、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部の全長は、第1のチャネルと第2のチャネルとの間の起こり得る衝突の全長と実質的に等しいか、またはそれを超えるべきである。第1のチャネルと第2のチャネルとの間の起こり得る衝突の全長は、第1のノードからの送信から第2のノードにおける受信までの遅延時間、または第2のノードからの送信から第1のノードにおける受信までの遅延時間に基づいて計算することができる。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられてもよい。ステップS301は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップ、または第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの長い部分が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの短い部分が短縮されると判断するステップを含む。
このように、第1のチャネルおよび第2のチャネルにはそれぞれ優先度が割り当てられる。その結果、優先度が低いチャネルの一部を短縮することができ、優先度が高い他方のチャネルは短縮されずに維持される。または、優先度が低いチャネルの長い部分を短縮することができ、優先度が高い他方のチャネルの短い部分を短縮することができる。よって、優先度が高い他方のチャネルの情報を失うことなく、優先度の高い他方のチャネルの全体または一部を確保することができる。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプを含んでもよい。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプは、ランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access Channel)、参照信号(RS:Reference Signal)を含むチャネル、制御チャネル、物理共有チャネル(PSCH:Physical Shared Channel)などのうちの少なくとも1つを含んでもよい。PSCHは、3GPP規格で定義されたPDSCHまたはPUSCHとして、ユーザトラフィックまたはユーザデータ/情報を送信するために使用される。
一実施形態では、PSCHの優先度は制御チャネルの優先度よりも低く、制御チャネルの優先度は、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルの優先度よりも低く、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルの優先度は、RACHの優先度よりも低い。ここで、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルは、パンクチャリングまたはレートマッチングされることが必要な場合があり、衝突が起こり得る部分である、第1のチャネルの終わりまたは第2のチャネルの始めにおいてRSが送信されることを意味する。RSはチャネル内の他の位置に含まれる場合があるので、衝突が起こり得る部分にRSを含まない場合、そのようなチャネルはPSCHとして扱うことができるが、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルとして扱うことはできない。衝突が起こり得る部分にRSを含まない場合、RSはパンクチャリングまたはレートマッチングされないので、そのようなRSを保護する必要はない。
このように、RACHチャネルは、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルよりも重要であるとして扱うことができる。また、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルは制御チャネルよりも重要であるとして扱うことができる。また、制御チャネルはPSCHチャネルよりも重要であるとして扱うことができる。その結果、より重要なチャネルは、短縮されることなく、または過剰に短縮されることなく維持され、より重要なチャネルのすべての情報または多くの情報を失うことを回避できる。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)長を含んでもよい。TTIは、無線リンクレイヤ上での送信のために、上位レイヤからのデータをフレームにカプセル化することに関連するパラメータである。TTIは、無線リンク上の独立して復号可能な送信の長さを指す。TTIは、上位ネットワークレイヤから無線リンクレイヤに渡されるデータブロックのサイズに関連する。
一実施形態では、より長いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より短いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられてもよい。
このように、より短いTTI長を有するチャネルは、より長いTTI長を有するチャネルよりも重要であるとして扱うことができる。その結果、より重要なチャネルは、短縮されることなく、または過剰に短縮されることなく維持され、より重要なチャネルのすべての情報または多すぎる情報を失うことを回避できる。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率を含んでもよい。
一実施形態では、より低い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より高い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられてもよい。
このように、より高い符号化率を有するチャネルは、より低い符号化率を有するチャネルよりも重要であるとして扱うことができる。その結果、より重要なチャネルは、短縮されることなく、または過剰に短縮されることなく維持され、より重要なチャネルのすべての情報または多すぎる情報を失うことを回避できる。
別の実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプ、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長、および、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率のうちの少なくとも2つの組み合わせを含んでもよい。
図4は、本開示の別の実施形態に係る、図3に示されたワイヤレス通信方法の決定ステップのフローチャートを示す。
この場合、図4に示すように、決定するステップS301は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプに応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップS3011と、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプが等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップS3012と、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長が等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップS3013と、を含んでもよい。
これは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプ、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長、および第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率をともに組み合わせて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定する場合、3つの特性に対する決定順序、すなわち、第1にタイプ、第2にTTI長、および第3に符号化率が存在することを意味する。
当然、3つの特性に対する上記の順序は一例にすぎず、限定されない。実際には、3つの特性に対する他の順序が利用可能であり得る。さらに、上記の例は3つの特性のすべての組み合わせを記載しているが、これは一例にすぎず、限定されない。実際には、3つの特性のうちの任意の2つの他の組み合わせが利用可能であり得るし、3つの特性のうちの任意の2つの組み合わせに対する順序も利用可能であり得る。
一実施形態では、決定するステップS301は、第2のチャネルの終端部分が短縮されると判断するステップを含んでもよい。
このように、第2のチャネルの終端部分は常に短縮されるように決定される。通常、第2のノードから第1のノードに送信される第1のチャネルを含むデータは、RSなどの重要な情報を含む場合がある。そのため、第1のチャネルは短縮されないが、第1のチャネルに含まれるRSを保護するために、第2のチャネルの終端部分は常に短縮される。
この場合、第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングに基づいてもよい。詳細には、第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングであってもよい。それは、第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとが同時であってもよいことを意味する。または、代替として、第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとの間の時間間隔はしきい値よりも短くてもよい。それは、第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとが互いに近接していてもよいが、必ずしも同時でなくてもよいことを意味する。
このように、第1のチャネルの受信が完了した直後に第2のチャネルが送信され始めた場合、伝送遅延時間に起因して、第2のノードで受信された第2のチャネルの終端部分は、第2のノードから送信されるべき次のデータの開始部分と衝突する可能性がある。このように、この実施形態では、第2のノードにおける起こり得る衝突を防止するために、第1のノードにおいて第2のチャネルの終端部分を常に短縮することができる。
一実施形態では、決定するステップS301は、第1のノードから送信されるべき次のデータがない場合、第1のチャネルの終端部分が短縮されないと判断するステップを含んでもよい。
このように、第1のチャネルは、第2のノードから送信され、第1のノードで受信される。そのため、第1のノードから送信されるべき次のデータが存在しないと第1のノードが判断した場合、第1のノードで衝突が発生しないはずなので、第1のノードは受信された第1のチャネルを短縮しない。
別の実施形態では、決定するステップS301は、第1のノードで受信されるべき次のデータが存在しないと第1のノードが通知された場合、第2のチャネルの終端部分が短縮されないと判断するステップを含んでもよい。
この場合、第1のノードで受信されるべき次のデータが存在しない(例えば、第2のノードから第1のノードに送信されるべき次のデータが存在しないことについての第1のノードが第2のノードによって通知される)場合、第2のチャネルが第2のノードに到着したときに第2のノードで衝突が発生しないはずなので、第1のノードは、第2のノードに送信されるべき第2のチャネルの終端を短縮しなくてもよい。
この実施形態は、2つのケースを含む:(1)第1のノードはUEであり、第1のノードから送信された第2のチャネルは、例えば、アップリンクチャネルである、(2)第1のノードはeNBである。第1のケース(1)の場合、第1のノード、UEは、UEにおいて受信されるべき次のデータが存在しない、すなわち、eNBまた別のUEから送信されるべき次のデータが存在しないことを通知され得る。そのため、アップリンクチャネルがeNBに到着したときにeNBで衝突が発生しないはずなので、第2のチャネルの終端部分、すなわち、アップリンクチャネルの終端部分は短縮されない。第2のケース(2)の場合、第1のノードはeNBであり、第1のノードから送信される第2のチャネルは、例えば、ダウンリンクチャネルである。しかしながら、現在の規格、または現在の現実的な使用では、eNBが管理およびスケジューリングを担当すると指定されているので、今まで、eNBはUEによって通知され得ない。ただし、将来的に、いくつかの新しいアクセス方式に基づいて、UEがeNBに何かを通知できることが可能であってもよい。この意味で、第2のケース(2)が利用可能である。そのため、将来的に利用可能である場合、第1のノード、eNBは、eNBで受信されるべき次のデータが存在ない、すなわち、UEから送信されるべき次のデータが存在しないことを通知され得る。そのため、ダウンリンクチャネルがUEに到着したときにUEで衝突が発生しないはずなので、第2のチャネルの終端部分、すなわち、ダウンリンクチャネルの終端部分は短縮されない。
図5Aおよび図5Bは、第1のノードが第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する2つのシナリオを概略的に示す。
一実施形態では、図5Aに示すように、第1のノードは、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のノードに第2のチャネルを送信してもよい。すなわち、第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のノードと第2のノードとの間にある。
一実施形態では、図5Bに示すように、第1のノードは、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第3のノードに第2のチャネルを送信してもよい。すなわち、第1のチャネルは第1のノードと第2のノードとの間にあってもよく、第2のチャネルは第1のノードと第3のノードとの間にあってもよい。
図5Cおよび図5Dは、UE/eNBがUE/eNBから第1のチャネルを受信し、かつ/またはUE/eNBに第2のチャネルを送信するいくつかのシナリオを概略的に示す。
一実施形態では、図5Cおよび図5Dに示すように、第1のノードは、ユーザ機器(UE:User Equipment)およびeNB(evolved Node B)のうちの1つであってもよく、第2のノードはUEおよびeNBのうちの1つであってもよく、第3のノードはUEおよびeNBのうちの1つである。
一実施形態では、第1のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであってもよく、第2のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであってもよい。
図5E〜図5Kは、UE/eNBがアップリンク、ダウンリンク、サイドリンクのチャネルのうちの1つをUE/eNBから受信し、かつ/またはアップリンク、ダウンリンク、サイドリンクのチャネルのうちの1つをUE/eNBに送信するいくつかのシナリオを概略的に示す。
図5Eに示すように、第1のノードはUEであり、第2のノードはeNBであり、第1のチャネルはダウンリンクチャネルであり、第2のチャネルはアップリンクチャネルである。
図5Fに示すように、第1のノードはeNBであり、第2のノードはUEであり、第1のチャネルはアップリンクチャネルであり、第2のチャネルはダウンリンクチャネルである。
図5Gに示すように、第1のノードはUEであり、第2のノードはUEであり、第1のチャネルはサイドリンクチャネルであり、第2のチャネルはサイドリンクチャネルである。
図5Hに示すように、第1のノードはeNBであり、第2のノードはeNBであり、第1のチャネルはサイドリンクチャネルであり、第2のチャネルはサイドリンクチャネルである。
図5Iに示すように、第1のノードはUEであり、第2のノードはUEであり、第3のノードはeNBであり、第1のチャネルはサイドリンクチャネルであり、第2のチャネルはアップリンクチャネルである。
図5Jに示すように、第1のノードはUEであり、第2のノードはeNBであり、第3のノードはUEであり、第1のチャネルはダウンリンクチャネルであり、第2のチャネルはサイドリンクチャネルである。
図5Kに示すように、第1のノードはeNBであり、第2のノードはUEであり、第3のノードはUEであり、第1のチャネルはサイドリンクチャネルであり、第2のチャネルはダウンリンクチャネルである。
一実施形態では、短縮するステップS302は、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をパンクチャリングするステップ、または、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をレートマッチングするステップのうちの1つを含んでもよい。
この実施形態では、短縮はパンクチャリングまたはレートマッチングを含むが、短縮はこれらに限定されない。他の場合では、短縮は、データの長さを短縮する他の方法、例えば、パンクチャリングプラスレートマッチングなどを含んでもよい。
本開示のすべての実施形態では、上述された優先ルールは、標準仕様で設定または規定された無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)の可能性がある。DL−UL切替えを処理するためにパンクチャリングが使用されるか、レートマッチングが使用されるかは事前に設定され、RRC設定されるか、または媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)/L1 grantによって示される可能性がある。
チャネルのどの特性が使用されるかは、RRC/MAC/L1 grantによって指示/設定される可能性がある。
加えて、本明細書で説明され、添付の特許請求の範囲に含まれる、提案された解決策または実施形態は、LTEとNRの両方に適用される可能性があるか、またはシナリオ固有の可能性がある。
例えば、チャネルのタイプを含むチャネルの特性をLTEに適用することができ、TTI長または符号化率を含むチャネルの特性をNRに適用することができる。
別の実施形態では、チャネルのどの特性が使用されるかは、eNBによって示されるタイミングアドバンス(TA:Timing Advance)値に基づくことができる。例えば、TA>x(しきい値)である場合、DL−UL切替えを処理するためにチャネルのタイプを含むチャネルの特性が適用され、TA≦xである場合、DL−UL切替えを処理するためにTTI長または符号化率を含むチャネルの特性が使用される。しきい値xは、eNBによって設定されるか、標準仕様で規定される可能性がある。一例として、xは0に等しい。
しかしながら、上記の実施形態および例は、例示のためのものにすぎず、限定のためのものではない。本開示の概念内で、他の代替の実施形態を適用することができる。
このように、本開示の実施形態によれば、固定チャネルの固定部分を固定的に短縮することなく、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を動的に決定することが可能である。それにより、第1のチャネルと第2のチャネルとの間の干渉または衝突が回避される。
以下の説明は、本開示をより明白かつより包括的にするために、本開示の3つの特定の実施形態に関して記載されるが、限定するものではない。
図6は、本開示の第1の特定の実施形態を説明するための概略図を示す。
第1の特定の実施形態では、第1のノードが、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のノードに第2のチャネルを送信するUEであり、第2のノードがeNBである。また、第1のチャネルがダウンリンクチャネル(以下、DLチャネルと呼ばれる)であり、第2のチャネルがアップリンクチャネル(以下、ULチャネルと呼ばれる)であると仮定する。
例えば、DLチャネルが物理共有チャネル(PSCH)(または一般にデータチャネルと呼ばれる)であり、DLチャネルのTTI長が7シンボルであると仮定する。ULチャネルは、参照信号(RS)を含むチャネル(または一般にRSチャネルと呼ばれる)であり、ULチャネルのTTI長は7シンボルである。それは、DLチャネルとULチャネルのTTI長が同じであることを意味する。RS信号は、通常、ULチャネルの始めに送信される。したがって、(パンクチャリングまたはレートマッチングを含む)短縮が行われない場合、DL受信チャネルとUL送信チャネルとの間の衝突部分は1OFDMシンボルであってもよい。
本実施形態によれば、ワイヤレス通信方法は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられる。決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプを含む。PSCHの優先度は制御チャネルの優先度よりも低く、制御チャネルの優先度は、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルの優先度よりも低く、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルの優先度は、RACHの優先度よりも低い。
このように、RSチャネルは、PSCHチャネルよりも高い優先度を有する。そのため、DLチャネル(衝突が起こり得る部分)内の1シンボルは、短縮される(例えば、パンクチャリングまたはレートマッチングされる)。このように、アップリンクチャネル内のRS信号を保護することができ、性能損失が最小化される。
図7は、本開示の第2の特定の実施形態を説明するための概略図を示す。
第2の特定の実施形態では、同様に、第1のノードが、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のノードに第2のチャネルを送信するUEであり、第2のノードがeNBである。また、第1のチャネルがダウンリンクチャネル(以下、DLチャネルと呼ばれる)であり、第2のチャネルがアップリンクチャネル(以下、ULチャネルと呼ばれる)であると仮定する。
仮定は以下の通りである。
DLチャネルはPSCHチャネル(またはデータチャネルと呼ばれる)であり、TTI長は2シンボルである。
ULチャネルはPSCHチャネル(またはデータチャネルと呼ばれる)であり、TTI長は7シンボルである。これは、DLチャネルとULチャネルのタイプは同じであるが、DLチャネルとULチャネルのTTI長は異なり、DLチャネルのTTI長はULチャネルのTTI長よりも短いことを意味する。
図7に示すように、時間T1は伝搬遅延であり、時間T2はeNB側でのタイミングアドバンスである。
時間T3は、DL受信チャネルとUL送信チャネルとの間の起こり得る衝突が1OFDMシンボルであることを意味し、T1、T2、およびT3の間の関係は、T3=2T1=2T2である。
この実施形態では、ワイヤレス通信方法は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられる。決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの送信時間間隔(TTI)長を含む。より長いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より短いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる。
このように、より短いTTIを有するチャネルはより高い優先度を有し、より長いTTIを有するチャネルはより低い優先度を有するので、TTI長が7シンボルであるULチャネルは、DL−UL切替えポイントのために短縮される。したがって、ULチャネル(衝突が起こり得る部分)内の1シンボルは、短縮される(例えば、パンクチャリングまたはレートマッチングされる)。この実施形態の利点は、性能損失を最小化できることである。
図8は、本開示の第3の特定の実施形態を説明するための概略図を示す。
第3の特定の実施形態では、同様に、第1のノードが、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のノードに第2のチャネルを送信するUEであり、第2のノードがeNBである。また、第1のチャネルがダウンリンクチャネル(以下、DLチャネルと呼ばれる)であり、第2のチャネルがアップリンクチャネル(以下、ULチャネルと呼ばれる)であると仮定する。
仮定は以下の通りである。
DLチャネルはPSCHチャネル(またはデータチャネルと呼ばれる)であり、符号化率は1/2である。
ULチャネルはPSCHチャネル(またはデータチャネルと呼ばれる)であり、符号化率は1/3である(これは、DLチャネルとULチャネルのタイプは同じであるが、DLチャネルとULチャネルの符号化率は異なり、DLチャネルの符号化率はULチャネルの符号化率よりも高いことを意味する)。
図8に示すように、時間T1は伝搬遅延であり、時間T2はeNB側でのタイミングアドバンスである。
時間T3は、DL受信チャネルとUL送信チャネルとの間の起こり得る衝突が1OFDMシンボルであることを意味し、T1、T2、およびT3の間の関係は、T3=2T1=2T2である。
この実施形態では、ワイヤレス通信方法は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられる。決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率を含む。より低い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より高い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる。
このように、より高い符号化率を有するチャネルはより高い優先度を有し、より低い符号化率を有するチャネルはより低い優先度を有するので、符号化率が1/3であるULチャネルは、DL−UL切替えポイントのために短縮される。したがって、ULチャネル(衝突が起こり得る部分)内の1シンボルは、短縮される(例えば、パンクチャリングまたはレートマッチングされる)。この実施形態の利点は、性能損失を最小化できることである。
図9は、本開示の第4の実施形態を説明するための概略図である。
第4の特定の実施形態では、同様に、第1のノードが、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のノードに第2のチャネルを送信するUEであり、第2のノードがeNBである。また、第1のチャネルがダウンリンクチャネル(以下、DLチャネルと呼ばれる)であり、第2のチャネルがアップリンクチャネル(以下、ULチャネルと呼ばれる)であると仮定する。
この実施形態では、ワイヤレス通信方法は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップを含む。第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられる。決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップを含む。決定するステップは、第2のチャネルの終端部分が短縮されると判断するステップを含む。第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングに基づく。第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングである。
したがって、切替えポイントの近くではDLチャネルまたはULチャネルは処理されない。代わりに、UE側では、UL送信タイミングはDL受信タイミングに基づく。例えば、UL送信タイミングはDL受信タイミングである。図9に示すように、eNBは、NのTTI長でDLチャネルを送信する。UEは、DL受信タイミングに基づいて、例えば、DL受信タイミングでULチャネルを送信する。eNB側では、そのようなUL受信は、次のDL送信と衝突する可能性がある。図9では、衝突部分の長さは時間T4として解釈される。実際には、衝突部分はeNB側でUL受信および次のDL送信に切り替わる。この場合、起こり得る衝突を回避するために、ULチャネルは短縮される(例えば、パンクチャリングまたはレートマッチングされる)。そのようなケースの利点は、UL送信チャネルの始めに送信されるRSが常に保護されることである。
このように、本開示の実施形態によれば、固定チャネルの固定部分を固定的に短縮することなく、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を動的に決定することが可能である。それにより、第1のチャネルと第2のチャネルとの間の干渉または衝突が回避される。
図10は、本開示の実施形態に係る、ワイヤレス通信装置のブロック図を示す。
図10に示すように、装置1000は、第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する第1のノードにおいて、第1のチャネルを受信する受信部1001と、第2のチャネルを送信する送信部1002と、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定し、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部を短縮する回路とを備える。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられてもよい。回路1003は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断する。または、回路1003は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの長い部分が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの短い部分が短縮されると判断する。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプを含んでもよい。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、参照信号(RS)を含むチャネル、制御チャネル、物理共有チャネル(PSCH)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
一実施形態では、PSCHの優先度は制御チャネルの優先度よりも低くてもよく、制御チャネルの優先度は、衝突が起こり得る部分でRSを含むチャネルの優先度よりも低くてもよく、衝突が起こり得る部分でRSを含むチャネルの優先度は、RACHの優先度よりも低くてもよい。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの送信時間間隔(TTI)長を含んでもよい。
一実施形態では、より長いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より短いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられてもよい。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率を含んでもよい。
一実施形態では、より低い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より高い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられてもよい。
一実施形態では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプ、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長、ならびに第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率のうちの少なくとも2つの組み合わせを含んでもよい。
一実施形態では、回路1003は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプに応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプが等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長が等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定する。
一実施形態では、回路1003は、第2のチャネルの終端部分が短縮されると判断する。
一実施形態では、第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングに基づいてもよい。
一実施形態では、第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングであってもよい。第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとの間の時間間隔は、しきい値よりも短くてもよい。
一実施形態では、回路1003は、第1のノードから送信されるべき次のデータが存在しない場合、第1のチャネルの終端部分が短縮されないと判断すること、および第1のノードで受信されるべき次のデータが存在しないと第1のノードが通知された場合、第2のチャネルの終端部分が短縮されないと判断することのうちの少なくとも1つを実行する。
一実施形態では、受信部1001は、第2のノードから第1のチャネルを受信し、送信部1002は、第3のノードに第2のチャネルを送信する。第1のノードは、ユーザ機器(UE)およびeNB(evolved Node B)のうちの1つであってもよく、第2のノードはUEおよびeNBのうちの1つであってもよく、第3のノードはUEおよびeNBのうちの1つであってもよい。
一実施形態では、第1のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであってもよい。第2のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであってもよい。
一実施形態では、回路1003は、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をパンクチャリングすること、または決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をレートマッチングすることのうちの1つを実行する。
このように、本開示の実施形態によれば、固定チャネルの固定部分を固定的に短縮することなく、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を動的に決定することが可能である。それにより、第1のチャネルと第2のチャネルとの間の干渉または衝突が回避される。
図11は、本開示の実施形態に係る、ワイヤレス通信システム1100のブロック図を示す。
図11に示すように、ワイヤレス通信システム1100は、第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する第1のノードにおいて、プロセッサH1と、プロセッサによって実行されると、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部を短縮するステップとを実行するコンピュータ実行可能命令を記憶するメモリH2とを備える。メモリH2は、プロセッサによって実行されると、上述されたワイヤレス通信方法の実施形態のステップをさらに実行するコンピュータ実行可能命令を記憶することができる。重複を避けるために詳細は省略される。
このように、本開示の実施形態によれば、固定チャネルの固定部分を固定的に短縮することなく、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を動的に決定することが可能である。それにより、第1のチャネルと第2のチャネルとの間の干渉または衝突が回避される。
本開示の実施形態は、少なくとも以下の主題を提供することができる。
(1).第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する第1のノードにおいて、第1のチャネルを受信する受信部と、第2のチャネルを送信する送信部と、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定し、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部を短縮する回路とを備える、装置。
(2).第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられ、回路は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するか、または第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの長い部分が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの短い部分が短縮されると判断する、(1)に記載の装置。
(3).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプを含む、(2)に記載の装置。
(4).第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、参照信号(RS)を含むチャネル、制御チャネル、物理共有チャネル(PSCH)のうちの少なくとも1つを含む、(3)に記載の装置。
(5).PSCHの優先度が制御チャネルの優先度よりも低く、制御チャネルの優先度が、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルの優先度よりも低く、衝突が起こり得る部分にRSを含むチャネルの優先度が、RACHの優先度よりも低い、(4)に記載の装置。
(6).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの送信時間間隔(TTI)長を含む、(2)に記載の装置。
(7).より長いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より短いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる、(6)に記載の装置。
(8).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率を含む、(2)に記載の装置。
(9).より低い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より高い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる、(8)に記載の装置。
(10).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプ、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長、ならびに第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率のうちの少なくとも2つの組み合わせを含む、(2)に記載の装置。
(11).回路は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプに応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプが等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長が等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定する、(10)に記載の装置。
(12).回路は、第2のチャネルの終端部分が短縮されると判断する、(1)に記載の装置。
(13).第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングに基づく、(12)に記載の装置。
(14).第2のチャネルの送信を開始するタイミングは第1のチャネルの受信を完了するタイミングであるか、または第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとの間の時間間隔がしきい値よりも短い、(13)に記載の装置。
(15).回路は、第1のノードから送信されるべき次のデータが存在しない場合、第1のチャネルの終端部分が短縮されないと判断すること、および第1のノードで受信されるべき次のデータが存在しないと第1のノードが通知された場合、第2のチャネルの終端部分が短縮されないと判断することのうちの少なくとも1つを実行する、(1)に記載の装置。
(16).受信部は、第2のノードから第1のチャネルを受信し、送信部は、第3のノードに第2のチャネルを送信し、第1のノードは、ユーザ機器(UE)およびeNB(evolved Node B)のうちの1つであり、第2のノードがUEおよびeNBのうちの1つであり、第3のノードがUEおよびeNBのうちの1つである、(1)に記載の装置。
(17).第1のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであり、第2のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つである、(1)に記載の装置。
(18).回路は、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をパンクチャリングすること、または決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をレートマッチングすることのうちの1つを実行する、(1)に記載の装置。
(19).第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する第1のノードにおいて、プロセッサと、プロセッサによって実行されると、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部を短縮するステップとを実行するコンピュータ実行可能命令を記憶するメモリとを備える、システム。
(20).第1のチャネルおよび第2のチャネルが、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられ、決定するステップが、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップ、または第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの長い部分が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの短い部分が短縮されると判断するステップを含む、(19)に記載の方法。
(21).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプを含む、(20)に記載の方法。
(22).第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、参照信号(RS)を含むチャネル、制御チャネル、物理共有チャネル(PSCH)のうちの少なくとも1つを含む、(21)に記載の方法。
(23).PSCHの優先度が制御チャネルの優先度よりも低く、制御チャネルの優先度は、RSを含むチャネルの優先度よりも低く、RSを含むチャネルの優先度が、RACHの優先度よりも低い、(22)に記載の方法。
(24).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの送信時間間隔(TTI)長を含む、(20)に記載の方法。
(25).より長いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より短いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる、(24)に記載の方法。
(26).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率を含む、(20)に記載の方法。
(27).より低い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より高い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる、(26)に記載の方法。
(28).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプ、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長、ならびに第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率のうちの少なくとも2つの組み合わせを含む、(20)に記載の方法。
(29).決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプに応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプが等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長が等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップとを含む、(28)に記載の方法。
(30).決定するステップは、第2のチャネルの終端部分が短縮されると判断するステップを含む、(19)に記載の方法。
(31).第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングに基づく、(30)に記載の方法。
(32).第2のチャネルの送信を開始するタイミングは第1のチャネルの受信を完了するタイミングであるか、または第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとの間の時間間隔がしきい値よりも短い、(31)に記載の方法。
(33).決定するステップは、第1のノードから送信されるべき次のデータが存在しない場合、第1のチャネルの終端部分が短縮されないと判断するステップと、第1のノードで受信されるべき次のデータが存在しないと第1のノードが通知された場合、第2のチャネルの終端部分が短縮されないと判断するステップとのうちの少なくとも1つを含む、(19)に記載の方法。
(34).第1のノードは、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第3のノードに第2のチャネルを送信し、第1のノードが、ユーザ機器(UE)およびeNB(evolved Node B)のうちの1つであり、第2のノードがUEおよびeNBのうちの1つであり、第3のノードがUEおよびeNBのうちの1つである、(19)に記載の方法。
(35).第1のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであり、第2のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つである、(19)に記載の方法。
(36).短縮するステップは、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をパンクチャリングするステップ、または決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をレートマッチングするステップのうちの1つを含む、(19)に記載の方法。
(37).第1のチャネルを受信し、かつ/または第2のチャネルを送信する第1のノードにおいて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの特性に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部を短縮するステップとを備える、ワイヤレス通信方法。
(38).第1のチャネルおよび第2のチャネルは、第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性に応じて優先度を割り当てられ、決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの一部が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの一部が短縮されないと判断するステップ、または第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つが第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられた場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つの長い部分が短縮されると判断し、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つの短い部分が短縮されると判断するステップを含む、(37)に記載の方法。
(39).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプを含む、(38)に記載の方法。
(40).第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、参照信号(RS)を含むチャネル、制御チャネル、物理共有チャネル(PSCH)のうちの少なくとも1つを含む、(39)に記載の方法。
(41).PSCHの優先度が制御チャネルの優先度よりも低く、制御チャネルの優先度がRSを含むチャネルの優先度よりも低く、RSを含むチャネルの優先度がRACHの優先度よりも低い、(40)に記載の方法。
(42).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの送信時間間隔(TTI)長を含む、(38)に記載の方法。
(43).より長いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より短いTTI長を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる、(42)に記載の方法。
(44).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率を含む、(38)に記載の方法。
(45).より低い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの1つは、より高い符号化率を有する第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの他の1つよりも低い優先度を割り当てられる、(44)に記載の方法。
(46).第1のチャネルおよび第2のチャネルの特性は、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプ、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長、ならびに第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率のうちの少なくとも2つの組み合わせを含む、(38)に記載の方法。
(47).決定するステップは、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプに応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、第1のチャネルおよび第2のチャネルのタイプが等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、第1のチャネルおよび第2のチャネルのTTI長が等しい場合、第1のチャネルおよび第2のチャネルの符号化率に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの短縮されるべき少なくとも1つの少なくとも一部を決定するステップと、を含む、(46)に記載の方法。
(48).決定するステップは、第2のチャネルの終端部分が短縮されると判断するステップを含む、(37)に記載の方法。
(49).第2のチャネルの送信を開始するタイミングは、第1のチャネルの受信を完了するタイミングに基づく、(48)に記載の方法。
(50).第2のチャネルの送信を開始するタイミングは第1のチャネルの受信を完了するタイミングであるか、または第2のチャネルの送信を開始するタイミングと第1のチャネルの受信を完了するタイミングとの間の時間間隔がしきい値よりも短い、(49)に記載の方法。
(51).決定するステップは、第1のノードから送信されるべき次のデータが存在しない場合、第1のチャネルの終端部分が短縮されないと判断するステップと、第1のノードで受信されるべき次のデータが存在しないと第1のノードが通知された場合、第2のチャネルの終端部分が短縮されないと判断するステップとのうちの少なくとも1つを含む、(37)に記載の方法。
(52).第1のノードは、第2のノードから第1のチャネルを受信し、かつ/または第3のノードに第2のチャネルを送信し、第1のノードは、ユーザ機器(UE)およびeNB(evolved Node B)のうちの1つであり、第2のノードはUEおよびeNBのうちの1つであり、第3のノードはUEおよびeNBのうちの1つである、(37)に記載の方法。
(53).第1のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つであり、第2のチャネルは、ダウンリンクチャネル、アップリンクチャネル、およびサイドリンクチャネルのうちの1つである、(37)に記載の方法。
(54).短縮するステップは、決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をパンクチャリングするステップ、または決定に応じて、第1のチャネルおよび第2のチャネルのうちの少なくとも1つの少なくとも一部をレートマッチングするステップのうちの1つを含む、(37)に記載の方法。
特定の実施形態の添付の図を参照して、本開示のいくつかの実施形態の例が上記で詳細に記載された。当然、構成要素または技法のすべての考えられる組み合わせを記載することは不可能なので、当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、上述された実施形態に様々な修正が行われてもよいことを諒解されよう。例えば、上記の実施形態は、3GPPネットワークの一部を参照して記載されたが、本開示の一実施形態は、同様の機能構成要素を有する、3GPPネットワークの後継などの同様のネットワークにも適用可能であることは容易に諒解されよう。
したがって、詳細には、上記の説明および同封の図面および任意の添付の特許請求の範囲において使用される、3GPPという用語および関連付けられた用語または関連する用語は、現在または将来において、それに応じて解釈されるべきである。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協働するソフトウェアによって実現することができる。上述された各実施形態の説明で使用された各機能ブロックは、集積回路としてのLSIによって実現することができ、各実施形態に記載された各プロセスは、LSIによって制御されてもよい。それらはチップとして個別に形成されてもよく、1つのチップは機能ブロックの一部またはすべてを含むように形成されてもよい。それらは、それらに結合されたデータ入出力を含んでもよい。本明細書におけるLSIは、集積度の違いに応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと呼ばれてもよい。しかしながら、集積回路を実装する技法は、LSIに限定されず、専用回路または汎用プロセッサを使用して実現されてもよい。加えて、LSIの製造後にプログラムすることができるFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、またはLSI内部に配置された回路セルの接続および設定を再構成することができる再構成可能プロセッサが使用されてもよい。
特に、開示された開示の修正形態および他の実施形態は、前述の説明および関連する図面に示された教示の利益を受ける当業者に思い浮かぶであろう。したがって、開示は、開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、修正形態および他の実施形態は、本開示の範囲内に含まれるものであることが理解されるべきである。本明細書では特定の用語が採用される場合があるが、それらは、一般的かつ説明的な意味でのみ使用され、限定の目的では使用されない。