JP6796040B2 - アクセス制御装置 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図16を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第1の実施の形態を説明する。
図1は車両制御装置2002を搭載する車両システム2001の概要図である。車両システム2001は、車両制御装置2002と、無線通信部2003と、駆動装置2004と、認識装置2005と、出力装置2006と、入力装置2007と、通知装置2008とを備える。車両制御装置2002は車両を制御する電子制御装置、すなわちECU(Electronic Control Unit)である。無線通信部2003は地図などの情報を取得する。駆動装置2004は、車両制御装置2002の動作指令に基づき、車両の運動を制御するために、たとえばエンジン、ホイール、ブレーキ、操舵装置などを駆動する。認識装置2005は、外界から入力される情報を取得し、外界認識情報を生成するための情報を出力する、たとえばカメラやセンサーなどである。出力装置2006は、車両の速度や警告などの情報を表示する。入力装置2007は、運転者が車両操作の指示を入力する、たとえばペダル、ハンドルなどである。通知装置2008は、車両システム2001が外界に対して車両の状態等を通知する、たとえばランプ、LED、スピーカなどである。
図2は車両制御装置2002の全体ブロック図である。ただし詳細なブロック図は後に改めて示す。車両制御装置2002は、ソフトウエア216とハードウエア215とから構成される。ソフトウエア216は、後述するCPU208が不図示のROMに格納されるプログラムをメモリ209に展開して実行されることにより実現される。
OS207は、アプリケーション部214に含まれるアプリケーションを実行するために、アプリケーションを実行単位であるタスクに分けて実行する。OS207は複数のタスクを略同時に実行可能であるが、厳密にはCPU208の計算資源を時分割で利用する。換言するとOS207は、時間の経過にしたがって次々とタスクを実行する。それぞれのタスクは、あらかじめ定められた長さの時間である「スロット」内で実行される。
図3はタスクの状態遷移図である。タスクの状態は、以下の4つの状態に分類される。第1の状態は実行状態(RUNNING)301である。実行状態301とは、CPU208が割り当てられタスクが実行している状態である。第2の状態は実行可能状態(READY)302である。実行可能状態302とは、タスクを実行する条件は整っているが、当該タスクよりも優先順位が高いタスクが実行状態であるため、実行できない状態である。第3の状態は待機状態(WAITING)303である。待機状態303とは、何らかの条件が整うまで、実行を中断した状態である。第4の状態は休止状態(DORMANT)304である。休止状態とは、タスクがいまだ起動されていないか、終了した状態である。
図4は、時間駆動スケジューリングにて制御したタスクの実行例を示す図である。時間駆動スケジューリングとは、OS207が決められた実行順により決められた時刻に決められた時間だけタスクを実行することである。図4は横軸が時間経過を表しており、図示SL1〜SL9は、それぞれのスロットに付与されたID(以下、「スロットID」)である。図4下部の拡大図に示すように、各スロットの開始直後はタスク実行制御部206が処理を行い、その後にタスクが実行される。なお図4では最後のスロットIDがSL9であるが、さらにSL10、SL11、、、と続いてもよい。それぞれのタスクは、割り当てられたスロットの時間内で実行される。なお図4に示すt_1〜t_3は、実行されるタスクを識別するID(以下、「タスクID」)である。一連の最後のスロットへ到達すると、最初のスロットであるSL1に戻りスケジューリングが継続される。
図6は、タスク実行制御部206の詳細な構成を示す図である。ただし図6では、アプリケーション部214は、安全要求レベルの低い複数の第1タスク101と安全要求レベルの高い複数の第2タスク102とを含むとして説明する。この第1タスク101および第2タスク102は、アプリケーション部214に含まれるいずれかのアプリケーションを構成するタスクである。ただし以下では、第1タスク101と第2タスク102とをまとめて、単に「タスク」とも呼ぶ。
図7は、スケジューリング部108の動作を示すフローチャートである。各スロットの開始時刻になると、タイマ210からの動作指令によりスケジューリング部108が動作を開始する。以下に説明する各ステップの実行主体はCPU208である。
図8は、実行状態にされたそれぞれのタスクの動作を示すフローチャートである。まずタスクは、共有データ部205へのアクセスを含むタスク処理を実行し(S301)、その実行が完了すると実行完了フラグを立ち上げる(S302)ことで実行完了したことを示すスケジューリング部108に示す。スケジューリング部108は直前のスロットにおいて実行されたタスクの実行完了フラグを参照し、実行完了フラグが立ちあげられていればそのタスクを実行可能状態302へと遷移する。タスクは、次に実行を開始する際に実行完了フラグを立ち下げる(S303)。ただしスケジューリング部108が実行完了フラグを立ち下げてもよい。
図9は、タスクのデータアクセス監視時間を説明する図である。図9では、第1タスク101および第2タスク102を実行する状況を示している。そして第1タスク101は、割り当てられたスロット時間T1aからT1dの間で動作する。第1タスク101に割り当てられたスロットでは、スロットの最後であるT1bからT1dにデータアクセスを監視するアクセス監視時間を設ける。このアクセス監視時間の長さはデータアクセス時間、すなわちタスクによる共有データ部205へのアクセスに要する時間である、たとえばT1bからT1cよりも長い時間である。このアクセス監視時間の長さは、タスクによらず一定である。なお第2タスク102は安全要求レベルが高いので、第2タスク102に割り当てられたスロットにはアクセス監視時間は設定されない。
図10は、システム状態管理部111の動作を表すフローチャートである。以下では図9も参照してシステム状態管理部111の動作を説明する。以下に説明する各ステップの実行主体はCPU208である。
図11は、タスク状態管理部107の動作を表すフローチャートである。タスク状態管理部107は、呼び出される際にどの状態へ遷移させるかも併せて指定される。すなわちタスク状態管理部107は、待機状態、休止状態、実行可能状態のいずれかの指定とともに呼び出される。
図12は、第1タスク101による共有データ部205へのアクセスを示す模式図である。データアクセス制御部105は、第1タスク101が共有データ部205へアクセスを試みると、システム状態判定部106を介してシステム状態管理部111が管理するシステム状態を取得する。データアクセス制御部105は、システム状態がアクセス非監視状態であると判断する場合は第1タスク101による共有データ部205へのアクセスを許可する。データアクセス制御部105は、システム状態がアクセス監視状態であると判断する場合は第1タスク101による共有データ部205へのアクセスを拒否し、さらにタスク状態管理部107を用いて第1タスク101を休止状態304へと遷移させる。ただしデータアクセス制御部105は、システム状態がアクセス監視状態である場合に、第1タスク101のタスク状態を休止状態304へと遷移せず、待機状態303へ遷移もしくは無限ループを実行させ、時間エラー判定させてもよい。
図13は、跨りタスクのアクセス監視時間を説明する図である。図13に示す例では第1タスク101および第2タスク102を実行する状況を示している。そして第1タスク101は、複数のスロットにまたがって動作し、具体的には時刻T2a〜T2dまでのスロット、および時刻T2e〜T2hまでのスロットで動作する。すなわち本例における第1タスク101は跨りタスクである。跨りタスクが割り当てられたスロットにおいても、安全要求レベルの低いタスクに割り当てられたスロット全てにおいて、スロットの最後にデータアクセス監視用のアクセス監視時間が設けられる。図13に示す例では、時刻T2b〜T2d、および時刻T2f〜T2hがアクセス監視時間である。また図13の下段に示すように、アクセス監視時間にあわせてシステム状態がアクセス監視状態に設定される。
図14は、アクセス監視時間の設定例を示す図である。以下では、アクセス監視時間は安全要求レベルの高いタスクの起動タイミングに左右されず、安全要求レベルの低いタスクのスロット時間によって決定されることを説明する。
図15は、データアクセス制御部105の動作を表すフローチャートである。以下に説明する各ステップの実行主体はCPU208である。
(1)車両制御装置2002は、実行の優先度により分類され相対的に優先度が低い第1タスク101および相対的に優先度が高い第2タスク102を含むアプリケーション部214と、実行されるタスクごとに、タスクごとのあらかじめ定められた長さの時間であるスロットを割り当て、第1タスク101に割り当てたスロットにおいて、スロットの末尾の第1の所定時間をアクセス監視時間に設定するシステム状態管理部111と、第1タスク101および第2タスク102によりアクセスされる共有データ部205と、アクセス監視時間における第1タスク101による共有データ部205へのアクセスを禁止するデータアクセス制御部105とを備える。
第1の実施の形態では、優先度は2通りしか設定されなかった。しかし3通り以上の優先度が設定されてもよい。その場合は最も高い優先度とそれ以外の優先度に分類して処理を行う。たとえば1〜5の優先度を設け、数字が大きいほど優先されるべき場合に、優先度1〜4のタスクは、第1の実施の形態における優先度が低いタスク、すなわち第1タスク101に相当する。そして優先度5のタスクのみが第1の実施の形態における優先度が高いタスク、すなわち第2タスク102に相当する。
第1の実施の形態では、タスクに要求される機能安全レベルに基づいて優先度が決定された。しかし他の指標によりタスクの優先度を決定してもよい。たとえば、他のタスクへの影響の大きさやユーザの嗜好、または機能安全レベルとそれらの組み合わせによりタスクの優先度を決定してもよい。
図17を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、スロット内に共有データ部205へのアクセスが完了しない場合を考慮する点で、第1の実施の形態と異なる。すなわち第2の実施の形態では以下のようなタスクを想定する。すなわち、あるタスクがアクセス監視時間が始まる前に共有データ部205へのアクセスを開始し、アクセス監視時間が開始してもそのアクセスは終了しなかった。さらにそのタスクは、アクセス監視時間が終了しても、換言するとそのスロットの終了時刻に到達しても共有データ部205へのアクセスが終了しなかった。
図17は、第2の実施の形態におけるデータアクセス制御部105の動作を表すフローチャートである。S203までの処理は第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。S203において共有データ部205へのアクセスを開始させると、データアクセス制御部105はタスクによる共有データ部205へのアクセスが終了したか否かを判断し、アクセスが終了したと判断する場合は(S211:YES)、S204に進む。データアクセス制御部105はアクセスが終了していないと判断する場合は(S211:No)、アクセス監視時間が終了したか否かを判断し、アクセス監視時間が終了したと判断する場合(S212:Yes)は車両制御装置2002を再起動する(S213)。データアクセス制御部105は、アクセス監視時間が終了していないと判断する場合は(S212:No)、S211に戻る。
(6)車両制御装置2002は、タスクによる共有データ部205へのアクセス状態を示すアクセスフラグと、タスクが共有データ部205へのアクセスを開始するとアクセスフラグをオンにし、タスクが共有データ部205へのアクセスを終了するとアクセスフラグをオフにするデータアクセス制御部105とを備える。データアクセス制御部105は、アクセス監視時間の終了時にアクセスフラグがオンであると車両制御装置2002を再起動させる。そのためアクセス監視時間を超えてデータアクセスを行った場合の排他による他タスクへの影響を最小限に抑え、早期の回復が可能となる。
図18を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、第2タスク102に割り当てられたスロットにアクセス監視時間を設ける場合がある点で、第1の実施の形態と異なる。
図18は、第3の実施の形態におけるシステム状態管理部111の動作を表すフローチャートである。第1の実施の形態と同様の処理には同一のステップ番号を付して説明を省略する。システム状態管理部111は、S400Aにおいて否定判定をすると、現在のスロットと次のスロットの両方に第2タスク102が割り当てられているか否かを判断する(S400C)。本ステップを肯定判定する場合はシステム状態管理部111はS401に進み、否定判定する場合はS400Bにすすむ。以下の動作は第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
アクセス制御装置である車両制御装置の第4の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、スケジューリングテーブル501を自動生成する点で、第1の実施の形態と異なる。
図19〜図23を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第5の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、車両制御装置2002のCPU208が複数のコアを備える点で、第1の実施の形態と異なる。
図23は、第5の実施の形態におけるシステム状態管理部111の動作を表すフローチャートである。図23では第1の実施の形態と同様の動作には同一のステップ番号を付して説明を省略する。システム状態管理部111は、各スロットの開始時にそのスロットで実行されるタスクが第1タスク101であるか否かを判断し(S400A)、実行されるタスクが第1タスク101であると判断する場合は(S400A:Yes)、S401Aに進む。実行されるタスクが第1タスク101ではない、すなわち第2タスク102が実行されると判断する場合は(S400A:No)、S400Bにおいて次の処理を行う。
(7)タスクを実行するCPU208のコアを複数備え、システム状態管理部111は、第2タスク102に割り当てたスロットにおいて、スロットの末尾の第2の所定時間を全体監視時間に設定し、全体監視時間の長さは個別監視時間以上の長さである。データアクセス制御部105は、CPU208のコアごとにアクセス監視時間であるか否かを判断し、全体監視時間における全てのコアで実行される第1タスク101による共有データ部205へのアクセスを禁止する。そのため、CPU208が複数のコアを備えて複数のタスクを並列して実行可能な場合に、コアごとにアクセス監視時間を設けることで、安全要求レベルの低いタスクによる安全要求レベルの高いタスクへの影響を防止することができる。また第2タスク102のスロット末尾において全体監視時間を設け全てのコアにおける第1タスク101の共有データ部205へのアクセスを制限することで、いずれのコアで実行されている第2タスク102も共有データ部205へのアクセスを優先させ、実行の遅延を防止することができる。
全体監視時間は、タスクが共有データ部205へのアクセスに要する時間と、コア数との積よりも長い時間としてもよい。これにより、他のコアで実行されている第2タスク102のデータアクセスによる影響を防ぐことができる。
図24を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第6の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、システム状態管理部を備えない点で、第1の実施の形態と異なる。
図25〜図26を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第7の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、FPGAを用いる点で、第1の実施の形態と異なる。
図25は第7の実施の形態における車両制御装置2002のブロック図である。本実施の形態では、アクセス時間監視部109、スロット時間監視部110、およびシステム状態管理部111はFPGA(field-programmable gate array)上に構成される。また第1の実施の形態の構成に加えて、FPGA上にタイマフラグ監視部2303をさらに備える。
図27〜図28を参照して、アクセス制御装置である車両制御装置の第8の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、動作ログ管理部213の動作を明確にしている点で、第1の実施の形態と異なる。
102…第2タスク
105…データアクセス制御部
106…システム状態判定部
107…タスク状態管理部
108…スケジューリング部
109…アクセス時間監視部
110…スロット時間監視部
111…システム状態管理部
205…共有データ部
206…タスク実行制御部
208…CPU
210…タイマ
213…動作ログ管理部
214…アプリケーション部
215…ハードウエア
216…ソフトウエア
501…スケジューリングテーブル
1101…動作ログ
1901…システム状態テーブル
2001…車両システム
2002…車両制御装置
2303…タイマフラグ監視部
Claims (8)
- 実行の優先度により分類され相対的に優先度が低い第1タスクおよび相対的に優先度が高い第2タスクを含むアプリケーション部と、
前記第1タスクおよび前記第2タスクを実行する実行部と、
実行されるタスクごとに、タスクごとのあらかじめ定められた長さの時間であるスロットを割り当て、前記第1タスクに割り当てた前記スロットにおいて、前記スロットの末尾の第1の所定時間をアクセス監視時間に設定するシステム状態管理部と、
前記第1タスクおよび前記第2タスクによりアクセスされる共有データ部と、
前記アクセス監視時間における前記第1タスクによる前記共有データ部へのアクセスを禁止するデータアクセス制御部とを備えるアクセス制御装置。 - 請求項1に記載のアクセス制御装置において、
前記アクセス監視時間は、前記第1タスクが前記共有データ部へのアクセスに要する時間よりも長いアクセス制御装置。 - 請求項1に記載のアクセス制御装置において、
前記データアクセス制御部は、前記アクセス監視時間に前記共有データ部へのアクセスを試みた前記第1タスクを終了状態に遷移させるアクセス制御装置。 - 請求項1に記載のアクセス制御装置において、
前記データアクセス制御部は、複数の前記スロットに跨って実行される前記第1タスクが、最終スロット以外で前記アクセス監視時間に前記共有データ部へのアクセスを試みると、前記第1タスクを次のスロットの開始時刻まで待機させるアクセス制御装置。 - 請求項1に記載のアクセス制御装置において、
タスクによる前記共有データ部へのアクセス状態を示すアクセスフラグと、
タスクが前記共有データ部へのアクセスを開始すると前記アクセスフラグをオンにし、タスクが前記共有データ部へのアクセスを終了すると前記アクセスフラグをオフにするフラグ管理部とをさらに備え、
前記データアクセス制御部は、前記アクセス監視時間の終了時に前記アクセスフラグがオンであると前記アクセス制御装置を再起動させるアクセス制御装置。 - 請求項1に記載のアクセス制御装置において、
前記タスクを実行する前記実行部を複数備え、
システム状態管理部はさらに、前記第2タスクに割り当てた前記スロットにおいて、前記スロットの末尾の第2の所定時間を全体アクセス監視時間に設定し、前記第2の所定時間は前記第1の所定時間以上の長さであり、
前記データアクセス制御部は、前記実行部ごとに前記アクセス監視時間であるか否かを判断し、前記全体アクセス監視時間における全ての前記実行部で実行される前記第1タスクによる前記共有データ部へのアクセスを禁止するアクセス制御装置。 - 請求項6に記載のアクセス制御装置において、
前記データアクセス制御部は、複数の前記実行部において前記第2タスクが前記共有データ部へのアクセスを試みると、前記スロットの終期までの時間が短い前記第2タスクによる前記共有データ部へのアクセスを優先させるアクセス制御装置。 - 請求項1に記載のアクセス制御装置において、
前記優先度は、前記タスクに要求される機能安全のレベルに基づいて決定されるアクセス制御装置。
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