JP6795353B2 - Led集魚灯 - Google Patents

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Description

本発明は、大光量(例えば3〜15万ルーメン(lm))であり、主にイカ、サンマ、太刀魚等、光に集まる性質(走光性)を有する魚を集魚対象とするLED集魚灯に関する。
近年、発光部をLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)に代替した照明器具が多数提案されている。集魚灯の分野においても、その消費電力の少なさから、従来の白熱電球やメタルハライドランプからの置き換えが進んでいる。
集魚灯の役割は、走光性を利用して集魚対象をおびき寄せることにある。非特許文献1によれば、例えば、イカの場合、集魚灯による集魚のメカニズムは次のとおりである。まず、夜間海中の表層付近にいるイカは集魚灯の光が届くと光の方向に遊泳し、漁船周囲の明るいところに到達する。しかし、イカは明るい環境に順応していないため、明るいところを避け、漁船下の船影に入る。そして、漁船下の船影に入ったイカは、漁船から下ろされた疑似餌により捕獲される(非特許文献1の11ページ参照)。
近年の研究により、魚類の走光性は、特定の波長領域の光に対して起こることが分かってきている。例えば、イカの視感度は480〜490nm(青色〜青緑色)の波長の光にピークがあるとされており(図6(b)参照。非特許文献1より引用)、この波長領域において走光性を示すことが知られている。この点、原理的に特定の波長ピークを生じやすいLEDは、集魚効率の優れた集魚灯の光源として期待されている。
しかしながら、特定の波長ピークのみを有する単色光の環境下においては、作業性を悪化させるという課題があった。
そこで、特許文献1には、LEDを集魚灯に用いた集魚システムが開示されている。この集魚システムは、450〜470nm波長の青色LEDチップに、発光波長が570〜590nmの黄色蛍光体を塗布して相関色温度が5000K〜15000Kの白色光を照射する第1集魚灯と、450〜470nm波長の青色LEDチップに、発光波長が480〜550nmの緑色蛍光体を塗布して青緑色光を照射する第2集魚灯とを備えており、二種類の異なる色の光を照射することによって、作業者の作業性と集魚効率の両方を実現するものである。
ところで、近年、演色性を改善することを目的として、緑色蛍光体が提案されている。特許文献2の図6には、半値幅の広い緑色発光として、Y3(Ga,Al)512:CeとLu3Al512:Ceの発光スペクトルが開示されているので、図1に引用する。参考例1がY3(Ga,Al)512:Ceであり、参考例2がLu3Al512:Ceである。
特許第5280537号公報 特開2015−142056号公報 「イカ釣りLED魚灯活用ガイド」独立行政法人水産総合研究センター水産工学研究所(2013年3月)
特許文献1に開示される集魚システムは、異なる照射光を有する第1および第2集魚灯が必要である。しかしながら、異なる照射光を用いることは、コスト面で不利になるという問題がある。一種類の照射光で集魚効率と作業者の作業性の両方を実現することが求められていた。
近年、地域によっては燃油高騰対策などの理由による光力規制がなされており、例えば、水産庁のWebサイトには、福岡県で手釣り・竿釣りをおこなう場合に用いる集魚灯は10kW以下でなくてならないことが記載されている。少ない投入電力で十分な集魚効果を得ることのできる小型船舶用集魚灯システムのニーズがあると考えられる。
そこで、本発明は、一種類の照射光で集魚効率と作業者の作業性の両方を実現することができるLED集魚灯を提供することを目的とする。
発明者は、緑色蛍光体の特性の検討および高濃度化によって、集魚対象の好む青緑色光の波長ピークの強度を高め、かつ、波長分布を可視光領域にブロードにすることで、集魚効率が高く作業者の作業性を損なわない光色とすることを可能とした。さらに、蛍光体の高濃度化で光量が低下するという課題を、多数個(例えば、100〜5000個)のLEDチップを高密度実装することによって解消した。これにより、白色光の照射光を不要とし、一種類の照射光のみで集魚効率と作業者の作業性の両方を実現する本発明を完成した。すなわち、本発明は以下の技術手段から構成される。
第一の発明は、複数個のLEDチップと、緑色蛍光体を含有した透光性封止樹脂とを有するLED光源を備えたLED集魚灯において、前記LEDチップが450〜470nmの間にピーク波長を有すること、前記緑色蛍光体が520〜550nmの間に発光ピーク波長を有すること、前記LED光源は、450〜470nmの間に第1のピーク波長を有するとともに、520〜550nmの間に第2のピーク波長を有し、前記第2のピーク波長の半値全幅が90nm以上であること、前記第1のピーク波長と前記第2のピーク波長の相対発光強度の比率が0.8:1〜1:0.8であること、前記第1のピーク波長または前記第2のピーク波長に対する590nmの波長の相対発光強度が0.5以上である、および/または、600nmの波長の相対発光強度が0.4以上であり、かつ、590nmの波長の相対発光強度が600nmの波長の相対発光強度よりも高いこと、前記透光性封止樹脂中の前記緑色蛍光体の濃度が10重量%以上であること、前記LEDチップが300個以上配置され、前記LED光源の投入電力が00W以上であり、青緑色の光を照射することを特徴とするLED集魚灯である。
第二の発明は、前記LEDチップの実装面積密度が15mm /cm 以上であることを特徴とする。
の発明は、第一または第二の発明において、前記緑色蛍光体の90重量%以上が、LuAG系
蛍光体からなることを特徴とする。
第四の発明は、第一ないし第三のいずれかの発明において、前記第1のピーク波長または前記第2のピーク波長に対する470〜490nmの波長域の相対発光強度が0.35以上であことを特徴とする。
第五の発明は、第一ないし第四のいずれかの発明において、小開口および大開口を有するリフレクタを備えることを特徴とする。
第六の発明は、第一ないし第四のいずれかの発明において、配光角が75度以上の投光用凸レンズを備えることを特徴とする。
第七の発明は、第一ないし第六のいずれかの発明において、前記LED光源の相関色温度が7000K〜8000Kの青緑色光であることを特徴とする。
第八の発明は、第五の発明のLED集魚灯複数台と、第六の発明のLED集魚灯複数台とを備えることを特徴とするLED集魚灯システムである。
第九の発明は、第八の発明において、前記LED集魚灯を台以上備え、各LED集魚灯の40m先の中心値の明るさが10ルクス以上であり、かつ、前記LED光源の投入電力の合計値が10kW以下であることを特徴とする。
本発明によれば、一種類の照射光で集魚効率と作業者の作業性の両方を実現することができるLED集魚灯を提供することができる。
3(Ga,Al)512:CeとLu3Al512:Ceの発光スペクトルを示すグラフである。 第一実施形態例に係るLED集魚灯の斜視図である。 第一実施形態例に係るLED集魚灯の平面図である。 第一実施形態例に係るLED集魚灯の側面断面図である。 第一実施形態例に係るLED光源モジュールの側面断面図である。 (a)は第一実施形態例に係るLED集魚灯の照射光の波長分布を示すグラフであり、(b)はイカおよび人の視感度を示すグラフである。 第二実施形態例に係るLED集魚灯の斜視図である。 第二実施形態例に係るLED集魚灯の平面図である。 第二実施形態例に係るLED集魚灯の側面断面図である。 LED集魚灯の漁船への設置例および推定照射範囲を示す図である。 第二実施形態例に係るLED集魚灯使用時の魚群探知機の深さ方向の画像であり、(a)は点灯直後の画像であり、(b)は点灯中の画像であり、(c)は消灯後の画像である。 第二実施形態例に係るLED集魚灯使用時の魚群探知機の水平方向の画像である。 第三実施形態例に係るLED集魚灯の(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図である。
本発明のLED集魚灯は、多数個(例えば、100〜5000個、好ましくは200個以上)の投入電力が数Wクラス(例えば、0.2〜4W)のLEDチップを実装した、投入電力が百W以上(例えば、100W以上、好ましくは200W以上、より好ましくは400W以上、さらに好ましくは500W以上)の光源と、投影手段としてのリフレクタまたはレンズと、光源を冷却するヒートシンクとを備え、イカの視感度のピークの付近(短波長側)に第1のピーク波長(例えば450〜470nm)を、人の視感度のピークまたはその付近に第2のピーク波長(例えば520〜550nm)を有している。
また、小型船舶を対象とした本発明のLED集魚灯システムは、LED集魚灯を複数台(例えば3〜16台または4〜8台)備え、各LED集魚灯の40m先の中心値の明るさが10ルクス以上(好ましくは15ルクス以上、より好ましくは18ルクス以上)または100m先の中心値の明るさが10ルクス以上(好ましくは15ルクス以上、より好ましくは18ルクス以上)であり、かつ、投入電力の合計値が10kW以下(好ましくは7kW以下、より好ましくは5kW以下)である。
以下、例示に基づき本発明を説明する。
[第一実施形態例]
第一実施形態例のLED集魚灯1は、走光性を有する魚類の中でも、特にイカ類を集魚対象とする。第一実施形態例のLED集魚灯1は、遠方に光を照射するためのリフレクタを備えている。
図2〜4を参照しながら第一実施形態例に係るLED集魚灯1の構成を説明する。図2にLED集魚灯1の斜視図、図3に平面図、図4に側面断面図を示す。
LED集魚灯1は、リフレクタ10と、LED光源モジュール20と、モジュール保持具31と、ヒートシンク32と、取付部33を主な構成要素としている。
リフレクタ10は、拡径部11と、カバー12とを備えて構成され、LED光源モジュール20から照射された光を反射・集光し、所定の配向角度と光量分布を与える。
本実施形態例の配向角は約30°であり、遠方照射により遠方の集魚対象をおびき寄せるのに適している。
拡径部11は、LED光源モジュール20が配置される底部開口(小開口)と、カバー12が配置される上部開口(大開口)とを備える。拡径部11は、例えば、アルミニウム合金で構成され、内面は乱反射による光量低下を防ぐため、鏡面処理されている。
拡径部11の底部開口の直径は、例えば10〜20cmであり、上部開口の直径は、例えば20〜60cmであり、底部開口から上部開口までの高さは、例えば5〜80cmである。
拡径部11の上部および底部開口の大きさ比率や内面の曲面は変更してもよく、拡径部11に複数の反射面を設けたマルチリフレクタとしてもよい。
カバー12は、透光性樹脂板により構成されており、好ましくは割れにくく、紫外線、塩分、湿度、温度変化に耐える耐候性を有する透明な樹脂板(例えば、ポリカーボネート板)により構成する。カバー12は、拡径部11の大開口辺縁部に設けられた留具13により固定される。
なお、カバー12に、グレア(まぶしさ)対策などのために光拡散する加工を加えてもよい。
図5は、第一実施形態例に係るLED光源モジュール20の側面断面図である。このLED光源モジュール20は、実装基板21と、多数個のLEDチップ22と、ダム材23と、透光性樹脂部24と、電源ケーブル26(図3参照)とを主な構成要素とし、青緑色光として認識される大光量光源を構成する。
実装基板21は、熱伝導性に優れる材料であり、例えば、銅板またはアルミ板により構成される。実装基板21は少なくとも表面が金属材料からなるものであれば足り、例えば表面が銅からなる水冷構造のヒートスプレッダ(上板、中板、下板の3種類の銅板からなる積層構造体)を用いてもよい。実装基板21のLED実装領域の表面には、反射層(図示せず)が形成されており、LEDチップ22からの発光を図示の上方向に反射する。この反射層は、例えば、銀めっき層、或いは、白色無機粉末(白色無機顔料)と二酸化珪素(SiO)を主要な成分とし、有機リン酸を含むジエチレングリコールモノブチルエーテルの溶剤でこれらを混ぜたインクを塗布、焼成して形成される無機系白色絶縁層である。
LEDチップ22は、450〜470nmの間に発光のピーク波長を有するLEDベアチップである。具体的には、例えば窒化ガリウム系半導体を用いた青色LED素子であり、発光ピーク波長は450〜462.5nm、投入電力は0.1〜0.3Wである。
なお、本実施形態例とは異なり、LEDチップ22をLEDパッケージ(投入電力が数Wクラス)により構成してもよい。
LEDチップ22は、実装基板21にCOB(Chip On Board)実装されており、図示の上方向(実装基板21と反対方向)に光を発する。LEDチップ22の底面は高熱伝導性接着材、半田接続等により実装基板21の上面に固着されている。
隣り合うLEDチップ22は実質的に等間隔に配置され、ワイヤ25でワイヤボンディング接続されており、端部に位置するLEDチップ22は実装基板21上の配線層ともワイヤボンディングされている。
LED実装領域(反射領域)内におけるLEDチップ22の実装面積密度(チップ搭載面積占有率)を15mm/cm以上とすることが好ましく、より好ましくは20mm/cm以上とする。単位面積当たりの光度を高め高輝度を実現することにより、海中のより遠く、より深いところまで光を到達させることが可能となるからである。また、高輝度を実現するために、例えば最大定格電流100mA以上、好ましくは最大定格電流300mA以上、さらに好ましくは最大定格電流500mA以上のLEDチップを用いることが開示される。
実装基板21のLED実装領域には、同一仕様のLEDチップ22が、例えば、300個以上、600個以上、1200個以上または1500個以上配置され、投入電力が100W以上、200W以上、400W以上または500W以上のLED光源を構成する。このLED光源は、数十個以上のLEDチップ22を直列接続してなるLEDモジュールを数個ないし数十個設け、各LEDモジュールを並列に接続して構成される。
実装基板21のLED実装領域は、少なくとも表面に光反射性が付与されたダム材23により囲まれている。ダム材23は、製造時において封止樹脂の流動を防ぐもので、樹脂や金属材料などで構成する。ダム材23の内側には、透光性樹脂を充填および硬化してなる透光性樹脂部24が設けられている。
透光性樹脂部24は、蛍光体を含有する透光性樹脂を充填して構成される。透光性樹脂部24のベース材料は、例えば、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂である。シリコーン樹脂の詳細な種類として、例えば、ベースポリマーの側鎖がメチル基のみからなるメチル系シリコーンや、側鎖の一部にフェニル基を有するフェニル系シリコーン等が挙げられる。
透光性樹脂部24に含有される蛍光体は、LEDチップ22の発光と蛍光体の発光とを組み合わせた照射光の波長分布が、集魚効率と作業者の作業性を両立するように選定される。
詳細には、照射光の波長分布が次のような特徴を有するように選定される。
(ア)イカの視感度のピークの付近(短波長側)に第1のピーク波長(励起光ピーク波長)を、人の視感度のピークまたはその付近に第2のピーク波長(発光ピーク波長)を有していること
(イ)第1のピーク波長と第2のピーク波長の相対発光強度の比率が0.8:1〜1:0.8(好ましくは0.85:1〜1:0.85)であること
(ウ)第1のピーク波長と第2のピーク波長の谷付近に存在するイカの視感度のピークに相当する波長(例えば480〜490nm)の強度を底上げし、かつ、第2のピーク波長の裾野の波長分布をブロードにすること。具体的には、ピーク波長強度を1.0とした場合に470〜490nmの波長域の相対発光強度が0.35以上(好ましくは0.38以上)であり、かつ、590nmの波長の相対発光強度が0.5以上(好ましくは0.55以上)である(または600nmの波長の相対発光強度が0.4以上(好ましくは0.43以上)である)こと
上記(ア)の特徴を満たす観点から、本実施形態例では、450〜470nmの間に発光のピーク波長を有するLEDチップ22に対し、540nmに発光ピーク波長を有する緑色蛍光体を組み合わせた構成としている。蛍光体の発光ピーク波長はこれに限定されないが、人の視感度に近づけることで照射光をより明るく感じさせる観点から、530〜550nmの間に発光ピーク波長を有することが好ましく、535〜545nmの間に発光ピーク波長を有することがより好ましい。
LEDチップ22の発光と蛍光体の発光とを組み合わせた照射光の相関色温度としてとらえた場合、短波長側のピークと長波長側のピークを有する波長分布により合成される青緑色光に近づける観点から、相関色温度が7000〜8000Kであることが好ましく、7200〜7800Kであることがより好ましく、7300〜7700Kであることがさらに好ましい。
上記(イ)の特徴を満たすため、蛍光体からの発光を増やして相対的な長波長側のピーク強度を高める観点から、蛍光体の濃度を高くすることが好ましく、例えば、蛍光体の濃度を10〜25重量%とすることが好ましく、13〜20重量%とすることがより好ましく、15〜18重量%とすることがさらに好ましい。本実施形態例においては、15.5重量%としている。
上記(ウ)の特徴を満たすため、蛍光体の第2のピーク波長の裾野の分布をブロードにする観点から、蛍光体の発光の半値全幅を大きくすることが好ましく、例えば、半値全幅を90nm以上とすることが好ましく、半値全幅を100nm以上とすることがより好ましく、105nm以上とすることがさらに好ましい。
白色のLED光源を作製する場合、黄色と赤色の蛍光体を使うのが一般的であり、赤色を混入させると演色性が上がる一方、変換効率が下がり全光束が落ちることが知られている。この点、本実施形態例では緑色蛍光体のみを用いていることから、変換効率は良好であり、濃度分布の調整も容易である。
本実施形態例で採用した緑色蛍光体は、化学式LuAl12:Ceで表されるLuAG蛍光体であり、図1の参考例2と同様の発光スペクトルを有している。
その他、緑色蛍光体の例として、化学式CaScSi12:Ceで表わされるスカンジウム酸化物系蛍光体、化学式(Si,Al)(O,N):Euで表されるβ−サイアロン系蛍光体、化学式ZnS:Cu,Alで表される硫化亜鉛系蛍光体等も開示される。集魚対象の走光性への調整や色調のためにこれらの蛍光体やその他黄色や赤色の蛍光体を混合して用いてもよいが、この場合でも、LuAG系蛍光体の蛍光体濃度が90重量%以上(好ましくは95重量%以上)を占めることが好ましい。
LED光源モジュール20は、LEDチップ22が生じた熱を放熱するため、実装基板21の裏面がモジュール保持具31の当接面と接触する状態で、モジュール保持具31の凹みにネジ等の固定具により固定される。
実装基板21とモジュール保持具31の間には、必要に応じて放熱グリス、放熱シート等の熱伝達部材を介在させる。
モジュール保持具31は、表面側に、Oリング(図示せず)を介してリフレクタ10が取り付けられ、裏面側にヒートシンク32が取り付けられている(図4参照)。モジュール保持具31およびヒートシンク32は、熱伝導性に優れた材料、例えば、銅、アルミ等の金属材により構成される。
ヒートシンク32は水冷式であり、図示しないポンプにより冷却水が供給口32aから供給され、排出口32bから排出されながらヒートシンク32内を循環する。
なお、ヒートシンク32は、自然空冷式、電動ファンを備えるものを用いてもよい。但し、LEDチップ22を高密度に実装すると実装部分が高温となり、放熱性に悪い発光中心部の光量が特に低下するドーナツ化現象が生じるという課題があるため、熱拡散能力の特に高いヒートスプレッダと共に冷却能力が特に高いヒートシンクを採用する必要がある。
ヒートシンク32には、LED光源モジュール20に電源ケーブル26を介して電源を供給するための電源コネクタ26a,26bが設けられている。また、ヒートシンク32には、設置箇所に取付け、角度調整を可能とするための取付部33が設けられている。
[波長分布]
LED光源モジュール20の照射光の波長分布を測定した。図6(a)は、LED集魚灯1の照射光の波長分布を示すグラフであり、(1)はLED光源モジュール20の波長分布であり、(2)は比較例1の波長分布であり、(3)はイカを集魚対象として従来用いられている青緑色LED素子の波長分布である。
比較例1は、LED光源モジュール20の蛍光体を黄色蛍光体(化学式YAl12:Ceで表されるYAG蛍光体)に置換して白色光を発光するようにしたLED光源モジュールである。
図6(a)から、次のことが分かる。
(1)は、LEDチップ22の発光ピーク波長450〜462.5nmおよび蛍光体の発光ピーク波長520〜550nmに波長分布のピークがあることが分かる。
(2)もLEDチップ22の発光ピーク波長に第1のピークがあることは(1)と同様であるが、長波長側にある第2のピーク(560nm付近)の発光強度が小さいことが分かる。
(3)は、500nm付近に単一のピークがあることが分かる。
図6(a)から、次のことが推察される。
(1)では、集魚対象のイカの走光性のピークとされる波長480〜490nmの相対発光強度が、(2)および(3)に比べ高く、イカの集魚性が相対的に高いことが推察される。
(1)では、可視光領域において相対発光強度の高い範囲がブロードに分布している(例えば、600nm付近の相対発光強度が0.4以上である)ため、作業者の視認性が向上することが推察される。換言すれば、青紫の補色である黄から青の補色である黄みの橙までにかけての相対発光強度の高いので(例えば、570nm付近の相対発光強度が0.75以上、590nm付近の相対発光強度が0.5以上、600nm付近の相対発光強度が0.4以上であるため)、作業者の視認性が向上することが推察される。
[設置例]
漁船に4個のLED集魚灯1を設置し、照射範囲を推定する試験を行った。
図10は、5tクラスの漁船3にLED集魚灯1を設置した配置を示す平面図である。漁船3の作業エリア3aの上方には、作業エリア3aを縦断して集魚灯を吊すためのワイヤ4が張架されている。2個のLED集魚灯1a,1bをワイヤ4の船首側に設置し、2個のLED集魚灯1c,1dをワイヤ4の船尾側に設置した。2個のLED集魚灯1a,1cはリフレクタ10の大開口を漁船3の左方に向け、2個のLED集魚灯1b,1dはリフレクタ10の大開口を漁船3の右方に向けた。LED集魚灯1a〜1dでの消費電力は、それぞれ600Wであり、100m先の明るさ(中心値)は22ルクスである。
上記の配置において、4個のLED集魚灯1a〜1dを照射した結果、4個のLED集魚灯1a〜1dの照射範囲は、図10中のA1およびA2の曲線で囲まれた範囲であることが推定された。ここで、A1の範囲は各1灯分が照射できる範囲、A2の範囲は2灯分が重なって照射できる範囲を示している。すなわち、4個のLED集魚灯1a〜1dから約300m(図中矢印D1)以内の範囲(A1)、および、2個のLED集魚灯1a,1bと2個のLED集魚灯1c,1dの中間から左右に約500m(図中矢印D2)以内の範囲(A2)が照射範囲として推定された。なお、図10はイメージ図であり、正確には船頭と船尾の箇所は少し暗くなっている。
以上に説明した第一実施形態例のLED集魚灯1によれば、照射光がイカの走光性のピークに対応する波長で強度が高いこと、および、可視光領域において相対発光強度の高い波長分布がブロードであることにより、一種類の照射光で集魚効率と作業者の作業性の両方を実現することができると考えられる。また、メタルハライドランプのように作業者が日焼けをすることもなく、エネルギー効率も良好である。集魚灯1a〜1dの総消費電力は2.4kWと少ないので、燃料代の削減および発電機の小型化を実現することが可能となる。
[第二実施形態例]
第二実施形態例は、投光手段としてレンズ40を備えるLED集魚灯2に関する。
第二実施形態例のLED集魚灯2は、リフレクタ10の代わりにレンズ40を備える点で第一実施形態例のLED集魚灯1と相違する。以下では、相違点を中心に説明し、共通する構成については第一実施形態例と同一の符号を付し、説明を割愛する。
図7はLED集魚灯2の斜視図、図8は平面図、図9は側面断面図である。LED集魚灯2は、レンズ40と、LED光源モジュール20と、モジュール保持具31と、水冷ヒートシンク32とを備えて構成される。LED光源モジュール20、モジュール保持具31および水冷ヒートシンク32については、第一実施形態例と同様であるので、説明を割愛する。
レンズ40は、LED光源モジュール20の発光を海面および船上に投光するための凸レンズである。レンズ40の材質は、透光性、耐候性および軽量性を備えた樹脂材料であり、例えばシリコーンである。レンズ40の配向角は、LED集魚灯1を漁船の上方に吊し、レンズ40を水平方向に向けても船上を照らすために必要な角度(例えば、75〜150度)であり、本実施形態例においては100度である。本実施形態例の光源は大光量であるため、レンズ40の配向角を大きくしても光量を確保することができ、海面および船上の両方を照射することができる。レンズ40の直径は、一定量の照射領域を確保するため、例えば、10〜50cmである。
第二実施形態例に係るLED集魚灯2によっても、第一実施形態例と同様の作用効果が奏される(但し、遠方照射性は劣る。)。また、光源が大光量であり、レンズ40の配向角が大きいため、一種類の照射光で広域照射により十分な光量で海面および船上を照射することができる。
第一実施形態例に係るLED集魚灯1と、第二実施形態例に係るLED集魚灯2とは併用することが可能である。LED集魚灯1を複数台、LED集魚灯2複数台を配置することにより、遠方照射と広域照射の両方を行い、船上および漁船近傍から遠方までの光量を十分に確保したLED集魚灯システムを構築することができる。
[フィールド試験]
155tの漁船に、LED集魚灯1およびLED集魚灯2のいずれかを、それぞれ4個(5tの漁船の灯りに相当)設置して、3名の釣り人によるイカ釣り試験を実施した。
フィールド試験では、4個のLED集魚灯1を常時点灯(LED集魚灯2は使用せず)する条件と、4個のLED集魚灯2を常時点灯(LED集魚灯1は使用せず)する条件とで実施した。
まず、リフレクタ型のLED集魚灯1を用いて、長崎県壱岐島の西方約30kmの地点において、1日目20:00〜2日目3:00の時刻(実質5時間)にイカ釣りを実施した。通常、漁船ではシーアンカーを用い、潮の流れに同期させるが、今回の実験の漁船にはシーアンカーは無く、風がある海上条件だったため、船を漂流させて実験を行った。なお、船影に疑似餌(スッテ)を下ろすことはできなかった(釣果に不利であった)。
次に、レンズ型のLED集魚灯2を用いて、リフレクタ型のLED集魚灯1で実施した地点からさらに南西約7kmの地点において、2日目22:00〜3日目日3:00の時刻(実質4時間)にイカ釣りを実施した。風が強く海上条件のため、船を漂流させて実験を行った。なお、風のため、船影に疑似餌(スッテ)を下ろすことはできなかった(釣果に不利であった)。
リフレクタ型のLED集魚灯1を用いたときの釣果の時間経緯を表1に示す。
[表1]
表1を見て分かるように、実質5時間で合計170ハイのイカ(殆どがケンサキイカ)が釣れ、1時間あたり約34パイと、大きな釣果が得られた。34cm以上のイカは過去最大級であった。
レンズ型のLED集魚灯2を用いたときの釣果は、実質4時間で合計120ハイのイカが釣れ、1時間あたり約30ハイであった。
また、LED集魚灯1およびLED集魚灯2で釣れたイカのうち、約10%は25cm以上の大物であった。
図11および図12に、レンズ型のLED集魚灯2を用いたときの魚群探知機の画像を示す。図11は、魚群探知機の深さ方向の画像であり、(a)は点灯直後の画像であり、(b)は点灯中の画像であり、(c)は消灯後の画像である。図11中右側の1目盛は水深10m分を示す。図12はLED集魚灯2を点灯直後の魚群探知機の水平方向の画像を示す。図中、点線で示した内側の円は漁船から100mの距離を示し、外側の円は漁船から200mの距離を示す。
図11(a)および図12を見ると分かるように、点灯直後から光に反応して漁船に魚群が集まってきていることが分かる。また、図11(b)を見ると分かるように、点灯中は水深50m付近に魚群が集まっていることが分かる。図11(b)の状態は、点灯中はほとんど変わらない状態であった。また、図11(c)を見ると分かるように、消灯後は魚群が減っていることが分かる。
以上から、レンズ型のLED集魚灯2による集魚効果が確認することができる。
作業者にLED集魚灯1およびLED集魚灯2の使用感についてインタビューしたところ、発光は大光量で明るく見た目も涼しげであり、船上では作業がしやすいとの評価コメントが得られた。
以上より、LED集魚灯1およびLED集魚灯2によれば、釣果および魚群探知機の画像により集魚効率の高さが確認され、作業者の評価コメントより作業者の作業性が確保できることが確認された。
[第三実施形態例]
第三実施形態例は、冷却手段として空冷式のヒートシンク51を備えるLED集魚灯5に関する。
第三実施形態例のLED集魚灯5は、水冷式のヒートシンク32の代わりに空冷式のヒートシンク51を備える点で第二実施形態例のLED集魚灯2と相違する。以下では、相違点を中心に説明し、共通する構成については第二実施形態例と同一の符号を付し、説明を割愛する。
図13は、第三実施形態例に係るLED集魚灯5の(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図である。LED集魚灯5は、LED光源モジュール20と、レンズ40と、モジュール保持具(図示省略)と、空冷式のヒートシンク51とを備えて構成される。LED光源モジュール20およびレンズ40については、第二実施形態例と同様であるので、説明を割愛する。
図示しないモジュール保持具は、レンズ40の周縁部に設けられた公知の器具(例えば、ボルト締結フランジ)であり、レンズ40、LED光源モジュール20およびヒートシンク51を固定している。
ヒートシンク51は多数のフィンを備え、熱伝導性に優れた銅、アルミ等の金属材により構成される。ヒートシンク51は、上述のヒートスプレッダ、並びに、放熱グリス、放熱シート等の熱伝達部材を介してLED光源モジュール20の裏面に当接して固定されている。
第三実施形態例に係るLED集魚灯5によっても、第二実施形態例と同様の作用効果が奏される。
以上、本発明の好ましい実施形態例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。上記実施形態例には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
1 LED集魚灯(リフレクタ型)
2 LED集魚灯(レンズ型)
3 漁船
4 ワイヤ
5 LED集魚灯(レンズ型)
10 リフレクタ
11 拡径部
12 カバー
13 留具
20 LED光源モジュール
21 実装基板
22 LEDチップ
23 ダム材
24 透光性樹脂部
25 ワイヤ
26 電源ケーブル
31 モジュール保持具
32 ヒートシンク
33 取付部
34 Oリング
40 レンズ
51 ヒートシンク

Claims (9)

  1. 複数個のLEDチップと、緑色蛍光体を含有した透光性封止樹脂とを有するLED光源を備えたLED集魚灯において、
    前記LEDチップが450〜470nmの間にピーク波長を有すること、
    前記緑色蛍光体が520〜550nmの間に発光ピーク波長を有すること、
    前記LED光源は、450〜470nmの間に第1のピーク波長を有するとともに、520〜550nmの間に第2のピーク波長を有し、前記第2のピーク波長の半値全幅が100nm以上であること、
    前記第1のピーク波長と前記第2のピーク波長の相対発光強度の比率が0.8:1〜1:0.8であること、
    前記第1のピーク波長または前記第2のピーク波長に対する590nmの波長の相対発光強度が0.5以上である、および/または、600nmの波長の相対発光強度が0.4以上であり、かつ、590nmの波長の相対発光強度が600nmの波長の相対発光強度よりも高いこと、
    前記透光性封止樹脂中の前記緑色蛍光体の濃度が10重量%以上であること、
    前記LEDチップが300個以上配置され、前記LED光源の投入電力が00W以上であり、青緑色の光を照射することを特徴とするLED集魚灯。
  2. 前記LEDチップの実装面積密度が15mm /cm 以上であることを特徴とする、請求項1に記載のLED集魚灯。
  3. 前記緑色蛍光体の90重量%以上が、LuAG系蛍光体からなることを特徴とする請求項1または2に記載のLED集魚灯。
  4. 前記第1のピーク波長または前記第2のピーク波長に対する470〜490nmの波長域の相対発光強度が0.35以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のLED集魚灯。
  5. 小開口および大開口を有するリフレクタを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のLED集魚灯。
  6. 配光角が75度以上の投光用凸レンズを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のLED集魚灯。
  7. 前記LED光源の相関色温度が7000K〜8000Kの青緑色光であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のLED集魚灯。
  8. 請求項5に記載のLED集魚灯複数台と、請求項6に記載のLED集魚灯複数台とを備えることを特徴とするLED集魚灯システム。
  9. 前記LED集魚灯を台以上備え、各LED集魚灯の40m先の中心値の明るさが10ルクス以上であり、かつ、前記LED光源の投入電力の合計値が10kW以下であることを特徴とする請求項8に記載のLED集魚灯システム。
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