JP6794014B2 - 刈払機可動兼非可動防護カバー - Google Patents

Description

本発明は，刈払い作業時の飛散物から作業者の安全確保と作業効率に関するものである。

先行製品の防護カバーは，金属刃用に出来ているので，ナイロンカッターを使用すると飛散物が大量に作業者の方に向かって飛んで来るので大変危険である。

先行製品のほとんどが固定式なので現場の状況や地形に柔軟に対応しにくい場合がある。

特許公開２００４−８９１６９ 特許公開２０１２−２３９４１０ 特許公開２０１３−６３０５７

先行製品の防護カバーは，金属刃用に出来ているので，ナイロンカッターを使用すると飛散物が大量に作業者の方に向かって飛んで来るので大変危険である。

先行製品の防護カバーは，固定式なので，地面のデコボコや障害物で作業がしにくい場合がある。

特許公開２００４−８９１６９の様に上部に円盤状の物を乗せた製品が多いけど横からの防御がなされていない。

飛散物が作業者の左側からのみにも関わらず，左右対称に出来ている。

飛散物は，作業者の左側に集中するので，左側と上部を重点的に防御すべく，上部に末広がりのカブリ（図１−（６））を設け，図１の形状とする。

右側（作業者から見て）は飛散物が無いのでカットし，軽くする事によって，作業効率の向上と肩への負担を軽減する。

支持本体（図１−（１））の諜ネジ（図１−（３））を支点に防護カバー（図１−（２））が上下に動くようにする。

防護カバー（図１−（２））が地面のデコボコや障害物に合わせて動くよう防護カバーの下部先端に丸みを持たせる。（図１−（７））

防護カバーの上下可動を必要としない場合は，図１−（４）に割ピンを差し込むかビス，ナットで固定，もしくは支持本体（図１−（１））と防護カバー（図１−（２））を分離し，防護カバー（図１−（２））のみを直接刈払機に取り付けることができる（図５）

防護カバーが地形や障害物に対し柔軟に可動するので，作業がしやすくなった。

防護カバー（図１−（２））は上部に末広がりの‘カブリ’を設けてあるので，横と上部への飛散を完全に防御するので安全に作業ができる。

防護カバー（図１−（２））を作業者から見て左半分にする事により軽く肩への負担も減るので作業効率が良い。

現場の状況により，非可動にすることもできるので，適応性が広い。

長年，ミカン園の下草刈りをする中で，試行錯誤を繰り返し，尚且つ，日々気づいた点をその都度修正して本発明が完成し，使用しているので効果は現場で実証済みである。

は，本発明の正面図である。 は，Ａ−Ａの断面図である。 は，Ｂ−Ｂの断面図である。 は，図１を刈払機に取り付けた斜視図である。 は，図１−（２）の防護カバーのみを刈払機に取り付けた斜視図である。

発明を実施する為の形態

以下，本発明の形態について，図１，２を参照に説明します。
▲１▼ 図１−（１）と（２）をプラスチックで形成し，図１−（３）の諜ネジで組み合わせる。
▲２▼ 図１−（４）は，稼働を必要としない場合に割ピンかビス，ナットで締める。
▲３▼ 図１−（６）は，上部への飛散を防ぐため，末広がりの‘カブリ’を設ける。
▲４▼ 図１−（７）は，地形のデコボコや障害物に合わせ防護カバー（図１−（２））が上下に動くように大きめのアールとする。
▲５▼ 図２−（８）は，諜ネジ（図１−（３））が振動で緩まないようにロックナットをかける。
▲６▼ 図２−（９）は，防護カバー（図１−（２））がスムーズに上下するよう，金属スリーブを入れる。
▲７▼ 図２−（１０）は，諜ネジ用のネジ山

図１
１．防護カバー支持本体
２．防護カバー
３．諜ネジ
４．可動防止用割ピンもしくはビス，ナット用穴
５．刈払機取り付けサドル
６．上部への飛散防止‘カブリ’
７．地形や障害物に対応するよう，大きめのアールとする。

図２
８．振動で緩まないようにするロックナット
９．金属スリーブ
１０．ネジ山
１１．防護カバーのみを取り付ける為のビス穴

図５
１２．防護カバーのみを直接刈払機に取り付けるサドル

Claims (1)

1. 本発明は，刈払機可動・非可動防護カバーであって，防護カバーの下部が地面の凹凸や石などに当たるので，障害になる凹凸や石等の形状に合わせて上下に動く事（可動）と可動防止穴に割ピンを差し込むことで上下の動きを止める事（非可動）ができる２つの特徴を持つ刈払機可動・非可動防護カバー。

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