JP6793182B2 - 二重共振地震源 - Google Patents

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Description

低周波音響および地震音響プロジェクタは、海洋地震作業、水中海洋音響トモグラフィ、長距離音響航法および通信、ならびに、海洋石油およびガス産業における深底浸透地震プロファイリングに適用される。そのような地震源(seismic source。(「人工震源」と呼んでもよい))は、北極氷下音響遠距離航法および通信、水中全地球測位システム(RAFOS)、ならびに、長距離海洋音響トモグラフィおよび温度測定で使用され得る。低周波水中音源は、強力で効率的であるべきである。
低周波源は、爆発物(たとえば、ダイナマイト)であり得るか、または、単一のパルスを提供する空気銃、もしくは連続的な周波数掃引を提供するバイブロサイスなどの、より複雑な技術を使用することができる。空気銃、プラズマ(スパーカー)音源、およびブーマーなどの、地震用途のために使用されるいくつかの音響源は、送信機が短い時間期間中に大きい非コヒーレントな圧力パルスを放出する衝撃型のものである。海底の下にある石油およびガス鉱床の探査で使用されるものなどの、地震性空気銃調査は、大きい領域にわたって伝播し、雑音レベルを大幅に増加させる、大きく鋭い衝撃を発生させる。そのような信号は、周波数成分または再現性のいずれにおいても高度に制御可能ではない。海洋バイブロサイスなどのコヒーレントな音源は、はるかにより静かで、潜在的に海洋環境に対してより害が少なく、特定の探査活動において空気銃の代わりに使用されるべきである。
現在の連続波型発生源は、水中で低周波音波を発生させる際に、音響エネルギーを貯蔵し、インピーダンス・マッチングを改善するために、液圧式、空気式、圧電式、または磁歪式のドライバと、異なるタイプの共振システムとを利用する。単純な音響源の出力は、容積、速度、および周波数の二乗に比例し、妥当なレベルを達成するために大きい振動領域を必要とする。結果として、音源は、容認できないほど大きく、高価になり得る。
水中のガスで満たされたバルーン(またはバブル)の形態の地震源は、たとえば、その全開示が参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第8,441,892号、第8,218,399号、および第8,634,276号において提案され、特許取得されている。共振バブル地震源は、単純で効率的な狭帯域プロジェクタである。バブル共振器とも呼ばれる共振バブル地震源は、浅水中で約40に等しいQ値を有することができ、その周波数帯域は、狭いことがある。圧力ガスで満たされた水中の泡(または弾性材料によるバルーン)は、電気モータによって駆動される開放シリンダ(気筒)を備えた対称空気ポンプによって音を発生させる。地震探査用途は、大きい周波数帯域を要求することがあり、水中バブル源は、大きい周波数帯域にわたって機械的に調整され得る。
大きい周波数帯域をカバーするために、たとえば、米国特許第8,634,276号において、調整可能なバブル共振器が特許されている。そのシステムでは、プロジェクタは、2つの内部共振器間の空気ダクトの長さを機械的に変化させることによって、その共振周波数を変化させる。コンピュータ制御の電子機械式アクチュエータは、2つの内部共振器間に空気を導く管に沿って円筒状スリーブを移動させ、掃引周波数信号の瞬時周波数においてプロジェクタを共振させたままにする。コンピュータは、線形周波数変調信号を合成し、送信信号と基準信号との間で位相を比較し、位相ロック・ループ(PLL)システムを使用して、バブル共振器周波数をドライバ周波数と共振させたままにする。
この調整可能なバブル地震源は、20Hzよりも高い周波数ではかなりよく機能するが、より低い周波数では、乱流損失が、調整可能な空気ダクトおよび共振器全体に対して大きい寸法を要求する。5〜20Hzの周波数帯域を有する地震源の規模は、標準的な空気銃配備システムに関する最大限度(4トン)よりも大きくなる。同時に、はるかにより低い周波数(1Hzまで)に対する大きな関心および要求がある。高Q調整可能システムは、多くの他の欠点を有し、それらは、曳航深さ変動および水流変動に敏感すぎ、それらは、それらの周波数掃引速度に制限を有し、それらは,ゆっくりと変化する周波数を有する特定の波形のみを送信し、それらは、共振周波数を送信信号の瞬時周波数と等しく保つために、複雑であり、かつ、特別に制御されたシステムを必要とし、それらは、大きい開始/停止過渡時間を有する。
非常に低い周波数帯域に関する周波数掃引式、調整可能な共振地震源のパラメータを改善するために、二重共振広帯域地震源が本明細書で開示される。弾性材料から製造された加圧ガス充填水中バブルまたはバルーンの形態の共振器を有する低周波数深海地震源は、音響アクチュエータ技術におけるどのような既知の技術的解決策とも異なる。高い効率を達成するために、電気リニア・モータまたは回転モータによって駆動される開口筒を有する対称空気ポンプによって、音圧を発することが開示されている。電気モータ・ドライバは、コンピュータによって制御され得、デジタル合成された信号波形と同期され得る。様々な態様によれば、電気モータは、リニア・モータ、またはクランク・シャフト機構を有する従来の回転モータとすることができる。非常に高出力のために、高調波成分が重要でない場合、制御可能な比例弁を有するターボポンプを提案する。
一実施形態によれば、音源は、2つの異なる周波数および周波数帯域のエッジに恒久的に調整された2つのバブル共振器を備えることができる。一実施形態では、振動は、共振器間のリニア・モータまたは回転モータによって駆動されるピストンによって励振されてもよい。さらに、共振器は、水を介して結合されてもよく、一般的な無線受信機で広く使用されているRF結合LC発振器と同様に、二重共振周波数応答を形成する。実施形態によれば、水中地震源の容積寸法は、調整可能地震源の容積寸法よりも3〜4倍小さくすることができる。水中地震源は、4000kgよりも軽くすることができ、空気銃交換のための重量および寸法の要件を容易に満たすことができる。それは、空気銃船配備システムの通常のクレーン容量である。実施形態によれば、地震源は、20Hzよりも低い周波数で動作するように構成されてもよい。この源は、深さ(圧力)変化および水流変動に敏感ではなく、周波数掃引の速度は、より速くなり得、この源は、周波数−位相−振幅変調で任意の波形を伝送することができ、この源は、特別な共振周波数制御システムを必要とせず、この源は、小さい開始/停止過渡時間を有する。
本明細書で開示される実施形態の目標は、音源を、どのような既知のデバイスよりも小さく、安価で、信頼性が高く、強力にすることを含む。加えて、音源は、任意の波形送信に適していてもよく、現在のデバイスよりも低い製造コストを有し得る。実施形態によれば、周波数帯域のエッジにおける2つの異なる周波数に恒久的に調整された2つのバブル共振器からなり得る二重共振広帯域地震源が提案される。振動は、共振器間のリニア・モータまたは回転モータによって駆動され得るピストンによって励振されてもよい。一実施形態によれば、共振器は、水を介して結合されてもよく、無線受信機で広く使用されている結合LC発振器と同様に、二重共振周波数応答を有する。一実施形態によれば、水中地震源の容積は、調整可能な変形例の容積寸法よりも3〜4倍小さい。それは、5〜20Hz帯域、さらには5Hzよりも低い周波数に関する空気銃置換に必要な需要を満たす。この源は、深さ変動および水流変動にあまり敏感ではない。周波数掃引の速度は、より速く、この源は、任意の周波数−位相−振幅変調で波形を伝送することができ、この源は、PLLを有する特別な共振周波数制御システムを必要とせず、この源は、小さい開始/停止過渡時間を有する。
本明細書に記載の実施形態の様々な特徴は、添付の特許請求の範囲に詳細に記載されている。しかしながら、構成および動作方法の両方に関する様々な実施形態は、以下の添付図面と合わせて以下の説明に従って理解され得る。
本開示の一実施形態による2つのバブル共振器を備える二重共振広帯域地震源の図である。 本開示の別の実施形態による二重共振広帯域地震源の図である。 本開示の別の実施形態による二重共振広帯域地震源の図である。 本開示の別の実施形態による二重共振広帯域地震源の図である。 本開示の別の実施形態による二重共振広帯域地震源の図である。 図1に示す2つのバブル共振器を備える二重共振広帯域地震源の実施形態の周波数応答のグラフィカルな図である。 本開示による二重共振広帯域地震源の実施形態の有限要素解析を示す。 本開示による二重共振広帯域地震源の実施形態の有限要素解析を示す。 本開示による二重共振広帯域地震源の実施形態の有限要素解析を示す。 本開示による二重共振広帯域地震源の実施形態の有限要素解析を示す。 本開示による二重共振広帯域地震音源の一実施形態の大きな膜による共振器内の圧力の依存性のグラフである。 本開示による二重共振広帯域地震音源の別の実施形態の、大きな膜を有する共振器内部の圧力および水中の音源から3mの距離における音圧の依存性のグラフである。 本開示による二重共振広帯域地震音源の別の実施形態の、実世界のプール試験からのモータ電流のグラフである。 本開示による二重共振広帯域地震源の別の実施形態の図である。 本開示による二重共振広帯域地震源の別の実施形態の図である。 本開示による二重共振広帯域地震源の別の実施形態の図である。 本開示による二重共振広帯域地震源の別の実施形態の図である。 本開示による二重共振二制御弁地震源のための電気回路の回路図である。 本開示による空気送風機ドライバを有する二重共振地震源のコンピュータ・シミュレートされた周波数応答のグラフである。
5〜100Hzの周波数範囲を有する非常に低い周波数の音源、その用途が、海洋地震活動、北極氷下音響遠距離航法および通信、深底浸透地震−音響プロファイリング、ならびに長距離海洋音響トモグラフィである、音源に対する需要が高まっている。例示したような用途の大部分では、妥当なコストで高効率広帯域発生源を必要とする。バブル変換器は、30〜40%の高効率性能の可能性を有する。現代の技術は、バブル源による予備試験を修正することを可能にし、そのことは、はるかに効率的なエンジニアリング解を示唆している。
バブル振動の微分方程式が、知られている。
および、
ここで、
は、半径α、容積V=(4/3)πα、圧力Pに基づいた球形バブルの共振周波数であり、γは、バブル内のガスの一定容積における比熱に対する一定圧力における比熱の比であり、k=ω/cは、共振波数であり、Q=1/(kα)は、Q値である。
共振周波数と逆Q値は、圧力または深さの平方根に比例して増加していることがわかる。浅い水では、Q係数は最大40である。大きい周波数帯域をカバーするために、音源は、2つの内部共振器間の空気ダクトの長さを機械的に変化させることによって調整され得る。バブル地震源の調整可能な変形例は、20Hzよりも高い周波数で動作することができるが、より低い周波数では、乱流摩擦損失が、調整可能な空気ダクトについて、および共振器全体について大きい寸法を要求する。周波数帯域5〜20Hzに関する発生源の容積は、12立方メートル程度の大きさであり得る。そのような大きい調整可能共振源は、深さ変動および水流変動に対して敏感すぎることがあり、制限された周波数レートで特定の波形のみを送信することができる。共振周波数を信号の瞬時周波数に等しく保つために、特別なトラッキング・コントローラが必要とされるときもある。
一実施形態によれば、本開示の音源は、第1のガス充填水中共振器と、第1の共振器に接続された第2のガス充填水中共振器と、第1のガス充填水中共振器および第2のガス充填水中共振器を励振させるように構成された少なくとも1つの励振部材とを備える。第1のガス充填水中共振器は、少なくとも1つの励振部材による励振時に第1の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、第2のガス充填水中共振器は、少なくとも1つの励振部材による励振時に第2の共振周波数を生成するように恒久的に調整される。第1の共振周波数は、第2の共振周波数とは異なる。一実施形態によれば、第1の共振周波数および第2の共振周波数のうちの少なくとも1つは、5〜20Hzの範囲内にある。別の実施形態では、第1の共振周波数と第2の共振周波数の少なくとも一方は、5〜20Hzの範囲内にある。
本開示による二重共振広帯域地震源は、どのような既知のプロトタイプよりも小さく、安価で、信頼性が高く、強力な音源を提供することができる。加えて、本開示による二重共振広帯域地震源は、任意の波形伝送に適し、より低い製造コストを有することができる。一実施形態によれば、二重共振広帯域地震源は、周波数帯域のエッジにおける2つの異なる周波数に恒久的に調整された2つのバブル共振器を備える。振動は、ピストンによって励振されてもよく、ピストンは、共振器間のリニア・モータまたは回転モータによって駆動されてもよい。共振器は、水を介して結合されてもよく、無線受信機で広く使用されている結合LC発振器と同様に、二重共振周波数応答を有する。水中地震源の容積は、調整可能バブル地震源の容積よりも3〜4倍小さくすることができる。加えて、二重共振広帯域地震源は、5〜20Hz帯域および/または5Hz未満の周波数に関する空気銃置換に必要な重さおよび寸法に対する制限を満たすことができる。様々な実施形態によれば、二重共振広帯域地震源は、調整可能バブル地震源よりも、深さ変動および水流変動に対して敏感ではなくすることができる。加えて、周波数掃引の速度は、調整可能バブル地震源よりも速くすることができ、任意の周波数−位相−振幅変調で波形を送信することができる。本開示の様々な実施形態は、特別な共振周波数制御システム、たとえば、位相ロック・ループ(PLL)コントローラ、を必要としなくてもよい。さらに、本開示の様々な実施形態は、小さい開始/停止過渡時間を有することができる。
図1は、本開示による二重共振広帯域地震音源100の一実施形態を示す。図1に示すすべての寸法は、メートル単位である。図1の実施形態では、音源100は、第1のガス充填水中共振器101と、第1の共振器101に接続された第2のガス充填水中共振器103と、第1のガス充填水中共振器101および第2のガス充填水中共振器103を励振させるように構成された少なくとも1つの励振部材105とを備える。共振器を満たすガスは、二重共振広帯域地震音源100が展開される環境において適切に機能する任意のガスであってよい。たとえば、ガスは、適宜任意の組合せとともに、通常の空気、酸素、窒素、二酸化炭素などであってもよい。
様々な実施形態によれば、第1および第2の共振器101、103は、水中バブル円筒形共振器であってもよい。共振器101、103の各々は、内圧下の非弾性端部および弾性円筒壁を備えてもよい。図1に示すように、共振器101、103は、各々、金属エンドキャップ111、117を有する膜113、115を備えてもよい。金属エンドキャップ111、117は、図1に示すように、アルミニウムを含んでもよい。共振器101、103の形状は、円筒形として示され、説明されているが、共振器101、103は、適宜大きさを決定され、構成されてもよく、したがって、全体またはその一部は、たとえば、管状形状、方形または矩形形状、球状形状などを含むことができる。加えて、第1の共振器および/または第2の共振器は、バブル円筒形共振器を備えることができる。様々な実施形態によれば、第1の共振器101は、励振部材105による励振時に第1の共振周波数を生成するように恒久的に調整されてもよく、第2の共振器103は、励振部材105による励振時に第2の共振周波数を生成するように恒久的に調整されてもよい。図1の実施形態に示されるように、第1の共振周波数は、第2の共振周波数とは異なる。
励振部材105は、第1の共振器101の内部チャンバの容積を変化させること、および第2の共振器103の内部チャンバの容積を変化させることによって、第1の共振器101と、第2の共振器103とを励振させるように構成されてもよい。加えて、励振部材105は、第1の共振器101と、第2のガス充填共振器とを順次励振させるように構成されてもよい。別の実施形態では、励振部材105は、第1の共振器101の内部チャンバと第2の共振器103の内部チャンバとの間を互いに反対方向に移動するように構成される。様々な実施形態によれば、励振部材105は、少なくとも1つのピストンと、1つのモータとを備えてもよく、少なくとも1つのピストンは、モータによって駆動される。加えて、モータは、第1の共振器101と第2の共振器103との間に配置されてもよい。励振部材は、第1の共振器101の内部チャンバの容積および/または第2の共振器103の内部チャンバの容積を変化させることによって、第1の共振器101および/または第2の共振器103を励振させるように構成されてもよい。
加えて、少なくとも1つのモータは、回転モータおよび/またはリニア・モータを備えることができ、励振部材105は、少なくとも1つのリニア・モータのストローク変位に基づいて、および/または、図11に示される実施形態のように、少なくとも2つの回転モータの回転位相の差に基づいて、音源100によって放射される音の振幅を制御するように構成されてもよい。別の実施形態では、励振部材105は、回生回転送風機と、2つのガス蓄積タンクとを備えてもよく、2つのガス蓄積タンクは、弁が、図12に示される実施形態のように、可動ピストンの効果と同様に、両方の共振器における圧力パルスとガス排気とを作成するために開閉するように構成されるように、タンクと第1の共振器101との間の2つの弁と、タンクと第2の共振器103との間の2つの弁とに接続される。追加の実施形態によれば、励振部材105は、上記で論じたモータおよび弁の任意のまたはすべての態様を、単独でまたは組み合わせて備えることができる。
図1に示すように、2つの共振器101、103は、内圧下の固体材料端部および弾性膜円筒壁を備える。一実施形態では、共振器の端部は、たとえば、アルミニウムなどの金属製であってもよい。共振器101、103は、中央に可動ピストンとしての励振部材105を有する壁107によって分離されているように示されている。ピストンは、第1の共振器101および/または第2の共振器103のうちの少なくとも1つを励振させるために、壁107の開口部を通って移動するように構成されてもよい。壁107は、共振器101、103間の接続部であってもよい。各共振器101、103の共振周波数は、それぞれ、5Hzおよび10Hzとして示されている。様々な実施形態によれば、各共振器の共振周波数fは、5〜10Hzの範囲内であってもよく、内部容積Vに対する膜の表面積Sの比の平方根に比例してもよい。
共振器101、103の所望の共振周波数を得るために、たとえば、管の形状の非弾性デバイスが、第1の共振器101および/または第2の共振器103のうちの一方の少なくとも一部を取り囲んでもよい。図1の実施形態によると、共振器101の共振周波数を共振器103よりも低くするために、共振器101の膜部分またはバブルは、たとえばアルミニウムからなり得る金属シリンダ109によって部分的に覆われてもよい。圧力が変化したときであっても、共振器101、103の周波数間の比が一定のままであり得る点に留意することが重要である。図1に示すように、2つの共振器101、103を分離する壁107は、その中に可動ピストン105を有する孔を有する。図1に示される実施形態では、励振部材105は、壁107の中央に位置するが、他の態様では、励振部材105は、中央からずれて配置されてもよい。ピストン105は、共振器103内の容積が増加するとき、共振器101内の容積が減少するように、共振器101、103内の容積を逆に変化させるように動作する。一の実施形態では、励振部材105は、可動ピストンの効果と同様に共振器内部に圧力インパルスとガス排気とを同期して発生させるために、回生回転ターボ圧縮機と、2つのガス蓄積タンクと、4つの電気制御される比例弁とを備えることができる。
図2A〜図2Cは、本開示の別の実施液体による二重共振広帯域地震音源200を示す。音源200は、ゴム膜227を有する高周波バブル共振器201と、高周波バブル共振器201のための管状ホール209と、モータ部ハウジング206と、励振部材213を含むモータ部へのアクセスのためのエンドキャップ205と、低周波数共振器203のための管状ホール207とを備え、低周波バブル共振器203は、ゴム膜227を有する。積載または曳航接続部211は、二重共振広帯域地震音源200上の適切な位置に設けられてもよい。加えて、各管状ホール203、207は、金属、複合炭素繊維またはガラス繊維、ガラス、セラミックなどの、アルミニウムまたは他の剛性材料を、それらの組合せとともに含んでもよい。
各共振器201、209は、エンドキャップ223を支持するロッド225を備えてもよく、エンドキャップ223では、ロッド225は、ゴム膜227によって覆われる。励振部材213は、電気モータ215と、フライホイール217と、クランク・シャフト219と、チャンバ229内を移動するピストン221とを備える。さらに、ロッド225およびエンドキャップ223は、鋼、アルミニウム、または必要な場合に十分な剛性を提供する任意の材料などの金属を含んでもよい。図2Cに示される実施形態を参照すると、二重共振広帯域地震音源200は、直径0.56m、長さ4mの寸法と、1232kgの重さとを有する。
図3は、本開示の別の実施形態による二重共振広帯域地震音源300の外観図を提供する。図示のように、二重共振広帯域地震音源300は、第1の低周波数共振器301と、第2の高周波数共振器302と、モータ部303と、ケージまたはフレーム304とを備える。第1の共振器301および第2の共振器302の各々は、エンドキャップ305と、各共振器301、302の外面上にある膜306とを有する。エンドキャップ305は、二重共振広帯域地震音源300が制御されるやり方で水中を曳航されることを可能にするために、フィンまたは他の構造を含んでもよい。フレーム304はまた、少なくとも1つの積載または曳航接続部307を備えてもよい。フレーム304は、音源300全体を取り囲むように構成されてもよく、使用中、適切な曳航を可能にし、また、音源300を衝撃から保護するように寸法が決められ、構成される。
図1を参照して、図4は、二重共振広帯域地震音源100の物理的原理のグラフィカルな図を提供する。図4のベクトル図401では、ピストン105の動作は、互いに180度回転された2つの垂直ベクトル403および405を参照することによって示されている。共振器101からの容積速度は、403であり、下を向いており、共振器103からの容積速度は、401であり、上を向いている。
図1に示される実施形態を参照すると、周波数が低から高に変化している場合、左下部低周波数共振器101は、開始時に支配的であり、右上部高周波数共振器103は、終了時により大きい音を出すことになる。図4のベクトル図401に示すように、伝送の途中では、両方の共振器101、103は、おおよそ同相で振動することになる。実際に、音源の振動の周波数がその共振周波数よりも高い場合、音圧の位相は、−90度または反時計回りにシフトし、低周波数の第1の共振器内の圧力に関してベクトル407によって示されるように右を指すことになる。音源の振動の周波数がその共振周波数よりも低い場合、位相は、+90度になり、高周波数共振器に関するベクトル409に見られるように時計回りに回転することになる。結果として、両方の共振器における周波数範囲の中央の音圧は、概して同じ位相を有することになる。したがって、共振器101、103が周波数範囲の中央にある場合、それらは、同相で振動し、効率的に音を放射することになる。
二重共振地震源物理のCOMSOL有限要素解析の確認は、図1に示される実施形態に関して図5A〜図5Dに示されている。
図5Aは、5〜10Hz周波数帯域を有する音源500(図1で音源100として示されている音源と同じ)の周波数応答のグラフ502である。グラフ502は、それぞれ、共振器501、503の共振周波数に対応する2つの最大値509、513を示す。極小値511も示されている。図5Bは、図5Bに示す最大値509に対応する周波数6Hzにおいて音源500の共振器501、503の表面に及ぼされる総音響圧力場の図504である。図5Bに示すように、低周波数共振器501は、高周波数共振器503よりも大きい圧力を経験し、圧力は、約1.5×10Paである。
図5Cには、最小値511に対応する2つの共振器間の周波数6.5Hzにおいて音源500の共振器501、503の表面に及ぼされる総音響圧力場の図506が示される。図5Cに示すように、高周波数共振器503における音圧は、低周波数共振器501内の音圧と同じ位相を経験し(両方とも明るいグレーで示す)、圧力は、約5×10Paである。両方の共振器は、同相で放射している。加えて、図5Dには、最大値513に対応する音源500の共振器501、503の表面に及ぼされる総音響圧力場の図508が示される。図5Dに示すように、高周波数共振器503は、低周波数共振器501よりも大きい圧力を経験し、圧力は、約1.0×10Paである。
図6は、本開示に従った図2Cに示される二重共振広帯域地震音源であり、長さ4m、直径0.56m、重さ1232kgの音源の実験的周波数応答のグラフ600である。大きい共振器201内の音源圧力レベル(SPL)は182dBの最大値を有していた。実験的な周波数応答は、図2に示す実験用のTeledyne音響プールのプロトタイプで測定した。図6のグラフ600に示されるように、実施形態の音源の共振周波数は、5Hzおよび10Hz周辺であり、周波数応答は、5〜20Hzの全帯域をカバーする。その帯域幅は、海底地質調査で使用される周波数帯域の下部または空気銃に非常に適している。
図7および図8は、それぞれ、本開示による別の二重共振広帯域地震音源の実世界のプール試験からの周波数応答のグラフ結果である。図2Cの音源プロトタイプ200の共振器201及び203の共振周波数を変化させるために、ゴム膜部は、交換された。結果として、共振は、より近くなり、音源圧力レベルは、上昇した。グラフ700は、共振器203内の圧力に関するヘルツでの周波数に対するデシベルでの音圧レベル(SPL)701と、発生源から3メートル離れたハイドロフォンによって測定された圧力702とを示す。
図7にグラフ701および702によって示すように、実施形態の二重共振広帯域地震音源の共振周波数は、7.5Hzおよび8.7Hz周辺である。グラフ701は、SPLがグラフ600と比較して増加したこと、及び、周波数帯域が減少して7〜10Hzになったこと、を示す。周波数に対するDCブラシレスモータのコイルを流れる平均電流が図8に示されている。電流は、周波数が0から14Hzまでゆっくりと変化しているときの実際のチャープ信号について測定された。電流は、図7に示す音源のSPLに従い、これは、電気−音響変換の高い効率を実証する。
図9〜図12は、本開示の二重共振広帯域地震音源の音響ドライバとも呼ばれる励振部材の様々な実施形態を示す。図9では、音響ドライバ900は、互いに反対方向に移動するピストン905を備える。音響ドライバ900は、対称的な形状を有してもよい。ピストン905は、回転モータ906に基づいて第1の低周波数共振器901と第2の高周波数共振器903との間を移動するように構成される。ピストン905は、互いに反対方向に音源900の壁内の別個の開口部を通って移動することができる。様々な実施形態によれば、ピストン905は、単一のモータまたは2つ以上のモータに接続されてもよく、適切であるように同相または異なる相で移動することができる。
互いに反対方向に移動するピストン905を有する音響ドライバ900は、全体として発生源の無駄な振動を回避し、音源900をより効率的にすることができるように構成され得る。第1および第2の共振器901、903は、本明細書に記載の共振器の他の実施形態と同じまたは同様であってもよい。
図10の点から見て、音響ドライバ1000は、互いに反対方向に駆動する2つのリニア電気モータ1005を備える。図10に示される実施形態において、音響ドライバ1000は、対称的な形状を有する。2つのリニア電気モータ1005は、第1の低周波数共振器1001と第2の高周波数共振器1003との間を移動するように構成される。様々な実施形態によれば、2つのリニア電気モータ1005は、適切であるように同相または異なる相で移動することができる。リニア・モータ1005は、リニア・モータ1005のストローク変位を変化させることによって、音の振幅を制御することができる。第1および第2の共振器1001、1003は、本明細書に記載の共振器の他の実施形態と同じまたは同様であってもよい。
図11の点から見て、音響ドライバ1100は、互いに反対方向に移動するピストンの2つのセット1105、1107を備える。図11に示される実施形態において、音響ドライバ1100は、シフトされた回転位相を有する2つの回転モータを有する対称的な形状を有してもよい。別の実施形態では、ピストン1105、1107は、非対称的な形状を有してもよい。ピストン1105、1107は、それぞれ、回転モータ1106、1108に基づいて、第1の低周波数共振器1101と第2の高周波数共振器1103との間を移動するように構成される。ピストン1105は、互いに反対方向に音源1100の壁内の別個の開口部を通って移動することができ、同様に、ピストン1107は、互いに反対方向に音源1100の壁内の別個の開口部のさらに別のセットを通って移動することができる。さらに、第1および第2の共振器1101、1103は、本明細書に記載の共振器の他の実施形態と同じまたは同様であってもよい。様々な実施形態によれば、ピストン1105、1107は、単一のモータまたは2つ以上のモータに接続されてもよく、適切であるように同相または異なる相で移動することができる。
一実施形態では、2つの回転ドライバ1106、1108は、音源の振幅が以下の式に従って相対的な回転位相をシフトさせることによって調整されるように、並列に動作するように構成されてもよい。
図12では、音響空気ドライバ1200は、回生送風機1205と、低圧ガス蓄積タンク1206と、高圧ガス蓄積タンク1207と、比例スリーブ弁の2つの対1208、1209とを備える。回生送風機は、タンク1206へ低圧入力部1210が取り付けられ、タンク1207へその高圧出力部1211が取り付けられる。制御弁1208、1209は、共振器1201、1203とガス・タンク1206、1207との間のガスのための開放経路を提供する。共振器1201は、弁の対1208によって、低圧タンク1206および高圧タンク1207に接続される。共振器1203は、弁の別の対1209によって、低圧タンク1206および高圧タンク1207に接続される。図12に示す比例スリーブ弁1208、1209は、ボイス・コイルまたは小電力リニア・モータなどのリニア・アクチュエータ1212によって駆動される。各リニア・アクチュエータ1212は、それぞれ、1つの軸1214に取り付けられる2つのスライド・スリーブ1213を移動させることができる。
様々な実施形態によれば、回転モータまたは回転ボイス・コイルなどの回転アクチュエータによって駆動されるバタフライ弁、または任意の他のタイプの比例ガス弁が使用されてもよい。各対における弁は、逆の方法で1つのアクチュエータによって制御される。高圧タンクに接続されたとき、弁は、開いており、ガスは、共振器に流入し、低圧弁は、閉じている。発生される圧力パルスは、共振器内を移動するピストンからの上昇圧力と同等になり、そのため、低圧タンクに接続されたとき、弁は、開いており、ガスは、共振器から排出され、対からの高圧弁は、閉じており、圧力は、共振器外に移動し、その容積を拡張するピストンと同様に変化している。弁の各対は、可動ピストンからの圧力と同様の共振器内の変化する圧力を発生させるように構成される。
空気ドライバは、ピストンを有する電気モータと同様に動作してもよいが、そのような技術的解決策は、多くの利点を有することができる。電気モータによって駆動される回転回生送風機は、ピストン・システムよりも信頼性が高いことを示すことができ、何年もメンテナンスなしで連続して動作することができる。したがって、構築するのがより容易で安価であり得、同時に、修復するのもより容易であり得る。様々な実施形態によれば、ピストン・エンジンに対するターボ・ジェットと同様に、電気モータ・ドライバよりも高い電力効率および信頼性を提供することができる。
送風機システムはまた、非常によくバランスがとれているので、構造の振動をより少なくすることができる。弁およびダクト内の空気の摩擦は、ピストン・システムの摩擦よりも少なくすることができ、したがって、より高い効率を提供することができる。弁を制御する低電力リニア・アクチュエータは、ピストンを直接動かし、より高い周波数のため、および任意の信号波形生成のために潜在的に適しているアクチュエータよりも小さく、より高速であり得る。リニア・モータとしてのボイス・コイルが通常のオーディオ増幅器に接続されたとき、送風機システム音源は、水中スピーカとして動作することができる。送風機システムの弁対はまた、両方の共振器内の音圧を大きい周波数帯域において同相で発振させるために、信号における位相シフトの制御と独立して制御されてもよい。そのような構成を使用することは、3つ以上の共振器の組合せを潜在的に可能にすることができ、動作可能な周波数帯域を拡大することができる。
図12および図13において参照される送風機−サイレン・アクチュエータを有する地震源の動的モデルに関する非線形微分方程式は、以下の通りである。
ここで、pは、バブル内の可変圧力であり、v1,2は、制御弁1、2における容積速度であり、vは、水中の音の振動容積速度であり、Paは、膜表面に対する音響圧力であり、γは、一定容積における比熱に対する一定圧力における比熱の比であり、P(H)は、深さHにおける静止バブル圧力であり、Vは、バブルの容積であり、pは、膜における圧力降下であり、Sは、膜の面積であり、ρは、水の密度であり、Cは、水の音速であり、
ここで、Δdl/lは、伸張であり、Δは、ゴム・ベルトの幅であり、Nは、ニュートンにおける力であり、aは、バブルの半径であり、Uは、送風機の静圧であり、A1,2は、通気孔の断面積であり、αは、通気孔設計に固有の経験的係数であり、ρは、空気の密度であり、l1,2は、弁の可変長である。
図13は、式(1)〜式(5)と等価の電気回路図1300を示す。ここで、Uは、ガス蓄積タンク内の圧力に等しい電圧であり、pは、バブル内圧に等しい電圧であり、p−pは、外部バブル(放射)圧力に等しい電圧であり、ここで、v1,2は、制御される比例弁を通るガス・タンクからのガス流の容積速度に等しい電流であり、RV1,2は、式(4)によって管理される電流で比例制御される弁と等価の抵抗であり、vin=v−vは、バブル内で変化する結果として生じる容積速度に等しい電流であり、vは、バブル容積速度の振動分率に等しい電流であり、
は、バブル容積速度の放射分率に等しい電流であり、Cは、バブルの圧縮可能性と等価のキャパシタ、
であり、Lは、バブルに付着した振動水塊慣性と等価のインダクタ、
であり、Cは、膜の弾性と等価のキャパシタ、
であり、Rは、放射抵抗器、
である。
図14は、図12に示される実施形態に関するシミュレーション結果を含むグラフ1400を示す。シミュレーションは、異なるパラメータを有する各バブルについて微分方程式(1)〜(5)を使用して実行されている。グラフは、バブルの外面に対する圧力P=p−pを示す。グラフ1400は、5〜20Hzの周波数範囲をカバーするそのドライバの能力を示す。
本明細書を通した「様々な実施形態」、「いくつかの実施形態」、「一実施形態」、「1つの態様」、「一態様」などへの参照は、実施形態に関連して説明した特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、明細書全体の場所における「様々な実施形態では」、「いくつかの実施形態では」、「1つの実施形態では」、または「一実施形態では」などの語句の出現は、必ずしもすべて同じ実施形態を指しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の態様において任意の適切な方法で組み合わされてもよい。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わされてもよい。したがって、1つの実施形態に関連して図示または説明した特定の特徴、構成、または特性は、限定なしに、1つまたは複数の他の実施形態の特徴、構造、または特性と、全部または一部を組み合わされてもよい。そのような変更および変形は、本発明の範囲内に含まれることが意図される。
様々な詳細を上記の説明において述べてきたが、本開示の様々な態様は、これらの特定の詳細なしに実施されてもよいことが理解されよう。たとえば、簡潔さおよび明瞭さのために、選択された態様は、詳細にではなく、ブロック図で示されている。本明細書で提供する詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータ・メモリに記憶されたデータに作用する命令の観点から提示されていることがある。そのような説明および表現は、それらの作業の要旨を当業者に説明し、伝えるために、当業者によって使用される。
特に記載のない限り、上記の考察から明らかなように、上記の説明を通して、「処理する」または「演算する」または「計算する」または「決定する」または「表示する」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリ内の物理(電子的)量として表されるデータを操作し、コンピュータ・システム・メモリ、またはレジスタ、または他のそのような情報記憶、送信、もしくは表示デバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータ・システム、または類似の電子演算デバイスの動作およびプロセスを指すことが理解される。
様々な実施形態が本明細書で説明されているが、これらの実施形態に対する多くの修正態様、変形態様、置換態様、変更態様、および等価態様が実施されてもよく、当業者に思い浮かぶであろう。また、特定の成分について材料が開示されている場合、他の材料が使用されてもよい。したがって、上記の説明および添付の特許請求の範囲は、開示された実施形態の範囲内に入るすべてのそのような修正形態および変形形態をカバーすることが意図されることが理解されるべきである。以下の特許請求の範囲は、すべてのそのような修正形態および変形形態をカバーすることが意図される。
本明細書に記載の実施形態のいくつかまたはすべては、概して様々な態様のための技術を含んでもよく、または、本明細書に記載の技術に従って構成されてもよい。一般的な意味で、当業者は、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せによって個別におよび/または集合的に実施され得る本明細書に記載の様々な態様が、様々なタイプの「電気回路」からなるものと見なし得ることを認識するであろう。したがって、本明細書で使用される「電気回路」は、限定はしないが、少なくとも1つの個別電気回路を有する電気回路、少なくとも1つの集積回路を有する電気回路、少なくとも1つの特定用途向け集積回路を有する電気回路、コンピュータ・プログラムによって構成される汎用コンピューティング・デバイス(たとえば、本明細書に記載のプロセスおよび/もしくはデバイスを少なくとも部分的に実行するコンピュータ・プログラムによって構成される汎用コンピュータ、または、本明細書に記載のプロセスおよび/もしくはデバイスを少なくとも部分的に実行するコンピュータ・プログラムによって構成されるマイクロプロセッサ)を形成する電気回路、メモリデバイス(たとえば、ランダム・アクセス・メモリの形態)を形成する電気回路、および/または通信デバイス(たとえば、モデム、通信スイッチ、もしくは光電機器)を形成する電気回路を含む。当業者は、本明細書に記載の主題が、アナログ形式もしくはデジタル形式、またはそれらの何らかの組合せで実施され得ることを認識するであろう。
前述の詳細な説明は、ブロック図、フローチャート、および/または例の使用によって、デバイスおよび/またはプロセスの様々な実施形態を述べている。そのようなブロック図、フローチャート、および/または例が1つまたは複数の機能および/または動作を含む限り、そのようなブロック図、フローチャート、および/または例内の各機能および/または動作が、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または実質的にそれらの任意の組合せによって個別におよび/または集合的に実施され得ることが、当業者によって理解されるであろう。一実施形態では、本明細書に記載の主題のいくつかの部分は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、または他の集積フォーマットによって実装されてもよい。しかしながら、当業者は、本明細書で開示した実施形態のいくつかの態様が、全体または一部において、1つまたは複数のコンピュータ上で実行される1つもしくは複数のコンピュータ・プログラムとして(たとえば、1つもしくは複数のコンピュータ・システム上で実行される1つもしくは複数のプログラムとして)、1つもしくは複数のプロセッサ上で実行される1つもしくは複数のプログラムとして(たとえば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ上で実行される1つもしくは複数のプログラムとして)、ファームウェアとして、または実質的にそれらの任意の組合せとして、集積回路内に等価に実装されてもよく、回路を設計すること、ならびに/または、ソフトウェアおよび/もしくはファームウェアのためのコードを書くことが、本開示に照らして当業者の技術範囲内に良好に入ることを認識するであろう。加えて、当業者は、本明細書に記載の主題の機構が、様々な形態のプログラム製品として配布されてもよく、本明細書に記載の主題の例示的な実施形態が、実際に配布を行うために使用される信号担持媒体の特定のタイプにかかわらず適用されることを認識するであろう。信号担持媒体の例は、限定はしないが、以下、すなわち、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、デジタル・テープ、コンピュータ・メモリなどの記録可能タイプの媒体と、デジタルおよび/またはアナログ通信媒体(たとえば、光ファイバ・ケーブル、導波路、ワイヤード通信リンク、ワイヤレス通信リンク(たとえば、送信機、受信機、送信ロジック、受信ロジックなど)など)などの送信タイプの媒体とを含む。
上記の米国特許、米国特許出願公報、米国特許出願、外国特許、外国特許出願、本明細書で引用したおよび/もしくは任意の出願データシートに列挙した非特許文献、または任意の他の開示材料のすべては、本明細書と矛盾しない範囲で、参照により本明細書に組み込まれる。そのように、そして必要な程度まで、本明細書に明示的に記載された開示は、参照により本明細書に組み込まれているどのような矛盾する材料にも優先する。参照により本明細書に組み込まれると言われるが、本明細書に記載の既存の定義、声明、または他の開示材料と矛盾する任意の材料またはその一部は、組み込まれる材料と既存の開示材料との間に矛盾が生じない程度までのみ組み込まれることになる。
当業者は、本明細書に記載の構成要素(たとえば、動作)、デバイス、オブジェクト、およびそれらに付随する考察が、概念的明瞭さのための例として使用され、様々な構成変更が企図されることを認識するであろう。したがって、本明細書で使用される場合、記載の特定の典型および付随する考察は、それらのより一般的なクラスの代表であることが意図される。一般に、任意の特定の典型の使用は、そのクラスの代表であることが意図され、特定の構成要素(たとえば、動作)、デバイス、およびオブジェクトを含まないことが限定的なものと解釈されるべきではない。
本明細書における実質的に任意の複数形および/または単数形の用語の使用に関して、当業者は、文脈および/または用途に適切であるように、複数形から単数形におよび/または単数形から複数形に変換することができる。様々な単数形/複数形の置換は、明瞭化のために本明細書に明示的に記載されていない。
本明細書に記載の主題は、時には、異なる他の構成要素内に含まれるか、または異なる他の構成要素に接続された異なる構成要素を示す。そのように示されたアーキテクチャは、単なる例示であり、実際には、同じ機能を達成する多くの他のアーキテクチャが実装されてもよいことが理解されるであろう。概念的な意味では、同じ機能を達成するための構成要素の任意の配置は、所望の機能が達成されるように効果的に「関連付けられる」。したがって、特定の機能を達成するために結合された本明細書における任意の2つの構成要素は、アーキテクチャまたは中間の構成要素に関係なく、所望の機能が達成されるように互いに「関連付けられている」と見なすことができる。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に接続されている」または「動作可能に結合されている」と見なすこともでき、そのように関連付けることができる任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に結合可能」であると見なすこともできる。しかし、動作可能に結合可能な特定の例は、物理的に結合可能な構成要素および/もしくは物理的に相互作用する構成要素、ならびに/または、ワイヤレスに相互作用可能な構成要素および/もしくはワイヤレスに相互作用する構成要素、ならびに/または、論理的に相互作用する構成要素および/もしくは論理的に相互作用可能な構成要素に限定されない。
いくつかの態様は、「結合された」および「接続された」という表現をそれらの派生語とともに使用して説明されることがある。これらの用語が互いに同義語として意図されていないことを理解すべきである。たとえば、いくつかの態様は、2つ以上の要素が互いに直接物理的または電気的に接触していることを示すために、「接続された」という用語を使用して説明されることがある。別の例では、いくつかの態様は、2つ以上の要素が物理的または電気的に接触していることを示すために、「結合された」という用語を使用して説明されることがある。しかしながら、「結合された」という用語はまた、2つ以上の要素が互いに直接接触していないが、依然として互いに協働または相互作用することを意味することもある。
いくつかの例では、1つまたは複数の構成要素は、本明細書で、「構成された」、「構成可能な」、「動作可能な/動作する」、「適用された/適用可能な」、「可能な」、「適合可能な/適合された」などと言及されることがある。当業者は、「構成された」が、一般に、文脈が別途指示しない限り、アクティブ状態の構成要素および/または非アクティブ状態の構成要素および/またはスタンバイ状態の構成要素を含むことができることを認識するであろう。
本明細書に記載の本主題の特定の態様が示され、説明されているが、本明細書における教示に基づいて、本明細書に記載の主題およびそのより広い態様から逸脱することなく変更および修正が行われてもよく、したがって、本明細書に記載の主題の真の要旨および範囲内で、添付の特許請求の範囲が、そのような変更および修正のすべてをそれらの範囲内に包含するものであることは、当業者に明らかであろう。一般に、本明細書で、特に添付の特許請求の範囲(たとえば、添付の特許請求の範囲の本文)で使用される用語は、一般に「オープンな」用語として意図されることが当業者によって理解されるであろう(たとえば、「含んでいる」という用語は、「限定はしないが含んでいる」と解釈されるべきであり、「有している」という用語は、「少なくとも有している」と解釈されるべきであり、「含む」という用語は、「限定はしないが含む」と解釈されるべきである、など)。導入された請求項の記載(claim recitation)の特定の数が意図されている場合、そのような意図は、請求項に明示的に記載され、そのような列挙がない場合、そのような意図は、存在しないことが、当業者によってさらに理解されるであろう。たとえば、理解への手助けとして、以下の添付の特許請求の範囲は、請求項の記載を導入するために、「少なくとも1つの」および「1つまたは複数の」という導入句の使用を含むことがある。しかしながら、そのような語句の使用は、同じ請求項が「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」という導入句と、不定冠詞「a」または「an」とを含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのような導入された請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、そのような記載を1つのみ含む請求項に限定することを意味すると解釈されるべきではなく(たとえば、「a」および/または「an」は、典型的には、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)、同じことは、請求項の記載を導入するために使用される定冠詞の使用についても当てはまる。
加えて、導入された請求項の記載の特定の数が明示的に列挙されていても、当業者は、そのような記載が、典型的には、少なくとも列挙された数を意味すると解釈されるべきであることを認識するであろう(たとえば、他の修飾語なしの「2つの記載」の裸の記載は、典型的には、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、B、およびCなどのうちの少なくとも1つ」に類似した慣習が使用されるそれらの例では、一般に、そのような構成は、当業者が慣習を理解するであろう意味で意図される(たとえば、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、限定はしないが、A単独、B単独、C単独、AおよびBを一緒に、AおよびCを一緒に、BおよびCを一緒に、ならびに/またはA、B、およびCを一緒に、などを有するシステムを含む)。「A、B、またはCなどのうちの少なくとも1つ」に類似した慣習が使用されるそれらの例では、一般に、そのような構成は、当業者が慣習を理解するであろう意味で意図される(たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、限定はしないが、A単独、B単独、C単独、AおよびBを一緒に、AおよびCを一緒に、BおよびCを一緒に、ならびに/またはA、B、およびCを一緒に、などを有するシステムを含む)。典型的には、明細書本文、特許請求の範囲、または図面のいずれにおいても、2つ以上の代替用語を提示する離接語および/または離接語句は、文脈が別途指示しない限り、用語のうちの1つ、用語のいずれか、または両方の用語を含む可能性を予期することが理解されるべきであることが、当業者によってさらに理解されるであろう。たとえば、「AまたはB」という語句は、典型的には、「A」、または「B」、または「AおよびB」の可能性を含むと理解されることになる。
添付の特許請求の範囲に関して、当業者は、そこに列挙された動作が、一般に、任意の順序で実行されてもよいことを認識するであろう。また、様々な動作フローが順番に提示されているが、様々な動作は、図示されたもの以外の順序で実行されてもよく、または、同時に実行されてもよいことを理解すべきである。そのような順序付けの例は、文脈が別途指示しない限り、重複、交互配置、中断、並べ替え、増分、予備、追加、同時、逆転、または他の変形順序付けを含んでもよい。さらに、「応答して」、「関連した」、または他の過去時制形容詞のような用語は、一般に、文脈が別途指示しない限り、そのような変形を排除することを意図しない。
様々な実施形態が本明細書で説明されているが、これらの実施形態に対する多くの修正態様、変形態様、置換態様、変更態様、および等価態様が実施されてもよく、当業者に思い浮かぶであろう。また、特定の成分について材料が開示されている場合、他の材料が使用されてもよい。したがって、上記の説明および添付の特許請求の範囲は、開示された実施形態の範囲内に入るすべてのそのような修正形態および変形形態をカバーすることが意図されることが理解されるべきである。以下の特許請求の範囲は、すべてのそのような修正形態および変形形態をカバーすることが意図される。
要約すると、本明細書に記載の概念を用いることから生じる多数の利益が記載されている。1つまたは複数の実施形態の前述の説明は、例示および説明の目的のために提示されている。それは、網羅的であることも、または開示された正確な形態に限定することも意図していない。上記教示に照らして、修正または変形が可能である。1つまたは複数の実施形態は、それによって、当業者が様々な実施形態を、企図される特定の用途に適するように様々な修正とともに利用することを可能にするために、原理および実際的応用を例示するために選択され、説明されている。本明細書とともに提出される特許請求の範囲が全体的な範囲を定義することが企図される。
様々な実施形態が、以下の番号の付いた節で説明される。
1.第1のガス充填水中共振器と、
第1の共振器に接続された第2のガス充填水中共振器と、
第1のガス充填水中共振器および第2のガス充填水中共振器を励振させるように構成された少なくとも1つの励振部材と
を備える音源であって、
第1のガス充填水中共振器が、少なくとも1つの励振部材による励振時に第1の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
第2のガス充填水中共振器が、少なくとも1つの励振部材による励振時に第2の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
第1の共振周波数が、第2の共振周波数とは異なる、音源。
2.少なくとも1つの励振部材は、第1のガス充填水中共振器の内部チャンバと第2のガス充填水中共振器の内部チャンバとの間を互いに反対方向に移動する、節1に記載の音源。
3.第1の共振周波数および第2の共振周波数のうちの少なくとも1つが、5〜20Hzの範囲内である、節1または2に記載の音源。
4.少なくとも1つの励振部材が、少なくとも1つのモータによって駆動される少なくとも1つのピストンを備える、節1〜3のいずれか1つに記載の音源。
5.少なくとも1つのモータが、回転モータまたはリニア・モータを備える、節4に記載の音源。
6.少なくとも1つのモータが、第1のガス充填水中共振器と第2のガス充填水中共振器との間に配置されている、節4または5に記載の音源。
7.第1の共振器が、第1のバブル円筒形共振器を備え、第2の共振器が、第2のバブル円筒形共振器を備える、節1〜6のいずれか1つに記載の音源。
8.第1のバブル円筒形共振器および第2のバブル円筒形共振器の各々が、内圧下の非弾性端部および弾性円筒壁を有する、節7に記載の音源。
9.第1の水中バブル円筒形共振器が、壁によって第2の水中バブル円筒形共振器に接続された、節8に記載の音源。
10.第1の共振器または第2の共振器のうちの1つを取り囲む非弾性管をさらに備える、節1〜9のいずれか1つに記載の音源。
11.少なくとも1つの励振部材が、少なくとも1つのモータによって駆動される少なくとも1つのピストンを備え、少なくとも1つのピストンが、第1のバブル円筒形共振器および第2のバブル円筒形共振器のうちの少なくとも1つを励振させるように壁の少なくとも1つの開口部を通って移動するように構成された、節1〜10のいずれか1つに記載の音源。
12.少なくとも1つの励振部材が、第1のガス充填水中共振器の内部チャンバの容積を変化させ、第2のガス充填水中共振器の内部チャンバの容積を変化させることによって、第1のガス充填水中共振器および第2のガス充填水中共振器を励振させるように構成された、節1〜11のいずれか1つに記載の音源。
13.少なくとも1つの励振部材が、少なくとも1つのリニア・モータを備え、少なくとも1つの励振源が、少なくとも1つのリニア・モータのストローク変位に基づいて、音源によって放射される音の振幅を制御するように構成された、節1〜12のいずれか1つに記載の音源。
14.少なくとも1つの励振部材が、第1の回転モータおよび第2の回転モータを備え、少なくとも1つの励振源が、第2の回転モータに対する第1の回転モータの回転の位相に基づいて、音源によって放射される音の振幅を制御するように構成された、節1〜12のいずれか1つに記載の音源。
15.少なくとも1つの励振部材が、空気圧パルス波形を独立して制御する入口比例弁および出口比例弁を有する少なくとも1つの回生送風機を備える、節1〜12のいずれか1つに記載の音源。
16.第1のガス充填共振器管と、
第1のガス充填共振器管に接続された第2のガス充填共振器管と、
第1のガス充填共振器管および第2のガス充填共振器管を励振させるように構成された少なくとも1つの励振部材であって、第1のガス充填共振器管の内部チャンバの容積を変化させ、第2のガス充填共振器管の内部チャンバの容積を変化させることによって、第1のガス充填共振器管および第2のガス充填共振器管を励振させるように構成された、少なくとも1つの励振部材と
を備える音源であって、
少なくとも1つの励振部材が、第1のガス充填共振器管および第2のガス充填共振器管を順次励振させるように構成され、
第1のガス充填共振器管が、少なくとも1つの励振部材による励振時に第1の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
第2のガス充填共振器管が、少なくとも1つの励振部材による励振時に第2の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
第1の共振周波数が、第2の共振周波数とは異なる、音源。

Claims (16)

  1. 第1のガス充填水中共振器と、
    前記第1の共振器に接続された第2のガス充填水中共振器と、
    前記第1のガス充填水中共振器および前記第2のガス充填水中共振器を励振させるように構成された少なくとも1つの励振部材と
    を備え、
    前記第1のガス充填水中共振器が、前記少なくとも1つの励振部材による励振時に第1の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
    前記第2のガス充填水中共振器が、前記少なくとも1つの励振部材による励振時に第2の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
    前記第1の共振周波数が、前記第2の共振周波数とは異なる、音源。
  2. 前記少なくとも1つの励振部材が、前記第1のガス充填水中共振器の内部チャンバと前記第2のガス充填水中共振器の内部チャンバとの間を互いに反対方向に移動する、請求項1に記載の音源。
  3. 前記第1の共振周波数および前記第2の共振周波数のうちの少なくとも1つが、5〜10Hzの範囲内である、請求項1又は2に記載の音源。
  4. 前記少なくとも1つの励振部材が、少なくとも1つのモータによって駆動される少なくとも1つのピストンを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の音源。
  5. 前記少なくとも1つのモータが、回転モータまたはリニア・モータを含む、請求項4に記載の音源。
  6. 前記少なくとも1つのモータが、前記第1のガス充填水中共振器と前記第2のガス充填水中共振器との間に配置されている、請求項4又は5に記載の音源。
  7. 前記第1の共振器が、第1のバブル円筒形共振器を備え、前記第2の共振器が、第2のバブル円筒形共振器を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の音源。
  8. 前記第1のバブル円筒形共振器および前記第2のバブル円筒形共振器の各々が、内圧下の非弾性端部および弾性円筒壁を有する、請求項7に記載の音源。
  9. 前記第1の水中バブル円筒形共振器が、壁によって前記第2の水中バブル円筒形共振器に接続された、請求項8に記載の音源。
  10. 前記第1の共振器または前記第2の共振器のうちの1つを取り囲む非弾性管をさらに備える、請求項9に記載の音源。
  11. 前記少なくとも1つの励振部材が、少なくとも1つのモータによって駆動される少なくとも1つのピストンを備え、前記少なくとも1つのピストンが、前記第1のバブル円筒形共振器および前記第2のバブル円筒形共振器のうちの少なくとも1つを励振させるように前記壁の少なくとも1つの開口部を通って移動するように構成された、請求項10に記載の音源。
  12. 前記少なくとも1つの励振部材が、前記第1のガス充填水中共振器の内部チャンバの容積を変化させ、前記第2のガス充填水中共振器の内部チャンバの容積を変化させることによって、前記第1のガス充填水中共振器および前記第2のガス充填水中共振器を励振させるように構成された、請求項1から11のいずれか一項に記載の音源。
  13. 前記少なくとも1つの励振部材が、少なくとも1つのリニア・モータを備え、前記少なくとも1つの励振部材が、前記少なくとも1つのリニア・モータのストローク変位に基づいて、前記音源によって放射される音の振幅を制御するように構成された、請求項1から12のいずれか一項に記載の音源。
  14. 前記少なくとも1つの励振部材が、第1の回転モータおよび第2の回転モータを備え、前記少なくとも1つの励振部材が、前記第2の回転モータに対する前記第1の回転モータの回転の位相に基づいて、前記音源によって放射される音の振幅を制御するように構成された、請求項1から12のいずれか一項に記載の音源。
  15. 前記少なくとも1つの励振部材が、空気圧パルス波形を独立して制御する入口比例弁および出口比例弁を有する少なくとも1つの回生送風機を備える、請求項1から12のいずれか一項に記載の音源。
  16. 第1のガス充填共振器管と、
    前記第1のガス充填共振器管に接続された第2のガス充填共振器管と、
    前記第1のガス充填共振器管および前記第2のガス充填共振器管を励振させるように構成された少なくとも1つの励振部材であって、前記第1のガス充填共振器管の内部チャンバの容積を変化させ、前記第2のガス充填共振器管の内部チャンバの容積を変化させることによって、前記第1のガス充填共振器管および前記第2のガス充填共振器管を励振させるように構成された、少なくとも1つの励振部材と
    を備え、
    前記少なくとも1つの励振部材が、前記第1のガス充填共振器管および前記第2のガス充填共振器管を順次励振させるように構成され、
    前記第1のガス充填共振器管が、前記少なくとも1つの励振部材による励振時に第1の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
    前記第2のガス充填共振器管が、前記少なくとも1つの励振部材による励振時に第2の共振周波数を生成するように恒久的に調整され、
    前記第1の共振周波数が、前記第2の共振周波数とは異なる、音源。
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