JP6792218B2 - 手術用の洗浄液受けトレイ - Google Patents

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Description

本発明は手術用の洗浄液受けトレイに関し、特に四肢の関節である肘や膝の手術時に用いられる洗浄液受けトレイに関する。
前記した関節の手術時には対象部位を切開した後に、その部位を水によって洗浄するが、その洗浄水の受け容器がないと、手術台周域は水浸しとなってしまう。そこで従来は専用の受容器が存在していないため、膿盆を代用品として使用していた。
しかしながら、膿盆は当初より使用目的が異なっているもので、水液の容量も少量に限られるため、多くのスタッフがその交換や処理にたずさわることとなっており、加えて、対象となる四肢を支持し、必要な浮いた状態に維持しておくにも多くの人員や器具を要するのが実情となっている。
出願人は、本願発明について、先行する技術文献を調査したが、格別に本願発明と関連し、類似していると思われる文献は発見できなかった。
本発明が解決しようとする問題点は、従来、手術、特に四肢の関節手術にあって、切開部位を洗浄する水の受け容器として専用の物が存在していないという点で、そのため、多くの人手や時間、種々の器具類を無駄に浪費してしまっていたという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る手術用の洗浄液受けトレイは、上面を開口とし、その開口縁に対象となる四肢を架置するための切り欠き凹部を形成し、底面には液を集中させる傾斜が形成されており、その底面の上方にはフィルター材が設けられており、かつ、前記した底面の傾斜と対応する位置に吸引チューブの接続部が設けられている手術用の洗浄液受けトレイであって、前記した傾斜は、三角形をした基板と、その基板の両側縁にガイド用の三角形をした側板とを有している手術用の洗浄液受けトレイにおいて、前記したフィルター材は枠(5)を設けたものとし、かつ、そのフィルター材は手術用の洗浄液受けトレイの内壁面に、前記した傾斜が形成された底面とは非平行状態でセットされていることを特徴としている。
また、本発明に係る手術用の洗浄液受けトレイは、前記したフィルター材は網であることを特徴としている。
さらに、本発明に係る手術用の洗浄液受けトレイは、前記したフィルター材は矩形とし、使い捨てとしてあることを特徴としている。




そして、本発明に係る手術用の洗浄液受けトレイは、上面開口のサイズよりも底面サイズは小さく形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る手術用の洗浄液受けトレイは、下面四隅には据え置き用の脚体を備えていることを特徴としている。
本発明に係る手術用の洗浄液受けトレイは上記のように構成されている。そのため、四肢の手術対象部位を、このトレイ上に浮かせた状態で支持することができ、切開部分の洗浄液は、そのトレイの底部に受け溜めることができ、その溜まった洗浄水は吸引チューブによって外部へ放出廃棄することができ、手術台の周域を汚損させてしまうことがなく、多くのスタッフによるサポートは不要となる。
また、フィルター材によって、骨屑等が底部へ落下してしまうのを防止でき、吸引作業の詰まりを未然に防止することができ、底面のサイズを上面より小さくすることで、狭い手術台にもセットすることが容易となる。
本発明を実施した手術用の洗浄液受けトレイの斜視図である。 同じく底部の斜視図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図中1は本発明を実施した手術用の洗浄液受けトレイ本体を示しており、このトレイ本体1はステンレス等の金属、あるいは必要に応じてFRPをはじめとするプラスチックで成形されている。
このトレイ本体1は上面2が開口され、下方が小さくなる長方角台錐状の外形となっており、その長手方向に沿って対向する壁面の開口縁上部には各々弧状とした切り欠き凹部2a、2bが形成され、その切り欠き凹部2a、2bに手術対象となる四肢、即ち、腕もしくは足を架け渡して架置するものとなっている。この切り欠き凹部2a、2bに四肢を架置することで手術部位である肘や膝が浮いた状態で支持され、位置決めされることとなる。
また、このトレイ本体1の底面3は傾斜が形成されており、その傾斜はトレイ本体1の長手方向に沿った方向に前記した切り欠き凹部2aが形成されている壁面の底縁を底辺とする三角形をした基板3aと、その基板3aの両側面に形成された三角状のガイド板3b、3cとで構成され、前記した基板3aの頂点部分3dに液が流れ、集約されるものとなっている。
さらに、前記した上面2と底面3の間にはフィルター材としての網4が設けられている。本実施例では、この網4は周囲に枠5を設けた矩形のものとなっている。この枠5は設けなくともよいが、トレイ本体1の内壁面へのセットのため、あった方が有益である。また、フィルター材として網4ではなく、格子やペーパーフィルター、その他のフィルター材を使用することも当然に可能であり、この網4をはじめとするフィルター材は目詰まりの洗浄の煩わしさを考慮すると、使い捨てとすることも可能である。
一方、図中6、6‥は底面3の外部四隅に設けられた据え置き用の脚体であり、この脚体6、6‥により、手術台上の所定の位置にトレイ本体1を設置することができる。この設置スペースは、上面2よりも底面3のサイズが小さく構成されているため、小さくて済むようになっている。
また、図中7は底面3に混入した洗浄液の取り出し(吸い出し)口を示しており、取り出し口7は切り欠き凹部2b側で底面3における基板3aの頂点3d部位と対応し、洗浄後の溜まった状況と対応するものとなっている。この取り出し口7には別途図示しない吸引用チューブが接続され洗浄液をトレイ本体1の外部へ取り出し廃棄するものとなっている。
本実施例に係る手術用の洗浄液受けトレイは上記のように構成されている。上面2の切り欠き凹部2a、2bに四肢を架け渡して架置し、対象となる肘、膝等の患部を浮かせた状態で位置決めすることで手術作業は非常に楽となり、切開部分の洗浄液(水)もそのままトレイ本体1、それも底面3に受け溜めし、随時吸引して廃棄できるもので、その取り出し口7を塞いでしまう虞のある骨屑等はフィルター材、本実施例では網4に濾過し、除去することができる。
本実施例に係る手術用の洗浄液受けトレイは上述のように構成されている。外形は図に示した長方角台錐状のものに限らず、平面的にオーバル形状でもよく、上面2の開口縁、特に角部分や切り欠き凹部2a、2b等には緩衝用のゴムやプラスチックのクッション等を付設することも可能であり、患者の負担を軽減することができる。
1 手術用の洗浄液受けトレイ本体
2 上面
2a、2b 切り欠き凹部
3 底面
3a 基板
3b、3c ガイド板
3d 頂点部分
4 網
5 枠
6 脚体
7 取り出し口

Claims (5)

  1. 上面を開口とし、その開口縁に対象となる四肢を架置するための切り欠き凹部を形成し、底面には液を集中させる傾斜が形成されており、その底面の上方にはフィルター材が設けられており、かつ、前記した底面の傾斜と対応する位置に吸引チューブの接続部が設けられている手術用の洗浄液受けトレイであって、前記した傾斜は、三角形をした基板と、その基板の両側縁にガイド用の三角形をした側板とを有している手術用の洗浄液受けトレイにおいて、前記したフィルター材は枠(5)を設けたものとし、かつ、そのフィルター材は手術用の洗浄液受けトレイの内壁面に、前記した傾斜が形成された底面とは非平行状態でセットされていることを特徴とする手術用の洗浄液受けトレイ。
  2. 前記したフィルター材は網であることを特徴とする請求項1に記載の手術用の洗浄液受けトレイ。
  3. 前記したフィルター材は矩形とし、使い捨てとしてあることを特徴とする請求項1または2に記載の手術用の洗浄液受けトレイ。
  4. 上面開口のサイズよりも底面サイズは小さく形成されていることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載の手術用の洗浄液受けトレイ。
  5. 下面四隅には据え置き用の脚体を備えていることを特徴とする請求項1から4のうち1項に記載の手術用の洗浄液受けトレイ。
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