JP6790397B2 - 防護材料、防護衣、および再生防護衣の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)外層付加層、布帛からなる液遮蔽層と、ガス吸着層をそれぞれ少なくとも1層以上有する防護材料であって、
前記液遮蔽層は、平均単繊維直径:0.5〜10μmおよび融点:170℃以上の熱可塑性樹脂の繊維から構成され、且つ、AATCC試験法118−2002による撥油度が5.5級以上、最大細孔径が1.0〜100μmであることを特徴とする防護材料。
(2)前記布帛は不織布である(1)に記載の防護材料。
(3)前記液遮蔽層は、目付が5〜50g/m2である(1)または(2)に記載の防護材料。
(4)前記液遮蔽層は、通気度が5〜35cm3/cm2・secである(1)〜(3)のいずれかに記載の防護材料。
(5)前記液遮蔽層は、JIS L1092(2009)7.2に記載の撥水度試験による撥水度が2級以上である(1)〜(4)のいずれかに記載の防護材料。
(6)前記ガス吸着層が繊維状活性炭織物、繊維状活性炭編物、または繊維状活性炭不織布状物である(1)〜(5)のいずれかに記載の防護材料。
(7)前記不織布は、メルトブローン不織布である(2)〜(6)のいずれかに記載の防護材料。
(8)前記外層付加層は、不織布からなるものである(1)〜(7)のいずれかに記載の防護材料。
(9)前記不織布は、スパンポンド不織布、またはスパンレース不織布である(8)に記載の防護材料。
(10)前記外層付加層は、平均単繊維直径が0.5〜600μmである(1)〜(9)のいずれかに記載の防護材料。
(11)前記外層付加層は、最大細孔径が1.0〜1000μmである(1)〜(10)のいずれかに記載の防護材料。
(12)前記外層付加層の最大細孔径は、前記液遮蔽層の最大細孔径よりも大きい(11)に記載の防護材料。
(13)(1)〜(12)のいずれかに記載の防護材料を用いて得られる防護衣。
(14)使用済みの(13)に記載の防護衣を、分解せずに撥水撥油剤に浸して、撥水撥油加工を施す工程を含む再生防護衣の製造方法。
撥油度は、AATCC Test Method 118−2002に記載の方法に基づいて測定した。すなわち、表1に示した試験溶液を、液遮蔽層の上の5カ所に、それぞれ直径が約5mmになるように約0.6cm上方から滴下した。滴下から30秒後に、目視にて、5滴とも浸透しなかった試験液の最高の等級を撥油度とした。上記浸透しなかったとは、下記A〜DのうちAまたはBの状態を意味する。更に、5滴のうち少なくとも3滴が下記Bの状態であった場合は、該等級から−0.5級とした等級を、撥油度とした。
A.滴が十分な丸みを帯びているもの。
B.滴が丸みを帯びているが、滴下部分が部分的に黒ずんでいるもの。
C.ウィッキングが発生および/または完全に浸透しているもの。
D.完全に浸透しているもの。
平均単繊維直径は、走査型電子顕微鏡(SEM)にて撮影を行い、2000倍または5000倍のSEM画像に映し出された多数の繊維からランダムに20本の繊維を選び、単繊維直径を測定した。測定した20本の単繊維直径の平均値を算出し、平均単繊維直径とした。
目付は、JIS L1096(2010)の8.3.2(標準状態における単位面積当たりの質量)に記載の方法に基づいて測定した。
乾燥目付は、目付をJIS L0105(2006)の5.3.2(試料又は試験片の絶乾状態)に記載の方法に準拠した条件で測定した。
厚さは、JIS L1096(2010)の8.4(厚さ)a)A法(JIS法)に記載の方法に準拠して測定した。ただし、圧力は0.7kPaとした。
融点は、示差走査熱量計DSCを用い、昇温速度20℃/分で測定した。
通気度は、JIS L1096(2010)の8.26.1 A法(フラジール形法)に記載の方法に基づいて測定した。
撥水度は、JIS L1092(2009)の7.2 撥水度試験(スプレー試験)に記載の方法に基づいて測定した。以下の基準で撥水度を決定した。
1級.表面全体に湿潤を示すもの。
2級.表面の半分に湿潤を示し、小さな個々の湿潤があるもの。
3級.表面に小さな個々の水滴上の湿潤を示すもの。
4級.表面は湿潤しないが、小さな水滴の付着を示すもの。
5級.表面に湿潤や水滴の付着がないもの。
最大細孔径は、バブルポイント法(JIS K 3832)に基づき、PMI社製のキャピラリー・フロー・ポロメーター「モデル:CFP−1200AE」を用い、測定サンプル径を20mmとして測定した。バブルポイント圧力における細孔径を求めて、最大細孔径とした。
トルエン吸着性能は、JIS K1477(2007)の7.8.2(平衡吸着量)に記載の方法に準拠して測定した。
BET比表面積は、JIS K1477(2007)の7.1に記載の方法に準拠して窒素吸着量を測定し、7.1.4b)の一点法に基づく計算により算出した。
耐液防護性試験の説明図を図1に示す。スライドガラス6上にろ紙5を置き、その上に外層付加層3、液遮蔽層4、ガス吸着層5からなる防護材料を配置し、試験液2(赤色染料を溶解したフタル酸ジプロピル)10μLを滴下し、試験液2上へおもり1を乗せ加圧(1kg/cm2)し、24時間経過後に、ろ紙の呈色の程度により耐液防護性を判定した。呈色なしを、耐液防護性に優れているとして○、呈色ありを、耐液防護性に劣っているとして×と評価した。
耐ガス防護性試験の説明図を図2に示す。内容積150ccの2つのガラスセル(上方セル8と下方セル9)で外層付加層10、液遮蔽層11、ガス吸着層12からなる防護材料を挟み込み、周囲をパラフィン13により密閉する。この試験容器の上方セル8から試験液14である3−メトキシブチルアセテート10μLを外層付加層の上に滴下する。これを25℃±2℃に設定した恒温ボックスに入れ、下方セル9側のガス濃度を所定時間毎(1、30、60、120、180、240分経過後)にシリンジでサンプリングし、ガスクロマトグラフィーによりシート材料を透過したガス濃度を測定した(○:浸透濃度<1ppm、△:浸透濃度≒1ppm、×:浸透濃度>1ppm)。
液遮蔽層として、ポリアミド樹脂からなるメルトブローン不織布(融点250℃、目付10g/m2、平均単繊維直径0.94μm、最大細孔径10.3μm、厚さ120μm、通気度23cm3/cm2・sec)を使用し、5wt%のフッ素系撥水撥油剤(明成化学工業株式会社製 アサヒガード AG 7105)を含む25℃の加工浴に、1分間浸漬して、マングルでニップして脱水し、100℃で2分間乾燥後、170℃で2分間キュアリングを施し、撥水撥油剤固形分で2.5wt%添着させた。このようにして得られた液遮蔽層の撥水度および撥油度を測定した。
外層付加層およびガス吸着層として、実施例1に記載の外層付加層およびガス吸着層を用いた。
外層付加層およびガス吸着層として、実施例1に記載の外層付加層およびガス吸着層を用いた。
外層付加層およびガス吸着層として、実施例1に記載の外層付加層およびガス吸着層を用いた。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用いた。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用いた。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用いた。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用い
た。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用い
た。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用いた。
外層付加層として、実施例8に記載の外層付加層を、ガス吸着層として、実施例1に記載のガス吸着層を用いた。
外層付加層として、実施例8に記載の外層付加層を、液遮蔽層として、実施例1に記載の外層付加層と同じものを、ガス吸着層として、実施例1に記載のガス吸着層を用いた。
外層付加層として、実施例8に記載の外層付加層を、ガス吸着層として、実施例1に記載のガス吸着層を用いた。
外層付加層として、実施例8に記載の外層付加層を、ガス吸着層として、実施例1に記載のガス吸着層を用いた。
外層付加層として、実施例8に記載の外層付加層を、ガス吸着層として、実施例1に記載のガス吸着層を用いた。
液遮蔽層およびガス吸着層として、実施例1に記載の液遮蔽層およびガス吸着層を用いた。
外層付加層およびガス吸着層として、実施例1に記載の外層付加層およびガス吸着層を用いた。
ガス吸着層として、実施例1に記載のガス吸着層を用いた。
2 試験液
3 外層付加層
4 液遮蔽層
5 ガス吸着層
6 ろ紙
7 スライドガラス
8 上方ガラスセル
9 下方ガラスセル
10 外層付加層
11 液遮断層
12 ガス吸着層
13 パラフィンシーリング
14 試験液
15 サンプリング口(シリコンキャップ)
Claims (13)
- 外層付加層、布帛からなる液遮蔽層、ガス吸着層をそれぞれ少なくとも1層以上有する防護材料であって、
前記外層付加層は、通気度が120〜700cm3/cm2・secであり、
前記液遮蔽層は、平均単繊維直径:0.5〜10μmおよび融点:170℃以上の熱可塑性樹脂の繊維から構成され、且つ、AATCC試験法118−2002による撥油度が5.5級以上、最大細孔径が1.0〜100μmであり、
前記外層付加層の最大細孔径は、前記液遮蔽層の最大細孔径よりも大きく、
前記外層付加層、前記液遮蔽層、及び前記ガス吸着層の順序で積層されている、ことを特徴とする防護材料。 - 前記布帛は不織布である請求項1に記載の防護材料。
- 前記液遮蔽層は、目付が5〜50g/m2である請求項1または2に記載の防護材料。
- 前記液遮蔽層は、通気度が5〜35cm3/cm2・secである請求項1〜3のいずれかに記載の防護材料。
- 前記液遮蔽層は、JIS L1092(2009)7.2に記載の撥水度試験による撥水度が2級以上である請求項1〜4のいずれかに記載の防護材料。
- 前記ガス吸着層が繊維状活性炭織物、繊維状活性炭編物、または繊維状活性炭不織布状物である請求項1〜5のいずれかに記載の防護材料。
- 前記不織布は、メルトブローン不織布である請求項2〜6のいずれかに記載の防護材料。
- 前記外層付加層は、不織布からなるものである請求項1〜7のいずれかに記載の防護材料。
- 前記不織布は、スパンポンド不織布、またはスパンレース不織布である請求項8に記載の防護材料。
- 前記外層付加層は、平均単繊維直径が0.5〜600μmである請求項1〜9のいずれかに記載の防護材料。
- 前記外層付加層は、最大細孔径が1.0〜1000μmである請求項1〜10のいずれかに記載の防護材料。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の防護材料を用いて得られる防護衣。
- 使用済みの請求項12に記載の防護衣を、分解せずに撥水撥油剤に浸して、撥水撥油加工を施す工程を含む再生防護衣の製造方法。
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