JP6788886B2 - 締結具、該締結具を用いた締結方法、及び、締結解除方法 - Google Patents
締結具、該締結具を用いた締結方法、及び、締結解除方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6788886B2 JP6788886B2 JP2016168422A JP2016168422A JP6788886B2 JP 6788886 B2 JP6788886 B2 JP 6788886B2 JP 2016168422 A JP2016168422 A JP 2016168422A JP 2016168422 A JP2016168422 A JP 2016168422A JP 6788886 B2 JP6788886 B2 JP 6788886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening
- holes
- extension
- fastener
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
[締結具の構成]
図1は、第1の形態の締結具を示す斜視図であり、図2(A)乃至(E)は、本実施の形態の締結具を構成する締結具本体の正面図、平面図、底面図、右側面図、E−E線断面図であり、図3(A)及び(B)は、本実施の形態の締結具を構成する締結バンドの正面図及び底面図である。
図4乃至図6を用いて、本実施の形態の締結具1によって被締結物である2枚のパネルP,P´を締結する手順を説明する。
図7は、第2の形態の締結具を示す斜視図であり、図8(A)乃至(E)は、第2の実施の形態の締結具を構成する締結具本体の正面図、平面図、底面図、右側面図、E−E線断面図である。図7及び図8には、図1乃至6に示した実施の形態と同じ部材には、図1乃至図6に付した符号の数に100の数を加えた数の符号を付して説明を省略する。
3 締結具本体
5,5´ 締結バンド
7 ロッド部
9 フランジ部
11 延長部
13,13´ バンド部
15,15´ 係止部
17,17´ フック状係合部
19,19´ 貫通孔
21,21´ 嵌合溝
23,23´ 被係止部
24 マーキング
Claims (11)
- 1本以上の締結バンドと締結具本体を備えた締結具であって、
前記1本以上の締結バンドは、対向する一対の側面部の一方の前記側面部側の一端にフック状係合部を備え且つ該フック状係合部から前記一方の側面部の他端側に所定の距離離れた位置に列をなして並ぶ複数の係止部を備えたバンド部とを備えており、
前記締結具本体は、ロッド部と、前記ロッド部の一端に一体に設けられて前記ロッド部が延びる方向と交差する方向に延びるフランジ部とを具備し、
前記フランジ部には、前記1以上の締結バンドの前記バンド部は通るが前記フック状係合部は通らない1以上の貫通孔が前記ロッド部が延びる方向に前記フランジ部を貫通するように形成されており、
前記1以上の貫通孔内には、前記貫通孔内に挿入された前記バンド部の前記複数の係止部が前記ロッド部側から前記フランジ部側に移動することは許容するが前記フランジ部側から前記ロッド部側に移動することを阻止するように形成された可撓性を有する被係止部が設けられており、
前記1本以上の締結バンドの前記一対の側面部の他方の側面部が前記ロッド部の外周面と接触するように、前記1本以上の締結バンドが前記締結具本体の前記1以上の貫通孔に挿入されることを特徴とする締結具。 - 前記ロッド部の外周部には、前記貫通孔と連続して前記ロッド部が延びる方向に延び、前記一端の端面に開口し、且つ前記ロッド部の径方向に開口し、前記締結バンドの前記バンド部の一部が嵌合し得る1以上の嵌合溝が形成されている請求項1に記載の締結具。
- 前記1本以上の締結バンドは2本の締結バンドであり、
前記1以上の貫通孔は2つの貫通孔であり、
前記2つの貫通孔は機械角で180度離れて形成されており、
前記1以上の嵌合溝は2つの嵌合溝からなる請求項2に記載の締結具。 - 前記フランジ部と一体に設けられて前記ロッド部が位置する方向とは反対側に延びる延長部をさらに備えており、
前記1以上の貫通孔は前記延長部内を延びており、
前記被係止部は前記延長部内に延びた前記貫通孔内に位置している請求項1乃至3のいずれか1項に記載の締結具。 - 前記延長部の外周部には、前記被係止部が設けられている位置よりも前記ロッド部が位置する側に、締結解除のために切断をする位置を示すマーキングが施されている請求項4に記載の締結具。
- 前記フランジ部と一体に設けられて前記ロッド部が位置する方向とは反対側に延びる第1の延長部と、
前記フランジ部との間にスペースを開けて前記第1の延長部の一端に一体に設けられ、前記1以上の貫通孔の延長線上に1以上の延長貫通孔を有する第2の延長部をさらに備えており、
前記被係止部は、前記延長貫通孔内に位置しており、
前記1本以上の締結バンドは、前記1以上の貫通孔と前記1以上の延長貫通孔の間で前記スペース内に露出した状態で、前記1以上の貫通孔及び前記1以上の延長貫通孔に挿入される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の締結具。 - 1本以上の締結バンドと締結具本体を備え、
前記1本以上の締結バンドが、対向する一対の側面部の一方の前記側面部側の一端にフック状係合部を備え且つ該フック状係合部から前記一方の側面部の他端側に所定の距離離れた位置に列をなして並ぶ複数の係止部を備えたバンド部とを備えており、
前記締結具本体が、ロッド部と、前記ロッド部の一端に一体に設けられて前記ロッド部が延びる方向と交差する方向に延びるフランジ部とを具備し、
前記フランジ部には、前記1以上の締結バンドの前記バンド部は通れるが前記フック状係合部は通れない1以上の貫通孔が前記ロッド部が延びる方向に前記フランジ部を貫通するように形成されており、
前記1以上の貫通孔内には、前記貫通孔内に挿入された前記バンド部の前記複数の係止部が前記ロッド部側から前記フランジ部側に移動することは許容するが前記フランジ部側から前記ロッド部側に移動することを阻止するように形成された可撓性を有する被係止部が設けられており、
前記1本以上の締結バンドの前記一対の側面部の他方の側面部が前記ロッド部の外周面と接触するように、前記1本以上の締結バンドが前記締結具本体の前記1以上の貫通孔に挿入される締結具を用意し、
前記フック状係合部または前記ロッド部単独であれば、これらの部分が貫通可能であるが、前記1本以上の締結バンドの前記一対の側面部の他方の側面部が前記ロッド部の外周面と接触した状態では、前記フック状係合部及び前記ロッド部を一緒に挿入することができない形状寸法を有する締結用貫通孔が、2つの被締結物に形成されているときに、前記2つの被締結物を2つの前記締結用貫通孔を合わせて直列貫通孔を形成するように重ね合わせ、
前記1本以上の締結バンドの前記フック状係合部を前記直列貫通孔に、その一端から挿入して、前記フック状係合部を前記直列貫通孔の他端よりも外側に位置させ、
次に前記締結具本体の前記ロッド部を前記直列貫通孔内に前記一端から挿入し、
次に前記1本以上の締結バンドの前記フック状係合部と前記締結具本体の前記フランジ部との間に前記2つの被締結物が挟持される状態になるまで、前記1本以上の締結バンドを前記ロッド部側から前記フランジ部側に引っ張ることを特徴とする締結方法。 - 前記ロッド部の外周部には、前記貫通孔と連続して前記ロッド部が延びる方向に延び、前記一端の端面に開口し、且つ前記ロッド部の径方向に開口し、前記1本以上の締結バンドの前記バンド部の一部が嵌合し得る1以上の嵌合溝が形成されており、
前記1以上の嵌合溝に前記1本以上の締結バンドの前記バンド部の前記一部を嵌合した状態になるように、前記ロッド部を前記直列貫通孔に挿入する請求項7に記載の締結方法。 - 前記1本以上の締結バンドは2本の締結バンドであり、
前記1以上の貫通孔は2つの貫通孔であり、
前記2つの貫通孔は機械角で180度離れて形成されており、
前記1以上の嵌合溝は2つの嵌合溝からなる請求項8に記載の締結方法。 - 請求項7乃至9に記載の締結方法により締結された締結状態を解除する方法であって、
前記締結具として、
前記フランジ部と一体に設けられて前記ロッド部が位置する方向とは反対側に延びる延長部をさらに備えており、
前記1以上の貫通孔は前記延長部内を延びており、
前記被係止部は前記延長部内に延びた前記貫通孔内に位置しており、
前記延長部の外周部には、前記被係止部が設けられている位置よりも前記ロッド部が位置する側に、締結解除のために切断をする位置を示すマーキングが施されたものを用い、
締結を解除する際には、前記マーキングが施された位置において、前記延長部を切断することを特徴とする締結解除方法。 - 請求項7乃至9に記載の締結方法により締結された締結状態を解除する方法であって、
前記締結具として、
前記フランジ部と一体に設けられて前記ロッド部が位置する方向とは反対側に延びる第1の延長部と、
前記フランジ部との間にスペースを開けて前記第1の延長部の一端に一体に設けられ、前記1以上の貫通孔の延長線上に1以上の延長貫通孔を有する第2の延長部をさらに備えており、
前記被係止部は、前記延長貫通孔内に位置しており、
前記1本以上の締結バンドは、前記1以上の貫通孔と前記1以上の延長貫通孔の間で前記スペース内に露出した状態で、前記1以上の貫通孔及び前記1以上の延長貫通孔に挿入されたものを用い、
締結を解除する際には、前記1本以上の締結バンドの前記スペース内に位置する部分を切断することを特徴とする締結解除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016168422A JP6788886B2 (ja) | 2016-08-30 | 2016-08-30 | 締結具、該締結具を用いた締結方法、及び、締結解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016168422A JP6788886B2 (ja) | 2016-08-30 | 2016-08-30 | 締結具、該締結具を用いた締結方法、及び、締結解除方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018035856A JP2018035856A (ja) | 2018-03-08 |
JP6788886B2 true JP6788886B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=61565616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016168422A Expired - Fee Related JP6788886B2 (ja) | 2016-08-30 | 2016-08-30 | 締結具、該締結具を用いた締結方法、及び、締結解除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6788886B2 (ja) |
-
2016
- 2016-08-30 JP JP2016168422A patent/JP6788886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018035856A (ja) | 2018-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10422446B2 (en) | Hanger for mounting multiple cables | |
US9216704B2 (en) | Elastically averaged strap systems and methods | |
US9453524B2 (en) | Mechanically biased cantilever fastener assembly | |
EP3336989B1 (en) | Cable fixation device | |
US20180209464A1 (en) | Fastener | |
US20100111642A1 (en) | Clip for attaching a cover or other attaching member | |
JP2009030707A (ja) | クリップ | |
KR101864453B1 (ko) | 체결 클립 | |
US20100243826A1 (en) | Line routing clip | |
CN109952441B (zh) | 铆钉紧固件组装件 | |
EP2952439A1 (de) | Aufnahmeträger | |
CN108603524B (zh) | 固定件 | |
JP6788886B2 (ja) | 締結具、該締結具を用いた締結方法、及び、締結解除方法 | |
EP3146264A2 (en) | Aperture liner | |
US20140115834A1 (en) | Tie clamp | |
GB2543510A (en) | Coupler | |
JP2016195479A (ja) | ワイヤハーネスの固定構造 | |
US10036500B2 (en) | Hose clamp | |
JP6373139B2 (ja) | プラグ抜け防止具 | |
CN109155511B (zh) | 用于可内置的电气和/或电子装置的紧固组件 | |
JP6098475B2 (ja) | クランプ | |
EP3228877A1 (en) | Clamping band | |
JP2013032808A (ja) | 配管固定具、配管固定方法 | |
EP3035354B1 (en) | Fastening system with easy removal for electrical and / or electronic devices | |
JP6298733B2 (ja) | 切欠き補強部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190702 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6788886 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |