JP6787374B2 - 位置情報管理システム、及び位置情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、位置情報管理システム、及び位置情報管理方法に関する。
近年、店舗等の大型化に伴い店舗等の駐車場の大型化が進んでいる。このような大型化した駐車場に駐車された複数の車両の中から、駐車場の利用者が駐車した車両を探し出す場合、従来は利用者の記憶に頼る場合が多かった。
このような問題に対して、駐車させた車両の位置情報をカーナビゲーション装置等で測定して管理センターへ送信し、管理センターで記憶した車両の位置情報を端末装置から問い合わせて表示させる車両位置検索システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、例えば、特許文献1に開示された技術のように、一般的なGPS(Global Positioning System)等による測位システムでは、屋内に設けられた駐車場等において、位置情報の測定が困難な場合があった。また、新たにIMES(Indoor Messaging System)と呼ばれる、GPSと同様の信号を用いた屋内用の位置情報システムが提案されているが、対応する端末装置等は普及していない状況である。
このように、GPS等による位置情報の測定が困難な状況において、ユーザが駐車場に駐車した車両を、ユーザの記憶に頼らずに探し出すことには困難を伴っていた。
本発明の実施の形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、GPS等による位置情報の測定が困難な状況において、ユーザが駐車場に駐車した車両を、ユーザの記憶に頼らずに探し出すこと容易にする位置情報管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る位置情報管理システムは、端末装置と、該端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置と、駐車位置に対応する固有情報を含む音波を出力する音波出力装置とを有する位置情報管理システムであって、前記サーバ装置は、車両を駐車した駐車位置の登録操作応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報と前記音波出力装置が発信する前記固有情報とを含む登録要求に基づき、前記端末装置の識別情報と前記固有情報とを、予め記憶されている前記駐車位置の駐車位置情報対応付けて記憶する記憶手段と、駐車位置の確認操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報を含む確認要求に基づき、該確認要求に含まれる前記端末装置の識別情報に対応する前記固有情報、又は該固有情報に対応する駐車位置情報を前記記憶手段から取得し、前記端末装置に送信する第1の送信手段と、を備え、前記端末装置は、前記登録操作および確認操作を受け付ける入力手段と、前記登録操作に基づき前記登録要求を前記サーバ装置に送信し、前記確認操作に基づき前記確認要求を前記サーバ装置に送信する第2の送信手段と、前記サーバ装置から送信された、前記固有情報、又は前記駐車位置情報に基づいて、前記車両を駐車した駐車位置を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、GPS等による位置情報の測定が困難な状況において、ユーザが駐車場に駐車した車両を、ユーザの記憶に頼らずに探し出すことを容易にする位置情報管理システムを提供することができる。
一実施形態に係る位置管理システムの構成例を示す図である。 一実施形態に係る音波出力装置のハードウェア構成例である。 一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係る位置管理システムの機能構成図である。 第1の実施形態に係る登録情報DBの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る登録情報DBの別の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る駐車場のレイアウト図の例を示す図である。 第1の実施形態に係る駐車位置の登録処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る駐車位置の登録時の表示画面の例を示す図である。 第1の実施形態に係る駐車位置の確認処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る駐車位置の確認時の表示画面の例を示す図である。 第1の実施形態に係るルート案内時の表示画面の例を示す図である。 第2実施形態に係る駐車場の利用情報の取得処理のシーケンスチャート 第2の実施形態に係る登録情報DBの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る駐車位置の登録処理のシーケンスチャートである。 第2の実施形態に係る駐車位置の確認処理のシーケンスチャートである。 第2の実施形態に係るルート案内処理のシーケンスチャートである。 一実施形態に係るスピーカについて説明するための図である。 一実施形態に係るスピーカの指向特性について説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は一実施形態に係る位置管理システムの構成例を示す図である。位置管理システム100は、例えば、屋内駐車場等の建造物101の天井等に設けられた複数の音波出力装置102−1〜102−3、複数の区画103−1〜103−3、ユーザ105の端末装置104、サーバ装置106等を有する。尚、以下の説明の中で、複数の音波出力装置102−1〜102−3のうち任意の音波出力装置を示す場合、「音波出力装置102」を用いる。同様に、複数の区画103−1〜103−3のうち任意の区画を示す場合、「区画103」を用いる。
尚、図1の音波出力装置102、及び区画103の数は一例であり、他の数であっても良い。本実施の形態では、例えば、大型駐車場等のように、多数の区画103(例えば、駐車区画)がある場所で大きな効果が期待できるが、図1では説明を容易にするために区画103の数を3としている。
音波出力装置102−1は、区画103−1に対応して設けられ、区画103−1に対応する固有情報を含む音波を出力する。同様に、音波出力装置102−2は、区画103−2に対応して設けられ、区画103−2に対応する固有情報を含む音波を出力する。さらに、音波出力装置102−3は、区画103−3に対応して設けられ、区画103−3に対応する固有情報を含む音波を出力する。音波出力装置102は、例えば、スピーカ等の電気音響変換用の素子を有する。
音波出力装置102は、例えば、自装置の識別情報であるスピーカIDを予め記憶しておき、このスピーカIDを前述した固有情報として、音波に含めて出力する。或いは、音波出力装置102は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク107を介して、サーバ装置106と通信する機能を有し、サーバ装置106から指定された情報を固有情報として用いるものであっても良い。図1の例では、音波出力装置102−1は自装置のスピーカID「SP000001」を、音波出力装置102−2は自装置のスピーカID「SP000002」を、音波出力装置102−3は自装置のスピーカID「SP000003」を含む音波を出力している。
尚、スピーカIDは、固有情報の一例である。固有情報は、音波出力装置102毎にユニークな情報であれば他の情報であっても良い。例えば、音波出力装置102が送信する固有情報は、音波出力装置102に対応する区画103の識別情報や区画番号、音波出力装置102の位置を示す情報、区画103の位置を示す情報等であっても良い。
区画103は、例えば、駐車場の駐車区画等であり、図1に示すように、各区画103には、それぞれ、「A01」、「A02」、「A03」等の区画番号が付与されている。また、区画番号は、区画103や、その周囲等に、ユーザ105が視認しやすいように表示されていることが望ましい。本実施の形態では、区画103は、車両1台分の駐車スペースを想定しているが、区画103は、複数の駐車スペースを含むものであっても良いし、駐車場を複数のエリアに分割したもの等であっても良い。
端末装置104は、ユーザ105が保有する、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の情報処理装置であり、無線通信等により、ネットワーク107に接続してサーバ装置106とデータの送受信が可能である。また、端末装置104は、内蔵したマイクロフォン等を用いて音波出力装置102が出力する音波を取得し、取得した音波に含まれる音波出力装置102の固有情報を特定することができる。
また、位置管理システム100は、複数の区画103−1〜103−3と、複数の音波出力装置102−1〜102−3の固有情報(スピーカID等)とを関連付けて記憶する登録情報データベース(以下、登録情報DBと称する)を有する。登録情報DBは、例えば、端末装置104、及び/又はサーバ装置106等の記憶手段に予め記憶されている。端末装置104は、音波出力装置102が出力する音波から特定した固有情報と、登録情報DBとにより、現在、端末装置104が位置する区画103を判断し、端末装置104が位置する区画103に関する情報を表示することができる。
サーバ装置106は、ネットワーク107に接続された、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置である。サーバ装置106は、例えば、位置管理システム100に対応するアプリケーション、駐車場のマップ情報、前述した登録情報DB等を記憶する。また、サーバ装置106は、ネットワーク107を介して、音波出力装置102にスピーカID等の固有情報を送信することにより、音波出力装置102が送信する固有情報を設定する機能を有していても良い。
上記構成により、図1の区画103−1に位置するユーザ105が端末装置104にインストールされた位置管理システム100に対応したアプリケーションを起動させると、端末装置104は、音波出力装置102−1から出力された音波をマイクロフォンで取得する。また、端末装置104は、取得した音波に含まれるスピーカID「SP000001」を特定し、記憶手段に予め記憶された登録情報DBに基づいて、現在、区画103−1に位置することを判断することができる。
同様に、端末装置104は、区画103−2へ移動すると、音波出力装置102−2から出力された音波を取得し、取得した音波に含まれるスピーカID「SP000002」に基づいて、現在、区画103−2に位置することを判断することができる。
これにより、駐車場の利用者であるユーザ105は、車両を駐車した際に、位置管理システム100に対応したアプリケーション等を用いて、駐車した区画103を端末装置104、又はサーバ装置106に容易に登録することができる。また、ユーザ105は、駐車した車両を探すときに、車両を駐車した区画103と、ユーザ105が位置する区画103とを、駐車場のマップ等に表示することができる。
すなわち、位置管理システム100によれば、GPS等による位置情報の測定が困難な状況において、ユーザが駐車した車両を、ユーザの記憶に頼らずに容易に探し出すことができる。
<ハードウェア構成>
次に各装置のハードウェア構成について説明する。
(音波出力装置)
図2は、一実施形態に係る音波出力装置のハードウェア構成例である。音波出力装置102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、フラッシュROM(Read Only Memory)203、通信制御部204、通信部205、音声制御部206、スピーカ部207、音声I/F(Interface)部208等を有する。
CPU201は、フラッシュROM203等に格納されたプログラムを実行することにより、音波出力装置102の各機能を実現する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。フラッシュROM203は、音波出力装置102のプログラムや、スピーカID等の固有情報等を記憶する不揮発性のメモリである。
通信部205は、例えば、有線/無線LAN等の所定の通信方式により、音波出力装置102をネットワーク107に接続するための通信インタフェースである。通信制御部204は、通信部205を制御してサーバ装置106との通信を制御し、例えば、サーバ装置106から受信した固有情報をフラッシュROM203に記憶する。尚、通信制御部204は、例えば、CPU201で動作するプログラム等によって実現されるものであっても良い。
音声制御部206は、フラッシュROM203等に記憶した固有情報(例えば、スピーカID)を音波信号に変換してスピーカ部207に出力する。好ましくは、音声制御部206は、固有情報を、音声周波数帯域のうち、例えば、16kHz以上の高い周波数に変換して出力する。音波は、高い周波数ほど指向性が高く、16kHz以上の周波数は人間にはほとんど聞こえないため、固有情報を送信するために好適である。また、音声制御部206は、音声I/F部208から入力されたアナウンスや、音楽等の音声信号に固有情報を重畳させてスピーカ部207に出力するものであっても良い。
尚、本実施の形態では、固有情報を音波信号に変換する方法について特に限定しないが、例えば、予め定められた周波数(例えば、19kHz)の信号オン/オフにより、デジタル値の「1」/「0」を表すもの等であっても良い。この場合、音波を受信した端末装置104は、所定のサンプリングレートで予め定められた周波数の有無を判断することにより、音波に含まれる情報を取得することができる。
スピーカ部207は、音声制御部206から入力された音波信号を音波に変換して出力する。音声I/F208は、アナウンスや、音楽、館内放送等の音声信号を入力するためのインタフェースである。
尚、図2の構成は一例であって、音波出力装置102は、音波出力装置102のスピーカID等の固有情報を含む音波を出力できるものであれば良く、通信制御部204、通信部205、音声I/F部208等を、必ずしも全て有していなくても良い。
(端末装置)
図3は、一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示す図である。端末装置104は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、CPU301、RAM302、ROM303、ストレージ部304、通信部305、外部I/F(Interface)部306、マイク部307、スピーカ部308、表示部309、入力部310、及びバス312等を有する。
CPU301は、ROM303やストレージ部304等に格納されたプログラムやデータをRAM302上に読み出し、処理を実行することで、端末装置104の各機能を実現する演算装置である。RAM302は、CPU301のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM303は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ部304は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュROM等のストレージ装置であり、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
通信部305は、例えば、3G(3rd. Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の移動通信網、又は無線LAN通信等の通信方式に対応した通信インタフェースである。端末装置104は、通信部305を介して、ネットワーク107に接続してサーバ装置106等とデータの送受信を行う。
外部I/F306は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、記録媒体313等がある。端末装置104は、外部I/F306を介して、記録媒体313の読取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体313には、例えば、メモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等が含まれる。
マイク部307は、マイクロフォン等の電気音響変換用の素子を含み、マイクロフォン等により取得した音波を音波信号に変換し、さらに音波信号から所定のフォーマットの音波データに変換する。近年のスマートフォンが備えるマイクロフォンは、20kHz、より好ましくは24kHz程度の音波まで集音可能である。そのため、マイク部307は、音波出力装置102により、16kHz以上の高い周波数に変換された固有情報を含む音波を好適に取得することができる。
スピーカ部308は、スピーカ等の電気音響変換用の素子を含み、音声データを音声信号に変換し、さらにスピーカ等により、音声信号を音声(音波)に変換して出力する。
表示部309は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子を含み、端末装置104で実行されるプログラム等による表示画面を表示する。入力部310は、例えば、タッチパネル等の入力用の素子を含み、ユーザ105による入力操作を受け付ける。表示部309、及び入力部310は、例えば、一体型のタッチパネルディスプレイ等の表示入力部311であっても良い。バス312は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
また、端末装置104は、この記録媒体313に格納されたプログラムや、通信部305を介してダウンロードしたプログラムを、端末装置104にインストールすることにより、所定のプログラムが実行可能となる。例えば、端末装置104は、位置管理システム100に対応したアプリケーションを、例えば、サーバ装置106等からダウンロードしてインストールし、実行することができる。
(サーバ装置)
図4は、一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置106は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、CPU401、RAM402、ROM403、ストレージ部404、外部I/F部405、入力部406、表示部407、通信I/F部408、バス409等を有する。
CPU401は、ROM403やストレージ部404等に格納されたプログラムやデータをRAM402上に読み出し、処理を実行することで、サーバ装置106の各機能を実現する演算装置である。RAM402は、CPU401のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM403は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ部404は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のストレージ装置であり、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
外部I/F405は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、記録媒体410等がある。サーバ装置106は、外部I/F405を介して、記録媒体410の読取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体410には、例えば、光学ディスク、磁気ディスク、メモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等が含まれる。また、記録媒体313に所定のプログラムを格納し、この記録媒体410に格納されたプログラムを外部I/F405を介して、サーバ装置106にインストールすることにより、所定のプログラムが実行可能となる。
入力部406は、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等を含み、サーバ装置106に各操作信号を入力するのに用いられる。表示部407はディスプレイ等を含み、例えば、サーバ装置106による処理結果等を表示する。
通信I/F408は、サーバ装置106をネットワーク107に接続するための、例えば、有線/無線LAN等の通信インタフェースである。サーバ装置106は通信I/F408を介して、他の機器とネットワーク107を介してデータ通信を行うことができる。バス409は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
尚、図4の構成はあくまで一例である。例えば、サーバ装置106は、入力部406、表示部407等を外部に有していても良いし、入力部406、表示部407等を必ずしも有していなくても良い。
<機能構成>
図5は、一実施形態に係る位置管理システムの機能構成図である。
端末装置104は、音波取得手段501、特定手段502、表示制御手段503、表示入力手段504、通信手段505、記憶手段506を有する。
音波取得手段501は、所定の区画103に対応する固有情報(例えば、スピーカID)を含む音波を出力する音波出力装置102等から、音波を取得する。音波取得手段501は、例えば、図3のマイク部307等を含む。
特定手段502は、音波取得手段501が取得した、音波出力装置102から出力された音波に基づいて、該音波に含まれる固有情報を特定する。特定手段502は、例えば、図3のCPU301で動作するプログラム等によって実現される。
表示制御手段503は、特定手段502によって特定された固有情報に基づいて、音波取得手段501に対応する所定の区画103に関する情報を表示させる。表示制御手段503は、例えば、図3のCPU301で動作するプログラム等によって実現される。
表示入力手段504は、表示制御手段503の制御により画像を表示し、また、端末装置104のユーザ105等の入力操作を受け付ける手段であり、例えば、図3の表示入力部311等を含む。
通信手段505は、端末装置104をネットワーク107に接続し、サーバ装置106との間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、図3の通信部305等を含む。
記憶手段506は、音波出力装置102と所定の区画103とを関連付けて記録した登録情報DB、マップ情報、駐車場のレイアウト情報等の各種情報を記憶する手段であり、例えば、図3のストレージ部304等に含まれる。
尚、登録情報DB、マップ情報、駐車場のレイアウト情報等の情報は、端末装置104の記憶手段506、及びサーバ装置106の記憶手段508のうちのいずれに記憶されているものであっても良い。
サーバ装置106は、例えば、通信手段507、記憶手段508等を有する。
通信手段507は、サーバ装置106をネットワーク107に接続し、端末装置104や、音波出力装置102等との間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、図4の通信I/F部408等を含む。
記憶手段508は、音波出力装置102と所定の区画103とを関連付けて記録した登録情報DB、マップ情報、駐車場のレイアウト情報等の各種情報を記憶する手段であり、例えば、図4のストレージ部404等に含まれる。
上記構成により、端末装置104は、所定の区画103において所定の区画103に対応する固有情報を含む音波を出力する音波出力装置102から音波を取得し、取得した音波に含まれる固有情報を特定する。また、端末装置104は、特定した固有情報に基づいて所定の区画103に関する情報を表示する。
<登録情報DB>
次に、端末装置104の記憶手段506、及び/又はサーバ装置106の記憶手段508に記憶される登録情報DBについて説明する。
図6は、第1の実施形態に係る登録情報DBの一例を示す図である。図6の例では、登録情報DB600には、スピーカID601、店名602、駐車位置番号603等が含まれる。登録情報DB600は、一つの店舗に複数の駐車場がある場合には、駐車場の名称をさらに有していても良い。また、駐車場が複数のフロアに分かれている場合には、フロア名(階数等)の情報を有していても良い。
この登録情報DB600により、端末装置104は、音波取得手段501が取得した音波に含まれるスピーカID601に基づいて、スピーカID601に対応する店名602、及び駐車位置番号603を判断することができる。
図7は、第1の実施形態に係る登録情報DBの別の一例を示す図である。図7に示す登録情報DB700では、スピーカIDに対応する列701を示すアルファベットと、行702を示す数字の組み合わせによって、駐車位置番号を特定することができる。例えば、図7において、スピーカID「SP000016」に対応する列701は「B」列であり、対応する行702は「2」行なので、駐車位置番号は「B2」と判断することができる。
図8は、第1の実施形態に係る駐車場のレイアウト図の例を示す図である。図8に示す駐車情報レイアウトは、図7の登録情報DB700に対応している。尚、図中の矢印は、車の進行方向の一例を示す。
例えば、端末装置104が取得した音波に含まれるスピーカIDが「SP000016」である場合、端末装置104は、登録情報DB700に基づいて、駐車位置番号「B2」にいることを判断することができる。また、端末装置104は、図8のレイアウト図を表示入力手段504に表示させ、駐車位置番号「B2」を、例えば、強調表示すること等により、ユーザ105に現在の位置を通知することができる。
<処理の流れ>
(登録処理)
図9は、第1の実施形態に係る駐車位置の登録処理の流れを示すフローチャートである。駐車場の利用者であるユーザ105は、例えば、車両を駐車したとき等、図9のフローチャートに従って、駐車位置を位置管理システム100に登録することができる。
ステップS901において、車両を駐車したユーザ105は、端末装置104にインストールされた位置管理システム100に対応するアプリケーションを起動する。尚、既にアプリケーションが起動中の場合は、ステップS901の処理は省略できる。
図10は、第1の実施形態に係る駐車位置の登録時の表示画面の例を示す図である。ユーザ105がアプリケーションを起動すると、例えば、図10(a)に示すような操作画面が、端末装置104の表示入力部311に表示される。図10(a)の例では、操作画面に「駐車する」ボタン1001と、「駐車場に戻る」ボタン1002が表示されている。
図9のステップS902において、ユーザ105が「駐車する」ボタン1001を押下すると、端末装置104は、音波取得手段501により音波を取得し(ステップS903)、音波に含まれるスピーカID(固有情報)を特定する(ステップS904)。
ステップS905において、端末装置104は、例えば、特定したスピーカIDを記憶手段506に記憶する。尚、このとき、端末装置104は、例えば、スピーカIDから、図7の登録情報DB700を用いて特定した駐車位置番号等を記憶手段506に記憶するものであっても良い。また、端末装置104は、スピーカID又は駐車位置番号を、サーバ装置106の記憶手段508等に記憶させるものであっても良い。
ステップS906において、端末装置104は、アプリケーションの表示画面に、例えば、駐車位置番号を表示する。図19(b)は、この時表示される表示画面の一例を示す。図19(b)において、端末装置104の表示入力部311に、駐車位置番号1003である「B2」が表示されている。端末装置104は、この画面により、ユーザ105に、車両を駐車した駐車位置が「B2」であることを通知する。また、この駐車位置番号「B2」、又は駐車位置番号「B2」に対応するスピーカIDは、ステップS905において、記憶手段506等に記憶されているので、ユーザ105は、例えば、車両に戻る際に、この駐車位置番号「B2」を参照することができる。つまり、ユーザ105は、この駐車位置番号を必ずしも記憶しておく必要はない。
(確認処理)
図11は、第1の実施形態に係る駐車位置の確認処理の流れを示すフローチャートである。駐車場の利用者であるユーザ105は、例えば、ショッピング等を終えて、駐車場に戻るとき、図11のフローチャートにより、駐車位置を確認することができる。
ステップS1101において、ユーザ105は、端末装置104にインストールされた位置管理システム100に対応するアプリケーションを起動させると、端末装置104の表示入力部311に、例えば、図10(a)に示すような操作画面が表示される。
ステップS1102において、ユーザ105が「駐車場に戻る」ボタン1002を押下すると、端末装置104は、表示入力部311に駐車位置番号を表示する(ステップS1103)。
図12は、第1の実施形態に係る駐車位置確認時の表示画面の例を示す図である。図12(a)において、端末装置104の表示入力部311には、駐車位置番号1201と、駐車場のレイアウト図1202が表示されている。尚、駐車場が複数に分かれている場合には、駐車場名や、フロア番号等も合わせて表示することが望ましい。
図12(b)は、レイアウト図1202の拡大図である。図12(b)の例では、ユーザ105が車両を駐車した駐車位置番号「B2」に該当する箇所を塗りつぶし等で強調表示させることにより、ユーザ105が容易に駐車位置を判断できるように表示すると良い。
次に、図11のステップS1104において、端末装置104は、ルート(経路)案内を行うか否かの確認画面を表示して、ユーザ105に選択を促す。
ステップS1105において、ルート案内が要求されなかった場合、処理を終了する。一方、ステップS1105において、ルート案内を要求された場合、端末装置104は、音波取得手段501により音波を取得し(ステップS1106)、スピーカIDを特定する(ステップS1107)。さらに、端末装置104は、表示入力部311に、例えば、ユーザ105の現在の場所と、図9の登録処理で登録した駐車位置とを示すルート案内画面等を表示する(ステップS1108)。
図13は、第1の実施形態に係るルート案内時の表示画面の例を示す図である。図13(a)において、端末装置104の表示入力部311には、ユーザ105(端末装置104)の現在の位置を示すレイアウト図1301と、駐車位置を示すレイアウト図1302とが表示されている。図13(b)は、現在の位置を示すレイアウト図1301と、駐車位置を示すレイアウト図1302との拡大図である。
図13(b)は、ユーザ105が、例えば、1階の店舗内等にいて、ユーザ105が駐車した車両が、例えば、地下駐車場等の駐車位置番号「B2」に駐車されている場合の例を示している。ユーザ105は、現在の位置を示すレイアウト図1301に従って、出入口1を使って地下の駐車場へ向かい、駐車位置を示すレイアウト図1302に従って、容易に駐車位置「B2」へ移動することができる。
尚、店舗内におけるユーザ105(端末装置104)の位置の特定については、フロアをいくつかの区画に分割して、各区画に対応する音波出力装置102から固有情報を出力すること等により実現することができる。或いは、既設の館内放送用のスピーカ等を流用して、固有情報を出力させることにより、フロア内のどのエリアにいるかを表示するもの等であっても良い。
以上、本実施の形態に係る位置管理システム100によれば、GPS等による位置情報の測定が困難な状況において、ユーザが駐車した車両を、ユーザの記憶に頼らずに探し出すこと容易にすることができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、端末装置104がサーバ装置106と連携して、各種サービスを提供する場合の例について説明する。
<システムの概要>
本実施の形態では、音波出力装置102が出力する固有情報(例えば、スピーカID)と、音波出力装置102に対応する区画103(例えば、駐車位置番号)とを関連付けて登録情報DBとしてサーバ装置106の記憶手段508に予め記憶しておく。
また、音波出力装置102は、第1の実施形態と同様に、例えば、予め設定されたスピーカID、又はサーバ装置106から受信した固有情報等を含む音波を継続的に出力している。
本実施の形態では、駐車場の利用者であるユーザ105が、車両を駐車したときに登録処理を行うと、車両を駐車した区画103に対応する固有情報(スピーカID等)、駐車時刻(登録時刻)、携帯端末ID等が、サーバ装置106の登録情報DBに登録される。
また、ユーザ105が、駐車位置の確認処理、又はルート案内処理を要求すると、端末装置104は、音波取得手段501により、所定の間隔で音波を取得する。そして、端末装置104は、取得した音波に含まれる固有情報と、駐車位置の固有情報が一致すると、サーバ装置106に退店情報を送信し、サーバ装置106は、登録情報DBに退店日時を記録する。
これにより、本実施の形態では、登録処理が行われた駐車区画、及び退店処理が行われた駐車区画等の利用情報を、登録情報DBに基づいて管理することができる。
<処理の流れ>
(利用情報の取得処理)
図14は、第2の実施形態に係る駐車情報の利用情報の取得処理のシーケンスチャートである。駐車場に入庫するユーザ105は、駐車場の利用情報を取得するために、位置管理システム100に対応するアプリケーションの起動操作を行う(ステップS1401)。
端末装置104は、ユーザ105の起動操作に応じてアプリケーションを起動し(ステップS1402)、操作画面を表示する(ステップS1403)。
ユーザ105は、端末装置104の操作画面から、駐車場の利用情報の取得操作(例えば、メニューから「利用情報取得」を選択)を行う(ステップS1404)。
ユーザ105の利用情報の取得操作に応じて、端末装置104は、サーバ装置106に利用情報要求を送信し、利用情報の取得を要求する(ステップS1405)。尚、利用情報は、例えば、駐車場内の携帯端末IDが登録されていない区画103(又は、既に携帯端末IDが登録されている区画103)等に関する情報(利用情報)を含む。
サーバ装置106は、登録情報DBより未登録のスピーカIDを取得し(ステップS1406)、取得したスピーカID、又は取得したスピーカIDに対応する駐車位置番号等を利用情報応答として、端末装置104に送信する(ステップS1407)。
端末装置104は、サーバ装置106から未登録のスピーカID等を取得すると、例えば、音波取得手段501により音波を取得し(ステップS1408)、取得した音波に含まれるスピーカIDを特定する(ステップS1409)。尚、ここで、端末装置104は、ステップS1408、S1409の処理を省略して、ステップS1410に移行するものであっても良い。
端末装置104は、例えば、サーバから取得した未登録のスピーカID、又はスピーカIDに対応する駐車位置番号等を表示する(ステップS1410)。好ましくは、端末装置104は、図8に示す駐車場のレイアウト図を用いて、未登録の駐車位置番号に対応する駐車位置を表示させると良い。また、好ましくは、ステップS1409で取得したスピーカIDを用いて現在の位置を特定し、現在の位置から近い未登録の駐車位置番号に対応する駐車位置を強調表示するものであっても良い。
尚、ステップS1407において、サーバ装置106は、駐車場の混雑状況等に応じて、例えば、車両が一か所に集中しないように、意図的に分散させてスピーカID等を通知するものであっても良い。
ユーザ105は、例えば、ステップS1410で表示されたレイアウト図を参考にして、車両を駐車させる。
図15は、第2の実施形態に係る登録情報DBの一例を示す図である。本実施形態に係る登録情報DB1500は、例えば、スピーカID1501、店名1502、駐車位置番号1503、携帯端末ID1504、駐車日時1505、退店日時1506、店舗にいた時間1507等の情報を含む。
スピーカID1501、店名1502、駐車位置番号1503については、図6で説明した第1の実施形態と同様である。
携帯端末ID1504は、端末装置104の識別情報であり、例えば、加入者番号や、IMEI(International Mobile Equipment Identity)等、端末装置104毎にユニークな情報である。図15の例では、携帯端末ID1504として、加入者番号を用いている。
駐車日時1505は、ユーザ105が駐車場に車を駐車して、端末装置104により登録処理を行った日時を示す。退店日時1506は、前述した退店処理を行った日時を示す。店舗にいた時間1507は、例えば、駐車日時1505から退店日時1506までの時間等を示す。
図15の例では、携帯端末ID1504が空欄である「SP000003」、「SP000004」、「SP000103」及び、退店日時1506が記録された「SP000001」、「SP000101」等のスピーカIDを「未登録」と判断することができる。尚、全ての利用者が、必ずしも登録処理を行うとは限らないので、携帯端末ID1504が未登録であっても駐車中である可能性はあるが、ユーザ105は、端末装置104に表示された情報を参考にして、駐車位置を選択することができる。
(登録処理)
図16は、第2の実施形態に係る駐車位置の登録処理のシーケンスチャートである。駐車場の利用者であるユーザ105は、駐車スペースに駐車すると、例えば、図10(a)の「駐車する」ボタン1001を押下する等により、駐車位置の登録操作を行う(ステップS1601)。
端末装置104は、ユーザ105の登録操作に応じて、音波を取得し(ステップS1602)、取得した音波に含まれるスピーカIDを特定する(ステップS1603)。また、端末装置104は、例えば、特定したスピーカID、及び自装置の携帯端末IDを登録要求であることを示すモード情報等を含む登録要求をサーバ装置106に送信する(ステップS1604)。
サーバ装置106は、端末装置104から登録要求を受信すると、登録要求に含まれる、スピーカID、携帯端末ID、及び駐車日時等を登録情報DB1500に登録する(ステップS1605)。また、サーバ装置106は、登録情報DB1500から、登録したスピーカIDに対応する駐車位置番号を取得し(ステップS1606)、取得した駐車位置番号を登録応答として端末装置104に送信する(ステップS1607)。
端末装置104は、サーバ装置106から登録応答を受信すると、登録応答に含まれる駐車位置番号を、例えば、図10(b)に示すように表示する(ステップS1608)。
(駐車位置の確認処理)
図17は、第2の実施形態に係る駐車位置の確認処理のシーケンスチャートである。駐車場の利用者であるユーザ105は、例えば、ショッピング等を終えて、駐車場に戻るとき、端末装置104にインストールされた位置管理システム100に対応するアプリケーションを起動させる(ステップS1701)。
端末装置104は、ユーザ105の起動操作に応じてアプリケーションを起動し(ステップS1702)、操作画面を表示する(ステップS1703)。
ユーザ105は、端末装置104の操作画面から、駐車位置の確認操作(例えば、メニューから「駐車場に戻る」を選択)を行う(ステップS1704)。
端末装置104は、ユーザ105の駐車位置の確認操作に応じて、サーバ装置106に駐車位置の確認要求を行う(ステップS1705)。尚、駐車位置の確認要求には、例えば、携帯端末ID、駐車位置の確認要求であることを示すモード情報等が含まれる。
サーバ装置106は、端末装置104からの駐車位置の確認要求に応じて、登録情報DBから、要求された端末IDに対応するスピーカIDを取得し(ステップS1706)、取得したスピーカID、又は取得したスピーカIDに対応する駐車位置番号等を含む確認応答を端末装置104に送信する(ステップS1707)。
端末装置104は、サーバ装置106から受信した確認応答に含まれるスピーカID、又は駐車位置番号等に基づいて、例えば、図12に示すような駐車位置の表示画面を作成し(ステップS1708)、作成した表示画面を表示する(ステップS1709)。
(ルート案内処理)
図18は、第2の実施形態に係るルート案内処理のシーケンスチャートである。ユーザ105が駐車位置のルート案内操作を行うと(ステップS1801)、端末装置104は、音波を取得し(ステップS1802)、取得した音波に含まれるスピーカIDを特定する(ステップS1803)。また、端末装置104は、携帯端末ID、スピーカID、及びルート要求であることを示すモード情報等を含む駐車位置のルート要求をサーバ装置106に送信する(ステップS1804)。
サーバ装置106は、端末装置104から駐車位置のルート要求を受信すると、ルート要求に含まれるスピーカIDに対応する駐車位置番号と、携帯端末IDに対応する駐車位置番号を取得する(ステップS1805)。また、サーバ装置106は、取得したスピーカIDに対応する駐車位置番号と、携帯端末IDに対応する駐車位置番号とを含むルート応答を端末装置104に送信する(ステップS1806)。
端末装置104は、サーバ装置106から受信したスピーカIDに対応する駐車位置番号と、携帯端末IDに対応する駐車位置番号とに基づいて、例えば、図13に示すようなルート案内画面を作成する(ステップS1807)。また、端末装置104は、作成したルート案内画面を表示する(ステップS1808)。
(退店処理)
尚、前述したように、ユーザ105が、駐車位置の確認処理、又はルート案内処理を行うと、端末装置104は、音波取得手段501により、所定の間隔で継続的に音波を取得すると良い。これにより、端末装置104は、取得した音波に含まれる固有情報と、駐車位置の固有情報が一致すると、ユーザ105の車両を駐車した区画103に到着したと判断することができる。このとき、端末装置104は、サーバ装置106に退店情報を送信し、サーバ装置106は、登録情報DB1500に退店日時1506を記録することができる。
(閉店時の処理)
駐車場の管理者は、例えば、閉店時に登録情報DB1500にアクセスし、退店日時1506が記録されていない駐車位置番号1503、携帯端末ID1504の有無を確認する。これにより、例えば、管理者は退店日時1506が記録されていない駐車位置番号1503の駐車の有無を確認し、車両が駐車されている場合には、携帯端末ID1504を用いて、利用者に閉店であることを連絡し、早期の退店等を促すこと等ができる。
(その他の処理)
駐車場の管理者は、例えば、ライトの消し忘れ等、車両の異常を発見した場合、駐車位置番号1503を用いて、登録情報DB1500より携帯端末ID1504を取得することができる。これにより、駐車場の管理者は、端末装置宛の通話、又はSMS(Short Message Service)等により、端末装置104のユーザ105に異常を通知することができる。或いは、位置管理システム100に対応するアプリケーションにより、車両の異常をユーザ105に通知等を端末装置104の表示画面等に表示させるものであっても良い。この場合、車両の異常に対処したユーザは、端末装置104の異常解除ボタン等を押下し、異常が解消されたことを管理者や、位置管理システム100に通知することができる。
<音波出力装置の音波の指向特性について>
区画103に対応する固有情報(スピーカID等)を含む音波を出力する音波出力装置102は、区画103に応じた指向特性を有していることが望ましい。
図19は、一実施形態に係るスピーカについて説明するための図である。一般的なスピーカの指向性は均等であるため、例えば、図19(a)のように、スピーカ1900による音波の到達範囲を車両1901の幅方向に合わせると、車両の長さ方向への音波の到達距離が不足する。この場合、車両1901の前後では、端末装置104が音波を取得できない状況が発生し得る。
一方、例えば、図19(b)のように、スピーカ1900による音波の到達範囲を車両1901の長さ方向に合わせると、車両1901の幅方向に隣接する他の区画103に対応する音波出力装置102からの音波と混信してしまう恐れがある。尚、スピーカ1900は、音波出力装置102の一例である。
図20は、一実施形態に係るスピーカの指向特性について説明するための図である。図20(a)は、スピーカ2000の側面図を示し、図の右方向に音波を出力するものとする。図20(b)は、スピーカ2000の正面図を示し、図の手前方向に音波を出力するものとする。また、図20(b)において、X方向(第1方向)を車両1901、又は区画103の長手方向とし、X方向と交差するZ方向(第2方向)を車両1901、又は区画103の幅方向とする。尚、スピーカ2000は、音波出力装置102の一例である。
ここで、スピーカ2000から区画103に対応する固有情報を含む音波を送信したとき、スピーカ2000のX方向の音圧レベルと、スピーカ2000のZ方向の音圧レベルは、異なることが望ましい。好ましくは、スピーカ2000から区画103に対応する固有情報を含む音波を送信したとき、音波のZ方向の音圧レベルは、音波のX方向の音圧レベルよりも低いことが望ましい。
具体的な一例として、国土交通省が、地方公共団体が定める駐車場条例に反映する際の参考にするために通知している標準駐車条例には、標準的な駐車区画のサイズを、幅2.3メートル以上、奥行き5メートル以上とすること等が記載されている。これによれば、横方向に隣接した駐車スペースへの音波の漏えいを低減させ、かつ駐車スペースの縦方向を音波でカバーするためには、スピーカ2000のX方向の音圧レベルと、Z方向の音圧レベルの比は、例えば、5/2.3=2.17以上であることが望ましい。
また、この比が大きいと、駐車区画の前後方向に音波の漏えいが発生するので、好ましくは、スピーカ2000のX方向の音圧レベルと、Z方向の音圧レベルの比は、2.2程度(例えば、2.17以上、2.23以下)であることが望ましい。
[その他の実施形態]
位置管理システム100では、音波出力装置102は、人間には聴こえ難い16kHz以上の周波数の音波により固有情報(例えば、スピーカID)を送信する。しかし、この音波は、例えば、ボイスレコーダ等の録音機器で録音することが可能である。従って、例えば、悪意のある人物等が、位置管理システム100を妨害するために、固有情報を含む音波をボイスレコーダ等で録音し、録音した音波を別のスピーカで再生すること等により、実質的に固有情報が変更されてしまうことがある。また、悪意の無い人が、気が付かないうちに、固有情報を含む音波を録音し、別の場所で再生した場合にも同様の問題が発生し得る。
このような問題を低減させるため、位置管理システム100は、音波出力装置102が送信する固有情報を暗号化すると共に、暗号化に用いる暗号化キーを、例えば、時間と共に変更することが望ましい。
例えば、サーバ装置106は、所定の時間間隔で固有情報を暗号化するための暗号化キーと、暗号化された固有情報を復号化するための復号化キーを更新する。また、サーバ装置106は、更新した暗号化キーを、ネットワーク107等を経由して音波出力装置102に送信する。音波出力装置102は、サーバ装置106から受信した暗号化キーを用いて固有情報を暗号化し、暗号化された固有情報を含む音波を出力する。これにより、音波出力装置102が出力する音波に含まれる固有情報は暗号化され、暗号化に用いる暗号化キーは、時間と共に変更(更新)される。
また、暗号化された固有情報を含む音波を受信した端末装置104は、サーバ装置106に、固有情報を復号化するための復号化キーの取得を要求する。サーバ装置106は、端末装置104からの要求に応じて、更新した復号化キーを端末装置104に送信する。端末装置104は、サーバ装置106から受信した復号化キーを用いて、暗号化された固有情報を復号化することができる。
本実施の形態によれば、音波出力装置102が出力した固有情報が録音され、他の場所で再生された場合に発生し得る誤動作等を低減させることができる。
100 位置管理システム
102 音波出力装置(出力手段)
103 区画(駐車区画)
104 端末装置
106 サーバ装置
501 音波取得手段
502 特定手段
503 表示制御手段
506、508 記憶手段
1900、2000 スピーカ(音波出力装置)
特開2003−85696号公報

Claims (15)

  1. 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置と、駐車位置に対応する固有情報を含む音波を出力する音波出力装置とを有する位置情報管理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    車両を駐車した駐車位置の登録操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報と前記音波出力装置が発信する前記固有情報とを含む登録要求に基づき、前記端末装置の識別情報と前記固有情報とを、予め記憶されている前記駐車位置の駐車位置情報対応付けて記憶する記憶手段と、
    車位置の確認操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報を含む確認要求に基づき、該確認要求に含まれる前記端末装置の識別情報に対応する前記固有情報、又は該固有情報に対応する駐車位置情報を前記記憶手段から取得し、前記端末装置に送信する第1の送信手段とを備え、
    前記端末装置は、
    前記登録操作および確認操作を受け付ける入力手段と、
    前記登録操作に基づき前記登録要求を前記サーバ装置に送信し、前記確認操作に基づき前記確認要求を前記サーバ装置に送信する第2の送信手段と、
    前記サーバ装置から送信された、前記固有情報、又は前記駐車位置情報に基づいて、前記車両を駐車した駐車位置を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする位置情報管理システム。
  2. 前記表示手段は、前記車両を駐車した駐車位置を示す文字情報または画像情報を表示することを特徴とする請求項1記載の位置情報管理システム。
  3. 前記表示手段はさらに、前記車両を駐車した駐車位置が属するフロアの情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の位置情報管理システム。
  4. 前記表示手段はさらに、前記端末装置の現在の位置に関する情報とともに、前記車両を駐車した駐車位置への経路情報を表示することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  5. 前記入力手段は、前記車両を駐車した駐車位置の経路案内操作をさらに受け付け、
    前記第1の送信手段は、前記入力手段で受け付けられる、前記経路案内操作による、前記端末装置の識別情報と前記固有情報とを含んだ経路案内要求に基づき、前記車両を駐車した駐車位置への経路情報を送信する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  6. 前記端末装置の現在の位置に関する情報は、前記登録操作がされたとき、又は前記確認操作がされたときに前記端末装置が前記音波出力装置からそれぞれ取得した前記固有情報に対応した位置の情報であることを特徴とする請求項記載の位置情報管理システム。
  7. 前記固有情報は、前記音波出力装置ごとの識別情報を含むことを特徴とする、請求項1乃至6いずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  8. 前記音波出力装置の識別情報はさらに、前記駐車位置を識別する駐車位置識別情報、または前記駐車位置の位置を示す情報である、請求項7記載の位置情報管理システム。
  9. 前記駐車位置は、施設内の駐車場における駐車位置である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  10. 前記音波出力装置は、前記固有情報を、音声周波数帯域のうち16kHz以上の周波数に変換して出力することを特徴とする、請求項1乃至9いずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  11. 前記音波出力装置は、前記固有情報を、アナウンス又は音楽を含む、所定の音声信号に重畳させて出力することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  12. 前記音波出力装置が前記固有情報を含んだ音波を送信したとき、該音波の前記駐車位置の第1の方向への音圧レベルと、前記第1の方向と交差する第2の方向への音圧レベルとが異なることを特徴とする請求項1乃至11いずれか一項に記載の位置情報管理システム。
  13. 前記第1の方向への音圧レベルと、前記第2の方向への音圧レベルとの比が2.17以上、2.23以下であることを特徴とする請求項12に記載の位置情報管理システム。
  14. 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置と、駐車位置に対応する固有情報を含む音波を出力する音波出力装置とを有する位置情報管理システムが実行する位置情報管理方法であって、
    前記サーバ装置が、
    車両を駐車した駐車位置の登録操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報と前記音波出力装置が発信する前記固有情報とを含む登録要求に基づき、前記端末装置の識別情報と前記固有情報とを、記憶手段に予め記憶されている前記駐車位置の駐車位置情報対応付けて前記記憶手段に記憶する記憶工程と、
    車位置の確認操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報を含む確認要求に基づき、該確認要求に含まれる前記端末装置の識別情報に対応する前記固有情報、又は該固有情報に対応する駐車位置情報を前記記憶手段から取得し、前記端末装置に送信する送信工程と、
    前記端末装置が、
    前記登録操作および確認操作を受け付ける入力工程と、
    前記登録操作に基づき前記登録要求を前記サーバ装置に送信し、前記確認操作に基づき前記確認要求を前記サーバ装置に送信する送信工程と、
    前記サーバ装置から送信された、前記固有情報、又は前記駐車位置情報に基づいて、前記車両を駐車した前記駐車位置表示する表示工程と、
    実行することを特徴とする位置情報管理方法。
  15. 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置と、駐車位置に対応する固有情報を含む音波を出力する音波出力装置とを有する位置情報管理システムにおける前記サーバ装置であって、
    車両を駐車した駐車位置の登録操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報と前記音波出力装置が発信する前記固有情報とを含む登録要求に基づき、前記端末装置の識別情報と前記固有情報とを、予め記憶されている前記駐車位置の駐車位置情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    駐車位置の確認操作に応じて前記端末装置から送信される、前記端末装置の識別情報を含む確認要求に基づき、該確認要求に含まれる前記端末装置の識別情報に対応する前記固有情報、又は該固有情報に対応する駐車位置情報を前記記憶手段から取得し、前記端末装置に送信する第1の送信手段と、
    を備える、サーバ装置。
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