JP6785572B2 - 金型電子カルテシステム - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂金型やプレス加工、鋳造、鍛造などの金型の不具合情報などの管理に用いられる金型電子カルテシステムに関する。
金型の製作過程で起こっている加工不具合や金型組立時の不具合、成形トライ時の不具合発生による金型修正などの情報は金型の設計や保守等にフィードバックすることで金型の品質を高めることができる。従って、これらの不具合情報は非常に貴重である。
しかし、従来からこれらの不具合情報は記録されずに放置されている場合が多い。そのため、毎回同じような不具合が繰り返し発生しており、一向に改善が進まなかった。
本発明者らは、このような課題を解決するために、金型の不具合情報を簡単かつ正確に収集でき、金型の不具合の履歴を容易に閲覧することができる金型電子カルテシステムを開発した(特許文献1参照)。
特許文献1に係る金型電子カルテシステムは、情報収集用のタブレット等の端末及び情報管理のためのデータベースを使ったシステムである。まず、金型製作不具合やトライ不具合などが発生した現場で、作業者はタブレットを使って金型に設けられたQRコード(登録商標)を撮像して金型を個体識別する。次に、タブレットの静止画や動画の撮影機能、音声記録機能を使って不具合事象を記録し、不具合分類項目等を画面上からプルダウン選択し、これらの不具合情報をオンラインでデータベースに送信する。データベースでは、タブレットから送信された不具合情報を金型ごとに時系列的に蓄積する。
特開2015−179348号公報
このようなタブレットが使われる現場は、WiFi環境のない海外のサプライヤーや、国内であっても工場がWiFi環境のない遠隔の地にあることが多く、システムの運用がこのような通信環境によって支障をきたすことがわかってきた。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、通信環境に依存することなく、システムを運用することができる金型電子カルテシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る金型電子カルテシステムは、金型に関する不具合情報を収集するのに必要な機能モジュールを記憶するとともに、前記不具合情報を蓄積するデータベースと、前記機能モジュールを用いて前記金型に関する不具合情報を収集するための電子カルテアプリケーションを有し、無線通信部分を含む伝送路を介して前記データベースより前記機能モジュールをダウンロードし、前記ダウンロードした機能モジュールを用いた前記電子カルテアプリケーションにより、オフライン状態で前記不具合情報を収集して保存する端末と、を有し、前記データベースと前記端末との間で前記伝送路を介して通信が可能なときに、前記伝送路を介して前記端末より前記データベースに前記端末に保存された不具合情報を送信するものである。
本発明の一形態に係る金型電子カルテシステムでは、端末が伝送路を介してデータベースより機能モジュールをダウンロードし、ダウンロードした機能モジュールを用いた電子カルテアプリケーションにより不具合情報を収集して保存する。そして、データベースと端末との間で伝送路を介して通信が可能なときに、伝送路を介して端末よりデータベースに端末に保存された不具合情報を送信している。従って、通信環境に依存することなく、システムを運用することができる。
本発明の一形態に係る金型電子カルテシステムは、前記データベースと前記端末との間で前記伝送路を介して通信が可能であり、かつ、前記端末に前記不具合情報が保存されている場合に、前記電子カルテアプリケーションが立ち上げられたタイミングで、前記伝送路を介して前記端末より前記データベースに前記保存された不具合情報を送信するとともに、前記端末に保存されていた不具合情報を削除するものである。
これにより、様々な会社や部門の作業者が一つのシステムに携わる機会が多くなった場合でも、データベースに不必要な不具合情報がアップロードされることがなくなり、システム上で1つの不具合情報に対して異なる情報が複数存在することはなくなり、唯一の正しい不具合情報がシステム上に存在することになる。
本発明の一形態に係る金型電子カルテシステムは、前記データベースは、前記機能モジュールを複数種類記憶し、前記データベースより前記端末にダウンロードできる前記機能モジュールの種類を使用者の権限に応じて規制する。
これにより、権限のない人が不必要な機能モジュールを持ち出させず、システムのセキュリティーを高めることができる。
以上のとおり、本発明によれば、通信環境に依存することなく、システムを運用することができる。
本発明の一実施形態に係る金型電子カルテシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示したシステムのデータベースが記憶するアクセス権テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る金型電子カルテシステムを使った不具合情報収集の概要を示すフローである。 アクセス権限テーブルにおけるアクセス権の付与の動作フローである。 アクセス権テーブルにおけるデータ持ち出しに関するアクセス権の付与の動作フローである。 データ持ち出しに関するアクセス権テーブルの一例を示す図である。 ログインからオン/オフラインモードの起動までのタブレットの動作フローである。 オンラインモード起動時のシステムの動作フローである。 オフラインモード起動時のシステムの動作フローである。 機能モジュールのうち「打ち上げ登録」の機能モジュールが立ち上げられた場合の動作フローである。 不具合情報の一例を示す図である。 アップロードモードの動作フローである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る金型電子カルテシステムの構成を示す図である。
図1に示すように、金型電子カルテシステム1は、データベース10と、端末としてのタブレット20とを有する。
データベース(データベースサーバ)10は、金型に関する不具合情報を収集するのに必要な機能モジュールや、不具合情報、アクセス権テーブルなどが記憶されるデータベース本体11と、制御部12と、通信部13とを有する。
機能モジュールとしては、典型的には、「打ち上げ登録」、「作業チェックリスト」、「データダウンロード」、「金型登録」などがある。機能モジュールは、タブレット20で電子カルテアプリケーションを実行する際に用いられるものである。
「打ち上げ登録」とは、金型に関する不具合情報を登録する機能である。
「作業チェックリスト」とは、特定のシーンで確認しなければならない重要事項のチェックリストであり、ここでは特定のシーンとその時の確認結果を記録する機能である。例えば、金型組立直後に作業者は金型仕様を満たしているかをチェックリストに沿って確認し、確認した結果を記録する。また、実際の成果物のチェックでは、ファーストトライ(試打ち)時に、成果物に対して異常がないかを作業者はチェックリストに沿って確認し、確認した結果を記録する。
「データダウンロード」とは、金型に対する過去の不具合情報などをダウンロードする機能である。
「金型登録」とは、データベース10に新たな金型を登録する機能である。
データベース10は、タブレット20にダウンロードできる機能モジュールの種類を使用者の権限に応じて規制するためのテーブルが記憶されている。
図2はこのようなアクセス権テーブルの一例を示す図である。
図2に示すように、典型的には作業者の職掌である「管理者」、「工場長」、「製造責任者」、「製造作業者」、「検査係」に応じて、機能モジュールである「打ち上げ登録」、「作業チェックリスト」、「データダウンロード」、「金型登録」のうちダウンロードが許可されたものにチェック(図中●)が入れられている。このようなアクセス権テーブルのチェック入力は典型的には管理者が行えるようにすればよい。
タブレット20は、カメラ21と、マイク22と、タッチパット表示部23と、記憶部24と、制御部25と、WiFi通信部26とを有する。
カメラ21は、例えば金型40の不具合箇所などを静止画や動画として撮影するために用いられる。またカメラ21は金型40や社員証41に付されているQRコード(登録商標)42を認識するために用いられる。
マイク22は、金型40の不具合箇所などに対する作業者の音声によるコメントなどを入力するために用いられる。
タッチパット表示部23は、各種の基本的な表示や入力の他に、典型的には電子カルテアプリケーションの実行中に不具合分類項目等を画面上からプルダウン選択するために用いられる。
記憶部24は、各種の基本的なソフトウエアやデータの他に、典型的には電子カルテアプリケーション、データベース10からダウンロードした機能モジュール、不具合情報などを記憶する。
データベース10は典型的には有線の社内LAN30に接続されている。LAN30にはWiFiルータ31が接続されている。データベース10とタブレット20とは、LAN30及びWiFiルータ31を介してデータ通信が行われるようになっている。従って、データベース10とタブレット20とは、WiFiルータ31の通信可能範囲外ではデータ通信が行えない。
図3はこのように構成された電子カルテシステム1を使った不具合情報収集の概要を示すフローである。
管理者はデータベース10のアクセス権テーブル(図2参照)にアクセス権を付与する(ステップ301)。管理者はこのような権限の付与を例えば社内LAN30にオンライン接続されたタブレットやパソコンなどにより行う。
海外などのサプライヤーや、国内の工場などに出張する前に、作業者はWiFiルータ31の通信可能領域である社内においてオンラインにてデータベース10からタブレット20に必要な機能モジュールをダウンロードする(ステップ302)。
作業者は海外などのサプライヤーや、国内の工場においてタブレット20を使ってオフライン状態で金型に関する不具合情報などを収集して保存する(ステップ303)。
出張から戻った作業者は社内においてオンラインにてタブレット20からデータベース10にステップ303で収集して保存した不具合情報をアップロードする(ステップ304)。タブレット20では、アップロードした不具合情報及び機能モジュールは削除される(ステップ305)。
以下、各ステップにおけるシステムの動作について説明する。
〈ステップ301について〉(図4及び図5参照)
図4はアクセス権限テーブルにおけるアクセス権の付与の動作フローである。
管理者のタブレット20は所定の入力画面よりアクセス権テーブルのアクセス要求が入力されると(ステップ401)、データベース10にその要求を送信する(ステップ402)。
データベース10はアクセス権テーブルの要求を受信すると(ステップ403)、要求したタブレット20に対して例えば図2に示したようなアクセス権テーブルをタブレット20上で表示可能な情報を送信する(ステップ404)。
管理者のタブレット20はデータベース10からアクセス権テーブルに関する情報を受信すると(ステップ405)、その情報に基づきタブレット20の画面上に図2に示したようなアクセス権テーブルを表示する(ステップ406)。
管理者のタブレット20はアクセス権テーブル上で所定の機能モジュールが選択されると(ステップ407)、その選択された機能モジュールに対するボタンを「●」表示するとともに、データベース10にその選択情報を送信する(ステップ408)。
データベース10は管理者のタブレット20から送信された選択情報を受信すると(ステップ409)、その受信した情報に基づきアクセス権テーブルの内容を書き換える(ステップ410)。
以上により、管理者がデータベース10のアクセス権テーブル(図2参照)にアクセス権を付与することができる。
図5はアクセス権テーブルにおけるデータ持ち出しに関するアクセス権の付与の動作フローである。
管理者のタブレット20は所定の入力画面よりアクセス権テーブルのデータ持ち出し管理のアクセス要求が入力されると(ステップ501)、データベース10にその要求を送信する(ステップ502)。
データベース10はアクセス権テーブルのデータ持ち出し管理に関する要求を受信すると(ステップ503)、要求したタブレット20に対して例えば図6に示すアクセス権テーブルをタブレット20上で表示可能な情報を送信する(ステップ504)。
管理者のタブレット20はデータベース10からアクセス権テーブルに関する情報を受信すると(ステップ505)、その情報に基づきタブレット20の画面上に図6に示したようなアクセス権テーブルを表示する(ステップ506)。
管理者のタブレット20はアクセス権テーブル上で作業者の所定のタブレット20に対する所定の金型が選択されると(ステップ507)、その選択された金型に対するボタンを「●」表示するとともに、データベース10にその選択情報を送信する(ステップ508)。管理者のタブレット20はこのテーブル上の備考欄に所定の情報を書き込み、データベース10にその情報を保存しておくことが可能である。
データベース10は管理者のタブレット20から送信された選択情報を受信すると(ステップ509)、その受信した情報に基づきアクセス権テーブルの内容を書き換える(ステップ510)。
以上により、管理者がデータベース10のアクセス権テーブル(図6参照)にデータ持ち出しに関するアクセス権を付与することができる。
〈ステップ302について〉
図7はログインからオン/オフラインモードの起動までのタブレット20の動作フローである。
作業者のタブレット20は電子カルテアプリケーションが立ち上げられると(ステップ701)、ログイン画面が表示され、作業者を識別するための情報として社員証41に付されているQRコード(登録商標)42の入力を要求するメッセージが表示される(ステップ702)。なお、作業者の識別はQRコード(登録商標)以外の他の方法を用いても構わない。例えば、顔認識により作業者を識別しても良い。
タブレット20はQRコード(登録商標)42が入力されると(ステップ703)、オンラインモードにできるか否かを判断する(ステップ704)。典型的にはタブレット20はWiFiルータ31を介してデータ通信が可能であればオンライモードと判断する。
タブレット20はステップ704でオンラインモードにできると判断するとオンラインモードを起動し(ステップ705)、オンラインモードにできないと判断するとオフラインモードを起動する(ステップ706)。
図8はオンラインモード起動時のシステムの動作フローである。
タブレット20はオンラインモードが起動されると(ステップ801)、記憶部24に既に記憶された不具合情報があるかどうかを判断する(ステップ802)。
タブレット20は記憶部24に不具合情報が記憶されていない場合にはステップ302の機能モジュールをダウンロードするモードとなる。
作業者のタブレット20はデータベース10にどの機能モジュールのダウンロード可能かを問い合わせる(ステップ803)。その際に、作業者の情報も送信する。
データベース10はその問い合わせを受信すると(ステップ804)、図2に基づきその作業者がどの機能モジュールのダウンロード可能かを判断し(ステップ805)、その情報をタブレット20に送信する(ステップ806)。
タブレット20は、その情報を元に画面上に使用可能な機能モジュールを表示する(ステップ807)。
タブレット20はそのうちいずれかの機能モジュールが典型的には画面上のオブジェクトのタッチにより選択されると(ステップ808)、選択された機能モジュールのダウンロードをデータベース10に要求する(ステップ809)。
データベース10はタブレット20より機能モジュールのダウンロードの要求を受けると(ステップ810)、タブレット20にその機能モジュールをダウンロードする(ステップ811)。
タブレット20はデータベース10から機能モジュールを受信してダウンロードを終了する(ステップ812)。
なお、「データダウンロード」のダウンロードでは、金型に紐付く過去の打上情報や写真情報、作業チェックリストをファイル形式で、データベース10からタブレット20にダウンロードされる。またデータベース10には、ダウンロードした際に、いつ、誰が、どの金型、どの打上情報、どの写真情報、どの作業チェックリスト情報、どのタブレットに(IPアドレス)が記録される。
〈ステップ303について〉
作業者は海外などのサプライヤーや国内の工場に到着するとタブレット20の電子カルテアプリケーションを立ち上げる。
すなわち、図7に示したように、作業者のタブレット20は電子カルテアプリケーションが立ち上げられると(ステップ701)、ログイン画面が表示され、作業者を識別するための情報として社員証41に付されているQRコード(登録商標)42の入力を要求するメッセージが表示される(ステップ702)。
タブレット20はQRコード(登録商標)42が入力されると(ステップ703)、オンラインモードにできるか否かを判断する(ステップ704)。
タブレット20はステップ704でオンラインモードにできると判断するとオンラインモードを起動し(ステップ705)、オンラインモードにできないと判断するとオフラインモードを起動する(ステップ706)。
海外などのサプライヤーや国内の工場ではオンラインモードにできないので、オフラインモードが起動する。
図9はオフラインモード起動時のシステムの動作フローである。
タブレット20はオフラインモードが起動され(ステップ901)、QRコード(登録商標)42などに基づき、いつ、誰がログインしたかの情報を暗号化ファイルに記録する(ステップ902)。暗号化ファイルは記憶部24に記憶される。
タブレット20はタッチパット表示部23にダウンロードされている機能モジュールを表示する(ステップ903)。
タブレット20はそのうちいずれかの機能モジュールが典型的には画面上のオブジェクトのタッチにより選択されると(ステップ904)、選択された機能モジュールを立ち上げる(ステップ905)。
図10は機能モジュールのうち「打ち上げ登録」の機能モジュールが立ち上げられた場合の動作フローである。
タブレット20はタッチパット表示部23に不具合の発生した金型のQRコード(登録商標)の読み込みを指示する画面を表示する(ステップ1001)。
タブレット20はQRコード(登録商標)が読み込まれると(ステップ1002)、タッチパット表示部23に不具合状況や要因の記述を要求する画面を表示する(ステップ1003)。
タブレット20は不具合状況や要因が記述されると(ステップ1004)、タッチパット表示部23に不具合発生状況の写真や動画の撮影を要求する画面を表示する(ステップ1005)。
タブレット20は不具合発生状況の写真や動画が撮影されると(ステップ1006)、記憶部24にある暗号化ファイルに不具合状況や要因を登録する(ステップ1007)。
暗号化ファイルには、不具合発生金型、発生事象カテゴリ、発生要因、発生場所、コメント、ショット数、写真・動画がある。
タブレット20は記憶部24の暗号化ファイルに、いつ、誰が不具合情報を登録したか記録する(ステップ1008)。このような不具合情報の一例を図11に示す。
〈ステップ304及び305について〉
出張から戻った作業者は社内においてオンラインにてタブレット20からデータベース10に不具合情報をアップロードする。
すなわち、図7に示したように、作業者のタブレット20は電子カルテアプリケーションが立ち上げられると(ステップ701)、ログイン画面が表示され、作業者を識別するための情報として社員証41に付されているQRコード(登録商標)42の入力を要求するメッセージが表示される(ステップ702)。
タブレット20はQRコード(登録商標)42が入力されると(ステップ703)、オンラインモードにできるか否かを判断する(ステップ704)。
タブレット20はステップ704でオンラインモードにできると判断するとオンラインモードを起動し(ステップ705)、オンラインモードにできないと判断するとオフラインモードを起動する(ステップ706)。
ここで、作業者は社内に戻ったので、オンラインモードが起動される。そして、図8に示したように、タブレット20はオンラインモードが起動されると(ステップ801)、記憶部24に既に記憶された不具合情報があるかどうかを判断する(ステップ802)。
タブレット20はステップ802で記憶部24に不具合情報が記憶されているので、不具合情報のアップロードのモードとなる。この実施形態では、タブレット20の作業者が電子カルテアプリケーションを立ち上げたときに、オンラインモードで、かつ、タブレット20に不具合情報が記憶されていれば、作業者が特に操作をしなくても自動的にデータベース10に不具合情報がアップロードされるようになっている。
図12はこのアップロードモードの動作フローである。
タブレット20は記憶部24に記憶されている暗号化ファイルを解読し(ステップ1201)、オンラインでデータベース10に解読した情報を送信する(ステップ1202)。
このようにオンラインでデータベース10に情報を送信する直前まで情報を暗号化することで、外部への情報の流出を確実に防止できる。
データベース10はタブレット20から情報を受信すると(ステップ1203)、データベース本体11に受信した解読情報を登録し(ステップ1204)、更にデータベース本体11に、いつ、誰が過去にあった情報とこのデータ同期処理を行ったかを記録する(ステップ1205)。データベース10はタブレット20に同期処理を行ったことを伝える(ステップ1206)。
タブレット20はデータベース10から同期処理が行われたことが伝えられると(ステップ1207)、タブレット20の記憶部24に記憶されている暗号化ファイルをすべて削除する(ステップ1208)。これにより、タブレット20は機能モジュールや不具合情報は保持していない状態となる。従って、様々な会社や部門の作業者が一つのシステムに携わる機会が多くなった場合でも、データベース10に不必要な不具合情報がアップロードされることがなくなり、システム上で1つの不具合情報に対して異なる情報が複数存在することはなくなり、唯一の正しい不具合情報がシステム上に存在することになる。
その後、タブレット20はタッチパット表示部23に使用可能な機能を表示する(ステップ1209)。
このように金型電子カルテシステム1では、タブレット20がWiFi経由でデータベース10より機能モジュールをダウンロードし、オフライン状態でダウンロードした機能モジュールを用いた電子カルテアプリケーションにより不具合情報を収集して保存する。そして、データベース10とタブレット20との間でWiFi経由での通信が可能なときに、WiFi経由でタブレット20よりデータベース10にタブレット20に保存された不具合情報を送信している。従って、通信環境に依存することなく、システムを運用することができる。
またタブレット20が機能モジュールをデータベース10からダウンロードし、ダウンロードした機能モジュールを用いて電子カルテアプリケーションにより不具合情報を収集して保存するように構成している。従って、機能モジュールごとの権限管理が可能となり、権限のない人が不必要な機能モジュールを持ち出さない構成とすることが可能となり、これにより、システムのセキュリティーを高めることができる。また、機能モジュールごとの情報管理とすることが可能となり、不必要な不具合情報を勝手にアップロードされないように構成することが可能となる。これにより、権限に応じたノウハウや情報の管理・閲覧が可能となる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず様々形態での実施が可能である。その実施の範囲も本発明の技術思想の範囲内にある。
例えば上記実施形態では、端末の典型例としてタブレットを例示して説明したが、PCやスマートフォン、専用端末等の端末であっても良い。
また上記の実施形態では、通信路の典型例としてWiFiを例示したが、他の形態の無線通信路を含むものであっても良い。
更に上記実施形態では、不具合情報の収集はタブレットがオフライン環境にあるときに行うことが前提であったが、タブレットがオンライン環境にあっても積極的にオフラインに切り替えて不具合情報を収集して保存するように構成しても良い。
1 金型電子カルテシステム
10 データベース
20 タブレット
30 社内LAN
31 WiFiルータ

Claims (2)

  1. 金型に関する不具合情報を収集するのに必要な機能モジュールを記憶するとともに、前記不具合情報を蓄積するデータベースと、
    前記機能モジュールを用いて前記金型に関する不具合情報を収集するための電子カルテアプリケーションを有し、無線通信部分を含む伝送路を介して前記データベースより前記機能モジュールをダウンロードし、前記ダウンロードした機能モジュールを用いた前記電子カルテアプリケーションによりオフライン状態で前記不具合情報を収集して保存する端末と、を有し
    前記データベースと前記端末との間で前記伝送路を介して通信が可能であり、かつ、前記端末に前記不具合情報が保存されている場合に、前記電子カルテアプリケーションが立ち上げられたタイミングで、前記伝送路を介して前記端末より前記データベースに前記保存された不具合情報を送信するとともに、前記端末に保存された不具合情報を削除し、前記端末において前記機能モジュールを保持していない状態とする
    金型電子カルテシステム。
  2. 請求項1に記載の金型電子カルテシステムであって、
    前記データベースは、前記機能モジュールを複数種類記憶し、
    前記データベースより前記端末にダウンロードできる前記機能モジュールの種類を使用者の権限に応じて規制する
    金型電子カルテシステム。
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