JP6783315B2 - 医療用インフレータブルバルーン - Google Patents

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Description

この発明は、人体又は動物体空洞に収縮させて挿入し、その後、前記空洞の壁部に対して圧力を加えるために、この空洞内で一旦膨張させるように意図された、医療用インフレータブルバルーンに関する。
例えば、耳鼻咽喉科学において、この種のバルーンは患者の鼻腔内に挿入され、その後、一旦正しく位置決めされると、空気またはゲル状水のような流体を用いて膨張せられる。この種のバルーンの頻繁な応用の一つは、鼻腔の内壁部に対する圧力による出血の処置である。
この発明は、より詳細には、
- その壁部が柔軟で膨張可能な材料で作られているバルーン本体であって、近位膨張端部と空洞の後部に遠位位置決め端部を有する、通常、細長形状を有するバルーン本体と、
- 近位端部に形成された膨張開口部であって、これを介して、圧力下でバルーン本体を膨張させるためにバルーン本体に流体を導入させる膨張開口部とを備えた医療用バルーンに関する。
この種のバルーンの使用における一つの難点は、特に、鼻腔内への挿入の場合における、空洞内でのバルーンの挿入及び位置決めである。
この難点は、通常、バルーンの挿入を容易化し又はバルーンを交換しさえするための剛性スペーサの使用、あるいは、バルーンに固定された移動可能な剛性ガイドの使用により克服できる。最後に、バルーンは、中央チューブの周囲に、しばしば、それを介して患者が呼吸できる貫通チューブの周囲に、時として設けられ、この中央チューブは、空洞内での収縮したバルーンの挿入時に、ガイドとして機能する。そのような解決策は公知であり、例えば、US2,265,387、US3,516,407、そして、US5,139,510等の特許文献に開示されている。
しかし、これらの異なる解決策の、操作又は設計のいずれか又は両方が複雑である。
従って、上記問題及び制約の少なくとも幾つかを克服できる医療用インフレータブルバルーンの使用が望ましい場合がある。
従って、医療用インフレータブルバルーンが開示され、
- その壁部が柔軟で膨張可能な材料で作られているバルーン本体であって、近位膨張端部と空洞の後部に遠位位置決め端部を有する、通常、細長形状を有するバルーン本体と、
- 近位端部に形成された膨張開口部であって、膨張開口部を介して、圧力下でバルーン本体を膨張させるためにバルーン本体に流体を導入させる膨張開口部とを備え、
バルーン本体の壁部は、局所的に、壁部の残部より硬いソールと呼ばれる細長部を有し、このソールは近位端部から遠位端部へと延在している。
従って、ソールがバルーン本体の壁部の一部を形成するので、提案された装置の設計は簡単である。また、この比較的硬いソールが、空洞内でバルーンの全長に亘ってバルーンの挿入と正しい位置決めを容易にするので、提案された装置は使い易い。
オプションとして、ソールは、バルーン本体の壁部に接触する追加(アドオン)部材である。
さらにオプションとして、ソールはバルーン本体の壁部の残部と同じ材料で作られているが、それはこの壁部の残部よりかなり厚い。
さらにオプションとして、この発明による医療用インフレータブルバルーンは、ソールを延長する遠位端部に補強材をさらに備え、この遠位補強材もまたバルーン本体の壁部の残部より硬く、そして、ソールとの協働により、バルーンの膨張中、バルーンの延伸を防ぐような形状となっている。
さらにオプションとして、内視鏡開口部が近位端部内にさらに形成され、この内視鏡開口部は、バルーン本体に内視鏡を導入するために設計される。
さらにオプションとして、内視鏡開口部は、流体の流出を防ぎながら、内視鏡を挿入するためのバルブを備える。
さらにオプションとして、内視鏡開口部は、細長ソックスの内部において、バルーン本体の内部に通じる。
さらにオプションとして、バルーン本体の内部に延在する細長ソックスは、バルーン本体の壁部には固定されない閉塞された遠位端部を有する。
さらにオプションとして、この発明による医療用インフレータブルバルーンは耳鼻咽喉科学で用いることができる。この場合、バルーン本体は、膨張した時に、人体又は動物体の鼻腔の内部形状に適合するように予め形成され得る。
さらにオプションとして、この発明による医療用インフレータブルバルーンは、膨張開口部のエンドピースの延長部に沿って外側に延在する取り外し可能な剛性挿入棒と、ソールに沿って又はソール内部に延在する取り外し可能な剛性設置ワイヤとをさらに備える。
この発明は、添付図面を参照して、単に例として与えられた以下の記述を参照してより理解されるであろう。
この発明の一実施形態による医療用インフレータブルバルーンの全体的な構造を概略的に示す図。 図1のバルーンの形状例を示す図。 膨張前における図1のバルーンの鼻腔内での配置を示す図。 膨張後における図1のバルーンの鼻腔内での配置を示す図。 この発明の他の実施形態による医療用インフレータブルバルーンの膨張前における全体的な構造を概略的に示す図。 この発明の他の実施形態による医療用インフレータブルバルーンの膨張後における全体的な構造を概略的に示す図。
図1に概略的に示される医療用インフレータブルバルーン10はバルーン本体12を備え、バルーン本体12の壁部14が柔軟で膨張可能な材料で作られており、例えば、シリコーン、又は、これらの特性を有する同等な材料で作られている。これは収縮させて人体又は動物体空洞内に挿入され、その後、空洞に圧力を加えるように、この空洞内で一旦膨張させるように意図されている。これは、通常、近位膨張端部16と空洞の後部にある遠位位置決め端部18とを有する細長形状を有している。壁部14の外側は、有利には、空洞の生物組織に対して刺激にならないような滑性な製品で被覆される。
近位端部16は、第1開口部とこの第1開口部に通じる膨張エンドピース22とを有する剛性支持体20を備える。このエンドピース22は、空気、ゲル状水又は他の適切な流体等のような流体を用いて、圧力下で、バルーン本体12を膨張させる注射器の導入を容易にする。このエンドピース22は、注射器又は膨張装置が取り除かれた時に、漏れ無く流体の注入又は吸引を行えるように、膨張のためのバルブ又は適切なシステムを装備してもよい。
また、剛性支持体20は、内視鏡をバルーン本体12内に挿入するのに用いられる第2開口部24をオプションとして備える。この第2開口部24は、例えば、バルーン本体12内に導入された流体がそこから漏出することを防ぎながら内視鏡を挿入するためのバルブ又は任意のシステムの形態であってもよい。
この場合、バルーン10内の内視鏡による環境の観察がより良く行えるように、流体は可能な限り透明又は半透明であると有利であり、あるいは、必要でさえある。
また、この場合、バルーン10が、さらに、バルーン本体12内に延在する細長ソックスであって、バルーン本体12の壁部14には固定されない閉塞された遠位端部28を有する細長ソックス26を備えてもよい。細長ソックスとは、内視鏡の形状と相補的な形状を有し、内部が第2開口部24と繋がっている細長フードを意味すると理解されなければならない。これは、バルーン本体12内に存在する流体と内視鏡が接触すること無しに内視鏡の挿入を可能にする。また、これは、有利には、できるだけ伸縮性のある柔軟な材料で形成され、例えば、シリコーン又は同様な性質の他の材料で作られる。
この発明によれば、バルーン本体12の壁部14は、壁部14の残部より硬いソールと呼ばれる部分的細長部30を有し、このソール30は近位端部16から遠位端部18へと延在している。これはバルーン本体12の底部を形成し、バルーン10が収縮している時でも、必要な空洞とその支持部内へのバルーン10の挿入を容易にする。これは、さらに、バルーン10の膨張の最中に案内機能を果たし、バルーン10にプレストレス方向を与える。
実際には、ソール30は、バルーン本体12の壁部14に接触する追加(アドオン)部材であってもよく、必要な硬化機能をもたらす材料で形成されてもよい。この材料は、非限定的に、ポリ塩化ビニル、ポリシロキサン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリテレフタル酸エチレン等のようなポリマ、あるいは、ポリテトラフルオロエチレン又はポリクロロトリフルオロエチレン等のようなフルオロポリマから選ぶことができる。代替的に、ソール30は、バルーン本体12の壁部14の残部と同じ材料から作ってもよいが、これを硬くするために、この壁部14の残部よりかなり厚くする。
図2に示すように、バルーン10は耳鼻咽喉科学で用いるように設計してもよい。この場合、バルーン本体12の壁部14は、膨らんだ形状において人体又は動物体の鼻腔の内部形状に適合するように事前に形成することができる。
図3は、鼻腔32内における図1及び図2のバルーン10の位置を収縮した形状で示している。ソール30はバルーン本体12の壁部14の残部より硬いので、バルーン10は鼻腔32内に簡単に挿入することができる。一旦正しい位置に納められると、注射器34を用いて、流体がエンドピース22を介してバルーン本体12に注入される。このようにして、バルーン本体内の圧力を簡単に制御することができる。
これにより、鼻腔32の内部空間全体をバルーン本体12が占めるような図4に示す結果が得られるまで、鼻腔32の壁部の形状に適合するようにバルーン10を膨張させることができる。
変わらない要素には上記と同じ参照番号を用いているが、図5に示す他の実施形態によれば、バルーン10は、また、エンドピース22の延長部に沿って外側に延在する取り外し可能な剛性挿入棒36をさらに備える。この剛性棒36は、空洞内におけるバルーン10の設置を容易にし、一旦この設置が正しく行われると、破壊され又は引き出すことができる。この操作の前又は後に、注射器34を用いてバルーン10を膨張させてもよい。
また、この他の実施形態におけるバルーン10は、このソールに沿って又はソール内部に、ソール30に対する補強として延在する取り外し可能な剛性設置ワイヤ38をさらに備える。例えば、これは、ニッケルとチタンの合金から設計してもよく、この材料は、興味深い形状記憶及び弾性特性を有する。
最後に、上記他の実施形態におけるバルーン10は、ソール30の延長部に沿って遠位端部18に補強材40を備える。ソール30と同様に、この遠位補強材40の剛性はバルーン本体12の壁部14の残部の剛性より高く、そして、例えば、膨張の最中にバルーン10の延伸を防ぐためにソール30と協働するように、ソールから約90°に等しい角度に位置している。特に、補強材40は、ソール30の遠位端部に追加された部品であって、必要な剛性機能を形成する任意の材料から作られてもよい。この材料は、非限定的に、ポリ塩化ビニル、ポリシロキサン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリテレフタル酸エチレン等のポリマ、あるいは、ポリテトラフルオロエチレン又はポリクロロトリフルオロエチレン等のフルオロポリマから選ぶことができる。
上記他の実施形態におけるバルーン10の収縮した形状が図5に示され、剛性棒36と取り外し可能な剛性ワイヤ38とが引き出され、膨張している形状が図6に示されている。
上記医療用インフレータブルバルーンを人又は動物の必要な空洞に容易に挿入し、正しい位置に容易に設置され得ることが明確に理解できたであろう。
その簡単な構造を考慮すると、それが直ぐに使用でき且つ廃棄できるように設計且つ製造することは容易である。
これは、特に、医療における耳鼻咽喉、頸部顔面又は神経系外科手術に適している。また、これは、他の外科手術、特に、整形又は消化器外科手術に用いることができる。外科手術をも考慮しないにしても、これは、例えば、診察中にしばしば起きる出血のような、すべての種類の鼻出血又は鼻腔出血を処置する簡単な圧縮装置としても用いることができる。
この発明は上記実施形態には限定されないことも注意されたい。
特に、ソール30及び遠位補強材40の形状は如何なる必要な応用に適合できるようにしてもよい。従って、応用は潜在的に非常に変化する。
上記情報を用いて、上記実施形態に様々な変更を加えることができることが、さらに、通常、当業者にとって明らかになるであろう。以下の請求項で用いられている用語は、この記載で示された実施形態のために請求項を限定するものと解釈してはならず、それらの定形化の結果として、請求項が包含するすべての均等物、並びに、この主題の専門家が彼自身の一般的知識を上記情報の実施に適用して設計できるすべての均等物を含むものと解釈しなければならない。

Claims (7)

  1. 人体又は動物体空洞に収縮させて挿入し、その後、前記空洞に対して圧力を加えるために、前記空洞内で一旦膨張させるための医療用インフレータブルバルーンであって、
    壁部が柔軟で膨張可能な材料で作られ、通常は、近位膨張端部と前記空洞の後部に遠位位置決め端部とを有する細長形状を有しているバルーン本体であって、前記壁部はソールと呼ばれる細長部をさらに局所的に有し、このソールは前記壁部の残部より硬く、かつ、このソールは前記近位膨張端部から前記遠位位置決め端部へと延在している、バルーン本体と、
    前記近位膨張端部に形成された膨張開口部であって、該膨張開口部を介して、圧力下で前記バルーン本体を膨張させるために前記バルーン本体に流体を導入させる膨張開口部と、
    前記近位膨張端部内にさらに形成された内視鏡開口部であって、この内視鏡開口部は、前記バルーン本体に内視鏡を導入するために設計されている、内視鏡開口部とを備え、
    前記内視鏡開口部は、前記バルーン本体の前記壁部には固定されない閉塞された遠位端部を有する細長ソックスの内部において、前記バルーン本体の内部に通じる、ことを特徴とする医療用インフレータブルバルーン
  2. 前記ソールは、前記バルーン本体の前記壁部に接触する追加部材である、請求項1に記載の医療用インフレータブルバルーン
  3. 前記ソールは前記バルーン本体の前記壁部の残部と同じ材料で作られているが、この壁部の残部よりかなり厚い、請求項1に記載の医療用インフレータブルバルーン
  4. 前記ソールを延長する前記遠位位置決め端部に補強材をさらに備え、この補強材も前記バルーン本体の前記壁部の残部より硬く、かつ、前記ソールとの協働により、前記バルーンの膨張中、該バルーンの延伸を防ぐ形状となっている、請求項1乃至3の何れか一つに記載の医療用インフレータブルバルーン
  5. 前記内視鏡開口部は、流体の流出を防ぎながら、内視鏡を挿入するためのバルブを備える、請求項1乃至4の何れか一つに記載の医療用インフレータブルバルーン
  6. 前記バルーン本体は、膨張した時に、人体又は動物体の鼻腔の内部形状に適合するように予め形成されており、耳鼻咽喉科で用いられる、請求項1乃至5の何れか一つに記載の医療用インフレータブルバルーン
  7. 前記膨張開口部のエンドピースの延長部に沿って外側に延在する取り外し可能な挿入棒と、前記ソールに沿って又は前記ソール内部に延在する取り外し可能な設置ワイヤとをさらに備える、請求項1乃至6の何れか一つに記載の医療用インフレータブルバルーン
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