JP6783010B1 - ストーマ装着具 - Google Patents
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Description
(1.1)概要
本実施形態に係るストーマ装着具1は、図1に示すように、双孔式ストーマ7に装着されて、肛門側ストーマ72に入る排泄物の量を調整するための器具である。すなわち、ストーマ装着具1は、双孔式ストーマ7を有するユーザによって使用される。
以下、本実施形態に係るストーマ装着具1について、詳細に説明する。
本実施形態に係るストーマ装着具1は、流路形成部2と、流量調整部3と、抜け止め部4と、を備える。ストーマ装着具1は、流路形成部2によって形成された流路に沿って、口側ストーマ71から肛門側ストーマ72に向かって排泄物を流すが、上述した通り、肛門側ストーマ72に入る排泄物の量については、流量調整部3によって調整することができる。ストーマ装着具1は、肛門側ストーマ72に入らない排泄物については、流路に沿って移動する途中又は流路に入る前に外部に排出する。本実施形態では、流量調整部3の一例として、流路に入る前に、排泄物を外部に排出する構造について説明する。ただし、本発明に係る流量調整部3では、後述の変形例で説明するように、排泄物を、流路に沿って移動する途中で外部に排出してもよい。
流路形成部2は、図1に示すように、口側ストーマ71と肛門側ストーマ72とをつなぐ流路を形成する部材である。ここでいう「流路」は、口側ストーマ71から肛門側ストーマ72までの排泄物が通過する経路を意味する。
流量調整部3は、流路を通って肛門側ストーマ72に入る排泄物の量を調整するための部材である。排泄物は口側ストーマ71から不随意に排出されるため、流量調整部3は、排泄物の一部を流路に沿って流すことで、肛門側ストーマ72に入れる排泄物の量を調整する。一方、流量調整部3は、肛門側ストーマ72に入れない排泄物については、流路に入れずに、口側ストーマ71から外部に排出する。流量調整部3は、図2(A)に示すように、膨張体(以下、第一膨張体31という)と、流体路32と、を備える。
抜け止め部4は、チューブ21の第二端部23を肛門側ストーマ72に挿し入れた状態で抜け止めするための部材である。抜け止め部4は、膨張体(第二膨張体41)と、流体路42と、を備える。
このように、本実施形態に係るストーマ装着具1では、口側ストーマ71から出た排泄物を肛門側ストーマ72に流すことができるため、排泄物に残存する栄養を、肛門側ストーマ72と肛門との間の腸(肛門側ストーマ72以降の腸)で吸収することができる。また、肛門側ストーマ72と肛門との間の腸に排泄物を長期間流さないと、当該腸には、萎縮と慢性的な炎症とが起こり得るが、本実施形態に係るストーマ装着具1を用いれば、口側ストーマ71から出た排泄物を肛門側ストーマ72に流すことができる。このため、本実施形態に係るストーマ装着具1によれば、肛門側ストーマ72以降の腸の萎縮及び炎症を抑制することができる。
上記実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、実施形態の変形例を説明する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本変形例に係るストーマ装着具1は、図3に示すように、上記実施形態と比較して、流量調整部3の構造が異なり、その他の構造は同じである。
変形例1に係るストーマ装着具1では、流量調整部3は、複数の貫通孔35と、チューブ21とは別体の閉塞体36と、を備えたが、本変形例では、図4(A)(B)に示すように、閉塞体36は、チューブ21と一体に形成されている。
本変形例に係るストーマ装着具1は、図5に示すように、上記実施形態と比較して、流量調整部3の構造が異なり、その他の構造は同じである。
本変形例に係るストーマ装着具1は、上記実施形態と比較すると、図6に示すように、流路形成部2がチューブ21ではなく、ドーム状に形成された中空体25で構成されている点で異なる。本変形例に係るストーマ装着具1では、中空体25の周壁の一部に貫通孔35が形成されており、貫通孔35を、回転軸X1を中心として回転させることで、貫通孔35から排出する排泄物の量を調整する。ストーマ装着具1は、図7に示すように、面板5と、開口部材6と、中空体25と、を備える。
以下、実施形態のその他の変形例を列挙する。
以上説明したように、第1の態様に係るストーマ装着具1は、ユーザの口に通じる口側ストーマ71と肛門に通じる肛門側ストーマ72とを備える双孔式ストーマ7に装着される。ストーマ装着具1は、口側ストーマ71と肛門側ストーマ72とをつなぐ流路を形成する流路形成部2と、流路を通って肛門側ストーマ72に入る排泄物の量を調整可能とし、肛門側ストーマ72に入らない排泄物を外部に排出する流量調整部3と、を備える。
2 流路形成部
21 チューブ
25 中空体
3 流量調整部
31 第一膨張体(膨張体)
32 流体路
35 貫通孔
36 閉塞体
37 排出管
5 面板
52 保持部
7 双孔式ストーマ
71 口側ストーマ
72 肛門側ストーマ
X1 回転軸
Claims (5)
- ユーザの口に通じる口側ストーマと肛門に通じる肛門側ストーマとを備える双孔式ストーマに装着されるストーマ装着具であって、
前記口側ストーマと前記肛門側ストーマとをつなぐ流路を形成する流路形成部と、
前記流路を通って前記肛門側ストーマに入る排泄物の量を調整し、前記肛門側ストーマに入らない排泄物を外部に排出する流量調整部と、
を備える、
ストーマ装着具。 - 前記流路形成部は、長手方向の一端部が前記口側ストーマに挿し入れられかつ他端部が前記肛門側ストーマに接続されるチューブであり、
前記流量調整部は、
前記チューブの前記一端部の外周に設けられ、前記口側ストーマ内に挿し入れられる膨張体と、
前記膨張体に対して流体の供給と排出とを行う流体路と、
を有し、
前記膨張体は、前記口側ストーマと前記チューブとの間に間隙を形成可能に構成されている、
請求項1記載のストーマ装着具。 - 前記流路形成部は、長手方向の一端部が前記口側ストーマに接続されかつ他端部が前記肛門側ストーマに接続されるチューブであり、
前記流量調整部は、
前記チューブの前記一端部と前記他端部との間に形成された貫通孔と、
前記貫通孔を開閉可能に閉じる閉塞体と、
を有する、
請求項1記載のストーマ装着具。 - 前記流路形成部は、長手方向の一端部が前記口側ストーマに接続されかつ他端部が前記肛門側ストーマに接続されるチューブであり、
前記流量調整部は、
前記チューブの前記一端部と前記他端部との間に形成され、前記流路を分岐して前記排泄物を外部に排出する排出路を形成する排出管を有し、
前記排出管は、流路断面積が可変となるように弾性変形可能に構成されている、
請求項1記載のストーマ装着具。 - 前記双孔式ストーマの周囲を囲み、ユーザに貼付け可能な面板を更に備え、
前記流路形成部は、前記双孔式ストーマを内部に収めた状態で、前記面板に保持される中空体であり、
前記流量調整部は、
前記面板に形成され、前記面板を含む仮想平面に交差する回転軸で回転可能に前記中空体を保持する保持部と、
前記中空体の周壁を貫通し、前記回転軸回りを回転可能な貫通孔と、
を有する、
請求項1記載のストーマ装着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020014971A JP6783010B1 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | ストーマ装着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020014971A JP6783010B1 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | ストーマ装着具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6783010B1 true JP6783010B1 (ja) | 2020-11-11 |
JP2021121294A JP2021121294A (ja) | 2021-08-26 |
Family
ID=73043510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020014971A Active JP6783010B1 (ja) | 2020-01-31 | 2020-01-31 | ストーマ装着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6783010B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114099118A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-01 | 四川省肿瘤医院 | 一种肠道粪便的转流装置及转流方法 |
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2020
- 2020-01-31 JP JP2020014971A patent/JP6783010B1/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114099118A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-01 | 四川省肿瘤医院 | 一种肠道粪便的转流装置及转流方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2021121294A (ja) | 2021-08-26 |
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