JP6781991B2 - 果実発色促進装置 - Google Patents

果実発色促進装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6781991B2
JP6781991B2 JP2019048364A JP2019048364A JP6781991B2 JP 6781991 B2 JP6781991 B2 JP 6781991B2 JP 2019048364 A JP2019048364 A JP 2019048364A JP 2019048364 A JP2019048364 A JP 2019048364A JP 6781991 B2 JP6781991 B2 JP 6781991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
guide
guide rail
pair
color development
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019048364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020146006A (ja
Inventor
暁史 東
暁史 東
親子 本多
親子 本多
和正 吉村
和正 吉村
憲範 長山
憲範 長山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Agriculture and Food Research Organization
Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute
Original Assignee
National Agriculture and Food Research Organization
Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Agriculture and Food Research Organization, Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute filed Critical National Agriculture and Food Research Organization
Priority to JP2019048364A priority Critical patent/JP6781991B2/ja
Publication of JP2020146006A publication Critical patent/JP2020146006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6781991B2 publication Critical patent/JP6781991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

本発明は、立体的な被照射対象である果実に特定の波長領域の光を照射して果皮の発色を促す果実発色促進装置に係り、特に、設置される果実の大きさや個数に関わらず、上述の光を効率よく照射することが可能な果実発色促進装置に関する。
植物体に実る果実は、果皮においてアントシアニンを含むポリフェノール類などの着色物質が生成されることによって、色付くことが知られている。また、特定の波長領域の光を果実に照射すると、果皮における着色物質の生成が促進されることも明らかになっている。
この現象を利用すると、文字や図形をかたどった不透光性のシールを果皮に貼り付けることで果実の表面に文字や図形を容易に描くことができる。近年では、このような果実が高付加価値商品として市場に流通している。果皮に上記シールを貼り付ける作業は樹上で行われることが多いが、この場合、球回し等の労力を要するだけでなく、歩留まりが悪いという課題があった。
そこで、本願の出願人は、特許文献1に示すように、収穫された果実に上記シールを貼り付けた状態で特定の波長領域の光を照射することで果皮を効率よく発色させる装置を開発した。
特許文献1に開示された「果実発色促進装置」は、果実全体が内部に収容されるとともに、被覆又は研磨された反射部が内側面に形成された容器体と、果実の果皮の発色を促す作用を有する特定の波長領域の光を発するLED光源を備えた構造となっている。
特許文献1に開示された発明においては、LED光源から発せられた光の散逸が容器体によって防止されるとともに、その光が容器体の内側面で反射されて、果実の表面の全周に照射されるという作用を有する。したがって、この発明によれば、果実の果皮の全周において発色を促進することができる。
果実の果皮の発色を促進する技術に関するものではないが、特許文献2には、「植物栽培装置」という名称の発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、LEDなどからなる複数の光源が発する光を拡散して面光源として機能する光路調整部材が、光源と植物の間に配置されるとともに、この光路調整部材を支持する複数の支持部が、光源と光路調整部材との距離を調整可能に設置されたことを特徴としている。
このような構造によれば、生育する植物に対して均一に光を照射することが可能である。
また、特許文献3には、「植物栽培用照明装置」という名称で、植物工場等において光源が発する人工光を用いて、植物を栽培する装置に関する発明が開示されている。
特許文献3に開示された発明は、2つの入射面に光偏向要素とレンズアレイがそれぞれ設けられるとともに、一方の側端面にLEDからなる光源が配置された導光体を備えていることを特徴としている。
このような構造によれば、所望の領域に無駄なく光を照射することが可能であるため、植物工場にかかるコストを低減することができる。
さらに、特許文献4には、「照明装置および植物栽培装置」という名称で、栽培トレイの表面で反射した光を、栽培トレイに植栽された植物に対して効率よく再度照射することができる照明装置と、それを用いた植物栽培装置に関する発明が開示されている。
特許文献4に開示された植物栽培装置は、透明な窓部を備える筐体と、LEDからなる複数の光源と、各光源が発した光を放出させるための複数の穴が形成されるとともに、窓部を覆うように筐体に取り付けられた反射シートを備えたことを特徴としている。
このような構造によれば、光源から光が放出される部分を除いて、窓部が反射部材で覆われているため、栽培トレイの表面で反射した光を栽培トレイに植栽された植物に対して高い効率で再度照射することができる。
そして、特許文献5には、「植物育成促進装置」という名称で、発光体が発する光を照射することにより、植物の育成を促進する装置に関する発明が開示されている。
特許文献5に開示された発明は、複数のLEDが電気的に接続されて一体型となった発光ダイオード基板と、LEDが発する光を光照射面に導く導光板と、この導光板から光照射面の反対側に導かれた光を、光照射面に反射させる反射板を備えたことを特徴としている。
このような構造によれば、発光体の数を少なくした場合でも拡散フィルムを用いることなく、発光体から植物に照射される光を均一化することが可能である。
また、特許文献6には、「照明装置を搭載した植物培養装置およびこれに用いる照明装置」という名称で、人工光源による植物の組織培養や栽培に用いられる装置に関する発明が開示されている。
特許文献6に開示された植物培養装置は、パネル状のハウジングの内部に、冷陰極蛍光ランプと、反射シートと、この反射シートに対向して配置された導光板と、この導光板を透過した光を拡散する拡散シートと、リフレクターからなるエッジ型の照明装置を備えたことを特徴としている。
このような構造の植物培養装置によれば、培養容器内に均一な色分布の有する照射光を供給することができる。
特許第5439649号公報 特開2015−223102号公報 特開2015-29432号公報 特許第5856691号公報 特開2007−185115号公報 特開2004−49211号公報
特許文献1に開示された発明では、内部に収容される果実の大きさや個数に応じて容器体の大きさを変更する必要があった。また、LED光源から果実までの距離を正確に調節することが難しいという課題もあった。
また、特許文献2に開示された発明では、植物と光路調整部材の距離の調整が可能であるものの、装置内に設置できる植物の大きさや個数が棚の大きさによって決まってしまうため、汎用性に乏しいという課題があった。また、植物に対して側面から光を照射することができないという課題もあった。
特許文献3に開示された発明では、使用できる植物の大きさや個数が限定されるという課題があった。また、光源や導光体から植物までの距離を変更できないという課題があった。
特許文献4に開示された発明では、栽培トレイに植栽される植物の種類や個数が限定されるため、汎用性に乏しいという課題があった。また、光源と植物トレイとの距離を調整できないという課題もあった。
特許文献5に開示された発明では、光の照射対象である植物に対して側面から光を照射することができないという課題があった。また、上述の光の照射対象物(植物)が内部に収容される構造となっていないため、収穫された果実等の発色を促進する目的には使用できないという課題もあった。
特許文献6に開示された植物培養装置では、装置内に設置される植物の種類や大きさが制限されるという課題があった。また、光源と植物の距離の調節が容易でないという課題もあった。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、光源から果実までの距離の調整が容易であるとともに、内部に設置される果実の大きさや個数に対する制約が少ない果実発色促進装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る果実発色促進装置は、複数のLEDからなる面状光源を有するとともに、この面状光源の発光面が鉛直面と平行をなし、かつ、互いに向き合うように配置された一対の発光ユニットと、発光面に長手方向が直交するように一対の発光ユニットの下方に配置された長尺部材からなる第1のガイドレールと、発光ユニットを第1のガイドレールに沿って移動可能に保持するガイド部材と、を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第1の発明では、ガイド部材や第1のガイドレールとともに装置のフレームを構成する発光ユニットによって装置の内部が複数のエリアに仕切られるという作用を有する。
また、第1の発明において、ガイド部材が第1のガイドレールの長手方向に移動すると、一対の発光ユニットはガイド部材とともに、それらの面状光源の発光面に垂直な第1のガイドレールの長手方向へ移動する。すなわち、第1の発明においては、第1のガイドレールが一対の発光ユニットに対し、その平行状態を維持したまま、それらの面状光源の発光面に垂直な方向へ案内するという作用を有する。
さらに、LEDは白熱灯や蛍光灯に比べて発熱量が少ないことに加え、面状光源から均一な強さの光が出射されることから、複数のLEDによって面状光源が構成されている第1の発明においては、面状光源を果実の近くに配置した場合でも果実が熱によるダメージを受け難いという作用を有する。
第2の発明は、第1の発明において、ガイド部材は、第1のガイドローラと、この第1のガイドローラを発光ユニットの発光面に軸方向が平行な回転軸を中心として回転可能に保持する保持具と、を有し、第1のガイドローラは、第1のガイドレールの内面に沿って転動可能に第1のガイドレールの内部に設置されていることを特徴とするものである。
第2の発明においては、第1の発明の作用に加えて、保持具に保持されている第1のガイドローラが第1のガイドレールの内面に沿って転動すると、ガイド部材が第1のガイドレールの長手方向に移動するという作用を有する。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、ガイド部材は、発光ユニットの発光面に長手方向が平行となるように配置された長尺部材からなる第2のガイドレールを備え、発光ユニットは、第2のガイドローラと、この第2のガイドローラを発光ユニットの発光面の法線に軸方向が平行な回転軸を中心として回転可能に保持する支持部と、を備え、この支持部は、第2のガイドローラが第2のガイドレールの内面に沿って転動可能に第2のガイドレールの内部に設置されていることを特徴とするものである。
上記構成の第3の発明において、支持部の第2のガイドローラが第2のガイドレールの内面に沿って転動すると、発光ユニットが第2のガイドレールの長手方向に移動する。このとき、発光ユニットは、その面状光源の発光面に平行な第2のガイドレールの長手方向へ移動する。すなわち、第3の発明においては、第2の発明の作用に加えて、第2のガイドレールが発光ユニットをその面状光源の発光面に平行な方向へ案内するという作用を有する。
第4の発明は、第3の発明において、一対の第2のガイドレールの内面には、電源に接続された細長い一対の導電体が第2のガイドレールの長手方向と平行にその全長にわたって設けられており、支持部は、面状光源に電力を供給する配線に接続された一対の電極が表面を露出した状態で埋設されているとともに、一対の導電体に対し一対の電極の表面がそれぞれ接触した状態で第2のガイドレールの内部に設置されていることを特徴とするものである。
第4の発明においては、第3の発明の作用に加えて、発光ユニットが第2のガイドレールの長手方向に対してどの位置にあっても一対の導電体が一対の電極にそれぞれ接触して、両者の間の通電状態が常に維持されるという作用を有する。
第5の発明は、第1の発明において、ガイド部材は、第1のガイドレールの内面に沿って移動可能に第1のガイドレールの内部に設置される凸部を有していることを特徴とするものである。
第5の発明においては、第1の発明の作用に加えて、ガイド部材の移動できる方向が凸部によって第1のガイドレールの長手方向のみに制限されるという作用を有する。
第6の発明は、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明において、鉛直面と平行をなすように拡散板が面状光源に近接して設置されていることを特徴とするものである。
第6の発明においては、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明の作用に加えて、面状光源から出射された光が拡散板によって拡散されるという作用を有する。
第7の発明は、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明において、面状光源は、複数のLEDが端部に設置された導光板によって構成されていることを特徴とするものである。
第7の発明においては、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明の作用に加えて、LEDから出射された光が導光板の一方の端部からその内部に入射した後、全反射を繰り返しながら他方の端部に向かって進行する際に、一部の光が導光板の側面から出射して、この面全体が均一に発光するという作用を有する。
第8の発明は、第1の発明乃至第7の発明のうちのいずれかの発明において、断熱材からなり、発光ユニットと第1のガイドレールとガイド部材が内部に収容される筐体を備えていることを特徴とするものである。
第8の発明においては、第1の発明乃至第7の発明のうちのいずれかの発明の作用に加えて、装置内が筐体によって所望の温度に保たれるという作用を有する。
第1の発明では、発光ユニットを面状光源の発光面に直交する方向へ移動させることにより、果実の種類や個数に応じて、果実が設置されるエリアの広さや装置全体の大きさを変更することができる。
また、第1の発明においては、面状光源の発光面に直交する方向へ発光ユニットを正確に移動させることができるため、面状光源の発光面から果実までの距離の調節が容易である。したがって、第1の発明によれば、果実の果皮の特定の箇所に発光ユニットを近接して配置することが可能である。
さらに、第1の発明によれば、面状光源から果実が熱によるダメージを受け難いため、果実の着色の悪い部分に発光ユニットを近接して配置することにより、その部分を傷めることなく、効率よく発色させることができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、ガイド部材の第1のガイドレールの長手方向への移動が容易であるため、果実の果皮の特定の箇所に発光ユニットを近接して配置する作業をさらに効率よく行うことができる。
第3の発明において、面状光源の発光面に平行な方向に対する発光ユニットの長さが第2のガイドレールの長さよりも短い場合、発光ユニットは第2のガイドレールの長手方向に沿って移動可能な状態になる。したがって、第3の発明によれば、第1の発明又は第2の発明の効果に加え、発光ユニットを面状光源の発光面に平行な方向へ移動させることで、果実に光を照射するのに最も適した箇所に面状光源を配置できるという効果を奏する。
第4の発明では、第2のガイドレールの長手方向における発光ユニットの位置に関係なく、面状光源に対して常に電力の供給が可能となっている。したがって、第4の発明によれば、第3の発明の効果に加え、第2のガイドレールの長手方向に対する発光ユニットの位置の微調整を行うことができるという効果を奏する。
第5の発明によれば、第2の発明と同様の効果を奏する。
第6の発明によれば、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明の効果に加えて、果実全体に対して均一な光を照射することができるという効果を奏する。
第7の発明では、LEDが端部に設置された状態の導光板が面状光源として機能するため、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明の場合よりもLEDの数を少なくすることができる。したがって、第7の発明によれば、第1の発明乃至第5の発明のうちのいずれかの発明の効果に加え、製造コストが削減されるという効果を奏する。
第8の発明によれば、第1の発明乃至第7の発明のうちのいずれかの発明の効果に加えて、果実を着色に適した温度に保つことができるため、果実の発色がより一層促進されるという効果を奏する。
(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る実施例1の果実発色促進装置と筐体の外観斜視図である。 実施例1の果実発色促進装置の平面図である。 (a)は図1(a)に示したガイドユニットの外観斜視図であり、(b)は同図(a)におけるA方向矢視図であり、(c)は同図(b)におけるB方向矢視図である。 (a)及び(b)はそれぞれガイドユニットを構成するガイド部材の外観を示す斜視図と正面図であり、(c)はガイド部材を保持するガイドレールの外観を示す斜視図である。 (a)は図1(a)における発光ユニットの外観を示した斜視図であり、(b)は発光ユニットの支持部の外観を示した斜視図であり、(c)はガイド部材に発光ユニットが取り付けられた状態を示す斜視図である。 (a)は図5(a)に示した発光部の正面図であり、(b)は同図(a)の発光部を構成する面状光源の平面図であり、(c)は同図(a)の第1の変形例を示した図であり、(d)は同図(c)の発光部の構造を模式的に示した図である。 (a)は図6(a)の第2の変形例を示した図であり、(b)はその発光部の構造を拡大して示した模式図であり、(c)は同図(a)に示した導光板の正面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る実施例2の果実発色促進装置と筐体の外観斜視図である。 (a)は実施例2の果実発色促進装置の平面図であり、(b)は同図(a)に示した発光ユニット4bを構成する発光部の正面図である。
本発明の実施の形態に係る果実発色促進装置について図1乃至図9を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、果実発色促進装置が実際の使用時に作業台等の上に設置される状態を想定して、「上面」や「下面」などの表現を用いている。また、以下の説明では、LEDを光源として用いているが、LEDの代わりに有機ELを光源として用いることもできる。さらに、本発明の果実発色促進装置は、リンゴ、ブドウ、マンゴー、イチゴ、モモなどの果物(果実)に限らず、ナスなどの野菜に対しても使用可能である。
本発明の実施例1に係る果実発色促進装置1aについて図1乃至図7を参照しながら具体的に説明する。
図1(a)及び図1(b)はそれぞれ果実発色促進装置1aと筐体6の外観を示した斜視図であり、図2は果実発色促進装置1aの平面図である。なお、図2では筐体6を破線で表示している。
図3(a)は図1(a)に示したガイドユニット5の外観斜視図であり、図3(b)は図3(a)におけるA方向矢視図であり、図3(c)は図3(b)におけるB方向矢視図である。また、図4(a)及び図4(b)はそれぞれガイドユニット5を構成するガイド部材7の外観斜視図と正面図であり、図4(c)はガイド部材7を保持するガイドレール12の外観を示す斜視図である。さらに、図5(a)は図1(a)における発光ユニット4aの外観を示した斜視図であり、図5(b)は発光ユニット4aの支持部3の外観を示した斜視図であり、図5(c)はガイド部材7に発光ユニット4aが取り付けられた状態を示す斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、実施例1に係る果実発色促進装置1aは、発光部2aと支持部3からなる一対の発光ユニット4a,4aと、この発光ユニット4aを保持するガイドユニット5と、発泡スチロールなどの断熱材からなり、発光ユニット4a,4aとガイドユニット5が内部に収容される直方体状の筐体6を備えている。そして、筐体6の底面には、開口部を塞ぐように底板6aが着脱可能に取り付けられている。なお、筐体6は内面に反射剤がコーティングされた構造であっても良い。
ガイドユニット5は、図2及び図3に示すように、所定の間隔を空けて平行に配置された一対のガイド部材7,7と、この一対のガイド部材7,7の下に互いの長手方向が直交するように配置される一対のガイドレール12,12からなる。
ガイド部材7は、図4(a)及び図4(b)に示すように、平面視長方形状をなす下面8aと、この下面8aの両縁に立設されて平面視長方形状をなす一対の側面8b,8bを有するとともに、両端に一対の凸状部8c,8cと一対の凹状部8d,8d(図3(b)又は図3(c)参照)がそれぞれ設けられた第2のガイドレール8と、一対の第1のガイドローラ9,9と、それらをそれぞれ回転可能に保持する一対の保持具10,10によって構成されている。また、一対の凹状部8d,8dは一対の凸状部8c,8cを内部に配置可能に形成されている。
すなわち、果実発色促進装置1aは、一方の第2のガイドレール8の凸状部8c,8cを他方の第2のガイドレール8の凹状部8d,8dに接触させるように2つのガイド部材7を配置することで、他の果実発色促進装置1aへの連結が可能となっている。
第2のガイドレール8の一対の側面8b,8bは、上部と下部の厚さが異なる段付き構造となっており、上部の肉厚部分には長手方向に平行な凹溝8eが第2のガイドレール8の全長にわたってそれぞれ形成されている。
一対の凹溝8e,8eの内部には、図示しない電源に接続された細長い導電体11が第2のガイドレール8の長手方向と平行に設置されており、第2のガイドレール8の下面8aには、第1のガイドローラ9の回転軸の軸方向が第2のガイドレール8の長手方向と平行をなすように一対の保持具10,10が互いに所定の間隔をあけた状態で取り付けられている。
第1のガイドレール12は、図4(c)に示すように、平面視長方形状をなす下面12aと、この下面12aの両縁に立設されて平面視長方形状をなす一対の側面12b,12bと、一対の側面12b,12bに対して直交するように、それらの上端からそれぞれ内側へ向かって延設される一対の上面12c,12cを有している。また、第1のガイドレール12は、一対の第1のガイドローラ9,9がその内側底面12dの上を転導可能な状態で一対の保持具10,10を収納可能に形成されている。
発光ユニット4aの支持部3は、図5(a)及び図5(b)に示すように、回転軸の軸方向が互いに平行をなすように複数の第2のガイドローラ13が下端に取り付けられており、一方向へ移動可能な構造となっている。すなわち、第2のガイドローラ13は、発光ユニット4aの発光面の法線に軸方向が平行な回転軸を中心として回転可能に支持部3によって保持されている。
また、発光部2aが設置される支持部3の上面3aと第2のガイドローラ13の間には、細長い突起部14が支持部3の側面3b,3bにそれぞれ設けられており、一対の突起部14,14は、支持部3の側面3bと平行な側端面14aを有している。なお、第2のガイドローラ13と突起部14を平面視した場合、第2のガイドローラ13の回転軸(図示せず)の軸方向と突起部14の長手方向は直交している。
一対の突起部14,14には、一対の第1の電極(図示せず)が側端面14a,14aから表面を裸出した状態でそれぞれ埋設されており、上面3aには、支持部3の内部に設置された配線を介して一対の第1の電極に接続される一対の第2の電極(図示せず)が表面を裸出した状態で埋設されている。
図5(c)に示すように、支持部3はガイド部材7の第2のガイドレール8の内部に、一対の突起部14,14の側端面14a,14aから裸出した状態の一対の第1の電極の表面が一対の導電体11,11にそれぞれ接触するとともに、第2のガイドローラ13が内側底面8f(図4(b)参照)の上を転動可能な状態で収納されている。なお、上述の「第1の電極」が特許請求の範囲において請求項4に記載されている「電極」に対応する。
図6(a)は発光部2aの正面図であり、図6(b)は発光部2aを構成する面状光源の平面図であり、図6(c)は発光部2aの第1の変形例に係る発光部2bの正面図であり、図6(d)は発光部2bの構造を模式的に示した図である。また、図7(a)は発光部2aの第2の変形例に係る発光部2cの正面図であり、図7(b)は発光部2cの構造を拡大して示した模式図であり、図7(c)は発光部2cを構成する導光板21を拡大して示した正面図である。
なお、図6(b)及び図6(d)では、図が煩雑になるのを避けるため、多数のLEDと光散乱粒子のうちの1つについてのみ符号を付している。同様の理由から、図7(b)及び図7(c)では、1つの凹みについてのみ符号を付している。
図6(a)及び図6(b)に示すように、発光ユニット4aの発光部2aは、縦方向と横方向へそれぞれ所望の間隔をあけて配列された複数のLED15と、この複数のLED15が片面に取り付けられた基板16からなる面状光源が基板16の下端に取り付けられた支持具17によって支持された状態で、透光性を有する部材からなる保護ケース18に収納された構造となっている。
そして、発光ユニット4aでは、上述の面状光源の発光面が鉛直面と平行をなすように発光部2aが支持部3の上面3a(図5(b)参照)に設置されている。
なお、複数のLED15に電力を供給するための配線には一対の第3の電極が接続されており、この一対の第3の電極は、発光部2aが支持部3の上面3aに設置される際に前述の一対の第2の電極に対して接触するように発光部2aの下端に設けられている。
このような構造の果実発色促進装置1aにおいては、一対の発光ユニット4a,4aに挟まれたエリアに果実が設置されることになる。そして、果実発色促進装置1aでは、ガイド部材7や第1のガイドレール12とともに装置のフレームを構成する発光ユニット4aによって装置の内部が複数のエリアに仕切られる。
したがって、果実発色促進装置1aでは、発光ユニット4aを面状光源の発光面に直交する方向へ移動させることにより、果実の種類や個数に応じて、果実が設置されるエリアの広さや装置全体の大きさを変更することが可能である。
また、果実発色促進装置1aでは、保持具10に保持されている第1のガイドローラ9が第1のガイドレール12の内面に沿って転動すると、ガイド部材7が第1のガイドレール12の長手方向に移動するが、このとき、一対の発光ユニット4a,4aも一緒に、それらの面状光源の発光面に垂直な第1のガイドレール12の長手方向へ移動する。
このように、果実発色促進装置1aでは、第1のガイドレール12が一対の発光ユニット4a,4aに対し、その平行状態を維持したまま、それらの面状光源の発光面に垂直な方向へ案内するという作用を有する。すなわち、果実発色促進装置1aでは、面状光源の発光面に直交する方向へ発光ユニット4aを正確に移動させることが可能である。したがって、果実発色促進装置1aでは、面状光源の発光面から果実までの距離の調節を容易に行うことができる。
さらに、LEDは白熱灯や蛍光灯に比べて発熱量が少ないことに加え、面状光源から均一な強さの光が出射されることから、複数のLED15によって面状光源が構成されている果実発色促進装置1aでは、面状光源を果実の近くに配置した場合でも果実が熱によるダメージを受け難い。したがって、果実発色促進装置1aによれば、果実の果皮において着色の悪い部分に発光ユニットを近接して配置することにより、その部分を傷めることなく、効率よく発色させることができる。
また、果実発色促進装置1aにおいて、支持部3の第2のガイドローラ13が第2のガイドレール8の内面に沿って転動すると、発光ユニット4aが第2のガイドレール8の長手方向に移動するが、このとき、発光ユニット4aは、その面状光源の発光面に平行な第2のガイドレール8の長手方向へ移動する。すなわち、第2のガイドレール8は発光ユニット4aをその面状光源の発光面に平行な方向へ案内するという作用を有する。
果実発色促進装置1aにおいて、面状光源の発光面に平行な方向に対する発光ユニット4aの長さが第2のガイドレール8の長さよりも短い場合、発光ユニット4aは第2のガイドレール8の長手方向に沿って移動可能な状態になる。したがって、この場合、発光ユニット4aを面状光源の発光面に平行な方向へ移動させることで、果実に光を照射するのに最も適した箇所に面状光源を配置することができる。
さらに、果実発色促進装置1aにおいては、発光ユニット4aが第2のガイドレール8の長手方向に対してどの位置にあっても、支持部3の一対の突起部14,14の側端面14a,14aから表面が裸出した状態の一対の第1の電極に一対の導電体11,11がそれぞれ接触することで、両者の間の通電状態が常に維持されている。すなわち、果実発色促進装置1aでは、第2のガイドレール8の長手方向における発光ユニット4aの位置に関係なく、面状光源に対して常に電力の供給が可能となっている。したがって、果実発色促進装置1aによれば、第2のガイドレール8の長手方向に対する発光ユニット4aの位置の微調整を行うことができるという効果を奏する。
また、果実発色促進装置1aでは、断熱材からなる筐体6によって果実が外気温の影響を受け難い構造となっている。したがって、このような構造の果実発色促進装置1aによれば、果実を着色に適した温度に保つことができるため、果実の発色を促進する効果がより一層発揮される。
なお、本発明の果実発色促進装置は、上述の構造に限定されるものではない。例えば、ガイド部材7が第1のガイドローラ9と保持具10を有する代わりに凸部を有し、この凸部が第1のガイドレール12の内面に沿って移動可能に第1のガイドレール12の内部に設置されるような構造であっても良い。
この場合、ガイド部材7が第1のガイドレール12の長手方向に移動すると、一対の発光ユニット4a,4aも一緒に、それらの面状光源の発光面に垂直な第1のガイドレール12の長手方向へ移動する。すなわち、ガイド部材7が第1のガイドローラ9と保持具10を有する代わりに上記凸部を有する場合、第1のガイドレール12が一対の発光ユニット4a,4aに対し、その平行状態を維持したまま、それらの面状光源の発光面に垂直な方向へ案内するという作用は、ガイド部材7が第1のガイドローラ9と保持具10を有する場合と同様に発揮される。
したがって、上記構造の果実発色促進装置によれば、面状光源の発光面に直交する方向へ発光ユニット4aを正確に移動させることが可能である。すなわち、ガイド部材7が第1のガイドローラ9と保持具10を有する代わりに上記凸部を有する構造であっても、面状光源の発光面から果実までの距離の調節を容易に行うことができるという効果は、ガイド部材7が第1のガイドローラ9と保持具10を有する場合と同様に発揮される。
ただし、ガイド部材7が上記凸部の代わりに第1のガイドローラ9と保持具10を有する場合には、ガイド部材7が第1のガイドローラ9と保持具10の代わりに上記凸部を有する場合に比べて、第1のガイドレール12の長手方向へのガイド部材7の移動が容易であるため、果実の果皮の特定の箇所に発光ユニットを近接して配置する際の作業性が良い。
図6(c)に示すように、発光部2bは、発光部2aにおいて、基板16と平行をなすように面状光源に近接して設置された拡散板19が保護ケース18に収納された構造となっている。
図6(d)に示すように、拡散板19は、光透過率の高いアクリルやポリカーボネートなどの樹脂によって形成された板状部材に光散乱粒子20が分散配合されたものであり、LED15から出射された光を拡散する機能を有している。
このような構造の発光部2bを備えた果実発色促進装置1aによれば、面状光源から出射された光が拡散板19によって拡散されるため、果実の全体に均一な光を照射することが可能である。
図7(a)乃至図7(c)に示すように、発光部2cは、発光部2aのように複数のLED15が基板16に取り付けられる代わりに、導光板21の下方に複数のLED15が設置されたことを特徴とする。なお、導光板21は、アクリル等の光透過率の高い樹脂によって形成された板状部材であり、無数の微小な凹み21aが片面に形成された構造となっている。また、導光板21は、発光部2cが支持部3の上面3aに設置された状態で、発光面21bが鉛直面と平行をなすように、支持具22によって下端を支持されている。
LED15から出射された光は、導光板21の下端からその内部に入射した後、全反射を繰り返しながら上端に向かって進行する。その際、凹み21aに反射角度を変えられた一部の光が凹み21aが形成されていない側の面から出射することにより、その面全体が均一に発光する。
すなわち、発光部2cにおいては、複数のLED15が下端に設置された状態の導光板21が上述の面を発光面21bとする面状光源として機能する。したがって、発光部2cを備えた果実発色促進装置1aによれば、発光部2aよりもLED15の数を少なくして、製造コストの削減を図ることが可能である。
なお、本発明の果実発色促進装置は、上述の構造に限定されるものではない。例えば、発光部2cでは、凹み21aが設けられた導光板21の代わりに、球面状の微小な突起部が設けられた導光板を用いることもできる。また、凹み21aや突起部を導光板の両面に設けて、導光板の両面が均一に発光する構造とすることもできる。さらに、LED15は導光板21の下端に限らず、上下左右のいずれかの端部に設けられていても良い。このような構造の導光板においても上述の作用と効果は同様に発揮される。
また、ガイド部材7において、第1のガイドローラ9は回転軸の軸方向が第2のガイドレール8の長手方向と直交し、かつ、第1のガイドレール12の内側側面に沿って転動可能な構造とすることもできる。このような構造であっても、ガイド部材7が第1のガイドレール12によってその長手方向へ移動可能に保持されるという作用は本実施例で示した場合と同様に発揮される。
そして、発光ユニット4aの支持部3において、第2のガイドローラ13が第2のガイドレール8の内側側面に沿って転動可能であって、かつ、回転軸の軸方向が第2のガイドレール8の長手方向と直交する構造とすることもできる。このような構造であっても、発光ユニット4aの支持部3が第2のガイドレール8によってその長手方向へ移動可能に保持されるという作用は本実施例で示した場合と同様に発揮される。
本発明の実施例2に係る果実発色促進装置1bについて図8及び図9を参照しながら具体的に説明する。ただし、図1乃至図7に示した構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(a)及び図8(b)はそれぞれ果実発色促進装置1bと筐体6の外観を示した斜視図である。また、図9(a)は果実発色促進装置1bの平面図であり、図9(b)は図9(a)に示した発光ユニット4bを構成する発光部2dの正面図である。なお、図8(a)及び図9(a)では筐体6を破線で表示している。
図8及び図9に示すように、実施例2に係る果実発色促進装置1bは、面状光源の発光面が同一平面をなすように連結された3つの果実発色促進装置1a(筐体6を除く)において、一対の発光ユニット4a,4aの間に一対の発光ユニット4b,4bがそれぞれ設置されたものに相当する。ただし、筐体6は、6つの発光ユニット4a,4bと3つのガイドユニット5の全体を覆うように設置されており、発光ユニット4bは、発光ユニット4aにおいて発光部2aの代わりに、基板16の両面に複数のLED15が取り付けられた構造の発光部2dを備えている。
このような構造の果実発色促進装置1bにおいては、果実が発光ユニット4aと発光ユニット4bに挟まれたエリアに設置されることになるが、そのエリアは果実発色促進装置1aにおいて果実が設置されるエリアよりも明らかに広いため、果実発色促進装置1bを用いると、たくさんの果実を一度に処理することができる。したがって、果実発色促進装置1bによれば、果実の発色を促進させる作業を果実発色促進装置1aを用いる場合よりも効率よく行うことが可能である。
本発明は、農業及び農産物加工に関する分野において利用可能である。
1a…果実発色促進装置 2a〜2d…発光部 3…支持部 3a…上面 3b…側面 4a,4b…発光ユニット 5…ガイドユニット 6…筐体 6a…底板 7…ガイド部材 8…第2のガイドレール 8a…下面 8b…側面 8c…凸状部 8d…凹状部 8e…凹溝 8f…内側底面 9…第1のガイドローラ 10…保持具 11…導電体 12…第1のガイドレール 12a…下面 12b…側面 12c…上面 12d…内側底面 13…第2のガイドローラ 14…突起部 14a…側端面 15…LED 16…基板 17…支持具 18…保護ケース 19…拡散板 20…光散乱粒子 21…導光板 21a…凹み 21b…発光面 22…支持具

Claims (8)

  1. 複数のLEDからなる面状光源を有するとともに、この面状光源の発光面が鉛直面と平行をなし、かつ、互いに向き合うように配置された一対の発光ユニットと、
    前記発光面に長手方向が直交するように一対の前記発光ユニットの下方に配置された長尺部材からなる第1のガイドレールと、
    一対の前記発光ユニットを互いに独立した状態で前記第1のガイドレールに沿って移動可能にそれぞれ保持する一対のガイド部材と、を備えており、
    一対の前記発光ユニットに挟まれたエリアに果実が設置されることを特徴とする果実発色促進装置。
  2. 前記ガイド部材は、
    第1のガイドローラと、
    この第1のガイドローラを前記発光ユニットの前記発光面に軸方向が平行な回転軸を中心として回転可能に保持する保持具と、を有し、
    前記第1のガイドローラは、前記第1のガイドレールの内面に沿って転動可能に前記第1のガイドレールの内部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の果実発色促進装置。
  3. 前記ガイド部材は、前記発光ユニットの前記発光面に長手方向が平行となるように配置された長尺部材からなる第2のガイドレールを備え、
    前記発光ユニットは、
    第2のガイドローラと、
    この第2のガイドローラを前記発光ユニットの前記発光面の法線に軸方向が平行な回転軸を中心として回転可能に保持する支持部と、を備え、
    この支持部は、前記第2のガイドローラが前記第2のガイドレールの内面に沿って転動可能に前記第2のガイドレールの内部に設置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の果実発色促進装置。
  4. 一対の前記第2のガイドレールの内面には、電源に接続された細長い一対の導電体が前記第2のガイドレールの長手方向と平行にその全長にわたって設けられており、
    前記支持部は、前記面状光源に電力を供給する配線に接続された一対の電極が表面を裸出した状態で埋設されているとともに、一対の前記導電体に対し一対の前記電極の前記表面がそれぞれ接触した状態で前記第2のガイドレールの内部に設置されていることを特徴とする請求項3に記載の果実発色促進装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記第1のガイドレールの内面に沿って移動可能に前記第1のガイドレールの内部に設置される凸部を有していることを特徴とする請求項1に記載の果実発色促進装置。
  6. 前記鉛直面と平行をなすように拡散板が前記面状光源に近接して設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の果実発色促進装置。
  7. 前記面状光源は、複数の前記LEDが端部に設置された導光板によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の果実発色促進装置。
  8. 断熱材からなり、前記発光ユニットと前記第1のガイドレールと前記ガイド部材が内部に収容される筐体を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の果実発色促進装置。
JP2019048364A 2019-03-15 2019-03-15 果実発色促進装置 Active JP6781991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019048364A JP6781991B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 果実発色促進装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019048364A JP6781991B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 果実発色促進装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020146006A JP2020146006A (ja) 2020-09-17
JP6781991B2 true JP6781991B2 (ja) 2020-11-11

Family

ID=72429059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019048364A Active JP6781991B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 果実発色促進装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6781991B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022057363A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 Mirai株式会社 栽培環境制御装置
CN115777868B (zh) * 2022-12-20 2024-01-26 中国农业科学院果树研究所 一种果实着色促进装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020146006A (ja) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6781991B2 (ja) 果実発色促進装置
CA2630477A1 (en) Adjustable light distribution system
RU2010139765A (ru) Устройство для распределения света от множества источников для устранения видимых границ между ними, устройства для световой терапии, включающие такое устройство и способы
US11102937B2 (en) Plant growth lighting systems
US10764981B2 (en) Tunable LED light array for horticulture
KR20120028040A (ko) 고효율 식물 재배 장치
US20130100700A1 (en) Light-emitting device and cultivation method
EP3414994A1 (en) A lighting installation and corresponding method
US20180049421A1 (en) Pest control apparatus
JP6052662B2 (ja) 照明器具
JP6810312B2 (ja) 生物成長範囲に合わせた照明の可能な生物育成システム及び生物育成用照明装置
IT9019646A1 (it) Radiatore di luce tubolare girevole con piastre a superficie riflettente graduata
JP4835979B2 (ja) 植物育成用照明装置
US10718687B2 (en) Inspection unit for photochromic ophthalmic lenses
TW201735777A (zh) 植物栽培用之照明裝置、植物栽培裝置、植物栽培方法
JP2004049211A (ja) 照明装置を搭載した植物培養装置およびこれに用いる照明装置
WO2013031400A1 (ja) 照明装置および植物育成装置
JP5812965B2 (ja) 人工光利用型植物工場向け照明装置
JP2014117245A (ja) 植物栽培用パネルおよび植物栽培用照明装置
KR101175544B1 (ko) 식물 재배용 조명 장치
JP5936927B2 (ja) 照明装置
JP5864397B2 (ja) 人工光利用型植物工場向け照明装置の導光板及びその製造方法
JP3926911B2 (ja) 苗貯蔵装置
NL2002088C2 (en) Plant tissue cultivation LED lamp and plant cultivation bracket.
CN210568180U (zh) 一种高均匀度led透镜模组、发光结构以及led灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200326

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200326

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6781991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250