JP6779034B2 - 信号処理装置、及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、センサ信号を処理する信号処理装置に関する。
近年、車両などに搭載されるセンサの数が増加傾向にあり、常時単線出力のSENT方式のセンサ出力インターフェースが普及して来ている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。特許文献1では、複数のセンサ部がハーネスを介してエンジンコントロールユニットECUに接続されている。
特開2014−206444号公報
しかしながら、SENT方式の出力インターフェースに対応するセンサでは、シリアル通信でセンサ出力するため、センサ数に応じた数の信号線が必要となる。そのため、ECUにも、センサ数に応じた数の入力端子をECUに設けることが必要となる。このような問題に対して、特許文献1は何ら言及していない。
本発明は、上記の状況を鑑みて、センサ出力を転送する信号線の数を低減することができる信号処理装置、及び車両を提供することを目的とする。
本明細書中に開示された信号処理装置は、複数の入力端子に入力された各センサ信号に基づく出力信号を1つの出力端子から出力する信号処理装置であって、複数の前記センサ信号を前記出力信号に変換する信号変換部と、前記出力信号を前記出力端子に出力する送信部と、を備え、前記出力信号は、該出力信号に変換された前記センサ信号のセンサデータと、該センサ信号が入力された前記入力端子を特定する識別データと、を含むシリアル通信信号である構成(第1の構成)とされる。
上記第1の構成の信号処理装置において、前記出力信号は、SENT(single edge nibble transmission)フォーマットにエンコードされた信号である構成(第2の構成)にするとよい。
上記第1又は第2の構成の信号処理装置において、前記センサ信号は前記SENTフォーマットの信号である構成(第3の構成)にするとよい。
上記第1〜第3のいずれかの構成の信号処理装置において、前記センサデータは複数であって、前記識別データは、前記出力信号に変換された前記センサ信号が入力された前記入力端子の組み合わせをさらに示す構成(第4の構成)にするとよい。
上記第1〜第4のいずれかの構成の信号処理装置において、前記センサ信号に含まれる周波数信号の周波数を判定する周波数判定部をさらに備え、前記周波数判定部の判定結果は前記信号変換部に出力される構成(第5の構成)にするとよい。
上記第1〜第5のいずれかの構成の信号処理装置において、前記センサ信号に含まれる電圧信号の電圧値を判定する電圧値判定部をさらに備え、前記電圧判定部の判定結果は前記信号変換部に出力される構成(第6の構成)にするとよい。
上記第1〜第6のいずれかの構成の信号処理装置において、前記センサ信号に含まれる電流信号の電流値を判定する電流値判定部をさらに備え、前記電流判定部の判定結果は前記信号変換部に出力される構成(第7の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示された車両は、複数のセンサと、複数の入力端子に入力された前記複数のセンサの各センサ信号に基づく出力信号を1つの出力端子から出力する上記第1〜第7のいずれかの構成の信号処理装置と、前記出力信号が入力される制御装置と、を備える構成(第8の構成)とされる。
上記第8の構成の車両において、前記信号処理装置を前記センサに接続する第1信号線のうちの少なくともいずれかの長さは、前記信号処理装置を前記制御装置に接続する第2信号線の長さよりも短い構成(第9の構成)にするとよい。
上記第8又は第9の構成の車両において、前記信号処理装置は、複数の第1信号処理装置と、第2信号処理装置と、を有し、前記第1信号処理装置は、複数の前記入力端子に入力された各々の前記センサ信号に基づく第1出力信号を出力し、前記第2信号処理装置は、複数の前記第1信号処理装置から入力された各々の前記第1出力信号を第2出力信号に変換して前記出力端子から前記制御装置に出力する構成(第10の構成)にするとよい。
上記第10の構成の車両において、前記第1出力信号は、前記第1出力信号に変換された前記センサ信号の前記センサデータと、該センサ信号が入力された前記入力端子と前記第1出力信号を出力する前記第1信号処理装置とを特定する識別データと、を含むシリアル通信信号である構成(第11の構成)にするとよい。
上記第10又は第11の構成の車両において、前記第1信号処理装置を前記第2信号処理装置に接続する第3信号線のうちの少なくともいずれかの長さは、前記第2信号線の長さよりも短い構成(第12の構成)にするとよい。
本明細書中に開示されている信号処理装置、及び車両によれば、センサ出力を転送する信号線の数を低減することが可能となる。
第1実施形態に係るセンサシステムの構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係るセンサシステムを搭載した車両の一例である。 SENTフォーマットのデータ構造を示す図である。 第1実施形態における信号変換部での信号変換の一例を示す概念図である。 信号処理装置における識別データの一例を示す表である。 第1実施形態の変形例における信号変換部での信号変換の一例を示す概念図である。 第1実施形態の変形例における識別データの一例を示す表である。 第2実施形態に係るセンサシステムの構成例を示すブロック図である。 第2実施形態に係るセンサシステムを搭載した車両の一例である。 第2実施形態における信号処理装置での信号変換の一例を示す概念図である。 下位の信号処理装置が出力する中間出力信号における識別データの一例を示す表である。 他の下位の信号処理装置が出力する中間出力信号における識別データの一例を示す表である。 上位の信号処理装置が出力する出力信号における識別データの一例を示す表である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るセンサシステム100の構成例を示すブロック図である。図2は、第1実施形態に係るセンサシステム100を搭載した車両200の一例である。本構成例のセンサシステム100は、信号処理装置1と、センサ群2と、ECU(engine control unit)3と、を含む。
センサ群2はセンサ21〜26を含む。センサ21〜23はそれぞれ、たとえば、車両200の前方の障害物を検知するための超音波センサであり、車両200の左側前方、中央前方、右側前方に設けられている。センサ21〜23はそれぞれ、後述するSENT(single edge nibble transmission)方式の出力インターフェースに対応し、検出結果を示すセンサ信号S1〜S3をSENTフォーマットで出力する。センサ24〜26は、SENT方式の出力インターフェースに非対応である。センサ24は、たとえばカルマン渦式のエアフローセンサであり、周波数で検出結果を示すセンサ信号S4を出力する。センサ25は、たとえば圧力センサであり、電圧値で検出結果を示すセンサ信号S5を出力する。センサ26は、たとえば、日差しの強さを検出してその検出結果をエアーコンディショナの運転制御に用いる日射センサなどの光センサであり、電流値で検出結果を示すセンサ信号S6を出力する。
なお、センサ21〜26の種類は上述の例示に限定されない。また、上述の例示に限定されず、センサ群2に含まれるセンサの数は6以外の複数であってもよい。また、SENT方式の出力インターフェースに対応するセンサの数も3以外の複数又は1であってもよい。
信号処理装置1は、6つの入力端子CH1〜CH6と、1つの出力端子OUTと、信号変換部11と、出力I/F12と、周波数判定部14と、電圧値判定部15と、電流値判定部16と、を備える。信号処理装置1は、入力端子CH1〜CH6に入力された各センサ信号S1〜S6に基づく出力信号Soを1つの出力端子OUTから出力する。
入力端子CH1〜CH6はそれぞれ、ハーネス41〜46を介して、センサ21〜26と電気的に接続されている。入力端子CH1〜CH6には、センサ信号S1〜S6がそれぞれ入力される。センサ信号S1〜S3は、SENTフォーマットのシリアル通信信号であり、入力端子CH1〜CH3から信号変換部11に入力される。センサ信号S4は入力端子CH4から周波数判定部14に入力される。センサ信号S5は入力端子CH5から電圧値判定部15に入力される。センサ信号S6は入力端子CH6から電流値判定部16に入力される。なお、以下では、入力端子CH1〜CH6を総称して、入力端子CHと呼ぶことがある。また、センサ群2と接続される入力端子CHの数は、この例示に限定されず、センサ群2に含まれるセンサの数に応じた数であればよく、たとえば6以外の複数であってもよい。
信号処理装置1は、出力端子OUT及びハーネス5を介してECU3と電気的に接続され、ECU3とシリアル通信可能である。なお、信号処理装置1は、ECU3よりもセンサ群2により近い位置に配置されることが好ましく、ハーネス41〜46のうちの少なくともいずれかの長さはハーネス5の長さよりも短いことが好ましい。こうすれば、センサシステム100で用いられるハーネス41〜46、5の各長さ及び合計の長さをより短くすることができる。従って、各ハーネス41〜46、5の配線を簡素にでき、該配線に要する空間を削減して省スペース化することができる。また、製造コストを削減することもできる。
信号変換部11は、入力端子CH1〜CH6に入力された6つのセンサ信号S1〜S6を出力信号Soに変換する。なお、出力信号SoはSENTフォーマットにエンコードされたシリアル通信信号である。
出力I/F12は、信号変換部11で生成された出力信号Soを出力端子OUTに出力する送信部であり、出力信号Soを出力端子OUTを介してマイコン3にシリアル通信で送信する。
また、周波数判定部14、電圧値判定部15、及び電流値判定部16は、SENT方式に未対応のセンサ24〜26から出力されるセンサ信号S4〜S6に含まれる物理量を判定する物理データ判定部の例であり、該判定結果に基づく物理データを生成して信号変換部11に出力する。
すなわち、周波数判定部14は、センサ信号S4に含まれる周波数信号の周波数を判定し、判定結果を示す周波数データDfを信号変換部11に出力する。
電圧値判定部15は、センサ信号S5をアナログ/デジタル変換(所謂A/D変換)するA/Dコンバータ(不図示)を内蔵する。電圧値判定部15は、デジタル変換されたセンサ信号S5に含まれる電圧信号の電圧値を判定し、判定結果を示す電圧値データDvを信号変換部11に出力する。
電流値判定部16は、センサ信号S6に含まれる電流信号の電流値を判定し、判定結果を示す電流値データDiを信号変換部11に出力する。電流値判定部16は、たとえば、I/Vアンプ(不図示)と、電圧値判定部15とは別に設けられるA/Dコンバータ(不図示)及び電圧値判定回路(不図示)と、を有する。I/Vアンプは、センサ信号S6を電流/電圧変換(所謂I/V変換)する。A/Dコンバータは、I/V変換が行われたセンサ信号S6をアナログ/デジタル変換する。電圧値判定回路は、I/V変換及びA/D変換を行われたセンサ信号S6の電圧値を判定する。判定された電圧値を示すデータは電流値データDiとして信号変換部11に出力される。
仮に、SENT方式に未対応のセンサ出力をECU3に直接入力して処理する場合には、周波数、電圧値、電流値などの物理データに応じた様々な出力インターフェース及びそのデータ処理部をECU3に設ける必要があり、ECU3に掛かる負荷が増加する。対して、本実施形態のように、物理データ判定部14、15、16でセンサ信号S4〜S6に含まれる物理量を判定してその物理データDf、Dv、Diを生成しておけば、上述の様な出力インターフェース(入力端子を含む)及びそのデータ処理部をECU3に設けなくてもよい。従って、ECU3に掛かる負荷を軽減することができる。
以上に説明した構成によれば、信号処理装置1はセンサ信号S1〜S6を変換した出力信号Soを単線式の通信でECU3に転送できるので、ECU3にセンサ出力を転送する信号線の数を低減することができる。従って、ECU3に設ける入力端子の数、及び信号処理装置1とECU3との間を接続するハーネス5の数を低減できる。
(SENTフォーマット)
次に、SENTフォーマットについて説明する。SENTフォーマットは、単線式のデータ通信(つまりシリアル通信)で用いられるデータ形式である。図3は、SENTフォーマットのデータ構造を示す図である。
SENTフォーマットは、3〜90[μs]の範囲内で設定された単位周期(1tick)の基本クロック信号に同期して規定される。SENTフォーマットのシリアル通信信号が転送される際、同期/較正パルス(Sync)が送信される。その後、ステータスニブル(Status)、6パケット分のデータニブルData1〜Data6、及びCRC(Cyclic Redundancy Check)ニブル(4[bit])がニブル単位で順次送信される。なお、ニブル(nibble)は4[bit]に相当する情報量の単位である。
同期/較正パルス(SYNC)が出力される際、そのロー区間は5ticks以上とされ、全体で56ticksとされる。受信側では、同期/較正パルス(Sync)が56ticksを超えている場合、通信NGの判定が下される。
ステータスニブル(Status)では、任意に使用できる4[bit]のデータ信号が出力される。本実施形態では、SENTフォーマットの出力信号Soをシリアル通信で送信する際、識別データIDがステータスニブルにて出力される。該識別データIDは、データニブルData1〜Data6にて出力されるセンサデータを含むセンサ信号が入力された入力端子CHを特定するデータである。
6パケット分のデータニブルData1〜Data6では、全体として24[bit](=4[bit]×6[packet])のデータ信号を出力することが可能である。以下ではデータニブルData1〜Data6を総称して、データニブルDと呼ぶことがある。本実施形態では、SENTフォーマットの出力信号Soをシリアル通信で送信する際、センサ信号S1〜S6のセンサデータD1〜D6がデータニブルDにて出力される。なお、24[bit]のデータ信号は任意に切り分けすることができる。すなわち、総情報量が24[bit]以内であれば、複数のデータ信号を出力してもよいし、1つのデータ信号を出力してもよい。データニブルDで出力するセンサデータの割り振りは後述する。
CRCニブルでは、エラー検出に用いられるデータ信号が出力される。
(信号変換処理)
次に、信号変換部11での信号変換処理を説明する。図4は、第1実施形態における信号変換部11での信号変換の一例を示す概念図である。図5は、第1実施形態における識別データID1〜ID6の一例を示す表である。図5では、識別データID1〜ID6にそれぞれ対応付けられた入力端子CHを示している。識別データIDと入力端子CHとの対応関係を示す情報は信号処理装置1の図示しない不揮発性のメモリに格納されている。なお、以下では、識別データID1〜ID6を総称して、識別データIDと呼ぶことがある。
信号変換部11には、センサ信号S1〜S3、センサ信号S4の周波数データDf、センサ信号S5の電圧値データDv、及び、センサ信号S6の電流値データDiが入力される。信号変換部11は、まず、SENTフォーマットのセンサ信号S1〜S3をそれぞれデコードして、センサデータD1〜D3を抽出する。そして、信号変換部11は、センサデータD1〜3、周波数データDf、電圧値データDv、及び電流値データDiをSENTフォーマットにエンコードして出力信号So1〜So6にそれぞれ変換する。
出力信号So1〜So6はそれぞれ、センサ信号S1〜S6のセンサデータD1〜D3、Df、Dv、Diと、識別データID1〜ID6と、を含んでいる。識別データID1〜ID6はそれぞれ、センサ信号S1〜S6が入力された入力端子CH1〜CH6を特定するデータであり、図5のように対応付けられている。
出力信号So1がシリアル通信で転送される際、センサ信号S1が入力された入力端子CH1を特定する識別データID1がステータスニブルで出力され、センサデータD1がデータニブルDで出力される。出力信号So2、So3がシリアル通信で転送される際も同様である。
出力信号So4がシリアル通信で転送される際、センサ信号S4が入力された入力端子CH4を特定する識別データID4がステータスニブルで出力され、周波数データDfがデータニブルDで出力される。
出力信号So5がシリアル通信で転送される際、センサ信号S5が入力された入力端子CH5を特定する識別データID5がステータスニブルで出力され、電圧値データDvがデータニブルDで出力される。
出力信号So6がシリアル通信で転送される際、センサ信号S6が入力された入力端子CH6を特定する識別データID6がステータスニブルで出力され、電流値データDiがデータニブルDで出力される。
<第1実施形態の変形例>
なお、出力信号So1〜So6がシリアル通信で転送される際に、データニブルDで出力されるセンサデータD1〜D3、Df、Dv、Diはそれぞれ、図4のように単数であってもよいが、総情報量がデータニブルD全体のデータ容量(図2ではたとえば24[bit])以内に収まる限りにおいて複数であってもよい。図6は、第1実施形態の変形例における信号変換部11での信号変換の一例を示す概念図である。また、図7は、第1実施形態の変形例における識別データID1、ID2の一例を示す表である。図7の対応関係を示す情報は信号処理装置1の図示しない不揮発性のメモリに格納されている。
信号変換部11は、センサデータD1〜3をSENTフォーマットにエンコードして出力信号So1に変換する。また、信号変換部11は、周波数データDf、電圧値データDv、及び電流値データDiをSENTフォーマットにエンコードして出力信号So2に変換する。
出力信号So1は、識別データID1と、センサ信号S1〜S3のセンサデータD1〜D3と、を含んでいる。出力信号So2は、識別データID2と、センサ信号S4〜S6のセンサデータDf、Dv、Diと、を含んでいる。
図7に示すように、識別データID1は、出力信号So1に変換されたセンサ信号S1〜S3が入力された入力端子CH1〜CH3の組み合わせをデータニブルDでのセンサデータD1〜D3の出力順に示す。識別データID2は、出力信号So2に変換されたセンサ信号S4〜S6が入力された入力端子CH4〜CH6の組み合わせをデータニブルDでのセンサデータDf、Dv、Diの出力順に示す。
出力信号So1がシリアル通信で転送される際、識別データID1がステータスニブルで出力され、センサデータD1〜D3がデータニブルDで順次出力される。また、出力信号So2がシリアル通信で転送される際、識別データID2がステータスニブルで出力され、周波数データDf、電圧値データDv、電流値データDiがデータニブルDで順次出力される。
なお、出力信号So1、So2のデータニブルDで出力されるセンサデータの数はそれぞれ、図6及び図7の例示に限定されず、3以外の複数であってもよい。また、出力信号So1、So2のデータニブルDで出力されるセンサデータも図6及び図7の例示に限定されない。同じ出力信号SoのデータニブルDで出力されるセンサデータの組み合わせは該センサデータの種類に基づいてまとめられていてもよい。たとえば、該組み合わせは、センサデータの同じ物理量(周波数、電圧値、電流値)毎にまとめられてもよい。或いは、該組み合わせは、SENTフォーマットに対応するセンサ信号のセンサデータと、SENTフォーマットに対応しないセンサ信号のセンサデータと、に区別してまとめられてもよい。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、複数の信号処理装置110a、110b、120がセンサシステム100に設けられる。以下では、第1実施形態と異なる構成について説明する。また、第1実施形態と同様の構成部には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
図8は、第2実施形態に係るセンサシステム100の構成例を示すブロック図である。図9は、第2実施形態に係るセンサシステム100を搭載した車両200の一例である。本構成例のセンサシステム100では、信号処理装置1は、2つの信号処理装置110a、110bと、信号処理装置120と、を有する。なお、信号処理装置110a、110b、120の各構成は第1実施形態の信号処理装置1(図1参照)と同じである。そのため、これらの説明は割愛する。
また、以下では、下位の信号処理装置110aの入力端子CH1〜CH6、出力端子OUTをそれぞれLCH1a〜LCH6a、OUTaと呼ぶ。下位の信号処理装置110bの入力端子CH1〜CH6、出力端子OUTをLCH1b〜LCH6b、OUTbと呼ぶ。また、上位の信号処理装置120の入力端子CH1〜CH6をUCH1〜UCH6と呼ぶ。
センサ群2は、下位の信号処理装置110aと電気的に接続されシリアル通信可能であるセンサ21a〜26aと、下位の信号処理装置110bと電気的に接続されてシリアル通信可能であるセンサ21b〜23bと、を含む。センサ21a〜23aはそれぞれ、たとえば、車両200の前方の障害物を検知するための超音波センサであり、図9に示すように車両200の左側前方、中央前方、右側前方に設けられている。また、センサ21b〜23bはそれぞれ、たとえば、車両200の後方の障害物を検知するための超音波センサであり、図9に示すように車両200の左側後方、中央後方、右側後方に設けられている。センサ21a〜23a、21b〜23bはそれぞれ、SENT方式の出力インターフェースに対応し、検出結果を示すセンサ信号S1a〜S3a、S1b〜S3bをSENTフォーマットで出力する。
センサ24a〜26aはそれぞれ、SENTフォーマットに非対応のセンサである。センサ24aは、たとえばカルマン渦式のエアフローセンサであり、周波数で検出結果を示すセンサ信号S4aを出力する。センサ25aは、たとえば圧力センサであり、電圧値で検出結果を示すセンサ信号S5aを出力する。センサ26aは、たとえば光センサであり、電流値で検出結果を示すセンサ信号S6aを出力する。
なお、センサ群2に含まれるセンサの数及び種類は上述の例示に限定されない。また、SENT方式の出力インターフェースに対応するセンサの数及び種類も上述の例示に限定されない。
各信号処理装置110a、110b、120の接続関係は階層構造を有している。すなわち、センサ群2が接続された2つの下位の信号処理装置110a、110bは上位の信号処理装置120と電気的に接続されて、シリアル通信可能である。
下位の信号処理装置110aの入力端子LCH1a〜LCH6aはそれぞれ、ハーネス41a〜46aを介して、センサ21a〜26aと電気的に接続されている。下位の信号処理装置110aは、入力端子LCH1a〜LCH6aに入力された各々のセンサ信号S1a〜S6aに基づく中間出力信号Siaを生成して信号処理装置120に出力する。
下位の信号処理装置110bの入力端子LCH1b〜LCH3bはそれぞれ、ハーネス41b〜43bを介して、センサ21b〜23bと電気的に接続されている。下位の信号処理装置110bは、入力端子LCH1b〜LCH3bに入力された各々のセンサ信号S1b〜S3bに基づく中間出力信号Sibを生成して信号処理装置120に出力する。
上位の信号処理装置120の入力端子UCH1はハーネス61を介して下位の信号処理装置110aの出力端子OUTaと電気的に接続されてシリアル通信可能である。上位の信号処理装置110の入力端子UCH2はハーネス62を介して下位の信号処理装置110bの出力端子OUTbと電気的に接続されてシリアル通信可能である。上位の信号処理装置120は、出力端子OUT及びハーネス5を介してECU3と電気的に接続されてシリアル通信可能である。上位の信号処理装置120は、2つの信号処理装置110a、110bから入力された各々の中間出力信号Sia、Sibを出力信号Soに変換して出力端子OUTからECU3に出力する。
なお、信号処理装置110a、110bはECU3よりもセンサ群2により近い位置に配置されることが好ましく、ハーネス41a〜46a及び41b〜43bのうちの少なくともいずれかの長さはハーネス61、62の長さよりも短いことが好ましい。また、ハーネス61、62の長さの少なくともいずれかの長さはハーネス5の長さよりも短いことが好ましい。こうすれば、センサシステム100で用いられる各ハーネス41a〜46a、41b〜43b、5、61、62の各長さ及び合計の長さをより短くすることができる。従って、各ハーネス41a〜46a、41b〜43b、5、61、62の配線を簡素にでき、該配線に要する空間を削減して省スペース化することができる。また、製造コストを削減することもできる。
(信号変換処理)
次に、上位の信号処理装置120及び下位の信号処理装置110a、110bを有する信号処理装置1での信号変換処理を説明する。図10は、第2実施形態における信号処理装置1での信号変換の一例を示す概念図である。図11A〜図11Cは信号処理装置1における識別データIDの一例を示す表である。図11Aは、下位の信号処理装置110aが出力する中間出力信号Siaにおける識別データid1a〜id6aの一例を示す表である。図11Bは、他の下位の信号処理装置110bが出力する中間出力信号Sibにおける識別データid1b〜id3bの一例を示す表である。図11Cは、上位の信号処理装置120の出力信号Soにおける識別データID1〜ID3の一例を示す表である。なお、図11Aの対応関係を示す情報は信号処理装置110a、120の図示しない不揮発性のメモリに格納され、図11Bの対応関係を示す情報は信号処理装置110b、120の図示しない不揮発性のメモリに格納されている。また、図11Cの対応関係を示す情報は信号処理装置120の図示しない不揮発性のメモリに格納されている。
下位の信号処理装置110aでは、まず、SENTフォーマットのセンサ信号S1a〜S3aがそれぞれデコードされて、そのセンサデータD1a〜D3a、が抽出される。そして、センサデータD1a〜D3a、Df、Dv、Diが、それぞれ、SENTフォーマットにエンコードされて、中間出力信号Sia1〜Sia6に変換される。
中間出力信号Sia1〜Sia6はそれぞれ、センサ信号S1a〜S6aのセンサデータD1a〜D3a、Df、Dv、Diと、識別データid1a〜id6aと、を含むシリアル通信信号である。識別データid1a〜id6aはそれぞれ、センサ信号S1a〜S6aが入力された入力端子LCH1a〜LCH6aを特定するデータであり、図11Aのように対応付けられている。
出力信号Sia1がシリアル通信で上位の信号処理装置120に転送される際、センサ信号S1aが入力された入力端子LCH1aを特定する識別データid1aがステータスニブルで出力され、センサデータD1aがデータニブルDで出力される。出力信号Sia2〜Sia6がシリアル通信で上位の信号処理装置120に転送される際も同様である。
また、下位の信号処理装置110bは、下位の信号処理装置110aと同様にして、センサ信号S1b〜S3bをSENTフォーマットの中間出力信号Sib1〜Sib3に変換する。そして、下位の信号処理装置110bは、中間出力信号Sib1〜Sib3を上位の信号処理装置120にシリアル通信で転送する。
次に、上位の信号処理装置120では、まず、SENTフォーマットの中間出力信号Sia1〜Sia6及びSib1〜Sib3がそれぞれデコードされて、それらのセンサデータD1a〜D3a、Df、Dv、Di、D1b〜D3bが抽出される。そして、センサデータD1a〜D3a、Df、Dv、Di、D1b〜D3bが、それぞれSENTフォーマットにエンコードされて、出力信号So1〜So3にそれぞれ変換される。
出力信号So1は、識別データID1と、センサ信号S1a〜S3aのセンサデータD1a〜D3aと、を含んでいる。識別データID1は、図11Cに示すように、出力信号So1に変換された中間出力信号Sia1〜Sia3の識別データida1〜ida3をデータニブルDでのセンサデータD1a〜D3aの出力順に示す。出力信号So1がシリアル通信で転送される際、識別データID1がステータスニブルで出力され、センサデータD1a〜D3aがデータニブルDで順次出力される。
出力信号So2は、識別データID2と、センサ信号S4a〜S6aのセンサデータDf、Dv、Diと、を含んでいる。識別データID2は、図11Cに示すように、出力信号So2に変換された中間出力信号Sia4〜Sia6の識別データida4〜ida6をデータニブルDでのセンサデータDf、Dv、Diの出力順に示す。出力信号So2がシリアル通信で転送される際、識別データID2がステータスニブルで出力され、周波数データDf、電圧値データDv、電流値データDiがデータニブルDで順次出力される。
出力信号So3は、識別データID3と、センサ信号S1b〜S3bのセンサデータD1b〜D3bと、を含んでいる。識別データID3は、図11Cに示すように、出力信号So3に変換された中間出力信号Sib1〜Sib3の識別データidb1〜idb3をデータニブルDでのセンサデータD1b〜D3bの出力順に示す。出力信号So3がシリアル通信で転送される際、識別データID3がステータスニブルで出力され、センサデータD1b〜D3bがデータニブルDで順次出力される。
なお、出力信号So1〜So3のデータニブルDで出力されるセンサデータの数はそれぞれ、図10の例示に限定されず、3以外の複数であってもよい。また、出力信号So1、So2のデータニブルDで出力されるセンサデータも、図10の例示に限定されない。同じ出力信号SoのデータニブルDで出力されるセンサデータの組み合わせは該センサデータの種類に基づいてまとめられていてもよい。たとえば、該組み合わせは、センサデータの同じ又は関連する物理量(周波数、電圧値、電流値)毎にまとめられてもよい。或いは、該組み合わせは、SENTフォーマットに対応するセンサ信号のセンサデータとSENTフォーマットに対応しないセンサ信号のセンサデータとに区別してまとめられてもよい。
また、以上に説明した本実施形態の構成において信号処理装置110a、110b、120はそれぞれ、本実施形態に限定されず、それぞれ異なる構成であってもよい。たとえば、信号処理装置120、110bは、少なくとも信号変換部11及び出力I/F12を有していればよい。
また、信号処理装置1における階層構造も本実施形態に限定されない。上位の信号処理装置1に接続される下位の信号処理装置1はたとえば、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。信号処理装置1における階層構造は3層以上であってもよい。
(本発明の適用例)
本発明は、たとえば図2及び図9に示すように、車両200に搭載されるセンサ群2のセンサ出力を信号処理装置1にて出力信号Soに変換して、該出力信号Soを単線式のデータ通信によってECU3に出力する構成に好適に適用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、上述の実施形態は例示であり、その各構成要素及び各処理の組み合わせに色々な変形が可能であり、本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本明細書中に開示されている発明は、複数のセンサから出力されるセンサ信号がECUなどの制御装置に入力されるシステムに利用することが可能である。
100 センサシステム
200 車両
1、110、120 信号処理装置
11 信号変換部
12 出力I/F
14 周波数判定部
15 電圧値判定部
16 電流値判定部
2 センサ群
21〜26 センサ
3 ECU
41〜46、5、61、62 ハーネス
S1〜S6 センサ信号
Sia、Sib 中間出力信号
So 出力信号

Claims (11)

  1. 複数の入力端子に入力された各センサ信号に基づく出力信号を1つの出力端子から出力する信号処理装置であって、
    複数の前記センサ信号を前記出力信号に変換する信号変換部と、
    前記出力信号を前記出力端子に出力する送信部と、
    を備え、
    前記出力信号は、該出力信号に変換された前記センサ信号のセンサデータと、該センサ信号が入力された前記入力端子を特定する識別データと、を含むシリアル通信信号であり、
    前記センサデータは複数であって、
    前記識別データは、前記出力信号に変換された前記センサ信号が入力された前記入力端子の組み合わせをさらに示すことを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記出力信号は、SENTフォーマットにエンコードされた信号であることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記センサ信号は前記SENTフォーマットの信号であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記センサ信号に含まれる周波数信号の周波数を判定する周波数判定部をさらに備え、
    前記周波数判定部の判定結果は前記信号変換部に出力されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の信号処理装置。
  5. 前記センサ信号に含まれる電圧信号の電圧値を判定する電圧値判定部をさらに備え、
    前記電圧判定部の判定結果は前記信号変換部に出力されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の信号処理装置。
  6. 前記センサ信号に含まれる電流信号の電流値を判定する電流値判定部をさらに備え、
    前記電流判定部の判定結果は前記信号変換部に出力されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の信号処理装置。
  7. 複数のセンサと、
    複数の入力端子に入力された前記複数のセンサの各センサ信号に基づく出力信号を1つの出力端子から出力する請求項1〜請求項のいずれかに記載の信号処理装置と、
    前記出力信号が入力される制御装置と、
    を備えることを特徴とする車両。
  8. 前記信号処理装置を前記センサに接続する第1信号線のうちの少なくともいずれかの長さは、前記信号処理装置を前記制御装置に接続する第2信号線の長さよりも短いことを特徴とする請求項に記載の車両。
  9. 前記信号処理装置は、複数の第1信号処理装置と、第2信号処理装置と、を有し、
    前記第1信号処理装置は、複数の前記入力端子に入力された各々の前記センサ信号に基づく第1出力信号を出力し、
    前記第2信号処理装置は、複数の前記第1信号処理装置から入力された各々の前記第1出力信号を第2出力信号に変換して前記出力端子から前記制御装置に出力することを特徴とする請求項又は請求項に記載の車両。
  10. 前記第1出力信号は、前記第1出力信号に変換された前記センサ信号の前記センサデータと、該センサ信号が入力された前記入力端子と前記第1出力信号を出力する前記第1信号処理装置とを特定する識別データと、を含むシリアル通信信号であることを特徴とする請求項に記載の車両。
  11. 前記第1信号処理装置を前記第2信号処理装置に接続する第3信号線のうちの少なくともいずれかの長さは、前記第2信号線の長さよりも短いことを特徴とする請求項又は請求項10に記載の車両。
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