JP6776266B2 - 共有無線周波数スペクトル動作のための発展型マシンタイプコミュニケーション設計 - Google Patents

共有無線周波数スペクトル動作のための発展型マシンタイプコミュニケーション設計 Download PDF

Info

Publication number
JP6776266B2
JP6776266B2 JP2017555273A JP2017555273A JP6776266B2 JP 6776266 B2 JP6776266 B2 JP 6776266B2 JP 2017555273 A JP2017555273 A JP 2017555273A JP 2017555273 A JP2017555273 A JP 2017555273A JP 6776266 B2 JP6776266 B2 JP 6776266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mtc
narrowband
cca
region
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017555273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018513653A5 (ja
JP2018513653A (ja
Inventor
シュ、ハオ
チェン、ワンシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2018513653A publication Critical patent/JP2018513653A/ja
Publication of JP2018513653A5 publication Critical patent/JP2018513653A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6776266B2 publication Critical patent/JP6776266B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

関連出願への相互参照
[0001]本願は、2015年4月24日に出願された米国仮特許出願第62/152,768号の優先権を主張する、2016年3月14日に出願された米国特許出願第15/068,789号の優先権を主張し、これらは、その全体がここでの参照により本明細書に明確に組み込まれている。
[0002]本開示のある特定の態様は、一般にワイヤレス通信に関し、さらに詳細には、共有無線周波数スペクトル(SRFS:shared radio frequency spectrum)における(1つまたは複数の)発展型または拡張型マシンタイプコミュニケーション(eMTC:evolved or enhanced machine type communication(s))動作に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、データなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))/LTEアドバンストシステムおよび直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004]一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して、1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005]ワイヤレス通信ネットワークは、多数のワイヤレスデバイスのための通信をサポートすることができる多数の基地局を含み得る。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE)を含み得る。いくつかのUEは、基地局、別の遠隔デバイス、または何らかの他のエンティティと通信し得る、遠隔デバイスを含み得るマシンタイプコミュニケーション(MTC)UEであると考えられ得る。マシンタイプコミュニケーション(MTC)は、通信の少なくとも一端に少なくとも1つの遠隔デバイスを伴う通信を指し得、ヒューマンインタラクション(human interaction)を必ずしも必要としない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形態を含み得る。MTC UEは、例えば、公衆移動通信網(PLMN:Public Land Mobile Networks)を通じて、MTCサーバおよび/または他のMTCデバイスとのMTC通信が可能であるUEを含み得る。
[0006]共有無線周波数スペクトル(SRFS)は、ライセンス不要である(unlicensed)無線周波数スペクトルを含み、したがって、例えば、IEEE802.11規格の複数のバージョンに従って動作するWi−Fiデバイスを含む、多数および様々なデバイスによって使用可能である。SRFSを利用するデバイスは、リッスンビフォアトーク(LBT:listen before talk)動作を実行し得る。LBTは、一般に、周波数帯域上で短い時間期間の間受信し、その周波数帯域上で送信する前に、他のデバイスがその周波数帯域上で送信していないことを決定する動作である。
[0007]本開示のある特定の態様は、マシンタイプコミュニケーション(MTC)UEおよび発展型マシンタイプコミュニケーション(eMTC)UEなどの、ある特定のデバイスのために共有無線周波数スペクトル(SRFS)を利用するための技法および装置を提供する。
[0008]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用する基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、一般に、1つまたは複数の狭帯域領域を含むSRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA:channel clear assessment)を実行することと、これら狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信することとを含む。
[0009]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、一般に、基地局(BS)から、MTC UEがBSと通信するために使用するための(for the MTC UE to use for communicating with the BS)SRFS帯域の狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信することと、この狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)を実行することなく、この狭帯域領域でBSと通信することとを含む。
[0010]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、一般に、SRFS帯域の狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することと、この狭帯域領域で基地局(BS)と通信することとを含む。
[0011]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、1つまたは複数の狭帯域領域を含むSRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA)を実行することと、これら狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。この装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリをさらに含み得る。
[0012]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、基地局(BS)から、MTC UEがBSと通信するために使用するためのSRFS帯域の狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信することと、この狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することなく、この狭帯域領域でBSと通信することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。この装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリをさらに含み得る。
[0013]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、SRFS帯域の狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することと、この狭帯域領域で基地局(BS)と通信することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。この装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリをさらに含み得る。
[0014]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、1つまたは複数の狭帯域領域を含むSRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA)を実行するための手段と、これら狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信するための手段とを含む。
[0015]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、基地局(BS)から、MTC UEがBSと通信するために使用するためのSRFS帯域の狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信するための手段と、この狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することなく、この狭帯域領域でBSと通信するための手段とを含む。
[0016]本開示のある特定の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、SRFS帯域の狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行するための手段と、この狭帯域領域で基地局(BS)と通信するための手段とを含む。
[0017]本開示のある特定の態様は、コンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体を提供する。このコンピュータ実行可能コードは、一般に、1つまたは複数の狭帯域領域を含むSRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA)を実行するためのコードと、これら狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信するためのコードとを含む。
[0018]本開示のある特定の態様は、コンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体を提供する。このコンピュータ実行可能コードは、一般に、基地局(BS)から、MTC UEがBSと通信するために使用するためのSRFS帯域の狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信するためのコードと、この狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することなく、この狭帯域領域でBSと通信するためのコードとを含む。
[0019]本開示のある特定の態様は、コンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体を提供する。このコンピュータ実行可能コードは、一般に、SRFS帯域の狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行するためのコードと、この狭帯域領域で基地局(BS)と通信するためのコードとを含む。
[0020]図1は、本開示のある特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークの例を概念的に例示するブロック図である。 [0021]図2は、本開示のある特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるユーザ機器(UE)と通信状態にある基地局の例を概念的に例示するブロック図を示す。 [0022]図3は、本開示のある特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 [0023]図4は、通常のサイクリックプレフィクス(normal cyclic prefix)を有する2つの例示的なサブフレームフォーマットを概念的に例示するブロック図である。 [0024]図5は、本開示のある特定の態様による、eMTCのための例示的なサブフレーム構成を例示する。 [0025]図6Aは、本開示のある特定の態様による、LTEのような広帯域システム内のMTC共存の例を例示する。 [0025]図6Bは、本開示のある特定の態様による、LTEのような広帯域システム内のMTC共存の例を例示する。 [0026]図7は、本開示のある特定の態様による、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための実例的な動作を例示する。 [0027]図8は、本開示のある特定の態様による、MTCユーザ機器(UE)による、ワイヤレス通信のための実例的な動作を例示する。 [0028]図9は、本開示のある特定の態様による、MTCユーザ機器(UE)による、ワイヤレス通信のための実例的な動作を例示する。
発明の詳細な説明
[0029]本開示の態様は、共有無線周波数スペクトル(SRFS)を使用する基地局(BS)とマシンタイプコミュニケーション(MTC)ベースのユーザ機器(UE)の間の通信を可能にするのに役立ち得る技法を提供する。例えば、これら技法は、BSとMTC UEの間の通信のために狭帯域(例えば、6個の物理リソースブロック(PRB))領域を確保する(reserving)ための技法を提供し得る。SRFSの狭帯域領域で通信しながら、LBTの一種である、クリアチャネルアセスメント(CCA)を実行するための技法がまた、提供される。
[0030]ここで使用される場合、「狭帯域領域(narrowband region)」は、より大きいシステム帯域幅のうちの1.08MHz(例えば、6個のリソースブロック(RB))の狭帯域領域、および/または、より広いシステム帯域幅のうちのより小さい狭帯域領域(例えば、180kHz)を指し得る。ここで使用される場合、LTEリリース13(Rel−13)の狭帯域モノのインターネット(NB−IOT:narrowband internet of things )は、より広いシステム帯域幅のうちの180kHzの狭帯域領域を指し得る。
[0031]ここで使用される場合、「MTC」は、NB−IOTなどのモノのインターネットまたは(1つまたは複数の)マシンタイプコミュニケーションを指し得る。MTC UEは、一般に、請求システムコンピュータ(billing system computers)に電気使用量データを報告する電気メータなどの、無線ネットワークを介して通信するが、ユーザに通信を直接伝達するためには通常は(regularly)使用されないUEを指す。ここで使用される場合、「MTC UE」という用語は、システム帯域幅全体を利用するMTC UE(例えば、LTEリリース12(Rel−12)MTC UE)、より大きいシステム帯域幅のうちの1.08MHzの狭帯域領域を利用するMTC UE(例えば、LTEリリース13(Rel−13)拡張型または発展型MTC(eMTC) UE)、および/またはより広いシステム帯域幅のうちのより小さい狭帯域領域(例えば、180kHz)を利用するMTC UE(例えば、Rel−13 NB−IOT MTC UE)を指し得る。本開示の複数の態様が、便宜上、より大きいシステム帯域幅のうちの1.08MHz(例えば、6個のRB)の狭帯域領域を利用するMTC UEの観点から説明される一方で、これらの説明は、本開示を限定するものではない。本開示の態様は、システム帯域幅全体を利用するMTC UE、より大きいシステム帯域幅のうちの1.08MHzの狭帯域領域を利用するMTC UE、およびより広いシステム帯域幅のうちのより小さい狭帯域領域(例えば、180kHz)を利用するMTC UEとともに利用され得る。MTC UEは、センサ、モニタ、メータ、ロケーションタグ(location tags)、セキュリティデバイス、ロボット/ロボティックデバイス、ドローンなどのデバイスを含む。MTC UEのような、ある特定のデバイスのカバレッジを拡張するために、ある特定の送信が送信のバンドル(a bundle of transmissions)として送られるとともに、例えば、同じ情報が複数のサブフレームにわたって送信される、「バンドリング(bundling)」が利用され得る。
[0032]ここで説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの様々なワイヤレス通信ネットワークおよび他のネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば交換可能に用いられる。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術をインプリメントし得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)(登録商標)のような無線技術をインプリメントし得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術をインプリメントし得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方において、3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを用い、アップリンク上ではSC−FDMAを用いる、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に記載されている。ここで説明される技法は、上述されたワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明瞭さのために、これら技法のある特定の態様は、LTE/LTE−アドバンストについて以下に説明され、LTE/LTE−アドバンスト用語が、以下の説明の大部分で使用される。LTEおよびLTE−Aは、概して、LTEと呼ばれる。
[0033]図1は、本開示の態様が実施され得る実例的なワイヤレス通信ネットワーク100を例示する。例えば、ここで提示される技法は、図1に示されるUEおよびBSが、狭帯域(例えば、6個のPRB)ベースの探索空間を使用して、マシンタイプ物理ダウンリンク制御チャネル(mPDCCH)上で通信するのに役立つように使用され得る。
[0034]ネットワーク100は、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアにサービス提供するeNBサブシステムを指すことができる。
[0035]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとのアソシエーションを有するUE(例えば、限定加入者グループ(CSG)中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれ得る。図1に示される例では、eNB 110aは、マクロセル102aのためのマクロeNBであり得、eNB 110bは、ピコセル102bのためのピコeNBであり得、eNB 110cは、フェムトセル102cのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(例えば、3つの)セルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」および「セル」という用語は、ここで交換可能に用いられ得る。
[0036]ワイヤレスネットワーク100はまた中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、このデータの送信をダウンストリーム局(例えば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継することができるUEであり得る。図1に示される例では、中継局110dは、eNB 110aとUE 120dの間の通信を容易にするために、マクロeNB 110aおよびUE 120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
[0037]ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなど、を含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および干渉に対する異なる影響を有し得る。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、5〜40ワット)を有し得、一方、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、より低い送信電力レベル(例えば、0.1〜2ワット)を有し得る。
[0038]ネットワークコントローラ130が、eNBのセットに結合し得、これらのeNBに対して調整(coordination)および制御を提供し得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してこれらeNBと通信し得る。これらeNBはまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接的または間接的に、互いに通信し得る。
[0039]UE 120(例えば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分布され得、各UEは、固定またはモバイルであり得る。UEは、アクセス端末、端末、モバイル局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEのいくつかの例は、セルラ電話(例えば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、タブレット、ラップトップコンピュータ、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートブレスレット、スマートクロージング、スマート眼鏡、スマートゴーグル、ヘッドアップディスプレイ)、ロボット/ロボティックデバイス、ドローン、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽プレーヤ、ゲームデバイス)、カメラ、ナビゲーションデバイス、車両用デバイス、医療デバイス、ヘルスケアデバイスなどを含み得る。図1では、両矢印付きの実線は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービス提供するように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の潜在的に干渉する送信を示す。
[0040]図2は、基地局/eNB 110およびUE 120の設計のブロック図を示し、これらは、図1における基地局/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る。基地局110は、T個のアンテナ234a〜234tを装備し得、UE 120は、R個のアンテナ252a〜252rを装備し得、ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
[0041]基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUEのためにデータソース212からデータを受信し、UEから受信されたCQIに基づいて、各UEのために1つまたは複数の変調およびコーディングスキーム(MCS)を選択し、各UEのためのデータを、そのUEのために選択された(1つまたは複数の)MCSに基づいて処理(例えば、符号化および変調)し、全てのUEのためのデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、(例えば、SRPIなどについての)システム情報および制御情報(例えば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。プロセッサ220はまた、同期信号(例えば、PSSおよびSSS)および基準信号(例えば、CRS)のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し得、T個の変調器(MOD)232a〜232tにT個の出力シンボルストリームを提供し得る。各変調器232は、(例えば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、この出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a〜234tを介して送信され得る。
[0042]UE 120において、アンテナ252a〜252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信された信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに提供し得る。各復調器254は、その受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、(例えば、OFDMなどのために)これら入力サンプルをさらに処理して、受信されたシンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、R個全ての復調器254a〜254rから、受信されたシンボルを取得し、適用可能な場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE 120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを決定し得る。
[0043]アップリンク上では、UE 120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ280からの(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備える報告のための)制御情報を受信し、処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(例えば、SC−FDM、OFDMなどのために)変調器254a〜254rによってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE 120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE 120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130へ通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
[0044]コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ基地局110およびUE 120における動作を指示し得る。例えば、基地局110におけるコントローラ/プロセッサ240、および/または、他のコントローラ、プロセッサおよびモジュールは、例えば、図7に示される動作700を指示することを実行し得る。同様に、UE 120におけるコントローラ/プロセッサ280、および/または、他のコントローラ、プロセッサおよびモジュールは、例えば、図8に示される動作800および図9に示される動作900を実行または指示し得る。メモリ242および282は、それぞれ基地局110およびUE 120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングし得る。
[0045]図3は、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々についての送信タイムラインは、無線フレームの単位に分割され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、例えば、(図3に示されるような)通常のサイクリックプレフィクスの場合は7個のシンボル期間、または拡張されたサイクリックプレフィクスの場合は6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスを割り当てられ得る。
[0046]LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされるセルごとに、システム帯域幅の中心におけるダウンリンク上でプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示されるように、通常のサイクリックプレフィクスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5における、それぞれ、シンボル期間6および5において送信され得る。PSSおよびSSSは、セルの探索および捕捉(cell search and acquisition)のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされるセルごとに、システム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのある特定のシンボル期間で送信され得、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用され得る。eNBはまた、ある特定の無線フレームのスロット1におけるシンボル期間0〜3において、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、何らかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、ある特定のサブフレームにおける物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でシステム情報ブロック(SIB)のような他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間における物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bは、サブフレームごとに設定可能(configurable)であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間におけるPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
[0047]図4は、通常のサイクリックプレフィクスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、複数のリソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいて12個のサブキャリアをカバーし得、多数のリソースエレメントを含み得る。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし得、1つの変調シンボルを送るために使用され得、それは、実数値または複素数値であり得る。
[0048]サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナに対して使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11において、アンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、例えば、セル識別(ID)に基づいて生成された、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソースエレメントについて、アンテナaから、このリソースエレメント上で変調シンボルが送信され得、他のアンテナからは、何れの変調シンボルもこのリソースエレメント上では送信され得ない。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナで使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11においてアンテナ0および1から、およびシンボル期間1および8においてアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410および420の両方について、CRSは、均等に間隔が空けられたサブキャリア上で送信され得、これは、セルIDに基づいて決定され得る。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じまたは異なるサブキャリア上で送信され得る。サブフレームフォーマット410および420の両方について、CRSのために使用されないリソースエレメントは、データ(例えば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
[0049]LTEにおけるPSS、SSS、CRSおよびPBCHは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する、3GPP TS 36.211で説明されており、これは公に入手可能である。
[0050]インタレース構造が、LTEにおけるFDDについてのダウンリンクおよびアップリンクの各々のために使用され得る。例えば、0〜Q−1のインデックスをもつQ個のインタレースが定義され得、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しくなり得る。各インタレースは、Q個のフレームによって間隔を置かれているサブフレームを含み得る。具体的には、インタレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含み得、ここで、q∈{0,...,Q−1}である。
[0051]ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(例えば、eNB)は、パケットが受信機(例えば、UE)によって正しく復号されるか、または何らかの他の終了条件が発生するまで、このパケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQの場合、パケットの全ての送信が、単一のインタレースのサブフレームで送られ得る。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレームで送られ得る。
[0052]1つのUEが、複数のeNBのカバレッジ内に位置し得る。これらeNBのうちの1つが、UEにサービス提供するために選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失などの様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音および干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、または基準信号受信品質(RSRQ)、または何らかの他の測定基準(metrics)によって定量化され得る。UEは、このUEが1つまたは複数の干渉するeNBからの高い干渉を観測し得る支配的な干渉シナリオで動作し得る。
マシンタイプコミュニケーションのための実例的な制御チャネル設計
[0053]上述されたように、本開示の態様は、より大きいシステム帯域幅のうちの狭帯域領域を使用し得るマシンタイプコミュニケーション(MTC)デバイスに制御チャネルをシグナリングするための技法を提供する。このような狭帯域領域は、例えば、1.08MHz(例えば、6個のRB)の帯域幅を有するRel−13 eMTC狭帯域、または180kHz(例えば、1個のRB)の帯域幅を有するRel−13 NB−IOT狭帯域であり得る。
[0054]従来のLTE設計(例えば、レガシー「非MTC(non MTC)」デバイス)について)の焦点は、スペクトル効率の改善、ユビキタスカバレッジ、強化されたサービス品質(QoS)サポートにあった。現在のLTEシステムのダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)のリンクバジェットは、比較的大きいDLおよびULリンクバジェットをサポートし得る、最先端のスマートフォンおよびタブレットなどの、ハイエンドデバイスのカバレッジ用に設計されている。
[0055]しかしながら、低コスト、低レートのデバイスも同様にサポートされることが望ましい。例えば、ある特定の規格(例えば、LTEリリース12)は、一般に、低コスト設計またはマシンタイプコミュニケーションをターゲットとした、新しいタイプのUE(カテゴリ0 UEと呼ばれる)を導入した。マシンタイプコミュニケーション(MTC)では、限られた量の情報のみが交換される必要があり得るので、様々な要件は緩和され得る。例えば、最大帯域幅が(レガシーUEに比べて)低減され得る、単一の受信無線周波数(RF)チェーンが使用され得る、ピークレートが低減され得る(例えば、トランスポートブロックサイズについて最大100ビット)、送信電力が低減され得る、ランク1送信が使用され得る、および半二重動作(half duplex operation)が実行され得る。
[0056]いくつかのケースでは、半二重動作が実行される場合、MTC UEは、送信から受信へ(または受信から送信へ)遷移するために、緩和された切り替え時間を有し得る。例えば、切り替え時間は、通常のUEについての20μsから、MTC UEについての1msに緩和され得る。リリース12MTC UEは、依然として、通常のUEと同じ方法でダウンリンク(DL)制御チャネルをモニタし得、例えば、最初の数個のシンボルにおける広帯域制御チャネル(例えば、PDCCH)のみならず、比較的狭帯域を占有するが、サブフレーム長に及ぶ(spanning)狭帯域制御チャネル(例えば、ePDCCH)をモニタする。
[0057]ある特定の規格(例えば、LTEリリース13)は、ここで拡張型MTC(またはeMTC)と呼ばれる、様々な追加のMTC拡張のためのサポートを導入し得る。例えば、eMTCは、MTC UEに最大15dBまでのカバレッジ拡張を提供し得、これは、例えば、様々なチャネル(例えば、PDSCH、PUSCH、PRACH、および/またはMPDCCH)の送信時間間隔(TTI)バンドリングによって達成され得る。
[0058]図5のサブフレーム構造500において例示されるように、eMTC UEは、より広いシステム帯域幅(例えば、1.4/3/5/10/15/20MHz)で動作しながら、狭帯域動作をサポートすることができる。図5に例示される例では、従来のレガシー制御領域510は、最初の数個のシンボルのシステム帯域幅に及び得、一方、システム帯域幅の狭帯域領域530(データ領域520の幅の狭い部分に及ぶ)は、MTC物理ダウンリンク制御チャネル(ここでmPDCCHと呼ばれる)のためと、MTC物理ダウンリンク共有チャネル(ここでmPDSCHと呼ばれる)のために確保され得る。いくつかのケースでは、狭帯域領域をモニタするMTC UEは、1.4MHzまたは6個のリソースブロック(RB)において動作し得、復調のために復調基準信号(DM−RS)を使用し得る。
[0059]しかしながら、上述されたように、eMTC UEは、6個のRBよりも大きい帯域幅を有するセルの中で動作することが可能であり得る。このより大きい帯域幅内で、各eMTC UEは、依然として、6個の物理リソースブロック(PRB)の制約に従いながら動作(例えば、モニタ/受信/送信)し得る。いくつかのケースでは、異なるeMTC UEは、(例えば、各々が6個のPRBブロックに及ぶ)異なる狭帯域領域によってサービス提供され得る。
[0060]リリース11では、拡張型物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)が導入された。サブフレームにおける最初の数個のシンボルに及ぶPDCCHとは対照的に、ePDCCHは、周波数分割多重化(FDM)ベースであり、サブフレーム全体(のシンボル)に及ぶ。加えて、従来のPDCCH CRSサポートと比較して、ePDCCHは、DM−RSのみをサポートし得る。
[0061]いくつかのケースでは、ePDCCHは、UEに固有に構成され(UE-specifically configured)得る。例えば、ネットワークにおける各UEは、そのUEに向けられたePDCCHのための異なるセットのリソースをモニタするように構成され得る。加えて、ePDCCHは、2つの動作モードをサポートする:単一のプレコーダ(precoder)が各PRBに適用される局所ePDCCH、および2つのプレコーダが各PRBペア内の割り振られたリソースを循環する(cycle through)分散ePDCCH。
[0062]ePDCCHは、拡張リソースエレメントグループ(eREG)および拡張制御チャネルエレメント(eCCE)に基づいて構築され得る。一般に、eREGは、最大量のDM−RS(例えば、通常のサイクリックプレフィクスを使用するサブフレームでは24個のDM−RS RE、および拡張サイクリックプレフィクスを使用するサブフレームでは16個のDM−RS RE)を仮定すると、DM−RS REを除外すること、および任意の非DM−RS RE(DM−RSを搬送しない(do not carry)RE)を含むことによって定義される。したがって、通常のサイクリックプレフィクスを使用するサブフレームでは、ePDCCHのために利用可能なeREGの数は、144個(12個のサブキャリア×14個のシンボル−24個のDM−RS=144個のRE)であり、拡張サイクリックプレフィクスでは、ePDCCHのために利用可能なREの数は、128個(12個のサブキャリア*12個のシンボル−16個のDM−RS=128個のRE)である。
[0063]いくつかのケースでは、PRBペアは、サブフレームタイプ、サイクリックプレフィクスタイプ、PRBペアインデックス、サブフレームインデックスなどにかかわらず、16個のeREGに分割される。したがって、通常のサイクリックプレフィクスを使用するサブフレームでは、eREG当たり9個のREが存在し、拡張サイクリックプレフィクスを使用するサブフレームでは、eREG当たり8個のREが存在する。いくつかのケースでは、REへのeREGのマッピングは、サイクリック/シーケンシャルおよび周波数第1−時間第2(frequency-first-time-second)様式に従い得、これは、eREG当たりの利用可能なREの数を均等化することに有益であり得る。加えて、他の信号の存在により、ePDCCHのための利用可能なREの数は、固定でないことがあり得、PRBペアにおける異なるeREGについて異なることができる。
[0064]上述されたように、MTCおよび/またはeMTC動作は、(例えば、LTEまたは何らかの他のRATとの共存において)ワイヤレス通信ネットワークにおいてサポートされ得る。例えば、図6Aおよび図6Bは、どのようにMTC動作中のMTC UEが、LTEのような広帯域システム内で共存し得るかの例を例示する。
[0065]図6Aの実例的なフレーム構造において例示されるように、MTCおよび/またはeMTC動作に関連付けられたサブフレーム610は、LTE(または何らかの他のRAT)に関連付けられた通常のサブフレーム(regular subframes)620と時分割多重化(TDM)され得る。
[0066]追加または代替として、図6Bの実例的なフレーム構造において例示されるように、MTC中のMTC UEによって使用される1つまたは複数の狭帯域650は、LTEによってサポートされるより広い帯域幅660内で周波数分割多重化(FDM)され得る。各狭帯域領域が、合計で6個のRB以下の帯域幅に及ぶ、複数の狭帯域領域が、MTCおよび/またはeMTC動作のためにサポートされ得る。いくつかのケースでは、MTC動作中の各MTC UEは、一度に(at a time)1つの狭帯域領域内で(例えば、1.4MHzまたは6個のRBにおいて)動作し得る。しかしながら、MTC動作中のMTC UEは、任意の所与の時間において、より広いシステム帯域幅における他の狭帯域領域に再チューニング(re-tune)し得る。いくつかの例では、複数のMTC UEは、同じ狭帯域領域によってサービス提供され得る。他の例では、複数のMTC UEは、(例えば、各狭帯域領域が、6個のRB、または上述されたように、より少ない数のRBに及ぶ)異なる狭帯域領域によってサービス提供され得る。なお他の例では、MTC UEの異なる組合せが、1つまたは複数の同じ狭帯域領域、および/または、1つまたは複数の異なる狭帯域領域によってサービス提供され得る。
[0067]これらMTC UEは、様々な異なる動作のために、狭帯域領域内で動作(例えば、モニタ/受信/送信)し得る。例えば、図5Bに示されるように、サブフレームの第1の狭帯域領域(例えば、広帯域データの6個以下のRBに及ぶ)は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるBSからのページング送信、またはPSS、SSS、PBCH、MTCシグナリングのいずれかについて、1つまたは複数のMTC UEによってモニタされ得る。また、図6Bに示されるように、サブフレームの第2の狭帯域領域(例えば、同様に、広帯域データの6個以下のRBに及ぶ)は、BSから受信されたシグナリングにおいて予め設定された(previously configured)データまたはRACHを送信するために、MTC UEによって使用され得る。いくつかのケースでは、第2の狭帯域領域は、第1の狭帯域領域を利用したのと同じMTC UEによって利用され得る(例えば、MTC UEは、第1の狭帯域領域においてモニタした後、送信するために第2の狭帯域領域に再チューニングし得る)。いくつかのケースでは(図示されていないが)、第2の狭帯域領域は、第1の狭帯域領域を利用したMTC UEとは異なるMTC UEによって利用され得る。
[0068]ここで説明される例は、6個のRBの狭帯域を仮定しているが、当業者であれば、ここで提示される技法はまた、異なるサイズの狭帯域領域(例えば、1個のRBなど)に適用され得ることを認識するであろう。
共有無線周波数スペクトルを利用する実例的なマシンタイプコミュニケーション動作
[0069]上述されたように、SRFSにおいて動作するデバイスは、LBTを実行する。MTC UEは、SRFS帯域の複数の狭帯域領域上で同時に受信することが可能でないことがあり得る。このようなMTC UEは、広帯域領域の1つの狭帯域領域から受信しながら、SRFS帯域の広帯域(例えば、20MHzの広帯域)領域を占有する送信を検出すべきである。狭帯域領域におけるエネルギー量は、広帯域領域全体にわたって分散される送信の全エネルギーよりも少ない。本開示の態様によると、MTC UEが、CCAの一部として、SRFS帯域の狭帯域領域上でエネルギー検出を実行するための技法が提供される。
[0070]前述されたように、MTCデバイスは、カバレッジ拡張および他の理由のために、バンドリングされた送信を送信および受信し得る。以前に使用されていたLBTの技法(例えば、IEEE802.11 CCA)は、周波数帯域がバンドリングされた送信の全長にわたって別のデバイスによって使用されないであろうと決定するのに十分な長さの時間期間の間、受信することができない。本開示の態様によると、MTC動作を実行するBSまたはUEが、バンドリングされた送信の持続時間に適応(accommodate)するためにより長い時間期間の間、CCAを実行するための技法が提供される。
[0071]本開示の態様によると、MTC UEをサポートするセルのコントローラとして機能するBS(例えば、eNB)は、SRFS帯域上でCCAまたは拡張CCA(eCCA)を実行し得、その後、BSが1つまたは複数のUEに送信リソースの割当てを送信するための時間と、UEが(例えば、割当てごとに、送信することまたは受信することによって)これら割当てに従うための時間との合計に等しい時間期間の間、SRFS帯域を確保するWi−Fi(例えば、IEEE802.11ax)プリアンブルを送信する。これら割当ては、1つまたは複数のPDCCHおよび/またはePDCCHを介して伝達され得、それはバンドリングされ得る。(例えば、BSによる送信とUEによる送信の)バンドリングは、BSがSRFS帯域を確保する時間期間を計算するときに、考慮に入れられ得る。これら割当ては、1つまたは複数のMTC UEが、SRFS帯域の狭帯域領域で、バンドリングされたおよび/またはバンドリングされていない送信を送信または受信するためのものであり得る。MTC UEは、BSによって送信されたWi−Fiプリアンブルが、MTC UEによる動作の持続時間の間SRFS帯域を確保しているので、CCAを実行することなく1つまたは複数の割当てに従い得る。
[0072]本開示の態様によると、BSによって送信されたプリアンブルは、広帯域(例えば、20MHz幅の周波数帯域)プリアンブルであり得る。広帯域プリアンブルは、MTC UEおよび非MTC UEの両方によって検出可能であり得る。広帯域プリアンブルは、広帯域信号を受信することができるデバイス(例えば、非MTC UEおよびBS)によって復号可能であり得、ある時間期間の間、SRFS帯域の広帯域領域を確保し得る。
[0073]本開示の態様によると、BSは、広帯域プリアンブルを送信した後に、SRFS帯域の狭帯域領域上で狭帯域プリアンブルを送信し得る。広帯域プリアンブルは、広帯域信号を受信することができるデバイス(例えば、非MTC UEおよびBS)によって復号可能であり得、ある時間期間の間、SRFS帯域の広帯域領域を確保する。狭帯域プリアンブルは、広帯域信号を受信することができるデバイスとできないデバイス(例えば、MTC UE)との両方によって復号可能であり得る。狭帯域プリアンブルは、ある時間期間の間、SRFS帯域の狭帯域領域を確保し得る。広帯域プリアンブルまたは狭帯域プリアンブルのいずれかを復号するデバイスは、プリアンブルによって示された時間期間の間、確保された領域(広帯域または狭帯域のいずれかの)上で送信することを控え得る。
[0074]本開示の態様によると、デバイス(例えば、BS、非MTC UE、またはMTC UE)は、SRFS帯域の狭帯域領域でバンドリングされた送信を送信する前に、CCAを実行し得、バンドリングされた送信の持続時間に基づいて、CCAについての持続時間を計算し得る。バンドリングされた送信の持続時間は、バンドリングされた送信を送信するために使用される送信時間間隔(TTI)の数として計算され得る。CCAについての計算された持続時間は、バンドリングされた送信の持続時間のほんの一部分だけ(only a fraction of the duration)(例えば、1/20)であり得る。例えば、BSは、SRFS帯域の狭帯域領域上で8個のTTI(例えば、ミリ秒)にわたって、バンドリングされたPDCCHを送信することを決定し得る。この例では、BSは、TTIの8/20として、バンドリングされたPDCCHの送信を開始する前に実行すべきCCAの持続時間を計算し得る。
[0075]本開示の態様によると、BSは、ダウンリンク送信を送信する前に、SRFS帯域の狭帯域領域上でダウンリンク送信のインジケーションを送信し得る。すなわち、BSは、狭帯域領域上で送信されるべきダウンリンク送信について、狭帯域領域上でインジケーションを送信し得る。BSは、示されたダウンリンク送信のためにCCAを実行する前に、このインジケーションを送信し得る。このインジケーションは、例えば、Mシーケンス(M sequence)、Chuシーケンス(Chu sequence)、またはダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(D-CUBS:downlink channel usage beacon signal)であり得る。このインジケーションを受信したUEは、UEの受信機が、BSによって実行されるべきCCAの計算された持続時間を超える持続時間の間、電源オンおよびアクティブなままであるようにし得る。UEは、CCAの計算された持続時間の終了において、示されたDL信号を探索し始め得る。UEが、持続時間の終了前に、BSから信号を受信し始めた場合には、UEは、少なくともこのUEがこのDL送信を受信するまで、受信機を電源オンおよびアクティブにし続け得る。例えば、UEは、このUEのサービングBSからの送信が4つのTTIにわたってバンドリングされているカバレッジ拡張レジームにおいて動作し得る。この例では、サービングBSは、サービングBSがUEにDL信号を送信しようとしていることを示すために、SRFS帯域の狭帯域領域でChuシーケンスを送信し得る。なおこの例では、UEは、Chuシーケンスを復号し、BSによって実行されるCCAがTTIの4/20の持続時間を有するであろうことを計算する。なおこの例では、UEは、UEの受信機をアクティブ化したままにしておくことと、Chuシーケンスを受信したTTIの4/20後に(4/20 of a TTI after)、BSからのDL信号を探索し始めることとを決定する。このインジケーションは、例えば、意図されたUEがモニタする狭帯域で送信される狭帯域PCFICHであり得る。狭帯域PCFICH信号は、ダウンリンクおよびアップリンクチャネルスプリット(downlink and uplink channel split)、PLMN情報、および/または他の情報をさらに示すことができる。
[0076]本開示の態様によると、BSは、BSにSRFS帯域の狭帯域領域上でランダムアクセスチャネル(RACH)信号を送信するために、UEによって使用されるべき1つまたは複数のTTIのインジケーションを提供し得る。このインジケーションを受信したUEは、示されたTTIまで、この狭帯域領域上でBSにRACH信号を送信するのを遅延させることを決定し得る。
[0077]本開示の態様によると、UEは、SRFS帯域の狭帯域領域上でBSにチャネル状態インジケータ(CSI)フィードバックを送信し得る。BSへの非周期的なCSIフィードバックの場合、BSは、UEへ送信される許可中でCSIフィードバックを要求することによって、狭帯域領域に関する非周期的なCSIフィードバックを提供するようにUEをトリガし得る。BSは、上記で説明されたように、プリアンブルを送信することによって、狭帯域領域のみまたは狭帯域領域を含む広帯域領域を確保し得る。UEは、BSから受信された許可に従って、CCAを実行することなく、狭帯域領域で非周期的なCSIフィードバックを送信し得る。周期的なCSIフィードバックの場合、BSは、UEがSRFS帯域の狭帯域領域で周期的なCSIフィードバックを送信するための周期的な機会ウィンドウ(periodic opportunity window)を示し得る。UEは、狭帯域領域上でBSに周期的なCSIフィードバック報告を送信する前に、SRFS帯域の狭帯域領域でCCAを実行し得る。
[0078]本開示の態様によると、MTC UEをサポートするセルのコントローラとして機能するBS(例えば、eNB)は、SRFS帯域の狭帯域領域でMTC UEに送信する前に、SRFS帯域上でCCAまたは拡張CCA(eCCA)を実行し得る。
[0079]本開示の態様によると、MTC UEは、SRFS帯域の狭帯域領域で送信する前に、SRFS帯域の狭帯域領域でCCAまたはeCCAを実行し得る。SRFS帯域の狭帯域領域でCCAまたはeCCAを実行するUEは、狭帯域領域のサイズおよび狭帯域領域を含んでいる広帯域領域のサイズに基づいて、CCAまたはeCCAにおいて使用されるべき閾値エネルギーレベルを計算し得る。例えば、UEが20MHz(例えば、110個のRB)の広帯域領域に含まれる1.08MHz(例えば、6個のRB)の狭帯域領域に対してCCAを実行している場合には、UEは、20MHzのチャネルのための閾値エネルギーレベルとは異なるCCAのための閾値エネルギーレベルを計算し得る。この例では、UEは、−62dBmの閾値エネルギーレベルが20MHzのチャネルのために使用されることを(例えば、表の中をルックアップすることによって)決定し得る。なおこの例では、UEは、下記の式を使用することによって、CCAのための閾値エネルギーレベルを計算し得る:
CCA,NB=ECCA,WB−10 log10(WB/NB) (1),
ここで、ECCA,NBは、狭帯域CCAのための閾値エネルギーレベルであり、
CCA,WBは、広帯域CCAのための閾値エネルギーレベルであり、
WBは、広帯域領域の帯域幅であり、
NBは、狭帯域領域の帯域幅である。
なおこの例では、UEは、−75dBm=−62dBm−10 log10(20MHz/1.08MHz)のCCAのための閾値エネルギーレベルを計算し得る。
[0080]図7は、上記で説明された本開示のある特定の態様による、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用する基地局(BS)によるワイヤレス通信のための実例的な動作700を例示する。動作700は、図1に示されるeNB 110aのようなBSによって実行され得る。
[0081]動作700は、1つまたは複数の狭帯域領域を含むSRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA)を実行することによって、702において開始する。704において、この動作は、BSが、狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信することによって継続する。
[0082]図8は、上記で説明された本開示のある特定の態様による、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための実例的な動作800を例示する。動作800は、図1に示されるUE 120dのような、MTC UEによって実行され得る。
[0083]動作800は、MTC UEが、基地局(BS)から、MTC UEがBSと通信するために使用するためのSRFS帯域の狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信することによって、802において開始する。804において、この動作は、MTC UEが、この狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することなく、この狭帯域領域でBSと通信することによって継続する。
[0084]図9は、上記で説明された本開示のある特定の態様による、共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための実例的な動作900を例示する。動作900は、図1に示されるUE 120dのような、MTC UEによって実行され得る。
[0085]動作900は、MTC UEが、SRFS帯域の狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することによって、902において開始する。904において、この動作は、MTC UEが、この狭帯域領域で基地局(BS)と通信することによって継続する。
[0086]現在の(例えば、リリース12)LTEワイヤレス通信プロトコルでは、BS(例えば、図1に示されるeNB 110a)は、発見基準信号(DRS:discovery reference signals)を送信し得る。DRSは、前述されたPSS、SSS、CRS、およびCSI−RSを含み得る。発見基準信号は、隣接セルにおいてサービス提供されるUEが、信号(例えば、DRS)の強度を測定することを許可(permit)し得、この測定値は、これらUEが、このBSによってサービス提供されるセルへの再選択を行うかどうかを決定する際に使用され得る。UEは、UEがDRSを測定した帯域幅を用いて(with)(例えば、UEのサービングBSによって)構成(configured)され得る。例えば、UEは、UEが隣接セルへの再選択を行うべきかどうかを決定するために、この隣接セルの帯域幅においてDRSを測定するように構成され得る。UEに対して構成された帯域幅は、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、または20MHzであり得る。
[0087]本開示の態様によると、BSは、狭帯域DRSを構成し、より広いシステム帯域幅のうちの1つまたは複数の狭帯域領域で狭帯域DRSを送信し得る。狭帯域DRSは、通常(非狭帯域(non-narrowband))のDRSと同じ周波数帯域または異なる周波数帯域で送信され得る。狭帯域DRSは、通常のDRSとは異なる周期性および/またはサブフレームオフセットを使用し得る。例えば、図3を参照すると、BSは、フレームごとのサブフレーム0および5の、それぞれ、シンボル6および5において、通常のPSSおよび通常のSSSを送信し得る。なおこの例では、BSは、フレームごとのサブフレーム2および7の、それぞれ、シンボル9および8において、狭帯域PSSおよび狭帯域SSSを構成および送信し得る。なおこの例では、図5を参照すると、通常のPSSおよび通常のSSSは、より広いシステム帯域幅の中心の6個のRBにおいて送信され得、一方、狭帯域PSSおよび狭帯域SSSは、狭帯域領域530において送信され得る。
[0088]本開示の態様によると、UE(例えば、MTC UE)は、より広いシステム帯域幅のうちの狭帯域領域において狭帯域DRSを探索するおよび/または測定するように(例えば、UEのサービングBSによって)構成され得る。この狭帯域領域は、例えば、1.08MHz(例えば、6個のRB)の帯域幅を有するRel−13 eMTC狭帯域、または180kHz(例えば、1個のRB)の帯域幅を有するRel−13 NB−IOT狭帯域であり得る。UEは、狭帯域DRSを測定し、サービングBSに測定値を報告し得る。例えば、図5を参照すると、MTC UEは、狭帯域領域530における狭帯域CRSを測定し、UEのサービングBSに測定値を報告するように構成され得る。
[0089]ここで使用される場合、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」という表現は、単一のメンバ(members)を含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図される。
[0090]上記で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行され得る。これら手段は、それに限定されるものではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアの(1つまたは複数の)コンポーネントおよび/または(1つまたは複数の)モジュールを含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、コード、マイクロコード、ハードウェア記述言語、機械言語、またはその他の方法で呼ばれるかにかかわらず、命令、データ、コードまたはこれらの任意の組合せを意味するように広く解釈されるべきである。一般に、図面に例示された動作がある場合、これらの動作は、任意の適切な対応するミーンズプラスファンクション(means-plus-function)コンポーネントによって実行され得る。
[0091]例えば、実行するための手段は、図2に例示されたユーザ端末120の受信プロセッサ258および/またはコントローラ/プロセッサ280、および/または、図2に例示された基地局110の送信プロセッサ220および/またはコントローラ/プロセッサ240などの、1つまたは複数のコントローラまたはプロセッサを含み得る。受信するための手段および/または通信するための手段は、例えば、図2に例示されたユーザ端末120の受信プロセッサ258および/または(1つまたは複数の)アンテナ252、図2に例示されたeNB 110の送信プロセッサ220および/または(1つまたは複数の)アンテナ234などを備え得る。送信するための手段および/または送るための手段は、例えば、図2に例示されたeNBの送信プロセッサ220および/または(1つまたは複数の)アンテナ234を備え得る。決定するための手段は、例えば、図2に例示されたユーザ端末120のコントローラ/プロセッサ280およびメモリ282、および/または、図2に例示された基地局110のコントローラプロセッサ240およびメモリ242を備え得る。
[0092]当業者であれば、情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちの任意のものを用いて表され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの組合せによって表され得る。
[0093]当業者であれば、ここでの開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せとしてインプリメントされ得ることをさらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能の観点から上記に説明された。このような機能が、ハードウェアとしてインプリメントされるか、あるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに多様な方法において、説明された機能をインプリメントし得るが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。
[0094]ここでの開示に関連して説明された、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、あるいはここで説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組合せを用いてインプリメントまたは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン(state machine)であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはその他任意のこのような構成としてインプリメントされ得る。
[0095]ここでの開示に関連して説明されたアルゴリズムまたは方法のステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれらの組合せにおいて、具現化(embodied)され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、相変化メモリ(phase change memory)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当該技術分野において周知であるその他任意の形態の記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内の個別のコンポーネントとして存在し得る。
[0096]1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せでインプリメントされ得る。ソフトウェアでインプリメントされる場合、これら機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして送信または記憶され得る。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD/DVDまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、データ構造または命令の形式で所望のプログラムコード手段を記憶または搬送するために使用されることができ、かつ、汎用または専用コンピュータ、または汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができるその他任意の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合には、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここでディスク(disks)は、通常磁気的にデータを再生し、一方ディスク(discs)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0097]本開示の先の説明は、いかなる当業者であっても、本開示の製造または使用を可能にするように提供される。本開示への様々な修正は、当業者には容易に明らかとなり、ここで定義した一般原理は、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく、他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、ここで説明された例および設計に限定されるようには意図されず、ここで開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられることとなる。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用する基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法であって、
1つまたは複数の狭帯域領域を含む前記SRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA)を実行することと、
前記狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、前記CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信することと を備える方法。
[C2]
前記少なくとも1つまたは複数の狭帯域領域を確保するために、プリアンブルを送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記プリアンブルは、複数の前記狭帯域領域を含む広帯域領域で送信される広帯域プリアンブルを備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記広帯域プリアンブルは、MTC UEおよび非MTC UEの両方によって検出可能である、C3に記載の方法。
[C5]
前記広帯域プリアンブルを送信した後に、少なくとも1つの狭帯域プリアンブルを送信することをさらに備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記UEが前記BSと通信するために使用するための前記1つまたは複数の狭帯域領域におけるリソースの割当てを送信することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C7]
前記CCAを実行することは、複数の前記狭帯域領域を含む広帯域領域上で前記CCAを実行することを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記少なくとも1つのMTC UEにダウンリンク送信を送ることを備え、前記ダウンリンク送信は、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって、バンドリングされた送信として送られ、
前記CCAを実行することは、前記複数のTTIのほんの一部分だけに対応する持続時間を有するウィンドウにわたって前記CCAを実行することを備える、
C1に記載の方法。
[C9]
前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記少なくとも1つのMTC UEにダウンリンク送信を送ることを備え、
前記方法は、前記ダウンリンク送信を送信する前に、前記ダウンリンク送信について、少なくとも1つの狭帯域領域において、インジケーションを送信することをさらに備える、
C1に記載の方法。
[C10]
前記インジケーションを送信することは、Mシーケンス、Chuシーケンス、またはダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(D−CUBS)のうちの少なくとも1つを送信することを備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記UEからランダムアクセスチャネル(RACH)送信を受信することを備え、
前記方法は、前記少なくとも1つのMTC UEに、前記RACHを送信するための送信時間間隔(TTI)のインジケーションを提供することをさらに備える、
C1に記載の方法。
[C12]
前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記少なくとも1つのMTC UEからチャネル状態インジケータ(CSI)フィードバックを受信することを備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を送信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記少なくとも1つのMTC UEに、前記狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を受信するように前記少なくとも1つのMTC UEを構成する構成を送ること
をさらに備える、C13に記載の方法。
[C15]
共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
基地局(BS)から、前記MTC UEが前記BSと通信するために使用するための前記SRFS帯域の狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信することと、
前記狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することなく、前記狭帯域領域で前記BSと通信することと
を備える方法。
[C16]
前記BSと通信することは、前記BSにアップリンク送信を送信することを備える、 C15に記載の方法。
[C17]
前記BSと通信することは、前記BSからダウンリンク送信を受信することを備え、 前記方法は、前記ダウンリンク送信を受信する前に、前記ダウンリンク送信について、前記狭帯域領域において、インジケーションを受信することをさらに備える、
C15に記載の方法。
[C18]
前記インジケーションは、Mシーケンス、Chuシーケンス、またはダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(D−CUBS)のうちの少なくとも1つを備える、C17に記載の方法。
[C19]
前記BSと通信することは、前記BSにチャネル状態インジケータ(CSI)フィードバックを送信することを備える、
C15に記載の方法。
[C20]
前記SRFS帯域の前記狭帯域領域または別の狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を受信すること
をさらに備える、C15に記載の方法。
[C21]
前記BSから構成を受信すること、ここにおいて、前記構成は、前記SRFS帯域の前記狭帯域領域または別の狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を受信するように前記MTC UEを構成する、
をさらに備える、C20に記載の方法。
[C22]
共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用するマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
前記SRFS帯域の狭帯域領域に対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することと、
前記狭帯域領域で基地局(BS)と通信することと
を備える方法。
[C23]
前記狭帯域領域の帯域幅および前記SRFS帯域の帯域幅に基づいて、前記CCAのための閾値エネルギーレベルを決定すること、ここにおいて、前記CCAを実行することは、前記閾値エネルギーレベルを使用して前記CCAを実行することを備える、
をさらに備える、C22に記載の方法。
[C24]
前記MTC UEが前記BSと通信するために使用するための前記狭帯域領域におけるリソースの割当てを受信することをさらに備える、C22に記載の方法。
[C25]
前記BSと通信することは、前記BSにアップリンク送信を送信することを備え、前記アップリンク送信は、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって、バンドリングされた送信として送られ、
前記CCAを実行することは、前記複数のTTIのほんの一部分だけに対応する持続時間を有するウィンドウにわたって前記CCAを実行することを備える、
C22に記載の方法。
[C26]
前記BSと通信することは、前記BSからダウンリンク送信を受信することを備え、 前記方法は、前記ダウンリンク送信を受信する前に、前記ダウンリンク送信について、前記狭帯域領域において、インジケーションを受信することをさらに備える、
C22に記載の方法。
[C27]
前記インジケーションは、Mシーケンス、Chuシーケンス、またはダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(D−CUBS)のうちの少なくとも1つを備える、C26に記載の方法。
[C28]
前記BSと通信することは、ランダムアクセスチャネル(RACH)送信を送信することを備え、
前記方法は、前記BSから、前記RACHを送信するための送信時間間隔(TTI)のインジケーションを取得することをさらに備える、
C22に記載の方法。
[C29]
前記SRFS帯域の前記狭帯域領域または別の狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を受信すること
をさらに備える、C22に記載の方法。
[C30]
前記BSから構成を受信すること、ここにおいて、前記構成は、前記SRFS帯域の前記狭帯域領域または別の狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を受信するように前記MTC UEを構成する、
をさらに備える、C29に記載の方法。

Claims (13)

  1. 共有無線周波数スペクトル(SRFS)帯域を使用する基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    つまたは複数の狭帯域領域を含む前記SRFSの少なくとも一部分に対してチャネルクリアアセスメント(CCA)を実行することと、
    前記1つまたは複数の狭帯域領域を確保するために、プリアンブルを送信すること、ここにおいて、前記プリアンブルは、前記1つまたは複数狭帯域領域を含む広帯域領域で送信される広帯域プリアンブルを備える、と、
    前記狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、前記CCAを実行した後に、少なくとも1つのマシンタイプコミュニケーション(MTC)ユーザ機器(UE)と通信すること、ここにおいて、前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記少なくとも1つのMTC UEにダウンリンク送信を送ることを備え、前記ダウンリンク送信は、複数の送信時間間隔(TTI)にわたって、バンドリングされた送信として送られる、と、
    を備え、
    前記CCAを実行することは、前記複数のTTIの一部分に対応する持続時間を有するウィンドウにわたって前記CCAを実行することを備える、
    方法。
  2. 前記広帯域プリアンブルは、MTC UEおよび非MTC UEの両方によって検出可能である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記広帯域プリアンブルを送信した後に、少なくとも1つの狭帯域プリアンブルを送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEが前記BSと通信するために使用するための前記1つまたは複数の狭帯域領域におけるリソースの割当てを送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記CCAを実行することは、複数の前記狭帯域領域を含む広帯域領域上で前記CCAを実行することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記少なくとも1つのMTC UEにダウンリンク送信を送ることを備え、
    前記方法は、前記ダウンリンク送信を送信する前に、前記ダウンリンク送信について、少なくとも1つの狭帯域領域において、インジケーションを送信することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記インジケーションを送信することは、Mシーケンス、Chuシーケンス、またはダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(D−CUBS)のうちの少なくとも1つを送信することを備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記UEからランダムアクセスチャネル(RACH)送信を受信することを備え、
    前記方法は、前記少なくとも1つのMTC UEに、前記RACHを送信するための送信時間間隔(TTI)のインジケーションを提供することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つのMTC UEと通信することは、前記少なくとも1つのMTC UEからチャネル状態インジケータ(CSI)フィードバックを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を送信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのMTC UEに、前記狭帯域領域のうちの少なくとも1つで、少なくとも1つの発見基準信号(DRS)を受信するように前記少なくとも1つのMTC UEを構成する構成を送ること
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載の方法を行うように配列された手段を備える、基地局。
  13. 請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載の方法を行うように配列されたソフトウェアコードを組み込む、記憶デバイス。
JP2017555273A 2015-04-24 2016-03-15 共有無線周波数スペクトル動作のための発展型マシンタイプコミュニケーション設計 Active JP6776266B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562152768P 2015-04-24 2015-04-24
US62/152,768 2015-04-24
US15/068,789 US10251066B2 (en) 2015-04-24 2016-03-14 Evolved machine type communication design for shared radio frequency spectrum operation
US15/068,789 2016-03-14
PCT/US2016/022444 WO2016171813A1 (en) 2015-04-24 2016-03-15 Evolved machine type communication design for shared radio frequency spectrum operation

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018513653A JP2018513653A (ja) 2018-05-24
JP2018513653A5 JP2018513653A5 (ja) 2019-04-04
JP6776266B2 true JP6776266B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=55590176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017555273A Active JP6776266B2 (ja) 2015-04-24 2016-03-15 共有無線周波数スペクトル動作のための発展型マシンタイプコミュニケーション設計

Country Status (7)

Country Link
US (2) US10251066B2 (ja)
EP (1) EP3286975B1 (ja)
JP (1) JP6776266B2 (ja)
KR (1) KR20170140206A (ja)
CN (2) CN107535004B (ja)
BR (1) BR112017022704A2 (ja)
WO (1) WO2016171813A1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10136452B2 (en) * 2015-02-24 2018-11-20 Qualcomm Incorporated Enhanced PRACH for standalone contention based communications including unlicensed spectrum
US10251066B2 (en) 2015-04-24 2019-04-02 Qualcomm Incorporated Evolved machine type communication design for shared radio frequency spectrum operation
WO2016181332A1 (en) * 2015-05-14 2016-11-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Measurement procedures for drs with beamforming
US10863459B2 (en) * 2015-07-24 2020-12-08 Apple Inc. Synchronization signals and channel structure for narrowband LTE deployments
BR112018013709A2 (ja) * 2016-01-07 2018-12-11 Sharp Kabushiki Kaisha A terminal unit, a correspondence procedure, and an integrated circuit
CN108702789B (zh) * 2016-02-05 2020-09-25 华为技术有限公司 用户设备、网络节点及其方法
WO2017171350A1 (ko) * 2016-03-29 2017-10-05 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 상향링크 신호의 전송 또는 수신 방법 및 이를 위한 장치
SG11201808075TA (en) * 2016-03-30 2018-10-30 Panasonic Ip Corp America Wireless communication device and wireless communication method
KR101950994B1 (ko) * 2016-04-20 2019-02-22 엘지전자 주식회사 가변 대역폭을 갖는 기지국에 접속하는 방법
US10506662B2 (en) 2016-05-10 2019-12-10 Qualcomm Incorporated Internet-of-Things design for unlicensed spectrum
WO2017222467A1 (en) * 2016-06-23 2017-12-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Network node, wireless device and methods performed therein
US10044390B2 (en) * 2016-07-21 2018-08-07 Qualcomm Incorporated Glass substrate including passive-on-glass device and semiconductor die
WO2018042927A1 (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 ソニー株式会社 回路、端末装置、基地局装置及び方法
US10154435B2 (en) * 2016-10-01 2018-12-11 Intel Corporation Systems, methods, and devices for coexistence of heterogeneous bandwidth communications
US10547494B2 (en) * 2016-10-31 2020-01-28 Qualcomm Incorporated Unlicensed spectrum coverage enhancement for industrial internet of things
US10652889B2 (en) * 2016-11-02 2020-05-12 Qualcomm Incorporated Wireless communication between wideband ENB and narrowband UE
US10687358B2 (en) * 2016-11-11 2020-06-16 Qualcomm Incorporated Opportunistic asynchronous operation for coordinated NR-SS
US10645590B2 (en) * 2016-11-16 2020-05-05 Qualcomm Incorporated Self-contained transmissions for machine type communications
US10743329B2 (en) 2016-12-06 2020-08-11 Qualcomm Incorporated Hearability improvements for interference management signals
TWI616111B (zh) * 2016-12-23 2018-02-21 財團法人工業技術研究院 在未授權頻譜中的無線電資源排程方法及使用其之基地台
CN108886816B (zh) * 2017-02-27 2021-03-30 华为技术有限公司 数据发送方法和用户设备
US10728803B2 (en) * 2017-08-07 2020-07-28 Apple Inc. Adaptive and proactive feedback for power and performance optimization
CN111183605A (zh) * 2017-08-11 2020-05-19 苹果公司 用于未许可窄频带物联网系统的帧结构
US10707915B2 (en) * 2017-12-04 2020-07-07 Qualcomm Incorporated Narrowband frequency hopping mechanisms to overcome bandwidth restrictions in the unlicensed frequency spectrum
PL3787320T3 (pl) * 2018-04-25 2024-01-29 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Sposoby wskazywania i interpretowania informacji, stacja bazowa i urządzenie użytkownika
US11540276B2 (en) 2018-09-28 2022-12-27 Apple Inc. Wideband transmission with narrowband monitoring for new radio unlicensed spectrum (NRU)
CN109348424B (zh) * 2018-11-05 2020-12-08 Oppo广东移动通信有限公司 信息传输方法、装置以及电子装置
CN111245503B (zh) * 2020-01-17 2020-11-03 东南大学 一种卫星通信与地面通信的频谱共享方法
US11863488B2 (en) * 2020-04-27 2024-01-02 Qualcomm Incorporated Single reference signal timing information for measurements of multiple reference signals of multiple cells
US20220338171A1 (en) * 2021-04-14 2022-10-20 Sprint Spectrum L.P. Use of Noise as a Basis to Control Configuration of Narrowband Carrier Within Wideband Carrier

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3465707B1 (ja) * 2002-05-27 2003-11-10 日本電気株式会社 キャリアセンス多重接続方式の受信機とその干渉抑圧方法
KR20070048171A (ko) * 2004-07-30 2007-05-08 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 다수의 물리적인 송신 속도 무선 시스템에서 공평한스펙트럼 공유를 제공하기 위한 방법 및 장치
US8185099B2 (en) * 2008-11-04 2012-05-22 Broadcom Corporation Service aggregator for allocating resources to a plurality of multiservice communication devices
US8811203B1 (en) 2010-02-24 2014-08-19 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for determining a composite channel
US9232540B2 (en) 2011-09-30 2016-01-05 Qualcomm Incorporated Random access channel design for narrow bandwidth operation in a wide bandwidth system
EP2807850A2 (en) * 2012-01-26 2014-12-03 Interdigital Patent Holdings, Inc. Dynamic parameter adjustment for lte coexistence
GB2498932B (en) 2012-01-30 2013-12-18 Renesas Mobile Corp Method, apparatus and computer program for distributed carrier aggregation
US9295033B2 (en) * 2012-01-31 2016-03-22 Qualcomm Incorporated Systems and methods for narrowband channel selection
CN103249049B (zh) * 2012-02-03 2016-01-27 电信科学技术研究院 一种资源分配的方法和设备
US9510132B2 (en) * 2012-05-11 2016-11-29 Qualcomm Incorporation Methods and apparatus for managing machine-type communications
US9622230B2 (en) * 2012-05-17 2017-04-11 Qualcomm Incorporated Narrow band partitioning and efficient resource allocation for low cost user equipments
US9100941B2 (en) * 2012-05-24 2015-08-04 Nokia Solutions And Networks Oy Using unique preambles for D2D communications in LTE
US9985771B2 (en) * 2012-11-27 2018-05-29 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for cooperating between wireless wide area network radios and wireless local area network radios
US11064329B2 (en) 2013-04-17 2021-07-13 Qualcomm Incorporated Control-less operation for coverage limited machine-type-communications
RU2632401C2 (ru) * 2013-05-02 2017-10-04 ЭлДжи ЭЛЕКТРОНИКС ИНК. Способ динамического контроля канала в системе беспроводной lan и соответствующее устройство
US9565593B2 (en) 2013-05-20 2017-02-07 Qualcomm Incorporated Techniques for selecting subframe type or for interleaving signals for wireless communications over unlicensed spectrum
US9893852B2 (en) * 2013-08-19 2018-02-13 Qualcomm Incorporated Coordination of clear channel assessment across component carriers in an unlicensed or shared spectrum
WO2015047002A1 (en) * 2013-09-27 2015-04-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods and apparatus for discovery signals for lte advanced
US9565568B2 (en) * 2014-11-14 2017-02-07 Blackberry Limited Sharing channels in a licensed-assisted access in long term evolution operation
EP3243341B1 (en) * 2015-04-10 2019-06-26 HFI Innovation Inc. Resource allocation design for low cost machine-type communication
US10251066B2 (en) 2015-04-24 2019-04-02 Qualcomm Incorporated Evolved machine type communication design for shared radio frequency spectrum operation

Also Published As

Publication number Publication date
US20160316374A1 (en) 2016-10-27
EP3286975B1 (en) 2021-06-30
JP2018513653A (ja) 2018-05-24
BR112017022704A2 (pt) 2018-07-17
CN113747402A (zh) 2021-12-03
CN107535004A (zh) 2018-01-02
EP3286975A1 (en) 2018-02-28
US10939301B2 (en) 2021-03-02
US20190182676A1 (en) 2019-06-13
WO2016171813A1 (en) 2016-10-27
US10251066B2 (en) 2019-04-02
CN107535004B (zh) 2021-09-17
KR20170140206A (ko) 2017-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6776266B2 (ja) 共有無線周波数スペクトル動作のための発展型マシンタイプコミュニケーション設計
JP6995957B2 (ja) 制御チャネルベースのブロードキャストメッセージング
JP6855555B2 (ja) マシン型通信に関するコントロールチャネルの設計
JP7097936B2 (ja) マシンタイプ通信のための共通探索空間
JP6965396B2 (ja) トランスポートブロックサイズの決定
JP6949840B2 (ja) 拡張されたマシン型通信におけるサウンディング基準信号送信
JP6337011B2 (ja) ロングタームエボリューション(lte)に関する拡張された制御チャネル要素(ecce)ベースの物理ダウンリンク共有チャネル(pdsch)リソース割り振り
JP6983761B2 (ja) 狭帯域lte(nb−lte)のためのアップリンク設計
JP6772154B2 (ja) マシンタイプ通信(mtc)のための拡張ページングプロシージャ
TWI713350B (zh) 用於機器類型通訊(mtc)的隨機存取規程和廣播優先順序區分
JP6724028B2 (ja) マシンタイプ通信のための狭帯域管理
JP6795584B2 (ja) ミリ波システムにおける可変帯域幅ユーザの動作を可能にすること
JP6994389B2 (ja) マシンタイプ通信(mtc)のための物理アップリンクコントロールチャネル(pucch)構成
KR20180005182A (ko) 강화된 머신 타입 통신을 위한 협대역 정의

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6776266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250