JP6774107B2 - 熱回収システム - Google Patents

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Description

本発明は、他の装置で使用された蒸気ドレンを回収することによって、蒸気ドレンに含まれる熱を回収する熱回収システムに関する。
従来、エゼクタによって他の装置で使用された蒸気ドレンを回収する技術が知られている。例えば、特許文献1には、タンク内に貯水した水をポンプによって循環配管を介して循環させ、この循環配管に介設されたエゼクタによって蒸気ドレンを吸引する熱回収装置が開示されている。この熱回収装置では、エゼクタによって吸引した蒸気ドレンを循環されている水と混合させることによって蒸気ドレンに含まれる熱を回収することができる。尚、以下の説明において、「蒸気ドレン」とは、他の装置(例えば、クリーニング工場のズボンプレッサ、スチームアイロンなど)で使用された蒸気、および他の装置で使用された蒸気が凝縮したドレンの少なくとも一方からなるものを意味する。
また、特許文献1には、熱回収装置と水が貯留されたリザーブタンクとを、第1配管および第2配管によって接続した熱回収システムも開示されている。第1配管は熱回収装置の流出口とリザーブタンクの流入口とを接続しており、第2配管はリザーブタンクの流出口と熱回収装置の流入口とを接続している。この熱回収システムでは、第1配管および第2配管を介して熱回収装置とリザーブタンクとの間で水の対流を生じさせ、リザーブタンク側での熱交換によってリザーブタンクに貯留される水の温度を上昇させるようになっている。
特許文献1に開示された熱回収システムは、熱回収装置とリザーブタンクとで、貯水する水の温度をそれぞれ異なる温度に独立して制御することができる。すなわち、熱回収装置側では貯水する水の温度を第1温度(例えば80℃)に制御でき、リザーブタンク側では貯水する水の温度を第1温度よりも低温である第2温度(例えば40℃)に制御できる。
熱回収装置における温度制御は、タンク内の水温が第1温度を超えた場合に、タンク内の水の一部を排出し、代わりに水道水を補給することで水温を低下させ、タンク内の水温を第1温度付近に維持するといった方法である。一方、リザーブタンクにおける温度制御は、第1配管および第2配管に開閉弁を設け、タンク内の水温が第2温度を下回っている間は開閉弁を開いて水の対流によって熱回収装置から熱を受け取り、水温が第2温度に到達すると開閉弁を閉じて水の対流を停止することでリザーブタンク内の水の温度を第2温度付近で維持するといった方法である。
特開2013−57494号公報
特許文献1では、開示する熱回収システムの適用例として、クリーニング工場が想定されている。この適用例において、熱回収装置側で第1温度に温度制御された水は、ボイラでの加熱によって蒸気とされ、この蒸気が蒸気利用設備(例えば、ズボンプレッサやスチームアイロン)に供給されるようになっている。また、リザーブタンク側で第2温度に温度制御された水は、温水利用設備(例えば、洗濯機)に供給されるようになっている。そして、蒸気利用設備で使用された蒸気(使用済み蒸気)、および使用された蒸気が凝縮したドレンは、回収配管を経由して熱回収装置に供給(回収)される。
熱回収装置に供給(回収)される蒸気ドレンには、回収配管から生じる鉄粉や錆などの異物が混入する。熱回収装置のタンク内には蒸気ドレンに含まれる鉄粉を除去するための永久磁石も配置されているが、永久磁石は、鉄粉は除去できるものの、酸化鉄である錆は除去できない。このため、熱回収装置のタンク、および熱回収装置との間で水を対流させるリザーブタンクに貯水される水には錆が混入する。特に、リザーブタンクから供給される温水をそのまま利用する温水利用設備では、錆の混入が問題となる。
尚、特許文献1には、回収前の蒸気ドレンを蒸気とドレンとに分離し、分離された蒸気のみを回収する技術も開示されている。この場合、錆や鉄粉などの異物はドレンに含まれ、蒸気には含まれないため、熱回収装置やリザーブタンクに貯水される水に錆が混入することを防止できる。但し、この構成では、分離されたドレンは回収されないため、ドレンに含まれる熱は回収されずに捨てられることになり、熱回収率が低下する。
また、特許文献1において、回収前の蒸気ドレンを蒸気とドレンとに分離する方法は、回収配管をドレン回収配管と蒸気回収配管とに分岐させ、蒸気回収配管をドレン回収配管の上側に接続するというものである。しかしながら、回収配管を流れる蒸気ドレンは、熱回収装置のエゼクタによって吸引されているものであるため、その流れは乱流であり、ドレン回収配管と蒸気回収配管との分岐箇所ではドレンの飛散が生じて、飛散したドレンが蒸気回収配管側に混入する恐れもある。特許文献1では、飛散したドレンが蒸気回収配管側に混入することを防止できる条件などについては十分に考慮されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高い熱回収率を確保しながら、温水に錆が含まれることを防止できる熱回収システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様である熱回収システムは、他の装置で使用された蒸気が凝縮したドレンを回収し、該ドレンに含まれる熱によって水を加熱して第1温度に温度制御する第1熱回収装置と、他の装置で使用された蒸気を回収し、該蒸気に含まれる熱によって水を加熱して第2温度に温度制御する第2熱回収装置と、前記第1熱回収装置によって加熱された水が供給され、該水をさらに加熱して蒸気を生成するボイラと、前記ボイラによって生成された蒸気が供給され、該蒸気を利用する蒸気利用設備機器と、前記第2熱回収装置によって加熱された水が供給され、該水を利用する温水利用設備機器と、前記蒸気利用設備機器で使用された蒸気と該蒸気が凝縮したドレンとからなる蒸気ドレンを、蒸気とドレンとに分離する分離部とを備え、前記分離部で分離した蒸気を前記第2熱回収装置で回収し、前記分離部で分離したドレンを前記第1熱回収装置で回収することを特徴としている。
上記の構成によれば、温水利用設備機器に温水(第2温度に温度制御された水)を供給する第2熱回収装置は、蒸気ドレンから分離された蒸気のみを回収するものである。分離された蒸気には配管中の錆などが含まれないため、温水利用設備機器に錆の混入した温水が供給されることを防止できる。一方、蒸気ドレンから分離されたドレンは第1熱回収装置に回収されて水の加熱に利用されるため、ドレンに含まれる熱も捨てられることなく利用でき、上記熱回収システムは高い熱回収率を確保することができる。
また、上記熱回収装置では、前記分離部は、前記蒸気ドレンが挿通される蒸気ドレン配管と、前記蒸気が挿通される蒸気配管と、前記ドレンが挿通されるドレン配管と、を備えており、前記蒸気ドレン配管は、前記蒸気配管と前記ドレン配管とに分岐され、前記蒸気配管は、前記蒸気ドレン配管の上側に接続されており、前記ドレン配管における管内面の最上部から前記蒸気配管における管内面の最下部までの距離を蒸気配管高さHとする場合、前記蒸気配管高さHが50mm以上である構成とすることができる。
上記の構成によれば、蒸気配管高さHを50mm以上とすることで、分離部における蒸気配管へのドレンの混入を防止でき、蒸気ドレンから蒸気の分離を確実に行うことができる。
上記の課題を解決するために、本発明の第2の態様である熱回収システムは、他の装置で使用された蒸気と該蒸気が凝縮したドレンとからなる蒸気ドレンを、蒸気とドレンとに分離する分離部と、前記分離部で分離した蒸気を回収し、該蒸気に含まれる熱によって水を加熱する熱回収装置とを備え、前記分離部は、前記蒸気ドレンが挿通される蒸気ドレン配管と、前記蒸気が挿通される蒸気配管と、前記ドレンが挿通されるドレン配管とを備えており、前記蒸気ドレン配管は、前記蒸気配管と前記ドレン配管とに分岐され、前記蒸気配管は、前記蒸気ドレン配管の上側に接続されており、前記ドレン配管における管内面の最上部から前記蒸気配管における管内面の最下部までの距離を蒸気配管高さHとする場合、前記蒸気配管高さHが50mm以上であることを特徴としている。
上記の構成によれば、蒸気配管高さHを50mm以上とすることで、分離部における蒸気配管へのドレンの混入を防止でき、回収した蒸気の熱によって水を加熱する熱回収装置において、錆の混入した温水の供給が行われることを防止できる。
本発明の熱回収システムは、蒸気ドレンから分離された蒸気を回収する第2熱回収装置から温水利用設備機器に温水を供給するため、温水利用設備機器に錆の混入した温水が供給されることを防止できるといった効果を奏する。加えて、蒸気ドレンから分離されたドレンを第1熱回収装置にて回収することで、高い熱回収率を確保することができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すものであり、熱回収システムの構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、熱回収装置の正面図である。 図2の熱回収装置の左側面図である。 図2の熱回収装置の右側面図である。 図2の熱回収装置の上面図である。 図2の熱回収装置に配設されるエゼクタの一例を示す断面図である。 図1の熱回収システムに設けられる分離部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る熱回収システム(以下、本システムと称する)の構成を示す概略図である。図1に示すように、本システムは、主要な構成要素として第1熱回収装置10、第2熱回収装置20、蒸気利用設備機器30、および温水利用設備機器40を備えており、これらの装置および機器が各種配管によって接続されている。尚、図1では、各種配管の図示は省略し、配管による蒸気、ドレンまたは温水の流れのみを矢印にて示している。
本システムは、例えば、クリーニング工場などの蒸気や温水を取り扱う各種施設に適用できる。クリーニング工場においては、ボイラによって蒸気が発生され、発生された蒸気は、ズボンプレッサ、スチームアイロンなどに供給される。ここで、ズボンプレッサ、スチームアイロンなどは、図1の蒸気利用設備機器30に相当する。また、洗濯機などには温水が供給される。ここで、洗濯機などは、図1の温水利用設備機器40に相当する。ズボンプレッサ、スチームアイロンなどで使用された蒸気(使用済み蒸気)、および使用された蒸気が凝縮したドレンは、回収配管を経由して第1熱回収装置10および第2熱回収装置20に供給(回収)される。
−熱回収装置の構造−
第1熱回収装置10および第2熱回収装置20は、他の装置(ここでは蒸気利用設備機器30)で使用された蒸気ドレンを回収し、回収した蒸気ドレンの熱によって効率的に水を加熱し、得られる水の温度を制御するものである。第1熱回収装置10および第2熱回収装置20は、基本的には同じ構造となる熱回収装置であるが、水の制御温度が異なるものとされている。本システムでは、第1熱回収装置10における制御温度を第1温度T1(例えば、80℃)とし、第2熱回収装置20における制御温度を第1温度T1よりも低い第2温度T2(例えば、40℃)としている。以下、第1熱回収装置10(以下、単に熱回収装置10と称する)を例として、熱回収装置の具体的構成を説明する。
図2は、本実施の形態に係る熱回収装置10の一例を示す正面図である。図3は、図2の熱回収装置10の左側面図である。図4は、図2の熱回収装置10の右側面図である。図5は、図2の熱回収装置10の上面図である。
熱回収装置10は、永久磁石11、エゼクタ12、ポンプ13、ボールタップ14、温度制御部15、タンク16、および、点検蓋17を備えている。
タンク16は、水が貯留されるものであって、ここでは、水量が約250リットルの四角柱状の形状のタンクである。また、タンク16の上部には、水位の昇降に応じて、水道水の供給および停止を行うボールタップ14が配設され、タンク16の水の水位は、ボールタップ14によって制御される。尚、以下の説明において、「水」との用語は、「温水」および「熱水」を含む広い意味で用いるものとする。
タンク16内の水位が下限水位以下に下がると、ボールタップ14によってバルブが「開」状態とされて水道水が配管P43から供給される。そして、タンク16内の水位が基準水位に到達すると、ボールタップ14によってバルブが「閉」状態とされて水道水の供給が停止される。また、例えば、エゼクタ12によって多量のドレンが回収されて、タンク16の水の水位が上限水位を超えた場合には、配管P41、P42を介して、水が排出される。
ポンプ13は、例えば、ステンレス(例えば、SUS304)製渦巻きポンプであって、タンク16内に貯留された水を、循環配管P31、P32、P33、P34を介して循環させるものである。循環配管P32と循環配管P33との接続部には、バルブV31が介設されている。また、循環配管P33には、圧力計M32が配設されている。更に、循環配管P33と循環配管P34との接続部には、エゼクタ12が介設されている。また、循環配管P34の流出側には、永久磁石11が配設されている。
バルブV31を開閉することによって、エゼクタ12に供給される(循環される)水の流量を増減することができる。すなわち、バルブV31の開度が大きい程、エゼクタ12に供給される水の流量を増加することができる。尚、後述するように、エゼクタ12では、水の流路が絞られるため、バルブV31の開度が大きい程、圧力計M32によって計測されるエゼクタ12の流入側の水圧が増大する。
永久磁石11は、循環配管P34の流出側に配設され、水の除鉄を行うものである。永久磁石11は、複数の(例えば、5個の)磁区が直列に設けられた、円柱状の棒磁石である。この場合には、磁区の境界(S極とN極とが対向して隣接する位置)の磁場が最も大きいため、ここでは4箇所の磁区の境界に水中の鉄分が吸着され、除鉄されることになる。
点検蓋17は、タンク16の上面に開閉自在に配設され、永久磁石11の点検、取り外し、および、取り付けを可能にするものである。すなわち、点検蓋17を開放することによって、永久磁石11に鉄粉などが付着している状況を、外部から視認可能になる。また、点検蓋17を開放することによって、手または治具などを点検蓋17から挿入して、永久磁石11を取り外し、付着した鉄粉などを除去した後、永久磁石11を取り付けることができる。
エゼクタ12は、循環配管P33、P34に介設されており、配管P21(図4参照)を介してズボンプレッサ、スチームアイロンなどから供給される蒸気ドレンを吸引して、ポンプ13によって循環されている水と混合することによって蒸気ドレンを回収するものである。配管P21には、連成計M20が配設されている。連成計M20は、エゼクタ12によって発生される負圧を計測するものである。
配管P21とエゼクタ12との間には、真空破壊バルブ12Aおよび逆止弁12Bが介設されている。真空破壊バルブ12Aは、エゼクタ12によって生成され連成計M20によって検出される負圧が過大となった場合に、「開」状態として、配管(図示省略)を介して大気(エアー)を吸入することによって、負圧を低減するものである。逆止弁12Bは、真空破壊バルブ12Aと配管(図示省略)との間に介設され、エゼクタ12から配管への水の流出を防止する弁である。
−熱回収装置における温度制御−
温度制御部15は、タンク16内の水が、予め設定された制御温度に到達した場合に、タンク16内の水の一部を排出した後、タンク16内に水道水を補給することによって、タンク16内の水の温度制御を行うものである。温度制御部15は、温度計151、サーモスタット152、電動バルブ153、および、図略の制御部154を備えている。
電動バルブ153は、タンク16内の水を排出する場合に、制御部154からの指示に従って、「開」状態とされ、タンク16内の水の排出を停止する場合に、制御部154からの指示に従って、「閉」状態とされる電動式のバルブである。電動バルブ153が、「開」状態とされた場合には、タンク16内の水は、配管P51、P52を経由して、配管P32に流出し、排出される。
温度計151は、タンク16の水の温度を検出して、検出結果を外部から視認可能に表示するものである。ここでは、便宜上、温度計151として、タンク16内の水の温度を表示するメータの配設位置に参照符合を付与している。
サーモスタット152は、タンク16内の水が第1温度T1に到達したか否かを判定するものであって、サーモスタット152によって第1温度T1に到達したと判定されたときに、制御部154は、電動バルブ153を「開」状態とする。尚、電動バルブ153が「開」状態とされると、タンク16内の水は、配管P51、P52を経由して、配管P32に流出するため、タンク16内の水位が低下する。そして、タンク16内の水位が下限水位以下に下がると、ボールタップ14によってバルブが「開」状態とされて水道水が供給される。水道水の供給が開始されると、タンク16内の水の温度が低下し始める。
また、サーモスタット152は、タンク16内の水が第3温度T3(例えば、70℃)に到達したか否かを判定するものであって、サーモスタット152によって第3温度T3に到達したと判定されたときに、制御部154は、電動バルブ153を「閉」状態とする。すなわち、電動バルブ153が「開」状態となって、タンク16内の水が配管P51、P52を経由して、配管P32に流出し、排出されるのは、タンク16内の水が第3温度T3(例えば、70℃)以上、且つ、第1温度T1(例えば、80℃)以下の範囲にある場合に限られることになる。
尚、本実施形態においては、電動バルブ153が「開」状態となったときに、タンク16内の水が排出される場合について説明したが、電動バルブ153が「開」状態となったときに、タンク16内の水が他の装置(例えば、ボイラなど)に供給される形態でもよい。
また、タンク16内で上述のようにして、第1温度T1(例えば、80℃)近傍の温度に制御された水は、配管P61を介して、ボイラなどへ供給される。
更に、配管P32には、圧送口133が形成され、配管P33には、圧送口134が形成されている。圧送口133および圧送口134は、ポンプ13によるポンプ圧を利用して、他の装置(例えば、ボイラ、洗濯機など)へタンク16内の水を圧送する開口である。
このようにして、ポンプ13によって、タンク16内に貯留された水が、循環配管P31、P32、P33、P34を介して循環される。そして、循環配管P31、P32、P33、P34に介設されたエゼクタ12によって、蒸気ドレンが吸引されて、循環されている水と混合することによって蒸気ドレンが回収されるため、効率的に蒸気ドレンを回収することができる。
また、エゼクタ12によって、回収された蒸気ドレンが循環されている水と混合されることによって蒸気ドレンに含まれている熱量が循環されている水に付与されて、タンク16内の水が加熱される。そして、タンク16内の水が、予め設定された第1温度T1(例えば、80℃)に到達した場合に、タンク16内の水の一部を排出した後、タンク16内に水を補給することによって、タンク16内の水の温度制御が行われるため、排出される水の温度を概ね第1温度T1に制御することができる。
本実施形態では、制御部154が、サーモスタット152によって第3温度T3に到達したと判定されたときに、電動バルブ153を「閉」状態とする場合について説明するが、制御部154が、ボールタップ14によってバルブが「開」状態とされて水道水が供給されたときに、電動バルブ153を「閉」状態とする形態でもよい。この場合には、図略のボイラに供給される水の温度は、概ね第1温度T1(例えば、80℃)となり、ボイラに供給する水の温度を更に厳密に制御することができる。
尚、上記説明は、第1熱回収装置10を例としているため、温度制御部15は第1温度T1(例えば、80℃)と第3温度T3(例えば、70℃)との間で温度が調整されるように制御を行っている。これに対して、第2熱回収装置20では、タンク16内の水を第2温度T2(例えば、40℃)に制御するものであり、その温度制御方法も第1熱回収装置10とは異なる方法とすることができる。具体的には、第2熱回収装置20では、エゼクタ12の上流側の回収配管に自動制御弁60(図1参照)を配置し、タンク16内の水が第2温度T2に到達すると自動制御弁60を「閉」状態とする。自動制御弁60を「閉」とすることで、第2熱回収装置20への熱供給が停止され、第2熱回収装置20のタンク16内の水は第2温度T2付近で維持される。尚、自動制御弁60は第2熱回収装置20における温度制御部15と接続され、温度制御部15によって開閉制御されるものとすればよい。また、自動制御弁60が「閉」とされているとき、蒸気利用設備機器30から回収される蒸気ドレンの全ては、第1熱回収装置10に供給される。
−エゼクタの構造および動作−
次いで、図6を用いて、エゼクタ12の構造を説明する。図6は、図2の熱回収装置10に配設されるエゼクタ12の一例を示す断面図である。エゼクタ12は、水流入口121、第1テーパ部122、第1ノズル123、混合室124、第2テーパ部125、第2ノズル126、滞留室127、水流出口128、および、ドレン吸込口129を備えている。
水流入口121は、タンク16内に貯留された水がポンプ13によって圧送され、循環配管P31、P32、P33を順次経由して流入する開口である。すなわち、水流入口121は、図略の循環配管P33の一方側端部と螺合(又は、嵌合)されている。
第1テーパ部122は、水流入口121から流入した水を、先窄まり形状のテーパに沿って第1ノズル123に導くものである。第1ノズル123は、第1テーパ部122の先端に形成され、水流入口121から流入した水を高速で、混合室124へ吐出させるものである。第1ノズル123から混合室124へ水が高速で吐出されることで、いわゆる「ベンチュリー効果」によって、混合室124内に負圧が発生する。そして、混合室124内に発生した負圧によって、配管P21(図4参照)を介して供給される蒸気ドレンがドレン吸込口129から吸入され、吸入された蒸気ドレンが第1ノズル123から吐出された水と混合室124で混合される。蒸気ドレンと水とが混合されたものを、以下の説明において、便宜上「混合液」という。
第2テーパ部125は、混合室124内の混合液を先窄まり形状のテーパに沿って第2ノズル126に導くものである。ここで、第2ノズル126の開口面積は、第1ノズル123の開口面積より大きく設定されている。第2ノズル126は、第2テーパ部125の先端に形成され、混合室124内の混合液を滞留室127に吐出するものである。
滞留室127は、第2ノズル126から吐出された混合液を一時的に滞留させるものであって、下流側に、水流出口128が形成されている。水流出口128は、第2ノズル126から吐出された混合液を循環配管P34(図2参照)を経由して、タンク16内に流入させる開口である。
上述のような構成を有するエゼクタ12を、図1に示すように、循環配管P33、P34間に介設することによって、配管P21(図4参照)を介して供給される蒸気ドレンをドレン吸込口129から効率的に回収し、回収された蒸気ドレンを循環されている水と混合させて、蒸気ドレンに含まれる熱量を回収することができる。
−熱回収システムの構成および動作−
上述したように、本システムでは、第1熱回収装置10における制御温度が第1温度T1(例えば、80℃)とされ、第2熱回収装置20における制御温度が第2温度T2(例えば、40℃)とされている。第1熱回収装置10において第1温度T1に温度制御された水は、ポンプ52を介してボイラ51に供給され、ボイラ51でのさらなる加熱によって蒸気とされる。ボイラ51によって生成した蒸気は、蒸気利用設備機器30に供給され、利用される。また、第2熱回収装置20において第2温度T2に温度制御された水は、第2熱回収装置20から温水利用設備機器40に直接供給され、利用される。尚、本システムに組み込まれる蒸気利用設備機器30および温水利用設備機器40は、それぞれ1台に限定されるものではなく、複数台が本システムに組み込まれていてもよい。
蒸気利用設備機器30で使用された後の蒸気ドレンは、回収配管を経由して第1熱回収装置10および第2熱回収装置20に供給(回収)される。但し、本システムでは、回収配管の途中に分離部70(図1参照)が設けられており、蒸気利用設備機器30から回収された蒸気ドレンが分離部70において蒸気とドレンとに分離される。
ここで、図7を参照して本実施の形態に係る分離部70について説明する。分離部70は、蒸気ドレンが挿通される蒸気ドレン配管71と、蒸気が挿通される蒸気配管72と、ドレンが挿通されるドレン配管73とを備えている。また、蒸気ドレン配管71は、蒸気配管72とドレン配管73とに分岐しており、蒸気配管72は、蒸気ドレン配管71の上側に接続されている。
蒸気配管72は、蒸気ドレン配管71の上側に接続されているため、蒸気ドレン配管71を挿通される蒸気ドレンのうち、蒸気のみが蒸気配管72側に吸引され、残ったドレン(蒸気が含まれる場合もある)はドレン配管73側に吸引される。すなわち、蒸気ドレンが挿通される蒸気ドレン配管71が、蒸気が挿通される蒸気配管72と、ドレンが挿通されるドレン配管73とに分岐しており、蒸気配管72が、蒸気ドレン配管71の上側に接続されているため、簡素な構成で蒸気ドレンを蒸気とドレンとに分離することができる。
本システムでは、蒸気配管72は第2熱回収装置20のエゼクタ12に上述の配管P21として接続され、第2熱回収装置20には蒸気ドレンから分離された蒸気のみが回収される。一方、ドレン配管73は第1熱回収装置10のエゼクタ12に上述の配管P21として接続され、第1熱回収装置10には蒸気ドレンから分離されたドレンが回収される。
この時、蒸気ドレン中の鉄分(鉄粉や錆)はドレンの方に残渣として残り、蒸気の方には鉄分が含まれない。そして、この鉄分を含まない蒸気が第2熱回収装置20に回収されて、循環されている水と混合されるため、第2熱回収装置20側では蒸気ドレンに含まれる鉄分が水と混合されることがない。尚、上記説明では、第1熱回収装置10と第2熱回収装置20とは基本的に同じ構造であるとしたが、第2熱回収装置20に回収される蒸気には鉄分が含まれないことから、上述した永久磁石11は第2熱回収装置20では省略してもよい。
上述したように、第2熱回収装置20は、第2温度T2に温度制御した水を温水利用設備機器40に直接供給するものであるが、第2熱回収装置20で回収する蒸気には鉄分(特に錆)が含まれない。これにより、温水利用設備機器40に供給する温水に錆が混入することを防止できる。
一方、ドレンを回収する第1熱回収装置10では、ドレン中の鉄分(鉄粉や錆)が循環されている水と混合されることになる。鉄粉については永久磁石11によって除去できるが、錆については永久磁石11では除去できない。このため、第1熱回収装置10において温度制御され、排出される水には錆が含まれることになる。
但し、第1熱回収装置10から排出される水は、ボイラ51に供給され、ボイラ51で蒸気とされてから蒸気利用設備機器30に供給される。この場合、ボイラ51に供給される水に錆が混入していたとしても、蒸気利用設備機器30に供給される蒸気には錆が含まれないため、特に問題は生じない。尚、この場合でも、第1熱回収装置10とボイラ51との間(好適には第1熱回収装置10とポンプ52との間)にストレーナ53(図1参照)を配置し、ストレーナ53によってある程度の錆を取り除く構成とすることが好ましい。
以上のように、本システムでは、温水利用設備機器40に温水を供給する第2熱回収装置20は、蒸気ドレンから分離された蒸気のみを回収するものであるため、温水利用設備機器40に錆の混入した温水が供給されることを防止できる。さらに、蒸気ドレンから分離されたドレンは第1熱回収装置10に回収されて水の加熱に利用されるため、ドレンに含まれる熱も捨てられることなく利用でき、本システムは高い熱回収率を確保することができる。
上記説明では、分離部70によって蒸気ドレンを蒸気とドレンとに分離している。また、分離部70は、蒸気配管72を蒸気ドレン配管71の上側に接続することで、蒸気ドレン配管71を蒸気配管72とドレン配管73とに分岐させている。しかしながら、上記構成の分離部70において、蒸気ドレン配管71およびドレン配管73を流れるドレンの流れは乱流であり、蒸気配管72とドレン配管73との分岐箇所ではドレンの飛散が生じて、飛散したドレンが蒸気配管72に混入する恐れもある。このため、分離部70における蒸気の分離を確実に行う(蒸気配管72へのドレンの混入を防止する)ためには、蒸気配管72を蒸気ドレン配管71およびドレン配管73から十分な高さに配置する必要があると考えられる。
本願発明者は、分離部70における蒸気配管72とドレン配管73との軸間距離L(図7参照)を変化させ、蒸気の分離効果に対する比較実験を行った。ここでは、配管の管内径を35.7mm(呼び径32A)と52.9mm(呼び径50A)との2種類とし、管内径35.7mmの場合は軸間距離Lを60mmから110mmの間で10mm刻みで変更し、管内径52.9mmの場合は軸間距離Lを80mmから130mmの間で10mm刻みで変更した。また、この比較実験では、蒸気配管72の下流側を真空到達させて吸引を行い、この真空度は全ての条件(管内径および軸間距離)で−0.1MPa、−0.09MPa、−0.08MPaの3段階で実験を行った。
評価方法は、蒸気ドレン配管71に錆に対応する異物を混入させた蒸気ドレンを流し、蒸気配管72で分離した蒸気を冷却して凝縮させたのち、その凝縮水に含まれる異物を目視にて確認した。結果を以下の表1に示す。
Figure 0006774107
実施例1〜9および比較例1〜9は、管内径が35.7mmの場合の結果であり、軸間距離Lが90mm以上である実施例1〜9では、蒸気配管72で分離した蒸気の凝縮水に異物は確認されず、良好な分離結果が得られていた。一方、軸間距離Lが80mmである比較例1〜3では僅かな異物の混入が認められ、軸間距離Lが70mm以下である比較例4〜9ではより多くの異物の混入が認められた。
実施例10〜18および比較例10〜18は、管内径が52.9mmの場合の結果であり、軸間距離Lが110mm以上である実施例10〜18では、蒸気配管72で分離した蒸気の凝縮水に異物は確認されず、良好な分離結果が得られていた。一方、軸間距離Lが100mmである比較例10〜12では僅かな異物の混入が認められ、軸間距離Lが90mm以下である比較例13〜18ではより多くの異物の混入が認められた。
表1の結果から明らかなように、管内径が35.7mmの場合および52.9mmの場合の何れでも、軸間距離Lが短ければ分離部70における蒸気分離が不十分となり、軸間距離Lを長くすることで分離部70における蒸気分離を確実に行うことができた。
尚、管内径が35.7mmの場合、分離部70における蒸気分離を確実に行うことのできる軸間距離Lは90mm以上であり、管内径が52.9mmの場合、分離部70における蒸気分離を確実に行うことのできる軸間距離Lは110mm以上であり、これらの数値には開きがある。一方、ドレン配管73における管内面の最上部から蒸気配管72における管内面の最下部までの距離を蒸気配管高さH(図7参照)とすれば、管内径が35.7mmの場合、分離部70における蒸気分離を確実に行うことのできる蒸気配管高さHは54.3(=90−35.7)mm以上であり、管内径が52.9mmの場合、分離部70における蒸気分離を確実に行うことのできる蒸気配管高さHは57.1(=110−52.9)mm以上である。
これより、分離部70における蒸気分離を確実に行うには、蒸気配管高さHを50mm以上とすることが好ましく、55mm以上とすることがさらに好ましい。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 第1熱回収装置
20 第2熱回収装置
30 蒸気利用設備機器
40 温水利用設備機器
11 永久磁石
12 エゼクタ
13 ポンプ
14 ボールタップ
15 温度制御部
151 温度計
152 サーモスタット
153 電動バルブ
154 制御部
16 タンク
17 点検蓋
51 ボイラ
52 ポンプ
53 ストレーナ
60 自動制御弁
70 分離部
71 蒸気ドレン配管
72 蒸気配管
73 ドレン配管

Claims (2)

  1. 他の装置で使用された蒸気が凝縮したドレンを回収し、該ドレンに含まれる熱によって水を加熱して第1温度に温度制御する第1熱回収装置と、
    他の装置で使用された蒸気を回収し、該蒸気に含まれる熱によって水を加熱して第2温度に温度制御する第2熱回収装置と、
    前記第1熱回収装置によって加熱された水が供給され、該水をさらに加熱して蒸気を生成するボイラと、
    前記ボイラによって生成された蒸気が供給され、該蒸気を利用する蒸気利用設備機器と、
    前記第2熱回収装置によって加熱された水が供給され、該水を利用する温水利用設備機器と、
    前記蒸気利用設備機器で使用された蒸気と該蒸気が凝縮したドレンとからなる蒸気ドレンを、蒸気とドレンとに分離する分離部とを備え、
    前記分離部で分離した蒸気を前記第2熱回収装置で回収し、前記分離部で分離したドレンを前記第1熱回収装置で回収することを特徴とする熱回収システム。
  2. 請求項1に記載の熱回収システムであって、
    前記分離部は、前記蒸気ドレンが挿通される蒸気ドレン配管と、前記蒸気が挿通される蒸気配管と、前記ドレンが挿通されるドレン配管と、を備えており、
    前記蒸気ドレン配管は、前記蒸気配管と前記ドレン配管とに分岐され、前記蒸気配管は、前記蒸気ドレン配管の上側に接続されており、
    前記ドレン配管における管内面の最上部から前記蒸気配管における管内面の最下部までの距離を蒸気配管高さHとする場合、前記蒸気配管高さHが50mm以上であることを特徴とする熱回収システム。
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