JP6773487B2 - 腕時計用プリズム構造体 - Google Patents
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Description
しかしながら、ランニング中や、潜水中においては、腕を回転させる(又はひねる)動作は特に煩わしく感じるものであり、何らかの対策が求められていた。
また、請求項1に記載の腕時計用プリズム構造体では、プリズム構造体に、腕時計の本体に引っ掛ける爪が設けられているため、プリズム構造体の爪を腕時計の本体に引っ掛けることで、プリズム構造体を腕時計の本体に簡単に取り付けることができる。また、正面からの読み取りが必要な場合には、簡単に取り外すことができる。
請求項2に記載の腕時計用プリズム構造体は、一方の面に並列に複数のプリズムが形成され、他方の面に入射した光を斜め方向に出射するプリズム板と、前記プリズム板の一方の面側に配置され、前記プリズム板との間に気体を封止する透明板と、を備えたプリズム構造体と、前記プリズム構造体に設けられ、腕時計に設けられたベルトを通すベルト挿通部と、を有する。
請求項2に記載の腕時計用プリズム構造体は、ベルト挿通部に、腕時計のベルトを通すことで、腕時計用プリズム構造体を腕時計に取り付けることができる。また、正面からの読み取りが必要な場合には、簡単に取り外すことができる。
請求項3に記載の腕時計用プリズム構造体は、一方の面に並列に複数のプリズムが形成され、他方の面に入射した光を斜め方向に出射するプリズム板と、前記プリズム板の一方の面側に配置され、前記プリズム板との間に気体を封止する透明板と、を備えたプリズム構造体と、前記プリズム構造体に設けられ、前記プリズム構造体の前記プリズム板を腕時計のカバーガラスに貼り付ける透明な粘着剤と、を有する。
請求項3に記載の腕時計用プリズム構造体は、粘着剤を腕時計のカバーガラスに貼り付けることで、腕時計用プリズム構造体を腕時計のカバーガラスに取り付けることができる。また、粘着剤は透明であり、表示の光が透過するので、腕時計用プリズム構造体を腕時計に取り付けても、表示を鮮明に見ることができる。
図1〜図5を用いて、本発明の第1の実施形態に係る腕時計用プリズム構造体10について説明する。
図1に示すように、本実施形態の腕時計用プリズム構造体10は、略円板状のプリズム構造体12を備え、プリズム構造体12の外周部分には、腕時計14のベルト16を挿通する一対のベルト挿通部18が設けられている。この腕時計14は、時刻等を表示する液晶表示板20を備えている。
次に、本実施形態の腕時計用プリズム構造体10の使用方法を説明する。
本実施形態の腕時計用プリズム構造体10は、図1の矢印で示すように、腕時計14のベルト16をベルト挿通部18に挿通して、図3に示すように、プリズム構造体12を腕時計14の本体正面に配置する。
図6を用いて、本発明の第2の実施形態に係る腕時計用プリズム構造体34について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態の腕時計用プリズム構造体34は、プリズム構造体12の外周部分に、腕時計14の本体14Aに引っ掛けるための一対の爪36が形成されている。
本実施形態の腕時計用プリズム構造体34は、一対の爪36で腕時計14の本体14Aを挟むことで、腕時計14の本体14Aに簡単に取り付けることができる。
[第3の実施形態]
図7を用いて、本発明の第3の実施形態に係る腕時計用プリズム構造体38について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7(B)に示すように、本実施形態の腕時計用プリズム構造体38は、プリズム構造体12のプリズム板22の外面に、シート状の透明な粘着剤40が設けられている。
本実施形態の腕時計用プリズム構造体38は、粘着剤40を腕時計14のカバーガラス14Bに貼り付けることで、腕時計用プリズム構造体38を腕時計14に簡単に取り付けることができる。
図8を用いて、第4の実施形態に係るプリズム構造体42について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図9を用いて、多層プリズム構造体44について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10、及び図11を用いて、第6の実施形態に係る腕時計用プリズム構造体46について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の腕時計用プリズム構造体46では、2枚のプリズム構造体12が用いられている。ベルト挿通部18の設けられた一方のプリズム構造体12の一端部分と、他方のプリズム構造体12の一端部分とは、一例として弾性変形可能な合成樹脂からなるヒンジ部材48で連結されており、一方のプリズム構造体12に対して、他方のプリズム構造体12は、ヒンジ部材48を支点として揺動可能となっている。
しかしながら、本実施形態のように、複数のプリズム構造体12を用いて外側のプリズム構造体12を傾斜させることで、より斜め方向からの視認性を確保することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
12 プリズム構造体
18 ベルト挿通部
22 プリズム板
24 透明板
26 シール部材
34 腕時計用プリズム構造体
36 爪
37 空気層
38 腕時計用プリズム構造体
40 粘着剤
42 プリズム構造体
44 多層プリズム構造体
46 腕時計用プリズム構造体
Claims (9)
- 一方の面に並列に複数のプリズムが形成され、他方の面に入射した光を斜め方向に出射するプリズム板と、前記プリズム板の一方の面側に配置され、前記プリズム板との間に気体を封止する透明板と、を備えたプリズム構造体と、
前記プリズム構造体に設けられ、腕時計の本体に引っ掛ける爪と、
を有する、腕時計用プリズム構造体。 - 一方の面に並列に複数のプリズムが形成され、他方の面に入射した光を斜め方向に出射するプリズム板と、前記プリズム板の一方の面側に配置され、前記プリズム板との間に気体を封止する透明板と、を備えたプリズム構造体と、
前記プリズム構造体に設けられ、腕時計に設けられたベルトを通すベルト挿通部と、
を有する、腕時計用プリズム構造体。 - 一方の面に並列に複数のプリズムが形成され、他方の面に入射した光を斜め方向に出射するプリズム板と、前記プリズム板の一方の面側に配置され、前記プリズム板との間に気体を封止する透明板と、を備えたプリズム構造体と、
前記プリズム構造体に設けられ、前記プリズム構造体の前記プリズム板を腕時計のカバーガラスに貼り付ける透明な粘着剤と、
を有する、腕時計用プリズム構造体。 - 前記プリズム板の外周部分と前記透明板の外周部分とが、シール部材で接合されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の腕時計用プリズム構造体。
- 前記プリズム板の前記プリズムの頂部と前記透明板との間に隙間が設けられている、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の腕時計用プリズム構造体。
- 前記透明板、および前記プリズム板の少なくとも一方に、反射防止加工が施されている、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の腕時計用プリズム構造体。
- 前記透明板、および前記プリズム板の少なくとも一方に、偏光加工が施されている、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の腕時計用プリズム構造体。
- 前記プリズム構造体が複数積層されている、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の腕時計用プリズム構造体。
- 前記プリズム構造体が2枚積層されており、一方の前記プリズム構造体に対して、他方の前記プリズム構造体は傾斜している、請求項8に記載の腕時計用プリズム構造体。
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