JP6770479B2 - Work vehicle air cleaner device and work vehicle - Google Patents
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本発明は、作業車両のエンジンに送られる空気に含まれるダストを分離して分離口から排出するエアクリーナと、分離口に接続されるダクトと、を具備する作業車両のエアクリーナ装置、及びエアクリーナ装置を具備する作業車両の技術に関する。 The present invention provides a work vehicle air cleaner device and an air cleaner device including an air cleaner that separates dust contained in air sent to the engine of the work vehicle and discharges the dust from the separation port, and a duct connected to the separation port. Regarding the technology of the work vehicle to be equipped.
従来、作業車両のエンジンに送られる空気に含まれるダストを分離して分離口から排出するエアクリーナと、分離口に接続されるダクトと、を具備する作業車両のエアクリーナ装置、及びエアクリーナ装置を具備する作業車両の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
Conventionally, an air cleaner device for a work vehicle and an air cleaner device including an air cleaner that separates dust contained in the air sent to the engine of the work vehicle and discharges the dust from the separation port and a duct connected to the separation port are provided. The technology of work vehicles is well known. For example, as described in
特許文献1に記載されるエアクリーナ装置のダスト排出管(ダクト)は、一端部がエアクリーナのダスト排出口(分離口)と接続されると共に、他端部がラジエータの空気の導入面に接続される。前記エアクリーナ装置は、ラジエータの冷却ファンの吸引力を利用してダスト排出管からダストを排出するように構成される。
One end of the dust discharge pipe (duct) of the air cleaner device described in
特許文献1に記載されるダスト排出管は、一端部から下方に延びるように形成され、当該延びた端部が後方に延びるように形成されている。このようなダスト排出管は、重力の作用する方向(鉛直方向)にダストを流通させた後で、当該ダストを水平方向(鉛直方向に対して直交する方向)に流通させることとなる。この場合、重力が空気の流れを乱すように作用し難い。このため、一度に多くのダストが流通した場合に、ダストを空気と攪拌させながら下流側へと送り難くなってダストを排出し難くなる可能性があった。
The dust discharge pipe described in
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ダストを排出し易くすることが可能な作業車両のエアクリーナ装置及び作業車両を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and a problem to be solved thereof is to provide an air cleaner device and a work vehicle for a work vehicle capable of easily discharging dust.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above, and next, the means for solving this problem will be described.
即ち、請求項1においては、作業車両のエンジンに送られる空気に含まれるダストを分離して分離口から排出するエアクリーナと、前記分離口に接続され、水平方向及び鉛直方向に対して傾斜する傾斜部を有するダクトと、を具備し、前記傾斜部は、第一方向に延びる第一傾斜部と、前記第一方向とは異なる第二方向に延びる第二傾斜部と、を含み、前記分離口は、前記エアクリーナの底面に形成され、前記第一傾斜部は、前記分離口に接続され、前記作業車両の後下方に延びるように形成され、前記第二傾斜部は、前記第一傾斜部の後下端部から前記作業車両の後上方に延びるように形成されるものである。
That is, in
請求項2においては、前記第一傾斜部は、前記第二傾斜部と連続するように接続されるものである。
In
請求項3においては、前記エアクリーナは、長手方向が前後方向を向くように配置されると共に、前記長手方向が後ろ上がりに傾斜するように配置されるものである。
In
請求項4においては、前記ダクトは、前記第二傾斜部における空気の流通方向下流側の端部に接続されると共に、開口面積が前記第二傾斜部の流路面積よりも大きくなるように形成され、ラジエータの空気の導入面と対向するように配置される排出口をさらに有するものである。
In
請求項5においては、前記排出口は、前記開口面積が前記第二傾斜部の流路面積の3倍以上の面積となるように形成されるものである。
In
請求項6においては、前記排出口は、長手方向を水平方向に向けた矩形状に形成されるものである。
In
請求項7においては、前記排出口は、前記ラジエータの上部と対向するように配置されるものである。 In claim 7, the outlet is arranged so as to face the upper part of the radiator .
請求項8においては、作業車両のエンジンに送られる空気に含まれるダストを分離して分離口から排出するエアクリーナと、前記分離口に接続され、水平方向及び鉛直方向に対して傾斜する傾斜部を有するダクトと、を具備し、前記傾斜部は、第一方向に延びる第一傾斜部と、前記第一方向とは異なる第二方向に延びる第二傾斜部と、を含み、前記ダクトは、前記第二傾斜部における空気の流通方向下流側の端部に接続されると共に、開口面積が前記第二傾斜部の流路面積よりも大きくなるように形成され、ラジエータの空気の導入面と対向するように配置される排出口をさらに有するものである。
In
請求項9においては、前記排出口は、長手方向を水平方向に向けた矩形状に形成されるものである。 In claim 9, the discharge port is formed in a rectangular shape with the longitudinal direction directed in the horizontal direction.
請求項10においては、前記排出口は、前記ラジエータの上部と対向するように配置されるものである。
In
請求項11においては、請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載のエアクリーナ装置を備えるものである。
11. The air cleaner device according to any one of
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As the effect of the present invention, the following effects are exhibited.
請求項1においては、傾斜部によってダクト内の空気の流れを乱してダストを排出し易くすることができる。また、ダクトを水平方向及び鉛直方向に対して複数の方向に傾斜させて、ダクト内の空気の流れを乱すことができる。また、分離口から第一傾斜部へと排出されたダストを空気の流れを乱しながら落とせるため、ダストが第一傾斜部内に堆積するのを抑制できる。また、第二傾斜部で後上方へ向けてダストを舞い上げるように送れるため、ダストをより排出し易くすることができる。
In
請求項2においては、第一傾斜部と第二傾斜部とにより空気の流れを連続して乱すことができるため、空気の流れを効果的に乱すことができる。
In
請求項3においては、エアクリーナと第二傾斜部との向きを合わせることができるため
、エアクリーナ装置をコンパクトな形状にすることができる。
In
, The air cleaner device can be made into a compact shape.
請求項4においては、ラジエータによるダクト内の空気の吸引量を増やすことができる。
In
請求項5においては、ラジエータによるダクト内の空気の吸引量を十分に増やすことが
できる。
In
it can.
請求項6においては、排出口の形状を簡素化することができる。
In
請求項7においては、空気の流速が比較的速いと考えられるラジエータの上部から空気を吸引することで、ダストをより排出し易くすることができる。 In claim 7, by sucking air from the upper part of the radiator, which is considered to have a relatively high flow velocity of air, it is possible to make it easier to discharge dust.
請求項8においては、傾斜部によってダクト内の空気の流れを乱してダストを排出し易くすることができる。また、ダクトを水平方向及び鉛直方向に対して複数の方向に傾斜させて、ダクト内の空気の流れを乱すことができる。また、ラジエータによるダクト内の空気の吸引量を増やすことができる。
In
請求項9においては、排出口の形状を簡素化することができる。 In claim 9, the shape of the outlet can be simplified.
請求項10においては、空気の流速が比較的速いと考えられるラジエータの上部から空気を吸引することで、ダストをより排出し易くすることができる。
In
請求項11においては、傾斜部によってダクト内の空気の流れを乱してダストを排出し易くすることができる。
In
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。 In the following, the directions indicated by the arrows U, D, arrow F, arrow B, arrow L, and arrow R in the drawing are defined as upward, downward, forward, backward, left, and right, respectively. I will explain.
以下では、本発明の一実施形態に係るトラクタ1のエアクリーナ装置20について説明する。
Hereinafter, the
まず、図1を参照して、トラクタ1の全体構成について説明する。
First, the overall configuration of the
トラクタ1は、主として機体フレーム2、前輪3・3、後輪4・4、エンジン5、ボンネット6、変速装置7、ステアリングホイール8及び座席9を具備する。
The
機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けて配置される。機体フレーム2の前部はフロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪3・3に支持される。機体フレーム2の後部には変速装置7が設けられる。変速装置7の後部はリアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪4・4に支持される。機体フレーム2の前後中途部にはエンジン5(ディーゼルエンジン)が設けられる。エンジン5はボンネット6に覆われる。エンジン5の後方には、ステアリングホイール8、種々の操作具、及び座席9等を有する運転操作部が設けられる。
The
エンジン5の動力は、変速装置7で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪3・3に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪4・4に伝達可能とされる。エンジン5の動力によって前輪3・3及び後輪4・4が回転駆動され、トラクタ1の走行が行われる。ステアリングホイール8は、その回動操作量に応じて左右一対の前輪3・3の切れ角を調節(変更)し、トラクタ1を操舵することができる。
After shifting by the transmission 7, the power of the
このようなトラクタ1において、外の空気を徐塵するプレエアクリーナ10が設けられる。プレエアクリーナ10を通過した空気は、後述するエアクリーナ装置20等を介してエンジン5へと送られる。当該プレエアクリーナ10は、エンジン5の上方(ボンネット6の上面)に配置されてもよく、エンジン5の前方(ボンネット6の内側)に配置されてもよい。
In such a
次に、図2から図5までを参照して、ボンネット6内の各部材の配置について説明する。
Next, the arrangement of each member in the
図2に示すように、ボンネット6内には、エンジン5、ラジエータ11及びエアクリーナ装置20等が配置される。
As shown in FIG. 2, an
エンジン5は、ボンネット6の後部に配置される。エンジン5は、機体フレーム2に支持される。
The
ラジエータ11は、エンジン5の冷却水を冷却するためのものである。ラジエータ11は、エンジン5の前方に配置される。図2及び図3に示すように、ラジエータ11は、コア11a、ラジエータファン11b及びシュラウド11cを具備する。
The
コア11aは、エンジン5の冷却水とボンネット6内を流通する空気との間で熱交換を行うためのものである。コア11aは、エンジン5の前方に配置される。コア11aは、ホース等を介してエンジン5のウォータージャケットと接続される(不図示)。
The
ラジエータファン11bは、後方へと空気を送るものである。ラジエータファン11bは、その外径がコア11aの上下幅(左右幅)と略同一となるように形成され、コア11aの後面の略全域と対向するように配置される。ラジエータファン11bは、エンジン5のシャフト5a等を介してエンジン5からの動力が伝達されることで駆動する。
The
シュラウド11cは、ラジエータファン11bに空気を導くためのものである。シュラウド11cは、コア11a及びラジエータファン11bを外周側から覆うように形成される。
The
このように構成されるラジエータ11は、エンジン5の駆動によりラジエータファン11bが駆動される。これにより、ラジエータファン11bは、コア11aの前方の空気(ボンネット6内を流通する空気)を吸引してコア11aを通過させ、当該通過させた空気を後方に送る。コア11aは、このようなラジエータファン11bによって吸引される空気と冷却水との間で熱交換を行って冷却水を冷却する。このように、本実施形態においては、ラジエータ11(コア11a)の前面が、空気の導入面として形成されている。なお、本実施形態に係るラジエータ11は、後述するエアクリーナ装置20の排出ダクト30内の空気も吸引するように構成されている。
In the
エアクリーナ装置20は、プレエアクリーナ10で除塵した空気をもう一度除塵してエンジン5へと送るためのものである。エアクリーナ装置20は、エアクリーナ21、吸気ダクト22、供給ダクト23及び排出ダクト30を具備する。
The
図3及び図4に示すエアクリーナ21は、プレエアクリーナ10で除塵した空気からダストを分離する(除塵する)ためのものである。エアクリーナ21は、略楕円形(左右に長い楕円形)断面を有する筒状に形成される。エアクリーナ21は、その長手方向(軸方向)が後ろ上がりに傾斜するように配置される。エアクリーナ21は、内部の回転流によって空気に遠心力を付与し、当該空気に含まれるダストを分離するサイクロン式のエアクリーナによって構成される。エアクリーナ21は、分離口21aを具備する。
The
分離口21aは、エアクリーナ21の底面における前下端部に形成される。分離口21aは、略筒状に形成され、エアクリーナ21の底面から後下方(エアクリーナ21の長手方向と直交する方向)へ突出する。
The
図2に示すように、このようなエアクリーナ21は、ラジエータ11のコア11aの前上方に配置される。エアクリーナ21は、後述する吸気ダクト22を介してプレエアクリーナ10と連通される。
As shown in FIG. 2, such an
吸気ダクト22は、プレエアクリーナ10で除塵した空気をエアクリーナ21へ送るためのものである。吸気ダクト22は、その一端部がプレエアクリーナ10の底面と接続されると共に、その他端部がエアクリーナ21の後上部と接続される。
The
供給ダクト23は、エアクリーナ21で除塵した空気(ダストが分離された空気)をエンジン5へ送るためのものである。供給ダクト23は、吸気ダクト22の左方に配置される。供給ダクト23は、その一端部がエアクリーナ21の後上部と接続されると共に、その他端部がエンジン5と接続される。これにより、供給ダクト23は、エンジン5とエアクリーナ21とを連通する。
The
排出ダクト30は、エアクリーナ21で分離されたダストをエアクリーナ装置20の外部へ排出するためのものである。図3から図5までに示すように、排出ダクト30は、側面視略L字状に形成される。また、排出ダクト30は、その先端部(後端部)の左右幅が他の部分よりも大きくなるように形成される。排出ダクト30は、傾斜部31及び排出口32を具備する。
The
傾斜部31は、水平方向及び上下方向に対して傾斜する部分である。傾斜部31は、第一傾斜部31a及び第二傾斜部31bを具備する。
The
第一傾斜部31aは、後下方に延びる略筒状の部分である。第一傾斜部31aは、排出ダクト30の基部側(前側)に形成される。第一傾斜部31aは、その前上端部がエアクリーナ21の分離口21aと接続される。
The first
第二傾斜部31bは、後上方に延びる略筒状の部分である。第二傾斜部31bは、第一傾斜部31aの後下端部から連続するように形成される。第二傾斜部31bは、その長さが第一傾斜部31aよりも長くなるように形成される。このような第二傾斜部31bは、第一傾斜部31aに対して略直交する。厳密には、第二傾斜部31bは、第一傾斜部31aとの間で成す角度が90°に近い鋭角となるように形成される。また、第二傾斜部31bは、エアクリーナ21の長手方向と概ね同一方向に延びている。厳密には、第二傾斜部31bは、その勾配がエアクリーナ21の勾配よりも若干急勾配となっている。
The second
排出口32は、排出ダクト30の先端部であり、ダストをエアクリーナ装置20の外部へと排出する部分である。排出口32は、後部が開口する略箱状に形成される。また、排出口32は、長手方向を左右方向に向けた背面視略矩形状に形成される。排出口32は、その開口面積が第二傾斜部31bの流路面積よりも3倍以上大きな面積となるように形成される。また、排出口32は、第一傾斜部31aの前上部と正面視で重なるように形成される。このような排出口32は、突出部32aを具備する。
The
突出部32aは、排出口32の上面から上方に突出する部分である。突出部32aは、排出口32の左部から右部までに亘って形成される。突出部32aは排出口32の内壁を下方から上方へと凹ませたような形状に形成されており、排出口32は、突出部32aが形成される部分において、その流路面積が部分的に大きくなっている。
The protruding
このように構成される排出口32は、その開口部分が後方を向くように配置され、その前部における左右中央部で第二傾斜部31bと接続される。また、排出口32は、その後部がラジエータ11のコア11aの前面における上部と接続される。
The
このような排出ダクト30は、その全体が平面視でエアクリーナ21と重複するように配置され、エアクリーナ21の下方に収まっている。
The
次に、以上の如く構成されたトラクタ1において、エンジン5へと空気を供給する流れについて説明する。
Next, in the
図2に示すエンジン5が駆動すると、当該エンジン5は、供給ダクト23、エアクリーナ21及び吸気ダクト22を介してボンネット6外の空気を吸引しようとする。これによって、プレエアクリーナ10にはボンネット6外の空気が導入される。当該空気は、プレエアクリーナ10で除塵され、吸気ダクト22を流通してエアクリーナ21へ送られる。当該空気は、エアクリーナ21によってダストが分離されて供給ダクト23へ送られる。当該空気は、供給ダクト23を流通してエンジン5へ送られる。これによって、エンジン5には、プレエアクリーナ10及びエアクリーナ21で除塵した空気が供給される。
When the
このようなエンジン5への空気の供給において、図2及び図3に示すエアクリーナ21内の空気は、排出ダクト30を介してラジエータファン11bに吸引される。これにより、エアクリーナ21で空気と分離されたダストは、分離口21aに流入して分離口21a内を後下方へ流通し、排出ダクト30へ流入する。当該ダストは、排出ダクト30内を傾斜部31(第一傾斜部31a、第二傾斜部31b)、排出口32の順に流通してエアクリーナ装置20から排出される。当該ダストは、ラジエータファン11bにより後方へ送られて、ボンネット6の隙間等からトラクタ1の外部へと排出される。
In such supply of air to the
本実施形態に係る排出ダクト30は、傾斜部31を具備することで、分離口21aから排出ダクト30内に流入したダストを、上下方向(重力の作用する方向である鉛直方向)及び水平方向(鉛直方向に対して直交する方向)に対して傾斜する方向に流通させることができる。これによれば、上下方向及び水平方向にダストを流通させる場合よりも、重力が空気の流れを乱すように作用し易くなる。これにより、一度に多くのダストが傾斜部31内に流入した場合でも、当該ダストと空気とを攪拌しながら下流側へ送り易くなるため、排出ダクト30からダストを排出し易くすることができる。
The
また、傾斜部31は、分離口21aと接続される第一傾斜部31aを具備している。これによって、排出ダクト30は、分離口21aから第一傾斜部31aへ流入したダストを空気と攪拌しながら落とすことができる。これにより、排出ダクト30の入口付近(第一傾斜部31aと分離口21aとの接続部分の近傍)にダストが堆積するのを抑制できる。
Further, the
また、傾斜部31は、第一傾斜部31aと接続される第二傾斜部31bを具備している。これによって、排出ダクト30は、第一傾斜部31aから第二傾斜部31bへ流入したダストを舞い上げながら排出口32へ送ることができる。これにより、第二傾斜部31bから排出口32へのダストの流入を促して、排出ダクト30からダストを排出し易くすることができる。
Further, the
また、排出ダクト30の排出口32は、その開口部分が後方を向いているので、第二傾斜部31bに沿って斜め後方へ流通してきた空気の方向を水平方向(後方)に変えることができる。これによって、空気の流れを乱して排出ダクト30からダストをより排出し易くすることができる。
Further, since the opening portion of the
また、図5に示すように、排出口32は、排出ダクト30の内壁が凹んで形成された突出部32aを具備している。このような突出部32aによれば、排出口32内を流通する空気の流れを突出部32aで乱すことができるため、排出ダクト30からダストをより排出し易くすることができる。
Further, as shown in FIG. 5, the
また、図3に示すように、本実施形態に係る排出ダクト30は、排出口32をラジエータ11の前面(空気の導入面)と接続することで、ラジエータ11によって吸引される部分の面積を大きくしている。これによれば、排出ダクト30は、ラジエータ11による吸引量を増やすことができる。これにより、エアクリーナ装置20は、排出ダクト30内を流通する空気の流速を効果的に上げることができるため、排出ダクト30からダストをより排出し易くすることができる。また、ラジエータ11による吸引量を増やすことで、排出ダクト30内を流通する空気の流速だけではなく、エアクリーナ21内を流通する空気の流速も上げることができる。これによって、エアクリーナ21の遠心力を高くすることができるため、エアクリーナ21においてダストを分離し易くすることができる。
Further, as shown in FIG. 3, the
ここで、コア11aの上部は、ラジエータファン11bの外周側と対向していることから、コア11aの中で空気の流速が比較的速い(吸引力が高い)部分となる。排出口32は、このようなコア11aの上部に接続されることで、ラジエータファン11bによる吸引量を増やすことができる。このため、排出ダクト30からダストをより排出し易くすることができる。
Here, since the upper portion of the
また、排出ダクト30は、第一傾斜部31aの少なくとも一部が排出口32と正面視で重なるように形成されている。このように構成することで、排出ダクト30の上下幅(最も高い部分から最も低い部分までの上下方向に沿った距離)を小さくすることができ、排出ダクト30をコンパクトな形状にすることができる。
Further, the
また、排出ダクト30は、エアクリーナ21の下方に収まるように配置されている。このように構成することにより、排出ダクト30がエアクリーナ21に対して水平方向に突出するのを防止できるため、エアクリーナ装置20をコンパクトな形状にすることができる。
Further, the
以上の如く、本実施形態に係るエアクリーナ装置20は、トラクタ1(作業車両)のエンジン5に送られる空気に含まれるダストを分離して分離口21aから排出するエアクリーナ21と、前記分離口21aに接続され、水平方向及び上下方向(鉛直方向)に対して傾斜する傾斜部31を有する排出ダクト30(ダクト)と、を具備するものである。
As described above, the
このように構成することにより、傾斜部31によって排出ダクト30内の空気の流れを乱して排出ダクト30からダストを排出し易くすることができる。
With this configuration, the
また、前記傾斜部31は、後下方(第一方向)に延びる第一傾斜部31aと、前記後下方とは異なる後上方(第二方向)に延びる第二傾斜部31bと、を含むものである。
Further, the
このように構成することにより、排出ダクト30を水平方向及び上下方向に対して複数の方向に傾斜させて、排出ダクト30内の空気の流れを乱すことができる。
With this configuration, the
また、前記第一傾斜部31aは、前記第二傾斜部31bと連続するように接続されるものである。
Further, the first
このように構成することにより、第一傾斜部31aと第二傾斜部31bとにより、空気の流れを連続して乱すことができる。これにより、空気の流れを効果的に乱すことができる。
With this configuration, the first
また、前記分離口21aは、前記エアクリーナ21の底面に形成され、前記第一傾斜部31aは、前記分離口21aに接続され、前記トラクタ1の後下方に延びるように形成されるものである。
Further, the
このように構成することにより、分離口21aから第一傾斜部31aへと排出されたダストを空気の流れを乱しながら落とせるため、ダストが第一傾斜部31a内に堆積するのを抑制できる。
With this configuration, the dust discharged from the
また、前記第二傾斜部31bは、前記第一傾斜部31aの後下端部から前記トラクタ1の後上方に延びるように形成されるものである。
Further, the second
このように構成することにより、第二傾斜部31bで後上方へ向けてダストを舞い上げるように送れるため、排出ダクト30からダストをより排出し易くすることができる。
With this configuration, the second
また、前記エアクリーナ21は、長手方向が後ろ上がりに傾斜するように配置されるものである。
Further, the
このように構成することにより、エアクリーナ21と第二傾斜部31bとの向きを合わせることができるため、第二傾斜部31bがエアクリーナ21に対して平面視で突出し難くなり、エアクリーナ装置20をコンパクトな形状にすることができる。
With this configuration, the directions of the
また、前記排出ダクト30は、前記第二傾斜部31bにおける空気の流通方向下流側の端部に接続されると共に、開口面積が前記第二傾斜部31bの流路面積よりも大きくなるように形成され、ラジエータ11の空気の導入面と対向するように配置される排出口32をさらに有するものである。
Further, the
このように構成することにより、ラジエータ11による排出ダクト30内の空気の吸引量を増やすことができる。
With this configuration, the amount of air sucked into the
また、前記排出口32は、開口面積が前記第二傾斜部31bの流路面積の3倍以上の面積となるように形成されるものである。
Further, the
このように構成することにより、ラジエータ11による排出ダクト30内の空気の吸引量を十分に増やすことができる。
With this configuration, the amount of air sucked into the
また、前記排出口32は、長手方向を水平方向に向けた矩形状に形成されるものである。
Further, the
このように構成することにより、排出口32の形状を簡素化することができる。また、排出口32の上下幅が大きくなるのを抑制できる。
With this configuration, the shape of the
また、前記排出口32は、前記ラジエータ11の上部と対向するように配置されるものである。
Further, the
このように構成することにより、空気の流速が比較的速い(ラジエータファン11bの外周部近傍である)と考えられるラジエータ11の上部から空気を吸引できるため、排出ダクト30からダストをより排出し易くすることができる。
With this configuration, air can be sucked from the upper part of the
また、本実施形態に係るトラクタ1は、前記エアクリーナ装置20を備えるものである。
Further, the
このように構成することにより、傾斜部31によって排出ダクト30内の空気の流れを乱して排出ダクト30からダストを排出し易くすることができる。
With this configuration, the
なお、本実施形態に係るトラクタ1は、本発明に係る作業車両の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る排出ダクト30は、本発明に係るダクトの実施の一形態である。
本実施形態における上下方向は、本発明に係る鉛直方向に対応する。
本実施形態における後下方は、本発明に係る第一方向に対応する。
本実施形態における後上方は、本発明に係る第二方向に対応する。
The
Further, the
The vertical direction in the present embodiment corresponds to the vertical direction according to the present invention.
The rear lower part in the present embodiment corresponds to the first direction according to the present invention.
The rear upper part in the present embodiment corresponds to the second direction according to the present invention.
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above configuration, and various modifications can be made within the scope of the invention described in the claims.
例えば、本実施形態に係る作業車両はトラクタ1であるものとしたが、本発明に係る作業車両の種類はこれに限定されるものでない。本発明に係る作業車両は、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であってもよい。
For example, the work vehicle according to the present embodiment is assumed to be the
また、傾斜部31は、鉛直方向及び水平方向に対して二方向に傾斜する(第一傾斜部31a及び第二傾斜部31bを具備する)ものとしたが、これに限定されるものではなく、鉛直方向及び水平方向に対して少なくとも一方向に傾斜していればよい。よって、傾斜部31は、鉛直方向及び水平方向に対して一方向に傾斜することもできるし、複数方向に傾斜することもできる。
Further, the
また、第一傾斜部31aと第二傾斜部31bとは、連続するものとしたが、これに限定されるものではなく、所定の部位を介して接続されていてもよい。
Further, although the first
また、第一傾斜部31aと第二傾斜部31bとは直交していてもよい。このように構成することで、空気の流通抵抗を抑えながらもできるだけ空気の流通方向を大きく変えることができる。
Further, the first
また、第一方向及び第二方向は、水平方向及び鉛直方向に対して傾斜していれば、本実施形態の方向(後下方向及び後上方向)に限定されるものではない。 Further, the first direction and the second direction are not limited to the directions of the present embodiment (backward downward direction and rearward upward direction) as long as they are inclined with respect to the horizontal direction and the vertical direction.
また、排出口32は、背面視略矩形状に形成されるものとしたが、排出口32の形状はこれに限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。具体的には、排出口32は、背面視略楕円状や背面視略正方形状等であってもよい。
Further, although the
また、排出口32は、ラジエータ11の上部と接続されるものとしたが、これに限定されるものではなく、ラジエータ11及びエアクリーナ21の位置関係等に応じてラジエータ11の上下中央部や下部等と接続されるものであってもよい。
Further, the
また、排出ダクト30は、必ずしもエアクリーナ21の下方に収まっている必要はなく、エアクリーナ21の左方や右方に配置されていてもよい。
Further, the
また、排出口32の開口面積は、少なくとも第二傾斜部31bの流路面積よりも大きければよく、必ずしも第二傾斜部31bの流路面積の3倍以上の面積である必要はない。排出口32の開口面積は、例えば、第二傾斜部31bの2倍の面積とすることもできる。
Further, the opening area of the
また、排出ダクト30は、必ずしも排出口32によって開口面積を大きくする必要はない。
Further, the
エアクリーナ21は、必ずしも長手方向が後ろ上がりに傾斜するように配置される必要はなく、例えば、長手方向が前後方向や左右方向を向くように配置されていてもよい。
The
また、分離口21aは、略筒状に形成されるものとしたが、ダストをエアクリーナ21から排出可能に構成されていればこれに限定されるものではなく、例えば、エアクリーナ21の底面で開口する開口部等によって構成されるものであってもよい。なお、分離口21aは、本実施形態のように後下方(水平方向及び上下方向に対して傾斜する方向)に延びる略筒状に形成されると、エアクリーナ21の本体で分離したダストを空気と攪拌しながら排出ダクト30へ送ることができる。このような分離口21aは、本発明に係るダクトの一部として機能する。
Further, although the
1 トラクタ(作業車両)
20 エアクリーナ装置
21 エアクリーナ
21a 分離口
30 排出ダクト
31 傾斜部
1 Tractor (working vehicle)
20 Air
Claims (11)
前記分離口に接続され、水平方向及び鉛直方向に対して傾斜する傾斜部を有するダクトと、
を具備し、
前記傾斜部は、
第一方向に延びる第一傾斜部と、
前記第一方向とは異なる第二方向に延びる第二傾斜部と、
を含み、
前記分離口は、
前記エアクリーナの底面に形成され、
前記第一傾斜部は、
前記分離口に接続され、前記作業車両の後下方に延びるように形成され、
前記第二傾斜部は、
前記第一傾斜部の後下端部から前記作業車両の後上方に延びるように形成される、
作業車両のエアクリーナ装置。 An air cleaner that separates the dust contained in the air sent to the engine of the work vehicle and discharges it from the separation port,
A duct connected to the separation port and having an inclined portion inclined with respect to the horizontal direction and the vertical direction.
Equipped with
The inclined portion is
The first inclined part extending in the first direction and
A second inclined portion extending in a second direction different from the first direction,
Including
The separation port is
Formed on the bottom of the air cleaner
The first inclined portion is
It is connected to the separation port and is formed so as to extend rearward and downward of the work vehicle.
The second inclined portion is
It is formed so as to extend rearward and upward from the work vehicle from the rear lower end portion of the first inclined portion.
Air cleaner device for work vehicles.
前記第二傾斜部と連続するように接続される、
請求項1に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The first inclined portion is
Connected so as to be continuous with the second inclined portion,
The air cleaner device for a work vehicle according to claim 1.
長手方向が前後方向を向くように配置されると共に、前記長手方向が後ろ上がりに傾斜するように配置される、
請求項1又は請求項2に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The air cleaner
It is arranged so that the longitudinal direction faces the front-rear direction, and the longitudinal direction is arranged so as to incline backward.
The air cleaner device for a work vehicle according to claim 1 or 2.
前記第二傾斜部における空気の流通方向下流側の端部に接続されると共に、開口面積が前記第二傾斜部の流路面積よりも大きくなるように形成され、ラジエータの空気の導入面と対向するように配置される排出口をさらに有する、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The duct is
It is connected to the end of the second inclined portion on the downstream side in the air flow direction, and is formed so that the opening area is larger than the flow path area of the second inclined portion and faces the air introduction surface of the radiator. It also has an outlet that is arranged to
Work vehicle air cleaner apparatus according to any one of claims 1 to 3.
前記開口面積が前記第二傾斜部の流路面積の3倍以上の面積となるように形成される、
請求項4に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The outlet is
The opening area is formed so as to be at least three times the area of the flow path of the second inclined portion.
The air cleaner device for a work vehicle according to claim 4.
長手方向を水平方向に向けた矩形状に形成される、
請求項4又は請求項5に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The outlet is
Formed in a rectangular shape with the longitudinal direction oriented horizontally,
The air cleaner device for a work vehicle according to claim 4 or 5.
前記ラジエータの上部と対向するように配置される、
請求項4から請求項6までのいずれか一項に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The outlet is
Arranged so as to face the top of the radiator,
The air cleaner device for a work vehicle according to any one of claims 4 to 6.
前記分離口に接続され、水平方向及び鉛直方向に対して傾斜する傾斜部を有するダクトと、
を具備し、
前記傾斜部は、
第一方向に延びる第一傾斜部と、
前記第一方向とは異なる第二方向に延びる第二傾斜部と、
を含み、
前記ダクトは、
前記第二傾斜部における空気の流通方向下流側の端部に接続されると共に、開口面積が前記第二傾斜部の流路面積よりも大きくなるように形成され、ラジエータの空気の導入面と対向するように配置される排出口をさらに有する、
作業車両のエアクリーナ装置。 An air cleaner that separates the dust contained in the air sent to the engine of the work vehicle and discharges it from the separation port,
A duct connected to the separation port and having an inclined portion inclined with respect to the horizontal direction and the vertical direction.
Equipped with
The inclined portion is
The first inclined part extending in the first direction and
A second inclined portion extending in a second direction different from the first direction,
Including
The duct is
It is connected to the end of the second inclined portion on the downstream side in the air flow direction, and is formed so that the opening area is larger than the flow path area of the second inclined portion and faces the air introduction surface of the radiator. It also has an outlet that is arranged to
Air cleaner assembly of the work vehicle.
長手方向を水平方向に向けた矩形状に形成される、
請求項8に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The outlet is
Formed in a rectangular shape with the longitudinal direction oriented horizontally,
The air cleaner device for a work vehicle according to claim 8 .
前記ラジエータの上部と対向するように配置される、
請求項8又は請求項9に記載の作業車両のエアクリーナ装置。 The outlet is
Arranged so as to face the top of the radiator,
The air cleaner device for a work vehicle according to claim 8 or 9 .
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