JP6769996B2 - バケットの縁部を保護するための装置、システム及び方法 - Google Patents

バケットの縁部を保護するための装置、システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、バケット縁部を保護するための装置と、その様な装置を具備する保護システムとに関する。本発明はまた、その様な保護システムを使用してバケット縁部を保護する方法に関する。
本発明の適用分野は、公共工事機械又は鉱山採掘機械の分野であり、特にはバケット、泥すくい、又はその様な機械に装備される別の容器又はより一般的には、一方の所定の位置から別の作業ステーションへ材料を削り取る、除去する及び/又は移動するように設計された任意の別の容器等である。公共工事の分脈において、その様な機械は、例えば、バックホー、ショベル系掘削機、バックホーローダー又は同じタイプの任意の建設機械の形態であり得る。鉱山採掘の分脈において、このタイプの機械は、例えば、ローダー、LHD(「ロード・ホール・ダンプスター」)又は同じタイプの任意の別の機械であり得る。
公知の方法において、バケットは、略矩形のアクセス開口部を有するトレイの形態を形成する。開口部を画定する縁部は一般的に、切断刃、上刃及び2つの側方翼を形成する。議論されている縁部及び特に切断刃は一般的に、当の縁部を覆うように取り外し可能に取り付けられた摩耗部品(wear parts)により保護される必要がある。これらの既知の摩耗部品は、例えばバケット歯又は保護物を形成する。バケットに対してこれら摩耗部品の取り付けを促進し且つ案内するために、バケットは一般的に、バケットに溶接又はねじ止めされるアダプタブラケットを備えており、摩耗部品はアダプタブラケットに取り付けられるように設計される。
国際公開公報WO2005/098149は、掘削バケット用の装着アセンブリを提案する。この場合には、摩耗部品は、バケットと一体化されたアダプタブラケット上において滑るように設計される。磨耗部品は、磨耗部品がアダプタブラケット上に組み立てられる場合に、アダプタブラケットの中空形状に開口する開口部を有する。アセンブリはまた、磨耗部品の開口部内に収容された本体により形成され、アダプタブラケットの開口部内に磨耗部品を収容し、それにより磨耗部品をアダプタブラケットに固定することを可能にする締結手段を具備する。
摩耗部品の開口部に締結手段を保持するために、議論されている締結手段は、ねじ付きロッドを受容し得るねじ付き穴を備える。ねじ付きロッドの端部は、ねじ止めにより磨耗部品の開口部の受容面に密着させられる。従って、締結手段は、ねじの締め付け圧力によりそれら締結手段を押し込むことにより開口部内に固定される。
それにもかかわらず、このタイプのアセンブリには、一定の限界がある。第一に、締結手段の押し込みの信頼性は、ねじ付きロッドに加えられる締め付け力に依存するので、不十分な力は、アセンブリの信頼性に疑問を投げ掛けるかもしれない。第二に、ねじ付きロッドの回転は、十分な締め付けを行うために数回転する必要があり、そのことは、特に多くの摩耗部品がバケットに取り付けられなければならない場合に、オペレータに対して時間の相当な損失を与えるかもしれない。更に、バケット内に運ばれる材料により引き起こされる振動及び磨耗の影響下で、ねじ付きロッドの緩み、従って締結手段の偶発的な分離の危険性が存在しており、そのことは、関連する摩耗部品の外れを引き起こす可能性がある。逆に、ねじ付きロッドがバケットの使用中に蓄積した材料により特に密着するか又は詰まったりする場合には、摩耗した摩耗部品をオペレータが分離することが困難な場合がある。
従って、本発明の目的は、上述した種々の欠点を改善すること、及びバケットへの取り付けの信頼性が高く、容易且つ迅速なバケット縁部を保護するための新規な装置を提案することである。
この目的のために、本発明の対象は、公共工事機械又は採掘機械のバケットの縁部を保護するための装置であり、そこではバケットは保護装置を支えるレールを具備していて、保護装置のための保持スロットがレールに設けられている。
本発明による保護装置は、端部保護構造形を形成するように摺動軸線に沿って摺動レール上において滑るように設計された縁部保護部品を具備しており、そこでは窓が保護構造形において保持スロット内に通じるように窓は保護部品を貫通するように設けられる。本発明による保護装置はまた、レールに対する保護部品の摺動を阻止してそれらを互いに固定するために、窓内に取り付けられて保護構造形の保持スロットに収容されるように設計されたシムも具備する。本発明によれば、保護装置は、窓の縁部に配置された少なくとも1つの固定止めを具備しており、そこでは保護装置は、固定キーが窓内におけるシムの組立及び分離を可能にする第1の角度位置と、固定キーが固定止めに当接するので従ってシムの分離を阻止する第2の角度位置との間において、回動軸線の周りでシムに対して可動な固定キーを具備する。
本発明のおかげで、固定止めは窓内に設けられ、前記固定止めに対して、適切な向きにある場合に回転キーが当接する。この形態において、窓からのシムの偶発的な引き抜きのどんな危険性も回避される。これらの2つの要素の互いに対する当接は、クランプを必要とせずに、窓及び保持スロットにより形成されるハウジング内におけるシムの固定を有利に保証する。他方で、キーが別の方向にあるときに、キーは、固定止めに当接せず、従ってもはやシムの組立又は分離を妨げない。このように、本発明のおかげで、1回転未満の角度によるキーの回転は、使用者が、シムのそのハウジングにおける固定又は固定解除を実施することを可能にし、その結果、レール上における保護装置の組立及び分離は、容易で、迅速で、且つ信頼できる。
別個に実施されるか又は組み合わされる本発明の別の有利な特徴によれば:
キーは、シムから突出し更にその一部において通路スロットがえぐられた頭部を具備する一方で、頭部の残りの部分が、当接指部を形成しており、保護部品は、シムが窓内に取り付けられるときにキーの頭部を受容するノッチを具備する一方で、受容ノッチが、ノッチの断面が縮小されて固定止めを形成する入口首部から延び、その結果
キーがその第1の角度位置にあるときに、当接指部はシムの組み立て又は分離中に入口首部を横切るように配向され、
キーがその第2の角度位置にあるときに、当接指部は入口首部に当接し、そのことは従ってシムの分離を妨げる。
キーは、回動軸線に関して半径方向にシムの外側に向って延びる突起を具備しており、保護部品は、固定止めを形成する半径方向止めを具備しており、半径方向止めは、シムが取り付けられたときに該半径方向止めがキーに対して半径方向に延びるように保護部品内に配置され、その結果:
キーが第1の角度位置にあるときに、突起は、シムが自由に分離され得るように、半径方向止めから離間し、
キーが第2の角度位置にあるときに、突起は、半径方向止めに当接してシムの分離を妨げる。
半径方向止めは、突起のラッチングノッチ(latching notch)を形成し、その結果、シムが取り付けられたとき、第2の角度位置へのキーの回動は、突起がノッチ内に係合することを可能にする一方で、第1の角度位置へのキーの回動は、突起をノッチから解放する。
シムは、第1の角度位置へのキーの角度移動を制限するように、キーがその第1の角度位置にあるときに突起が当接する移動開始当接部を具備する。
キーは、回動軸線に平行であるがそれと同軸ではないカム軸線を画定する略円筒形のクランプカムを具備し、その結果、第1の角度位置から第2の角度位置へのキーの回動は、回動軸線の周りのカムの偏心的変位を引き起こし、保護部品は、摺動軸線に対して略直交する平面内において延びる支持面を具備し、その結果、
キーがその第1の角度位置にあるときに、カムは、支持面から離間し、
キーがその第2の角度位置にあり且つシムが取り付けられたときに、カムは、支持面に支持され、シムはその結果として、摺動軸線の方向で保持スロットに押し付けられる。
キーは、縦本体と、縦本体が回転可能に一体的に挿入される縦本体よりも柔らかい材料で作られたシースと、を具備しており、シムは回動軸線に同軸の穴を具備しており、縦本体及びそのシースは、回動軸線の周りのシムに対するキーのための回動接続部を形成するように前記穴に挿入されることが可能であり、シース及び穴は、回動軸線の周りのシムに対するキーの回動を妨げるように調整される。
シース及び穴が、回動軸線の周りのシムに対するキーの回動を妨げるために、回動軸線と同軸の多角形基礎を好適に有する略筒形の相補形状を有する。
シースは、縦本体に結合される。
保護部品は、固定止めの反対側の窓の縁部に配置される保持溝を具備しており、シムは、シムが取り付けられるときに、保持溝内に挿入されるように設計された保持縁部を具備し、その結果、キーがその第2の角度位置にあるときに、シムは、一方では固定止めにより、他方では保持溝により窓内でその取り付け位置に保持される。
キーが、工具のための相互作用手段を具備し、その結果、キーは、相互作用手段を介して工具を使用して、回動軸線の周りで回動させられることが可能であり、保護部品は、相互作用手段へのアクセス開口部を具備し、その結果、シムが取り付けられたときに、キーは、保護部品の外側から工具によりその相互作用手段を介して回動させられることが可能である一方で、保護装置は、アクセス開口部を閉じるためのキャップ又は蓋タイプの手段を好適に具備する。
本発明はまた、公共工事機械又は採掘機械のバケットの縁部を保護するためのシステムに係わり、そこでは、保護システムは、上で定義されるような保護装置とバケットに固定されるように設計された保護装置を支えるためのレールとを具備する一方で、保護装置の保持スロットはレールに形成される。
最後に、本発明の対象は、上で定義された保護システムによりバケットの縁部を保護する方法であり、この方法は、以下の連続的段階、即ち、
a)摺動軸線に沿って保護部品を摺動させることにより、レール上における保護部品を端部の保護構造形に至るまで滑らせる段階と、
b)窓内にシムを取り付ける段階であって、キーがその第1の角度位置にある段階と、
c)キーをその第2の角度位置に回転させる段階と、
の連続的な段階を含む。
本発明は、限定されず且つ網羅的ではない単なる実施例として与えられている以下の説明を、以下の図面を参照して読んだとき、より良好に理解されるであろう。
図1は、本発明による保護装置を具備する保護システムの分解斜視図を示す。 図2は、別の形態において示される図1の保護システムの、別の角度からの斜視図を示す。 図3は、図2と同じ角度における斜視図を示しており、保護システムは、図2のものとは異なる形態で示される。 図4は、図1、2及び3の保護装置に属する保護部品の図9における線IV−IVに沿う部分縦断面図を示す。 図5は、図9の線V−Vに沿う図4の保護部品の部分縦断面図を示す。 図6は、シムを窓内に導入する前の、図9の線VI−VIに沿う、前の図面の保護装置の開口部の部分縦断面図を示す。 図7は、図9の線VII −VII に沿う、保護装置の開口部の部分縦断面図を示している。 図8は、図9の線VII −VII に沿う、保護装置の開口部の部分縦断面図を示しており、図7とは異なる構造形で示される。 図9は、図4の線IX−IXに沿う断面図を示しており、前の図面の保護システム及び上記の断面線IV−IV、V−V、VI−VI、VII −VII もまた示される。 図10は、前の図面の保護装置の固定キーの斜視図を示す。 図11は、固定キーの一部の斜視図を示す。 図12は、前の図面の保護装置のシムの斜視図を示す。 図13は、シムに取り付けられた固定キーの正面図を示している。 図14は、シムに取り付けられた固定キーの正面図を示しており、固定キーは、図13とは異なる角度位置で示される。 図15は、本発明による保護システムを備えたバケットの斜視図を示しており、バケット切断刃の中央に位置するものが、分解されて示される。
図1〜15は、公共工事機械又は採掘機械のバケット56の縁部58を保護するためのシステムを示す。「バケット」という用語は、採鉱装置又は公共工事機械類の装置の一部を指す。「バケット」という用語は、その様な機械に取り付けられた泥すくい及び別の容器を含むように一般化されてもよいので、「バケット」という用語は、1つの特定の場所から別の作業ステーションへの材料、好ましくは地面から来る材料の排出のために、削り取り、除去及び/又は移動することができる任意の容器を指す。従来の方法において、バケット56は、例えば矩形形状のアクセス開口部を有するトレイを形成する。アクセス開口部は、図1の保護システムが保護することが意図された突出縁部58、60、62及び64により境界を定められる。バケット56のアクセス開口部の境界を定めるこれらの縁部の間において、バケット56の底部に位置していて且つ4つの歯65を備える切断刃58が存在しており、そこでは図1に示される保護システムは、2つの隣接する歯の間に延びる縁部58の部分を保護するように取り付けられることが意図される。
図1〜15に示される保護システムは、バケット56の縁部58のための保護装置1を具備する。この保護システムはまた、保護装置1を支えるレール2を具備する。「アダプタブラケット」と時々呼ばれることがあるレール2は、縁部58の保護構造形に保護装置1を配置することを可能にする構成において、バケット56に固定されるように設計される。レール2は摺動軸線X2を有し、保護装置1は摺動軸線X2に沿って摺動し得る。レール2は通常はバケット56の内面に配置されており、摺動軸線X2は保護するべき縁部58に対して垂直である。
レール2は、
バケット56の内側に向けられるように意図された基部端部10と、
取り付け区域12であって、該取り付け区域12をとおしてレール2がバケット56に、例えば溶接又はボルト止めにより固定されることが意図された取り付け区域12と、
レール2の内においてえぐられた保護装置1の保持スロット3と、
突出端部11と、を摺動軸線X2に沿って連続的に具備する。
図1において見られるように、レール2はまた、摺動軸線X2に対して平行に延びていて、突出端部11から保持スロット3まで、摺動軸線X2に対して対称的に延びる摺動のための2つの突出リブ13を具備する。レール2の突出端部11は従って、雄蟻継ぎ形状を有する。
保持スロット3は、摺動軸線X2に平行に延びるスロット基部14と、摺動軸線X2に略直交する上流壁15及び下流壁16とにより有利に形成される。上流壁15は端面10の側に位置する一方で、下流壁16は保持スロット3に関する上流壁の反対側、即ち突出端部11の側に位置する。
保護装置1はまた、縁部58を保護するための部品4と、シム5と、固定キー9とを具備する。
図1、2及び3において全体が示されていて且つ図5〜9において部分的に断面で示される保護部品4は、バケット56の縁部58を覆って保護することが意図された「保護物」として記述され得る磨耗部品を形成する。それは、例えば、金属製、即ち鉄鋼又は鋳鉄製である。
保護部品4又はシールドは、縦軸線X4に沿って延び、本体21を具備する。縦軸線X4に直交する横軸線X6が画定される。本体21は、横軸線X6に直交する平面に対して略対称な形状を有し、縦軸線X4を具備する。
保護部品4は、
横軸線X6に平行に延びる刃先17と、
傾斜部が刃先17から離れて縦軸線X4から広がる状態で刃先17から斜めに延びる上面18と、
縦軸線X4及び横軸線X6に平行な平面において延びる平坦面19であって、上面18から延びる平坦面19と、
刃先17の反対側の保護部品4の端部を形成するように、平坦面19から軸線X4に向かう収束傾斜を伴って延びる後尾面20と、を縦軸線X4に沿って連続的に具備する。
図1〜3に示すように、上面18、平坦面19及び後尾面20は、本体21の頂部の境界を定める。
保護部品4はまた、横軸線X6の方向で本体21の境界を定める側縁部22を具備する。
保護部品4は、例えば、図4〜9において見ることができる内面23を更に具備しており、内面23は、本体21の下面を画定し、平坦面19及び上面18に略平行に所定の距離で後尾面20から延びる。従って、保護部品4の本体21は、好ましく概略一定の厚さである。
保護部品4は、特には図1、2、3及び9において見ることができるパッド24を最終的に具備する。パッド24は、縦軸線X4に略平行な方向で、本体21から、即ち内面23及び刃先17から突出する。侵入型ノッチ54が従って、パッド24と本体21の内面23との間に形成される。
保護部品4はまた、後尾面20から縦軸線X4の方向で延び、表面19の方を向いている内面23に沿って形成される摺動溝25を具備する。摺動溝25は、縦軸線X4に直交する平面内においてレール2の突出端部11の形状に相補的な雌蟻継ぎ形状の断面を有する。
トレイ表面19により境界を定められて内面23まで延びる本体21の一部は、図4〜8において独立して示される本体21の接続部分26を形成する。この接続部分26において、側縁部22は、互いに及び縦軸線X4に対して略平行である。接続部分26は、横軸線X6に平行で且つ本体21の残りの部分の幅よりも有利に小さい幅を有する。パッド24自体は、接続部分26の幅に匹敵するか又は等しい幅を有する。
保護部品4はまた、この保護部品4を貫通して形成される窓6を具備しており、窓6はこの場合には、本体21の接続部分26において平坦面19から始まって、縦軸線X4及び横軸線X6に直交する方向で貫通して形成され、その結果、内面23に、より詳しくは摺動溝25に通じる。
窓6は、縦軸線X4と横軸線X6とにより画定された平面内で略矩形の区画を好ましく有し、前記略矩形の区画は、横軸線X6に直交し且つ縦軸線X4を具備する平面の両側で対称に延びており、窓6の矩形の区画の長さは、刃先17に略平行である。窓6は、このようにして、一方では平坦面19において、即ち保護部品4の頂部上において、他方では侵入型ノッチ54において開口する。窓6は図4及び5においても詳しく見ることができる。これらの図において、摺動溝25が、後尾面20から縦軸線X4に沿って端面27まで延びることに気付くかもしれない。前記端面27は、窓6を越えて刃先17側に配置されている。
窓6は、保護部品4の2つの横壁30により境界を定められ、前記2つの横壁30は、対向していて且つ横軸線X6に平行に配向させられている。窓6はまた、保護部品4の2つの縦壁31により境界を定められており、前記2つの縦壁31は、横壁30と比較してより短い長さで縦軸線X4に平行に延びるものである。
保護部品4は、レール2の摺動軸線X2に沿って摺動レール2上を摺動するように設計される。
このために、摺動溝25は突出端部11によりレール2上を通り、突出リブ13は摺動溝25の蟻継ぎ形状を案内する。保護部品4の軸線X2に沿う並進移動は、端部58の保護構造形に至るまで為され、議論されている縁部58は、侵入型ノッチ54の底部において内面23とパッド24との間に保持される。保護構造形において、窓6は保持スロット3内に開口する。特に、上流壁15及び下流壁16は、窓6の横壁30と略整列する。スロット基部14自体が、窓6を介して保護部品4の外側から見ることができる。
保護部品4をレール2上で摺動させると、摺動軸線X2と縦軸線X4とは重なる。横軸線X6は、バケット56の縁部58に対して有利に平行である。保護構造形において、接続部分26は、特に図2及び3に見られるように、レール2全体を実質的に覆う。後尾面20は、端面10を形成する表面の延長部に載って、図3において見られるように、単一の可視表面を有利に形成する。好適には、保護構造形において、平坦面19がバケット56の内側に向けられる一方で、パッド24はバケット56の縁部に向けられている。もちろん、反対の状況が考慮されてもよい。この形態において、突出端部11は、摺動溝25の内側の端面27と接触するか又はこれに近接し、このことは図5に見られるかもしれない。
保護装置1はまた、図12においてそれ自体が示されるシム5を具備するが、シム5は、図1、2及び3においても保護装置1内に見ることができる。シム5は、概略平行六面体形状を有し、互いに略平行な2つの対向する側面35の間において延びるシム本体を形成しており、側面35は平坦面36と下面37とにより相互接続されるのに対して、平坦面36と下面37は互いに対向し且つ概ね平行に配置される。最後に、シム5は、シム5の平行四辺形形状の2つの残りの辺を形成する2つの対向し且つ平行な端面38を具備する。
平坦面36は、図12に示すように、端面38を越えて延びて、2つの横方向の縁部40を有利に形成する。
シム5は、シム本体を貫通して端面38においてシム本体の両側で開口する穴39を具備する。穴39は、シム5により画定される回動軸線X5に沿って延び、穴39は前記回動軸線X5に同軸である。穴39は、略筒形状を有し、この場合は六角形の基礎を有利に有しており、六角形の基礎は回動軸線X5に中心を有する。
シム5はまた、第1の端面38と下面37との間の接合部において、回動軸線X5の方向でシム本体から突出する保持縁部41を具備する。保持縁部41は、議論されている第1の端面38と下面37とを接続する縁部全体にわたって有利に延びる。
移動開始当接部42がシム5に設けられており、前記移動開始当接部42は、第1の端面38の反対側の第2の端面38から突出し且つ横縁部40から穴39の縁部まで延びる要素の形をしている。移動開始当接部42は、穴39の六角形部分の内の1つの延長部において延びる壁422を形成する。
シム5は、金属材料製であることが有利である。あるいは、それは、ポリマー等の合成材料で作られてもよい。
保護装置1はまた、図10及び11に独立して示される固定キー9を具備する。キー9は、軸線X9に沿って長手方向に延びる。キー9は、軸線X9に沿ってその端部の第1部を形成する頭部43を具備する。頭部43は、好ましくは、円形基礎を有する略円筒形の周囲輪郭を有しており、軸線X9と同軸である。通路スロット44が、特に図10,11,13及び14において見られるように、頭部43の一部でえぐられている。通路スロット44は、軸線X9に垂直な面44Aにより境界を定められており、前記垂直な面44Aは、頭部43に形成されており、頭部43の、本体47とは反対側の端部に対してキー9の縦本体47の側に後退させられている。その後、頭部43の残りの部分は、軸線X9と同軸の円筒部分を構成し且つ頭部43の周囲の一部を形成する当接指部45を形成する。
キー9は、頭部43内に形成された相互作用手段46を具備する。相互作用手段46は、キー9と工具(図示せず)との相互作用を可能にするように設計されるので、キー9は、相互作用手段46を介して工具を用いて軸線X9の周りで回転させられる。
縦本体47は、頭部43から軸線X9に沿って延びる。縦本体47は、軸線X9と同軸の略円筒形状を有する。縦本体47は、縦本体47に対して半径方向に且つ軸X9に平行に延びる突出リブ48を有する。縦本体47は、金属材料により作られることが好ましい。
キー9は、図10に示されるが図11において省略されるシース49を更に具備する。シース49は、可撓性材料で作られることが好ましい。「可撓性材料」とは、シース49が縦本体47の可撓性よりも可撓性のある材料で製作されることを意味しており、この可撓性材料は、例えばエラストマーである。シース49は、一つのシースを形成し、このシース内に縦本体47は、軸線X9の周りで回転可能に一体的に挿入される。縦本体47とシース49との間の接続は、シース49内に形成されてリブ48を受容する縦溝(図示せず)の存在により得られるので、縦本体47に対するシース49の相対的な回転は阻止される。この構成と共に又は独立して、シース49は縦本体47に結合されており、具体的には、縦本体47に接着又は溶接される。
シース49は、好適には、六角形の基礎を有する略筒形の形状を有しており、前記基礎は軸線X9に中心を有するか又は軸線X9に平行な軸線に中心を有する。
キー9は、図7及び8及び図10〜14において見ることができる突起50を好ましく具備する。突起50は、軸線X9に関して半径方向外側に延び、特には頭部43の突起を形成する。
図13及び14において見られるように、キー9は、回動軸線X5の周りでシム5に対して可動であるように、そしてシース49及びねじ9の軸線X9と同軸になるように取り付けられる。実際には、縦本体47及びシース49は、シム5に対するキー9の強い回動接続を形成するために穴39内に挿入される。このために、シース49及び穴39は、相補的な形状、この場合には六角形、を有しており、これらの形状は、回動軸線X5の周りのシム5に対するキー9の回動を妨げるために、回動軸線X5と同軸である。最終的に、シース49及び穴39は、例えば摩擦及び/又は形状の相補性により、回動軸線X5の周りのシム5に対するキー9の回動を妨げるように調整される。
代わりに、穴39及びシース49の形状は、円形の基礎を有する円筒形であってもよく、シース49はその際、同様の結果が得られるように穴39内に密着して取り付けられる。それでもやはり、より良い結果を与える相補的な多角形状が好適である。
頭部43は、図2、6、13及び14に示されるように、シム5から外に突出する。この場合には、頭部43は、移動開始当接部42を具備する第2の端面38から突出する。
キー9の回動は、図13に示される第1の角度位置と図14に示される第2の角度位置との間で行われる。突起50は、キー9が図13に示されるその第1の角度位置にある場合に、移動開始当接部42に当接するように意図されており、そのことは、軸線X5及びX9の周りのキー9の角度的移動を制限し、その結果、それは第1の角度位置を越えて延びない。図13及び14の比較により示されるように、第1の角度位置と第2の角度位置との間の角度差は約180度、即ち半回転である。代わりに、キー9が、より大きな角度的動き、例えば4分の3回転、又はより小さい、例えば4分の1回転を有することが提示されてもよい。
キー9を備えたシム5は、窓6内に取り付けられるように設計される。シム5を取り付ける段階が図1、2及び3に示される。シム5は、窓6内と保持スロット3内とに同時に収容されるように、保護構造形において窓6内に取り付けられており、そのことは、レール2に対する保護部品4の摺動を阻止すること、及び従って、レール2を互いに対して固定することを可能にする。実際には、シム5は、ピンの様態で摺動軸線X2に沿う保護部品4の並進移動を固定し、そこでは上流壁15及び下流壁16がシム5の側面35に当接する。シム5の側面35はまた、窓6の周縁部、及び特に2つの横壁30の内の少なくとも1つ又はその両方にも好ましく当接する。
シム5は、角度の付けられた窓6内に傾けられて挿入されるように設計され、その結果、その保持縁部41が窓6内に最初に挿入されるだろう。図5及び9に示すように、保護部品4は、縦壁31の内の1つに形成される保持溝29を具備する。保持溝29は従って、窓6の縁部に配置され、縦軸線X4の方向で、内面23から離れて配置される。
保持縁部41は、この場合には、シム5の組み立て中に、保持溝29に挿入されるように設計される。図2に示されるように、シムは先ず、X4及びX6軸線に対して斜めに配置され、その保持縁部41は、シム5を縦軸線X4に平行な軸線の周りで回動させるように案内部を形成する。シム5はその後、図3に示すように、平坦面36が平坦面19の延長部に位置するまで傾けられる。シム5の平坦面36まで延びる横縁部40は、窓6の上面の、もし全てでなければ、殆どを覆うことを可能にするので、窓6は、完全に閉じられるか、又は密閉さえされる。この設計によれば、保持ノッチ3及び窓6は、保護装置1の外側から来る任意の材料からシム5により保護される。
好適には、シム5は、その下面37を介してスロット基部14上に載置される。代わりに、シム5が横縁部40を介して保護部品4上に載置されるように、下面37が、スロット基部14から所定の距離で配置されてもよい。
窓6は、その縁部に形成され且つ平坦面19上に開口する溝51を好適に備えて、図2及び図3において特に見ることができるように、窓6からのシム5の引き抜き、即ち分離を可能にするように、平らなねじ回し型工具の挿入を可能にする。シム5は、溝51の反対側のその側面35の内の1つに、シム5の分離を可能にするために工具の挿入を可能にする、対応する凹部手段52を備えている。シム5は、シム5を取り付けるのに使用されたものとは逆の、保持縁部41周りの傾斜運動により窓6から取り外され得る。
保護部品4は、図2〜図4及び図9に見ることができるアクセス開口部28を有利に具備する。このアクセス開口部28は、側縁部22の内の1つから始まり、横軸線X6に平行に向けられて、窓6内に開口する。アクセス開口部28は従って、側縁部22の内の1つを窓6に接続するように、接続部分26の厚みで横方向に形成される。アクセス開口部28は、この場合には、保持溝29が形成された縦壁31に対向して位置する縦壁31の内の1つにおいて開口する。従って、シム5が窓6内に取り付けられたときに、キー9を回動軸線X5の周りで回動させることを可能にする相互作用手段46は、ツールを使用することにより保護部品4の外側からアクセス可能であり、議論されている工具は、アクセス開口部28を通るかもしれない。これは、シム5が窓6内に取り付けられたときに、アクセス開口部28がキー9の回動軸線X5と略同軸に整列するためである。シム5が保護部品4に取り付けられたとき、回動軸線X5は横軸線X6に対して略平行である。
アクセス開口部28は、略円形又は楕円形の断面を有する穴を好ましく形成する。保護装置1は、アクセス開口部28を閉鎖するための図示されないキャップ又は蓋タイプの手段を具備することが好ましく、前記キャップ又は蓋タイプの手段は、アクセス開口部28を実質的に封止するように覆って特にはアクセス開口部28を介して窓6を通り望まれない物質の任意の侵入を防止するように、側縁部22においてアクセス開口部28に取り付けられるかもしれない。
図4及び6において見られるように、保護部品4は、受容ノッチ32を具備しており、受容ノッチ32は、アクセス開口部28が開口する縦壁31に形成されており、更に平坦面19において内面23の方へ入口首部33まで延びている。入口首部33において、受容ノッチ32の断面は、固定止め7を形成するために縮小されている。受容ノッチ32は、図4において見ることができるように、アクセス開口部28の輪郭に実質的に従う、丸い形状のノッチの底部66に延びる。受容ノッチ32は従って、入口首部33と底部66との間において略円形の形状を有する。固定止め7は、実際には、入口首部33においてノッチ32の内部の方向で、即ち刃先17の方向で、縦軸線X4に平行に突出する先端部により形成される。図に示されるように、先端部又は当接部7の上部分は平坦面19に平行に延びる一方で、先端部の下部分は円筒形状を有し、前記円筒形状は、窓6の内側の方向で、アクセス開口部28をその円周の半分以上にわたって延在させるために、ノッチの底部66に一致している。
図6において、キー9が、その第1の角度位置に示される一方で、その突起50は、移動開始当接部42に接触する。シム5は、図2と同じ位置に、即ち取り付け中の斜めの位置に示される。この構成において、当接指部45が保持溝29と整列するので、当接指部45は、固定止め7を形成する先端部と入口首部33のもう一方の側との間を通過し得ることが理解される。同時に、通路スロット44は、固定止め7を形成する先端部に向けられる。通路スロット44は、入口首部33から後退しているので、キー9は、入口首部33を横切ることができる。受容ノッチ32は、従って、シム5が窓6内に取り付けられたとき及びキー9が図6に示されるその第1の角度位置にあるときに、頭部43を受容することを可能にしており、そこでは当接指部45は、シム5の組み立て又は分離の間に入口首部33を横切るように配向される。
他方で、キー9が図14に示されるその第2の角度位置にあるときに、当接指部45は、固定止め7を形成する先端部に、及び従って入口首部33に当接する。このようにして、入口首部33は、当接指部45により受容ノッチ32内にキー9を保持することにより、シム5の分離を妨げる。実際には、入り口首部33はまた、固定止め7を形成する先端部において当接指部45を阻止してキー9が受容ノッチ32内に入ることを阻止することにより、シム5の取り付けにも対抗する。固定止め7が、キーと相互作用して、回動軸線X5に対するキー9の向きに依存して、窓6内のシムの固定又は固定解除を可能にすることが理解されよう。
図7及び8に示されるように、保護部品4は、別の固定止め8を形成する半径方向止め34を具備する。半径方向止め34は、縦壁31、即ち窓6の縁部に好ましく形成されて、縦壁31から突出する壁を形成する。半径方向止め34は、アクセス開口部28が開口する縦壁31から突出する。半径方向止めは、アクセス開口部28の軸線に対して半径方向に、又はアクセス開口部28の軸線から延びる半径に平行な平面内で延びる。従って、半径方向止め34は、縦軸線X4に平行であって、内面23を向く下壁を形成する。半径方向止め34は、ノッチ及び特に固定ノッチを形成し、縦軸線X4に又はアクセス開口部28の軸線の半径に平行な2つの壁を有する。その様な設計は、特に図4、7及び8において特に見ることができる。
図7及び8に示されるように、突起50は、回動軸線X5に対して半径方向に及びシム5の外側に延びており、この場合には、突起50は、第2の端面38から突出する。半径方向止め34は、シム5が窓6内に取り付けられたときにキー9に対して半径方向に延びるように、保護部品4に配置される。この配置は、特に図8に示される。キーが図8に示されるようなその第1の角度位置にある場合に、突起50は半径方向止め34から離間しており、この場合には、突起50は半径方向止めに対向して配向される。このようにして、シム5は自由に分離され得る。更に、突起50は、この第1の角度位置において、シム5を窓6内に取り付けることを妨げない。他方で、キー9が図7に示されるようなその第2の角度位置にあるときに、突起50は、半径方向止め34に当接し、従ってシム5の分離を妨げる。第2の角度位置において、突起50はまた、シム5が窓6内に取り付けられることを阻止することが理解されるであろう。図7及び8に示された実施形態において、半径方向止め34は、突起50のためのスナップインノッチを形成しており、これらの2つの要素は相補形状を有する。「スナップイン」という用語は、突起50が、突起50を僅かに且つ一時的に変形させてそれがノッチ内に収まるのに十分な力の作用下のみで、ノッチ内に挿入されてもよいことを意味すると理解される。同等又は異なる力がその後、スナップインノッチから突起50を引き出すために加えられなければならない。突起50とスナップインノッチとの相互作用は、その第2の角度位置からその第1の角度位置へのキー9の通過を阻止する反戻り手段の形をしている。要約すると、シム5が取り付けられたときに、キー9の第2の角度位置への回動は、スナップインノッチ内における突起50の係合を可能にし、更に第1の角度位置へのキーの回動は、スナップインノッチからの突起50の解放を可能にする。
図の例において及び図4に示されるように、一方では図6において及び他方では図7及び8に別個に示される上述の2つの固定止め7及び8が提供される。代わりに、それらが互いに独立して提供されてもよい。換言すれば、保護装置は、これらの当接部の内の1つのみを具備してもよい。
いずれにしても、固定止め7及び/又は8は、窓6の縁部の、詳しくはアクセス開口部28が開口する縦壁31に配置される。
固定止め7及び/又は8の実施形態又は変形形態が何であれ、キー9がその第1の角度位置にあるときに、キー9は、窓6のシム5の組立及び分離を可能にする。キー9がその第2の角度位置にあると、キー9はその際、固定止め7及び/又は8に当接し、それによりシム5の分離を阻止する。
キー9がその第2の角度位置にあるときに、シム5は、一方では固定止め7及び/又は8により、及び他方では固定止め7及び/又は8に対して窓6に対向して配置され且つシム5の保持縁部41に作用する保持溝29により、窓6内のその取り付け位置に保持される。その結果として、シム5の取り付けは、実施するには、特に信頼性が高く、正確で、迅速で且つ容易である。
窓6内におけるシム5の固定及び/又はレール2と保護部品4との間の接続の強固さを更に強化するために、一方では窓6内において又は他方では保持スロット3内において、シム5に張力をかけるための手段を提供することが可能である。
従って、受容ノッチ32の縁部の内の1つは、保護部品4のための支持面68を形成することが好ましい。この支持面68は、縦軸線X4に対して略直交する平面内において延びる。
キー9の頭部43の円筒状周囲は、今度は略円筒形のクランプカムを形成する。頭部42は、軸線X9により表されるカム軸線を画定しており、カム軸線はその場合、シース49の軸線、即ち回動軸線X5に平行であるが同軸ではない。
従って、第1の角度位置から第2の角度位置へのキー9の回動は、クランプカムの偏心変位、即ち、回動軸線X5の周りの頭部43の移動を引き起こす。この場合に、偏心変位は、縦軸線X4に平行に行われる。この場合には受容ノッチ32により形成される保護部品4の支持面68は、頭部43により形成されたクランプカムの支点として作用する。従って、キー9がその第1の角度位置にあるときに、カムは支持面68から離間する。他方で、キー9がその第2の角度位置にあるときに及びシム5が取り付けられたときに、カムは、支持面68に当接しており、即ち、頭部43は、シム5が摺動軸線X2の方向で保持スロット3に押し付けられるように、受容ノッチ32の縁部の1つに支持される。図示されない、その様な設計は、側面35の1つを、保持スロット3の上流壁15又は下流壁16のいずれかに押し付けることを可能にし、そのことは、保護部品4とレール2との間の接続部の軸方向の遊びを減少させるか又は排除することさえも可能にする。
前述の観点から、バケット56の縁部58を保護するための構成を要約することが可能である。保護方法によれば、以下の段階が連続的に実施される。
a)保護部品4を摺動軸線X2に沿って、上記の縁部58の保護構造形に至るまで摺動させることにより、レール2上において保護部品4を摺動させる段階と、
b)シム5を窓6内に取り付ける一方で、キー9は、その第1の角度位置にあって、その様な取り付けを可能にする段階と、
c)キー9をその第2の角度位置に回転させて、窓6内におけるシム5の取り付けを固定し、更に最後に保護システムの組み立てを固定する段階と、である。
この保護システムを分離するために、キー9は、その第2の角度位置からその第1の角度位置に回動される。次に、平らなねじ回し等の工具を用いて、シム5は、窓6からそれを引き抜くために持ち上げられる。最後に、保護部品4が解放されるまで、保護部品4はレール2に沿って並進移動させられる。
代わりに、バケット56のアクセス開口部の別の縁部、特には上部刃60並びに2つの側方縁部62及び64が、図に示される保護システムにより保護されてもよい。図15において、縁部60、62及び64は、保護システム100により保護される。これらの保護システム100は、これらの縁部60、62及び64に適合する本発明による保護システムにより置き換えられてもよい。
上述のことから予想される実施形態及び代替形態は、本発明の新規な実施形態を生成するように組み合わせられてもよい。

Claims (14)

  1. 公共工事機械又は採掘機械のバケット(56)の縁部(58)の保護装置(1)であって、
    前記バケットは、該保護装置を支えるためのレール(2)と、前記レールに設けられた保持ノッチ(3)と、を具備しており、該保護装置(1)は、
    前記縁部に対する保護部品(4)であって、前記摺動レール上を摺動軸(X2)に沿って滑るように設計されて該保護部品(4)による前記縁部の保護構造形を獲得する保護部品(4)であり、窓(6)が、該保護部品を貫通するように配置されて前記窓が前記保護構造形において前記保持ノッチ内に通じる、保護部品(4)と、
    前記レールに対する前記保護部品の摺動を阻止して、前記レールと前記保護部品とを共に結合するために、前記保護構造形において前記保持ノッチに収容されるために前記窓内に取り付けられるように設計されたシム(5)と、を具備しており、
    前記保護部品(4)は、前記窓(6)の縁部に配置された少なくとも1つの固定止め(7、8)を具備しており、
    第1の角度位置と第2の角度位置との間において回動軸線(X5)の周りで前記シム(5)に対して可動な固定キー(9)であって、前記第1の角度位置は前記窓(6)における前記シムの組み立て及び分離が可能にされる角度位置であり、前記第2の角度位置は該固定キーが前記固定止めに当接して前記シムの分離を阻止する角度位置である、固定キー(9)を更に具備し、
    前記キー(9)は、前記シム(5)から突出し更にその一部において通路スロット(44)がえぐられた頭部(43)を具備しており、前記頭部の残りの部分が、当接指部(45)を形成しており、前記保護部品(4)は、前記シムが前記窓(6)内に取り付けられるときの前記頭部のための受容ノッチ(32)を具備しており、前記受容ノッチが、前記ノッチの断面が縮小されて前記固定止め(7)を形成する入口首部(33)から延び、その結果、
    前記キーがその第1の角度位置にあるときに、前記当接指部は前記シムの組み立て又は分離中に前記入口首部を横切るように配向され、その結果前記シムの組み立て又は分離が可能にされ、
    前記キーがその第2の角度位置にあるときに、前記当接指部は前記入口首部に当接し、そのことによって前記シムの分離が妨げられることを特徴とする、保護装置(1)。
  2. 前記キー(9)は、前記回動軸線(X9)に関して半径方向へ前記シム(5)の外側に向って延びる突起(50)を具備しており、前記保護部品(4)は、前記固定止め(8)を形成する半径方向止め(34)を具備しており、前記半径方向止めは、前記シムが取り付けられたときに該半径方向止めが前記キーに対して半径方向に延びるように前記保護部品内に配置され、その結果:
    前記キーが前記第1の角度位置にあるときに、前記突起は、前記シムが自由に分離され得るように、前記半径方向止めから離間し、
    前記キーが前記第2の角度位置にあるときに、前記突起は、前記半径方向止めに当接して前記シムの分離を妨げることを特徴とする、請求項1に記載の保護装置(1)。
  3. 前記半径方向止め(34)は、前記突起(50)のスナップインノッチを形成し、その結果、前記シム(5)が取り付けられたときに、前記第2の角度位置への前記キー(9)の回動は、前記突起が前記スナップインノッチ内に係合することを可能にする一方で、前記第1の角度位置への前記キーの回動は、前記突起が前記スナップインノッチから解放されることを可能にすることを特徴とする、請求項に記載の保護装置(1)。
  4. 前記シム(5)は、前記第1の角度位置への前記キーの角度移動を制限するために、前記キー(9)がその第1の角度位置にあるときに前記突起が当接する移動開始当接部(42)を具備することを特徴とする、請求項又はに記載の保護装置(1)。
  5. 前記キー(9)は、前記回動軸線(X5)に平行であるが同軸ではないカム軸線(X9)を画定する略円筒形のクランプカムを具備し、その結果、前記第1の角度位置から前記第2の角度位置への前記キーの回動は、前記回動軸線の周りの前記カムの偏心的変位を引き起こし、前記保護部品(4)は、前記摺動軸線(X2)に対して略直交する平面内において延びる支持面(68)を具備し、その結果、
    前記キーがその第1の角度位置にあるときに、前記カムは、前記支持面から離間し、
    前記キーがその第2の角度位置にあり且つ前記シムが取り付けられたときに、前記カムは前記支持面に支持され、前記シムはその結果として前記摺動軸線の方向で前記保持ノッチ(3)に押し付けられることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の保護装置(1)。
  6. 前記キー(9)は、縦本体(47)と、前記縦本体が回転可能に一体的に挿入される、前記縦本体よりも柔らかい材料で作られたシース(49)と、を具備しており、前記シム(5)は、前記回動軸線(X5)に同軸の穴(39)を具備しており、前記縦本体及びそのシースは、前記回動軸線の周りの前記シムに対する前記キーの回動接続部を形成するように前記穴(39)に挿入されることができ、前記シース及び前記穴は、前記回動軸線の周りの前記シムに対する前記キーの回動を妨げるように調整されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の保護装置(1)。
  7. 前記シース(49)及び前記穴(39)が、前記回動軸線(X5)の周りの前記シム(5)に対する前記キー(9)の回動を妨げるために、前記回動軸線(X5)と同軸の略筒形の相補形状を有することを特徴とする、請求項に記載の保護装置(1)。
  8. 前記略筒形の相補形状が多角形の基礎を有するものであることを特徴とする、請求項に記載の保護装置(1)
  9. 前記シースが前記縦本体に結合されることを特徴とする、請求項からのいずれか一項に記載の保護装置(1)。
  10. 前記保護部品(4)は、前記固定止め(7)の反対側の前記窓(6)の縁部に配置された保持溝(29)を具備しており、前記シム(5)は、前記シムが取り付けられるときに、前記保持溝内に挿入されるように設計された保持縁部(41)を具備し、その結果、前記キー(9)がその第2の角度位置にあるときに、前記シムは、一方では前記固定止めにより、他方では前記保持溝により前記窓内に保持されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の保護装置(1)。
  11. 前記キー(9)が、工具を有する相互作用手段(46)を具備し、その結果、前記キーは、前記相互作用手段(46)を介して前記工具を使用して前記回動軸線(X5)の周りで回動させられることが可能であり、前記保護部品(4)は、前記相互作用手段のためのアクセス開口部(28)を具備しており、前記シム(5)が取り付けられたときに、前記キーは、前記保護部品の外側から前記工具を使用して前記相互作用手段を介して回動させられることが可能である、請求項1から10のいずれか一項に記載の保護装置(1)。
  12. 前記保護装置は、キャップ又は蓋タイプの、前記アクセス開口部を閉じるための手段を好適に具備することを特徴とする、請求項11に記載の保護装置(1)。
  13. 公共工事機械又は採掘機械のバケット(56)の縁部(58)のための保護システムであって、前記保護システムは、請求項1から12のいずれか一項に記載の保護装置(1)と、前記バケットに固定されるように設計されて前記保護装置を支えるレール(2)と、を具備しており、前記保護装置の保持ノッチ(3)が前記レールに形成されることを特徴とする保護システム。
  14. 請求項13に記載の前記保護システムによりバケット(56)の縁部(58)を保護する方法であって、連続的な以下の段階、即ち
    a)前記摺動軸(X2)に沿って前記保護部品(4)を摺動させることにより、前記レール(2)上において前記保護部品(4)を前記端部保護構造形に至るまで滑らせる段階と、
    b)前記キー(9)がその第1の角度位置にある、前記窓(6)内に前記シム(5)を取り付ける段階と、
    c)前記キーをその第2の角度位置に回転させる段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
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