JP6767701B2 - 検出手段、角度センサ、角度算出方法 - Google Patents
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Description
入力される磁界の向きに応じて電圧値を出力するブリッジ回路を含む磁気センサと、
S極とN極とが前記磁気センサの磁界検出面と対面するよう配置された磁石と、
前記磁気センサが出力した電圧値に基づいて、前記磁気センサの磁界検出面に対する垂直方向の軸を中心とした前記磁石の回転角度を算出するとともに、予め定められた基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて、前記磁界検出面に対する前記磁石の傾きの角度を算出する角度算出手段と、
を有する
という構成を採る。
前記角度算出手段は、前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて、前記磁気センサの磁界検出面に対する垂直方向の軸であって前記磁石の中心を通る回転軸の傾きである前記磁石の傾きの角度を算出する
という構成を採る。
前記回転角度ごとの前記基準値を記憶する記憶部を有し、
前記角度算出手段は、前記回転角度を算出するとともに、算出した前記回転角度における前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて前記磁石の傾きの角度を算出する
という構成を採る。
前記角度算出手段は、算出した前記回転角度における前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値から算出される値との差に応じて前記磁石の傾きの角度を算出する
という構成を採る。
前記角度算出部は、前記基準値と、前記磁気センサが出力した電圧値から算出される値を前記磁石の設置位置に基づいて生じるずれを補正するための補正値により補正した値と、に基づいて前記磁石の傾きの角度を算出する
という構成を採る。
前記角度算出部は、前記基準値と、前記磁気センサが出力した電圧値から算出される値を当該電圧値出力時の温度に応じて補正した値と、に基づいて前記磁石の傾きの角度を算出する
という構成を採る。
前記磁石は、前記磁気センサに対して予め定められた角度分傾けられた状態で設置されている
という構成を採る。
前記磁気センサは、2つのブリッジ回路を含んでいる
という構成を採る。
上記いずれかに記載の検出手段を有する
という構成を採る。
入力される磁界の向きに応じて電圧値を出力するブリッジ回路を含む磁気センサが出力した電圧値に基づいて、前記磁気センサの磁界検出面に対する垂直方向の軸を中心とした、S極とN極とが前記磁気センサの磁界検出面と対面するよう配置された磁石の回転角度を算出し、予め定められた基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて、前記磁界検出面に対する前記磁石の傾きの角度を算出する
という構成を採る。
請求項1乃至7のいずれかに記載の角度センサと、羽根部を有する本体部と、前記本体部を支持する支持部と、を有する風向計であって、
前記本体部は、前記風向計が設置される設置面に対する垂直方向の軸を中心として回転可能なよう前記支持部と連結されるとともに、前記設置面に対して平行な軸を中心として前後方向に揺動可能なよう前記支持部と連結され、
前記角度センサを構成する前記磁気センサは、前記設置面に対して平行となるよう前記支持部に配置され、
前記角度センサを構成する前記磁石は、S極とN極とが前記磁気センサの磁界検出面と対面するよう前記本体部に配置されている
という構成を採る。
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、角度センサ1の構成の一例を示すブロック図である。図2は、磁界検出手段11の構成の一例を示す図である。図3は、磁気センサ113の一例を示す図である。図4は、磁気センサ113に含まれるブリッジ回路114の構成の一例を示す図である。図5は、磁気センサ113が検出する値の一例を示す図である。図6は、情報格納部14に含まれる情報の一例を示す図である。図7は、磁石111を360度回転させたときに得られるsin、cosの値を使って回転角(θ) = arctan ( sin / cos )をプロットした値の一例と基準点の座標(0、0)が回転プロットの中心になるように補正し半径rを正規化したプロットの一例を示す図である。図8は、基準値情報143の一例を示す図である。図9は、傾き情報144の一例を示す図である。図10は、磁石111を45度ずつ回転させて、各点で磁石を傾けた際のsin , cosの値のプロットの一例を示す図である。図11、12は、角度センサを有する風向計の構成の一例を示す図である。
図1は、本実施形態における角度センサ1(検出手段)の構成の一例を示すブロック図である。図1を参照すると、角度センサ1は、例えば、磁界検出手段11と、温度センサ12と、角度算出部13と、情報格納部14と、を有している。
[数1]
θ = arctan ( Out A / Out B )
なお、
Out A = ( Vout +A) - ( Vout -A)
Out B = ( Vout +B) - ( Vout -B)
ここで、Vout +Aは、A相出力端子+Aから出力される電圧値を示しており、Vout -Aは、A相出力端子−Aから出力される電圧値を示している。また、Vout +Bは、B相出力端子+Bから出力される電圧値を示しており、Vout -Bは、B相出力端子−Bから出力される電圧値を示している。
[数2]
θ = arctan ( sin / cos )
数2で示す式は、回転角を求める際に一般的に用いられる、周知の式である。
また、基準値情報143をプロットすると、例えば図7のC2で示すようになる。図7のC2を参照すると、円の中心が座標(X=0、Y=0)に補正されていること(軸ずれ補正値141により補正されていること)や、円の大きさが補正されていること(基準値温度情報142により補正されていること)が分かる。
続いて、本実施形態における角度センサ1の計測原理について説明する。
このように、本実施形態における角度センサ1は、磁界検出手段11と、温度センサ12と、角度算出手段13と、情報格納部14と、を有している。このような構成により、角度算出手段13は、磁界検出手段11から受信した出力値に基づいて、水平方向の回転角度を算出することが出来る。また、角度算出手段13は、温度センサ12からの測定結果や情報格納部14に格納されている情報などを加味して、傾きを算出することが出来る。つまり、本実施形態における角度センサ1によると、1つの磁界検出手段11により水平方向の回転角度を算出するとともに、傾きを算出することが出来る。その結果、簡易な構造で、水平方向の回転角を算出するとともに偏向角度(傾き)を算出することが難しい、という問題を解決することが出来る。つまり、簡易な構造で、水平方向の回転角を算出するとともに偏向角度(傾き)を算出することが出来る。
11 磁界検出手段
111 磁石
112 支持部
113 磁気センサ
114 ブリッジ回路
1141 素子
12 温度センサ
13 角度算出手段
14 情報格納部
141 軸ずれ補正値
142 基準温度情報
143 基準値情報
144 傾き情報144
2 風向計
21 羽根部
22 本体部
23 支持部
24 基台
Claims (9)
- 入力される磁界の向きに応じて電圧値を出力するブリッジ回路を含む磁気センサと、
S極とN極とが前記磁気センサの磁界検出面と対面するよう配置された磁石と、
前記磁気センサが出力した電圧値に基づいて、前記磁気センサの磁界検出面に対する垂直方向の軸を中心とした前記磁石の回転角度を算出するとともに、予め定められた基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて、前記磁界検出面に対する前記磁石の傾きの角度を算出する角度算出手段と、
前記回転角度ごとの前記基準値を記憶する記憶部と、
を有し、
前記角度算出手段は、前記回転角度を算出するとともに、算出した前記回転角度における前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて前記磁石の傾きの角度を算出する
検出手段。 - 請求項1に記載の検出手段であって、
前記角度算出手段は、算出した前記回転角度における前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値から算出される値との間の差に応じて前記磁石の傾きの角度を算出する
検出手段。 - 請求項1又は2に記載の検出手段であって、
前記角度算出手段は、前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて、前記磁気センサの磁界検出面に対する垂直方向の軸であって前記磁石の中心を通る回転軸の傾きである前記磁石の傾きの角度を算出する
検出手段。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の検出手段であって、
前記角度算出部は、前記基準値と、前記磁気センサが出力した電圧値から算出される値を前記磁石の設置位置に基づいて生じるずれを補正するための補正値により補正した値と、に基づいて前記磁石の傾きの角度を算出する
検出手段。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の検出手段であって、
前記角度算出部は、前記基準値と、前記磁気センサが出力した電圧値から算出される値を当該電圧値出力時の温度に応じて補正した値と、に基づいて前記磁石の傾きの角度を算出する
検出手段。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の検出手段であって、
前記磁石は、前記磁気センサに対して予め定められた角度分傾けられた状態で設置されている
検出手段。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の検出手段であって、
前記磁気センサは、2つのブリッジ回路を含んでいる
検出手段。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の検出手段を有する角度センサ。
- 入力される磁界の向きに応じて電圧値を出力するブリッジ回路を含む磁気センサが出力した電圧値に基づいて、前記磁気センサの磁界検出面に対する垂直方向の軸を中心とした、S極とN極とが前記磁気センサの磁界検出面と対面するよう配置された磁石の回転角度を算出すると共に、記憶された前記回転角度ごとの予め定められた基準値に基づく算出した前記回転角度における前記基準値と前記磁気センサが出力した電圧値とに基づいて、前記磁界検出面に対する前記磁石の傾きの角度を算出する
角度算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016147499A JP6767701B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 検出手段、角度センサ、角度算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016147499A JP6767701B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 検出手段、角度センサ、角度算出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6767701B2 true JP6767701B2 (ja) | 2020-10-14 |
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Family Applications (1)
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JP2016147499A Active JP6767701B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 検出手段、角度センサ、角度算出方法 |
Country Status (1)
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