JP6765815B2 - 制御方法、プログラム、及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジョブの実行を制御する制御方法、プログラム、及び情報処理装置に関する。
DFE(Digital Front End)から送信された印刷データに基づいてMFPが印刷を行う印刷ジョブの実行を制御する印刷システムが知られている。複数の頁からなる印刷ジョブが実行される際、DFEが頁毎に画像データや印刷設定情報等を含む印刷データを生成し、DFEから送信された各頁に対応する複数の印刷データに基づいてMFPが印刷を行う。印刷システムでは、印刷ジョブの実行中にエラー、例えば、DFE及びMFP間の通信エラーが発生すると、DFEからMFPへの各印刷データの送信処理が中断される。このような場合、DFE及びMFPを再起動して当該DFE及びMFP間の通信エラーが復旧した後、中断された時点から送信処理が再開される。例えば、DFEはMFPから当該MFPが受信した印刷データの数を取得し、取得された印刷データの数に基づいてMFPが未受信の印刷データ(以下、「未受信印刷データ」という。)を送信する(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−040043号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、DFEがMFPに未受信印刷データを送信することができない場合がある。例えば、発生したエラーがDFEに影響を及ぼすようなエラーである場合、DFEが未受信印刷データを消失してしまう。この場合、発生したエラーが解消されたとしても、未受信印刷データはDFEからMFPに送信不可能となるが、MFPは未受信印刷データの送信を待ち続けてしまうので、MFPは他の印刷ジョブを受け付けることができない。すなわち、従来では、発生したエラーが解消されても未送信の実行データが情報処理装置に保持されているか否かに応じてジョブの実行が停滞する可能性がある。
本発明の目的は、ジョブの実行の停滞を回避することができる制御方法、プログラム、及び情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の制御方法は、印刷ジョブを情報処理装置から印刷装置に送信する送信ステップと、前記情報処理装置の再起動前に送信を開始した印刷ジョブに含まれる印刷データのうち前記印刷装置へ未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されているか否かを判別する判別ステップと、前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていると前記判別ステップにおいて判別した場合、前記未送信の印刷データを前記情報処理装置から前記印刷装置に送信して前記印刷装置に前記印刷ジョブの実行を継続させ、前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていないと前記判別ステップにおいて判別した場合、所定の通知を前記印刷装置に送信して、前記印刷装置を新たなジョブの実行の開始に備えたジョブ実行可能状態に移行させる制御を行う制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ジョブの実行の停滞を回避することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置としてのDFEを含む画像形成システムの構成を概略的に示す構成図である。 図1におけるDFE及びMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のDFE及びMFPで実行される印刷ジョブ実行処理の手順を示すシーケンス図である。 図1のDFEで実行される印刷データ送信処理の手順を示すフローチャートである。 印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合を説明するためのシーケンス図である。 図1のDFEで実行される通知処理の手順を示すフローチャートである。 図1のMFPで実行される印刷データ受信処理の手順を示すフローチャートである。 図1のDFEから送信された通知が未送信の印刷データが保持されてないことを示す場合を説明するためのシーケンス図である。 図1のDFEから送信された通知が未送信の印刷データが保持されていることを示す場合を説明するためのシーケンス図である。 図7の印刷データ受信処理の変形例の手順を示すフローチャートである。 図2の操作部に表示される選択画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
本実施の形態では、情報処理装置としてのDFE(Digital Front End)に本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用先はDFEに限られない。例えば、ジョブを実行するための実行データを送信可能なクライアントPC等の装置であれば本発明を適用することができる。また、本実施の形態では、処理実行装置としてのMFPに本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用先はMFPに限られず、実行データに基づいて処理を実行する装置であれば本発明を適用することができる。ここで、実行データとは、例えば、MFPが印刷を行うために用いる印刷データを含む。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置としてのDFE103を含む画像形成システム100の構成を概略的に示す構成図である。
図1において、画像形成システム100は、クライアントPC101,102、DFE103、及び処理実行装置としてのMFP104を備える。クライアントPC101,102及びDFE103は外部LAN105で接続され、DFE103及びMFP104は内部LAN106及びビデオケーブル107で接続されている。すなわち、画像形成システム100では、クライアントPC101,102及びMFP104は直接接続されておらず、クライアントPC101,102及びMFP104の間で通信を行う場合、DFE103を介して通信が行われる。
クライアントPC101,102は印刷の実行を指示する実行指示データをDFE103に送信する。実行指示データはPS(PostScript)やPDF形式のデータである。DFE103は受信された実行指示データに基づいて印刷データを生成する。例えば、複数の頁からなる印刷ジョブが実行される際、DFE103は頁毎に画像データや印刷設定情報等の印刷データを生成する。また、DFE103は生成された各印刷データをMFP104にそれぞれ送信する。さらに、DFE103はクライアントPC101,102からの指示に基づいてジョブの実行状況をクライアントPC101,102に送信する。MFP104は受信された印刷データに基づいて印刷を行う。
図2は、図1におけるDFE103及びMFP104の構成を概略的に示すブロック図である。
図2において、DFE103は、内部ネットワークI/F201、外部ネットワークI/F202、操作部I/F203、操作部204、メモリ205、ビデオI/F206、電源制御部207、HDD208、及びCPU209を備える。内部ネットワークI/F201、外部ネットワークI/F202、操作部I/F203、メモリ205、ビデオI/F206、電源制御部207、HDD208、及びCPU209の各構成要素はシステムバス210を介して互いに接続されている。操作部204は操作部I/F203と接続されている。
内部ネットワークI/F201は内部LAN106を介してMFP104とジョブの指示等のデータ通信を行う。外部ネットワークI/F202は外部LAN105を介してクライアントPC101,102とデータ通信を行い、例えば、クライアントPC101,102から実行指示データを受信する。操作部I/F203は操作部204とデータ通信を行う。操作部204は図示しない操作ボタン及び表示パネルを備え、ユーザの操作ボタンの操作によって入力された入力情報を受け付け、例えば、ユーザの操作ボタンの操作によって入力されたジョブの中止の指示を受け付ける。また、操作部204は表示パネルにジョブに関する情報を表示する。メモリ205はCPU209で実行されるプログラム等を格納し、また、メモリ205はCPU209の作業領域として用いられる。ビデオI/F206は、ビデオケーブル107を介してMFP104とデータ通信を行い、例えば、MFP104への画像データの送信や電源状態等の各通知のMFP104との送受信を行う。電源制御部207はDFE103の各部への電力供給を制御する。HDD208は大容量の記憶装置であり、CPU209で実行されるプログラムや印刷データ等の各データを格納する。CPU209はメモリ205やHDD208に格納されたプログラムを実行してシステムバス210を介して接続された各構成要素を制御する。
MFP104は、操作部I/F211、操作部212、HDD213、CPU214、スキャナI/F215、スキャナ部216、ネットワークI/F217、電源制御部218、及びエンジンI/F219を備える。また、MFP104は、給紙部220、プリンタ部221、排紙部222、メモリ223、ファックスI/F224、ファックス部225、ビデオI/F226、及びモデム227を備える。操作部I/F211、HDD213、CPU214、スキャナI/F215、ネットワークI/F217、電源制御部218、エンジンI/F219、メモリ223、ファックスI/F224、及びビデオI/F226はシステムバス228を介して互いに接続されている。操作部212は操作部I/F211と接続され、スキャナ部216はスキャナI/F215と接続されている。エンジンI/F219、給紙部220、プリンタ部221、及び排紙部222は互いに接続され、ファックス部225はファックスI/F224及びモデム227とそれぞれ接続されている。
操作部I/F211は操作部212とデータ通信を行う。操作部212は図示しない操作ボタン及び表示パネルを備え、ユーザの操作ボタンの操作によって入力された入力情報を受け付け、例えば、ユーザの操作ボタンの操作によって入力されたジョブの中止の指示を受け付ける。また、操作部212は表示パネルにジョブに関する情報を表示し、例えば、ジョブの実行を継続するか断念するかを選択する後述する図11の選択画面1100を表示する。HDD213は大容量の記憶装置であり、CPU214で実行されるプログラム等を格納する。CPU214はHDD213やメモリ223に格納されたプログラムを実行してシステムバス228を介して接続された各構成要素を制御する。スキャナI/F215はスキャナ部216とデータ通信を行い、スキャナ部216は図示しない原稿台に配置された原稿を読み取って画像データを生成する。ネットワークI/F217は内部LAN106を介してDFE102とデータ通信を行う。電源制御部218はMFP104の各部への電力供給を制御する。エンジンI/F219は給紙部220、プリンタ部221、及び排紙部222をそれぞれ制御する。これにより、例えば、給紙部220はプリンタ部221に当該給紙部220に格納された用紙を給紙し、プリンタ部221は給紙された用紙に画像データを印刷して画像データが印刷された印刷済用紙を排紙部222に搬送する。また、排紙部222はプリンタ部221から搬送された印刷済用紙に対して排紙、ソート、ステイプル、パンチ、及び断裁等の後処理を施す。メモリ223はCPU214で実行されるプログラム等を格納し、また、メモリ223はCPU214の作業領域として用いられる。ファックスI/F224はファックス部225とデータ通信を行い、ファックス部225はモデム227を介して電話回線229に接続された外部装置とファクシミリ通信を行う。ビデオI/F206はビデオケーブル107を介してDFE103とデータ通信を行う。
図3は、図1のDFE103及びMFP104で実行される印刷ジョブ実行処理の手順を示すシーケンス図である。
図3の処理は、一例として、N頁からなる印刷ジョブが実行される場合を前提とする。
図3において、まず、DFE103は、クライアントPC101,102から印刷の実行を指示する実行指示データを受信すると、印刷ジョブに関する設定情報(以下、「印刷ジョブ設定情報」)を印刷データとしてMFP104に送信する(ステップS301)。印刷ジョブ設定情報は印刷ジョブの名称及びステイプルやパンチ等の後処理に関する情報を含む。次いで、DFE103はMFP104に印刷ジョブの1頁目に対応する印刷データを送信する。具体的に、DFE103は画像の濃度や印刷位置等の情報を含む1頁目の印刷に関する設定情報(以下、単に「1頁目の設定情報」という。)をMFP104に送信し(ステップS302)、1頁目の画像データをMFP104に送信する(ステップS303)。MFP104は受信された1頁目の印刷データに基づいて1頁目の印刷を行う(ステップS304)。DFE103は、1頁目の印刷データの送信が完了すると、頁順に従って2頁目以降の印刷データをMFP104にそれぞれ送信し、MFP104は受信された印刷データに基づいて2頁目以降の印刷を行う。次いで、DFE103は全ての頁の印刷データの送信が完了すると、印刷データの送信の完了を示す送信完了通知をMFP104に送信する(ステップS305)。MFP104は、全ての頁の印刷を完了して送信完了通知を受信すると、後処理を実行し(ステップS306)、本処理を終了する。
図4は、図1のDFE103で実行される印刷データ送信処理の手順を示すフローチャートである。
図4の処理は、DFE103のCPU209がメモリ205やHDD208に格納されたプログラムを実行することによって行われ、一例として、複数の頁からなる印刷ジョブが実行される場合を前提とする。
図4において、まず、CPU209は、クライアントPC101,102等から印刷の実行を指示する実行指示データを受信すると(ステップS401でYES)、当該実行指示データを解析する(ステップS402)。次いで、CPU209はRIP処理を行って実行指示データをMFP104が解析可能なデータ形式に変換し、例えば、図3の印刷ジョブ設定情報、各頁の設定情報及び画像データ等の各印刷データを生成する(ステップS403)。その後、CPU209は印刷ジョブに対応するように各印刷データをHDD208に格納し、後述するステップS404の処理を行う。ここで、後述するステップS404〜ステップS408の処理は印刷データ毎に実行され、以下では、一例として、ステップS403で生成された一の印刷データにおける処理について説明する。CPU209は生成された一の印刷データをMFP104に送信し(ステップS404)、一の印刷データの送信が成功したか否かを判別する(ステップS405)。
ステップS405の判別の結果、一の印刷データの送信が失敗したとき、CPU209は送信が失敗した一の印刷データを再送し(ステップS406)、ステップS405の処理に戻る。一方、ステップS405の判別の結果、一の印刷データの送信が成功したとき、CPU209は一の印刷データに対応し且つ一の印刷データが送信済みであることを特定可能な一の送信済み特定データを生成する。その後、CPU209は生成された一の送信済み特定データをHDD208に格納する(ステップS407)。これにより、複数の印刷データの送信が成功した場合、各印刷データに対応する送信済み特定データの各々がHDD208に格納される。次いで、CPU209は全ての印刷データの送信を完了したか否かを判別する(ステップS408)。
ステップS408の判別の結果、いずれかの印刷データの送信を完了しないとき、CPU209はステップS404の処理に戻る。一方、ステップS408の判別の結果、全ての印刷データの送信を完了したとき、CPU209はHDD208に格納された全ての送信済み特定データを削除する(ステップS409)。すなわち、本実施の形態では、印刷ジョブの全ての印刷データの送信が完了するまで、印刷ジョブの送信済み特定データはHDD208から削除されない。そのため、CPU209はHDD208に印刷ジョブの送信済み特定データが格納されているか否かに基づいて印刷ジョブにおける送信処理が完了したか否かを判別可能である。また、CPU209は送信済み特定データに基づいてHDD208に格納された印刷データが送信済み及び未送信のいずれであるかを判別可能である。その後、CPU209はステップS409の処理を実行した後に本処理を終了する。
ここで、画像形成システム100において印刷ジョブが実行中、例えば、図5に示すように、2頁目の画像データを送信中にエラーが発生した場合、印刷ジョブにおける2頁目の画像データの送信が中断される。この場合、2頁目以降の印刷データがDFE103に保持されていると、ユーザがDFE103を再起動してエラーが解消された後に、送信が中断された2頁目の画像データがDFE103からMFP104に送信されて印刷ジョブが継続される。ところが、発生したエラーがDFE103に影響を及ぼすようなエラーである場合、DFE103が印刷データを消失してしまう。この場合、発生したエラーが解消されたとしても、2頁目以降の画像データはDFE103からMFP104に送信不可能となるが、MFP104は印刷ジョブを継続しようとして2頁目以降の画像データの送信を待ち続けてしまうので、MFP104は他のジョブを受け付けることができない。すなわち、発生したエラーが解消されても未送信の印刷データがDFE103に保持されているか否かに応じて印刷ジョブの実行が停滞する可能性がある。
これに対応して、本実施の形態では、未送信の印刷データがDFE103に保持されているか否かに応じて印刷ジョブを継続するか否かが決定される。
図6は、図1のDFE103で実行される通知処理の手順を示すフローチャートである。
図6の処理は、DFE103のCPU209がメモリ205やHDD208に格納されたプログラムを実行することによって行われ、一例として、印刷ジョブの実行中にDFE103がユーザによって再起動された場合を前提とする。
図6において、まず、CPU209はDFE103の起動処理を行い(ステップS601)、HDD208に送信済み特定データが格納されているか否かを判別する(ステップS602)。これにより、CPU209は、DFE103が再起動される直前に実行された印刷ジョブにおける送信処理が完了しているか否かを判別可能となる。
ステップS602の判別の結果、HDD208に送信済み特定データが格納されていないとき、CPU209は後述するステップS606の処理を行う。一方、ステップS602の判別の結果、HDD208に送信済み特定データが格納されているとき、DFE103が再起動される直前に実行された印刷ジョブにおける送信処理が完了していない。そのため、CPU209は送信済み特定データ及びHDD208に格納された印刷データに基づいて未送信の印刷データがHDD208に保持されているか否かを判別する(ステップS603)。具体的に、CPU209は送信済み特定データを用いて、HDD208に格納された各印刷データが送信済み及び未送信のいずれであるかを識別し、未送信の印刷データがHDD208に格納、つまり、保持されているか否かを判別する。通常、印刷ジョブにおける送信処理の実行中にDFE103が再起動されても、未送信の印刷データはHDD208に保持されるが、例えば、DFE103に影響を及ぼすエラーが発生した場合、機密情報の保護の観点から印刷の終了時やDFE103の再起動時にHDD208から印刷データを消去する機密印刷機能が設定されていた場合、ユーザによってDFE103に印刷ジョブの中止の指示が行われたにも関わらず当該印刷ジョブの中止の指示がMFP104に通知されていない場合には未送信の印刷データはHDD208に保持されない。
ステップS603の判別の結果、未送信の印刷データがHDD208に保持されているとき、CPU209は未送信の印刷データがHDD208に保持されていることをMFP104に通知する(ステップS604)。次いで、CPU209はHDD208に格納された印刷データのうち未送信の印刷データをMFP104に送信し(ステップS605)、本処理を終了する。
ステップS603の判別の結果、未送信の印刷データがHDD208に保持されていないとき、CPU209は未送信の印刷データがHDD208に保持されていないことをMFP104に通知する(ステップS606)。ステップS604及びステップS606の処理によってDFE103は印刷ジョブの実行を継続するか否かの決定をMFP104に促す(決定促進手段)。その後、CPU209はステップS606の処理を実行した後に本処理を終了する。
図7は、図1のMFP104で実行される印刷データ受信処理の手順を示すフローチャートである。
図7の処理は、MFP104のCPU214がHDD213やメモリ223に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図7において、まず、CPU214は、DFE103から通知を受信したか否かを判別する(ステップS701)。
ステップS701の判別の結果、DFE103から通知を受信しないとき、CPU214は後述するステップS704の処理を行う。一方、ステップS701の判別の結果、DFE103から通知を受信したとき、CPU214は受信された通知(以下、「受信通知」という。)が未送信の印刷データがHDD208に保持されていないことを示す通知であるか否かを判別する(ステップS702)。
ステップS702の判別の結果、受信通知が未送信の印刷データがHDD208に保持されていないことを示すとき、CPU214は印刷ジョブの実行を断念し、当該印刷ジョブを消去する。また、CPU214は、図8に示すように、新たなジョブの実行の開始に備えたジョブ実行可能状態に移行させ(ステップS703)、本処理を終了する。一方、ステップS702の判別の結果、受信通知が未送信の印刷データがHDD208に保持されていることを示すとき、CPU214は印刷ジョブを開始してから予め設定された設定期間が経過したか否かを判別する(ステップS704)。設定期間は、例えば、2分〜30分程度の期間が設定され、ユーザの操作部212の操作によって設定される。
ステップS704の判別の結果、印刷ジョブを開始してから設定期間が経過したとき、CPU214は印刷ジョブの実行を断念し、ステップS703の処理を行う。一方、印刷ジョブを開始してから設定期間が経過しないとき、CPU214は印刷データを受信したか否かを判別する(ステップS705)。
ステップS705の判別の結果、印刷データを受信しないとき、CPU214はステップS701の処理に戻る。一方、ステップS705の判別の結果、印刷データを受信したとき、CPU214は受信された印刷データを解析し(ステップS706)、受信された印刷データに基づいて処理を行う(ステップS707)。すなわち、本実施の形態では、DFE103が再起動されても、未送信の印刷データがHDD208に保持されている場合、図9に示すように、未送信の印刷データがDFE103からMFP104に送信されて印刷ジョブの実行が継続される。次いで、CPU214は印刷ジョブにおける全ての印刷データを受信したか否かを判別する(ステップS708)。
ステップS708の判別の結果、印刷ジョブにおけるいずれかの印刷データを受信しないとき、CPU214はステップS701の処理に戻る。一方、ステップS708の判別の結果、印刷ジョブにおける全ての印刷データを受信したとき、CPU214は本処理を終了する。
上述した図6及び図7の処理によれば、未送信の印刷データがDFE103に保持されている場合、未送信の印刷データがDFE103からMFP104に送信されて印刷ジョブの実行が継続され、未送信の印刷データがDFE103に保持されていない場合、印刷ジョブの実行の継続が断念されてMFP104がジョブ実行可能状態に移行する。これにより、未送信の印刷データがDFE103に保持されているか否かに関わらず、印刷ジョブの実行の停滞を回避することができる。
また、上述した図6及び図7の処理では、未送信の印刷データがDFE103に保持されているか否かの判別は送信済み特定データ及びDFE103のHDD208に格納された印刷データに基づいて行われる。これにより、HDD208に格納された印刷データが送信済み及び未送信のいずれであるかを識別することができ、もって、未送信の印刷データがDFE103に保持されているか否かを容易に判別することができる。
上述した図6の処理では、未送信の印刷データが保持されている場合、保持されている印刷データのうち未送信の印刷データのみがDFE103からMFP104に送信される。これにより、MFP104へ送信済みの印刷データを再度送信するといった不要な送信処理の実行を回避することができる。
上述した図6の処理では、印刷ジョブを構成する複数の印刷データのうちDFE103に未送信の印刷データが保持されているか否かが判別され、DFE103が起動した場合、上記判別された結果がMFP104に送信されて印刷ジョブの実行を継続するか否かの決定が促される。すなわち、DFE103の起動に応じて印刷ジョブの実行を継続するか否かが決定されるので、ユーザの印刷ジョブの実行に関する指示を待つこと無く印刷ジョブの実行が継続される。したがって、ユーザの指示待ちに起因する印刷ジョブの実行の停滞を回避することができる。
以上、本発明について実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、送信済み特定データの他に、印刷データが未送信であることを特定可能な未送信特定データもHDD208に格納し、送信済み特定データ、未送信特定データ、及びHDD208に格納された実行データに基づいて未送信の印刷データがHDD208に保持されているか否かを判別してもよい。これにより、未送信の印刷データを容易に特定することができ、もって、印刷ジョブの未送信の印刷データがHDD208に保持されているか否かを確実に判別することができる。
また、上述した実施の形態では、DFE103及びMFP104が印刷ジョブを実行した場合について説明したが、実行されるジョブは印刷ジョブに限られず、スキャン処理を実行するジョブ等のDFE103及びMFP104が実行可能なジョブであってもよい。
さらに、上述した実施の形態では、印刷ジョブの実行を継続するか否かをユーザに選択させてもよい。
図10は、図7の印刷データ受信処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
図10の処理は、MFP104のCPU214がHDD213やメモリ223に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図10において、まず、CPU214は、図7のステップS701及びS702の処理を実行する。
ステップS702の判別の結果、受信通知が未送信の印刷データがHDD208に保持されていないことを示すとき、CPU214は図7のステップS703の処理を行う。一方、ステップS702の判別の結果、受信通知が未送信の印刷データがHDD208に保持されていることを示すとき、CPU214は図11に示す選択画面1100を操作部212に表示する(ステップS1001)。選択画面1100は操作ボタン1101,1102を含み、操作ボタン1101は印刷ジョブの実行の継続を設定し、操作ボタン1101は印刷ジョブの中止を設定する。操作部212に選択画面1100が表示された場合、印刷ジョブの実行の継続及び中止のいずれかがユーザによって設定される。次いで、CPU214は印刷ジョブの実行の継続が設定されたか否かを判別する(ステップS1002)。
ステップS1002の判別の結果、印刷ジョブの実行の継続が設定されたとき、CPU214は図7のステップS704以降の処理を行う。一方、ステップS1002の判別の結果、印刷ジョブの実行の中止が設定されたとき、CPU214は図7のステップS703の処理を行う。
上述した図10の処理では、ユーザによる選択画面1100の設定に基づいてジョブの実行を継続するか中止するかが決定される。これにより、ジョブの実行の継続に対してユーザの意図を反映させることができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 DFE
104 MFP
206,226 ビデオI/F
209,214 CPU
208 HDD
212 操作部
1100 選択画面

Claims (6)

  1. 印刷ジョブを情報処理装置から印刷装置に送信する送信ステップと、
    前記情報処理装置の再起動前に送信を開始した印刷ジョブに含まれる印刷データのうち前記印刷装置へ未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されているか否かを判別する判別ステップと、
    前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていると前記判別ステップにおいて判別した場合、前記未送信の印刷データを前記情報処理装置から前記印刷装置に送信して前記印刷装置に前記印刷ジョブの実行を継続させ、前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていないと前記判別ステップにおいて判別した場合、所定の通知を前記印刷装置に送信して、前記印刷装置を新たなジョブの実行の開始に備えたジョブ実行可能状態に移行させる制御を行う制御ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  2. 前記情報処理装置は起動すると前記判別ステップにおける判別処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記未送信の印刷データは前記情報処理装置の記憶装置に保持され、
    前記情報処理装置は、前記再起動時に前記記憶装置に保持された印刷データを消去する処理を実行するように設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御方法。
  4. 前記印刷ジョブの印刷データのうち前記未送信の印刷データが前記情報処理装置から前記印刷装置に送信された場合、前記印刷装置に前記印刷ジョブの実行を継続させるか中止させるかを前記印刷装置においてユーザに選択させる選択ステップを更に有し、
    前記印刷装置は、前記選択ステップによる選択に基づいて前記印刷ジョブの実行を継続するか中止するかを決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御方法。
  5. 制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記制御方法は、
    印刷ジョブを情報処理装置から印刷装置に送信する送信ステップと、
    前記情報処理装置の再起動前に送信を開始した印刷ジョブに含まれる印刷データのうち前記印刷装置へ未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されているか否かを判別する判別ステップと、
    前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていると前記判別ステップにおいて判別した場合、前記未送信の印刷データを前記情報処理装置から前記印刷装置に送信して前記印刷装置に前記印刷ジョブの実行を継続させ、前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていないと前記判別ステップにおいて判別した場合、所定の通知を前記印刷装置に送信して、前記印刷装置を新たなジョブの実行の開始に備えたジョブ実行可能状態に移行させる制御を行う制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
  6. 情報処理装置であって、
    印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置の再起動前に送信を開始した印刷ジョブに含まれる印刷データのうち前記印刷装置へ未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されているか否かを判別する判別手段と、
    前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていると前記判別手段が判別した場合、前記未送信の印刷データを前記情報処理装置から前記印刷装置に送信して前記印刷装置に前記印刷ジョブの実行を継続させ、前記未送信の印刷データが前記再起動後に前記情報処理装置に保持されていないと前記判別手段が判別した場合、所定の通知を前記印刷装置に送信して、前記印刷装置を新たなジョブの実行の開始に備えたジョブ実行可能状態に移行させる制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
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