JP6765682B2 - シート張設体 - Google Patents

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Description

本発明は、パーテーションやテント等のシート張設体に関する。
従来、工事現場や催事等において、パイプによって骨組みされ、シート材が張設された簡易テントが用いられている。
特開昭58‐089209号公報
特許文献1には、角パイプによって構成される簡易テントであって、テント枠の組立作業を簡易化したものが提案されている。このような簡易テントは、角パイプによって骨組みした後、屋根部分にシート材を張るが、多くの場合、その骨組に合わせた形状の専用のシート材を用いる必要があった。また、シート材を角パイプへ取り付けるための連結部材が別途必要となる場合があり、シート材を張設する作業に手間が掛かることも問題であった。さらに、このような簡易テントは、角パイプによって構成される骨組みがある程度決められた形状のものであるため、テント以外には転用できず、使用者が目的に合わせて多用途に使用することはできなかった。
本発明は上記事情を鑑み、簡易テントだけでなく、災害時に避難所で用いることのできるパーテーション等、使用者が目的に合わせて自由に組み立てて多用途に使用可能なシート張設体を提供することを目的とする。
本発明は、骨組材と、複数のランナーと、シート材と、連結具を備え、骨組材は、筒状であり、内部には中心から側壁へ向かって放射状に延びる四つの仕切壁が長手方向に沿って設けてあり、側壁には、仕切壁と仕切壁の間にそれぞれ長手方向に延びる開口溝が形成してあり、連結具は、骨組材同士を連結し、ランナーは、骨組材の開口溝に沿って摺動可能で開口溝の任意の位置に固定ネジによって固定されるものであり、前記固定ネジは、ネジ締め部を把持して回転させることによって、前記固定ネジが前記開口溝内に向かって延び、二つの仕切壁によって形成された中心の角部に撞着し、シート材は、各ランナーに取り付けてあることを特徴とする。
また、複数の骨組材同士は角度を有するように連結具によって連結され、骨組材は骨組材同士を長手方向に連結可能な連結部を有することが望ましい。
本発明によれば、骨組材は筒状であり、内部には中心から側壁へ向かって放射状に延びる四つの仕切壁が長手方向に沿って設けてあり、側壁には、仕切壁と仕切壁の間にそれぞれ長手方向に延びる開口溝が形成してあるため、骨組材の四方にシート材を張設することが可能であり、骨組材を様々な形状に組み立てて、多目的に使用可能なシート張設体とすることができる。また、複数のランナーによって様々な態様でシート材を取り付けできるので、シート材は専用の形状のものを用いる必要がなく、いわゆるブルーシート等、方形の一般的なシート材を用いることができる。骨組材に予め複数のランナーを取り付けておけば、シート張設体の設置現場において、骨組材を組み立てて、シート材をランナーへ取り付けるだけで作業が完了するので、簡単に設置可能、かつ、素早く作業ができて効率が良い。
シート材を取り付けるランナーは、骨組材の開口溝に沿って摺動可能で開口溝の任意の位置に固定されるものであり、シート材の取り付けが容易であり、ランナーを摺動させることによってシート材を自在に移動できるためシート張設体の用途がより広がる。
さらに、骨組材の内部には中心から側壁へ向かって放射状に延びる四つの仕切壁が長手方向に沿って設けてあることにより、例えば本発明を仕切に適用した場合には、開口溝から裏側が見えないので、プライバシーを守ることができる。また、骨組材の強度も高い。
また、複数の骨組材同士は角度を有するように連結具によって連結され、骨組材は骨組材同士を長手方向に連結可能な連結部を有する構成とすれば、骨組材を様々な大きさ及び形状に組み立て自在であるので、より多目的に使用可能なシート張設体とすることができる。
(a)は骨組材の正面図、(b)はA−A線端面図。(c)はA−A線断面図を示す。 骨組材の斜視図である。 骨組材の他の実施形態であり、(a)は斜視図、(b)はB−B線端面図を示す。 (a)(b)は本発明のシート張設体をパーテーションに適用した使用例を示す斜視図である。 本発明のシート張設体を簡易テントに適用した使用例を示し、(a)は骨組材を組み立てた状態の斜視図、(b)はシート材を張設した状態の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係るシート張設体は、骨組材1と、複数のランナー2と、シート材3と、連結具4とを備える。骨組材1同士は連結具4によって連結されて、パーテーションや簡易テント等の骨組を構成し、骨組材1に取り付けたランナー2によってシート材3を張設することによってシート張設体が完成する。
骨組材1は、材質は特に限定されないが、例えば金属製の長尺角材であって、図1(a)に示すような略四角筒状であり、四つの角部10を有する。骨組材1の各側壁には、それぞれ長手方向に延びる開口溝11が形成してある。開口溝11の一端部には、開口溝11の幅を広げて形成されたランナー挿入口11aが設けてある。骨組材1の内部は、図1(b)に示すように、中心Cから各角部10へ放射状に繋がる仕切壁12が四つ設けてある。言い換えれば、隣接する二つの仕切壁12,12と開口溝11を有する側壁によって形成される断面視略三角形の空間が四つ集まって断面視略四角形状を形成している。また、骨組材1は、長手方向両端部に連結部13,14を形成してある。一方の端部には凸状連結部13が形成してあり、他方の端部には凹状連結部14が形成してあるため、一の骨組材1の凸状連結部13へ他の骨組材1の凹状連結部14を嵌合させて、二つの骨組材1,1を長手方向に連結することができる。また、凸状連結部13に突起13aを設け、凹状連結部14に突起13に対向する嵌合孔14aを設け、凸状連結部13と凹状連結部14を連結した際に、突起13aが嵌合孔14aに嵌まり込むものとしてもよい。なお、骨組材1は図1及び図2に示すような四角筒状に限られず、図3に示すような円筒状であってもよい。
ランナー2は、骨組材1の開口溝11の任意の場所に任意の数を取り付け自在であって、開口溝11に沿って摺動可能である。ランナー2は、図1(c)に示すように、固定ネジ20とランナー本体21とシート材係止部22とネジ締め部23から構成されている。
ランナー本体21は、開口溝11から外に露出する正面部21aと開口溝11の中に位置する背面部21bからなる。背面部21bは開口溝11よりも幅広であるが、この背面部21bを開口溝11に設けたランナー挿入口11aから開口溝11内へ挿入し、開口溝11に沿って摺動させることができる。ランナー本体21の正面部21aにはネジ締め部23が設けてあり、ネジ締め部23は固定ネジ20と繋がっている。固定ネジ20はランナー本体21の表裏に挿通されており、ランナー2の表側に露出するネジ締め部23によって操作可能である。図1(c)中の矢印で示すように、ネジ締め部23を把持して回転させることによって、固定ネジ20が開口溝11内に向かって延び、二つの仕切壁12によって形成された中心Cの角部において固定することができる。この機構によって、ランナー2は開口溝11の任意の位置に、ワンタッチで簡単に固定することができる。
シート材係止部22は、骨組材1の外周に位置してシート材3を係止できるものであれば形状は問わないが、例えば、図1(c)や図2に示すように、フック型やピンチ型が適用できる。フック型のシート材係止部22を有するフック型ランナー24は、シート材3が孔30を有する場合に容易にシート材3を係止することができる。また、ピンチ型のシート材係止部22を有するピンチ型ランナー25は、シート材3に孔30が設けてない場合でも、容易にシート材3を係止することができる。
シート材3は、いわゆるブルーシートやその他様々な大きさの一般的な方形のシート材3を使用することが可能であり、材質は特に限定されない。シート材3は、ランナー2を介して骨組材1に取り付けられる。図4及び図5に示すような、縁部にハトメで補強された孔30を有するものであれば、フック型ランナー24に引っ掛けることができる。市販されている種々のシート材3を用いることが可能であるが、メーカーによっては孔30の数や位置が異なるものや、孔30が空いていないシート材3もある。その場合も、ランナー2の位置を動かして孔30の位置に合わせたり、ピンチ型ランナー25で挟むことができるので、どのようなシート材3も適用できる。
連結具4は、骨組材1同士を連結するものである。図4(a)に示すように、二つの骨組材1の端部同士を覆うように約90度に連結して固定可能な連結具41や、一の骨組材1の中間部に嵌め込んで、他の骨組材1の端部を連結させて固定可能な連結具42、さらには、図4(b)及び図5(a)(b)に示すように、三本以上の骨組材1を立体的に連結させることが可能な連結具43,44,45等、様々な形状のものを適用できる。なお、図5において、簡易テントは複数の骨組材1を連結させて柱5,6としてあり、前側の柱5と後側の柱6は高さが異なっている。そのため、簡易テントの屋根部分は後側から前側に向かって下方に傾斜しているが、このような構成とするために、連結具44,45は屋根の傾斜角度に合わせて骨組材1同士を連結可能としてある。
このように構成したシート張設体によれば、骨組材1は筒状であり、内部には中心Cから側壁へ向かって放射状に延びる四つの仕切壁12が長手方向に沿って設けてあり、側壁には、仕切壁12と仕切壁12の間にそれぞれ長手方向に延びる開口溝11が形成してあるため、骨組材1から四方にシート材3を張設することが可能であり、骨組材1を様々な形状に組み立てて、多目的に使用可能なシート張設体とすることができる。また、複数のランナー2によって様々な態様でシート材3を取り付けできるので、シート材3は専用の形状のものを用いる必要がなく、いわゆるブルーシート等、方形の一般的なシート材3を用いることができる。骨組材1に予め複数のランナー2を取り付けておけば、シート張設体の設置現場において、骨組材1を組み立てて、シート材3をランナー2へ取り付けるだけで作業が完了するので、簡単に設置可能、かつ、素早く作業ができて効率が良い。
シート材3を取り付けるランナー2は、骨組材1の開口溝に取り付け自在、かつ、開口溝11に沿って摺動可能であるため、シート材3の取り付けが容易であり、ランナー2を摺動させることによってシート材3を自在に移動できるためシート張設体の用途がより広がる。
さらに、骨組材1の内部には中心Cから側壁へ向かって放射状に延びる四つの仕切壁12が長手方向に沿って設けてあることにより、例えば本発明をパーテーションに適用した場合には、開口溝11から裏側が見えないので、プライバシーを守ることができる。また、骨組材1の強度も高い。
また、複数の骨組材1同士は角度を有するように連結具4によって連結され、骨組材1は骨組材1同士を長手方向に連結可能な連結部13,14を有する構成とすれば、骨組材1を様々な大きさ及び形状に組み立て自在であるので、より多目的に使用可能なシート張設体とすることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、ランナーは開口溝に取り付け自在かつ、シート材を係止できるものであれば、リング型、フック型、ピンチ型に限らずどのような態様のものでも良い。固定ネジは、開口溝へ固定自在であれば、どのような形態でもよい。そして、骨組材の連結部は嵌合自在な凹部と凸部には限られず、連結可能であればどのような態様のものでもよく、骨組材はシート張設体の用途に合わせてその材質や長さ、及び太さを適宜変更できる。
1 骨組材
2 ランナー
3 シート材
4 連結具
10 角部
11 開口溝
12 仕切壁
13 連結凸部(連結部)
14 連結凹部(連結部)
20 固定ネジ
21 ランナー本体
22 シート材係止部
23 ネジ締め部
24 フック型ランナー
25 ピンチ型ランナー
41 連結具
42 連結具
43 連結具
44 連結具
45 連結具

Claims (2)

  1. 骨組材と、複数のランナーと、シート材と、連結具を備え、
    骨組材は、筒状であり、内部には中心から側壁へ向かって放射状に延びる四つの仕切壁が長手方向に沿って設けてあり、側壁には、仕切壁と仕切壁の間にそれぞれ長手方向に延びる開口溝が形成してあり、
    連結具は、骨組材同士を連結し、
    ランナーは、骨組材の開口溝に沿って摺動可能で開口溝の任意の位置に固定ネジによって固定されるものであり、前記固定ネジは、ネジ締め部を把持して回転させることによって、前記固定ネジが前記開口溝内に向かって延び、二つの仕切壁によって形成された中心の角部に撞着し、
    シート材は、各ランナーに取り付けてあることを特徴とするシート張設体。
  2. 複数の骨組材同士は角度を有するように連結具によって連結され、
    骨組材は骨組材同士を長手方向に連結可能な連結部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート張設体。
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