JP6764304B2 - フィルターガスケット及びその製造方法 - Google Patents

フィルターガスケット及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6764304B2
JP6764304B2 JP2016196062A JP2016196062A JP6764304B2 JP 6764304 B2 JP6764304 B2 JP 6764304B2 JP 2016196062 A JP2016196062 A JP 2016196062A JP 2016196062 A JP2016196062 A JP 2016196062A JP 6764304 B2 JP6764304 B2 JP 6764304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular member
gasket
wire mesh
annular
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016196062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018059558A (ja
Inventor
塚本 浩司
浩司 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2016196062A priority Critical patent/JP6764304B2/ja
Publication of JP2018059558A publication Critical patent/JP2018059558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764304B2 publication Critical patent/JP6764304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

本発明は、自動車、産業機械器具、ガスコンロ等の家庭用機器に利用されるフィルターガスケットに関し、より詳しくは、製造コストが抑えられ、接着剤の塗布による目詰まりの問題を解消でき、構成する樹脂材料の汎用性を向上させたフィルターガスケット及びその製造方法に関する。
従来、フィルターガスケットは、金属薄板にプレス加工により微細孔を形成したメッシュを用い、この金属薄板の外周にゴム状弾性材料からなるガスケットを接着して作製していた(特許文献1)。
また、フィルターガスケットとしては、金網の両面に樹脂材料からなる環状部材を直接一体成形し、この環状部材の外側に環状のゴム状弾性材料からなるガスケットを一体成形して作製したものが提案されている(特許文献2)。
特開2002−155817号公報 特許第5958882号公報
特許文献1に記載されたフィルターガスケットの作製においては、プレス加工で金属薄板に微細孔を形成したメッシュを用いるため金具コストが高いなどの問題がある。
上記のメッシュにガスケットを接着するためには、作業の便宜性から、接着剤を浸漬塗布する手法が考えられる。しかし、浸漬塗布によると、メッシュに目詰まりが発生するので、浸漬塗布は採用できない。
特許文献2では、かかる金具コストの問題を解消するために、金網を用いている。かかる金網を用いた場合にも、ガスケットを接着する際に、浸漬塗布によると、金網に目詰まりが発生する問題があることはメッシュの場合と同様である。
特許文献2では、金網の両面に、環状部材となる樹脂材料層を一体成形するので、金網への接着を行っていない。しかし、樹脂材料層として、一体成形に適した樹脂材料を用いているため、優れている反面、樹脂材料の汎用性の面で改善の余地があった。
そこで、本発明の課題は、製造コストが抑えられ、接着剤の塗布による目詰まりの問題を解消でき、構成する樹脂材料の汎用性を向上させたフィルターガスケット及びその製造方法を提供することを課題とする。
また本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
複数の位置決め孔を有する金網と、
複数の前記位置決め孔に挿通される複数の連結突起を有する表面側環状部材と、複数の前記連結突起が挿入される複数の連結溝を有する裏面側環状部材とからなる環状部材と、
前記環状部材の外側に取付けられたゴム状弾性材料からなる環状のガスケットとを備え、
複数の前記連結突起が、複数の前記位置決め孔に挿通され、複数の前記連結溝に挿入されることによって、前記表面側環状部材及び前記裏面側環状部材が、前記金網を介して連結されていることを特徴とするフィルターガスケット。
(請求項2)
前記連結突起は、楔型の形状であり、
前記連結溝は、前記連結突起が挿入され、嵌合することによって連結されていることを特徴とする請求項1記載のフィルターガスケット。
(請求項3)
前記環状のガスケットは、前記環状部材の前記連結突起及び前記連結溝とを覆うように、前記環状部材の外側に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載のフィルターガスケット。
(請求項4)
複数の位置決め孔を有する金網を用意し、
前記金網を挟むようにして、複数の前記位置決め孔を介して、複数の前記位置決め孔に挿通される複数の連結突起を有する表面側環状部材と、複数の前記連結突起が挿入される複数の連結溝を有する裏面側環状部材とを連結させて環状部材を形成し、
前記環状部材の外側に、ゴム状弾性材料により環状のガスケットを形成することを特徴とするフィルターガスケットの製造方法。
(請求項5)
前記連結突起は、楔型の形状であり、
前記環状部材は、前記連結溝に前記連結突起を挿入し、嵌合することによって連結させて形成することを特徴とする請求項4記載のフィルターガスケットの製造方法。
(請求項6)
前記環状のガスケットは、前記環状部材の前記連結突起及び前記連結溝を覆うように、前記環状部材の外側に形成することを特徴とする請求項4又は5記載のフィルターガスケットの製造方法。
(請求項7)
複数の位置決め孔を複数組有する金網を用意し、
前記金網を挟むようにして、前記各組の複数の前記位置決め孔を介して表面側環状部材と裏面側環状部材を連結させて複数の環状部材を形成し、
前記各環状部材の外側に、ゴム状弾性材料により複数の環状のガスケットを形成し、
前記各ガスケットの外周縁よりも外方に食み出した金網を切除することを特徴とするフィルターガスケットの製造方法。
本発明によれば、製造コストが抑えられ、接着剤の塗布による目詰まりの問題を解消でき、構成する樹脂材料の汎用性を向上させたフィルターガスケット及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態のフィルターガスケットの平面図 図1のフィルターガスケットの分解斜視図 図1のフィルターガスケットの斜視図 図1の(iv)−(iv)線の断面図 本発明の他の実施形態のフィルターガスケットの平面図 本発明の実施形態のフィルターガスケットの製造に使用される金網の平面図 金網に位置決め孔を設けた一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はその断面図 図7の金網に環状部材を設けた一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はその断面図 図8の環状部材の外側にゴム状弾性材料からなるガスケットを設けた一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はその断面図 完成されたフィルターガスケットの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はその断面図 金網に複数組の位置決め孔を設けた平面図 図11の金網に複数の環状部材を設けた平面図 図12の環状部材の外側にゴム状弾性材料からなるガスケットを設けた平面図 完成された複数のフィルターガスケットを示す平面図
以下、図面に基づいて、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態のフィルターガスケットの平面図であり、図2は、図1のフィルターガスケットの分解斜視図であり、図3は、図1のフィルターガスケットの斜視図であり、図4は、図1の(iv)−(iv)線の断面図である。
本実施形態のフィルターガスケット4は、図1〜図4に示すように、位置決め孔1aが設けられた円盤状の金網1と、この金網1の両面を挟むように配置された環状部材3と、この環状部材3の外周側に形成されたゴム状弾性材料からなる環状のガスケット2とを備えている。
環状部材3は、図4に示すように、それぞれが円環状の表面側環状部材3a及び裏面側環状部材3bから構成されている。これら表面側環状部材3a及び裏面側環状部材3bは、金網1に設けられた位置決め孔1aを介して、金網1を挟み込んで互いに連結され、環状部材3を構成している。
表面側環状部材3aは、複数の位置決め孔1aに挿通される複数の連結突起31を有している。
裏面側環状部材3bは、各連結突起31が挿入される複数の連結溝32を有している。
これら表面側環状部材3a及び裏面側環状部材3bは、各位置決め孔1aに挿通された各連結突起31が各連結溝32に挿入され、これら連結突起31の外周面と連結溝32の内周面とが接合することにより、連結されている。
ここで、金網1に設けられた位置決め孔1aと、その位置決め孔1aを介して連結される連結突起31及び連結溝32の配置は、環状部材3のやや外周側に設けられることが好ましい。これにより、後述する環状部材3の外周側に取り付けられるガスケット2を環状部材2の中央よりやや外周側に取り付けることができ、使用量を削減することができる。
また、接合する手段は格別限定されず、連結突起31と連結溝32との嵌合力を増加させる工夫が好ましい。例えば、後述するアウトサート成形時に、金型内に設置する場合に、連結突起31又は連結溝32が金網1から外れない程度に嵌合力を増加させることが好ましい。
嵌合力を増加させる工夫としては、例えば、連結突起31は、楔形状にして、楔を打ち込むような接合をすることが、嵌合力を増加させる上で好ましい。
また、連結溝32の径を位置決め孔1aの径よりやや大径にすることにより、楔状の連結突起31が、位置決め孔1aの周囲の金網部分を連結溝32に引っ張り込むことで、嵌合力を更に高めることができる。更に、位置決め孔1aの周囲の金網部分が引っ張り込まれることにより、金網1に張力が働き、位置決め孔1aを設けても、金網1の網目が崩れるようなおそれがない。
また、接合に際し、連結突起31の外周面及び連結溝32の内周面を接着処理しておくこともできる。接着処理としては、例えば、コロナ処理やプラズマ処理等の表面処理や、接着剤の塗布などを選択することができる。
接合手段としては、嵌合力の増加させる工夫と接着処理とを組み合わせても良い。これにより、より強固に接合させることができる。
これら表面側環状部材3a及び裏面側環状部材3bからなる環状部材3は、種々の合成樹脂材料により構成することができる。
かかる環状部材3を構成する合成樹脂材料は、格別限定されないが、環状部材3の外周を被覆するように形成されるガスケット2との組み合わせを考慮して選択されるのが好ましい。表面側環状部材3a及び裏面側環状部材3bは同じ合成樹脂材料を用いて構成してもよいし、異なった合成樹脂材料によって構成してもよい。
ガスケット2は、ゴム状弾性材料からなり、環状部材3の外周側を被覆するようにして、断面コ字状の円環状に形成される。このガスケット2の形成方法は格別限定されないが、例えば、金網1の表裏面に亘って、環状部材3及び金網1に対してアウトサート成形により一体的に形成することができる。ここでアウトサート成形というのは、金網1及び環状部材3を金型内に設置し、この金型によりゴム状弾性材料を成形して、金網1及び環状部材3に一体化させる成形方法である。
なお、ガスケット2が、合成樹脂材料で構成される環状部材3と接着反応しない材料である場合、ガスケット2と環状部材3が一体化しないため、使用中にゴムが樹脂から分離してしまう懸念がある。
この場合、環状部材3を予め接着剤を浸漬処理して、接着剤塗布することで、上述のアウトサート形成時等のガスケット2を取り付ける際に、ガスケット2と環状部材3を一体化させることができ、分離することがない。これにより、合成樹脂材料に用いられる材料やガスケット2のゴム状弾性部材に用いる材料を選択する幅を広げることができる。つまり汎用的な材料を選択することができる。
例えば、フィルターガスケット4を部品から外してメンテナンスをする場合などに、環状部材3が金網1から外れると、製品として使えなくなってしまう場合がある。この場合、ガスケット2は、環状部材3の外周側を被覆する際に、環状部材3の連結突起31及び連結溝32が設けられている位置より、やや内周側に向けて、環状部材3の連結突起31及び連結溝32を覆うように被覆されていることが好ましい。つまり、ガスケット2の内周面21が、図4に示すように、破線で示す位置まで(内周面22)まで被覆されていることになる。これにより、連結突起31及び連結溝32が、ガスケット2に覆われているため、フィルターガスケット4の使用時に、環状部材3が外れることを防止することができる。
ガスケット2を構成するゴム状弾性材料としては、エチレンプロピレンジエン三元共重合体(EPDM)、フッ素ゴム(FKM)、水素添加ニトリルゴム(HNBR)、ニトリルゴム(NBR)、天然ゴム(NR)、アクリル酸エステルゴム(ACM)等から適宜選択して用いられる。
〔フィルターガスケットの他の実施形態〕
図5は、本発明の他の実施形態のフィルターガスケットの平面図である。
フィルターガスケット4は、円環状に限定されない。フィルターガスケット4が使用される通気管の断面形状に対応させて、例えば、図5に示すような四角形(矩形や台形)の環状に形成することができる。この場合には、金網1及びガスケット2は、環状部材3の外形形状に対応して、四角形(矩形や台形)に形成される。なお、四角形以外の多角形でもよい。
〔フィルターガスケットの製造方法の実施形態〕
次に、本実施形態のフィルターガスケット4の製造方法について、図6〜図10を用いて説明する。
まず、図6に示すように、金網1を用意する。この金網1としてロール状に巻き取られたロール金網を切断して、図6に示すような形状にしてもよい。連続生産が可能となり、より低コストでのフィルターガスケット4の製造が可能となるからである。
本発明では、金網1に、接着剤処理を行わないことを一つの特徴とする。接着剤による目詰まりを防止するためである。
金網1は、フィルターガスケット4の外形形状に合わせて予め切断しておいてもよい。また、金網1は、後述するようにガスケット2を形成した後に、フィルターガスケット4の外形形状に合わせて切断してもよい。
次いで、図7(a)、(b)に示すように、金網1に位置決め孔1aを設ける。この位置決め孔1aは、複数設けることが好ましく、その数は格別限定されるものではないが、1個のフィルターガスケット4あたり2個以上の位置決め孔1aを設けることが好ましい。1個の位置決め孔1aでは、表面側環状部材3aの位置決めを行うことが困難な場合が発生し得るからである。2個以上の位置決め孔1aであれば、表面側環状部材3aの位置決めを良好に行うことができるため好ましい。
なお、金網1を用意する場合には、金網1に位置決め孔1aを設ける工程を経たものを用意する場合、又は予め位置決め孔1aが開いている金網1を用意する場合が含まれる。また、後述する他の実施形態における複数組の位置決め孔を有する金網を用意する場合も、同様である。
更に、後述する環状部材3の連結突起31を挿通させる位置決め孔1aは、金網の目合いを利用する方法も考えられるが、製造ライン上で、作業員が、次の工程である接合させる工程の作業をする上で、環状部材を嵌め込む目印になるため有用である。
次いで、図8(a)、(b)に示すように、位置決め孔1aを介して、表面側環状部材3aの連結突起31及び裏面側環状部材3bの連結溝32を連結させ、環状部材3を構成する。連結突起31及び連結溝32は、それぞれ位置決め孔1aに対応して設けられている。
ここで、環状部材3を構成するための工程を以下に説明する。
まず、各連結突起31を対応する位置決め孔1aに挿通させる。このとき、全ての連結突起31を全ての位置決め孔1aに挿通させる。その結果、表面側環状部材3aは、金網1の表面上に載置される。
次に、各連結溝32に各連結突起31を挿入させる。このとき、全ての連結突起31を全ての連結溝32に挿入させる。
次に、これら連結突起31の外周面と連結溝32の内周面とを接合させる。
なお、連結突起31の外周面と連結溝32の内周面とを接合させる工程における接合手段は格別限定されない。
このようにして、これら連結突起31の外周面と連結溝32の内周面とが接合させることにより、表面側環状部材3a及び裏面側環状部材3bが金網1を挟んで連結され、環状部材3が構成される。
次いで、環状部材3が構成されると、図9(a)、(b)に示すように、環状部材3の外側に、ゴム状弾性材料により環状のガスケット2を形成する。
このガスケット2は、金網1の表裏面に亘って、環状部材3及び金網1に対してアウトサート成形により一体的に形成し、環状部材3の外周側を被覆するような断面コ字状の円環状に形成することができる。
次いで、図10(a)、(b)に示すように、ガスケット2の外周縁よりも外方にはみだした金網1を切除することにより、フィルターガスケット4が完成する。
なお、金網1の切除は、ガスケット2の外周縁に沿って金網1を環状に打ち抜くことにより行うことができる。前述したように、環状部材3を形成する前に金網1をフィルターガスケット4の外形形状に合わせて切断した場合には、ここで金網1の切除を行う必要はない。
〔フィルターガスケットの製造方法の他の実施形態〕
次に、フィルターガスケット4の製造方法の他の実施形態について、図11〜図14を用いて説明する。図示の例では、金網1上にフィルターガスケット4を製造する際に、位置決め孔1aを4つ設け、この4つの孔を1組として、計4組のフィルターガスケット4を製造する形態が示されている。
まず、位置決め孔1aが設けられていない金網1を用意する。
次いで、図11に示すように、金網1に計4組分の位置決め孔1aを設ける。
次いで、図12に示すように、金網1に対して4組の環状部材3を並列して構成する。
次いで、4組の環状部材3が構成されると、図13に示すように、4組の環状部材3のそれぞれの外側に、ゴム状弾性材料により環状のガスケット2を形成する。
次いで、図14に示すように、各ガスケット2の外周縁よりも外方にはみだした金網1を切除することにより、金網1が4組のフィルターガスケット4に分割され、4組のフィルターガスケット4が完成する。金網1の切除は、ガスケット2の外周縁に沿って金網1を環状に打ち抜くことにより行うことができる。
このフィルターガスケット4は、金網1上に4組を並列して同時に作製し後で個々に分割するため、生産コストを低減する上で好ましい。
なお、本実施形態では、4組のフィルターガスケットを製造する場合を説明したが、組数は特に限定されず、製造装置等の関係、製造コスト低減との観点により、適宜設定することができる。
1:金網
1a:位置決め孔
2:ガスケット
21:内周面(実線)
22:内周面(破線)
3:環状部材
3a:表面側環状部材
3b:裏面側環状部材
31:連結突起
32:連結溝
4:フィルターガスケット

Claims (7)

  1. 複数の位置決め孔を有する金網と、
    複数の前記位置決め孔に挿通される複数の連結突起を有する表面側環状部材と、複数の前記連結突起が挿入される複数の連結溝を有する裏面側環状部材とからなる環状部材と、
    前記環状部材の外側に取付けられたゴム状弾性材料からなる環状のガスケットとを備え、
    複数の前記連結突起が、複数の前記位置決め孔に挿通され、複数の前記連結溝に挿入されることによって、前記表面側環状部材及び前記裏面側環状部材が、前記金網を介して連結されていることを特徴とするフィルターガスケット。
  2. 前記連結突起は、楔型の形状であり、
    前記連結溝は、前記連結突起が挿入され、嵌合することによって連結されていることを特徴とする請求項1記載のフィルターガスケット。
  3. 前記環状のガスケットは、前記環状部材の前記連結突起及び前記連結溝とを覆うように、前記環状部材の外側に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載のフィルターガスケット。
  4. 複数の位置決め孔を有する金網を用意し、
    前記金網を挟むようにして、複数の前記位置決め孔を介して、複数の前記位置決め孔に挿通される複数の連結突起を有する表面側環状部材と、複数の前記連結突起が挿入される複数の連結溝を有する裏面側環状部材とを連結させて環状部材を形成し、
    前記環状部材の外側に、ゴム状弾性材料により環状のガスケットを形成することを特徴とするフィルターガスケットの製造方法。
  5. 前記連結突起は、楔型の形状であり、
    前記環状部材は、前記連結溝に前記連結突起を挿入し、嵌合することによって連結させて形成することを特徴とする請求項4記載のフィルターガスケットの製造方法。
  6. 前記環状のガスケットは、前記環状部材の前記連結突起及び前記連結溝を覆うように、前記環状部材の外側に形成することを特徴とする請求項4又は5記載のフィルターガスケットの製造方法。
  7. 複数の位置決め孔を複数組有する金網を用意し、
    前記金網を挟むようにして、前記各組の複数の前記位置決め孔を介して表面側環状部材と裏面側環状部材を連結させて複数の環状部材を形成し、
    前記各環状部材の外側に、ゴム状弾性材料により複数の環状のガスケットを形成し、
    前記各ガスケットの外周縁よりも外方に食み出した金網を切除することを特徴とするフィルターガスケットの製造方法。
JP2016196062A 2016-10-03 2016-10-03 フィルターガスケット及びその製造方法 Active JP6764304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016196062A JP6764304B2 (ja) 2016-10-03 2016-10-03 フィルターガスケット及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016196062A JP6764304B2 (ja) 2016-10-03 2016-10-03 フィルターガスケット及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018059558A JP2018059558A (ja) 2018-04-12
JP6764304B2 true JP6764304B2 (ja) 2020-09-30

Family

ID=61908391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016196062A Active JP6764304B2 (ja) 2016-10-03 2016-10-03 フィルターガスケット及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6764304B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102237078B1 (ko) * 2019-07-10 2021-04-06 안소윤 다이 캐스팅용 고상 윤활제 분사장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018059558A (ja) 2018-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3287673B1 (en) Gasket molding and manufacturing method therefor
US20030031828A1 (en) Seals formed from polymer laminated metallic constructions
KR20070041766A (ko) 정적 밀봉부
EP1809886A1 (en) Gasket assembly
JP6577084B2 (ja) フィルタコーンのコーティング法
JP6764304B2 (ja) フィルターガスケット及びその製造方法
JP6795349B2 (ja) キャリアフィルム付きガスケットの取り扱い方法
JP2012255513A (ja) 金属部材と合成樹脂の接合構造
US4634132A (en) Elastomeric seal assembly with variable thickness shim
JP2013245798A (ja) フィルター付きガスケット
US20080128993A1 (en) Bonded Filter Gasket With Raised Sealing Beads
CN101163909A (zh) 金属垫片
JP5611536B2 (ja) 通気部材および通気構造
US9523394B2 (en) Clutch plate with simulated friction material segments
JP2015536425A (ja) 圧縮されたオーバーラップ区分を有する摩擦プレート
JP6100942B1 (ja) 可撓継手
JP5161490B2 (ja) 加工用ブラシ
JP2015017656A (ja) プレート一体型ガスケット
JP5382488B2 (ja) 合成樹脂製カップ状二重容器
JP2011094759A (ja) ガスケットおよびその製造方法
JP2941592B2 (ja) オイルシールとその製造方法
JP5958882B2 (ja) 金網フィルター付きガスケットの製造方法
JP7285753B2 (ja) ガスケット
JPWO2019181461A1 (ja) 密封装置
JP7292762B1 (ja) 内装材の成形型

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6764304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150