JP6763823B2 - 空気流量計 - Google Patents

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Description

本発明は、空気流量計に関する。
従来、空気流量検出素子からの入力信号に応じて空気流量信号を出力する空気流量計において、入力信号の脈動によって生じる脈動誤差の低減が求められている。脈動誤差の低減方法の例としては、特許文献1に開示された技術が知られている。この技術では、吸気量検出器からの入力信号に基づいて、マイコンにおいて平均処理部で平均値を求めると共に、高周波分析部で高速フーリエ変換を用いて周波数と脈動振幅を求める。そして、得られた平均値、周波数、脈動振幅から、マイコンの補正部において補正量を算出し、入力信号を補正する。これにより、吸気量検出器からの入力信号の脈動によって生じる脈動誤差を補正している。
特開2012−112716号公報
特許文献1に開示された従来技術では、高周波分析部に高速フーリエ変換を使用している。高速フーリエ変換において、所望の周波数分析範囲と分解能を得ようとすると、所定の長さの観測時間とサンプリング周波数を必要とする。また、周波数分析範囲と分解能に応じて演算量が指数的に増加する。したがって、高速フーリエ変換の結果が出力されるまでに、所定の観測時間と所定の演算時間を必要とし、補正量の算出までに長時間を要してしまうため、入力信号の脈動状態の変化に追従できない。このように、上記従来技術では入力信号の脈動状態の変化に対する配慮が欠けていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、入力信号の脈動状態の変化に高速に追従できる空気流量計を提供することにある。
本発明の一態様による空気流量計は、測定対象の空気流量に関する入力信号を生成する空気流量検出素子と、前記入力信号に基づいて前記空気流量に応じた出力信号を生成するための演算を行う演算部と、を備え、前記演算部は、前記出力信号に対して1より大なる累乗演算を含む演算を行う出力信号演算部と、前記入力信号に対して1より大なる累乗演算を含む演算を行う入力信号演算部と、前記出力信号演算部による演算結果と、前記入力信号演算部による演算結果との差分を求める減算部と、前記減算部により求められた前記差分を積分する積分器と、を有し、前記出力信号は、前記積分器からの出力に基づいて生成される
本発明によれば、入力信号の脈動状態の変化に高速に追従できる空気流量計を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る空気流量計の構成を示す図 出力信号演算部の構成を示す図 入力信号演算部の構成を示す図 吸気管内での空気流量計の配置例を示す図 空気流量に対する出力信号演算部の出力特性の一例を示す図 空気流量に対する出力信号演算部の出力特性の別の一例を示す図 空気流量に対する出力信号演算部の出力特性のさらに別の一例を示す図 直流レベルがそれぞれ異なる出力信号の波形例を示す図 出力信号の各波形の周波数特性例を示す図 出力信号の直流レベルと遮断周波数との関係を示す図 入力信号をステップ状に変化させた時の出力信号の波形例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る空気流量計の構成を示す図 第2入力信号演算部の構成を示す図 空気流量に対する第2入力信号演算部の出力特性の一例を示す図 本発明の第3の実施形態に係る空気流量計の構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各実施形態は、矛盾しない限り組み合わせ可能である。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る空気流量計について、図1から図11を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る空気流量計1の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の空気流量計1は、演算部2と空気流量検出素子3により構成される。空気流量検出素子3は、空気流量計1が測定対象とする空気流量に関する信号を生成し、演算部2への入力信号Qsenとして出力する。演算部2は、空気流量検出素子3から入力された入力信号Qsenに基づいて、空気流量に応じた出力信号Qoutを生成するための演算を行う。
演算部2は、入力信号演算部4と、減算部5と、積分器6と、出力信号演算部7とを有する。入力信号演算部4は、空気流量検出素子3からの入力信号Qsenに対して所定の演算を行う。出力信号演算部7は、出力信号Qoutに対して、1より大なる累乗演算を含む所定の演算を行う。なお、入力信号演算部4と出力信号演算部7がそれぞれ行う演算の詳細については、後で説明する。
減算部5は、出力信号演算部7による演算結果と、入力信号演算部4による演算結果との差分を求める。積分器6は、減算部5により求められた差分を積分することで、出力信号Qoutを生成して出力する。
図2は、出力信号演算部7の構成を示す図である。出力信号演算部7は、図2に示すように、出力信号Qoutに所定の比例定数を乗算する乗算器8と、出力信号Qoutの累乗演算を行う累乗器9により構成される。
図3は、入力信号演算部4の構成を示す図である。入力信号演算部4は、図3に示すように、入力信号Qsenに所定の比例定数を乗算する乗算器10と、入力信号Qsenの累乗演算を行う累乗器11により構成される。
次に、図4により空気流量計1の吸気管への配置を説明する。図4は、吸気管内での空気流量計1の配置例を示す図である。図4に示すように、吸気管12には、空気流量計1が測定対象とする空気流量Qの空気流が流入する。この吸気管12には、主通路13と、主通路13から分岐した副通路14が設けられている。副通路14には、空気流量計1が設置されている。
吸気管12を流れる空気流量Qは、主通路13と副通路14に分流する。主通路13と副通路14のそれぞれにおける空気流量をQ1,Q2とすると、図4に示す面Aと面Bの圧力差Δpは、ナビエ・ストークスの式から以下の式(1)、(2)のように表される。
Figure 0006763823
Figure 0006763823
式(1)、(2)における各定数は以下のとおりである。
ρ:流体の密度
L1:主通路13の通路長
L2:副通路14の通路長
C1:主通路13の損失係数
C2:副通路14の損失係数
ここで、式(1)に式(2)を代入し、Q1を求めると、以下の式(3)を得る。
Figure 0006763823
ここで、Q=Q1+Q2なので、吸気管12を流れる空気流量Qは、以下の式(4)で求められる。
Figure 0006763823
ここで、Q1に比べてQ2が十分小さいと仮定できる場合、式(4)は以下の式(5)のように変形できる。
Figure 0006763823
さらに、Qの流速変化が十分に遅いと仮定できる場合、式(5)は以下の式(6)のように変形できる。
Figure 0006763823
図4の配置において、空気流量計1が空気流量検出素子3により実際に計測する空気流量は、副通路14の空気流量Q2である。そのため、上記の式(6)を解くことで、空気流量検出素子3が計測した副通路14の空気流量Q2から、吸気管12を流れる空気流量Qを時々刻々と求めることができる。これは、吸気管12を流れる空気流量Qが脈動状態であっても成り立つ。すなわち、式(6)により、吸気管12を流れる空気流量Qが如何なる脈動状態であったとしても、その脈動の影響を受けずに、正確に吸気管12を流れる空気流量Qを求めることが可能になる。つまり、脈動によって生じる脈動誤差を無くすことができる。
また、上記の式(6)により、空気流量検出素子3から演算部2に入力される入力信号の脈動波形が正弦波で無く高調波を含む歪んだ波形でも、副通路14の空気流量Q2から、吸気管12を流れる空気流量Qを時々刻々と求めることができる。そのため、脈動誤差の低減を図ることができる。
特許文献1の従来技術では、入力信号の脈動波形から平均値、周波数、脈動振幅を代表値として求め、これらに基づいて補正量を算出している。そのため、脈動波形から求めたこれらの値が等しければ、入力信号に対して同じ補正が働く。しかし、実際の入力信号の脈動波形は大きな歪を有する波形であり、従来技術ではこの歪に対応して適切な補正量を算出することができなかった。一方、本実施形態の空気流量計1では、前述の式(6)を用いて、副通路14の空気流量Q2から吸気管12を流れる空気流量Qを時々刻々と求める方式とする。そのため、入力信号の脈動波形が歪んでいたとしても、副通路14の流量Q2から吸気管12を流れる空気流量Qを時々刻々と求めることができる。つまり、脈動波形の歪に影響されない入力信号の補正方法を提供できる。
本実施形態の空気流量計1では、出力信号演算部7において、式(6)の右辺の第2項、すなわちC1/2/L1*Q*Qを求める演算を行う。具体的には、Q=Qoutとして、乗算器8により、C1/2/L1に相当する比例定数の乗算を出力信号Qoutに対して行うと共に、累乗器9により、Qout*Qoutに相当する累乗演算、すなわち出力信号Qoutの2乗演算を行う。また、入力信号演算部4において、式(6)の右辺の第1項、すなわちC2/2/L1*Q2*Q2を求める演算を行う。具体的には、Q2=Qsenとして、乗算器10により、C2/2/L1に相当する比例定数の乗算を入力信号Qsenに対して行うと共に、累乗器11により、Qsen*Qsenに相当する累乗演算、すなわち入力信号Qsenの2乗演算を行う。そして、減算部5により、出力信号演算部7の演算結果と入力信号演算部4の演算結果との差分を求めた後、積分器6により、減算部5で求められた差分を積分する。これにより、式(6)で示した陰関数を解いて、脈動誤差が除去された出力信号Qoutを求められるようにしている。
本実施形態の空気流量計1は、上記の構成により、少ない演算量で高速な処理を可能とし、入力信号の脈動状態の変化に高速に追従できる脈動誤差補正処理を提供している。
なお、以上説明した演算処理において、殆どの場合には損失係数C1,C2を固定値として扱って問題ないため、累乗器9、11では、式(6)に合わせて累乗数を2とし、出力信号Qout、入力信号Qsenをそれぞれ2乗している。しかしながら、実際の吸気管12の通路構造では、損失係数C1,C2は空気流量Q1,Q2の関数としてそれぞれ表される。このことを考慮して、本実施形態の空気流量計1では、以下で説明するように出力信号演算部7の出力特性を変化させるようにしてもよい。
図5は、空気流量Qに対する出力信号演算部7の出力特性の一例を示す図である。図5では、空気流量Qの1.5乗、2乗、2.5乗にそれぞれ比例する出力信号演算部7の出力特性の例を示している。出力信号演算部7の累乗器9では、吸気管12の通路構造や、出力信号Qoutが表す空気流量Qの大きさに応じて、出力信号Qoutに対する累乗演算の累乗数を変化させることで、こうした出力特性の変化を実現することとしてもよい。なお、一般的には1より大なる累乗が必要であるため、累乗数には少なくとも1より大きな値が設定される。
また、図5に示す出力信号演算部7の出力特性の例では、空気流量Qの極性(正負)に応じて、出力信号演算部7の出力の極性(正負)も切り替えられている。すなわち、出力信号Qoutが正の空気流量Qの値を示す場合は、出力信号演算部7の出力も正の値とし、反対に出力信号Qoutが負の空気流量Qの値を示す場合は、出力信号演算部7の出力も負の値としている。こうすることで、空気流量Qに逆流が生じても、演算部2が正常に動作するようにしている。
なお、図5の例では、出力信号演算部7の出力特性を、原点を中心に点対称として、出力信号Qoutが正の場合と負の場合に同じ割合で増減するようにしている。これは、副通路14が対称構造を有しており、空気流量Qが逆流しても副通路14の通路長L2や損失係数C2が変化しないことを前提としている。しかし、実際の吸気管12の通路構造では、副通路14に非対称構造を持たせる場合がある。これに対応するため、本実施形態の空気流量計1では、出力信号Qoutの極性に応じて出力信号演算部7の出力特性を変化させるようにしてもよい。その例を以下に図6を参照して説明する。
図6は、空気流量に対する出力信号演算部7の出力特性の別の一例を示す図である。図6の例では、負の空気流量Qに対応する領域1と、正の空気流量Qに対応する領域2とで、出力信号演算部7の出力の傾きが変化している。出力信号演算部7の乗算器8では、出力信号Qoutの極性に応じて、出力信号Qoutに乗じる比例定数を変化させることで、こうした出力特性の変化を実現することができる。
以上説明したように、出力信号演算部7において、出力信号Qoutの極性に応じて乗算器8の比例定数を変化させることで、非対称な通路構造の副通路14についても、本実施形態の空気流量計1を適用して脈動誤差補正を行うことが可能である。
ここで、上述したような出力特性の変化は、出力信号演算部7に限ったことではなく、入力信号演算部4に対しても同様に適用可能である。つまり、実際の吸気管12の通路構造を考えた場合、前述のように損失係数C1,C2は空気流量Q1,Q2の関数になる。そのため、出力信号演算部7に対して図5で説明したのと同様に、入力信号演算部4の出力特性についても、空気流量Qの1.5乗に比例した特性にしたり、2乗に比例した特性にしたり、2.5乗に比例した特性にしたりすることが好ましい。具体的には、入力信号演算部4の累乗器11において、吸気管12の通路構造や、入力信号Qsenが表す空気流量Q2の大きさに応じて、入力信号Qsenに対する累乗演算の累乗数を変化させることで、こうした出力特性の変化を実現することができる。なお、一般的には1より大なる累乗が必要であるため、累乗数には少なくとも1より大きな値が設定される。また、実際の吸気管12の通路構造では、副通路14に非対称構造を持たせる場合がある。そこで、これに対応するため、出力信号演算部7に対して図6で説明したのと同様に、入力信号Qsenの極性に応じて入力信号演算部4の出力特性を変化させるようにしてもよい。具体的には、入力信号演算部4の乗算器10において、入力信号Qsenの極性に応じて入力信号Qsenに乗じる比例定数を変化させることで、こうした出力特性の変化を実現することができる。これにより、非対称な通路構造の副通路14についても、本実施形態の空気流量計1を適用して脈動誤差補正を行うことが可能である。
次に、演算部2のループゲインの調整について説明する。本実施形態の空気流量計1では、図1に示したように、演算部2において、出力信号演算部7と減算部5と積分器6により構成される閉ループ系が存在する。この閉ループ系は原理的には安定であるが、実際に演算部2においてアナログ回路、デジタル回路あるいはプログラムとしてこれを実装すると、回路遅延や演算周期による遅延が生じる。この遅延により、ループゲインが大きくなり過ぎると閉ループ系が不安定になる場合がある。そこで、本実施形態の空気流量計1では、上記のように閉ループ系が不安定になるのを避けるために、空気流量Qが大きいときにはループゲインを小さくするように調整することが好ましい。その例を以下に図7を参照して説明する。
図7は、空気流量に対する出力信号演算部7の出力特性のさらに別の一例を示す図である。図7の例では、負の空気流量Qに対応する領域1については図6と同様であるが、正の空気流量Qに対応する領域が2つの領域(領域2、領域3)に分かれており、これらの領域間で出力信号演算部7の出力が変化している。出力信号演算部7の累乗器9では、出力信号Qoutが表す空気流量Qの大きさに応じて、出力信号Qoutに対する累乗演算の累乗数を変化させる。具体的には、大流量域に相当する領域3では、領域2よりも累乗器9で行う累乗演算の累乗数が小さくなるようにする。これにより、図7のような出力特性の変化を実現することができる。
演算部2における閉ループ系のループゲインは、出力信号演算部7と減算部5と積分器6の各々のゲインの積により決定される。出力信号演算部7では累乗器9により出力信号Qoutの累乗演算を行うため、出力信号Qoutが表す空気流量Qが大きくなるに従い、出力信号演算部7のゲインが累乗的に増加する。そこで、出力信号演算部7のゲインの増加を所定の範囲内に収めるため、本実施形態の空気流量計1では、図7中の領域3のような大流量域において、出力信号演算部7が行う累乗演算の累乗数を小さくしてゲインの増加を抑えることが好ましい。これにより、演算部2における閉ループ系のループゲインが大きくなり過ぎて、閉ループ系が不安定になることを防止できる。換言すれば、本実施形態の空気流量計1において、演算部2は演算周期を遅くしても安定に動作できる。そのため、より安価な回路構成を採用できる。
次に、演算部2のローパスフィルタ特性について説明する。本実施形態の空気流量計1では、前述のように演算部2において、出力信号演算部7と減算部5と積分器6により構成される閉ループ系が存在する。この閉ループ系は、積分器6に出力信号演算部7でフィードバックを行ったフィードバック系と見なすことができ、演算部2に入力される入力信号Qsenに対してLPF(ローパスフィルタ)特性を持つ。このLPF特性の遮断周波数は、出力信号演算部7のゲインに比例する。また、出力信号演算部7は累乗器9により出力信号Qoutの累乗演算を行うため、出力信号Qoutが表す空気流量Qが大きくなるほど出力信号演算部7のゲインが増加し、演算部2のLPF特性における遮断周波数も増加する。
上記の空気流量Qと遮断周波数との関係を、図8、図9、図10を参照して以下に説明する。図8は、直流レベルがそれぞれ異なる出力信号Qoutの波形例を示す図であり、図9は、図8に示した出力信号Qoutの各波形の周波数特性例を示す図であり、図10は、出力信号Qoutの直流レベルと演算部2のLPF特性の遮断周波数との関係を示す図である。
演算部2のLPF特性における遮断周波数は、出力信号Qoutの大きさに応じて変化する。そのため、例えば図8に示すように出力信号Qoutの直流レベルを変化させた場合には、図9に示すように、出力信号Qoutの直流レベルの増加に応じて、遮断周波数が増加するようなLPF特性となる。つまり、出力信号Qoutの直流レベルの増加に応じて、演算部2のLPF特性における遮断周波数が増加する。特に、出力信号演算部7の累乗器9の特性が2乗特性であり、出力信号Qoutに対する累乗演算の累乗数が2である場合には、図10に示すように、演算部2のLPF特性における遮断周波数は、出力信号Qoutに比例して変化する。
以上説明したように、本実施形態の空気流量計1では、出力信号Qoutの直流レベルに応じて、演算部2のLPF特性における遮断周波数が変化する。これにより、入力信号Qsenの直流レベルに応じて遮断周波数が変化する場合と比べて、演算部2の応答性を向上させることができる。この点について、以下に図11を参照して説明する。
図11は、入力信号Qsenをステップ状に変化させた時の出力信号Qoutの波形例を示す図である。図11(a)に示すように、ステップ状に変化する入力信号Qsenが演算部2に入力されると、演算部2のLPF特性における遮断周波数が入力信号Qsenに比例すると仮定した場合には、図11(b)のような波形の出力信号Qoutが演算部2から出力される。この出力信号Qoutの波形は、立ち上がりが素早い一方で、立ち下りが非常に遅い。そのため、入力信号Qsenの変化に対して、演算部2からの出力信号Qoutは大幅な応答遅れを生じてしまうことが分かる。このように、遮断周波数が入力信号Qsenに比例する場合には、立ち下り時に入力信号Qsenがゼロに近づくため、演算部2の応答性が極端に低下する。
これに対して、本実施形態の空気流量計1では、演算部2のLPF特性における遮断周波数が入力信号Qsenではなく、出力信号Qoutに比例する。この場合、図11(c)のような波形の出力信号Qoutが演算部2から出力される。この出力信号Qoutの波形は、立ち上がりと立ち下りの両方が十分に早い。そのため、入力信号Qsenの変化に対して、演算部2からの出力信号Qoutは極端な応答遅れが生じないことが分かる。
以上説明したように、本実施形態の空気流量計1では、演算部2のLPF特性における遮断周波数を出力信号Qoutに比例させることで、遮断周波数を入力信号Qsenに比例させた場合に生じる極端な応答遅れを回避することができる。そのため、演算部2の応答性を向上させることができる。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)空気流量計1は、測定対象の空気流量に関する入力信号Qsenを生成する空気流量検出素子3と、入力信号Qsenに基づいて空気流量に応じた出力信号Qoutを生成するための演算を行う演算部2とを備える。演算部2は、出力信号Qoutに対して1より大なる累乗演算を含む演算を行う出力信号演算部7と、入力信号Qsenに対して演算を行う入力信号演算部4と、出力信号演算部7による演算結果と、入力信号演算部4による演算結果との差分を求める減算部5と、減算部5により求められた差分を積分する積分器6とを有し、出力信号Qoutは、積分器6からの出力に基づいて生成される。このようにしたので、前述の式(6)の関数を解いて、脈動誤差が除去された出力信号Qoutを求めることができる。したがって、入力信号Qsenの脈動状態の変化に高速に追従できる空気流量計1を提供することが可能となる。
(2)出力信号演算部7の累乗器9は、出力信号Qoutに対する累乗演算において、例えば出力信号の2乗を演算する。このようにしたので、式(6)の右辺の第2項におけるQ*Qに相当する演算を、出力信号演算部7において実現できる。
(3)出力信号演算部7は、出力信号Qoutに所定の比例定数を乗算する乗算器8と、出力信号Qoutに累乗演算を行う累乗器9とを有する。乗算器8は、図6で説明したように、出力信号Qoutの極性に応じて比例定数を変化させるようにしてもよい。このようにすれば、非対称な通路構造の空気流量を計測する場合でも、脈動誤差補正を行うことが可能となる。
(4)出力信号演算部7は、図5で説明したように、出力信号Qoutが表す空気流量の大きさに応じて累乗演算の累乗数を変化させることとしてもよい。このようにすれば、空気流量の計測を行う実際の通路構造における空気流量に応じた損失係数の変化を考慮して、正確な脈動誤差補正が可能となる。
(5)入力信号演算部4は、入力信号Qsenに対して1より大なる累乗演算を行う累乗器11を有する。このようにしたので、式(6)の右辺の第1項におけるQ*Qに相当する演算を、出力信号演算部7において実現できる。また、空気流量の計測を行う実際の通路構造における空気流量に応じた損失係数の変化を考慮して、正確な脈動誤差補正が可能となる。
(6)入力信号演算部4は、入力信号Qsenに所定の比例定数を乗算する乗算器10を有する。乗算器10は、入力信号Qsenの極性に応じて比例定数を変化させるようにしてもよい。このようにすれば、非対称な通路構造の空気流量を計測する場合でも、脈動誤差補正を行うことが可能となる。
(7)演算部2は、入力信号Qsenから所定の遮断周波数以上の周波数成分を遮断するローパスフィルタ機能を有しており、このローパスフィルタ機能の遮断周波数は、出力信号Qoutの瞬時値に応じて変化する。このようにしたので、演算部2の応答性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る空気流量計について、図12から図14により説明する。図12は、本発明の第2の実施形態に係る空気流量計1Aの構成を示す図である。本実施形態の空気流量計1Aは、第1の実施形態で説明した空気流量計1の演算部2に代えて、演算部2Aを備えている。演算部2Aは、基本的には演算部2と同様の構成を有しているが、第2入力信号演算部15と、加算部16とをさらに有する点が異なっている。第2入力信号演算部15は、空気流量検出素子3から演算部2Aに入力される入力信号Qsenに対して所定の演算を行う。加算部16は、積分器6からの出力、すなわち出力信号演算部7による演算結果と入力信号演算部4による演算結果との差分と、第2入力信号演算部15による演算結果との和を演算することで、出力信号Qoutを生成して出力する。
図13は、第2入力信号演算部15の構成を示す図である。第2入力信号演算部15は、図13に示すように、入力信号Qsenに所定の比例定数を乗算する乗算器17と、入力信号Qsenの累乗演算を行う累乗器18により構成される。
本実施形態の空気流量計1Aでは、第2入力信号演算部15において、式(5)の右辺の第1項、すなわちL2/L1*Q2を求める演算を行う。具体的には、Q2=Qsenとして、乗算器17により、L2/L1に相当する比例定数の乗算を入力信号Qsenに対して行うと共に、累乗器18により、*Qsenに相当する累乗演算、すなわち入力信号Qsenの1乗演算を行う。そして、加算部16により、積分器6からの出力、すなわち式(6)の右辺に相当する値に対して、第2入力信号演算部15による演算結果を加算する演算を行う。これにより、式(5)で表される関数を解いて、より高周波の脈動が含まれる入力信号Qsenについても、脈動誤差が除去された出力信号Qoutを求めることができる。その結果、より一層正確に、吸気管12を流れる空気流量Qを時々刻々と求めることができる。つまり、例えば自動車のエンジンにおいて用いられる空気流量計のように、測定対象とする空気流量に高周波の脈動が発生する空気流量計に対しても、本発明を適用可能となる。
なお、本実施形態の第2入力信号演算部15についても、第1の実施形態で説明した入力信号演算部4と同様に、入力信号Qsenの極性に応じて出力特性を変化させるようにしてもよい。図14は、空気流量に対する第2入力信号演算部15の出力特性の一例を示す図である。図14の例では、負の空気流量Qに対応する領域1と、正の空気流量Qに対応する領域2とで、第2入力信号演算部15の出力の傾きが変化している。第2入力信号演算部15の乗算器17では、入力信号Qsenの極性に応じて、入力信号Qsenに乗じる比例定数を変化させることで、こうした出力特性の変化を実現することができる。例えばこのようにして、第2入力信号演算部15において、入力信号Qsenの極性に応じて乗算器17の比例定数を変化させることができる。これにより、非対称な通路構造でも本実施形態の空気流量計1Aを適用して、脈動誤差補正を行うことが可能となる。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、演算部2Aは、入力信号Qsenに対して演算を行う第2入力信号演算部15と、積分器6からの出力と第2入力信号演算部15による演算結果との和を演算する加算部16とをさらに有し、出力信号Qoutは、加算部16からの出力に基づいて生成される。このようにしたので、より高周波の脈動が含まれる入力信号Qsenについても、脈動誤差が除去された出力信号Qoutを求めることができる。
また、本発明の第2の実施形態によれば、第2入力信号演算部15は、入力信号Qsenに所定の比例定数を乗算する乗算器17を有する。乗算器17は、入力信号Qsenの極性に応じて前記比例定数を変化させるようにしてもよい。このようにすれば、非対称な通路構造の空気流量を計測する場合でも、脈動誤差補正を行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る空気流量計について、図15により説明する。図15は、本発明の第3の実施形態に係る空気流量計1Bの構成を示す図である。本実施形態の空気流量計1Bは、第1の実施形態で説明した空気流量計1の演算部2に代えて、演算部2Bを備えている。演算部2Bは、基本的には第2の実施形態で説明した演算部2Aと同様の構成を有しているが、加算部19をさらに有する点が異なっている。加算部19は、空気流量検出素子3から演算部2Bに入力される入力信号Qsenと、加算部16からの出力との和を演算することで、出力信号Qoutを生成して出力する。
本実施形態の空気流量計1Bでは、加算部19において、式(4)の右辺の第3項、すなわち+Q2を求める演算を行う。具体的には、Q2=Qsenとして、加算部19により、加算部16からの出力、すなわち式(5)の右辺に相当する値に対して、入力信号Qsenを加算する演算を行う。これにより、式(4)で表される関数を解いて、より一層高精度に、吸気管12を流れる空気流量Qを時々刻々と求めることができる。つまり、低流量領域においても高精度に計測することが必要な空気流量計に対しても、本発明を適用可能となる。
以上説明した本発明の第3の実施形態によれば、第1および第2の実施形態で説明したのと同様の作用効果を奏する。
なお、以上説明した各実施形態では、演算部2、2A、2Bのそれぞれにおいて、加算、減算、乗算、累乗の各種演算を行うことで入力信号Qsenから出力信号Qoutを求める例を説明したが、これらの演算のうち任意のものを、予め定められた関係に基づく演算等に置き換えてもよい。例えば、入力値と出力値の関係を所定の数値間隔で一対一に表したマップ情報を演算部2、2A、2Bにおいて予め保存しておき、このマップ情報を用いた演算により、演算部2、2A、2Bがそれぞれ行う演算の一部または全部を代替することも可能である。
以上説明した各実施形態や各種変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。また、上記では種々の実施形態や変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1,1A,1B‥空気流量計、2,2A,2B‥演算部、3‥空気流量検出素子、
4‥入力信号演算部、5‥減算部、6‥積分器、7‥出力信号演算部、8‥乗算器、
9‥累乗器、10‥乗算器、11‥累乗器、12‥吸気管、13‥主通路、
14‥副通路、15‥第2入力信号演算部、16‥加算部、17‥乗算器、
18‥累乗器、19‥加算部

Claims (8)

  1. 測定対象の空気流量に関する入力信号を生成する空気流量検出素子と、
    前記入力信号に基づいて前記空気流量に応じた出力信号を生成するための演算を行う演算部と、を備え、
    前記演算部は、
    前記出力信号に対して1より大なる累乗演算を含む演算を行う出力信号演算部と、
    前記入力信号に対して1より大なる累乗演算を含む演算を行う入力信号演算部と、
    前記出力信号演算部による演算結果と、前記入力信号演算部による演算結果との差分を求める減算部と、
    前記減算部により求められた前記差分を積分する積分器と、を有し、
    前記出力信号は、前記積分器からの出力に基づいて生成される空気流量計。
  2. 請求項1に記載の空気流量計において、
    前記出力信号演算部は、前記累乗演算において前記出力信号の2乗を演算する空気流量計。
  3. 請求項1に記載の空気流量計において、
    前記出力信号演算部は、前記出力信号に所定の比例定数を乗算する第1の乗算器と、前記出力信号に前記累乗演算を行う第1の累乗器とを有し、
    前記第1の乗算器は、前記出力信号の極性に応じて前記比例定数を変化させる空気流量計。
  4. 請求項1に記載の空気流量計において、
    前記出力信号演算部は、前記出力信号が表す前記空気流量の大きさに応じて前記累乗演算の累乗数を変化させる空気流量計。
  5. 請求項1に記載の空気流量計において、
    前記入力信号演算部は、前記入力信号に所定の比例定数を乗算する第2の乗算器と、前記入力信号に前記累乗演算を行う第2の累乗器とを有し、
    前記第2の乗算器は、前記入力信号の極性に応じて前記比例定数を変化させる空気流量計。
  6. 請求項1に記載の空気流量計において、
    前記演算部は、
    前記入力信号に対して演算を行う第2入力信号演算部と、
    前記積分器からの出力と、前記第2入力信号演算部による演算結果との和を演算する加算部と、をさらに有し、
    前記出力信号は、前記加算部からの出力に基づいて生成される空気流量計。
  7. 請求項に記載の空気流量計において、
    前記第2入力信号演算部は、前記入力信号に所定の比例定数を乗算する第3の乗算器を有し、
    前記第3の乗算器は、前記入力信号の極性に応じて前記比例定数を変化させる空気流量計。
  8. 請求項1に記載の空気流量計において、
    前記演算部は、前記入力信号から所定の遮断周波数以上の周波数成分を遮断するローパスフィルタ機能を有し、
    前記遮断周波数は、前記出力信号の瞬時値に応じて変化する空気流量計。
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