JP6763517B1 - コマ玩具 - Google Patents
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Abstract
Description
胴体と軸部を備えるコマ玩具であって、
前記胴体は、外周に複数の可動外周構成部品が付設された胴主体と、
前記胴主体に着脱可能に構成された胴装着部品と、を備え、
前記胴装着部品には、装着状態で前記可動外周構成部品に係合可能に構成され係合した前記可動外周構成部品の動きを規制する規制部が形成され、前記規制部は、前記胴装着部品の装着によって1つ以上の前記可動外周構成部品の動きを規制することを特徴とする。
図1はコマ玩具を示した斜視図、図2はコマ玩具の分解斜視図である。
このコマ玩具1は、例えば、コマ玩具同士の衝突を通じて勝敗を競うバトルゲーム等に使用される。このコマ玩具1は軸部10、フライホイール30及び胴体40を備えている。
1.軸部10及びフライホイール30
図3は軸部10及びフライホイール30の半部を示した斜視図である。この半部に対して残りの半部は点対称となっている。なお、軸部10及びフライホイール30の説明において、上下、左右、前後は図3に示す方向を言うものとする。
このうち軸部10は、下端部に接地部11、上下方向中間部に鍔12、上端部に円筒体13を備える。
鍔12と円筒体13とは一体的に形成されている。円筒体13の中心には柱体14が設けられている。柱体14の上端部外周の前後には半径方向外方に張り出す爪17が1個ずつ形成されている。この柱体14は、軸下部10aに固定して設けられている。軸下部10aの外周面は、鍔12側から接地部11の先端側に向けて段階的に縮径し、全体として略逆円錐状に形成されている。この軸下部10aは、図示しないネジ等によって鍔12に固定されている。
鍔12及び円筒体13の前後には孔15が1個ずつ鍔12及び円筒体13に亘って開口して形成されている。また、円筒体13の外周面の左右には、突出部16が1個ずつ形成されている。各突出部16の外面は鍔12の外周面と面一となっている。
フライホイール30は環状に形成されている。このフライホイール30はなくともコマ玩具1として利用できる。フライホイール30の下面内周側には軸部10の鍔12を下方から収容可能な環状段部30aが形成されている。このフライホイール30の上面の左右には、上方に向けて張り出す突出部31が1個ずつ形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部16を下方から収容可能な凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
図4は胴体40を上方から見た分解斜視図、図5は胴体40を下方から見た分解斜視図、図6は胴主体41の平面図である。なお、胴体40の説明において、上下、左右、前後は図4に示す方向を言うものとする。
本実施形態の胴体40は、胴主体41と、メタル42と、チップ43とを備えている。
胴主体41は、基体を構成する円盤状の下層部品41aと、外周に固定ブレード50aが形成された環状の上層部品41bとを備えている。下層部品41a及び上層部品41bの外形は後述の固定ブレード50aの箇所も含めて平面視で略同じ形に形成されている。そして、胴主体41の上面側は、上層部品41bが胴主体41の外周部を形成し、上層部品41bで囲まれ下層部品41aが露出する部分が各種部品を装着するための凹部となっている。
なお、固定ブレード50aは下層部品41aに形成されていても、下層部品41aと上層部品41bに固定ブレード50aの半部がそれぞれ形成されていてもよい。
胴主体41の下面には、平面視弧状の突出部41e(図5参照)が小径部分410cの縁から垂下するようにして設けられている。この突出部41eの内面下端には内方に張り出す爪410eが形成されている。
また、孔41dの大径部分411dには、後述のチップ43の突出部43a(図5参照)が上方から差し込まれる。突出部43aの下端には、上記凸条20に噛合する起伏部43bが形成されている。
メタル42は、棒状部材を繋いだ形の6角リングを2つ結合した形をしている。中央部分には突起42aが設けられている。例えば、メタル42の3つの角部には回動規制部42bが形成されている。回動規制部42bは他の部分よりも肉厚な6角形ブロックとなっている。この回動規制部42bは上層部品41bの切欠き41kに対応した位置に設けられている。そして、回動規制部42bの半部(台形状部分)が切欠き41kに嵌合するようになっている。そして、回動規制部42bの半部の一辺が回動ブレード50bの被係止部502bに当接することで回動ブレード50bが突出状態に保持される。
なお、メタル42は図8に示されるように胴主体41に取り付けられ、胴主体41の凹部に嵌合し、上方からチップ43によって押さえられる。この例では、メタル42の回動規制部42bに対応する2つの回動ブレード50bだけが突出状態に保持されている。残りの4つの回動ブレード50bはフリーである。
図4及び図5に示すように、チップ43の長手方向の中央部分には、上記メタル42の突起42aに嵌合される孔43eが形成されている。また、チップ43の中央部左右に切欠き43dが1つずつ形成されている。さらに、チップ43の前後方向の端には下方に延びる被係止片43cが1個ずつ形成されている。各被係止片43cの内面には凹部43fが形成されている。
また、チップ43の下面には、下方に垂下する平面視で孤状の突出部43aが左右に1個ずつ設けられている。この突出部43aの下端には複数の山を連ねて形成された起伏部43bが形成されている。
胴主体41には、チップ43を固定するための固定部品44が設けられている。この固定部品44は、下層部品41aの上面に沿って半径方向に往復動作可能なスライド部(図示せず)と、スライド部の内端に垂設され孔41gから下方に突出する操作部44aを備えている。そして、胴主体41の下方から操作部44aを操作することで固定部品44は半径方向に動作し、半径方向外方に操作部44aを操作することで、スライド部が上記チップ43の凹部43fに半径方向内側から挿入され、チップ43が胴主体41に固定される。
次に、コマ玩具1の全体の組立方法を説明する。
先ず、コマ玩具1の組立段階で、どのメタル42を選択するかを決め、選択したメタル42とチップ43とを胴主体41に装着しておく。次に、胴体40側の爪410eと軸部10側の爪17とが上下方向で重なり合わない位置で胴体40と軸部10とを上下方向から突き合わせる。すると、爪410eが可動部材18をスプリング19の付勢力に抗して下方に押し下げる。この状態で、胴体40を軸部10に対して軸心を中心として一方向に所定量相対回転させる。そして、爪410eの上面と爪17の下面とを上下方向で重なり合わせて胴体40と軸部10とを結合させる。この際、凸条20と起伏部43dとが上下方向で当接される。
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
先ず、コマ玩具1の回転力のチャージを行う。このチャージは、図9に示すランチャ60によって行われる。このランチャ60は、ハンドル61で引くと、ゼンマイ動力によりコマホルダ62が回転されるように構成されている。このコマホルダ62の回転は、下方に突設されたフォーク63によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク63は胴体40の弧状スリット41iに差し込まれ、フォーク63の内側に形成された突起63bを孤状スリット41iの縁下に潜り込ませる。そして、ランチャ60のハンドル61を引き切ると、コマホルダ62の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク63の傾斜面63aに倣ってコマ玩具1がコマホルダ62から外れる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は、かかる実施形態には限定されず、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
10 軸部
40 胴体
41 胴主体
42 メタル(胴装着部品)
42b 規制部
42a 不均重り
42b 回動規制部
43 チップ
50b 回動ブレード(可動外周構成部品)
500b ブレード部
501b 被軸支部
502b 被係止部
Claims (7)
- 胴体と軸部を備えるコマ玩具であって、
前記胴体は、外周に複数の可動外周構成部品が付設された胴主体と、
前記胴主体に着脱可能に構成された胴装着部品と、を備え、
前記胴装着部品には、装着状態で前記可動外周構成部品に係合可能に構成され係合した前記可動外周構成部品の動きを規制する規制部が形成され、前記規制部は、前記胴装着部品の装着によって1つ以上の前記可動外周構成部品の動きを規制することを特徴とするコマ玩具。 - 前記胴装着部品を複数備え、この複数の前記胴装着部品は互いに交換可能に構成され、前記規制部は、複数の前記胴装着部品の間で、互いに規制態様が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
- 前記胴主体には複数の前記可動外周構成部品が複数付設されるとともに、前記胴装着部品を複数備え、この複数の前記胴装着部品は互いに交換可能に構成され、前記規制部は、複数の前記胴装着部品の間で、互いに規制態様、及び、規制対象とする前記可動外周構成部品の少なくとも一方が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
- 前記可動外周構成部品は、外部衝撃を受けた場合に所定の軸を中心に回動する部品であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコマ玩具。
- 前記可動外周構成部品は前記胴主体から出没可能に構成され、前記規制部は、前記可動外周構成部品と係合したときに当該可動外周構成部品を突出した位置に保持することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコマ玩具。
- 前記可動外周構成部品は、前記コマ玩具の回転に伴う遠心力によって前記胴主体から突出する方向に動作することを特徴とする請求項5に記載のコマ玩具。
- 前記胴装着部品は前記胴体に組込み可能なメタルから構成され、前記規制部は、重りを構成することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコマ玩具。
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