JP6761640B2 - 航空機の客室内の後方休憩室アセンブリ - Google Patents

航空機の客室内の後方休憩室アセンブリ Download PDF

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Description

本発明の実施形態は概して、航空機の客室内の後方休憩エリアアセンブリに関する。
民間航空機は通常、多数の部分に分割することができる内部客室を含む。操縦席は一般に、ファーストクラスセクション、ビジネスクラスセクション、及びエコノミークラスセクションを含みうる客室(又はメインキャビン)から分離されている。客室はまた、例えば、食料、飲料、及び廃棄物貯蔵構造を含みうるギャレー等の、航空機乗務員のための一又は複数の作業エリアも含みうる。一又は複数の通路は、客室を通って、各客室セクションを航空機の一又は複数のドアへの一又は複数の経路につながっている。
航空機は通常、客室内に一又は複数の化粧室も含む。多くの場合、少なくとも1つの化粧室は、一般に客室の裏側にありうる、航空機の後ろ、又は後方部にある。ある航空機には、後方セクションで比較的大きなエリアを占める化粧室が含まれる。多くの場合、ギャレーは後方化粧室に近接して位置決めされる。しかしながら、航空会社業界において食事の準備には重点が置かれていないため、ギャレーが活用されず、一般に必要以上のスペースを占めていることが多い。
特定の既知の航空機では、ギャレーは複数の客室乗務員が使用するように構成される。しかしながら、1つのギャレーエリアを使用している複数の客室乗務員は、そのスペースが窮屈で制限されていると感じる。このため、客室乗務員は、自分の仕事をこなそうとする時に、互いにぶつかり合ってしまう。
更に、特定の既知の航空機では、乗務員席は、後方セクションの一又は複数の化粧室に近接して位置決めされる。一般に、客室乗務員は、乗客が隣の化粧室を使用している時には、乗務員席に座ることができない。手短に言えば、客室乗務員が乗務員席に座っていると、化粧室と乗務員席との間に、化粧室のドアを開ける、あるいは乗客が化粧室に入る又は化粧室を出ることができるほど十分な隙間がない。従って、支持されている位置に位置決めされた時に、乗務員席とその席に座った乗務員は、化粧室のドアにぶつかりうる。
一般に、航空機内の様々な既知の後方セクションは、使用に対して非効率に構成されている。化粧室及びギャレーが後方セクション内にあると、乗客と乗務員の動き及び/又は流れが非効率的になりうる、又はぎこちないものになりうる。更に、航空機の客室内の様々な既知の後方セクションの構成では、乗客及び/又は乗務員でしばしば混雑し、人が航空機の後部で又はその周囲でウロウロすることにつながりうる。
本発明の特定の実施形態では、航空機の内部客室の後方セクション内に後方休憩エリアアセンブリを提供する。後方休憩エリアアセンブリには、少なくとも1つの化粧室を含む化粧室セクションと、化粧室セクションの第1のアウトボード側に位置決めされた第1のギャレーステーションと、化粧室の第2のアウトボード側に位置決めされた第2のギャレーステーションとが含まれうる。第1のアウトボード側は、第2のアウトボード側の反対にある。ギャレーステーションは、内部客室に対して中央に配置されうる化粧室セクションによって第2のギャレーステーションから分離されている。
化粧室セクションには、内部客室の一又は複数の出口経路の一部であってよい、出口通路の未使用部分へ突出して延在する出口導流部が含まれうる。出口経路(複数可)は、少なくとも1つの非常口ドアにつながっている。少なくとも1つの実施形態では、前壁により、内部客室内で後方休憩エリアアセンブリが座席エリアから分離される。出口導流部には、中央先端部においてつながっている第1と第2の前方壁が含まれうる。第1と第2の前方壁はそれぞれ、前壁に対して中央先端部から後方へ引っ込んでいてよい。
少なくとも1つの実施形態では、化粧室セクションは、分割壁によって分離された第1と第2の化粧室を含み、分割壁は内部客室に対して中央に配置されうる。分割壁には、少なくとも1つの可動部が含まれうる。可動部(複数可)は、第1と第2の化粧室が分割壁によって分離される第1の位置と、第1と第2の化粧室が結合されて、拡張された単一の化粧室を形成する第2の位置との間で移動可能である。
第1及び第2の化粧室はそれぞれ、前方エリア及び後方エリアを含みうる。各前方エリアは、後方エリアよりも広くてよい。
分割壁は、内部客室の中央縦面を中心として配置されうる。分割壁は、内部客室の通路に対して中央に配置されうる。分割壁により、後方休憩エリアアセンブリを第1と第2の半分に分割することができ、第1の半分は第2の半分の鏡像である。後方休憩エリアアセンブリは、内部客室の中央縦面に対して対称であってよい。
第1のギャレーステーションには、第1の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第1のカート収納棚が含まれうる。第2のギャレーステーションには、第2の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第2のカート収納棚が含まれうる。化粧室セクションには、少なくとも1つの荷物保管エリアが含まれうる。
後方休憩エリアアセンブリにはまた、第1及び第2の乗務員休憩エリアも含まれうる。第1の乗務員休憩エリアは、第1のギャレーステーションに近接しうる。第2の乗務員休憩エリアは、第2のギャレーステーションに近接しうる。各乗務員休憩エリアには、可動カーテンと、少なくとも1つの乗務員席が含まれうる。人が乗務員席(複数可)に座っている時でも、乗務員席(複数可)が化粧室セクションの部分にぶつかることはない。
少なくとも1つの実施形態では、化粧室セクションは、一又は複数の化粧室モジュールを受け入れ保持するように構成された一又は複数の化粧室受容部を含む。このため、幅広い種類の化粧室モジュールを、各化粧室受容部内に交互に固定することができる。
本発明の特定の実施形態では、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリが提供される。後方休憩エリアアセンブリは、少なくとも1つの化粧室を含む化粧室セクションを含みうる。化粧室セクションはまた、出口通路の未使用部分へ突出して延在する出口導流部も含むことができ、出口通路は、内部客室の一又は複数の出口経路(例えば、2つのスウェプト(swept)出口経路の間のエリア)の一部であってよい。出口経路は、少なくとも1つの非常口ドアにつながっている。
本発明の特定の実施形態では、操縦席を含む内部客室と、複数の乗客席と少なくとも1つの乗務員ワークステーションとを有するメインキャビンと、メインキャビンの後ろの後方セクションとを含みうる航空機が提供される。後方セクションは、少なくとも1つの非常口ドアへつながる出口経路(複数可)を含む。航空機はまた後方セクション内に、後方休憩エリアアセンブリも含みうる。
本発明の一実施形態による、航空機の上面斜視図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の上面図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の上面図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室内の後方休憩エリアアセンブリの前面図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリの上から見た内部図である。 本発明の一実施形態による、後方休憩エリアアセンブリの前面斜視図である。 本発明の一実施形態による、後方休憩エリアアセンブリの化粧室セクションの上から見た簡単な内部図である。 本発明の一実施形態による、後方休憩エリアアセンブリの化粧室セクションの分割壁の上からみた簡単な内部図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリを上から見た内部図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリを上から見た内部図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリを上から見た内部図である。 本発明の一実施形態による、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリを上から見た内部図である。
上記の概要、及び特定の実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面を参照して読むことにより、より深く理解される。本書において、単数で記載され、「一」又は「一つの」という言葉に後続する要素又はステップは、明示的に記述されない限り、前記要素又はステップの複数形を除外するものではないことを理解すべきである。更に、「一実施形態」への言及は、やはり記載されている特性を組み込む追加の実施形態の存在を除外すると解釈されるべきではない。また、反対に明示的に記述されない限り、特定の性質を有する一又は複数の要素を「備える」「含む」又は「有する」実施形態は、その性質を有しない追加の要素を含み得る。
本発明の実施形態により、航空機の内部客室内に位置決めされた後方休憩エリアアセンブリが提供される。少なくとも1つの実施形態において、後方休憩エリアアセンブリは、化粧室セクションから前方に突出した出口導流部と、分離され且つ区別されたギャレーステーションとを有する化粧室セクションを含む。出口導流部には、前方端部と後方端部が含まれうる。出口導流部の設置面積の形状は、例えば三角形、ピーク形状、又は前方が湾曲した形であってよい。出口導流部には、化粧室への少なくとも1つのドアが含まれうる。出口導流部は、航空機の通路に対して横方向に位置調整されうる。
本発明の実施形態により、例えば航空機のメインキャビンエリアから化粧室を除去する等によって、客室の柔軟性を上げることによって、更に収益を創出する乗客席のための客室空間を作り出す(例えば空ける)後方休憩エリアアセンブリが提供される。後方休憩エリアアセンブリにより、ギャレーの設置面積が削減され、これにより、ギャレー空間の未活用部分が縮小される。
少なくとも1つの実施形態では、後方休憩エリアアセンブリは、可動性が低下した人(例えば、他の人の助けが必要な、あるいは歩行器、車いす等を使用する身体障害者、肥満体の人、老人等)に対応するように構成することができる。例えば、後方休憩エリアアセンブリは、複数の化粧室を、可動性が低下した人に居心地よく対応することができる拡張された単一の化粧室に転換させるように構成されうる。
少なくとも1つの実施形態では、後方休憩エリアアセンブリにより、一又は複数の化粧室への通路へ向かうまっすぐな直接経路が提供されるため、乗客の順番待ち、又は待ち行列が減り、乗客の通行渋滞が全体的に軽減される。更に、後方休憩エリアアセンブリにより、一又は複数の化粧室が使用されているのと同時に乗務員席を利用することが可能になる。
本発明の実施形態により、航空機内の貴重な床面積を効率的に利用する後方休憩エリアアセンブリが提供される。例えば、後方休憩エリアアセンブリには、(内部客室の中央縦断面に対して垂直な、外側の直線境界壁と比べて)、客室へ突出して延在している2つの化粧室が含まれうる。化粧室の出口導流部は、出口経路の未使用部分、例えば非常口ドアにつながっている一又は複数の出口経路の未使用通路(例えば2つのスウェプト出口経路間のエリア)へ延在し、非常時にそこから乗客が非常口ドアへ自然に導かれうる。特に、出口導流部は、出口経路のいかなる部分も妨げない。代わりに、出口導流部は突出して延在することにより、各非常口へ向かって延在する(例えば道路の分岐と同様の)2つのスウェプト出口経路間の自然なV字形状エリアが活用される。
少なくとも1つの実施形態では、後方休憩エリアアセンブリは、中央化粧室セクションのアウトボード側の両方に2つのギャレーステーションを含む。このため、単一の窮屈なギャレーワークステーションの代わりに(乗務員が隣り合って仕事する単一の窮屈なワークステーションの代わりに)、2人の客室乗務員によって、2つの分離し区別されたギャレーステーションが使用されうる。更に、ギャレーステーションには、2人以上の客室乗務員のための、2つの分離し区別された乗務員休憩エリアが含まれうる。例えば、各ギャレーステーションには、それ自体の乗務員休憩エリアが含まれうる。乗務員休憩エリアは、隣接する1つの化粧室、又は複数の化粧室が使用中でも使用可能である。
図1に、本発明の一実施形態による、航空機10(又は航空機アセンブリ)の概略上面図を示す。航空機10には、例えば2つのターボファンエンジン14を含みうる推進システム12が含まれうる。オプションとして、推進システム12には、図示したものよりも更に多くのエンジン14が含まれうる。エンジン14は、航空機10の翼16によって担持される。他の実施形態では、エンジン14は、胴体18及び/又は尾部20によって担持されうる。尾部20は、水平尾翼22と、垂直尾翼24も支持し得る。
航空機10の胴体18は内部客室を画定し、内部客室には、操縦席、一又は複数のワークステーション(例えば、ギャレー、手荷物エリア等)、一又は複数の乗客セクション(例えば、ファーストクラス、ビジネスクラス、及びエコノミーセクション)、及び後方休憩エリアアセンブリが位置決めされうる後方セクションが含まれうる。各セクションは、客室遷移エリアによって分離することができ、客室遷移エリアには、通路内で選択的に開閉することができる可動カーテンを有するカーテンアセンブリが含まれうる。
図2Aに、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室30の上から見た平面図を示す。内部客室30は、航空機の胴体32内であってよい。例えば、一又は複数の胴体壁により、内部客室30が画定されうる。内部客室30には、前部セクション33、ファーストクラスセクション34、ビジネスクラスセクション36、前部ギャレーステーション38、拡張されたエコノミー(economy又はcoach)クラスセクション40、標準のエコノミーセクション42、複数の化粧室とギャレーステーションとを含みうる後方セクション44を含む複数のセクションが含まれる。内部客室30は、図示したものよりも多い、又は少ないセクションを含みうると理解すべきである。例えば、内部客室30には、ファーストクラスセクションが含まれなくてもよく、図示したものよりも更に多くの、又は少ないギャレーステーションが含まれうる。各セクションは客室遷移エリア46によって分離することができ、客室遷移エリア46は、通路48内の構造フィーチャ(例えばモニュメント(monuments)、収納棚等)間にカーテンアセンブリが含みうる。
図2Aに示すように、内部客室30は、後方セクション44につながっている2つの通路50及び52を含む。オプションとして、内部客室30は、図示したものよりも少ない又は多い通路を有しうる。例えば、内部客室30には、後方セクション44につながっている内部客室30の中央を通って延在する単一の通路が含まれうる。
後方セクション44は、客室30内の最後の座席列53の裏側又は後方セクションに位置決めされる。一般に、後方セクション44は、乗客席エリアを含むメインキャビンの裏側である。壁又は区切り55により、客室30の主要部分を後方セクション44から分離させることができる。
後方セクション44には、後方休憩エリアアセンブリ56が含まれうる。後方休憩エリアアセンブリ56には、2つの隣接した化粧室58と60を有する化粧室セクションが含まれうる。第1のギャレーステーション62は化粧室58のアウトボード側であるが、第2のギャレーステーション64は化粧室60のアウトボード側である。ギャレーステーション62及び64は、これらが(注記したように、化粧室58と60とを含みうる)化粧室セクションと比べて、メインキャビンの中央から更に離れるように胴体壁(複数可)に向かって位置決めされていることから、化粧室セクションに対して「アウトボード側」である。
後方休憩エリアアセンブリ56は、客室30の中央縦断面66に対して対称でありうる。中央縦断面66は、客室30を2つの等しい面積と容積の半分に分ける。隣接する化粧室58と60間の分割壁67は、中央縦断面66の同一平面上にありうる(又は同一平面の中央部分を有する)。このように、後方休憩エリアアセンブリ56を、互いに鏡像であってよい2つの等しい半分に分割することができる。
後方休憩エリアアセンブリ56はまた、胴体32の対向する側の非常口ドア70と72につながる一又は複数の出口経路68も含みうる。出口経路(複数可)68は、通路50及び52に対して垂直であってよい。
図2Bに、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室80の上部平面図を示す。内部客室80は、航空機.の胴体81内にありうる。例えば、一又は複数の胴体壁は内部客室80を画定しうる。内部客室80は、乗客席83を有するメインキャビン82と、メインキャビン82の後ろの後方セクション85を含む、複数のセクションを含む。内部客室80には、図示したものよりも更に多くの、又は少ないセクションが含まれうることを理解すべきである。
内部客室80には、後方セクション85につながる単一の通路84が含まれうる。単一の通路84は、後方セクション85につながる内部客室80の中央を通って延在しうる。例えば、単一の通路84は、内部客室80の中央縦断面86の同軸上に位置調整されうる。
後方セクション85には、後方休憩エリアアセンブリ87が含まれうる。後方休憩エリアアセンブリ87には、2つの隣接化粧室88及び89を有する化粧室セクションが含まれうる。第1のギャレーステーション90は化粧室88のアウトボード側であり、第2のギャレーステーション91は化粧室89のアウトボード側である。
後方休憩エリアアセンブリ87は、客室80の中央縦断面86に対して対称でありうる。中央縦断面86は、客室80を2つの等しい面積と容積の半分に分ける。隣接する化粧室88と89間の分割壁92は、中央縦断面86の同一平面上にありうる(又は同一平面の中央部分を有する)。このように、後方休憩エリアアセンブリ87を、互いに鏡像でありうる2つの等しい半分に分割することができる。
後方休憩エリアアセンブリ87にはまた、胴体81の両側の非常口ドア94と95につながっている一又は複数の出口経路93も含まれうる。出口経路(複数可)93は、通路84に対して垂直であってよい。
図3に、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室102内の後方休憩エリアアセンブリ100の前面図を示す。後方休憩エリアアセンブリ100は、航空機の後方セクション内、例えば図2A及び2Bに示す後方セクション内に位置決めされる。
後方休憩エリアアセンブリ100は、化粧室セクション104、化粧室セクション104の一方の側のギャレーステーション106、化粧室セクション104の反対側のギャレーステーション108を含む。図示したように、ギャレーステーション106は、内部客室102の一方の側に向かって化粧室セクション104からアウトボード側にあり、ギャレーステーション108は、内部客室102の反対側に向かって化粧室セクション104からアウトボード側にある。ギャレーステーション106及び108は、内部客室102を画定する胴体壁110により近い、及び/又は直接つながっているために、化粧室セクション104のアウトボード側である。このように、後方休憩エリアアセンブリ100は、互いに直接つながっていない、分離し区別された2つのギャレーステーション106及び108を含む。例えば、ギャレーステーション106及び108は互いに当接せず、その代わり、化粧室セクション104によって分離されている。
各ギャレーステーション106及び108には、移動式カート114を保持するように構成されたカート収納棚112が含まれうる。移動式カート114は、例えば、ソフトドリンク、アルコール飲料、食事、スナック、捨てるごみ等の様々な飲食物を運ぶように構成される。各移動式カート114を、それぞれのカート収納棚112から出し入れすることができる。ギャレーステーション106及び108には、例えば温飲料ステーション116、ゴミ箱118、加温ステーション120(例えばオーブン)等の他の様々な構成要素も含みうる。ギャレーステーション106及び108には、図示したものよりも更に多くの又は少ない構成要素及びセクションを含むことができ、図示したものとは異なる構成で配置することが可能である。
化粧室セクション104には、分割壁134によって分離された第1と第2の化粧室130と132が含まれうる。分割壁134は、客室102の中央縦断面136と同一平面上にありうる、(又はそうでなければ、客室102の中央縦断面136と同一平面上の中央部分を有する)。図3に示すように、後方休憩エリアアセンブリ100は、中央縦断面136に対して対称でありうる。このように、後方休憩エリアアセンブリ100には、互いの鏡像である第1及び第2の半分138及び140が含まれうる。「鏡像」は、各化粧室130と132、及び各ギャレーステーション106及び108が客室102内で占める空間を指すものであることを理解すべきである。例えば、コーヒーポットを1つのギャレーステーション106又は108から取り除き、もう一つからは取り除かなかった場合にも、第1及び第2の半分138及び140はやはり互いの鏡像である。
各化粧室130及び132は、ドア142及び144をそれぞれ含む。ドア142及び144は、それぞれ壁150及び152に接続されたアウトボードヒンジ146及び148をそれぞれ含み、これにより、ドア142及び144が分割壁134から離れるように回転して開くことが可能になる。こうすれば、ドア142及び144は互いにぶつかり合うことがない。
図4に、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室204の後方セクション202内の後方休憩エリアアセンブリ200の上から見た内部図を示す。後方休憩エリアアセンブリ200は、上述したように、化粧室セクション206と、アウトボードギャレーステーション208及び210を含む。化粧室セクション206は、分割壁216によって分離された隣接する化粧室212及び214を含む。分割壁216は、客室204の中央縦断面218と同一平面上にある中央部分を有しうる。
図示したように、各化粧室212及び214は、胴体226の両側の非常口ドア224につながる、(例えば2つのスウェプト出口経路間のエリア等の)一又は複数の出口経路222の未使用部分に延在する出口導流部220を含む。例えば、出口導流部220は、出口経路(複数可)222の未使用通路部分に延在しうる。図示したように、各出口導流部220は、前方壁228の少なくとも一部、分割壁216に対して垂直な底辺229、及び底辺229と交差する分割壁216のセグメントである側面231によって画定される斜辺を有するエッジの滑らかな直角三角形として成形されうる。一般に、底辺229は、前述の、周知の後方セクションのモニュメントの外側前壁の境界を示す直線部分である。出口導流部220には、鋭角というよりもむしろ審美的に心地よい曲線が含まれ得る(そうでなければ客室の残りの内装と釣り合わない)。出口導流部220により、非常口へより迅速に、より直感的に動きやすくなる。
出口導流部220は、出口経路(複数可)222のいかなる部分も妨げない。代わりに、出口導流部220は突出すように延在し、各非常口に向かって延在する(例えば道路上のフォークと同様の)出口経路(複数可)222の2つのスウェプト部分の間の自然なV字状エリアが活用される。出口導流部220が出口経路(複数可)222の未使用部分に延在することを示すことによって、出口導流部220が、出口経路(複数可)222の合法的に指示されたサイズ、形状、又はその他上記の態様のいかなる部分も、決して妨げる、またその中へ延在する、又はその他のやり方で妨げることはないことを理解すべきである。
図示したように、前方壁228は、客室204内で後方休憩エリアアセンブリ200を座席エリアから分離する、後方休憩エリアアセンブリ200の分離前壁230に対して角度をなしている。前壁230が、固定された固体の壁、柔軟な区切り等であってよいことを理解すべきである。図示したように、前方壁228は、分割壁216から前壁230に対して後方へ引っ込んでいる。つまり、分割壁216の中央先端部(つまり、分割壁216の中央と、最前方エッジ)から始まる前方壁228は、胴体壁228により近く延在するにつれ、後方へ引っ込んでいる。前壁230は、中央縦断面218に対して垂直である。前壁230の中央を通り、内部客室204の通路234につながる開口部232が形成される。内部客室204内の通路の数によって、前壁230を通る更に多い又は少ない開口部が形成されうる。例えば分割壁216の中央先端部等の出口導流部220の一部を湾曲させ滑らかなものとして、客室204の内装と途切れなく調和させることができることを理解すべきである。すなわち、先端部として説明したが、出口導流部220には例えば鋭角のエッジは含まれ得ない。
通路234の中央は、中央縦断面218を中心として配置されうる。更に、通路234の中央は、分割壁216に合わせて位置調整することができ、分割壁216も中央縦断面218を中心として中央に配置される。このように、化粧室セクション206は通路234に合わせて位置調整される。通路234を化粧室セクション206に合わせて同軸上に位置調整することで、乗客の化粧室212及び214へのアクセスと流れが改善され、通路234での乗客の混雑が軽減される。
各前方壁228は、分割壁216から後方に離れるように角度をなしている。従って、各前方壁228は、分割壁216に対して角度Φを形成する。角度Φは90°未満である。図示したように、角度Φは45°〜60°であってよいが、角度Φは更に大きい(しかし90°未満であること)、又は更に小さいものであってよい。このように、分割壁216の前方エッジ233は、化粧室セクション206が内部客室204の客室240に向かって延在する最も遠い点であるピーク又は先端部を形成する。こうすれば、緊急の状況において、前方壁228の後方へ角度をなした面により、乗客が自動的に非常口ドア224へ導かれる。同時に、後方へ角度をなした前方壁228により、前方壁228が前壁230に平行であった場合よりも大きい内部化粧室空間250が提供される。従って、後方へ角度をなした前方壁228により、(出口導流部のエリアが、例えば2つの出口経路間のデッドスペース等の出口経路222の未使用部分内の単なるデッドスペースであった場合とは対照的に)化粧室のためにより広い空間が利用される。
あるいは、出口導流部220には三角形の形状が含まれなくてもよい。代わりに、出口導流部を例えば、前方にたわんだ又は湾曲した形にすることができる。またあるいは、後方休憩エリアアセンブリ200には、出口導流部が含まれていなくてもよい。代わりに、化粧室の前方壁は、前壁230に平行するものであってもよい。
各前方壁228には、分割壁216から間隔を置いて位置づけされた端部252が含まれ得る。端部252は、側面境界壁254の角度をなしたセグメント253に直角につながり、これにより、内部化粧室空間250が拡張される。側面境界壁254は、分割壁216に対して角度をなしている(つまり、平行ではない)。側面境界壁254は、角度をなしたセグメント253の反対端部につながっている後部セグメント255も含む。後部セグメント255は、分割壁216に対して平行であってよい。
後部セグメント255は、後壁256を介して分割壁216につながっており、後壁256は、分割壁216と後部セグメント255に対して垂直であってよい。図示したように、各内部化粧室空間250は、前方壁228、側面境界壁254、後壁256、及び分割壁216によって画定される。各化粧室空間250の前方エリアは、例えば前方壁228が角度をなしているため、後方エリアに対して広く拡張されている。化粧室空間250内の拡張エリアにより、人が動くことができる拡張されたエリアが提供され、これにより、更に居心地のよい空間が得られる。
荷物保管エリア260は、各後壁256の裏側に位置づけされうる。各荷物保管エリア260は、後壁256の裏面、分割壁216、側面壁262、分割壁216によって画定されるピーク270からそれぞれの側面壁262の方へ前方に角度をなす、角度付き後壁264によって画定されうる。例えばドーム状の圧力隔壁に対応するために、後壁264が角度をなしていてよい。荷物保管エリア260は、ドーム状の圧力隔壁と互いに隣接させ、分割壁216によって分離することにより、活用できるようにしたものである。このように、荷物保管エリア260は、一般に客室204の中央縦断面218にある、ドーム状の圧力隔壁の内の最も高い又は最も深い内部エリアに近接するインボード部を有する。各荷物保管エリア260は、例えば鏡によって覆われうる前面を有しうる。各荷物保管エリア260には、例えば航空機搭乗員によってロックされうる、又はアクセス可能でありうるアクセスドアが含まれうる。あるいは、後方休憩エリアアセンブリ200には、荷物保管エリア260は含まれていなくてもよい。
図示したように、各化粧室212及び214には、トイレ280とシンク282が含まれうる。トイレ280は後壁256に近接していてよい。シンク282は、前方壁228と、側面境界壁254との接点に近接して位置づけされうる。あるいは、トイレ280とシンク282は、化粧室空間250内の他の様々なエリアに位置づけされうる。
各ギャレーステーション208及び210は、側面境界壁254の外面と、後壁256の同一平面上にある後壁290と、遷移セグメント298を通して前部セグメント296とつながる後部セグメント294を有するアウトボード壁292とによって画定されうる。後部セグメント294及び前部セグメント296は、分割壁216と平行しうる。遷移セグメント298は、分割壁216に対して垂直であり、後部及び前部セグメント294及び296に対して直角につながりうる。
各ギャレーステーション208及び210には、側面境界壁254、後壁290及びアウトボード壁292によって画定されるカート収納棚300が含まれうる。カート収納棚300は、その中にカート302をしっかり保持するように構成される。図示したように、カート302を、分割壁216に対して角度をなして保管することができる。例えば、カート302を、側面境界壁254の角度をなしたセグメント253に対して平行する角度で保管することができる。各カート302はまず、例えば非常口ドア224の内向きに延在する部分と当接しないように、角度をなしたセグメント253に平行する方向304に取り外し、次に分割壁216に対して平行する最終的な取り外し方向に回すことができる。あるいは、カート302を矢印304の方向に完全に取り外すことができる。また、代替的に、カート302を、分割壁216に対して平行する向きに保管することができる。例えば、各カート302を、アウトボード壁がアウトボード壁292の内面に対して同一平面になるように保管することができる。
後方休憩エリアアセンブリ200はまた、各ギャレーステーション208及び210と、前壁230との間にそれぞれ、乗務員休憩エリア310及び312も含む。(内部客室204内の壁及び/又は天井に固定されたカーテントラック又はブラケットに移動可能に接続された)カーテン314を、乗務員休憩エリア310、312と、化粧室セクション206を通路234につなげるエリアとの間に位置決めすることができる。各乗務員休憩エリア310及び312には、前壁230に接続された一又は複数の乗務員席320が含まれうる。
図示したように、各化粧室212、214の前方壁228はドア340を含む。ドア340は、円弧342の方向に分割壁216から離れるように旋回して開くように構成される。各ドア340の外側に開く限界は、カーテン314まで延在しない範囲である。従って、ドア340は、乗務員休憩エリア310及び312まで延在することが出来ないようになっていてよい。更に、図示したように、ドア340は、最も大きく開いた延在点においても、乗務員席320と接触しない。従って、乗務員は、化粧室212及び214を出入りする乗客を妨げることなく、乗務員席320の1つに座ることができる。実際に乗務員は、カーテンを閉めて、乗客を見る、又は乗客に見られることなく、乗務員休憩エリア310及び312内で休むことができる。図示した乗務員休憩エリア310及び312は2つの乗務員席320を有するが、各乗務員休憩エリア310及び312には、図示したよりも多くの、又は少ない乗務員席320が含まれうる。
後方休憩エリアアセンブリ200は、客室の中央縦断面218を中心として対称でありうる。各化粧室212及び214は、他方の鏡像でありうる。更に、各ギャレーステーション208及び210は、他方の鏡像でありうる。また、各乗務員休憩エリア310及び312は、他方の鏡像でありうる。上述したように、後方休憩エリアアセンブリ200は、化粧室212、214、ギャレーステーション208、210、及び/又は乗務員休憩エリア310、312用に指定されたエリアに対して、中央縦断面218を中心として対称でありうる。分割壁216は、後方休憩エリアアセンブリ200を、互いの鏡像である2つの等しい半分に二等分することができる。鏡像は、後方休憩エリアアセンブリ200の壁によって画定される実際の面積又は設置面積に対するものである。例えば、化粧室212及び214は、一方の化粧室212は男性用便器を含み、他方の化粧室214は男性用便器を含まない等、異なる構成要素を含むことができる。しかしながら、上記化粧室に異なる構成要素が存在することが必ずしも、化粧室が非対称であることを意味するわけではない。それどころか、化粧室212及び214の壁によって画定される内部面積又は設置面積はやはり対称である。
あるいは、後方休憩エリアアセンブリ200の特定部分は対称ではない場合がある。例えば、化粧室の内の1つは、他の化粧室とは異なるサイズと形状の内部空間を有しうる。
図5に、本発明の一実施形態による、後方休憩エリアアセンブリ500の正面斜視図を示す。後方休憩エリアアセンブリ500は、特定の位置へ交互に固定されるように構成される一又は複数の休憩エリアモジュールを含む。例えば、後方休憩エリアアセンブリ500には、化粧室受容部504に固定されるように構成される化粧室モジュール502が含まれうる。化粧室モジュール502には、底部506に接続された一又は複数の壁503が含まれ、これにより内部空間508が画定されうる。案内桁510は底部506から下方向へ延在し、化粧室受容部504の案内トラック512内に滑動可能に保持されるように構成される。このように、化粧室モジュール502を化粧室受容部504に挿入可能である。オプションとして、休憩エリアアセンブリ500は、案内トラック内に保持されるように構成される案内桁が含まれなくてもよい。
異なる構成要素を有する様々な化粧室モジュール502を形成することができる。このように、製造者は所望の特徴に基づいて、相互の化粧室受容部に特定の化粧室モジュールを挿入することができる。案内桁510は案内トラック512へ滑動して、締付け構造、例えばラッチ、スナップ、キャッチ等を固定係合させて、化粧室モジュール502を適所に固定することができる。ファスナを使用して、化粧室モジュール502を適所に固定するように留めることもできる。
後方休憩エリアアセンブリの各セクションには、モジュール構成要素が含まれうる。例えば、ギャレーモジュール520及び522を選択的に挿入して、相互のギャレー受容部から取り外すことができる。各モジュール520及び522には、同じ又は異なる構成要素が含まれうる。
モジュールにより、様々な部分及び構成要素の互換性が可能になる。オプションとして、各モジュールには、様々な構成要素を選択的に挿入し取り外すことを可能にする様々なインターフェースが含まれうる。例えば、分離し区別されたモジュールの代わりに、後方休憩エリアアセンブリには、様々な構成要素、例えばシンク、くず入れ、トイレ、男性用便器等の選択的位置決め及び/又は取り外しを可能にする様々なインターフェース及び/又は連結器が含まれうる。
本発明の全ての実施形態において、互換性モジュールを用いることができる。更に、本発明の全ての実施形態においては、内部空間内で互換性構成要素を用いることができる。
図6に、本発明の一実施形態による、後方休憩エリアアセンブリの化粧室セクション600の上から見た単純な内部図を示す。化粧室セクション600は、分割壁602が固定された壁セグメント606と旋回可能な壁セグメント608との間に旋回カラム604を含みうる以外には、上述したものと同様である。旋回可能な壁セグメント608を化粧室610又は612に旋回させて、2つの化粧室を、可動性が低下した人が居心地よく使用できる拡張された単一の化粧室に転換することができる。例えば、旋回可能な壁セグメント608を後壁620に対して平行になるように旋回させることによって、拡張された空間を提供することができる。あるいは、他の様々な移動可能な壁部分を使用することができる。図6に対して図示し説明した移動可能な壁を、本願の任意の実施形態と共に使用して、隣接する化粧室を拡張された単一の化粧室に転換させることができる。
図7に、本発明の一実施形態による、後方休憩エリアアセンブリの化粧室セクションの分割壁700の上から見た単純な内部図を示す。分割壁700を、拡張位置と縮小位置との間で移動させることができる。分割壁700を、図示したようにアコーディオンと同様に縮小させて、拡張された単一の化粧室を形成することができる。あるいは、分割壁700は、例えば2つ折りの壁であってよい。留意すべきは、図7について図示し説明した実施形態を、本発明の任意の実施形態と共に使用することができることである。
加えて、分割壁が、化粧室が分離された第1の位置と、2つの化粧室が拡張された化粧室に転換される第2の位置との間で移動することができる場合、サインを化粧室のドア(複数可)の上に又はこれに近接して上記の機能を示すことができる。例えば、サインは乗客に、化粧室セクションを拡張された単一の化粧室に転換させるために客室乗務員に援助を求めるように指示することができる。
図8に、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室804の後方セクション802内の後方休憩エリアアセンブリ800を上から見た内部図を示す。後方休憩エリアアセンブリ800は、図示した後方休憩エリアアセンブリ800が平坦な圧力隔壁の後方セクション内にある以外は、図4の後方休憩エリアアセンブリ200と同様のものである。従って、化粧室セクション808内の荷物保管エリア806は深く、箱の形のものであってよい。また、各ギャレーステーション810及び812を更に後方へ延在させて、追加のカート814及び816を収納することができてもよい。
図9に、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室904の後方セクション902内の後方休憩エリアアセンブリ900を上から見た内部図を示す。後方休憩エリアアセンブリ900は、図示した後方休憩エリアアセンブリ900が化粧室910とは異なる構成の化粧室908を有する化粧室セクション906を含む以外は、図4の後方休憩エリアアセンブリ200と同様のものである。例えば、化粧室908は男性用便器913を含むが、化粧室910はトイレ912を含む。更に、化粧室908内の荷物保管エリア914は、男性用便器が占める空間がトイレ912よりも小さいため、化粧室910内の荷物保管エリア916よりも大きくすることができる。
図示したように、化粧室908及び910は異なる構成で、異なる構成要素を含むが、化粧室908が占める空間(例えば設置面積)はやはり化粧室910が占める空間の鏡像である。図示したように、後方休憩エリアアセンブリ900の第1の半分920の面積は、後方休憩エリアアセンブリ900の第2の半分922の面積の鏡像である。手短に言えば、後方休憩エリアアセンブリ900の外側寸法は、客室904の中央縦断面930に対して対称である。第1の半分920の外側寸法は、第2の半分922の外側寸法を映したものである。
化粧室908の内の1つがトイレではなく男性用便器913を含む場合、化粧室908のドアのサインは適切な表示を提供しうる。例えば、化粧室908のドアには、「男性」又は「男性用便器のみ」と表示することができる。
図10に、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室1004の後方セクション1002内の後方休憩エリアアセンブリ1000を上から見た内部図を示す。後方休憩エリアアセンブリ1000は、図示した化粧室1006が前方壁1010と側面境界壁1012との接合部に近接する男性用便器1008を含むことができ、シンク1016とゴミ箱1018が後壁1020に近接しうる以外は、図9の後方休憩エリアアセンブリ900と同様のものである。ここでも、各化粧室には、異なるエリアに異なる構成要素が含まれうる。構成要素は、インターフェース、連結器、及び/又は接続金具に選択的に接続し、また取り外すことができる。更に、上述したように、各後方休憩エリアアセンブリを、互換性モジュールを選択的に受け入れ保持するように構成することができる。
図11に、本発明の一実施形態による、航空機の内部客室1104の後方セクション1102内の後方休憩エリアアセンブリ1100を上から見た内部図を示す。後方休憩エリアアセンブリ1100は、化粧室1106が後壁1120に近接するシンク1116とゴミ箱1118の前に折り畳み式/引き出し式男性用便器モジュール1108を含みうる以外は、図10の後方休憩エリアアセンブリ1000と同様のものである。男性用便器モジュール1108を、手で、足で、タッチフリー駆動デバイス等によって延長及び引込位置の間で移動させることができる。トイレが化粧室1106内にないため、必要とされる内部空間は小さい。このため、境界壁1122は、分割壁1124に対して平行していてよい。このため、ギャレーステーション1130を、分割壁1124に対して平行するように配向させることができる。ギャレーステーションには、分割壁1124に対して平行の又は垂直のまっすぐな直線的外壁が含まれうる。カート収納棚1142内に保管されるカート1140は、分割壁1124に平行する方向1144に取り外すように構成される。更に、追加の収納棚1150をカート収納棚1142に隣接させることができる。
図示したように、後方休憩エリアアセンブリ1100は、客室1104の中央縦断面1170に対して対称ではない。それどころか、第1の半分1180の一又は複数の部分の設置面積は、第2の半分1182の一又は複数の部分の設置面積を映しえない。それにも関わらず、分割壁1124を、中央縦断面1170を中心として中央に配置することができる。実際に、本発明の各実施形態により、航空機の内部客室の中央縦断面を中心として中央に配置された後方休憩エリアアセンブリが提供されうる。
各化粧室には、異なるエリアに異なる構成要素が含まれうる。構成要素を、インターフェース、連結器、及び/又は接続金具に選択的に接続させ、また取り外すことができる。更に、上述したように、各後方休憩エリアアセンブリを、互換性モジュールを選択的に受入れ保持するように構成することができる。
更に、本発明は下記の条項による実施形態を含む。
条項1 航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリであって、
少なくとも1つの化粧室を含む化粧室セクションと、内部客室の一又は複数の出口経路の未使用部へ突出して延在している出口導流部とを備え、一又は複数の出口経路は、少なくとも1つの非常口ドアにつながっている、後方休憩エリアアセンブリ。
条項2 内部客室内で後方休憩エリアアセンブリを座席エリアから分離している前壁を更に備え、出口導流部が、中央先端部においてつながっている第1と第2の前方壁を備え、第1と第2の前方壁がそれぞれ、中央先端部から前壁に対して後方へ引っ込んでいる、条項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項3 化粧室セクションの第1のアウトボード側に位置決めされた第1のギャレーステーションと、化粧室の第2のアウトボード側に位置決めされた第2のギャレーステーションとを更に備え、第1のアウトボード側は、第2のアウトボード側の反対にあり、第1のギャレーステーションは、化粧室セクションによって第2のギャレーステーションから分離されている、後方休憩エリアアセンブリ。
条項4 第1のギャレーステーションは、第1の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第1のカート収納棚を備え、第2のギャレーステーションは、第2の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第2のカート収納棚を備える、条項3に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項5 第1と第2の乗務員休憩エリアを更に備え、第1の乗務員休憩エリアは第1のギャレーステーションに近接しており、第2の乗務員休憩エリアは、第2のギャレーステーションに近接している、条項3に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項6 乗務員休憩エリアは、可動カーテンと、少なくとも1つの乗務員席を備え、少なくとも1つの乗務員席は、化粧室セクションの部分にぶつからない、条項5に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項7 化粧室セクションは、分割壁によって分離されている第1と第2の化粧室を含む、条項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項8 分割壁は、少なくとも1つの可動部を含み、少なくとも1つの可動部は、分割壁によって第1と第2の化粧室が分離されている第1の位置と、第1と第2の化粧室が結合されて、拡張された単一の化粧室を形成している第2の位置との間で移動可能である、条項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項9 第1と第2の化粧室はそれぞれ、前方及び後方エリアを備え、前方エリアはそれぞれ、後方エリアよりも広い、条項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項10 分割壁は、内部客室の中央縦断面を中心として中央に配置されている、条項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項11 分割壁は、内部客室の通路に対して中央に配置されている、条項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項12 分割壁は、後方休憩エリアアセンブリを第1の半分と第2の半分に分割し、第1の半分は第2の半分の鏡像である、条項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項13 後方休憩エリアアセンブリは、内部客室の中央縦断面に対して対称である、条項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項14 後方セクションは、内部客室内の最後の座席列の裏側にある、条項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項15 化粧室セクションは、少なくとも1つの荷物保管エリアを含む、条項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項16 化粧室セクションは、一又は複数の化粧室モジュールを受け入れ、保持するように構成された一又は複数の化粧室受容部を備える、条項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項17 少なくとも1つの化粧室を含む化粧室セクションと、化粧室セクションの第1のアウトボード側に位置決めされた第1のギャレーステーションと、化粧室の第2のアウトボード側に位置決めされた第2のギャレーステーションとを備え、第1のアウトボード側は第2のアウトボード側の反対にあり、第1のギャレーステーションは、化粧室セクションによって第2のギャレーステーションから分離されている、航空機の内部客室の後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリ。
条項18 第1と第2の乗務員休憩エリアを更に備え、第1の乗務員休憩エリアは第1のギャレーステーションに近接しており、第2の乗務員休憩エリアは第2のギャレーステーションに近接している、条項17に記載の後方休憩エリアアセンブリ。
条項19 航空機であって、操縦席を含む内部客室と、複数の乗客席と、少なくとも1つの乗務員ワークステーションとを有するメインキャビンと、メインキャビンの裏側の後方セクションとを備え、後方セクションは、少なくとも1つの非常口ドアにつながっている一又は複数の出口経路と、後方セクション内の後方休憩エリアアセンブリとを含み、後方休憩エリアアセンブリは、
(a)内部客室の中央縦断面を中心として中央に配置された分割壁によって分離された第1と第2の化粧室と、(b)少なくとも1つの荷物保管エリアとを含む化粧室セクションを含み、第1と第2の化粧室は、前方及び後方エリアを含み、各前方エリアは後方エリアよりも広く、第1と第2の化粧室は、一又は複数の出口経路の未使用部分へ突出して延在する出口導流部を提供しており、後方休憩エリアアセンブリは、化粧室セクションの第1のアウトボード側に位置決めされた第1のギャレーステーションを含み、第1のギャレーステーションは、第1の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第1のカート収容棚を含み、後方休憩エリアアセンブリは、化粧室の第2のアウトボード側に位置決めされた第2のギャレーステーションを含み、第2のギャレーステーションは、第2の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第2のカート収納棚を含み、第1のアウトボード側は第2のアウトボード側の反対にあり、第1のギャレーステーションは、化粧室セクションによって第2のギャレーステーションから分離されており、
後方休憩エリアアセンブリは、第1のギャレーステーションに近接する第1の乗務員休憩エリアと、第2のギャレーステーションに近接している第2の乗務員休憩エリアとを含み、第1と第2の乗務員休憩エリアはそれぞれ可動カーテンと、少なくとも1つの乗務員席を含み、少なくとも1つの乗務員席は化粧室セクションにぶつかることはなく、後方休憩エリアアセンブリは、メインキャビンから後方休憩エリアアセンブリを分離している前壁を含む。
条項20 分割壁は、少なくとも1つの可動部を含み、少なくとも1つの可動部は、第1と第2の化粧室が分割壁によって分離されている第1の位置と、第1と第2の化粧室が結合されて、拡張された単一の化粧室を形成している第2の位置との間で移動可能である、条項19に記載の航空機。
上述したように、本発明の実施形態は、航空機の後方セクション内の空間を効率的に用いる後方休憩エリアアセンブリを提供する。本発明の実施形態は、航空機に更に座席を設置することを可能にする後方休憩エリアアセンブリを提供する。
例えば、上部、底部、下方、中間、側方、水平、垂直、前等の様々な空間的及び方向的な語を使用して本発明の実施形態を説明することができるが、上記語は、単に図面に示す向きに対して使用されたものであることを理解すべきである。向きを、反転させる、回転させる、又はそうでなければ、上部が下部に、また下部が上部になるように、また水平が垂直になるように変化させることができる。
本明細書で使用する、タスク又は工程を実施する「ように構成される」構造、限定事項、又は要素は、特にタスク又は工程に対応する方法で構造的に形成、構成、又は適合されている。明確さのため、及び誤解を避けるために、タスク又は工程を実施するために変更可能であるに過ぎない対象物は、本明細書で使用するタスク又は工程を実施する「ように構成」されてはいない。
上記の説明は、限定ではなく例示を意図するものであることを、理解されたい。例えば、上述の実施形態(および/又はそれらの態様)は、互いに組み合わせて使用され得る。加えて、様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料に適応させるために、本発明の様々な実施形態の教示に多数の改変を加え得る。本明細書に記載された材料の寸法及び種類により、本発明の様々な実施形態のパラメータが画定されるが、これらの実施形態は決して限定的ではなく、例示の実施形態である。本発明を精査することにより、当業者には他の多くの実施形態が明らかであろう。本発明の様々な実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲、並びに、かかる特許請求の範囲が認められる同等物の全範囲を参照して、決定されるべきである。添付の特許請求の範囲において、「含む(including)」および「そこにおいて(in which)」という用語は、それぞれ、「備える(comprising)」および「そこで(wherein)」という用語の、明白な同義語として使用される。また、「第1」「第2」および「第3」等の用語は単に符号として使用され、それらの対象物に数的要件を課すことを意図するものではない。更に、以下の特許請求の範囲の限定は、ミーンズ・プラス・ファンクション書式で記述されておらず、かかる特許請求の範囲の限定が、「のための手段(means for)」という言い回しを明示的に使用し、更なる構造のない機能の記述がそれに続く限り、米国特許法第112条、段落(f)に基づいて解釈するべきではない。
ここに記載した説明では、ベストモードを含む本発明の様々な実施形態を開示し、且つ当業者が任意のデバイス又はシステムの作成及び使用、並びに組込まれた任意の方法の実行を含め、本発明の様々な実装態様を実施することを可能にするために実施例を使用している。本発明の様々な実施形態の特許性の範囲は、特許請求の範囲によって画定され、当業者が想起する他の実施例を含みうる。かかる他の実施例は、実施例が特許請求の範囲の文言と相違しない構造要素を有する場合、または、実施例が、特許請求の範囲の文言とごくわずかな相違しかない同等の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内であることが意図される。

Claims (10)

  1. 航空機(10)の内部客室(30)の後方セクション(44)内の後方休憩エリアアセンブリ(56)であって、当該後方休憩エリアアセンブリ(56)は、
    少なくとも1つの化粧室(58)、(60)を含む化粧室セクションと、前記内部客室(30)の一又は複数の出口経路(68)の未使用部へ突出して延在する出口導流部(220)とを備え、前記一又は複数の出口経路(68)は、少なくとも1つの非常口ドア(70)、(72)につながっており、
    前記化粧室セクションは、一又は複数の化粧室モジュールを受容及び保持するように構成された一又は複数の化粧室受容部を備え、前記一又は複数の化粧室モジュールは、前記一又は複数の化粧室受容部に挿入及び固定されるように構成されている、後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  2. 前記内部客室(30)内で前記後方休憩エリアアセンブリ(56)を座席エリアから分離する前壁(230)を更に備え、前記出口導流部(220)が、中央先端部においてつながっている第1と第2の前方壁を備え、前記第1と第2の前方壁がそれぞれ、前記中央先端部から前記前壁(230)に対して後方へ引っ込んでいる、請求項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  3. 前記化粧室セクションの第1のアウトボード側に位置決めされた第1のギャレーステーションと、
    前記化粧室(58)、(60)の第2のアウトボード側に位置決めされた第2のギャレーステーションとを更に備え、前記第1のアウトボード側は、前記第2のアウトボード側の反対にあり、前記第1のギャレーステーションは、前記化粧室セクションによって前記第2のギャレーステーションから分離されている、請求項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  4. 前記第1のギャレーステーションは、第1の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第1のカート収納棚を備え、前記第2のギャレーステーションは、第2の移動式カートを取り外し可能に保持するように構成された第2のカート収納棚を備える、請求項3に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  5. 第1と第2の乗務員休憩エリアを更に備え、前記第1の乗務員休憩エリアは前記第1のギャレーステーションに近接し、前記第2の乗務員休憩エリアは、前記第2のギャレーステーションに近接する、請求項3に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  6. 前記乗務員休憩エリアはそれぞれ、可動カーテンと、少なくとも1つの乗務員席を備え、前記少なくとも1つの乗務員席は、前記化粧室セクションのどの部分にぶつからない、請求項5に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  7. 前記化粧室セクションは、分割壁によって分離されている第1と第2の化粧室を含む、請求項1に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  8. 前記分割壁は、少なくとも1つの可動部を含み、前記少なくとも1つの可動部は、前記分割壁によって前記第1と第2の化粧室が分離されている第1の位置と、前記第1と第2の化粧室が結合されて、拡張した単一の化粧室(58)、(60)を形成する第2の位置との間で移動可能である、請求項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  9. 前記第1と第2の化粧室はそれぞれ、前方及び後方エリアを備え、前記前方エリアはそれぞれ、前記後方エリアよりも広い、請求項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
  10. 前記分割壁は、前記内部客室(30)の中央縦断面を中心として配置されている、請求項7に記載の後方休憩エリアアセンブリ(56)。
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