JP6759515B2 - 電気化学システム用セパレータプレート - Google Patents

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Description

本発明は、電気化学システム用セパレータプレートに関する。
既知の電気化学システム、例えば、燃料電池システムまたは電気化学コンプレッサシステム、および電気化学システム用の電気分解器、そして加湿器は通常、複数のセパレータプレートを備え、2つの隣接するセパレータプレートが電気化学セルまたは加湿セルを挟むようにスタックとして構成される。セパレータプレートは通常、その各々が2つの個別プレートを備え、これらは電気化学セルまたは加湿セルから離れた背面に沿って互いに接続される。セパレータプレートは、例えば、個々の電気化学セル(例えば燃料電池セル)の電極を電気的に接触させる、および/または、隣接するセルを電気的に接続する(セルを直列に接続する)よう機能し得る。燃料電池セルの場合には、バイポーラプレートがセパレータプレートとして適用されることが多い。本発明の文脈における「電気化学システム」という用語はまた、他の電気化学システム用の加湿システムを含む。
セパレータプレートの個別プレートは、1または複数の媒体をセルに供給するため、および/または、媒体を外部へ輸送するためのチャネル構造を備え得る。媒体は、例えば、供給される媒体として、燃料(例えば水素またはエタノール)、反応ガス(例えば空気または酸素)または冷媒、また外部へ誘導される媒体として、反応生成物および加熱後の冷媒であり得る。さらに、セパレータプレートは、電気化学セル内に生じる、例えば電気または化学エネルギーを変換することで燃料電池セル内に生じるような、不要な熱を外部へ誘導するよう、また異なる複数の媒体チャネルまたは冷却チャネルを互いにおよび/または外部に対して封止するよう機能し得る。燃料電池セルについて考えると、反応媒体、すなわち燃料および反応ガスが、互いに離れた個別プレートの表面上を誘導され、一方で冷媒が個別プレートの間を誘導される。特に燃料電池セルの電気化学セルは各々、例えば、各々が高分子電解質膜(PEM)を有する膜電極接合体つまりMEAを備え得る。MEAはまた、1または複数のガス拡散層(GDL)を備え得る。これは通常、セパレータプレートの方へ、特に燃料電池システムのバイポーラプレートの方へ向けられ、例えば不織カーボンとして設計される。電気化学システム用の加湿器について考えると、セルは、実質的にガス不透性かつ透水性の膜によって形成される。この膜は、支持媒体によって、またテキスタイルまたは不織カーボンといった少なくとも1つの拡散媒体によって、好ましくは両側で支持され得る。
個別プレートの構造および機能には、同一のセパレータプレートの各個別プレートのチャネルを、少なくとも局所的に互いに交差するよう延ばすことが必要となることが多く、それによって各チャネル底部の背面が交差領域でのみ接触し得る、または接続可能である。チャネルが交差する領域で個別プレートを接続するので、従ってこのような配置は、個別プレートを互いに対して位置決めする正確性に関して、また接続部を形成するために設けられる器具を個別プレートに対して位置決めすることに関して、多大な要求を課すこととなる。個別プレートを互いに接続させるための一般的な方法としては、例えば、溶接、特にレーザ溶接、はんだ付けまたは接着がある。必要とされる位置決めの精度が接続時に満たされない場合には、ずれに起因して、接続部が過度に弱くなる、または少なくとも一部で接続部が完全になくなる。特に、個別プレート間を誘導される冷媒の圧力によって、接続部の断裂が生じることがある。例えばこれらがプレート間を開裂する、または例えば溶接スポットが一方または両方の個別プレートから引き剥がされることで、少なくとも1つのプレートに空孔が生じる。これに加えてまたはこれに代えて、ずれにより過剰なエネルギーが個別プレートの一点にもたらされ、そこが溶け落ちることがある。これによっても同様に空孔が生じる。従って、個別プレートが接続箇所に沿ってダメージを受け、使用不可能な程になることがある。これにより、隣接するセパレータプレート間に挟まれる電気化学セルまたは加湿セルが、個別プレート間を誘導されて個別プレートの断裂を通して入り込む冷却流体と共に、個別プレートを通して溢れてしまうことがある。またこれにより、両方の個別プレートが空孔を備える場合には、反応媒体間での直接的で制御されない反応が起こることもある。これらの両方によって、完全なスタックに欠陥が生じ得る。従って、現在までに適用されてきた、各個別プレートのチャネルが交差するように延びる領域で個別プレートを接続するための方法は、製造時の不良率を高める、またはシステムの運用時耐用寿命を低下させることとなり得る。
従って、本発明は、セパレータプレートの各個別プレートのチャネルが互いに交差するように延びる領域でも可能な限り安定であり、かつ可能な限り低い不良率で製造可能な、電気化学システム用セパレータプレートを提供することを目的とする。
この目的は、請求項1に記載の電気化学システム用セパレータプレートによって達成される。従属請求項には、提案するセパレータプレートの特別な設計が記載されている。
本明細書では、第1個別プレートと、第1個別プレートに接続された第2個別プレートとを備える電気化学システム用セパレータプレートを提案する。第1個別プレートは、媒体を誘導するための少なくとも2つの第1チャネルを有する。当該第1チャネルは、互いに隣り合って延び、第1個別プレートに成形されており、第1チャネルの間に形成されたウェブによって少なくとも部分的に互いに分離されている。第2個別プレートは、媒体を誘導するための第2チャネルを有する。当該第2チャネルは、第2個別プレートに成形される。第1チャネルの間に形成されるウェブ、および第2個別プレートに成形される第2チャネルは、第2チャネルを第1個別プレートの表面平面と垂直に第1個別プレート上へ投影したものが、ウェブの交差領域において、および/または交差領域に沿って、ウェブと交差するように設計および配置される。
提案するセパレータプレートは、特に、ウェブがウェブの交差領域で陥没しており、これにより、ウェブの両側を延びる第1チャネルがウェブの凹部を介して流体的に接続することと、ウェブの凹部の底部の、第2個別プレートに対向する背面が、第2チャネルの底部の、第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続されることとを特徴とする。
以下では簡単のために、第2個別プレートのチャネルおよび/またはウェブを第1個別プレート上へ投影したものが、第1個別プレートのウェブおよび/またはチャネルと交差する、またはその逆となるという表現を用いる代わりに、第2個別プレートのチャネルおよび/またはウェブが第1個別プレートのウェブおよび/またはチャネルと交差する、またはその逆となるという、より手短な表現も用いる。しかしながら、このことは常に、互いに交差する2つの個別プレートのウェブおよびチャネルは各々、異なる平面を少なくとも部分的に延びるという点で理解されたい。これらの平面は、大抵は互いに平行に位置合わせされている。
第1チャネルを分離するウェブが、第2チャネルと交差する箇所で陥没していることと、および、凹部の底部の、第2個別プレートに対向する背面が、第2チャネルの底部の、第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続されることとに起因して、2つの個別プレートが接続されるまたは接続可能である領域が拡大する。2つの個別プレートは、具体的には、第1個別プレートのチャネルおよび第2個別プレートのチャネルが互いに交差し、よってそれらの背面が互いに接触する箇所だけでなく、これに加えて、ウェブの凹部に起因して各個別プレートの背面の接触面がより大きくなる、第1個別プレートのチャネル間のウェブの交差領域においても、互いに接続されるまたは接続可能である。これによって、個別プレート間の接続部の安定性が増し、選択される接続技術の空間的な正確性に対する要求が小さくなる。よって、セパレータプレートの製造における不良率、およびセパレータプレートの運用時耐用寿命を改善することができる。
ウェブの両側を延びる第1チャネルが、ウェブの凹部を介して流体的に接続することに起因して、第1チャネルに沿って凹部を位置決めすることはさらに、第1チャネルにおける、および個別プレート間の中間スペースにおける媒体の流れのふるまいに影響を及ぼすよう適切に利用され得る。
ウェブ凹部は、他方の個別プレートの少なくとも1つのチャネルに対する接触面に関して、チャネルおよびウェブそれぞれの高さの半分において、それと交差する少なくとも1つのチャネルの、またはそれと交差する可能性があるウェブの最大幅の最大で5倍または最大で3倍の長さにわたり、凹部の領域においてウェブの延びる方向に沿って、よってウェブの両側を延びるチャネルの延びる方向と平行に延在するように設計され得る。従って、チャネル内での媒体の流れのふるまいが、ウェブ凹部によって必要以上に影響を受けることも、損なわれることもないということを保証できる。しかしながら、ウェブ凹部に付随する利点を実現するには、ウェブの延びる方向に沿った、またはウェブの両側を延びるチャネルの延びる方向に沿ったウェブ凹部の長さが、交差されるチャネルの、このチャネルの底部領域における幅の少なくとも0.5倍であることが望ましい。しかしながら、接続部を安定させるには、凹部の長さが、チャネル幅とは独立に少なくとも0.15mmであると有利である。
互いに隣り合って延びる、媒体を誘導するための複数の第1チャネルが、第1個別プレートに成形され得る。複数の第1チャネルのうち隣接するチャネルは、ウェブによって少なくとも部分的に分離されている。同様に、互いに隣り合って延びる、媒体を誘導するための複数の第2チャネルが、第2個別プレートに成形され得る。第1チャネル、第1個別プレートのウェブ、および第2チャネルは、第2チャネルを第1個別プレートの表面平面と垂直に第1個別プレート上へ投影したものが、第1個別プレートのウェブの1または複数の交差領域に沿ってウェブと交差するように設計および配置され得る。第1個別プレートのウェブは、これらの交差領域で、または少なくとも交差領域のいくつかで陥没し得る。これにより、第1個別プレートのそれぞれのウェブの両側を延びる第1チャネルが、このウェブの凹部を介して流体的に接続する。ここでもやはり、第1個別プレートのそれぞれのウェブにおける凹部の底部の、第2個別プレートに対向する背面が、第2個別プレートの第2チャネルの底部の、第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続され得る。当該第2チャネルは、第1個別プレートのウェブと交差する。第1個別プレートのウェブの交差領域における十分多くの数のウェブ凹部と、この交差領域に形成される物理合着接続部とにより、セパレータプレートの安定性および耐用寿命を増大させることができる。
特に、ここで説明する、互いに隣り合って延びる複数の第1チャネルの場合には、隣接するチャネル間のウェブ凹部の位置を選択することにより、第1チャネル内の媒体の流れのふるまい(例えば、媒体の流量、静的流体圧、流速)に対して影響が与えられ得る。非常に同様なように、第1個別プレートと第2個別プレートとの間に物理合着接続部を適切に設置することによっても、2つの個別プレート間を誘導される冷却媒体の流れのふるまいに影響を及ぼす、典型的にはこれを均質化するはたらきが生じ得る。ウェブ凹部の領域におけるウェブ凹部および物理合着接続部の数および配置は、これらの媒体の流れの導きの最適さと、セパレータプレートの寿命の最適さとの間のバランスが取れるように選択されることが好ましい。凹部が、実質的に冷却手段の導路の延長上にあるように配置される場合は、特に有利である。
これに代えてまたはこれに加えて、第2個別プレートの複数の第2チャネルのうち隣接するチャネルは各々、ウェブによって分離され得る。第2個別プレートのこれらのウェブ、および第1個別プレートの第1チャネルは、第1チャネルを第2個別プレートの表面平面と垂直に第2個別プレート上へ投影したものが、第2個別プレートのウェブの1または複数の交差領域に沿ってウェブと交差するように設計および配置され得る。第2個別プレートのウェブは、交差領域で、または少なくとも交差領域のいくつかで陥没し得る。これにより、それぞれのウェブの両側を延びる第2チャネルが、このウェブの凹部を介して流体的に接続する。この場合も、第2個別プレートのそれぞれのウェブの凹部の底部の、第1個別プレートに対向する背面が、第2個別プレートのウェブと交差する第1チャネルの底部の、第2個別プレートに対向する背面と物理的に接続され得る。この配置もやはり、安定性、耐用寿命に関して既に説明した利点、および個別プレートのチャネル内を誘導される媒体の流れのふるまいの改善を提示する。例えば、説明したタイプの物理合着接続部を有する複数の凹部が、第1個別プレートおよび/または第2個別プレートの同一のウェブに形成され得る。燃料電池セルの場合、第1チャネルおよび/または第2チャネル内を誘導されるまたは誘導され得る媒体は、反応ガス、燃料、および反応生成物であり得る。通常、冷媒がウェブの背面を、すなわち、個別プレート間を誘導される。加湿セルの場合、第1チャネルおよび/または第2チャネル内を誘導されるまたは誘導され得る媒体は、特に、湿潤ガス、加湿されるガス、ならびに、経過が進んで消耗された湿潤ガス、および少なくとも一部加湿されたガスであり得る。
個別プレートのウェブおよびチャネルは、同一の第1チャネルまたは第2チャネルが、それぞれの他方の個別プレートの2つ以上の隣接するウェブおよびチャネルと交差するように設計および配置され得る。やはり、説明したタイプの物理合着接続部を有する凹部が、それぞれの他方の個別プレートの2つ以上の隣接するウェブの交差領域に形成され得る。この交差領域は、当該チャネルによって画定される。
第1チャネルは、直線状に、特に少なくとも部分的に互いに平行に延びるように設計され得る。これに代えてまたはこれに加えて、第1チャネルは、少なくとも部分的に、扇状に延び得る。これに代えてまたはこれに加えて、第1チャネルは、少なくとも部分的に、弧状に、特に円弧部分の形状でまたは波状に延び得る。第1チャネルの経路に関してここまでに述べたことは、第2チャネルの経路についても同様に有効であり得、同一の、同様のまたは異なるチャネル経路が、両方の個別プレート上に存在し得る。このようにして、第1チャネルおよび/または第2チャネルの経路は、それぞれの個別プレートの異なる機能領域のジオメトリに対して、それぞれに異なるように適合し得る。
第1個別プレートのウェブおよびチャネルは、個別プレートの表面平面と平行な第2個別プレートのウェブおよびチャネルと、例えば交差角度αで交差し得る。交差角度αは、15°≦α≦165°、好ましくは30°≦α≦150°であり得る。
典型的には、個別プレートは、金属プレート、例えば鋼またはステンレス鋼のプレートとして設計される。ここで、個別プレートは、少なくともその表面のうち1面が少なくとも部分的に、特に腐食防止用のおよび/または電気伝導性向上用のコーディングで被覆され得る。個別プレートの、ウェブ凹部の背面とチャネル底部の背面との間の物理合着接続部または複数の物理合着接続部は、溶接接続部、特にレーザ溶接接続部であり得る。個別プレート間の物理合着接続部の形成を自動化するためには、レーザ溶接方法が特によく適している。これに代えて、物理合着接続部または物理合着接続部のうちの少なくともいくつかは、はんだ接続部または接着接続部として設計され得る。
個別プレートは各々、それぞれの個別プレートの表面平面と垂直に定めた厚みが、指定する限度値を含んでまたは除外して、50μmから150μmの間、好ましくは70μmから110μmの間であり得る。チャネルおよびウェブは、例えば、個別プレートに型押しされ得る。先述の厚みのシートは、十分な安定性を維持しつつ、軽い重量および良好な成形性を有する。
物理合着接続部は、個別プレートのウェブの凹部の底部の背面において、他方の個別プレートのチャネルが延在する主方向に対して、−25°から+25°の、特に−10°から+10°の角度で延在し得る。当該接続部は、このチャネルの背面をウェブ凹部の背面と接続する。それぞれの交差領域における、またはそれぞれの交差領域に沿った、ウェブ凹部の背面とチャネル底部の背面との間の接触面がより広くなるほど、それぞれのチャネルの延びる方向からの物理合着接続部の位置合わせのズレがより大きくなり得る。
物理合着接続部は、個別プレートのうちの1つのウェブ凹部の底部の背面において、連続的にまたは部分的に、物理合着接続部の幅の、少なくとも2倍、好ましくは5倍、特に少なくとも10倍に相当する長さにわたって延在し得る。物理合着接続部は、少なくとも部分的に、少なくともそれぞれの交差領域におけるウェブの幅に相当する、好ましくは交差領域においてウェブ幅の少なくとも2倍に相当する長さにわたって延在し得る。物理合着接続部の長さはまた、それぞれのウェブの両側を延びるチャネルのうちの1つの、少なくともその幅に相当し得る、または少なくともその平均の幅に相当し得る。物理合着接続部によって形成される接続部の継ぎ目は、連続的であり得る。これに代えて、接続部の継ぎ目はまた、破線または点線状の部分を有し得る。ウェブと、それが交差するチャネルとのなす角度の、90°からの差異がより大きくなるほど、接続部がより長くなり得る。
第1個別プレートおよび/または第2個別プレートの、それぞれのウェブ凹部の底部は、このウェブに隣接するチャネルの底部に至るまで連続的に陥没し得る。ウェブ凹部の底部、およびウェブ凹部と接続するチャネル底部の、それぞれの他方のプレートに対向する背面は、例えば、一平面内にあるように設計され得る。このとき、例えば、物理合着接続部は、ウェブ凹部に接続された、またはこれに接続されることになるチャネルの経路に合わせて、ウェブの全幅にわたって、また加えて、ウェブに隣接するチャネルの全幅にわたってまたは隣接するチャネルのうちの少なくとも1つの全幅にわたって、ウェブの経路と、隣接するチャネルの経路とを横断して(しかし必ずしも垂直にではない)延在し得る。このことは、物理合着接続部の安定性および寿命に有利に寄与し得る。
第1チャネルおよび/または第2チャネルの第1端部は、それぞれの個別プレートの活性領域の少なくとも一部と流体的に接続し得る。これに代えてまたはこれに加えて、第1チャネルおよび/または第2チャネルの第2端部は各々、セパレータプレートの貫通開口部と流体的に接続し得る。貫通開口部は、例えば、媒体を活性領域に供給する、または媒体を活性領域から外部へ誘導するよう構成され得る。セパレータプレートを積層したとき、典型的には、スタックのセパレータプレートの位置合わせされた貫通開口部がスタックにチャネルを形成する。当該チャネルは、積層方向に沿ってスタックを貫通する。これらのチャネルを介して、スタックに媒体が供給され得る。同様に、これらのチャネルを介してスタックから媒体が外部へ誘導され得る。
個別プレートは、貫通開口部を包囲するビードであって、それぞれの貫通開口部を封止するためのビードを有し得る。このとき、第1チャネルおよび/または第2チャネルの第1端部は、例えば、それぞれのビードを通して媒体を誘導するためのビード供給貫通部と、流体的に接続し得る。
第1チャネルおよび/または第2チャネルは、それぞれの個別プレートの分配領域の少なくとも一部を形成し得る。当該分配領域は、供給領域または排出領域とも呼称される。この分配領域は、第1チャネルまたは第2チャネルが、それぞれの個別プレートの活性領域の少なくとも一部と流体的に接続する第1エッジ領域を有し得て、また各々が、第1チャネルまたは第2チャネルが各々、セパレータプレートの貫通開口部と流体的に接続する第2エッジ領域を有し得る。ここで、貫通開口部は、分配領域を介して、媒体を活性領域に供給する、または媒体を活性領域から外部へ誘導するよう機能する。この分配領域は特に、少なくとも1つの、好ましくはいくつかのチャネルの、2つのチャネル分岐部の間に延在し得る。これらのチャネル分岐部により、チャネルの数の増加またはチャネルの数の減少が実現され得る。チャネル分岐部は、供給領域への、または排出領域からの、先述のビード供給貫通部の移行部を有し得る。チャネル分岐部は、有利には、分配領域の前述した2つのエッジ領域内に延在する。特に、チャネルの両方のチャネル分岐部は、分配領域において、またはこれに隣接して、流れの方向に、チャネルの数がその両方で増加するか、両方で減少するかのいずれかであり得る。
そのような分配領域は、略三角形の表面をなすことが多い。これにより、分配領域のチャネルは、活性領域におけるチャネルの延びる方向を実質的に横断して延びる。従って、互いに平行に延びる各チャネルの全長は、ほとんどが大きく異なり、数個の短い余分のチャネルまたはウェブが生じることが多い。それらが、分配領域内での最大全長を有するチャネルまたはウェブの80%であるとみなした場合、それらの、凹部の間のウェブ部分は、少なくとも10mm、好ましくは少なくとも12mmの長さを有する。しかしながら、ここで考えるのは、凹部の間のウェブ部分のみであり、終端ウェブ部分はこれより短いことが多い。
基本的に、分配領域は、それぞれの個別プレートの表面平面と平行に延在するチャネル領域およびウェブ領域とは別に、またチャネル領域およびウェブ領域を接続し、それぞれの個別プレートの表面平面を横断して延びる領域とは別に、チャネル領域およびウェブ領域とは異なる平面上の表面平面と平行に延在するさらなる領域を有することも可能である。これは例えば、圧力損失または体積流量を最適化するのに有利であり得る。しかしながら、分配領域は、エッジ領域を除いて考えると、上述のチャネル領域およびウェブ領域と、チャネル領域およびウェブ領域を接続し、それぞれの個別プレートの表面平面を横断して延び、そのチャネル領域およびウェブ領域が各々正確に一平面内に延在する領域とからなることが好ましい。よって、この有利な場合において、個別プレートの少なくとも1つの分配領域は、それぞれの個別プレートの表面平面と平行に延在する領域を有し、具体的には、これらの領域が厳密に2つの平面上に分配されるようにする。
本発明の実施例が図面に示されており、以下の記載によってより詳細に説明される。これらの例においては、同一および同様の要素について同一および同様の参照符号を用いており、それらの説明は必ずしも繰り返されるものではない。以下の例は、本発明をさらに改善し得る複数の追加的特徴をさらに含む。しかしながら、これらの追加的特徴は、それぞれの例に示す組み合わせに限ってだけでなく、互いに独立して、または他の例における他の特徴との組み合わせによっても適用され得る。図示の例は全て、燃料電池システム用バイポーラプレートに関する。代替的な不図示の実施形態について考えると、電気化学システムは、電気化学システム用の電気分解器、コンプレッサ、または加湿器として同様に設計され得、セパレータプレートを備え得る。本発明に必須のチャネル凹部、およびそこに配置される個別プレートの接続部は、以下では、セパレータプレートの分配領域についてのみ示されている。しかしながらこれらは、第1チャネルおよび第2チャネルが活性領域において互いに交差するよう延びているならば、図示されない実施形態の場合にも同様にそこに設けられ得る。
積層された複数のバイポーラプレートを有する燃料電池セルスタックである。 わずかに分解して示した、図1のスタックのバイポーラプレートの詳細である。バイポーラプレートは、チャネル構造および貫通開口部を備える。 図1のスタックの断面図である。断面は、スタックのプレートの表面平面と垂直に位置合わせされている。 本発明に係るバイポーラプレートの表面の上方からの平面図の詳細である。 当該バイポーラプレートの活性領域の断面図の詳細である。 当該バイポーラプレートの表面の上方からの平面図の詳細である。 このバイポーラプレートを透視する図の詳細である。 陥没ウェブの領域における、本発明に係るバイポーラプレートの断面図の詳細図である。 陥没ウェブの領域における、本発明に係るバイポーラプレートの断面図の詳細図である。 本発明に係るバイポーラプレートにおける、チャネルを有する陥没ウェブの交差領域の上方からの平面図である。 透視図における詳細な、少なくとも1つの交差領域を有する、本発明に係るバイポーラプレートの実施例である。 透視図における詳細な、少なくとも1つの交差領域を有する、本発明に係るバイポーラプレートの実施例である。 透視図における詳細な、少なくとも1つの交差領域を有する、本発明に係るバイポーラプレートの実施例である。 透視図における詳細な、少なくとも1つの交差領域を有する、本発明に係るバイポーラプレートの実施例である。 透視図における詳細な、少なくとも1つの交差領域を有する、本発明に係るバイポーラプレートの実施例である。 透視図における詳細な、少なくとも1つの交差領域を有する、本発明に係るバイポーラプレートの実施例である。
図1は、z方向7に沿って積層され、2つの端部プレート3、4の間に挟持された、構造の等しいセパレータプレートのスタック2を有する電気化学システム1を示す。ここで、セパレータプレートは、バイポーラプレートとして設計され、各々が、互いに接続された2つの個別プレートを備える。本例において、システム1は、燃料電池セルスタックである。従って、スタック2の2つの隣接するバイポーラプレートは、それらの間に、化学エネルギーを電気エネルギーに変換するよう機能する電気化学セルを挟む。電気化学セルは、その各々が、例えば膜電極接合体(MEA)およびガス拡散層(GDL)を備える。代替形態の場合、システム1は、燃料電池システムなどの電気化学システム用の電気分解器、コンプレッサ、または加湿器としても同様に設計され得る。これらの電気化学システムでも同様に、セパレータプレートが用いられる。これらのセパレータプレートの構造は、セパレータプレートに向かってまたはこれを通して誘導される媒体は異なるとしても、ここでより詳細に説明するバイポーラプレートの構造に対応する。
z軸は、x軸8およびy軸9と共に、右手デカルト座標系を張る。端部プレート4は、複数のポート5を備える。これらを介して媒体をシステム1に供給することができ、またこれらを介して媒体をシステム1の外部へ誘導することができる。システム1に供給され、システム1の外部へ誘導され得るこれらの媒体は、例えば、分子水素またはメタノールなどの燃料、空気または酸素などの反応ガス、水蒸気などの反応生成物、または水および/またはグリコールなどの冷媒を含み得る。
図2は、平面図における、図1のスタック2のバイポーラプレート100の一部、特に、バイポーラプレート100の第1の金属製個別プレート100aの一部を示す。図3は、図1のスタック2の一部の断面図を示す。断面は、z軸7と平行に位置合わせされており、図2に示す切断線11に沿って延びる。
図3より、バイポーラプレート100は、第1個別プレート100aとは別に、第2個別プレート100bを備えることがわかる。個別プレート100a、100bは、バイポーラプレート100を形成するよう、互いに対向するそれらの底部の背面で局所的に互いに物理的に接続される。ここで説明する実施例において、個別プレート100a、100bは、金属シートとして、特にステンレス鋼シートとして設計される。改変形態の場合、個別プレート100a、100bは、少なくとも一部が非金属材料によって、例えば、耐熱性の、好ましくは電気伝導性のプラスチックから作製され得る。個別プレート100a、100bは各々、それらの表面平面と垂直に、100μmの厚み190a、190b(図5aおよび図5b参照)を有する。ここで、個別プレート100a、100bは、レーザ溶接接続部を介して互いに対向するそれらの背面に沿って互いに局所的に接続される。改変形態に関して、個別プレート100a、100bは、他の物理合着接続部によって、例えば、他の溶接接続部、はんだ接続部または接着接続部によっても局所的に接続され得る。さらに、図3は、バイポーラプレート100と同一の構造のさらなるバイポーラプレート200、300と、MEAおよびガス拡散層17とを示す。当該MEAおよびガス拡散層は、バイポーラプレート100、200、300の間に配置される。
図2に示すバイポーラプレート100は、貫通開口部110、120、130を備える。貫通開口部110、120、130は、図1のスタック2の残りのバイポーラプレートも併せて、媒体を供給および排出するための導路を形成する。これらの導路は、スタック2をz方向7に貫通し、各々が図1に示すポート5のうちの1つと流体的に接続する。
バイポーラプレート100は、貫通開口部110、120、130の周りに、バイポーラプレート100に成形されたビード111、121、131を備える。ビード111、121、131は、貫通開口部110、120、130によって形成される導路を、それぞれの他の媒体のスペースに対して、またその周囲に対して、封止するよう機能する。さらなるビード141が、貫通開口部110、130、ビード111、131と、個別プレート100aの活性領域とを包囲する。活性領域は、図2の図面の左端で繋がっており、図2では非常に短い部分167aのみで示されている。ビード141は、個別プレート100aの活性領域および貫通開口部110、130を、貫通開口部120およびその周囲に対して封止するよう機能する。本例において、この活性領域167aは、個別プレート100aと、バイポーラプレート100に隣接するスタック2のバイポーラプレートとの間に配置される電気化学セルを区切る。
図2はさらに、ビード111、121、131が各々、ビード111、121、131を横断して通る供給貫通部112、122、132を備えることを示す。これらの供給貫通部112、122、132は、ビード供給貫通部とも呼称され、各々が、媒体を適切にかつ定量的にビード111、121、131を通して誘導するよう機能する。例えば、ビード111、121、131の供給貫通部112、122、132は各々、貫通開口部110、120、130によって形成される導路と、媒体分配チャネル160と、最終的にはバイポーラプレート100の活性領域167aとの間を、またはそれらの導路と、個別プレート100a、100b間に広がる、冷媒を受け入れて循環させるよう設計された空洞18(図3)との間を、流体的に接続させるよう機能する。
さらに図2より、個別プレート100aは、第2個別プレート100bから離れたその前面に、媒体を誘導するための複数のチャネル160aを有する分配領域150aを備えることがわかる。チャネル160aは、個別プレート100aに成形、特に型押しされている。チャネル160aは、大部分が直線状に、かつ互いに平行に延びる。チャネル160aは、部分的に、具体的には分配領域150aから活性領域167aまでの移行部165aにおいて、弧状に延びる。貫通開口部130の半分より上に延びるチャネル160aはさらに、急峻な折れ曲がり箇所を備える。チャネル160aは各々、個別プレート100aに窪みとして型押しされている。チャネル160aを流体的に分離する、またはこれらを少なくとも部分的に流体的に分離するウェブ170aが、2つの隣接するチャネル160aの間に形成される。よって、分配領域150aは、複数のウェブ170aを備える。チャネル160aは、それぞれの半分の高さにおいて、チャネル160a間に形成された、171aで示される幅のウェブ170aよりも小さい幅161aを有する。チャネル160aの幅161aは、例えば、各々約0.2mmである(図5aおよび図5bならびに図6参照)。チャネル160aおよびウェブ170aは各々、およそ1.5cmから11cmの間の長さにわたって延在する。
チャネル160aを有する第1個別プレート100aの分配領域150aは、第2個別プレート100bから離れた第1個別プレート100aの前面において、貫通開口部130によって形成されるスタック2の導路と、第1個別プレート100aの活性領域167aとの間を流体的に接続させる。よって、貫通開口部130によって形成される導路内を誘導される媒体は、ビード供給貫通部132を介して、そしてチャネル160aを介して、第1個別プレート100aの活性領域167a内へと誘導され得る、またはその逆でもあり得る。チャネル160aは、活性領域167aのチャネルに連続するが、チャネル160aの一方の端部、具体的には第2端部は、移行領域165a内に画定される。特に、チャネル160aの第2端部162aは、第1個別プレート100aの活性領域167aと流体的に接続し、そこで他のチャネルに合流する。チャネル160aの第1端部163aは、バイポーラプレート100の貫通開口部130と、または貫通開口部130によって形成されるスタック2の供給または排出導路と、具体的には特にビード供給貫通部132を介して、流体的に接続する。チャネル160aは、個別プレート100aの活性領域167aに向かって、よってチャネル160aの移行領域165aにおいて、扇状に広がる。図示の実施例におけるチャネル160aは、急峻な折れ曲がり箇所を有する数個のチャネル160aを除いて、実質的に平行に延びる。従って、個別プレート100aの活性領域167aにはさらなるウェブが形成される可能性があるので、チャネル160aの横断面は、活性領域167aまでの移行領域165aにおいて大きくなる。
チャネル160aの数は、ビード131を通る供給貫通部132の数よりも、例えば少なくとも1.5倍または少なくとも2倍多い。従って、ビード131と、貫通開口部130に対向するチャネル160aの端部163aとの間の移行領域164aは、第1個別プレート100aの分岐領域である。貫通開口部130を第1個別プレート100aの活性領域と流体的に接続するチャネルの数が、この分岐領域において増加する。
第1個別プレート100aの活性領域167aにおいて、媒体を誘導するためのチャネルまたはチャネル状構造の数は、これもやはりチャネル160aの数よりも多く、すなわちこの場合も少なくとも1.5倍または少なくとも2倍である。従って、第1個別プレート100aの活性領域167aに対向するチャネル160aの端部162aと、第1個別プレート100aの活性領域167aとの間の移行領域165aは、第1個別プレート100aの分岐領域を表す。貫通開口部130を第1個別プレート100aの活性領域と流体的に接続するチャネルの数が、この分岐領域において増加する。この文脈において、チャネル160aは、第1個別プレート100aの2つの分岐領域の間に配置される。
図4cは、第2個別プレート100bから離れた第1個別プレート100aの前面における分配領域150aの詳細を、第1チャネル160、および第1チャネル160aの間に配置されたウェブ170aと共に示す。また、図4cは、部分的に、貫通開口部130、および貫通開口部130を包囲するビード131と、第1個別プレート100aの活性領域の短い部分167aとを示す。貫通開口部130を第1個別プレート100aの活性領域167aと流体的に接続するチャネルの数が貫通開口部130から活性領域167aに至るまで増加する分岐領域164aおよび165aを、明確に認識することができる。
図4aは、第1個別プレート100aから離れた第2個別プレート100bの前面における分配領域150bの詳細を示す。さらに、図4aは、部分的に、この位置における貫通開口部130、および貫通開口部130を包囲するビード131と、第2個別プレート100bの活性領域の短い部分167bとを示す。第1個別プレート100aの分配領域150aのように、第2個別プレート100の分配領域150bは、複数のチャネル160bと、2つの隣接するチャネル160bの間に配置された複数のウェブ170bとを備える。ウェブ170bは、チャネル160bを少なくとも部分的に流体的に分離する。第1個別プレート100aのチャネル160aのように、第2個別プレート100bのチャネル160bは、第1個別プレート100aから離れた第2個別プレート100bの前面において、バイポーラプレート100の貫通開口部130と、第2個別プレート100bの活性領域167bとの間を流体的に接続させる。
図4bは、活性領域、具体的には、図4aの左外側の縁および図4cの右外側の縁をそれぞれ通る、図4aおよび図4cの本発明のバイポーラプレート100の断面図を示し、ここで2つの個別プレート100a、100bが繋がった状態であることを認識することができる。
図4dは、図4a〜図4cでも既に示した完全なバイポーラプレート100を、ここでは2つの個別プレート100a、100bを透視した図で示す。図4cに示した個別プレート100aが、最上部にある。個別プレート100a、100b間の溶接接続部などの、分配領域150a、150bの詳細は、ここでは交差し合っているチャネル160aおよび160bならびに互いに交差するウェブ170aおよび170bに起因して、認識しづらくなっている。この理由から、これらの個別プレートが図4aおよび図4cに示されている。
図4aおよび図4cに示す第2個別プレート100bおよび第1個別プレート100aの分配領域150bおよび150aは、互いに対向する背面に沿って、ここでは特に物理合着接続部50に沿ってレーザ溶接接続部によって、局所的に互いに物理的に接続される。
第2個別プレート100bのチャネル160bおよびウェブ170b、ならびに第1個別プレート100aのチャネル160aおよびウェブ170aが各々、図4a、図4cにおける個別プレート100aおよび100bのそれぞれの前面の図示において、左下から右上に向かって斜めに延びていることに起因して、第1個別プレート100aの分配領域150aのチャネル160aおよびウェブ170a、ならびに第2個別プレート100bの分配領域150bのチャネル160bおよびウェブ170bは、平行な平面内で互いに交差して延びることとなる。図4a、図4cの例において、第1個別プレート100aのチャネル160aおよびウェブ170aは、第2個別プレート100bのチャネル160bおよびウェブ170bと、それぞれ例えば約50°および130°の交差角度を挟む。
第2個別プレート100bのチャネル160bのうちの1つを第1個別プレート100a上へ垂直投影したものが、第1個別プレート100aのウェブ170aのうちの1つと交差する、第1個別プレート100aのウェブ170aの領域60aを、第1個別プレート100aのウェブ170aの交差領域と呼称する。これと完全に対応して、第1個別プレート100aのチャネル160aのうちの1つを第2個別プレート100b上へ垂直投影したものが、第2個別プレート100bのウェブ170bのうちの1つと交差する、第2個別プレート100bのウェブ170bの領域60bを、第2個別プレート100bのウェブ170bの交差領域と呼称する。
初めに説明したように、既知のセパレータプレートの決定的な短所は、セパレータプレートの個別プレートが、本明細書で説明したように各個別プレートのチャネルが交差するように延びる領域において、典型的には、非常に小さい接触領域に沿ってのみ接続可能であるという点にある。具体的には、2つの個別プレートのチャネル底部の、互いに対向する背面が、互いに交差する。
本明細書で提案する改善点は、第2個別プレート100bに対向する第1個別プレート100aの背面が、これらの交差領域60aにおいて第2個別プレート100bのそれぞれのチャネル160bの底部の背面と、ここでは例えばレーザ溶接接続部を介して接触して物理的に接続されるように、少なくとも第1個別プレート100aのウェブ170aが、図4cに示すように交差領域60aのうちの少なくともいくつかで陥没していることにある。このようにすることで、分配領域150a、150bにおける、個別プレート100a、100bの背面が接触し互いに接続されるまたは接続可能である接触面を大幅に拡大することができる。ウェブ170aは各々、交差領域60aにおいて、ウェブ170aが交差するチャネルの、このチャネルの高さの半分における幅のおよそ2倍に相当する長さにわたり、ここでは例えば各々約0.4mmの長さにわたり、ウェブ170aの延びる方向に沿って陥没する。さらに、交差領域60aのウェブ凹部を介して、それぞれのウェブの両側を延びるチャネル160aが流体的に接続される。従って、例えば、ウェブ凹部の位置はまた、隣接するチャネル150a間に流れの接続部を追加することによって分配領域150aにおける媒体の所望の流れプロファイルを生じさせるよう適切に選択され得る。例えば、ウェブ凹部は、チャネル160aにおける何らかの圧力差または質量移動の差を補償または低減するよう適切に設けられ得る。
図4aから推測されるように、個別プレート100a、100b間の物理合着接続部50の経路は、典型的には、第2個別プレート100bのそれぞれのチャネル160bの底部の経路によって、物理合着接続部50が形成される当該底部の背面において実質的に画定される。ゆえに、図4aは、物理合着接続部50が各々、第2個別プレート100bの分配領域150bにおけるチャネル160bおよびウェブ170bの経路と平行にまたは実質的に平行に位置合わせされることを示す。物理合着接続部50の位置合わせは、それぞれのチャネル160bの底部の延びる方向から、チャネル160bの底部の幅に応じて例えば25°までの角度、好ましくは10°までの角度だけ、わずかに異なる可能性があり得る。
図4a、図4cの例における物理合着接続部50の長さは、90°から大きく異なるチャネル160aおよび160bの間の角度に起因して、ウェブ170aの幅の少なくとも2倍に相当する。ここでの物理合着接続部50の長さは、同様に、部分的陥没ウェブ170aが交差するチャネル160bの高さの半分において、これらのチャネルの幅の少なくとも2倍に相当する。例えば、図4a、図4cにおける物理合着接続部は各々、少なくとも0.7mmの長さにわたって延在する。特に、図4a、図4cにおける物理合着接続部50の長さは各々、2つの個別プレート100a、100bの間の境界面の領域におけるそれぞれの物理合着接続部50の幅の10倍に相当する。
図2より既に明らかとなっているように、セパレータプレートの分配領域150aは、略三角形の表面をなし得る。図2および図4cより、そのような略三角形の表面内の分配領域150aのチャネル160aは、媒体を活性領域167aの全幅に供給またはそこから排出できるよう、活性領域167aにおけるチャネルの延びる方向を実質的に横断して延びることがわかる。互いに平行に延びるチャネル160aの全長は大きく異なり、数個の短い余分のチャネルまたはウェブ、例えばウェブ170a*が生じることが多い。ここで、そのような余分のチャネルまたはウェブの間にあるウェブ部分は、互いに最も近くにある2つのウェブ凹部の間に延在する同一の長さDを有する。本例では、長さDは14mmである。
図5aは、個別プレート100a、100bの間の、図4aおよび図4cに示した物理合着接続部50のうちの1つ、具体的には溶接接続部を横断面で示す。一方、図5bは、2つの個別プレート100a、100bの間の代替的な物理合着接続部、具体的には接着またははんだ接続部を示す。図5aおよび図5bの断面は、個別プレート100a、100bの表面平面と垂直に、かつ第1個別プレート100aのウェブ170aおよびチャネル160aの延びる方向と垂直に位置合わせされている。従って、図5aおよび図5bの断面は、第1個別プレート100aのウェブ170aおよびチャネル160aが、当該断面に沿って最小の幅を有するように選択されている。第2個別プレート100bのウェブ170bおよびチャネル160bは、第1個別プレート100aのチャネル160aおよびウェブ170aに対して斜めに延びるので、図5aおよび図5bにおける第2個別プレート100bのチャネル160bおよびウェブ170bの幅は、第1個別プレート100aのチャネル160aおよびウェブ170aの幅と比較して拡大している。
図5aおよび図5bにおいて、中間ウェブ170aが、2つの隣接するチャネル160aの底部まで陥没していることを明確に認識することができる。従って、第2個別プレート100bに対向するウェブ凹部60aの背面は、中間ウェブ170aの両側を延びるチャネル160aの底部の隣接し合う背面と一平面内にあり、これにより、互いに対向する個別プレート100a、100bの背面に沿って特に大きな接触面が交差領域60aに生じる。これは図5aおよび図5bにそれぞれ示されている。
溶接接続部の幅はまず第一に、図5aから明らかなとおり、適用される溶接の長さに、特にその光学系に依存し、ほとんどの場合30μmから200μmの間である一方、図5bに示すような接着またははんだ付けの接続部について考えると、接触面の幅の、特に接触面の全幅の少なくとも75%、好ましくは少なくとも95%を接続部に用いることが試みられる。それにも拘わらず、本発明の利点は、実際には溶接接続部についても供することができる。これは、個別プレート100a、100b間の接触面が拡大することに起因して、図5aの交差領域60aにおける物理合着接続部50を形成するための器具の位置決めの正確性に対する要求が、現在の技術水準から既知である個別プレートの接続部による場合よりも小さくなるからである。本発明の利点は特に、物理合着接続部の可能な長さを拡大することに現れる。
図5aには、各々が個別プレート100aの中立繊維(neutral fibre)に沿って延在する2つの平面E1およびE2が示されている。ここで、平面E1は、非陥没ウェブ170aが延在する平面に相当し、平面E2は、チャネル160aとウェブ170aの完全に陥没した部分とが延在する平面に相当する。少なくとも分配領域150a内にあり、かつ個別プレート100aの表面平面を横断して延びない、個別プレート100aの全ての領域が、平面E1または平面E2内のみを延びることが有利である。
図6は、バイポーラプレート100の改変形態の場合における、第1個別プレート100aのウェブ170aの交差領域60aの概略平面図を示す。ウェブ凹部が図面中央部に示されており、これを介して中間ウェブ170aの両側を延びる第1個別プレート100aのチャネル160aの間が流体的に接続されることになる。さらに、第2個別プレート100bのチャネル160bの経路が概略的に示されており、ここで第1個別プレート100aに対向するこのチャネルの底部背面は、x−y平面と、よって第1個別プレート100aの表面平面と平行に、第1個別プレート100aのウェブ170aおよびチャネル160aと直角に延びる。第1個別プレート100aのウェブ凹部60aは、第2個別プレート100bに対向するその背面に沿って、第2個別プレート100bのチャネル160bの底部の、第1個別プレート100aに対向する背面と、物理合着接続部50を介して接続される。ここで接続部50は、第2個別プレートのチャネル160bの経路に合わせて、第1個別プレート100aのウェブ170aおよびチャネル160aと垂直に位置合わせされている。ここで、接続部50は、部分的陥没ウェブ170aの全幅にわたって、陥没した交差領域60a内に延在する。
図7a〜図7fは、第1個別プレート100aのウェブ170aおよびチャネル160a、ならびに第2個別プレート100bのウェブ170bおよびチャネル160bのさらなる実施形態を、概略透視図で概略的に示す。これらの実施形態のいくつかにおいて、第1個別プレート100aのウェブ170a、および第2個別プレート100bのウェブ170bは、それらがそれぞれの他方の個別プレートのチャネルと交差する領域のいくつかにおいて、ウェブ凹部を有する。ウェブ凹部の領域にはやはり、先に説明したタイプの物理合着接続部が個別プレート100a、100bの間に配置される。特に、図4a〜図6に関して既に前もって説明したように、第1個別プレート100aのウェブ170aの凹部60aの背面と、第2個別プレート100bのチャネル160bの底部の背面との間には、物理合着接続部50m、50nが存在する。しかしながら、図7a〜図7cには、これに加えて第2個別プレート100bのウェブ170bの凹部60bも示されており、当該凹部は、その背面に沿って、物理合着接続部50p〜50sを介して第1個別プレート100aのチャネル160aの底部の背面に接続されている。さらに、少なくとも1つのウェブ凹部60aおよび少なくとも1つのウェブ凹部60bにわたって延在する物理合着接続部50u、50tが示されている。ここでの指標m、nおよびp〜tは、単に個々の設計を区別するよう機能するものであり、いずれの場合も物理合着接続部50である。概観をより良くするために、図7a〜図7fでは、チャネル、ウェブ、凹部および物理合着接続部の一部のみに、個々の参照符号を付している。
図7aは、直角に交差するチャネル160a、160bの2つの平行な群を用いて、いくつかの物理合着接続部50pが、同一のチャネルの背面に沿って形成され得ることを例示する。ここで2つの物理合着接続部50pは、2つのウェブ170bによって互いに離間している。
図7bは、チャネル160a、160bの2つの群を示し、これについては、チャネル160a、160bが各々、上から下に向かって広がっている。これらの群は、それぞれ約65°および115°の角度で交差する。ここでは、連続的な溶接接続部50mとは別に、線上に並ぶいくつかの溶接点で構成される溶接接続部50nが、2つの凹部または交差領域60aに存在する。図7aの溶接接続部50pと同一に設計された溶接接続部50qとは別に、凹部または交差領域60bは、2つのさらなる溶接接続部50rおよび50sを備える。これらは、互いに隣接する2つのウェブ170bが陥没している領域にあり、それによって直接的に相互作用するという点で溶接接続部50qとは異なる。
図7cおよび図7dには、第1個別プレート100aのウェブ170aおよびチャネル160a、ならびに第2個別プレート100bのウェブ170bおよびチャネル160bが、弧状に、具体的には、例えば円弧状に(図7c)または波状に(図7d)延び得ることが示されている。
図7eおよび図7fは、互いに交差するチャネル160a、160bの群の直角グリッドを用いた、より複雑な凹部および接続部のパターンを示す。これらの複雑なパターンは、幅が一定な複数のチャネルを直角に配置するものに限定されない。これらの複雑な凹部および接続部のパターンはとりわけ、媒体をチャネルを通して適切に誘導するべく用いられ得る。
図7eにおいて、互いに隣接する2つのウェブ170bは、凹部60bを形成する中で、同一のチャネル160aを差し渡して陥没している。このチャネル160aを区切る2つのウェブ170aもやはり、凹部60aを形成する中で、部分的に陥没した2つの隣接するウェブ170の間の領域で陥没している。チャネル160a、160bの底部の背面の接触面は、凹部60aの背面およびチャネル160bの底部の背面の接触面と共に、また凹部60bの背面およびチャネル160aの底部の背面の接触面と共に、2つの個別プレート100a、100bの大きな接触面を形成し、これによって、2つの個別プレート100a、100bの物理合着接続部50tを十字形とすることが可能となる。
図7fは、3つのウェブ凹部または交差領域60b、60aおよび60bにわたる、2つの個別プレート100a、100bの折れ曲がりのある接続部50uを示す。これに関して、第2個別プレート100bのウェブ170bは、第1個別プレート100aのチャネル160aを差し渡した領域で陥没し、従って第2個別プレート100bの2つのチャネル160bを流体的に接続させる。第1個別プレート100aのウェブ170aはやはり、ウェブ170bの凹部60bに隣接して、第2個別プレート100bのこれらのチャネル160bのうちの1つを差し渡して陥没している。この凹部60aはやはり、第1個別プレート100aの2つのチャネル160aを流体的に接続させる。第2個別プレート100bのウェブ170bはやはり、ウェブ170aの凹部60aに隣接して、第1個別プレート100aのこれらのチャネル160aのうちの1つを差し渡して陥没している。
[項目1]
電気化学システム用のセパレータプレートであって、
上記セパレータプレートは、第1個別プレートと、上記第1個別プレートに接続された第2個別プレートとを備え、
上記第1個別プレートは、媒体を誘導するための2つの第1チャネルを有し、上記第1チャネルは、互いに隣り合って延び、上記第1個別プレートに成形されており、上記第1チャネルの間に形成されたウェブによって少なくとも部分的に互いに分離されており、
上記第2個別プレートは、媒体を誘導するための第2チャネルを有し、上記第2チャネルは、上記第2個別プレートに成形されており、
上記第1チャネルの間に形成された上記ウェブ、および上記第2個別プレートに成形された上記第2チャネルは、上記第2チャネルを上記第1個別プレートの表面平面と垂直に上記第1個別プレート上へ投影したものが、上記ウェブの交差領域に沿って上記ウェブと交差するように設計および配置され、
上記ウェブは、上記ウェブの上記交差領域で陥没しており、これにより、上記ウェブの両側を延びる上記第1チャネルが、上記ウェブの凹部を介して流体的に接続し、
上記凹部の底部の、上記第2個別プレートに対向する背面が、上記第2チャネルの底部の、上記第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続される、
セパレータプレート。
[項目2]
互いに隣り合って延びる、媒体を誘導するための複数の第1チャネルが、上記第1個別プレートに成形されており、上記複数の第1チャネルのうち隣接するチャネルは、ウェブによって少なくとも部分的に分離されており、
互いに隣り合って延びる、媒体を誘導するための複数の第2チャネルが、上記第2個別プレートに成形されており、上記第1チャネル、上記第1個別プレートの上記ウェブ、および上記第2チャネルは、上記第2チャネルを上記第1個別プレートの表面平面と垂直に上記第1個別プレート上へ投影したものが、上記第1個別プレートの上記ウェブの1または複数の交差領域に沿って上記ウェブと交差するように設計および配置され、
上記第1個別プレートの上記ウェブは、上記交差領域で、または少なくとも上記交差領域のいくつかで陥没しており、これにより、上記第1個別プレートのそれぞれのウェブの両側を延びる上記第1チャネルが、このウェブの上記凹部を介して流体的に接続し、
それぞれの凹部の底部の、上記第2個別プレートに対向する背面が、上記第2チャネルの底部の、上記第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続され、上記第2チャネルは、上記第1個別プレートの上記ウェブと交差する、
項目1に記載のセパレータプレート。
[項目3]
上記複数の第2チャネルのうち隣接するチャネルは、同様に、ウェブによって分離されており、上記第2個別プレートのこれらのウェブ、および上記第1チャネルは、上記第1チャネルを上記第2個別プレートの表面平面と垂直に上記第2個別プレート上へ投影したものが、上記第2個別プレートの上記ウェブの1または複数の交差領域に沿って上記ウェブと交差するように設計および配置され、
上記第2個別プレートの上記ウェブは、上記交差領域で、または少なくとも上記交差領域のいくつかで陥没しており、これにより、それぞれのウェブの両側を延びる上記第2チャネルが、このウェブの上記凹部を介して流体的に接続し、
それぞれの凹部の底部の、上記第1個別プレートに対向する背面が、上記第2個別プレートの上記ウェブと交差する上記第1チャネルの底部の、上記第2個別プレートに対向する背面と物理的に接続される、
項目2に記載のセパレータプレート。
[項目4]
説明したタイプの物理合着接続部を有する複数の凹部が、同一の上記ウェブに形成される、
項目2または3に記載のセパレータプレート。
[項目5]
上記第1チャネルまたは上記第2チャネルのうちの1つまたは複数を、この個別プレートの表面平面と垂直にそれぞれの他方の個別プレート上へ投影したものが、2つ以上の隣接するウェブおよびチャネルと交差し、説明したタイプの物理合着接続部を有する凹部が、上記2つ以上の隣接するウェブの交差領域に形成され、上記交差領域は、同一のチャネルによって画定される、
項目2から4のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目6]
上記第1チャネルおよび上記第2チャネルのうちの少なくとも一方は、少なくとも部分的に、直線状に、特に互いに平行に延びる、
項目1から5のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目7]
上記第1チャネルおよび上記第2チャネルのうちの少なくとも一方は、少なくとも部分的に扇状に延びる、
項目1から6のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目8]
上記第1チャネルおよび上記第2チャネルのうちの少なくとも一方は、少なくとも部分的に、弧状に延びる、
項目1から7のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目9]
上記第1個別プレートおよび上記第2個別プレートは、金属プレートであり、物理合着接続部は、溶接接続部、特にレーザ溶接接続部である、
項目1から8のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目10]
上記第1個別プレートおよび上記第2個別プレートの表面平面と垂直に定めた上記第1個別プレートおよび上記第2個別プレートの厚みは、50μmから150μmの間、好ましくは70μmから110μmの間である、
項目1から9のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目11]
上記第1チャネルおよび上記第2チャネル、ならびに上記第1個別プレートおよび上記第2個別プレートの上記ウェブは、上記個別プレートに型押しされている、
項目1から10のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目12]
物理合着接続部は、上記第1個別プレートまたは上記第2個別プレートの上記ウェブの上記凹部の底部の背面において、他方の個別プレートの上記チャネルが延在する主方向に対して、−25°から+25°、特に−10°から+10°の角度で延在する、
項目1から11のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目13]
上記物理合着接続部は、上記第1個別プレートまたは上記第2個別プレートの上記凹部の底部の背面において、上記物理合着接続部の幅の少なくとも2倍、好ましくは5倍、特に少なくとも10倍に相当する長さにわたって、連続的または部分的に延在する、
項目12に記載のセパレータプレート。
[項目14]
上記ウェブの上記凹部の底部は各々、上記ウェブに隣接する上記第1チャネルおよび上記第2チャネルの底部に至るまで連続的に陥没しており、これにより、上記凹部の底部の背面と上記凹部に接続する上記チャネルの底部の背面とが一平面にある、
項目1から13のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目15]
上記第1個別プレートおよび上記第2個別プレートの表面平面と平行なそれぞれの交差領域において、
上記第2チャネルを上記第1個別プレート上へ投影したものが、上記第1個別プレートの上記ウェブと、交差角度αを挟む、または、
上記第1チャネルを上記第2個別プレート上へ投影したものが、上記第2個別プレートの上記ウェブと、交差角度αを挟み、
15°≦α≦165°であり、好ましくは30°≦α≦150°である、
項目1から14のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目16]
上記第1チャネルおよび上記第2チャネルの第1端部が、上記セパレータプレートの貫通開口部と流体的に接続し、
上記第1チャネルおよび上記第2チャネルの第2端部が、それぞれの個別プレートの活性領域の少なくとも一部と流体的に接続し、
上記貫通開口部は、媒体を上記活性領域に供給する、または媒体を上記活性領域から排出するよう構成される、
項目2から14のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
[項目17]
上記第1個別プレートおよび上記第2個別プレートは、上記貫通開口部を包囲するビードであって、それぞれの貫通開口部を封止するためのビードを有し、上記第1チャネルおよび上記第2チャネルのうちの少なくとも一方の上記第1端部は、それぞれのビードを通して媒体を誘導するためのビード供給貫通部と流体的に接続する、
項目16に記載のセパレータプレート。
[項目18]
具体的にはバイポーラプレートである、
項目1から17のいずれか一項に記載のセパレータプレート。

Claims (18)

  1. 電気化学システム用のセパレータプレートであって、
    前記セパレータプレートは、第1個別プレートと、前記第1個別プレートに接続された第2個別プレートとを備え、
    前記第1個別プレートは、媒体を誘導するための2つの第1チャネルを有し、前記第1チャネルは、互いに隣り合って延び、前記第1個別プレートに成形されており、前記第1チャネルの間に形成されたウェブによって少なくとも部分的に互いに分離されており、
    前記第2個別プレートは、媒体を誘導するための第2チャネルを有し、前記第2チャネルは、前記第2個別プレートに成形されており、
    前記第1チャネル、及び前記第1チャネルの間に形成された前記ウェブは、前記第2チャネルに対して斜めに延びるように設計および配置され、
    前記ウェブは、前記第2チャネルを前記第1個別プレートの表面平面と垂直に前記第1個別プレート上へ投影した第1領域で陥没しており、これにより、前記ウェブの両側を延びる前記第1チャネルが、前記ウェブの凹部を介して流体的に接続し、
    前記第1領域は、前記凹部の底部の、前記第2個別プレートに対向する背面が、前記第2チャネルの底部の、前記第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続される物理合着接続部を有する
    セパレータプレート。
  2. 記第1個別プレートの前記ウェブは、前記第1領域で、または少なくとも前記第1領域のいくつかで陥没しており、これにより、前記第1個別プレートのそれぞれのウェブの両側を延びる前記第1チャネルが、このウェブの前記凹部を介して流体的に接続し、
    それぞれの凹部の底部の、前記第2個別プレートに対向する背面が、前記第2チャネルの底部の、前記第1個別プレートに対向する背面と物理的に接続され
    請求項1に記載のセパレータプレート。
  3. 複数の前記第2チャネルのうち隣接するチャネルは、ウェブによって分離されており、前記第2チャネル、及び前記第2個別プレートのこれらのウェブは、前記第1チャネルに対して斜めに延びるように設計および配置され、
    前記第2個別プレートの前記ウェブは、前記第1チャネルを前記第2個別プレートの表面平面と垂直に前記第2個別プレート上へ投影した第2領域で、または少なくとも前記第2領域のいくつかで陥没しており、これにより、それぞれのウェブの両側を延びる前記第2チャネルが、このウェブの前記凹部を介して流体的に接続し、
    前記第2領域は、それぞれの凹部の底部の、前記第1個別プレートに対向する背面が前記第1チャネルの底部の、前記第2個別プレートに対向する背面と物理的に接続される物理合着接続部を含む、請求項2に記載のセパレータプレート。
  4. 前記物理合着接続部を有する複数の前記凹部が、同一の前記ウェブに形成される、
    請求項2または3に記載のセパレータプレート。
  5. 第1領域は、同一のチャネルによって画定される、
    請求項から4のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  6. 前記第1チャネルおよび前記第2チャネルのうちの少なくとも一方は、少なくとも部分的に、直線状延びる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  7. 前記第1チャネルおよび前記第2チャネルのうちの少なくとも一方は、少なくとも部分的に扇状に延びる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  8. 前記第1チャネルおよび前記第2チャネルのうちの少なくとも一方は、少なくとも部分的に、弧状に延びる、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  9. 前記第1個別プレートおよび前記第2個別プレートは、金属プレートであり、物理合着接続部は、溶接接続部ある、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  10. 前記第1個別プレートおよび前記第2個別プレートの表面平面と垂直に定めた前記第1個別プレートおよび前記第2個別プレートの厚みは、50μmから150μmの間ある、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  11. 前記第1チャネルおよび前記第2チャネル、ならびに前記第1個別プレートおよび前記第2個別プレートの前記ウェブは、前記個別プレートに型押しされている、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  12. 前記物理合着接続部は、前記第1個別プレートまたは前記第2個別プレートの前記ウェブの前記凹部の底部の背面において、他方の個別プレートの前記チャネルが延在する主方向に対して、−25°から+25°の角度で延在する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  13. 前記物理合着接続部は、前記第1個別プレートまたは前記第2個別プレートの前記凹部の底部の背面において、前記物理合着接続部の幅の少なくとも2倍に相当する長さにわたって、連続的または部分的に延在する、
    請求項12に記載のセパレータプレート。
  14. 前記ウェブの前記凹部の底部は各々、前記ウェブに隣接する前記第1チャネルおよび前記第2チャネルの底部に至るまで連続的に陥没しており、これにより、前記凹部の底部の背面と前記凹部に接続する前記チャネルの底部の背面とが一平面にある、
    請求項1から13のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  15. 記第2チャネルを前記第1個別プレート上へ投影した前記第1領域が、前記第1個別プレートの前記ウェブと、角度αを挟む、または、
    前記第1チャネルを前記第2個別プレート上へ投影した前記第2領域が、前記第2個別プレートの前記ウェブと、角度αを挟み、
    15°≦α≦165°である、
    請求項に記載のセパレータプレート。
  16. 前記第1チャネルおよび前記第2チャネルの第1端部が、前記セパレータプレートの貫通開口部と流体的に接続し、
    前記第1チャネルおよび前記第2チャネルの第2端部が、それぞれの個別プレートの活性領域の少なくとも一部と流体的に接続し、
    前記貫通開口部は、媒体を前記活性領域に供給する、または媒体を前記活性領域から排出するよう構成される、
    請求項から14のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
  17. 前記第1個別プレートおよび前記第2個別プレートは、前記貫通開口部を包囲するビードであって、それぞれの貫通開口部を封止するためのビードを有し、前記第1チャネルおよび前記第2チャネルのうちの少なくとも一方の前記第1端部は、それぞれのビードを通して媒体を誘導するためのビード供給貫通部と流体的に接続する、
    請求項16に記載のセパレータプレート。
  18. イポーラプレートである、
    請求項1から17のいずれか一項に記載のセパレータプレート。
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