JP6759305B2 - 自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリ - Google Patents

自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリに関する。
制動装置によって制動される回転体が連結される自転車用ハブユニットが知られている。従来の自転車用ハブユニットは、自転車のフレームに連結されるハブ軸と、自転車のホイールユニットが連結され、ハブ軸まわりで回転するハブ本体と、を含む。制動装置の一例は、ローラブレーキ装置である。特許文献1は、従来の自転車用ハブユニットの一例を開示している。
特開2007−62718号公報
ホイールユニットがハブ本体に好適に連結されることが好ましい。
本発明の目的は、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリを提供することである。
本発明の第1側面に従う自転車用ハブユニットは、制動装置によって制動される回転体が連結される自転車用ハブユニットであって、ハブ軸まわりで回転するハブ本体と、前記回転体を前記ハブ本体に連結する回転体連結部と、を含み、前記ハブ本体は、ホイールユニットの雌ねじが連結される雄ねじを含む第1結合部と、前記第1結合部と前記ホイールユニットとの一方向の相対的な回転を規制する規制部材が連結される第2結合部と、前記第1結合部と前記ホイールユニットとの他方向の相対的な回転を規制するように、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記第1結合部から離れるにつれて外径が大きくなるテーパ部とを含む。
第1結合部とホイールユニットとの一方向の相対的な回転が規制部材によって規制され、第1結合部とホイールユニットとの他方向の相対的な回転がテーパ部によって規制されるため、ホイールユニットの雌ねじが第1結合部の雄ねじに対して緩みにくい。このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第1側面に従う第2側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記テーパ部は、前記ハブ本体の外周部に設けられる。
前記第1または第2側面に従う第3側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2結合部は、前記ハブ本体の外周部に設けられる。
このため、第2結合部を簡素に構成できる。
前記第3側面に従う第4側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2結合部は、前記規制部材の雌ねじが連結される雄ねじを含む。
このため、第2結合部を簡素に構成できる。
前記第4側面に従う第5側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第1結合部および前記第2結合部は、前記ハブ本体に対する前記ホイールユニットの一方向の相対的な回転を規制するように構成される。
前記第4または第5側面に従う第6側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第1結合部および前記第2結合部は、前記ホイールユニットと前記規制部材とが一体回転することを規制するように構成される。
前記第4〜第6側面のいずれか1つに従う第7側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2結合部の雄ねじの形状は、前記第1結合部の雄ねじの形状と異なる。
このため、第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転を規制部材によって好適に規制できる。
前記第7側面に従う第8側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2結合部の雄ねじのピッチは、前記第1結合部の雄ねじのピッチと異なる。
ハブ本体の中心軸心に沿う方向において、第1結合部に対するホイールユニットの相対的な回転におけるホイールユニットの移動量と、第2結合部に対する規制部材の相対的な回転における規制部材の移動量とが異なる。このため、第1結合部に対するホイールユニットの相対的な回転による力が規制部材に加えられた場合においても、規制部材が第2結合部に対して相対的に回転しにくい。このように、上記自転車用ハブユニットでは、第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転を規制部材によって好適に規制できる。
前記第8側面に従う第9側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2結合部の雄ねじのピッチは、前記第1結合部の雄ねじのピッチよりも短い。
第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転が規制部材によって好適に規制されるため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第7〜第9側面のいずれか1つに従う第10側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2結合部の雄ねじの巻き方向は、前記第1結合部の雄ねじの巻き方向と反対である。
ハブ本体の中心軸心に沿う方向において、第1結合部に対するホイールユニットの相対的な回転におけるホイールユニットの移動方向と、第2結合部に対する規制部材の相対的な回転における規制部材の移動方向とが異なる。このため、第1結合部に対するホイールユニットの相対的な回転による力が規制部材に加えられた場合においても、規制部材が第2結合部に対して相対的に回転しにくい。このように、上記自転車用ハブユニットでは、第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転を規制部材によって好適に規制できる。
前記第10側面に従う第11側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第1結合部の雄ねじの巻き方向は、右巻きであり、前記第2結合部の雄ねじの巻き方向は、左巻きである。
第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転が規制部材によって好適に規制されるため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第4〜第11側面のいずれか1つに従う第12側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記第1結合部の雄ねじが設けられる範囲は、前記第2結合部の雄ねじが設けられる範囲よりも広い。
このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第3〜第12側面のいずれか1つに従う第13側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記ハブ本体は、大径部および小径部をさらに含み、前記第2結合部は、前記小径部の外周部に設けられる。
このため、ハブ本体および規制部材を小型化できる。
前記第13側面に従う第14側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記回転体連結部は、前記小径部に連結され、前記小径部は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において、前記回転体連結部と前記大径部との間に設けられる。
前記第13または第14側面に従う第15側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第1結合部は、前記大径部の外周部に設けられる。
このため、ホイールユニットを第1結合部に容易に連結できる。
前記第15側面に従う第16側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記大径部の外径は、前記規制部材の外径よりも小さい。
このため、第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転を規制部材によって好適に規制できる。
前記第15または第16側面に従う第17側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記大径部は、前記小径部側に設けられる第1大径端部、前記第1大径端部と反対側の第2大径端部、前記第1大径端部を含む第1大径部、および、前記第2大径端部を含む第2大径部を含み、前記第1結合部は、前記第1大径部の外周部に設けられる。
このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第17側面に従う第18側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第2大径部は、前記テーパ部を含み、前記テーパ部は、前記第2大径部の外周部に設けられる。
前記第1〜第18側面のいずれか1つに従う第19側面の自転車用ハブユニットにおいて、少なくとも人力駆動力を前記ハブ本体に伝達する伝達部をさらに含む。
このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第19側面に従う第20側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記伝達部は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において、前記第1結合部を挟んで前記回転体連結部とは反対側に存在する。
前記第19または第20側面に従う第21側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記第1結合部および前記第2結合部は、前記伝達部に入力される駆動力、および、前記制動装置の駆動に伴い前記回転体に作用する制動力の一方によって生じる前記ハブ本体に対する前記ホイールユニットの一方向の相対的な回転を規制するように構成される。
前記第19〜第21側面のいずれか1つに従う第22側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記テーパ部は、前記伝達部に入力される駆動力、および、前記制動装置の駆動に伴い前記回転体に作用する制動力の他方によって生じる前記ハブ本体に対する前記ホイールユニットの他方向の相対的な回転を規制するように構成される。
前記第19〜第22側面のいずれか1つに従う第23側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記伝達部からの入力を変速して前記ホイールユニットに出力する変速機構をさらに含む。
このため、自転車に搭乗する搭乗者が快適に走行できる。
前記第23側面に従う第24側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記変速機構は、前記伝達部と前記ホイールユニットとの変速比を変更可能である。
このため、自転車に搭乗する搭乗者が自身に適した変速比で走行できる。
前記第24側面に従う第25側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記変速機構は、少なくとも3速以上の変速比を有する。
このため、自転車に搭乗する搭乗者が自身に適した変速比で走行できる。
前記第23〜第25側面のいずれか1つに従う第26側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記変速機構は、前記ハブ本体の径方向内側に配置される。
このため、変速機構をハブ本体に内装できる。
前記第1〜第26側面のいずれか1つに従う第27側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記ハブ軸をさらに含む。
このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第1〜第27側面のいずれか1つに従う第28側面の自転車用ハブユニットにおいて、前記制動装置は、ハブブレーキ装置である。
本発明の第29側面に従う自転車用ホイールアセンブリは、前記自転車用ハブユニットと、前記ホイールユニットと、前記規制部材と、を備え、前記ホイールユニットは、前記ハブ本体と連結されるハブ連結部を含む。
第1結合部とホイールユニットとの相対的な回転が規制部材によって規制されるため、ハブ連結部の雌ねじが第1結合部の雄ねじに対して緩みにくい。このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第29側面に従う第30側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記規制部材は、ナットを含み、前記第2結合部は、前記ナットの雌ねじが連結される雄ねじを含む。
このため、規制部材を第2結合部に好適に連結できる。
前記第30側面に従う第31側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記ハブ連結部は、第1テーパ面を含み、前記規制部材は、前記第1テーパ面と接触する第2テーパ面を含み、前記第1テーパ面は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記規制部材に近づくにつれて外径が小さくなり、前記第2テーパ面は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記ハブ連結部に近づくにつれて外径が大きくなる。
第1テーパ面と第2テーパ面との接触によってハブ連結部および規制部材がハブ本体に押し付けられるため、ハブ本体に対するホイールユニットの相対的な回転が規制される。このため、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第31側面に従う第32側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記ハブ連結部の中心軸心は、前記ハブ本体の中心軸心に対して偏心している。
規制部材が第2結合部に連結されることによって第1テーパ面と第2テーパ面とが強く接触するため、ハブ連結部および規制部材がハブ本体に強く押し付けられる。このため、ハブ本体に対するホイールユニットの相対的な回転が好適に規制され、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第32側面に従う第33側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記規制部材の中心軸心は、前記ハブ本体の中心軸心と一致する。
このため、ハブ本体に対するホイールユニットの相対的な回転が好適に規制され、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
前記第29〜第33側面のいずれか1つに従う第34側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記ホイールユニットは、リムをさらに含む。
このため、リムをハブ本体に好適に連結できる。
前記第34側面に従う第35側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記リムを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。
このため、リムの軽量化に貢献できる。
前記第34または第35側面に従う第36側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記ホイールユニットは、前記リムと前記ハブ連結部とを接続するスポークをさらに含む。
このため、スポークをハブ本体に好適に連結できる。
前記第36側面に従う第37側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記スポークを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。
このため、スポークの軽量化に貢献できる。
前記第36または第37側面に従う第38側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記スポークは、前記ハブ連結部および前記リムの少なくとも一方と一体的に設けられる。
このため、ホイールユニットの部品点数を削減できる。
前記第29〜第38側面のいずれか1つに従う第39側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記ハブ連結部を構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。
このため、ハブ連結部の軽量化に貢献できる。
前記第29〜第39側面のいずれか1つに従う第40側面の自転車用ホイールアセンブリにおいて、前記自転車用ホイールアセンブリは、後輪である。
このため、後輪のホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
本発明の自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリによれば、ホイールユニットをハブ本体に好適に連結できる。
第1実施形態の自転車用ハブユニットを含む自転車の側面図。 図1の自転車用ホイールアセンブリの正面図。 図2のZ3−Z3線に沿う断面図。 図3のZ部の拡大図。 第2実施形態の自転車用ホイールアセンブリの分解斜視図。 第3実施形態の自転車用ホイールアセンブリの部分断面図。
(第1実施形態)
図1を参照して、自転車用ハブユニット20を含む自転車Aについて説明する。
自転車Aは、自転車用ハブユニット20(以下、「ハブユニット20」)を含む。図示される自転車Aの種類は、シティサイクルである。自転車の種類は、ロードバイク、マウンテンバイク、トレッキングバイク、または、クロスバイクであってもよい。自転車Aは、フレームA1、フロントフォークA2、前輪A3、後輪A4、ハンドルA5、および、ドライブトレインBをさらに含む。
ハブユニット20は、前輪A3および後輪A4の少なくとも一方に設けられる。一例では、ハブユニット20は、後輪A4のリアエンドA6に設けられる。前輪A3に設けられる自転車用ハブユニット20A(以下、「ハブユニット20A」)は、フロントフォークA2に設けられる。ハブユニット20Aには、例えば後述する変速機構44(図3参照)を省略したハブユニット20が用いられる。
ドライブトレインBは、クランクアセンブリC、フロントスプロケットD1、リアスプロケットD2、および、チェーンD3を含む。クランクアセンブリCは、クランク軸C1、一対のクランクアームC2、および、一対のペダルC3を含む。一対のペダルC3は、クランクアームC2の先端に回転可能に取り付けられる。
フロントスプロケットD1は、クランク軸C1と一体的に回転するようにクランクアセンブリCに設けられる。リアスプロケットD2は、後輪A4のハブユニット20に設けられる。チェーンD3は、フロントスプロケットD1およびリアスプロケットD2に巻き掛けられる。自転車Aの搭乗者によってペダルC3に加えられる人力駆動力は、フロントスプロケットD1、チェーンD3、および、リアスプロケットD2を介して後輪A4に伝達される。
自転車Aは、電動補助ユニットEをさらに含む。電動補助ユニットEは、自転車Aの推進力がアシストされるように動作する。電動補助ユニットEは、例えばペダルC3に加えられる人力駆動力に応じて動作する。電動補助ユニットEは、電気モータE1を含む。電動補助ユニットEは、自転車Aに搭載されるバッテリBTから供給される電力によって駆動される。電動補助ユニットEおよびバッテリBTは、自転車Aから省略されてもよい。
自転車Aは、一対の制動装置Fをさらに含む。制動装置Fは、自転車Aの回転体F1(図3参照)を制動するように、操作装置Gの操作に応じて機械的または電気的に駆動する。操作装置Gは、例えばハンドルA5に設けられる。一方の制動装置Fは、前輪A3に設けられる。他方の制動装置Fは、後輪A4に設けられる。制動装置Fは、例えば回転体F1がハブユニット20、20Aに直結されるハブブレーキ装置である。制動装置Fは、例えば回転体F1に加えられる力がリム14Cを介さずにハブユニット20、20Aに伝えられるハブブレーキ装置である。一例では、制動装置Fはローラブレーキ装置である(図3参照)。この例によれば、回転体F1は、フレームA1に対して回転可能に各制動装置Fに設けられるブレーキドラムF2(図3参照)である。
自転車Aは、自転車用ホイールアセンブリ10(以下、「ホイールアセンブリ10」)をさらに含む。ホイールアセンブリ10は、後輪A4である。ホイールアセンブリ10は、ハブユニット20を備える。ハブユニット20は、制動装置Fによって制動される回転体F1が連結される(図3参照)。
ホイールアセンブリ10は、ホイールユニット12をさらに備える。ホイールユニット12は、ハブユニット20と連結されるハブ連結部14A(図2参照)を含む。ハブ連結部14Aを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。ハブ連結部14Aは、例えばハブユニット20を覆うようにハブユニット20と連結される。ホイールユニット12は、リム14Cをさらに含む。リム14Cを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。ホイールユニット12は、リム14Cとハブ連結部14Aとを接続するスポーク14Dをさらに含む。スポーク14Dを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。スポーク14Dの数の一例は、5本である。スポーク14Dは、ハブ連結部14Aおよびリム14Cの少なくとも一方と一体的に設けられる。一例では、ホイールユニット12は、ハブ連結部14A、リム14C、および、複数のスポーク14Dの全部が一体的に設けられる。前輪A3のハブユニット20Aに連結されるホイールユニット12Aは、例えば後輪A4のホイールユニット12と同じ構成である。
図2および図3を参照して、ハブユニット20の構成について説明する。図3は、ホイールユニット12の一部を省略している。
図2に示されるように、ハブユニット20は、ハブ軸22まわりで回転するハブ本体24と、回転体F1をハブ本体24に連結する回転体連結部40(図3参照)と、を含む。一例では、回転体F1は、回転体連結部40に連結されることによって、ハブ本体24の中心軸心CA1まわりにハブ本体24と一体的に回転できるように回転体連結部40に固定される。ハブユニット20は、ハブ軸22をさらに含む。
ハブ本体24は、ホイールユニット12の雌ねじ16(図3参照)が連結される雄ねじ26Aを含む第1結合部26と、第1結合部26とホイールユニット12との相対的な回転を規制する規制部材18が連結される第2結合部28とを含む。ホイールユニット12の雌ねじ16は、例えばハブ連結部14Aに設けられる(図3参照)。一例では、ハブ連結部14Aは、ハブ本体24の外周部24Aと連結される。ホイールアセンブリ10は、規制部材18をさらに備える。
ハブ本体24は、大径部30および小径部38をさらに含む。大径部30および小径部38は、例えば一体的に設けられる。大径部30の外径は、小径部38の外径よりも大きい。回転体連結部40は、例えば小径部38に連結される(図3参照)。大径部30は、小径部38側に設けられる第1大径端部32A、第1大径端部32Aとは反対側の第2大径端部34A、第1大径端部32Aを含む第1大径部32、および、第2大径端部34Aを含む第2大径部34を含む。ハブ本体24の外周部24Aは、大径部30の外周部30A、および、小径部38の外周部38Aを含む。大径部30の外周部30Aは、第1大径部32の外周部32B、および、第2大径部34の外周部34Bを含む。一例では、第1大径部32の外周部32Bと第2大径部34の外周部34Bとが連続するように、第1大径部32と第2大径部34とが一体的に設けられる。
第1結合部26は、ハブ本体24の外周部24Aに設けられる。一例では、第1結合部26は、大径部30の外周部30Aに設けられる。具体的には、第1結合部26は、第1大径部32の外周部32Bに設けられる。ホイールユニット12の雌ねじ16は、例えばハブ連結部14Aの内周面14Bにおいて、第1結合部26の雄ねじ26Aと対応する部分に設けられる(図3参照)。一例では、ホイールユニット12は、ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向において回転体連結部40側から大径部30に挿入され、雌ねじ16が雄ねじ26Aに連結される。図2に示される例では、第1結合部26の雄ねじ26Aの巻き方向は、右巻きである。すなわち、第1結合部26の雄ねじ26Aは、右ねじである。
第2結合部28は、ハブ本体24の外周部24Aに設けられる。一例では、第2結合部28は、小径部38の外周部38Aに設けられる。第2結合部28は、規制部材18の雌ねじ18B(図3参照)が連結される雄ねじ28Aを含む。一例では、規制部材18は、ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向において回転体連結部40側から小径部38に挿入され、雌ねじ18Bが雄ねじ28Aに連結される。図2に示される例では、第2結合部28の雄ねじ28Aの巻き方向は、右巻きである。すなわち、第2結合部28の雄ねじ28Aは、右ねじである。規制部材18は、ナット18Aを含む。ナット18Aは、雌ねじ18Bを含む。一例では、ナット18Aの雌ねじ18Bが第2結合部28の雄ねじ28Aに連結される。大径部30の外径は、規制部材18の外径よりも小さい。
第2大径部34は、テーパ部36を含む。テーパ部36は、第2大径部34の外周部34Bに設けられる。テーパ部36の外径は、ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向において第1結合部26から離れるにつれて大きくなる。このため、ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向において、第1結合部26とホイールユニット12との相対的な回転に伴うホイールユニット12の第2大径端部34A側への移動がテーパ部36によって規制される。テーパ部36は、第2大径部34から省略されてもよい。
図3に示されるように、ハブユニット20は、少なくとも人力駆動力をハブ本体24に伝達する伝達部42をさらに含む。伝達部42は、例えばハブ本体24の第2大径端部34Aに設けられる。一例では、リアスプロケットD2が伝達部42に連結される。伝達部42は、リアスプロケットD2から入力される駆動力をハブ本体24に伝達する。リアスプロケットD2から入力される駆動力は、ペダルC3等を介してリアスプロケットD2に入力される人力駆動力、および、電動補助ユニットEによってリアスプロケットD2に入力される駆動力のうちの少なくとも一方を含む。
ハブユニット20は、伝達部42からの入力を変速してホイールユニット12に出力する変速機構44をさらに含む。変速機構44は、伝達部42とホイールユニット12との変速比を変更可能である。変速機構44は、ハブ本体24の径方向内側に配置される。一例では、変速機構44は、内装変速機である。変速機構44は、変速操作装置H(図1参照)の操作に応じて機械的または電気的に駆動する。変速操作装置Hは、例えばハンドルA5に設けられる。変速機構44が電気的に駆動する場合、例えばバッテリBTの電力が利用される。変速機構44は、遊星歯車機構46を含む。変速機構44は、例えば遊星歯車機構46を構成する歯車の連結状態を変更することによって変速比を変更可能である。一例では、変速機構44は、少なくとも3速以上の変速比を有する。
伝達部42に入力された駆動力がハブ本体24に伝達される場合、ハブ本体24の中心軸心CA1まわりにホイールユニット12がハブ本体24とともに回転する。この場合、ホイールユニット12が地面(図示略)から受ける抵抗によって、ホイールユニット12がハブ本体24に対して一方向に回転しようとする力がホイールユニット12に加えられる。また、操作装置Gの操作に応じて回転体F1が制動装置Fによって制動される場合、ハブ本体24が制動されるとともにホイールユニット12が制動される。この場合、ホイールユニット12が地面から受ける抵抗によって、ホイールユニット12がハブ本体24に対して他方向に回転しようとする力がホイールユニット12に加えられる。一方、第1結合部26および第2結合部28は、上述の力がホイールユニット12に加えられた場合においても、ハブ本体24に対するホイールユニット12の相対的な回転を規制できるように構成される。
図4を参照して、第1結合部26と第2結合部28との関係について説明する。
第2結合部28の雄ねじ28Aの形状は、第1結合部26の雄ねじ26Aの形状と異なる。第2結合部28の雄ねじ28Aのピッチ(以下、「第2ピッチP2」)は、第1結合部26の雄ねじ26Aのピッチ(以下、「第1ピッチP1」)と異なる。すなわち、第1結合部26に対してホイールユニット12がハブ軸22まわりに1回転した状態におけるハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向への変位量と、第2結合部28に対して規制部材18がハブ軸22まわりに1回転した状態におけるハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向への変位量とが異なる。一例では、第2ピッチP2は、第1ピッチP1よりも短い。第2ピッチP2は、第1ピッチP1よりも長くてもよい。第1ピッチP1と第2ピッチP2とが異なることにより、ホイールユニット12と規制部材18とが一体回転することが抑制される。換言すれば、第1結合部26および第2結合部28は、ホイールユニット12と規制部材18とが一体回転することを規制するように構成される。これにより、回転方向が異なる力がホイールユニット12に加えられた場合においても、ハブ本体24に対するホイールユニット12の相対的な回転が規制される。
ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向において第1結合部26の雄ねじ26Aが設けられる範囲(以下、「第1範囲R1」)は、第2結合部28の雄ねじ28Aが設けられる範囲(以下、「第2範囲R2」)よりも広い。第1範囲R1は、第2範囲R2と同じ広さであってもよく、第2範囲R2よりも狭くてもよい。
(第2実施形態)
図5を参照して、第2実施形態のハブユニット20について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図5は、ホイールユニット12の一部を省略している。
ハブ本体24は、ホイールユニット12の雌ねじ52が連結される雄ねじ56Aを含む第1結合部56と、第1結合部56とホイールユニット12との相対的な回転を規制する規制部材18が連結される第2結合部58とを含む。第1結合部56は、例えば第1大径部32の外周部32Bに設けられる。ホイールユニット12の雌ねじ52は、例えばハブ連結部14Aの内周面14Bにおいて、第1結合部56の雄ねじ56Aと対応する部分に設けられる。第2結合部58は、例えば小径部38の外周部38Aに設けられる。第2結合部58は、ナット18Aの雌ねじ54が連結される雄ねじ58Aを含む。
第2結合部58の雄ねじ58Aの形状は、第1結合部56の雄ねじ56Aの形状と異なる。第2結合部58の雄ねじ58Aの巻き方向は、第1結合部56の雄ねじ56Aの巻き方向と異なる。第1結合部56の雄ねじ56Aの巻き方向は、例えば右巻きである。すなわち、第1結合部56の雄ねじ56Aは、右ねじである。第2結合部58の雄ねじ58Aの巻き方向は、例えば左巻きである。すなわち、第2結合部58の雄ねじ58Aは、左ねじである。第1結合部56の雄ねじ56Aの巻き方向が左巻きであり、第2結合部58の雄ねじ58Aの巻き方向が右巻きであってもよい。第1結合部56の雄ねじ56Aの巻き方向と第2結合部58の雄ねじ58Aの巻き方向が異なることにより、ホイールユニット12と規制部材18とが一体回転することが抑制される。換言すれば、第1結合部26および第2結合部28は、ホイールユニット12と規制部材18とが一体回転することを規制するように構成される。これにより、回転方向が異なる力がホイールユニット12に加えられた場合においても、ハブ本体24に対するホイールユニット12の相対的な回転が規制される。
第1結合部56の雄ねじ56Aのピッチ(以下、「第3ピッチ」)と、第2結合部58の雄ねじ58Aのピッチ(以下、「第4ピッチ」)との関係は、以下のとおりである。第1例では、第4ピッチは、第3ピッチよりも短い。第2例では、第4ピッチは、第3ピッチよりも長い。第3例では、第4ピッチは、第3ピッチと同じである。
(第3実施形態)
図6を参照して、第3実施形態の自転車用ホイールアセンブリ60について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
自転車Aは、自転車用ホイールアセンブリ60(以下、「ホイールアセンブリ60」)を含む。ホイールアセンブリ60は、後輪A4である。ホイールアセンブリ60は、ハブユニット20と、ホイールユニット62と、規制部材70と、を備える。ホイールユニット62は、ハブ本体24と連結されるハブ連結部64を含む。ハブ連結部64を構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる。ハブ連結部64は、例えばハブ本体24を覆うようにハブ本体24の外周部24Aと連結される。ホイールユニット62の構成は、ハブ連結部64を除いてホイールユニット12の構成と実質的に同じである。一例では、ホイールユニット62は、ハブ連結部64、リム14C、および、複数のスポーク14Dの全部が一体的に設けられる。図6は、ホイールユニット62の一部を省略している。
ハブ本体24は、ホイールユニット62の雌ねじ68が連結される雄ねじ76Aを含む第1結合部76と、第1結合部76とホイールユニット62との相対的な回転を規制する規制部材70が連結される第2結合部78とを含む。第1結合部76は、例えば第1大径部32の外周部32Bに設けられる。ホイールユニット62の雌ねじ68は、例えばハブ連結部64の内周面64Aにおいて、第1結合部76の雄ねじ76Aと対応する部分に設けられる。第2結合部78は、例えば小径部38の外周部38Aに設けられる。規制部材70は、ナット70Aを含む。第2結合部78は、ナット70Aの雌ねじ70Bが連結される雄ねじ78Aを含む。小径部38の外径の一部は、例えば大径部30の外径と同じである。小径部38の外径の全部が大径部30の外径よりも小さくてもよい。本実施形態では、第2結合部78の雄ねじ78Aの形状は、第1結合部76の雄ねじ76Aの形状と同じである。
第2結合部78の雄ねじ78Aの形状は、第1結合部76の雄ねじ76Aの形状と異なっていてもよい。第1例では、第2結合部78の雄ねじ78Aのピッチ(以下、「第6ピッチ」)は、第1結合部76の雄ねじ76Aのピッチ(以下、「第5ピッチ」)よりも短い。第2例では、第6ピッチは、第5ピッチよりも長い。第3例では、第1結合部76の雄ねじ76Aの巻き方向が右巻きであり、第2結合部78の雄ねじ78Aの巻き方向が左巻きである。第4例では、第1結合部76の雄ねじ76Aの巻き方向が左巻きであり、第2結合部78の雄ねじ78Aの巻き方向が右巻きである。第5例では、第1結合部76および第2結合部78は、第1例および第2例の一方と、第3例および第4例の一方とを組み合わせた形態を取り得る。
ハブ連結部64は、第1テーパ面66を含む。第1テーパ面66は、ハブ連結部64がハブ本体24と連結された状態において、ハブ連結部64のうちの規制部材70と対向する部分に設けられる。第1テーパ面66は、ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向において規制部材70に近づくにつれて外径が小さくなる。ハブ連結部64の中心軸心CA2は、ハブ本体24の中心軸心CA1に対して偏心している。
規制部材70は、第1テーパ面66と接触する第2テーパ面72を含む。第2テーパ面72は、規制部材70がハブ本体24と連結された状態において、規制部材70のうちのハブ連結部64と対向する部分に設けられる。第2テーパ面72は、ハブ本体24の中心軸心CA1に沿う方向においてハブ連結部64に近づくにつれて外径が大きくなる。規制部材70の中心軸心CA3は、ハブ本体24の中心軸心CA1と一致する。規制部材70の中心軸心CA3は、ハブ本体24の中心軸心CA1に対して偏心していてもよい。一例では、ホイールユニット62および規制部材70がハブ本体24に適切に連結された状態において、第1テーパ面66の一部と第2テーパ面72の一部とが接触する。
ホイールユニット62の雌ねじ68が第1結合部76の雄ねじ76Aと連結され、規制部材70の雌ねじ70Bが第2結合部78の雄ねじ78Aと連結される。第1テーパ面66と第2テーパ面72とが強く接触するように、規制部材70の雌ねじ70Bが第2結合部78の雄ねじ78Aと連結されることによって、第1方向DF1の力がハブ連結部64に作用し、第2方向DF2の力が規制部材70に作用する。具体的には、第1テーパ面66と第2テーパ面72とが接触している部分では、規制部材70がハブ連結部64を押し付ける第1方向DF1の力がハブ連結部64に作用する。第1テーパ面66と第2テーパ面72とが接触していない部分では、第1方向DF1の力の反力によって第2方向DF2の力が規制部材70に作用する。このため、ハブ連結部64および規制部材70がハブ本体24に押し付けられ、ハブ本体24に対するホイールユニット62の相対的な回転が規制される。
(変形例)
上記各実施形態に関する説明は、本発明に従う自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う自転車用ハブユニットおよび自転車用ホイールアセンブリは、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例において、各実施形態の形態と共通する部分については、各実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・第2結合部28、58の構成は、任意に変更可能である。一例では、第2結合部28、58は、規制部材18が接着、溶着、または、溶接等によって連結される。
・変速機構44の構成は、任意に変更可能である。一例では、変速機構44は、外装変速機である。この例によれば、ドライブトレインBは、複数のリアスプロケットD2を含む。変速機構44は、ハブユニット20から省略されてもよい。
・ホイールユニット12、62の構成は、任意に変更可能である。第1例では、ホイールユニット12、62は、ハブ連結部14A、64、リム14C、および、複数のスポーク14Dのうちの少なくとも1つの要素が個別に設けられる。第2例では、ハブ連結部14A、64を構成する材料に樹脂が含まれない。この例によれば、ハブ連結部14A、64を構成する材料は、例えば金属である。第3例では、リム14Cを構成する材料に樹脂が含まれない。この例によれば、リム14Cを構成する材料は、例えば金属である。第4例では、スポーク14Dを構成する材料に樹脂が含まれない。この例によれば、スポーク14Dを構成する材料は、例えば金属である。
・制動装置Fの種類は、任意に変更可能である。第1例では、制動装置Fはディスクブレーキ装置である。ディスクブレーキ装置は、ハブブレーキの一例である。この例によれば、回転体F1はディスクブレーキロータである。第2例では、制動装置Fはリムブレーキ装置である。この例によれば、回転体F1はリム14Cである。
10…自転車用ホイールアセンブリ、12…ホイールユニット、12A…ホイールユニット、14A…ハブ連結部、14C…リム、14D…スポーク、16…雌ねじ、18…規制部材、18A…ナット、18B…雌ねじ、20…自転車用ハブユニット、20A…自転車用ハブユニット、22…ハブ軸、24…ハブ本体、24A…外周部、26…第1結合部、26A…雄ねじ、28…第2結合部、28A…雄ねじ、30…大径部、30A…外周部、32…第1大径部、32A…第1大径端部、32B…外周部、34…第2大径部、34A…第2大径端部、34B…外周部、36…テーパ部、38…小径部、38A…外周部、40…回転体連結部、42…伝達部、44…変速機構、52…雌ねじ、54…雌ねじ、56…第1結合部、56A…雄ねじ、58…第2結合部、58A…雄ねじ、60…自転車用ホイールアセンブリ、62…ホイールユニット、64…ハブ連結部、66…第1テーパ面、68…雌ねじ、70…規制部材、70A…ナット、70B…雌ねじ、72…第2テーパ面、76…第1結合部、76A…雄ねじ、78…第2結合部、78A…雄ねじ、A…自転車、A4…後輪、F…制動装置、F1…回転体、CA1…中心軸心、CA2…中心軸心、CA3…中心軸心。

Claims (40)

  1. 制動装置によって制動される回転体が連結される自転車用ハブユニットであって、
    ハブ軸まわりで回転するハブ本体と、
    前記回転体を前記ハブ本体に連結する回転体連結部と、を含み、
    前記ハブ本体は、ホイールユニットの雌ねじが連結される雄ねじを含む第1結合部と、前記第1結合部と前記ホイールユニットとの一方向の相対的な回転を規制する規制部材が連結される第2結合部と、前記第1結合部と前記ホイールユニットとの他方向の相対的な回転を規制するように、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記第1結合部から離れるにつれて外径が大きくなるテーパ部とを含む、自転車用ハブユニット。
  2. 前記テーパ部は、前記ハブ本体の外周部に設けられる、請求項1に記載の自転車用ハブユニット。
  3. 前記第2結合部は、前記ハブ本体の外周部に設けられる、請求項1または2に記載の自転車用ハブユニット。
  4. 前記第2結合部は、前記規制部材の雌ねじが連結される雄ねじを含む、請求項3に記載の自転車用ハブユニット。
  5. 前記第1結合部および前記第2結合部は、前記ハブ本体に対する前記ホイールユニットの一方向の相対的な回転を規制するように構成される、請求項4に記載の自転車用ハブユニット。
  6. 前記第1結合部および前記第2結合部は、前記ホイールユニットと前記規制部材とが一体回転することを規制するように構成される、請求項4または5に記載の自転車用ハブユニット。
  7. 前記第2結合部の雄ねじの形状は、前記第1結合部の雄ねじの形状と異なる、請求項4〜6のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  8. 前記第2結合部の雄ねじのピッチは、前記第1結合部の雄ねじのピッチと異なる、請求項7に記載の自転車用ハブユニット。
  9. 前記第2結合部の雄ねじのピッチは、前記第1結合部の雄ねじのピッチよりも短い、請求項8に記載の自転車用ハブユニット。
  10. 前記第2結合部の雄ねじの巻き方向は、前記第1結合部の雄ねじの巻き方向と反対である、請求項7〜9のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  11. 前記第1結合部の雄ねじの巻き方向は、右巻きであり、
    前記第2結合部の雄ねじの巻き方向は、左巻きである、請求項10に記載の自転車用ハブユニット。
  12. 前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記第1結合部の雄ねじが設けられる範囲は、前記第2結合部の雄ねじが設けられる範囲よりも広い、請求項4〜11のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  13. 前記ハブ本体は、大径部および小径部をさらに含み、
    前記第2結合部は、前記小径部の外周部に設けられる、請求項3〜12のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  14. 前記回転体連結部は、前記小径部に連結され、
    前記小径部は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において、前記回転体連結部と前記大径部との間に設けられる、請求項13に記載の自転車用ハブユニット。
  15. 前記第1結合部は、前記大径部の外周部に設けられる、請求項13または14に記載の自転車用ハブユニット。
  16. 前記大径部の外径は、前記規制部材の外径よりも小さい、請求項15に記載の自転車用ハブユニット。
  17. 前記大径部は、前記小径部側に設けられる第1大径端部、前記第1大径端部と反対側の第2大径端部、前記第1大径端部を含む第1大径部、および、前記第2大径端部を含む第2大径部を含み、
    前記第1結合部は、前記第1大径部の外周部に設けられる、請求項15または16に記載の自転車用ハブユニット。
  18. 前記第2大径部は、前記テーパ部を含み、
    前記テーパ部は、前記第2大径部の外周部に設けられる、請求項17に記載の自転車用ハブユニット。
  19. 少なくとも人力駆動力を前記ハブ本体に伝達する伝達部をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  20. 前記伝達部は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において、前記第1結合部を挟んで前記回転体連結部とは反対側に存在する、請求項19に記載の自転車用ハブユニット。
  21. 前記第1結合部および前記第2結合部は、前記伝達部に入力される駆動力、および、前記制動装置の駆動に伴い前記回転体に作用する制動力の一方によって生じる前記ハブ本体に対する前記ホイールユニットの一方向の相対的な回転を規制するように構成される、請求項19または20に記載の自転車用ハブユニット。
  22. 前記テーパ部は、前記伝達部に入力される駆動力、および、前記制動装置の駆動に伴い前記回転体に作用する制動力の他方によって生じる前記ハブ本体に対する前記ホイールユニットの他方向の相対的な回転を規制するように構成される、請求項19〜21のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  23. 前記伝達部からの入力を変速して前記ホイールユニットに出力する変速機構をさらに含む、請求項19〜22のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  24. 前記変速機構は、前記伝達部と前記ホイールユニットとの変速比を変更可能である、請求項23に記載の自転車用ハブユニット。
  25. 前記変速機構は、少なくとも3速以上の変速比を有する、請求項24に記載の自転車用ハブユニット。
  26. 前記変速機構は、前記ハブ本体の径方向内側に配置される、請求項23〜25のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  27. 前記ハブ軸をさらに含む、請求項1〜26のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  28. 前記制動装置は、ハブブレーキ装置である、請求項1〜27のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニット。
  29. 請求項1〜28のいずれか一項に記載の自転車用ハブユニットと、
    前記ホイールユニットと、
    前記規制部材と、を備え、
    前記ホイールユニットは、前記ハブ本体と連結されるハブ連結部を含む、自転車用ホイールアセンブリ。
  30. 前記規制部材は、ナットを含み、
    前記第2結合部は、前記ナットの雌ねじが連結される雄ねじを含む、請求項29に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  31. 前記ハブ連結部は、第1テーパ面を含み、
    前記規制部材は、前記第1テーパ面と接触する第2テーパ面を含み、
    前記第1テーパ面は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記規制部材に近づくにつれて外径が小さくなり、
    前記第2テーパ面は、前記ハブ本体の中心軸心に沿う方向において前記ハブ連結部に近づくにつれて外径が大きくなる、請求項30に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  32. 前記ハブ連結部の中心軸心は、前記ハブ本体の中心軸心に対して偏心している、請求項31に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  33. 前記規制部材の中心軸心は、前記ハブ本体の中心軸心と一致する、請求項32に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  34. 前記ホイールユニットは、リムをさらに含む、請求項29〜33のいずれか一項に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  35. 前記リムを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる、請求項34に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  36. 前記ホイールユニットは、前記リムと前記ハブ連結部とを接続するスポークをさらに含む、請求項34または35に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  37. 前記スポークを構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる、請求項36に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  38. 前記スポークは、前記ハブ連結部および前記リムの少なくとも一方と一体的に設けられる、請求項36または37に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  39. 前記ハブ連結部を構成する材料の1つには、少なくとも樹脂が含まれる、請求項29〜38のいずれか一項に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
  40. 前記自転車用ホイールアセンブリは、後輪である、請求項29〜39のいずれか一項に記載の自転車用ホイールアセンブリ。
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