JP6759081B2 - 太陽電池特性の把握方法および太陽光発電制御システム - Google Patents

太陽電池特性の把握方法および太陽光発電制御システム Download PDF

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Description

本発明は、複数の太陽電池モジュールにて構成される太陽電池特性の把握方法および太陽光発電制御システムに関する。
太陽光発電システムにおいて、複数の太陽電池モジュールを制御するパワーコンディショナの直流側の制御は、最大電力を取り出すためのMPPT(Maximum Power Point Tracking)制御と、系統網を安定化させるための出力抑制制御の2つに大別される。近年、メガソーラに代表されるような大規模発電システムの急激な普及により、系統の安定運用が重視され、出力抑制制御を行う割合が増加している。
MPPT制御では、パワーコンディショナが太陽電池からの電圧と電流の積である電力が最大になる出力電圧で電流を取り出すように制御する。太陽光発電システムが、MPPT制御している場合、太陽光発電システムの出力特性は日射量などの環境条件によって大きく変動するため、太陽電池パネルを構成する太陽電池モジュールの故障や劣化によって本来の出力が得られていない場合でも、出力低下を環境条件の影響によるものと区別することが困難である。
この問題を解決するために、特許文献1には、太陽光発電の電流、電圧から太陽電池の日射量と温度を求め、求めた日射量、温度の条件下における理想電力と実電力を比較することで、損失の有無を求める方法が述べられている。特許文献2には、推定日射量、推定動作温度および電流−電圧特性を使用して電流値を推定し、計測された計測電流地と推定電流値を比較して劣化を診断する方法が述べられている。
特開2014−045073号公報 特開2015−068690号公報
特許文献1においては、所定比をかえながら太陽電池の劣化をトラッキングしていく方法は述べられているが、パワーコンディショナがMPPT制御を行っているという前提のため、出力抑制制御下での判定をすることについては考慮されていない。
特許文献2では、推定日射量、推定動作温度の推定精度に、結果の精度が左右されるという課題がある。
このように、先行技術文献の技術では、MPPT制御時と出力抑制制御時の両方が混在するシステムにおいては、日射量と動作温度の推定精度に頼らずに、精度の良い処理を行うことが難しい。これは、MPPT制御時と出力抑制制御時のどちらの状態であるかを検知できない環境や、MPPT制御時と出力抑制制御時の両方のデータを利用したい環境では課題となる。
本発明は、出力抑制制御の占める時間帯が長くなっているという事情に鑑み、パワーコンディショナの動作点が、MPPT制御、出力抑制制御のどちらの状態においても太陽電池の電圧−電流特性上のどの点にいるかを高精度に把握することを目的とする。
本発明の一側面は、複数の太陽電池モジュールを直列接続した太陽電池ストリングを並列接続した太陽電池モジュール群と、太陽電池モジュール群を制御するパワーコンディショナと、により構成される太陽光発電システムを診断する、太陽電池特性の把握方法である。この方法では、処理装置、メモリ、インタフェースを備える情報処理装置を用いる。メモリは、太陽電池モジュールの仕様値から定まる第1の逆方向飽和電流を格納する。インタフェースは、パワーコンディショナで計測される、太陽電池モジュール群の電流値を取得する。処理装置は、太陽電池モジュール群の電流値から第2の逆方向飽和電流を計算する計算ステップと、第1の逆方向飽和電流と第2の逆方向飽和電流を比較する比較ステップと、を実行し、比較の結果によって、太陽電池モジュール群が、電流−電圧特性のどの位置でパワーコンディショナによって制御されているかを求める。
本発明の他の一側面は、複数の太陽電池モジュールを直列接続した太陽電池ストリングを並列接続した太陽電池モジュール群と、太陽電池モジュール群を制御するパワーコンディショナと、を備える太陽光発電システムを制御する太陽光発電制御システムである。この、太陽光発電制御システムは、処理装置、メモリ、インタフェースを備える情報処理装置、を備える。この情報処理装置では、メモリは、太陽電池モジュールの仕様値から定まる第1の逆方向飽和電流を格納し、インタフェースは、パワーコンディショナで計測される、太陽電池モジュール群の電流値を取得する。また、処理装置は、太陽電池モジュール群の電流値から第2の逆方向飽和電流を計算する計算ステップと、第1の逆方向飽和電流と第2の逆方向飽和電流を比較する比較ステップと、を実行し、比較の結果によって、太陽電池モジュール群が、電流−電圧特性のどの位置でパワーコンディショナによって制御されているかを求める。
パワーコンディショナの動作点が、MPPT制御、出力抑制制御のどちらの状態においても太陽電池の電圧−電流特性上のどの点にいるかを高精度に把握することができる。
実施例1に係る、太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施例1に係る、太陽光発電システムの発電量の一例を示すグラフ図である。 各実施例に係る、MPPT制御時および出力抑制制御時の太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュール群の電流−電圧特性と太陽光発電システムの動作ポイントの一例を示すグラフ図である。 各実施例に係る、太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュールの等価回路を示す回路図である。 各実施例に係る、太陽光発電システムを構成する太陽電池セルの開放電圧の温度特性の一例を示すグラフ図である。 各実施例に係る、太陽光発電システムが、太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュール群の電圧−電流特性のどの位置にいるかを算出するための処理の一例を示す流れ図である。 実施例1、2に係る、太陽電池モジュール群の電圧−電流特性のどの位置にいるかを求めてからの故障診断のフローの一例を示す流れ図である。 実施例2に係る、太陽光発電システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施例2に係る、太陽光発電システムの発電量の一例を示すグラフ図である。 実施例3に係る、エネルギーマネジメントシステム構成の一例を示すブロック図である。 実施例3、太陽電池モジュール群の電圧−電流特性のどの位置にいるかを求めてからのエネルギーマネジメントの一例を示す流れ図である。 実施例1、2に係る、太陽光発電システムの故障を判定するアルゴリズムを搭載した監視機能が示すソフト画面の一例を示す図である。 実施例3に係る、エネルギーマネジメントシステムを搭載した監視機能が示すソフト画面の一例を示す図である。
以下、本発明の種々の実施の形態を図面に従い説明する。実施例の一例の概要を示すと、複数の太陽電池モジュールを直列接続した太陽電池ストリ ングを並列接続した太陽電池アレイと、太陽電池アレイを制御するパワーコンディショナにより構成される太陽光発電システムにおいて、太陽電池モジュールの仕様値から予め定まる第1の逆方向飽和電流と、パワーコンディショナで計測される電流値から定まる第2の逆方向飽和電流を比較することで、太陽電池アレイが、電流−電圧特性のどの位置でパワーコンディショナによって制御されているかを求めている。
第1の実施例では、太陽電池モジュールのダイオード接合定数、標準状態(例えば1.0kW/m 、298K)における太陽電池セルの開放電圧(外部に流す電流が0Aの時の電圧)、標準状態における太陽電池セルの短絡電流(外部にかかる電圧が0Vの時の電流)、太陽電池セルの温度特性とパワーコンディショナで計測される動作電流から、太陽電池の電圧−電流特性上のどの位置で太陽光発電システムが動作しているかを計算する。そして、その位置情報とパワーコンディショナで計測される動作電流と動作電圧から想定日射量と想定温度を求め、その想定日射量と想定温度の条件下での理論電流と計測電流を比較することで故障診断を行う。
図1は、太陽光発電システムの構成を示す図である。太陽光発電システムは、複数の太陽電池モジュール1aを直列接続した太陽電池ストリング1b、複数の太陽電池ストリング1bを束ねる接続箱2を備える太陽電池アレイ1を有する。また、複数の接続箱2を束ねるパワーコンディショナ3、HUB1001、PLC(Programmable Logic Controller)1002、伝送装置1003によって構成される。
伝送装置1003からのデータはインターネット等のネットワークNWを介して、データセンター4へ送信され、物理スイッチ1004、中継機器1005を通じて、データサーバ1006に格納される。故障診断は、データサーバ1006から格納されたデータを取り出し、アプリケーションサーバ1007で実行、診断結果などの表示は、Webサーバ1008で行い、ファイアウォール1009、ネットワークNWを介して、PC端末1010、携帯端末1011で結果を確認することができる。
Webサーバ1008は、処理装置CPU、メモリMEM、入力および出力のためのインタフェースIF、図示しないがこれらを接続するバスを備える。他のサーバやPC装置も基本的に同様のハードウェア構成である。本実施例では計算や制御等の機能は、メモリMEMに格納されたプログラムが処理装置CPUによって実行されることで、定められた処理を他のハードウェアと協働して実現される。必要なデータやプログラムは、インタフェースIFを経由して取得することができる。処理装置CPUは、これが行う処理の一部または全部を、FPGA(Feld Programmable Gate Array)のようなハードウエアで代替することもできる。メモリは揮発性または不揮発性の半導体メモリのほか、ハードディスク装置のような記憶装置を含んでも良い。
接続箱2には、太陽電池ストリング1bに電流が流れ込むのを防止するための逆流防止ダイオード2aや,万一、大きな電流が流れた場合に、電流経路を遮断するヒューズ2bや遮断器2cが取り付けられている。接続場で束ねられた複数のストリングの合計は、パワーコンディショナ3に接続される。ここでは、パワーコンディショナ3に接続される複数の太陽電池モジュール1aのひと固まりを太陽電池モジュール群と表現することとする。太陽電池モジュール群に接続箱2が付属したものが、太陽電池アレイ1となる。
パワーコンディショナ3は、電流計測装置3aと直流電圧を計測する電圧計測装置3b、MPPT制御もしくは、出力抑制制御を行う制御部1012、直流・交流変換部1013から構成される。
計測された直流電流と直流電圧は、サンプリング処理部1014にて標本化処理され、一方は、制御波形生成部1015に送信され、制御部1012での指令信号の生成に使用される。もう一方は信号変換伝送装置1016経由で、HUB1001、PLC1002、伝送装置1003を経てネットワークNWに送出され、データセンター4へ送られる。
制御部1012では、主に前述のMPPT制御、出力抑制制御が行われる。MPPT制御は、集約された多数の太陽電池モジュール群から最大電力を取り出せるようにする制御であり、出力抑制制御は、多数の太陽電池モジュール群から取りだされる電力を所定の一定電力に維持するような制御である。制御部1012で昇降圧された直流電圧、直流電流は、直流・交流変換部1013によって交流に変換され、図示しない系統に連系される。
図2は、ある所定の快晴の日における太陽電池モジュール群から得られる直流電力の観測値5を示したものである。時間帯5aは、MPPT制御が行われ、8時から10時付近まで、太陽が昇るとともに出力が時間とともに徐々にあがる。時間帯5bでは、出力抑制制御に入り、パワーコンディショナ3から出力される電力が一定に保たれる。
データセンター4のデータサーバ1006には、おおよそ、1分間隔の電流、電圧情報が送信されることが一般的であり、図2では、8時から12時の4時間において、240サンプルのデータが表示されている。パワーコンディショナ3の電力計測誤差をx%とすると、サンプリングによる誤差抑制は、x/√240%まで抑制されるので、時間帯5a、時間帯5bともにそのサンプルのデータは診断に有効活用することが望ましい。
図3は、太陽電池モジュールの電流−電圧特性を示すグラフである。このようなデータは、太陽電池アレイ1を制御する、パワーコンディショナ3により、太陽電池アレイ1の特性として測定される。ここで、電圧が0つまり短絡されるときの電流を短絡電流、電流が0つまり開放される時の電圧を開放電圧、最大電力を取り出すことができる動作点の電流を最大動作電流、最大電力を取り出すことができる動作点の電圧を最大動作電圧と呼ぶ。
図3(a)は、時間帯5aでの太陽電池モジュール群の、低日射での電流−電圧特性I51と高日射での電流−電圧特性I52を示し、動作点I51o、動作点I52oは、MPPT制御下におけるパワーコンディショナ3の動作点を示す。MPPT制御下では、動作電流I51aと短絡電流I51bの比率と、動作電流I52aと短絡電流I52bの比率が等しくなる(この現象については例えば特許文献2参照)。
図3(b)は、時間帯5bでの太陽電池モジュール群の低日射での電流−電圧特性I53と高日射での電流−電圧特性I54を示し、動作点I53o、動作点I54oは、出力抑制制御下におけるパワーコンディショナ3の動作点を示す。出力抑制制御下では、動作電流I53aと短絡電流I53bの比率と動作電流I54aと短絡電流I54bの比率は大きく異なる。つまり、この動作電流と短絡電流の比率rは、MPPT制御時では概ね一定であるが、出力抑制制御時は大きく変化することになる。このため、出力抑制制御時には、電流−電圧特性上のどの位置に動作点I53o、I54oがあるかを検出することは簡単ではない。
図4は、太陽電池モジュール1aの等価回路を示したものである。太陽電池モジュール1aは、太陽電池セル71aを複数枚直列に並べ、バイパスダイオード72bに区切られたものとして表すことができる。太陽電池セル71aは、電流源72c、バイパスダイオード72d(pn接合ダイオード)、シャント抵抗72e、直列抵抗72fから成る等価回路で表すことできる。日射量に比例した電流が、電流源72cから供給される。モジュール内の太陽電池セルが故障すると、電流経路は、バイパスダイオード72dを迂回する。
ここで、この説明のために、太陽電池の特性について述べる。開放電圧時は、電流源72cの電流がバイパスダイオード72dに流れ込むので、開放電圧をVocとした場合、セル数がNcellで構成される太陽電池式は、
I:出力電流[A]
Is:逆方向飽和電流[A]
V:出力電圧[V]
Isc:短絡電流[A]
T:太陽電池素子の絶対温度[K]
k:ボルツマン定数
q:電子の電荷量[C]
nf:接合定数
p:日射量[kW/m]
のパラメータを用いて、式(1)で表すことができる。
Isc・p = Is・{exp(q・(Voc/Ncell))/(nf・k・T)} …(1)
一方で、逆方向飽和電流は、逆方向バイアスをかけたときの逆方向電流の極限値に相当し、ダイオードの特性として、式(2)のように表すことができる。
Is = A・exp{−Ego/(nf・k・T)} …(2)
ここで、−Egoは、バンドギャップリファレンスである。式(2)を式(1)に代入して、Isc、Vocをそれぞれ標準状態(日射量p = 1.0[kW/m]、T = 298[K])における短絡電流、開放電圧と定義すると、式(3)として表わすことができる。
Isc = A・exp[q/(nf・k)・{−(Ego/q−(Voc/Ncell))}/298] …(3)
ここで、式(3)の指数関数内
{−(Ego/q−(Voc/Ncell))}/298 …(4)
は、図5に示すようなバイパスダイオード72dの開放電圧の温度特性を示す。
図5は、バイパスダイオード72dの開放電圧の温度特性8の一例である。これをβ[mV/℃]と表わすと、式(3)は、
Isc・p = A・exp[q/(nf・k)・β] …(5)
となる。日射量1.0[kW/m]の短絡電流Iscと開放電圧Vocの温度特性βは、太陽電池モジュール仕様書上、既知である。また、ボルツマン定数k、電子の電荷量q[C]、接合定数nfは、物理パラメータ上、既知である。よって、Aは式(5)より求めることが可能である。
図6は、この関係を用いて、動作電流と短絡電流の比rをMPPT制御、出力抑制制御と関係なく求めるためのフローチャートである。この処理は、例えば図1のアプリケーションサーバ1007によって実行される。アプリケーションサーバ1007は、処理装置CPU、メモリMEM、入力装置、出力装置を含むインタフェースIFを備える、一般的な情報処理装置で構成することができる。処理に必要なデータは、ネットワークNWを経由して入力される。あるいは、データサーバ1006に記憶したデータを用いても良い。
処理S95においては、例えばデータサーバ1006に記憶した仕様書6001のデータ、nf、Voc、Isc、βから、式(5)によりAの値を求めておく。処理S96において、式(2)により常温T=298Kでの逆方向飽和電流を求める。ここで求めた逆方向飽和電流をIs0と定義する。処理S95と処理S95の結果は、予め別途計算しておき、結果だけをアプリケーションサーバ1007のメモリMEMに格納しておいてもよい。
一方で、まず、処理S91において、rを図3(a)で示したMPPT制御下における比率に暫定として設定する。次に、処理S92にて、ネットワークNW経由で得られる、パワーコンディショナ3で計測される太陽電池モジュール群の直流電流値Iopa6002を用いて、式(6)による日射量計算を行う。パワーコンディショナ3に接続される太陽電池モジュール群のストリング数をmとする。直流電流値Iopaは測定値を、短絡電流Iscは仕様書6001のデータを用いる。
p = (Iopa/m)/r/Isc …(6)
次に、処理S93で、式(1)を変形し、日射量:p[kW/m]における太陽電池セルあたりの開放電圧Voc0を以下のように計算する。
Voc0 = (nf・k・298)/q・ln(p)+Voc0 …(7)
pとVoc0が求まったら、式(1)を用いて、処理S94にて、日射量pと開放電圧Voc0によって決定される逆方向飽和電流の計算を行う。ここで、求まる逆方向飽和電流をIsと定義する。ここで図6の処理によって、日射量に依存しない第1の逆方向飽和電流Is0(逆方向飽和電流1)と、日射量に依存する第2の逆方向飽和電流Is(逆方向飽和電流2)の、2つの方法で逆方向飽和電流を求めることができる。そこで、Is0を基準として、Is0にIsが近づくように、処理S97、S98でrの値を調整することで、パワーコンディショナ3の制御方式に関係なく、動作電流と短絡電流の比率rの値を算出することが可能である。
図7は、rの値が固定されたあとの故障診断フローを示したものである。図6で決定したrと、パワーコンディショナ3で計測される直流電流Iopaと直流電圧Vopaを用いて故障診断を行う。
まず、処理S101において、再度、式(6)を用いて日射量pを計算する。この日射量のことを想定日射量とよぶ。
処理S102では想定温度の算出を行う。処理S102の説明を行う前に、温度の計算方法について説明する。太陽電池モジュール群の太陽電池の開放電圧は、前述の太陽電池セルの温度特性βに、ストリングを構成するセル数をかけたもので表わすことが出来る。常温298Kにおける開放電圧をVoc0、ストリングを構成するセル数をNcellと定義すると、温度Tbにおける開放電圧Voc0_bは式(8)で表すことができる。
Voc0_b = Voc0・Ncell+β・Ncell・(Tb−298) …(8)
前述の係数rを用いると、同様に動作温度Tbの条件において、
Iopa = r・Isc・p …(9)
動作電圧Vopa、開放電圧Voc0_bは、
Vopa = Ncell・(nf・k・Tb)/q・ln{(Isc・p−Iopa)/Is} …(10)
Voc0_b = Ncell・(nf・k・Tb)/q・ln{(Isc・p)/Is} …(11)
式(9)、式(10)と式(11)を纏めると、
Vopa−Voc0_b = Ncell・(nf・k・Tb )/q・ln{1−r} …(12)
式(12)に式(8)を代入して、
Vopa−Voc0・Ncell−β・Ncell・(Tb−298) = Ncell・(nf・k・Tb)/q・ln{1−r} …(13)
つまり、
Tb = (Vopa−Voc0・Ncell+β・Ncell・298)/{Ncell・(nf・k)/q・ln{1−r}+β1・Ncell} …(14)
処理S102において、式(14)を用いて、温度Tbを計算する。計算された温度を想定温度と呼ぶ。
次に、想定日射量、想定温度、直流電圧Vopa、セル数Ncellの条件下で、太陽電池の特性式(式(1))に当てはめて、パワーコンディショナ3で計測されるべき理論電流を処理S103で計算する。
最後に、処理S104では、理論電流と計測された電流Iopaを計算し、理論電流の方が大きければ、処理105の故障数の設定で、Ncellをディクリメントしながら、理論電流と計測電流が最も近くなるNcell,想定日射量、想定温度の条件を出し、Ncellのディクリメントした量が、パワーコンディショナ3につながる太陽電池モジュール群の損失となる。
図8に第2の実施例の陽光発電システムの構成を示す。実施例1の図1と同じ構成については同じ符号を付して、説明を省略する。ここでは、発電所が実施例1のようにネットワークNWに接続されていない場合で、発電所現地にモバイルPC801を持参して診断する例である。HUBにイーサネット(登録商標)をつなげ、モバイルPC801でデータを取り、モバイルPC801のメモリ、CPUを活用することで、実施例1と同様の診断を行う。図1の実施例1では、ネットワークNWに送信されたデータは、固定された表示装置802に表示することも可能である。
図9は、ある所定の快晴の日における直流電力の観測値を示したものである。実施例1の図2とは違い、HUB1001から送信されてくる情報を直接取ってくることが出来るので、ネットワークNWを活用する場合と異なり、図9の下部に示すように数秒間隔のデータを取得することが可能である。
しかしながら、現地での診断には長い時間を割くことができないので、図9に記載している10分程度のデータも用いて診断することが好ましい。パワーコンディショナ3の制御が、MPPT制御をしているか出力抑制制御をしているかは、データを取得するタイミングに依存する。通常モバイルPC801の作業者は、現在どちらの制御が行われているかを知る術がない。例えば、図9では、時間帯6aがMPPT制御の時間帯であり、時間帯6bが出力抑制制御の時間帯である。このような場合においても、実施例1と同様に、入手できる1秒データに対して、図6、図7のフローで対応することで、いずれの制御が行われているかを意識せずに、図8中の太陽電池モジュール群の損失を高精度に計算することが可能である。
図10は他の実施例を示す。本発明は、図10に示すような蓄電池と組み合わせたエネルギーマネジメントシステムに活用することも可能である。このようなシステムでは余剰電力を蓄電池62に蓄積することで、効率的なエネルギーマネジメントが可能となっている。図中実線は電力の流れを示し、破線はデータあるいは指令の流れを示す。
図10は、監視できる系統情報と需要予測600をもとに、中央指令部601が、太陽光発電所602と蓄電施設603に指令を送るシステムである。太陽光発電所602は、太陽電池アレイ1とパワーコンディショナ3、および変電所604を含む。蓄電施設603は、インバータ61と蓄電池62を含む。
出力抑制制御が行われている場合など、まず、太陽光発電所602から、通信線31を通じて、あとどのくらい電力を発電できるかを中央指令部601に送信する。同時に、蓄電池62a〜62cのトータルのSOC(State of Charge)を通信線63を介して中央指令部601に送信する。太陽電池アレイ1と蓄電池62の状態から、最適な蓄電池制御をするために、太陽光発電の出力制御値を通信線32と64を介して変電所604とインバータ61に送信する。
図11にフローチャート例を示す。図7の例と同様の処理には同じ符号を付して、説明を省略する。まず、図6を用いて、現行のパワーコンディショナ3に繋がっている各太陽電池モジュール群が、電流―電圧特性上のどこにいるのかを計算し、実施例1と同様にrを決定する。
次に、実施例1と同様に処理S101〜S104を介して、各太陽電池モジュール群の想定日射量、想定温度を把握する。各太陽電池モジュール群の想定日射量、想定温度が分かれば、処理S111で、式(1)を用いて太陽電池モジュール群が理論的に最大でどのくらいの電力を発電するかが分かる。
一旦、太陽電池モジュール群の現時点での理論最大電力を求めることが出来たら、出力抑制時の現行の実電力との差から、太陽電池モジュール群の潜在的な発電能力ΔPを処理S112で計算し、すべてのパワーコンディショナ分のΔPの和をΣdPと定義する(処理S113)。この場合、出力抑制制御によりΣdP分のエネルギー(出力抑制値)が抑制されていることになる。
ここで、蓄電池のSOC情報から、系統に接続されている蓄電池の残りの総容量(さらに蓄電可能な量)ΣCを得、ΣCと現在の系統全体の出力抑制値ΣdPから最適なエネルギーマネジメント制御を行う。すなわち、出力抑制制御によって抑制されている出力抑制値ΣdPのエネルギーの一部または全部を、蓄電池の充電に回すことで、その分を節電することができる。
図11の実施例では、例えば、処理S114にて、ΣCの値がΣdPよりも小さい場合は、出力抑制制御による出力抑制値をΣC減らすことにより、出力制御地(実電力)はΣC増加し、蓄電池62はΣC分のエネルギーにより蓄電され、ΣCの値の節電(蓄電)が可能となる(処理S115b)。
また、ΣCの方がΣdPよりも大きい場合は、出力抑制値をΣdP減らすことにより、現行の太陽電池への出力制御値をΣdPかさ上げすることにより、蓄電池62はΣdP分のエネルギーにより蓄電され、全体の節電量を増やすことが可能になる(処理S115a)。この場合は、システムは、出力抑制制御からMPPT制御に切り替わっていることになる。
本発明は、上記の実施例1〜3に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上述した各構成、機能、処理部等は、主にそれらの一部又は全部を実現するプログラムを作成することによりソフトウェアで実現する場合を中心に説明したが、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。
図12にソフトウェアへの適用例を示す。図12は図1または図8のシステムに用いる例であり、例えばアプリケーションサーバ1007あるいはモバイルPC801の表示画面に表示される管理画面の一例である。管理画面は表形式で表示され、左の欄から、パワーコンディショナ3のID、診断日時、理論電流値(A),計測電流値(A)、故障損失(%)、想定日射(kW/m)、想定温度(℃)である。図12に示すように、故障損失の発生した太陽電池モジュール群については、パワーコンディショナ3毎に損失量を診断結果として表示する。
図13は他の例であり、図11で示したシステムに用いる例である。左の欄から、パワーコンディショナ3のID、出力制御値(kW)、システム全体の出力抑制値(MW)および蓄電池の残りの総容量、理論最大電力(kW)、潜在的な発電能力(kW)である。エネルギーマネジメントの場合は、図13に示すように、太陽電池モジュール群の潜在的な発電能力ΔP応じて、パワーコンディショナ3毎の出力制御(抑制)を表示する。
以上説明した実施例により、太陽電池の電圧−電流特性上のどの位置において太陽光発電システムが動作しているか把握できるようになり、MPPT制御、出力抑制制御に関係なく、高精度な故障判定を行うことができる。また、出力抑制時の太陽光発電の潜在能力(あとどのくらい発電できる能力があるか)を高精度に把握することにより、蓄電池と組み合わせた効率の良いエネルギーマネジメントシステムを提供することが可能となる。
太陽電池モジュール1a、太陽電池ストリング1b、接続箱2、パワーコンディショナ3

Claims (15)

  1. 複数の太陽電池モジュールを直列接続した太陽電池ストリングを並列接続した太陽電池モジュール群と、前記太陽電池モジュール群を制御するパワーコンディショナと、により構成される太陽光発電システムを診断する、太陽電池特性の把握方法であって、
    処理装置、メモリ、インタフェースを備える情報処理装置を用い、
    前記メモリは、
    前記太陽電池モジュールの仕様値から定まる第1の逆方向飽和電流Is0を格納し、
    前記インタフェースは、
    前記パワーコンディショナで計測される、前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaを取得し、
    前記処理装置は、
    前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaから第2の逆方向飽和電流Isを計算する計算ステップと、
    前記第1の逆方向飽和電流Is0と前記第2の逆方向飽和電流Isを比較する比較ステップと、を実行し、
    前記比較の結果によって、前記太陽電池モジュール群が、電流−電圧特性のどの位置で前記パワーコンディショナによって制御されているかを求める、
    ことを特徴とする太陽電池特性の把握方法。
  2. 前記太陽電池モジュールの仕様値は、
    前記太陽電池モジュールの温度特性βと、前記太陽電池モジュールの標準状態の短絡電流Iscを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池特性の把握方法。
  3. 前記計算ステップは、
    前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaと、太陽電池モジュールの標準状態の短絡電流Iscと、前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rに基づいて、日射条件pを計算する日射量計算ステップと、
    前記日射条件pを用いて前記太陽電池モジュールの開放電圧Voc0を計算する開放電圧計算ステップとを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池特性の把握方法。
  4. 前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rを、
    前記第1の逆方向飽和電流Is0と前記第2の逆方向飽和電流Isの差分が所定の範囲内に入るまで、
    前記比率rを調整しながら、前記計算ステップを繰り返す、
    ことを特徴とする請求項3記載の太陽電池特性の把握方法。
  5. 前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rの初期値を、
    MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御下における比率に暫定として設定する、
    ことを特徴とする請求項4記載の太陽電池特性の把握方法。
  6. 前記計算ステップの終了後の前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rと、前記パワーコンディショナで計測される前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaと、前記パワーコンディショナで計測される前記太陽電池モジュール群の電圧値Vopaから、
    前記太陽電池モジュールに照射している想定日射量と、前記太陽電池モジュールが動作している想定温度を算出し、
    算出された前記想定日射量、前記想定温度、および前記電圧値Vopaから、太陽電池モジュールの理論電流を計算し、
    前記理論電流と、前記パワーコンディショナで計測される前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaとを比較することで、太陽電池モジュールの損失を診断する、
    ことを特徴とする請求項4記載の太陽電池特性の把握方法。
  7. 前記想定日射量と前記想定温度から、前記太陽電池モジュール群の理論最大電力を計算し、
    前記パワーコンディショナで計測される電力情報から実電力量を計算し、
    前記理論最大電力と前記実電力量の差から前記太陽電池モジュールの潜在電力を求める、
    ことを特徴とする請求項6記載の太陽電池特性の把握方法。
  8. 複数の太陽電池モジュールを直列接続した太陽電池ストリングを並列接続した太陽電池モジュール群と、前記太陽電池モジュール群を制御するパワーコンディショナと、を備える太陽光発電システムを制御する、太陽光発電制御システムであって、
    処理装置、メモリ、インタフェースを備える情報処理装置、を備え、
    前記メモリは、
    前記太陽電池モジュールの仕様値から定まる第1の逆方向飽和電流Is0を格納し、
    前記インタフェースは、
    前記パワーコンディショナで計測される、前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaを取得し、
    前記処理装置は、
    前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaから第2の逆方向飽和電流Isを計算する計算ステップと、
    前記第1の逆方向飽和電流Is0と前記第2の逆方向飽和電流Isを比較する比較ステップと、を実行し、
    前記比較の結果によって、前記太陽電池モジュール群が、電流−電圧特性のどの位置で前記パワーコンディショナによって制御されているかを求める、
    ことを特徴とする太陽光発電制御システム。
  9. 前記太陽電池モジュールの仕様値は、
    前記太陽電池モジュールの温度特性βと、前記太陽電池モジュールの標準状態の短絡電流Iscを含む、
    ことを特徴とする請求項8記載の太陽光発電制御システム。
  10. 前記計算ステップは、
    前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaと、前記太陽電池モジュールの標準状態の短絡電流Iscと、前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rに基づいて、日射条件pを計算する日射量計算ステップと、
    前記日射条件pを用いて前記太陽電池モジュールの開放電圧Voc0を計算する開放電圧計算ステップとを含む、
    ことを特徴とする請求項8記載の太陽光発電制御システム。
  11. 前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rを、
    前記第1の逆方向飽和電流Is0と前記第2の逆方向飽和電流Isの差分が所定の範囲内に入るまで、
    前記比率rを調整しながら、前記計算ステップを繰り返す、
    ことを特徴とする請求項10記載の太陽光発電制御システム。
  12. 前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rの初期値を、
    MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御下における比率に暫定として設定する、
    ことを特徴とする請求項11記載の太陽光発電制御システム。
  13. 前記計算ステップの終了後の前記太陽電池モジュールの短絡電流と動作電流との比率rと、前記パワーコンディショナで計測される前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaと、前記パワーコンディショナで計測される前記太陽電池モジュール群の電圧値Vopaから、
    前記太陽電池モジュールに照射している想定日射量と、前記太陽電池モジュールが動作している想定温度を算出し、
    算出された前記想定日射量、前記想定温度、および前記電圧値Vopaから、太陽電池モジュールの理論電流を計算し、
    前記理論電流と、前記パワーコンディショナで計測される前記太陽電池モジュール群の電流値Iopaとを比較することで、太陽電池モジュールの損失を診断する、
    ことを特徴とする請求項11記載の太陽光発電制御システム。
  14. 前記想定日射量と前記想定温度から、前記太陽電池モジュール群の理論最大電力を計算し、
    前記パワーコンディショナで計測される電力情報から実電力量を計算し、
    前記理論最大電力と前記実電力量の差から前記太陽電池モジュールの潜在電力を求め、
    前記潜在電力に応じて、系統網の制御信号が決定される、
    ことを特徴とする請求項13記載の太陽光発電制御システム。
  15. 電力を蓄積する蓄電池を備え、
    前記蓄電池の蓄電可能な電力量と前記太陽電池モジュールの潜在電力に応じて、系統網の制御信号が決定される、
    ことを特徴とする請求項14記載の太陽光発電制御システム。
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