JP6758762B2 - 成膜装置 - Google Patents
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Description
第2発明の成膜装置は、第1発明において、前記2以上のリード線シール部の間には中間部材が設けられ、該中間部材は、該中間部材と接触する前記シール材を前記リード線側に押し付けるための傾斜形状を有していることを特徴とする。
第3発明の成膜装置は、第2発明において、前前記2以上設けられているリード線シール部が、1つのリード線シール部を有するシール材を2以上並べて構成されていることを特徴とする。
第4発明の成膜装置は、第2発明または第3発明において、前記中間部材の外周には、Oリングが保持されていることを特徴とする。
第5発明の成膜装置は、第2発明から第4発明のいずれかにおいて、前記中間部材は、樹脂であることを特徴とする。
さらに、リード線シール部が、2以上設けられていることにより、冷却媒体収容部の外側と内側にそれぞれシール部を設けていたときと同じだけのシール能力を確保しながら、メンテナンス作業負荷の低減し、装置の耐久性の向上を図ることができる。
第2発明によれば、中間部材は、中間部材と接触するシール材をリード線に押し付けるための傾斜形状を有していることにより、中間部材とシール材とに、押圧キャップをねじり圧縮力を加えるだけでシール材のシール機能を実現できる。
第3発明によれば、リード線シール部が、1つのリード線シール部を有するシール材を2以上並べて構成されていることにより、2以上のリード線シール部を有するシール材を専用に製作する必要がなく、入手容易で安価な、1つのリード線シール部を有するシール部材により構成するので、シール構造部のコストを抑えることができるとともに、シール構造部の製造時間を短縮することができる。
第4発明によれば、中間部材の外周には、Oリングを保持されていることにより、通過孔内面側とリード線側の2つのシール機能を、一方のシール材のみで担当する必要がなくなり、それぞれ確実にシールを行うことができる。
図1は本発明の実施形態に係る成膜装置1の正面断面図である。図1に示されるように、成膜装置1は、RPD法によって基板Wに成膜する装置であり、通称、インラインタイプと呼ばれる搬送形態を採用している。成膜装置1は、成膜処理が行われる真空チャンバ3を備えており、真空チャンバ3の上方を所定の経路に沿って基板Wが搬送される。
シール材27の形状は図3と図5に示すとおりであり、その形状は、円筒の両端を円錐状に形成し、端面側に平面が残るように円錐状の頂点をカットしたように形成されている。また、円筒の外周も平面が残るように形成されている。円筒の通過孔にはリード線19の絶縁導線部が通過する。なお、本明細書では、シール材27の、リード線19の絶縁導線部と接する面を、リード線シール部27aと称する。
3 真空チャンバ
15 水冷ジャケット(冷却媒体収容部)
17 コイル
19 リード線
23 シール構造部
27 シール材
27a リード線シール部
29 中間部材
31 Oリング
Claims (5)
- 真空チャンバと、該真空チャンバ内に配置され、絶縁膜が被覆されているコイルと、該コイルを冷却するための冷却媒体を収容する冷却媒体収容部と、が備えられた成膜装置であって、
前記冷却媒体収容部の外壁に、前記コイルを形成するリード線が貫通するシール構造部を設け、
該シール構造部には、前記リード線の絶縁膜に接するリード線シール部を有するシール材と、前記冷却媒体が存在する側と反対側である、前記冷却媒体収容部の外側のみに、前記シール材を押圧するための押圧キャップが備えられ、
前記リード線シール部が、2以上設けられ、
各々の前記リード線シール部は、前記押圧キャップによって押圧されることで、前記リード線の前記絶縁膜を押圧してシールする、
ことを特徴とする成膜装置。 - 前記2以上のリード線シール部の間には中間部材が設けられ、
該中間部材は、該中間部材と接触する前記シール材を前記リード線側に押し付けるための傾斜形状を有している、
ことを特徴とする請求項1記載の成膜装置。 - 前記2以上設けられているリード線シール部が、1つのリード線シール部を有するシール材を2以上並べて構成されている、
ことを特徴とする請求項2記載の成膜装置。 - 前記中間部材の外周には、Oリングが保持されている、
ことを特徴とする請求項2または3記載の成膜装置。 - 前記中間部材は、樹脂である
ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の成膜装置。
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