JP6758222B2 - 半導体装置及びそのメモリアクセス制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の半導体装置は、制御対象装置の駆動制御を行う駆動制御部と前記駆動制御に係る安全制御を行う安全制御部とが1つのプロセッサ上に備えられる安全制御システムであって、予め駆動制御部、安全制御部それぞれに係るデータ格納領域として所定の記憶領域が割り当てられており、駆動制御部がアクセス不可の記憶領域として、安全制御部に割り当てられた記憶領域が登録されるメモリ保護情報記憶手段と、駆動制御部によるメモリアクセス実行の際、当該アクセス先とメモリ保護情報記憶手段に登録された登録情報を参照し、当該アクセス先が前記アクセス不可の記憶領域であった場合、駆動制御部による安全制御部に割り当てられた記憶領域へのメモリアクセスを阻止するメモリ保護手段と、を備える。
図1に実施の形態1にかかる半導体装置1のブロック図を示す。図1に示すように、実施の形態1にかかる半導体装置1は、主演算装置(例えば、CPU10)、共有メモリ21、副演算装置(例えば、ハードウェアIP22、23)を有する。この明細書において、副演算装置(ハードウェアIP)とは、演算装置の内部に処理命令を格納するレジスタを有する演算装置であって、レジスタに設定された処理命令に基づいて処理を行う演算装置のことを言う。処理命令は、特定の処理内容を表すよう予め定義された数値であっても構わない。このとき、レジスタの値は、例えば主演算装置によって設定される。また、図1では、副演算装置として、それぞれが同一構成となる複数のハードウェアIPを有する例を示したが、ハードウェアIPの構成は、異なる構成であっても構わない。
実施の形態2では、ハードウェアIP22の別の形態となるハードウェアIP22aについて説明する。なお、実施の形態2の説明において、実施の形態1と同じ構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態3では、実施の形態1にかかる半導体装置1の別の形態となる半導体装置2について説明する。なお、実施の形態3の説明において、実施の形態1と同じ構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態4では、実施の形態1にかかるハードウェアIP22の別の形態となるハードウェアIP22bを説明する。なお、実施の形態4にかかる半導体装置は、実施の形態3にかかる半導体装置2のハードウェアIP22をハードウェアIP22bに置き換えたものとして説明するが、メモリ管理ユニット51を有していなくてもハードウェアIP22bを利用することは可能である。
2 半導体装置
10 CPU
11 演算部
21 共有メモリ
22、22a、22b、23 ハードウェアIP
31 情報処理部
32 レジスタ群
33 メモリアクセスコマンド生成部
34 メモリ保護部
41 内部メモリ
42 リセット制御回路
51 メモリ管理ユニット
61 動作パラメータ読込部
ERR1、ERR2 エラー通知
RST1〜RST5 初期化信号
Claims (17)
- プログラムを実行する主演算部と、
前記主演算部で実行されるプログラムの一部の処理を実行する副演算部と、
前記主演算部と前記副演算部からのアクセスを受ける共有メモリと、を有し、
前記副演算部は、
前記主演算部から与えられるアクセス許可範囲アドレス値を格納するレジスタと、
前記主演算部から与えられる動作命令に応じて所定の処理を行う情報処理部と、
前記情報処理部から前記共有メモリに発せられたアクセス要求のうち、前記アクセス許可範囲アドレス値により指定されたアクセス許可範囲内に対するアクセス要求を前記共有メモリに与え、前記アクセス許可範囲アドレス値により指定されたアクセス許可範囲外に対するアクセス要求を遮断するメモリ保護部と、
を有する半導体装置。 - 前記主演算部では、前記プログラムとして高い信頼性の信頼済みプログラムと信頼済みプログラムよりも信頼性が低い信頼済みでないプログラムとが実行され、前記副演算部の前記レジスタに対する前記アクセス許可範囲アドレス値の格納処理は、前記信頼済みプログラムにより行われる請求項1に記載の半導体装置。
- 前記主演算部は、前記副演算部の前記レジスタに対する前記アクセス許可範囲アドレス値の格納処理を前記副演算部の起動前に行う請求項1に記載の半導体装置。
- 前記メモリ保護部は、前記アクセス許可範囲アドレス値により指定されたアクセス許可範囲外に対するアクセス要求を検出した場合には、前記主演算部にエラー通知を行い、
前記主演算部は、前記エラー通知に応じて前記副演算部の動作停止処理、前記副演算部を利用するプログラムの停止処理の少なくとも1つを割込処理として実行する請求項1に記載の半導体装置。 - 前記副演算部は、前記主演算部が利用するメモリ空間上にメモリ空間が定義されず、前記副演算部のみが利用可能な内部メモリと、
前記レジスタ、前記情報処理部、前記メモリ保護部、前記内部メモリ、及び、前記共有メモリを初期化する初期化処理を行うリセット制御回路と、を有し、
前記リセット制御回路は、前記副演算部の起動時及び終了時に前記初期化処理を行う請求項1に記載の半導体装置。 - 前記リセット制御回路は、前記アクセス許可範囲のうち前記主演算部から指定された特定アクセス許可範囲については前記初期化処理を行わない請求項5に記載の半導体装置。
- 前記主演算部で実行されるプログラム毎にアクセス範囲を制御するメモリ管理ユニットを更に有する請求項1に記載の半導体装置。
- 前記副演算部の前記レジスタに格納される前記アクセス許可範囲アドレス値は、前記メモリ管理ユニットにおいて前記副演算部を利用するプログラムに許可されたメモリ管理領域内のアドレス値を有する請求項7に記載の半導体装置。
- 前記副演算部は、
前記共有メモリの前記アクセス許可範囲内に設定されたパラメータ設定領域に格納された動作パラメータを読み込むパラメータ読込部と、
前記パラメータ読込部から与えられた前記動作パラメータに基づき前記共有メモリに対するアクセスアドレスを生成するアクセスアドレス生成部と、を更に有する請求項1に記載の半導体装置。 - 前記共有メモリは、前記主演算部及び前記副演算部とは別の半導体チップ上に設けられる請求項1に記載の半導体装置。
- プログラムを実行する主演算部と、
前記主演算部で実行されるプログラムの一部の処理を実行し、前記主演算部から与えられるアクセス許可範囲アドレス値を格納するレジスタを含む副演算部と、
前記主演算部と前記副演算部からのアクセスを受ける共有メモリと、を有する半導体装置におけるメモリアクセス制御方法であって、
前記副演算部は、
前記主演算部から与えられる動作命令に応じて所定の処理を行い、
前記所定の処理に応じて前記共有メモリに発せられたアクセス要求のうち、前記アクセス許可範囲アドレス値により指定されたアクセス許可範囲内に対するアクセス要求を前記共有メモリに与え、前記アクセス許可範囲アドレス値により指定されたアクセス許可範囲外に対するアクセス要求を遮断する半導体装置のメモリアクセス制御方法。 - 前記主演算部では、前記プログラムとして高い信頼性の信頼済みプログラムと信頼済みプログラムよりも信頼性が低い信頼済みでないプログラムとが実行され、前記副演算部の前記レジスタに対する前記アクセス許可範囲アドレス値の格納処理は、前記信頼済みプログラムにより行われる請求項11に記載の半導体装置のメモリアクセス制御方法。
- 前記主演算部は、前記副演算部の前記レジスタに対する前記アクセス許可範囲アドレス値の格納処理を前記副演算部の起動前に行う請求項11に記載の半導体装置のメモリアクセス制御方法。
- 前記副演算部は、前記アクセス許可範囲アドレス値により指定されたアクセス許可範囲外に対するアクセス要求を検出した場合には、前記主演算部にエラー通知を行い、
前記主演算部は、前記エラー通知に応じて前記副演算部の動作停止処理、前記副演算部を利用するプログラムの停止処理の少なくとも1つを割込処理として実行する請求項11に記載の半導体装置のメモリアクセス制御方法。 - 前記副演算部は、前記主演算部が利用するメモリ空間上にメモリ空間が定義されず、前記副演算部のみが利用可能な内部メモリを有し、
前記副演算部の起動時及び終了時に前記内部メモリの初期化処理を行う請求項11に記載の半導体装置のメモリアクセス制御方法。 - 前記副演算部は、前記共有メモリ上の前記アクセス許可範囲のうち前記主演算部から指定された特定アクセス許可範囲については前記初期化処理を行わない請求項15に記載の半導体装置のメモリアクセス制御方法。
- 前記副演算部は、
前記共有メモリの前記アクセス許可範囲内に設定されたパラメータ設定領域に格納された動作パラメータを読み込み、
読み出した前記動作パラメータに基づき前記共有メモリに対するアクセスアドレスを生成する請求項11に記載の半導体装置のメモリアクセス制御方法。
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