JP6757230B2 - 車載装置および覚醒システム - Google Patents

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Description

本発明は、車載装置および覚醒システムの技術に関するものである。
車両の運転者の眠気を感知する手段と、車両の運行状況を検出するナビゲーション手段と、眠気のある運転者を覚醒させるための、体を動かす手段を含む複数の覚醒パターンと、車両の運行状況に応じて運転者に適する覚醒パターンを選択し、画面表示手段および/また音声再生手段を用いて運転者に対して覚醒パターンを実行させるエージェント手段を備えるナビゲーション装置についての技術が、特許文献1に記載されている。
特開2005−352895号公報
上記のような技術では、運転に係る入力動作の異常に基づき眠気を感知し、画面上で覚醒のための運動等の指示を行う事はできるが、その覚醒効果の個人差については考慮されていない。
本発明の目的は、運転者にとってより覚醒効果の高い施設を案内する技術を提供することにある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係る車載装置は、現在位置を算出する現在位置算出部と、施設情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部と、車両が駐車または停車したことを判断する駐停車判断部と、ユーザの生体情報を受信する生体情報受信部と、上記生体情報受信部で受信したユーザの生体情報を用いて、心身の状態を算出する心身状態算出部と、上記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときに、上記心身状態算出部でユーザの心身の状態を算出するとともに、上記現在位置算出部で取得した現在位置と、上記心身状態算出部で算出した心身の状態と、を対応させて記憶する駐停車時心身状態記憶部と、上記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときの上記車両の位置について、上記現在位置算出部を用いて位置を算出し、上記地図情報記憶部を用いて上記算出された位置にある施設情報を取得する施設情報取得部と、上記車両が移動を開始したことを判断する移動開始判断部と、上記移動開始判断部で上記車両が移動を開始したと判断した場合に、上記心身状態算出部を用いてユーザの心身の状態を算出し、上記駐停車時心身状態記憶部に記憶されている心身の状態と比較して心身の状態の変化を算出する心身状態変化算出部と、上記心身状態変化算出部で算出された心身の状態の変化と、上記施設情報取得部で取得した施設情報と、を対応させて記憶する心身状態変化記憶部と、上記心身状態算出部で算出された心身の状態が所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を取得して、出力する出力部と、を備え、上記出力部は、上記ユーザの予め定められた自宅周辺の上記施設情報を除外して出力する、ことを特徴とする。

本願発明によれば、運転者にとってより覚醒効果の高い施設を案内する技術を提供することが可能となる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る実施形態を適用した覚醒システムの構造を示す図である。 回復地点記憶部のデータ構造を示す図である。 身体情報取得装置のハードウェア構造を示す図である。 車載装置のハードウェア構造を示す図である。 駐停車時処理の流れを示す図である。 覚醒低下時処理の流れを示す図である。 覚醒低下時処理により生成される画面の例を示す図である。 本発明に係る別の実施形態を適用した覚醒システムの構造を示す図である。 別の実施形態に係る覚醒低下時処理の流れを示す図である。 別の実施形態に係る覚醒低下時処理により生成される画面の例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態を適用した覚醒システムについて、図面を参照して説明する。なお、図1〜図10は、覚醒システムの全ての構成を示すものではなく、理解容易のため、適宜、構成の一部を省略して描いている。
図1に、本発明に係る実施形態を適用した覚醒システムの構造を示す。本発明に係る実施形態を適用した覚醒システムにおいては、身体情報取得装置100と、車載装置200と、がそれぞれアンテナ50、アンテナ150を介して通信可能に接続されている。なお、身体情報取得装置100と、車載装置200とは、通信ネットワークを介して接続されるものであってもよく、通信ネットワークは、例えばインターネット網や携帯電話網等の公衆無線通信網であってもよいし、所定の管理地域ごとに設けられた閉鎖的な通信網であってもよい。より具体的には、そのような通信ネットワークは、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、WiFi(登録商標)等の無線ネットワーク、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線、USB(Universal Serial Bus)通信線を用いた所定の有線通信等の、各種通信方法による通信網であってもよい。
身体情報取得装置100は、運転者(以降、ユーザーと記載することがある)の身体情報を取得可能な情報処理装置である。身体情報取得装置100は、本実施形態においては、運転者の脈波の情報、例えば一分間あたりの脈拍数を検出し、所定のタイミングで(あるいは5秒ごと等の所定の間隔で)車載装置200へ送信する。なお、身体情報取得装置100は、脈波の情報に限られず、例えばまばたきの回数、視線の方向、体温、発汗量、血圧等の情報を検出し送信するものであってもよい。
本実施形態においては、身体情報取得装置100は、単体動作可能な指輪型、腕輪型あるいは眼鏡型等の各種のウェアラブル装置を想定している。しかし、本願発明の対象となる身体情報取得装置100は、図1に示す身体情報取得装置100に限られるものではない。例えば、移動体に組み込まれた各種制御機器、カーナビゲーション装置等により運転者の顔等を光学的に撮影して特徴点の変化から身体情報を取得するものであってもよいし、あるいは運転席に設けられたセンサーパッド等により脈波や発汗を検知するものであってもよい。
また、身体情報取得装置100は、運転者の脈波を検出することができるものであれば、移動体の運転者あるいは乗員が有する携帯電話機器等の移動端末であってもよく、例えばスマートフォンやフィーチャーフォン、あるいはPDA(Personal Digital Assistance)、ノートパソコン、サーバー装置、デジタル放送の中継装置、タブレット端末等であってもよい。
身体情報取得装置100は、制御部120を含んで構成される。制御部120には、身体情報(脈波)取得部121と、身体情報送信部122と、が含まれる。
身体情報(脈波)取得部121は、運転者の脈波を検出する。具体的には、身体情報(脈波)取得部121は、運転者の脈波として、運転者の血流のリズムを検出し、脈の周期を特定する。
身体情報送信部122は、接続された車載装置200に対して、検出した脈波の情報を送信する。なお、身体情報送信部122は、所定のタイミングで(例えば、30秒ごと等の所定の間隔で、あるいは車載装置200から指示を受けると、)当該情報を送信する。
車載装置200は、経路情報や寄り道施設、渋滞情報や事故情報等、各種の情報を地図情報に重畳させて表示させる情報処理装置である。車載装置200は、運転者の脈波の情報を用いて、所定の基準に基づく運転者の覚醒の度合い(以降、覚醒度という)を特定し、駐停車の前後での覚醒度の変化量を記録する。また、車載装置200は、運転者に覚醒効果が高いと考えられる近隣の施設あるいは地点を検索し、休憩地として表示する。なお、覚醒度は、低い程運転者の心身の状態が睡眠に近い状態を示し、高い程運転者の心身の状態が覚醒に近い状態を示す所定の指標値である。
本実施形態においては、車載装置200は、単体動作可能な情報処理装置を想定している。しかし、本願発明の対象となる車載装置200は、図1に示す車載装置200に限られるものではない。例えば、車両等の移動体に組み込まれた各種制御機器、カーナビゲーション装置等により運転者の休憩地の情報が表示されるものであってもよい。
また、車載装置200は、移動体あるいは運転者に着脱可能に設けられるものであってもよい。あるいは、車載装置200は、移動体の運転者あるいは乗員が有する携帯電話機器等の移動端末であってもよく、例えばスマートフォンやフィーチャーフォン、あるいはPDA(Personal Digital Assistance)、ノートパソコン、サーバー装置、デジタル放送の中継装置、タブレット端末等であってもよい。
車載装置200は、制御部220と、記憶部230と、を含んで構成される。制御部220には、覚醒度判定部221と、車両情報取得部222と、現在位置算出部223と、覚醒度ランク判定部224と、回復地点登録部225と、回復地点検索部226と、表示制御部227と、が含まれる。記憶部230には、回復地点記憶部231が格納される。また、図示しないが、記憶部230には、一般的なカーナビゲーション装置等が備える地図情報、例えば施設の名称、位置、範囲、施設のカテゴリ、施設がチェーン展開されている施設である場合にそのチェーンを特定する情報等、が格納される。
図2は、回復地点記憶部231のデータ構造を示す図である。
回復地点記憶部231は、回復者識別子231Aと、地点231Bと、施設名231Cと、停車時間231Dと、回復量231Eと、覚醒維持時間による回復量減点値231Fと、を含む。回復地点記憶部231は、後述する心身状態変化算出部で算出された心身の状態の変化と、後述する施設情報取得部で取得した施設情報と、を対応させて記憶する心身状態変化記憶部でもあるといえる。
回復者識別子231Aは、記録された回復地点において回復した者、すなわち所定の運転者を特定する識別子である。地点231Bは、記録された回復地点の位置を特定する情報である。
地点231Bは、例えば、GPS(Global Positioning System)等において用いられる座標系で示されるものであってもよいし、住所等の所定の記述ルールに従った表記で示されるものであってもよい。なお、本実施形態においては、回復地点には、ある位置に長期間を想定して設置された施設、建造物、設備等の被造物、地形等の自然物が含まれる。例えば、ビル、家屋、橋、鉄道のレール、交差点、信号機、トンネル、道路標識、電話ボックス、坂、駐車場、公園、田畑、森林、丘陵、山岳、河川等は構造物に含まれる。
施設名231Cは、地点231Bにより特定される構造物の名称、通称、俗称等の称呼を特定する情報である。停車時間231Dは、地点231Bにより特定される地点において停車していた時間を特定する情報である。回復量231Eは、記録された回復地点において回復した者の回復の量を特定する情報である。具体的には、回復量231Eには、覚醒度の上昇量を特定する情報が格納される。
覚醒維持時間による回復量減点値231Fは、記録された回復地点において回復した者の回復の量から減点する量を特定する情報である。減点対象となるのは、回復後に再度覚醒度が所定以下まで低下するまでの時間(覚醒維持時間)が所定の時間(例えば、15分)よりも短い場合の回復である。すなわち、そのような回復は暫定的な効果でしかなく例えば一時的な運動等、疲労を伴う一時的な覚醒であったと推定すべきものであり、覚醒維持時間による回復量減点値231Fは、回復量として計上すべき量を適正に補正する値であるといえる。
図1の説明に戻る。覚醒度判定部221は、身体情報取得装置100から送信された身体情報を所定のアルゴリズムを用いて、所定の基準に照らして覚醒度を判定する。なお、この覚醒度は、眠気が解消された状態で所定の最大値となり、眠気が多い程低下する値であればよい。すなわち、覚醒度判定部221は、ユーザの生体情報を受信する生体情報受信部と、生体情報受信部で受信したユーザの生体情報を用いて、心身の状態を算出する心身状態算出部と、に相当する処理を行うことができる。
車両情報取得部222は、車載装置200が搭載された車両の情報を取得する。車両情報取得部222は、例えば、車両の停止、発進、ドアの開閉、窓の開閉、開錠等を検出する。すなわち、車両情報取得部222は、車両が駐車または停車したことを判断する処理を行う駐停車判断部、あるいは車両が移動を開始したことを判断する移動開始判断部であるともいえる。
現在位置算出部223は、車載装置200の現在地を算出する。具体的には、現在位置算出部223は、GPS等により取得した位置情報の座標を用いて、マップマッチング処理等の調整処理を行い現在地として推定される位置を示す座標を算出する。
覚醒度ランク判定部224は、記録された各回復地点について、駐停車覚醒度ランクを判定する。具体的には、覚醒度ランク判定部224は、記録された各回復地点が運転者にとって優良な回復地点であるか否かを判断するための単位時間当たりの回復量を算出し、単位時間当たりの回復量に基づき各回復地点のランクを判定する。
回復地点登録部225は、運転者が所定の条件を満たす駐停車を行った際に、発車時にその地点における駐停車前後の覚醒度の回復量の情報を回復地点の情報として回復地点記憶部231に格納する。具体的には、回復地点登録部225は、所定の条件を満たす場合に休憩したとみなして、駐停車時の覚醒度と発車時の覚醒度との間での変化を含めて回復地点として回復地点記憶部231に格納する。すなわち、回復地点登録部225は、移動開始判断部により車両が移動を開始したと判断した場合に、心身状態算出部がユーザの心身の状態を算出するとともに、駐停車時の心身の状態と比較して心身の状態の変化を算出する心身状態変化算出部であるともいえる。
休憩とみなす所定の条件は、例えば駐停車時間が10分以上120分以下等であって、予め登録された自宅があれば現在地がその近辺(例えば、100m以内)でなく、運転者が車外に出た、等の各種の条件が考えられる。なお、運転者が車外へ出たことは、駐停車中に運転席側ドアの開閉がなされたことを検出して判定しうる。すなわち、回復地点登録部225は、駐停車判断部で駐停車したと判断されたときに、心身状態算出部がユーザの心身の状態を算出するとともに、現在位置取得部が取得した現在位置と、心身状態算出部が算出した心身の状態と、を対応させて記憶部に記憶する駐停車時心身状態記憶部であるともいえる。
回復地点検索部226は、運転者にとって回復に適した地点を検索し、立ち寄りを推奨する回復地点を特定する。具体的には、回復地点検索部226は、覚醒度判定部221により覚醒度が所定以下まで低下したと判定された場合に、運転者の回復の実績を考慮して、近隣で回復のための休憩所となり得る地点を回復地点記憶部231から検索する。例えば、回復地点検索部226は、運転者が眠気を感じている場合に、運転者について記録された各回復地点のうち近隣(例えば、到達までに予測される所要時間が5分以内)の回復地点であって優良な、すなわち単位時間当たりの回復量が多い回復地点を複数検索する。すなわち、回復地点検索部226は、駐停車判断部により駐停車したと判断されたときの車両の位置について、現在位置算出部223を用いて位置を算出し、地図情報を用いて、算出された位置にある施設情報を取得する施設情報取得部であるともいえる。なお、回復地点検索部226は、予め登録された自宅は、回復地点から除外するようにしてもよい。自宅での回復は案内するまでもなく運転者が選択できると考えられるためである。
表示制御部227は、車載装置200において情報の表示を制御する。具体的には、表示制御部227は、地図情報の表示と非表示、地図への重畳表示の方法、表示内容の取捨選択等について、各種の表示画面および設定値に基づいて表示制御を行う。例えば、表示制御部227は、心身状態算出部により算出された心身の状態が所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を取得して、出力する出力部である。
なお、上述したが、上記の覚醒システムは、身体情報取得装置100と、車載装置200と、が別の装置として分かれているが、これに限られるものではない。すなわち、身体情報取得装置100と、車載装置200とは、単一の装置であってもよい。
図3は、身体情報取得装置100のハードウェア構造を示す図である。身体情報取得装置100は、入力受付装置101と、演算装置102と、無線通信装置103と、主記憶装置104と、脈波センサー105と、これらをつなぐバス108と、を含んで構成される。
入力受付装置101は、ハードウェアボタンやタッチパネル等の各種入力装置である。なお、この入力受付装置101は、車載装置200の入出力の装置と共用されるものであってもよいし、独立しているものであってもよい。
演算装置102は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
無線通信装置103は、無線ネットワーク、あるいはBluetooth(登録商標)等を介して、例えば車載装置200等の他の装置と通信経路を確立し情報を送受信するネットワークモジュール等の装置である。
主記憶装置104は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
脈波センサー105は、装着者の脈波を検出するセンサーであって、タッチ式であるか光学式であるか、あるいはそれ以外の方式であるかを問わない。
上記した制御部120の各機能部、すなわち身体情報(脈波)取得部121、身体情報送信部122は、演算装置102が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置104には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
なお、上記した各構成要素は、身体情報取得装置100の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。身体情報取得装置100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、CPUに限らずハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
図4は、車載装置200のハードウェア構造を示す図である。車載装置200は、入力受付装置201と、演算装置202と、無線通信装置203と、主記憶装置204と、加速度検出装置205と、車載ネットワーク通信装置206と、位置検出装置207と、出力表示装置208と、外部記憶装置209と、これらをつなぐバス210と、を含んで構成される。
入力受付装置201は、ハードウェアボタンやタッチパネル等の各種入力装置である。なお、この入力受付装置201は、身体情報取得装置100の入出力の装置と共用されるものであってもよいし、独立しているものであってもよい。
演算装置202は、例えばCPUなどの演算装置である。
無線通信装置203は、無線ネットワーク、あるいはBluetooth(登録商標)等を介して、例えば身体情報取得装置100等の他の装置と通信経路を確立し情報を送受信するネットワークモジュール等の装置である。
主記憶装置204は、例えばRAMなどのメモリ装置である。
加速度検出装置205は、例えば車載装置200が搭載された移動体の加速度を検出する装置である。すなわち、加速度検出装置205によれば、車両の発車を検出できる。
車載ネットワーク通信装置206は、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークに接続された他の機器と通信を行う装置である。
位置検出装置207は、例えばGPS等の衛星波を受信して地球上における位置を特定する座標を得る。
出力表示装置208は、例えば液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示出力を行う装置である。
外部記憶装置209は、例えばハードディスクやSSD(Solid State Drive)、その他各種の不揮発性記憶媒体に情報を書き込み、あるいは不揮発性記憶媒体から所定の情報を読み出す装置である。
上記した制御部220の各機能部、すなわち覚醒度判定部221、車両情報取得部222、現在位置算出部223、覚醒度ランク判定部224、回復地点登録部225、回復地点検索部226、表示制御部227は、演算装置202が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置204には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
なお、上記した各構成要素は、車載装置200の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。車載装置200の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、CPUに限らずハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
[動作の説明]次に、駐停車時処理の動作について説明する。
図5は、駐停車時処理の流れを示す図である。駐停車時処理は、車両が駐停車のために停止すると開始される。
まず、車両情報取得部222は、車両位置と時刻とを取得する(ステップS001)。具体的には、車両情報取得部222は、現在位置算出部223から車両位置を取得し、現在時刻を取得する。なお、現在時刻は、車載装置200か管理する時刻でも良いし、身体情報取得装置100が管理する時刻であっても良い。
そして、覚醒度判定部221は、脈波を取得し、暫定で記録する(ステップS002)。具体的には、覚醒度判定部221は、身体情報取得装置100から送信された身体情報である脈波を取得し、記憶部230の所定の領域に暫定的に格納する。
そして、車両情報取得部222は、発進を検出したか否か判定する(ステップS003)。具体的には、車両情報取得部222は、加速度検出装置205が検出する加速度の情報を監視し、車両が発進したことを検出するまでステップS003を繰り返す。すなわち、ステップS003にて「No」の場合には、車両情報取得部222は、ステップS003を繰り返す。
車両の発進を検出した場合(ステップS003にて「Yes」の場合)には、車両情報取得部222は時刻を取得する(ステップS004)。具体的には、車両情報取得部222は、現在時刻を取得する。なお、現在時刻は、車載装置200か管理する時刻でも良いし、身体情報取得装置100が管理する時刻であっても良い。
そして、覚醒度判定部221は、脈波を取得する(ステップS005)。具体的には、覚醒度判定部221は、身体情報取得装置100から送信された身体情報である脈波を取得する。
そして、回復地点登録部225は、停車位置は自宅付近ではなく、停車中にドライバーが降車し、停車時間が範囲内であるか否か等を判定する(ステップS006)。具体的には、回復地点登録部225は、ステップS001で取得した車両位置が予め登録された自宅付近(例えば、自宅から100m以内)ではなく、運転席側のドアの開閉が駐停車中に検出され、駐停車時間が10分以上120分以下であるか否かを判定する。
停車位置は自宅付近ではなく、停車中にドライバーが降車し、停車時間が範囲内である場合(ステップS006にて「Yes」の場合)には、回復地点登録部225は、次に覚醒度が低下するまでの時間を計測する(ステップS007)。具体的には、回復地点登録部225は、覚醒度判定部221から出力される覚醒度をモニタリングし、次に所定の基準以下に覚醒度が低下するまでの時間を計測する。なお、次に覚醒度が所定の基準以下にまで低下する前に目的地に到着した等運転を終了した場合には、その時点で回復地点登録部225は時間の計測を終了させてステップS008へ制御を進める。
覚醒度ランク判定部224は、覚醒度低下までの時間(覚醒維持時間)に応じて回復量の減点を特定し覚醒度ランクを算出する(ステップS008)。具体的には、覚醒度ランク判定部224は、ステップS007で計測した所定の基準値以下への覚醒度の低下までに要した時間に応じて回復量の減点量を特定する。例えば、覚醒度ランク判定部224は、15分以内に覚醒度が低下した場合には、覚醒維持時間が短い程、当該回復地点の回復量が低くなるよう、すなわち減点量を多くするよう、減点を特定する。そして、覚醒度ランク判定部224は、当該回復地点についての回復量から減点を差し引いた値に応じて、覚醒度ランクを特定する。当該覚醒度ランクは、回復量に応じて所定の基準に従った覚醒度ランクが定められるのが望ましい。
そして、回復地点登録部225は、回復者識別子とともに回復地点として当該地点を記録する(ステップS009)。具体的には、回復地点登録部225は、運転者を特定する回復者識別子とともに、当該地点の位置情報、当該地点に応じた施設名、停車時間、回復量および覚醒維持時間による回復量減点値を回復地点記憶部231へ格納する。
停車位置は自宅付近であるか、停車中にドライバーが降車していないか、停車時間が範囲内にない場合(ステップS006にて「No」の場合)には、回復地点登録部225は、暫定記録を消去する(ステップS010)。具体的には、回復地点登録部225は、ステップS002において暫定的に記録した情報を削除する。
以上が、駐停車時処理の流れである。駐停車時処理によれば、駐停車が休憩に相当するものと推定される場合には、覚醒度の回復量を含めて当該駐停車の地点を回復地点として記録することができる。
図6は、覚醒低下時処理の流れを示す図である。覚醒低下時処理は、身体情報取得装置100から送信される身体情報に基づく覚醒度が所定以下に低下すると、開始される。
まず、車両情報取得部222は、車両位置と時刻とを取得する(ステップS101)。具体的には、車両情報取得部222は、現在位置算出部223から車両位置を取得し、現在時刻を取得する。なお、現在時刻は、車載装置200か管理する時刻でも良いし、身体情報取得装置100が管理する時刻であっても良い。
そして、覚醒度判定部221は、脈波を取得する(ステップS102)。具体的には、覚醒度判定部221は、身体情報取得装置100から送信された身体情報である脈波を取得する。
そして、回復地点検索部226は、所定時間内に到着可能な所定以上の回復が見込める休憩所と、同系列の休憩所と、同種別の施設とを、車両位置、時刻、脈波、回復者識別子を用いて検索する(ステップS103)。具体的には、回復地点検索部226は、交通混雑や交通規制等を考慮した到着予想時刻が所定時間内である回復地点を、運転者の回復者識別子に係る回復地点記憶部231の情報から検索する。また、回復地点検索部226は、当該回復地点の回復量を、覚醒維持時間による回復量減点値を減算して検索する。その際、回復地点検索部226は、当該回復地点までの到着予想時刻を算出するために、車両位置と現在時刻の情報とを用いる。また、回復地点検索部226は、検索の結果得られた回復地点と同系列の休憩所、同種別の施設が有れば検索する。なお、同系列の休憩所とは、例えば運営主体あるいはブランドが互いに同一である施設をいい、同種別の施設とは、例えば提供サービスが互いに同じあるいは類似する施設をいう。
そして、表示制御部227は、休憩所、施設を覚醒度ランクの順に表示させる(ステップS104)。例えば、表示制御部227は、ステップS103にて検索した結果得られた休憩所、施設を示す情報を、覚醒度ランクの高い順に、すなわち回復量から覚醒維持時間による回復量減点値を減算した値の大きい順にリストして表示出力する。あるいは、表示制御部227は、ステップS103にて検索した結果得られた休憩所、施設を示す情報を、到着予想時刻が近い順にリストして表示出力しても良いし、回復量と所要時間を用いて所定のアルゴリズムで順位付けして表示出力しても良い。なお、表示制御部227は、ステップS103にて検索した結果得られた休憩所、施設を示す情報を、覚醒度ランクの高い順に音声により出力してもよい。
以上が、覚醒低下時処理の流れである。覚醒低下時処理によれば、身体情報取得装置100により検出した運転者の覚醒度が所定以下に低下した場合に、運転者の実績に基づく回復量を考慮して近隣の休憩地点を提示することができる。
図7は、覚醒低下時処理により生成される生成される画面の例を示す図である。図7には、覚醒低下時処理のステップS104において車載装置200により表示される地図画面500が示されている。地図画面500には、自車位置を示すカーマークを中心として、自車から所定の範囲内の地図510が示される。また、覚醒低下時処理のステップS103において検索された近隣の休憩所について、おすすめの休憩所リスト520が表示される。おすすめの休憩所リスト520には、検索された休憩所、施設等が、目的地あるいは経由地として設定可能に、覚醒度ランクの順に配されるのが望ましい。
図8は、本発明に係る別の実施形態を適用した覚醒システムの構造を示す図である。当該覚醒システムでは、車載装置200からサーバー装置300へアクセスして、回復地点を登録および検索するようになっている。そのため、車載装置200の制御部220には、回復地点登録部225、回復地点検索部226に代えて回復地点情報管理部228が備えられ、記憶部230には回復地点記憶部231が備えられていない。また、車載装置200には、ネットワークカード等の通信装置を介してサーバー装置300と通信する通信部240が備えられている。また、サーバー装置300は、車載装置200とネットワーク10を介して通信可能に接続されている。ネットワーク10は、携帯電話網、インターネット等の公衆網であってもよいし、所定の無線LAN等によるネットワーク等であってもよい。なお、身体情報取得装置100は、図1に示した実施形態における身体情報取得装置100と基本的に同一の構成を備える。
回復地点情報管理部228は、運転者が所定の条件を満たす駐停車を行った際に、発車時にその地点における駐停車前後の覚醒度の回復量の情報を回復地点の情報としてサーバー装置300へ送信する。また、回復地点情報管理部228は、サーバー装置300から運転者にとって回復に適した地点の検索結果である立ち寄りを推奨する回復地点を受信する。
具体的には、回復地点情報管理部228は、例えば駐停車時間が10分以上120分以下等であって、予め登録された自宅があれば現在地がその近辺(例えば、100m以内)でなく、運転者が車外に出た、等の各種の条件を満たす場合に、休憩したとみなして、駐停車時の覚醒度と発車時の覚醒度との間での変化を含めて回復地点としてサーバー装置300宛てに送信する。なお、運転者が車外へ出たことは、駐停車中に運転席側ドアの開閉がなされたことを検出して判定しうる。
また、回復地点情報管理部228は、覚醒度判定部221により覚醒度が所定以下まで低下したと判定された場合に、運転者の回復の実績を考慮して、近隣で回復のための休憩所となり得る地点をサーバー装置300へ問い合わせて、結果を受信する。例えば、回復地点情報管理部228は、運転者が眠気を感じている場合に、運転者について記録された各回復地点のうち近隣の回復地点であって優良な、すなわち単位時間当たりの回復量が多い回復地点を複数検索するようサーバー装置300へ依頼し、その結果を受け付ける。なお、回復地点情報管理部228は、予め登録された自宅は、回復地点から除外するようにしてもよい。自宅での回復は案内するまでもなく運転者が選択できると考えられるためである。
サーバー装置300は、単体動作可能な情報処理装置を想定している。しかし、本願発明の対象となるサーバー装置300は、図8に示すサーバー装置300に限られるものではない。例えば、車両等の移動体に組み込まれた各種制御機器、カーナビゲーション装置等のいずれかがサーバー装置300の機能を実現するものであってもよい。
また、サーバー装置300は、移動体あるいは運転者に着脱可能に設けられるものであってもよい。あるいは、サーバー装置300は、移動体の運転者あるいは乗員が有する携帯電話機器等の移動端末であってもよく、例えばスマートフォンやフィーチャーフォン、あるいはPDA(Personal Digital Assistance)、ノートパソコン、サーバー装置、デジタル放送の中継装置、タブレット端末等であってもよい。
サーバー装置300は、制御部320と、記憶部330と、通信部340と、を含んで構成される。制御部320には、回復地点情報受付部321と、回復地点検索部322と、が含まれる。記憶部330には、回復地点記憶部331が格納される。
回復地点記憶部331は、上述の実施形態における回復地点記憶部231と略同様のデータ構造であるため、説明を省略する。
回復地点情報受付部321は、発車地点における駐停車前後の覚醒度の回復量の情報を回復地点の情報として、回復者識別子とともに受け付けて、回復地点記憶部331に格納する。
回復地点検索部322は、指定された識別子を有する者にとって回復に適した地点を検索し、立ち寄りを推奨する回復地点を特定する。具体的には、回復地点検索部322は、回復者識別子および地点情報を車載装置200から受け付け、受け付けた回復者識別子についての回復地点を地点情報で特定される地点の近隣(例えば、到達までの予測される所要時間が5分以内)で検索し、検索の結果得られた複数の回復地点を車載装置200へ送信する。
通信部340は、ネットワーク10を介して他の装置である車載装置200と通信を行う。
図示しないが、サーバー装置300は、CPU等の演算装置、通信装置、RAM等の主記憶装置、HDD等の外部記憶装置を含むハードウェア装置を備える、いわゆるサーバー装置である。制御部320の各機能部、すなわち回復地点情報受付部321、回復地点検索部322は、演算装置が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
なお、上記した各構成要素は、サーバー装置300の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。サーバー装置300の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、CPUに限らずハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
図9は、別の実施形態に係る覚醒低下時処理の流れを示す図である。当該別の実施形態に係る覚醒低下時処理は、基本的に上述の実施形態に係る覚醒低下時処理と同様であるが、一部に相違がある。以下、相違点を中心に説明する。
ステップS103に代えて、回復地点情報管理部228は、車両位置、時刻、脈波、回復者識別子をサーバー装置300へ送信する(ステップS103´)。
そして、サーバー装置300の回復地点検索部322は、車両位置、時刻、脈波、回復者識別子を受信する(ステップS201)。
回復地点検索部322は、車両位置、時刻、脈波、回復者識別子を用いて、所定時間内に到着可能な所定以上の回復が見込める休憩所と、同系列の休憩所と、同種別の施設と、を検索する(ステップS202)。具体的には、回復地点検索部322は、交通混雑や交通規制等を考慮した到着予想時刻が所定時間内である回復地点を、運転者の回復者識別子に係る回復地点記憶部331の情報から検索する。また、回復地点検索部322は、当該回復地点の回復量を、覚醒維持時間による回復量減点値を減算して検索する。その際、回復地点検索部322は、当該回復地点までの到着予想時刻を算出するために、車両位置と現在時刻の情報とを用いる。また、回復地点検索部322は、検索の結果得られた回復地点と同系列の休憩所、同種別の施設が有れば検索する。なお、同系列の休憩所とは、例えば運営主体あるいはブランドが互いに同一である施設をいい、同種別の施設とは、例えば提供サービスが互いに同じあるいは類似する施設をいう。そして、回復地点検索部322は、休憩所、施設を送信する(ステップS203)。
回復地点情報管理部228が送信された情報を受信すると、表示制御部227は、休憩所、施設を覚醒度ランクの順に表示させる(ステップS104´)。例えば、表示制御部227は、ステップS202にて検索された結果得られた休憩所、施設を示す情報を、覚醒度ランクの高い順に、すなわち回復量から覚醒維持時間による回復量減点値を減算した値の大きい順にリストして表示出力するとともに、他者のおすすめを表示する他者結果ボタン等を表示出力する。他者結果ボタンは、回復者識別子が異なる他の回復者に係る回復地点の表示依頼を受け付けるボタンである。なお、表示制御部227は、ステップS202にて検索された結果得られた休憩所、施設を示す情報を、到着予想時刻が近い順にリストして表示出力しても良いし、回復量と所要時間を用いて所定のアルゴリズムで順位付けして表示出力しても良い。あるいは、表示制御部227は、ステップS202にて検索された結果得られた休憩所、施設を示す情報を、覚醒度ランクの高い順に音声により出力してもよい。
回復地点情報管理部228は、他者結果ボタン等の入力による他者のおすすめ表示依頼の入力があったか否かを判定する(ステップS105)。
他社のおすすめ表示依頼の入力があった場合(ステップS105にて「Yes」の場合)には、回復地点検索部322は、回復量が多い休憩所の系列が類似する他の回復者識別子に関連する休憩所と、同系列の休憩所と、同種別の休憩所と、を検索する(ステップS204)。具体的には、回復地点検索部322は、ステップS202にて検索対象となった回復者識別子の者の回復量が多い休憩所の系列を特定し、当該休憩所の系列について回復量が大きい他の回復者識別子の者に係る他の回復地点およびその系列、種別の回復地点を検索する。例えば、回復地点検索部322は、「ねこカフェ」で回復量の多い回復者識別子の者に対して、同様に「ねこカフェ」で回復量の多い傾向にある他者が「○○書店」でも同様に回復量の多い傾向にある場合には、付近の○○書店と、これと同系列の書店と、他の系列の書店と、を検索する。そして、回復地点検索部322は、休憩所、施設を送信する(ステップS205)。
回復地点情報管理部228が送信された情報を受信すると、表示制御部227は、ステップS205で送信された休憩所、施設を覚醒度ランクの順に表示させる(ステップS106)。例えば、表示制御部227は、ステップS204にて検索された結果得られた休憩所、施設を示す情報を、覚醒度ランクの高い順にすなわち回復量の大きい順にリストして表示出力する。なお、表示制御部227は、ステップS204にて検索された結果得られた休憩所、施設を示す情報を、到着予想時刻が近い順にリストして表示出力しても良いし、回復量と所要時間を用いて所定のアルゴリズムで順位付けして表示出力しても良い。あるいは、表示制御部227は、ステップS204にて検索された結果得られた休憩所、施設を示す情報を、覚醒度ランクの高い順に音声により出力してもよい。
以上が、別の実施形態に係る覚醒低下時処理の流れである。このように別の実施形態に係る覚醒低下時処理によれば、同傾向の嗜好を有する他者の情報を用いて、回復地点を検索することができる。
図10は、別の実施形態に係る覚醒低下時処理により生成される画面の例を示す図である。図10には、覚醒低下時処理のステップS104´において車載装置200により表示される地図画面500´が示されている。地図画面500´には、自車位置を示すカーマークを中心として、自車から所定の範囲内の地図510が示される。また、覚醒低下時処理のステップS202において検索された近隣の休憩所について、おすすめの休憩所リスト520が表示される。おすすめの休憩所リスト520には、検索された休憩所、施設等が、目的地あるいは経由地として設定可能に、覚醒度ランクの順に配されるのが望ましい。また、地図画面500´には、回復者識別子が異なる他の回復者に係る回復地点の表示依頼を受け付ける所定の他者のおすすめを表示する他者結果ボタン530が表示される。
以上が、別の実施形態に係る構造物表示システムである。上記の別の実施形態によれば、覚醒システムは、他者の回復結果を用いて、回復効果の高い周囲の休憩所を提示することができる。
ただし、本発明は、上記の実施形態に制限されない。上記の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態においては、身体情報取得装置100は脈波を取得し、車載装置200へ送信したが、これに限られない。例えば、身体情報取得装置100は、脈波等の身体情報を一つ又は複数取得して覚醒度を所定のアルゴリズムで算出し、算出した結果の覚醒度を車載装置200へ送信するものであってもよい。その場合、覚醒度判定部221は、送信された覚醒度を運転者の覚醒度として決定する覚醒度決定部として処理を行う。このようにすることで、車載装置200の処理負担を減らし、応答性を高めることができる。
また例えば、上記の実施形態においては、回復地点について覚醒度ランクを付与する際に、時間当たりの回復量を用いるようにしている。複数回に亘る回復が同一地点でなされた場合には、のべ滞在時間とのべ回復量とを用いて時間当たりの回復量を用いるようにしてもよい。このようにすることで、回復の精度を高めることができる。
また例えば、回復地点検索部226は、覚醒低下時処理のステップS103において、所定時間内に到着可能な所定以上の回復が見込める休憩所と、同系列の休憩所と、同種別の施設とを、車両位置、時刻、脈波、回復者識別子を用いて検索しているが、回復地点そのものと、同系列の休憩所と、同種別の施設とは、それぞれに時間当たりの回復量に重み付けを行うようにしてもよい。具体的には、回復地点はそのままの回復量を用いて、同系列の休憩所は回復量を0.5倍、同種別の施設は回復量を0.25倍に換算して用いるようにしてもよい。このようにすることで、より実績値に近い回復量を基準に休憩所を提示することができる。
また例えば、図9の覚醒低下時処理のステップS204においては、一人以上の他者の回復量を用いて休憩所の検索を行うが、回復者ごとの平均回復量の相違を吸収するために、回復者ごとに休憩所の回復量の偏差値を求める等により正規化を行ってもよい。このようにすることで、他者の平均回復量の相違を吸収して回復の精度を高めることができる。
また例えば、車載装置と、車載装置と通信可能に接続されるサーバー装置と、を備える覚醒システムであって、サーバー装置は、車載装置が搭載された車両の位置を特定する情報と、当該位置における所定時間あたりの心身の状態の変化の度合いを示す情報と、をユーザーごとに格納する地点記憶部と、受け付けた位置情報が示す付近であってユーザーについて所定時間あたりの心身の状態の変化の度合いが高い車両の位置と当該位置における所定時間あたりの心身の状態の変化の度合いを示す情報とを、地点記憶部から検索する地点検索部と、を備えるものとしてもよい。
このような覚醒システムの場合、車載装置は、現在位置を算出する現在位置算出部と、施設情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部と、車両が駐車または停車したことを判断する駐停車判断部と、ユーザの生体情報を受信する生体情報受信部と、生体情報受信部で受信したユーザの生体情報を用いて、心身の状態を算出する心身状態算出部と、駐停車判断部で駐停車したと判断されたときに、心身状態算出部でユーザの心身の状態を算出するとともに、現在位置取得部で取得した現在位置と、心身状態算出部で算出した心身の状態と、を対応させてサーバー装置へ送信する駐停車時心身状態送信部と、駐停車判断部で駐停車したと判断されたときの車両の位置について、現在位置算出部を用いて位置を算出し、地図情報記憶部を用いて算出された位置にある施設情報を取得する施設情報取得部と、車両が移動を開始したことを判断する移動開始判断部と、移動開始判断部で車両が移動を開始したと判断した場合に、心身状態算出部を用いてユーザの心身の状態を算出してサーバー装置へ送信し、駐停車時心身状態送信部により送信した心身の状態と比較して心身の状態の変化を算出する心身状態変化算出部と、心身状態変化算出部で算出された心身の状態の変化と、施設情報取得部で取得した施設情報と、を対応させて記憶する心身状態変化記憶部と、心身状態算出部で算出された心身の状態が所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を前記地点検索部から取得して出力する出力部と、を備えるものとすることが考えられる。
以上、本発明について、実施形態を挙げて説明した。しかし、これに限られず、上記実施形態に記載した特徴的な処理について、別の機器に適用する(例えば、着脱可能なスマートフォンやタブレット装置等の携帯端末等に適用する)ことも可能である。
50・・・アンテナ、100・・・身体情報取得装置、120・・・制御部、121・・・身体情報(脈波)取得部、122・・・身体情報送信部、150・・・アンテナ、200・・・車載装置、220・・・制御部、221・・・覚醒度判定部、222・・・車両情報取得部、223・・・現在位置算出部、224・・・覚醒度ランク判定部、225・・・回復地点登録部、226・・・回復地点検索部、227・・・表示制御部、230・・・記憶部、231・・・回復地点記憶部、240・・・通信部

Claims (8)

  1. 現在位置を算出する現在位置算出部と、
    施設情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
    車両が駐車または停車したことを判断する駐停車判断部と、
    ユーザの生体情報を受信する生体情報受信部と、
    前記生体情報受信部で受信したユーザの生体情報を用いて、心身の状態を算出する心身状態算出部と、
    前記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときに、前記心身状態算出部でユーザの心身の状態を算出するとともに、前記現在位置算出部で取得した現在位置と、前記心身状態算出部で算出した心身の状態と、を対応させて記憶する駐停車時心身状態記憶部と、
    前記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときの前記車両の位置について、前記現在位置算出部を用いて位置を算出し、前記地図情報記憶部を用いて前記算出された位置にある施設情報を取得する施設情報取得部と、
    前記車両が移動を開始したことを判断する移動開始判断部と、
    前記移動開始判断部で前記車両が移動を開始したと判断した場合に、前記心身状態算出部を用いてユーザの心身の状態を算出し、前記駐停車時心身状態記憶部に記憶されている心身の状態と比較して心身の状態の変化を算出する心身状態変化算出部と、
    前記心身状態変化算出部で算出された心身の状態の変化と、前記施設情報取得部で取得した施設情報と、を対応させて記憶する心身状態変化記憶部と、
    前記心身状態算出部で算出された心身の状態が所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を取得して、出力する出力部と、
    を備え
    前記出力部は、前記ユーザの予め定められた自宅周辺の前記施設情報を除外して出力する、
    ことを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記出力部は、前記車両の停車であって、運転席のドアの開閉が前記停車中になされた停車について、心身の状態が前記所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を取得して、出力する、
    ことを特徴とする車載装置。
  3. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記出力部は、前記ユーザについて前記心身の状態の変化の回復度合いが高い施設情報と、当該施設と系列が同じ施設情報と、を出力する、
    ことを特徴とする車載装置。
  4. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記心身状態変化記憶部には、前記車両の位置とユーザとに応じて前記心身の状態の変化の回復度合いを減らす量が対応付けられて格納されており、
    前記出力部は、前記心身の状態の変化の回復度合いを減らす量を前記心身の状態の変化の回復度合いを示す情報から減算する、
    ことを特徴とする車載装置。
  5. 請求項に記載の車載装置であって、
    前記心身の状態の変化の回復度合いを減らす量は、前記ユーザが前記停車後に発車してから前記心身の状態の変化が所定以下に低下するまでの時間が短い程多く設定されている、
    ことを特徴とする車載装置。
  6. 車載装置と、身体情報取得装置と、を備える覚醒システムであって、
    前記身体情報取得装置は、センサーによってユーザの生体情報を取得する生体情報取得部を備え、
    前記車載装置は、
    現在位置を算出する現在位置算出部と、
    施設情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
    車両が駐車または停車したことを判断する駐停車判断部と、
    ユーザの生体情報を前記身体情報取得装置から受信する生体情報受信部と、
    前記生体情報受信部で受信したユーザの生体情報を用いて、心身の状態を算出する心身状態算出部と、
    前記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときに、前記心身状態算出部でユーザの心身の状態を算出するとともに、前記現在位置算出部で取得した現在位置と、前記心身状態算出部で算出した心身の状態と、を対応させて記憶する駐停車時心身状態記憶部と、
    前記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときの前記車両の位置について、前記現在位置算出部を用いて位置を算出し、前記地図情報記憶部を用いて前記算出された位置にある施設情報を取得する施設情報取得部と、
    前記車両が移動を開始したことを判断する移動開始判断部と、
    前記移動開始判断部で前記車両が移動を開始したと判断した場合に、前記心身状態算出部を用いてユーザの心身の状態を算出し、前記駐停車時心身状態記憶部に記憶されている心身の状態と比較して心身の状態の変化を算出する心身状態変化算出部と、
    前記心身状態変化算出部で算出された心身の状態の変化と、前記施設情報取得部で取得した施設情報と、を対応させて記憶する心身状態変化記憶部と、
    前記心身状態算出部で算出された心身の状態が所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を取得して、出力する出力部と、
    を備え
    前記出力部は、前記ユーザの予め定められた自宅周辺の前記施設情報を除外して出力する、
    ことを特徴とする覚醒システム。
  7. 車載装置と、前記車載装置と通信可能に接続されるサーバー装置と、を備える覚醒システムであって、
    前記サーバー装置は、
    前記車載装置が搭載された車両の位置を特定する情報と、当該位置における所定時間あたりの心身の状態の変化の度合いを示す情報と、をユーザごとに格納する地点記憶部と、
    受け付けた位置情報が示す付近であって前記ユーザについて所定時間あたりの前記心身の状態の変化の度合いが高い前記車両の位置と当該位置における所定時間あたりの心身の状態の変化の度合いを示す情報とを、前記地点記憶部から検索する地点検索部と、を備え、
    前記車載装置は、
    現在位置を算出する現在位置算出部と、
    施設情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部と、
    車両が駐車または停車したことを判断する駐停車判断部と、
    ユーザの生体情報を受信する生体情報受信部と、
    前記生体情報受信部で受信したユーザの生体情報を用いて、心身の状態を算出する心身状態算出部と、
    前記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときに、前記心身状態算出部でユーザの心身の状態を算出するとともに、前記現在位置算出部で取得した現在位置と、前記心身状態算出部で算出した心身の状態と、を対応させて前記サーバー装置へ送信する駐停車時心身状態送信部と、
    前記駐停車判断部で駐停車したと判断されたときの前記車両の位置について、前記現在位置算出部を用いて位置を算出し、前記地図情報記憶部を用いて前記算出された位置にある施設情報を取得する施設情報取得部と、
    前記車両が移動を開始したことを判断する移動開始判断部と、
    前記移動開始判断部で前記車両が移動を開始したと判断した場合に、前記心身状態算出部を用いてユーザの心身の状態を算出して前記サーバー装置へ送信し、前記駐停車時心身状態送信部により送信した心身の状態と比較して心身の状態の変化を算出する心身状態変化算出部と、
    前記心身状態変化算出部で算出された心身の状態の変化と、前記施設情報取得部で取得した施設情報と、を対応させて記憶する心身状態変化記憶部と、
    前記心身状態算出部で算出された心身の状態が所定値以下のとき、心身の状態の変化が最も大きい施設情報を前記地点検索部から取得して出力する出力部と、
    を備え
    前記出力部は、前記ユーザの予め定められた自宅周辺の前記施設情報を除外して出力する、
    ことを特徴とする覚醒システム。
  8. 請求項に記載の覚醒システムであって、
    前記地点検索部は、複数の前記位置において前記ユーザと前記心身の状態の変化の度合いの傾向が類似する他のユーザを一人または複数特定し、当該他のユーザについて前記心身の状態の所定以上の回復がなされた位置を検索する、
    ことを特徴とする覚醒システム。
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