JP6757205B2 - 構造体および吊り荷の動揺抑制方法 - Google Patents
構造体および吊り荷の動揺抑制方法 Download PDFInfo
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第2の発明は、架台と、前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、を具備し、前記吸収部が、壁状の支持体と、前記支持体に沿って設けられた緩衝材とからなり、前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する形状であり、第1の吸収部と第2の吸収部とを鉛直方向の軸を有するヒンジ部で接合したものであり、前記曲がり部の凹側にクレーンの吊り荷が配置され、前記吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であることを特徴とする構造体である。
第3の発明は、架台と、前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、を具備し、前記吸収部が、複数の柱状の支持体と、前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、複数の前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する仮想線上に配置され、前記仮想線の凹側にクレーンの吊り荷が配置され、前記吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であることを特徴とする構造体である。
第4の発明は、架台と、前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、を具備し、前記吸収部は、下部が支持体と前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、上部が前記下部よりも衝撃吸収力が小さい材質の部材からなり、クレーンの吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であり、前記吊り荷が前記上部に当接した時の前記上部の撓みが、前記下部に当接した時の前記下部の撓みより大きいことを特徴とする構造体である。
曲がり部を有する形状とすれば、吊り荷を吸収部に容易に当接させることができる。また、曲がり部の内側に線状材を配置すれば、吸収部に当接する前に線状材に吊り荷を当接させて揺れを抑制することができる。
車輪を設ければ、架台を容易に移動させることができる。
吸収部の上部の衝撃吸収力を下部の衝撃吸収力よりも小さくすれば、吊り荷を吸収部に当接させつつ下降させる際に、揺れを徐々に減衰させることができる。
第6の発明は、架台と、前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、を具備し、前記吸収部が、複数の柱状の支持体と、前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、複数の前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する仮想線上に配置される構造体を用い、クレーンの吊り荷を、船上に設置した前記構造体の前記仮想線の凹側に配置し、前記吸収部に当接させることによって動揺を抑制しつつ吊り降ろすことを特徴とする吊り荷の動揺抑制方法である。
第7の発明は、架台と、前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、を具備し、前記吸収部は、下部が支持体と前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、上部が前記下部よりも衝撃吸収力が小さい材質の部材からなり、クレーンの吊り荷が前記上部に当接した時の前記上部の撓みが、前記下部に当接した時の前記下部の撓みより大きい構造体を用い、前記吊り荷を船上に設置した前記構造体の前記吸収部に当接させることによって動揺を抑制しつつ吊り降ろすことを特徴とする吊り荷の動揺抑制方法である。
2………船体
3、3a、33、33a、69、69a、69b、83………架台
5、35、53、53a、53d、53d−1、53d−2、71、71a、82、85………吸収部
7、37、37a、87………車輪
9、39、55、55a、55d−1、55d−2、75、89………支持体
11、41、57、57a、57d−1、57d−2、73、91………緩衝材
13、43、45、59、………支保材
15………吊り荷
17、61、61a………曲がり部
19………下面
21………上面
23………磁石
25………ラバーマット
49………吊り具
63………線状材
65………ヒンジ部
77………挿入孔
97a………袋体
97b………凸部
99………水
Claims (12)
- 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部が、壁状の支持体と、前記支持体に沿って設けられた緩衝材とからなり、
前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する形状であり、前記曲がり部の内側に線状材が配置され、
前記曲がり部の凹側にクレーンの吊り荷が配置され、前記吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であることを特徴とする構造体。 - 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部が、壁状の支持体と、前記支持体に沿って設けられた緩衝材とからなり、
前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する形状であり、第1の吸収部と第2の吸収部とを鉛直方向の軸を有するヒンジ部で接合したものであり、
前記曲がり部の凹側にクレーンの吊り荷が配置され、前記吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であることを特徴とする構造体。 - 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部が、複数の柱状の支持体と、前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、
複数の前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する仮想線上に配置され、
前記仮想線の凹側にクレーンの吊り荷が配置され、前記吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であることを特徴とする構造体。 - 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部は、下部が支持体と前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、上部が前記下部よりも衝撃吸収力が小さい材質の部材からなり、
クレーンの吊り荷を前記吸収部に当接させることにより、前記吊り荷の動揺を抑制可能であり、
前記吊り荷が前記上部に当接した時の前記上部の撓みが、前記下部に当接した時の前記下部の撓みより大きいことを特徴とする構造体。 - 前記吸収部の前記曲がり部の内側に線状材が配置されることを特徴とする請求項3記載の構造体。
- 前記架台に、移動用の車輪が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の構造体。
- 前記架台が、複数の架台に分割可能であることを特徴とする請求項3記載の構造体。
- 前記柱状の支持体の下端部が、前記架台に設けられた挿入孔に設置され、前記挿入孔は上方が拡径されていることを特徴とする請求項3記載の構造体。
- 前記架台または前記吸収部に、構造体の転倒を防止するための支保材が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の構造体。
- 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部が、壁状の支持体と、前記支持体に沿って設けられた緩衝材とからなり、
前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する形状であり、前記曲がり部の内側に線状材が配置される構造体を用い、
クレーンの吊り荷を、船上に設置した前記構造体の前記曲がり部の凹側に配置し、前記吸収部に当接させることによって動揺を抑制しつつ吊り降ろすことを特徴とする吊り荷の動揺抑制方法。 - 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部が、複数の柱状の支持体と、前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、
複数の前記吸収部が、平面視で曲がり部を有する仮想線上に配置される構造体を用い、
クレーンの吊り荷を、船上に設置した前記構造体の前記仮想線の凹側に配置し、前記吸収部に当接させることによって動揺を抑制しつつ吊り降ろすことを特徴とする吊り荷の動揺抑制方法。 - 架台と、
前記架台の上部に設けられ、吸収機能を有する吸収部と、
を具備し、
前記吸収部は、下部が支持体と前記支持体の周囲に設けられた緩衝材とからなり、上部が前記下部よりも衝撃吸収力が小さい材質の部材からなり、
クレーンの吊り荷が前記上部に当接した時の前記上部の撓みが、前記下部に当接した時の前記下部の撓みより大きい構造体を用い、
前記吊り荷を船上に設置した前記構造体の前記吸収部に当接させることによって動揺を抑制しつつ吊り降ろすことを特徴とする吊り荷の動揺抑制方法。
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JP2016156309A JP6757205B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 構造体および吊り荷の動揺抑制方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016156309A JP6757205B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 構造体および吊り荷の動揺抑制方法 |
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Family Applications (1)
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JP2016156309A Active JP6757205B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | 構造体および吊り荷の動揺抑制方法 |
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