JP6757027B2 - プーリ及びリンク機構 - Google Patents

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Description

本発明は、プーリに関する。また、本発明は、リンク機構に関する。
ロボット、又は人体装着式の歩行アシスト装置若しくはパワーアシスト装置などにおいて、関節部を構成するために、少なくとも2つの案内軌道部を有するプーリを備えるリンク機構が用いられる場合がある。そのようなリンク機構は、例えば、第1及び第2の案内軌道部を有するプーリと、第1の案内軌道部に揺動不能に連結された第1のリンクと、第1のリンクに対して揺動軸線を中心として相対的に揺動可能な第2のリンクと、第1の案内軌道部に案内される第1の柔軟伝達要素を牽引することで、第1及び第2のリンクを相対的に揺動させる第1のアクチュエータと、第2の案内軌道部に案内される第2の柔軟伝達要素を牽引することで、第1及び第2のリンクを相対的に揺動させる第2のアクチュエータと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
そのような従来のプーリ又はリンク機構においては、第1の案内軌道部と第2の案内軌道部とが、揺動軸線に沿う方向に互いに間隔をあけて配置されていた。
特開2008−278921号公報
しかしながら、このように、第1の案内軌道部と第2の案内軌道部とが、揺動軸線に沿う方向に互いに間隔をあけて配置されていると、その分プーリが大型化してしまう。また、第1の柔軟伝達要素の牽引時及び第2の柔軟伝達要素の牽引時に、第1の案内軌道部と第2の案内軌道部との間に不要なトルクが生じ、適切な動作が妨げられてしまうおそれもある。このような不要なトルクは、第1の案内軌道部と第2の案内軌道部との揺動軸線に沿う方向における間隔の大きさに応じて大きくなる。
本発明は、このような課題を解決するために開発されたもので、不要なトルクの発生を抑制すると共に、小型化、軽量化を可能にできるプーリを提供することを目的とする。
また、本発明は、プーリにおける不要なトルクの発生を抑制すると共に、小型化、軽量化を可能にできるリンク機構を提供することを目的とする。
本発明のプーリは、
揺動軸線を部分的に取り囲み、第1の柔軟伝達要素を案内する第1の案内軌道部と、
前記第1の案内軌道部の径方向内側で前記揺動軸線を少なくとも部分的に取り囲み、第2の柔軟伝達要素を案内する第2の案内軌道部と、を備え、
前記第1及び第2の案内軌道部は、前記揺動軸線に沿う方向において、互いに重複するように配置されていることを特徴とする。
また、本発明のプーリでは、前記第1及び第2の案内軌道部の少なくとも一方は凹溝であるのが好ましい。
また、本発明のプーリでは、前記第1の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円弧状をなしているのが好ましい。
また、本発明のプーリでは、前記第2の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円又は円弧状をなしているのが好ましい。
また、本発明のリンク機構は、
本発明のプーリと、
前記第1の案内軌道部に揺動不能に連結された第1のリンクと、
前記第1のリンクに対して前記揺動軸線を中心として相対的に揺動可能な第2のリンクと、
前記第1の案内軌道部に案内される前記第1の柔軟伝達要素と、
前記第1の柔軟伝達要素を牽引することで、前記第1及び第2のリンクを相対的に揺動させる第1のアクチュエータと、
前記第2の案内軌道部に案内される前記第2の柔軟伝達要素と、
前記第2の柔軟伝達要素を牽引することで、前記第1及び第2のリンクを相対的に揺動させる第2のアクチュエータと、
を備えることを特徴とする。
また、本発明のリンク機構では、
前記第1及び第2の案内軌道部は、相互に揺動不能に連結されており、
前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と反対になるように構成されているのが好ましい。
また、本発明のリンク機構では、
前記第1及び第2の案内軌道部は、相互に揺動不能に連結されており、
前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と同じになるように構成されているのも好ましい。
また、本発明のリンク機構では、
前記第2の案内軌道部は、前記第2のリンクに揺動不能に連結されており、
前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と反対になるように構成されているのも好ましい。
また、本発明のリンク機構では、
前記第2の案内軌道部は、前記第2のリンクに揺動不能に連結されており、
前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と同じになるように構成されているのも好ましい。
また、本発明のリンク機構では、
前記第1の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円弧状をなしており、
前記第2の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円又は円弧状をなしており、
前記第1の案内軌道部の半径をra、前記第2の案内軌道部の半径をrbとしたとき、0.7≦rb/ra≦0.9であるのが好ましい。
また、本発明のリンク機構では、前記第1及び第2のアクチュエータの少なくとも一方は、流体の供給によって径方向に膨張すると共に軸方向に収縮する一方、流体の排出によって径方向に収縮すると共に軸方向に伸長するように構成されているのが好ましい。
本発明によれば、不要なトルクの発生を抑制すると共に、小型化、軽量化を可能にできるプーリを提供することができる。
また、本発明によれば、プーリにおける不要なトルクの発生を抑制すると共に、小型化、軽量化を可能にできるリンク機構を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るプーリを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るプーリにおける第1及び第2の案内軌道部の配置を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係るリンク機構の一部を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るリンク機構を示す概念図である。 本発明の第2実施形態に係るリンク機構を示す概念図である。 本発明の第3実施形態に係るリンク機構の一部を示す分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るリンク機構を示す概念図である。 本発明の第4実施形態に係るリンク機構を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係るリンク機構に関し、第1の案内軌道部と第2の案内軌道部との半径比と、揺動可能角度範囲との関係を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の様々な実施形態に係るプーリ及びリンク機構について、詳細に例示説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るプーリP1について、例示説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るプーリP1は、揺動軸線Oを部分的に取り囲む第1の案内軌道部1aと、第1の案内軌道部1aの径方向内側で揺動軸線Oを少なくとも部分的に取り囲む第2の案内軌道部1bと、を備えている。すなわち、本実施形態では、第2の案内軌道部1bの内径が、第1の案内軌道部1aの内径より小さい。第1の案内軌道部1aは、図示する場合では、揺動軸線Oを中心とする円弧状をなしている。第2の案内軌道部1bは、図示する場合では、揺動軸線Oを中心とする円状をなしているが、例えば円弧状であってもよい。
図2(a)は、図1に示したプーリP1の、揺動軸線Oを含む断面を示している。図2(a)に示すように、第1の案内軌道部1aは、第1の柔軟伝達要素2aを案内する軌道を形成する部分からなっている。また、第2の案内軌道部1bは、第2の柔軟伝達要素2bを案内する軌道を形成する部分からなっている。
ここで、「柔軟伝達要素」とは、プーリP1に巻きかけることのできる柔軟性を有し、プーリP1に力を伝達可能な部材を意味し、ワイヤ、ケーブル、ロープ、鎖などの索状のものに限られず、平ベルト、Vベルト、歯付ベルトなどの帯状のものも含まれる。また、柔軟伝達要素は、金属製のものに限らず、例えば、ゴム製や、金属とゴムの組み合わせによるもの(ワイヤ入りのタイミングベルトなど)等、種々の材料によって構成することができる。また、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、図示する場合では、断面が半円形状をなす凹溝として構成されているが、矩形状など種々の形状に変更が可能である。また、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bを案内できる限り、凹溝に限られない。
また、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bは、それぞれ、第1及び第2の案内軌道部1a、1bの一端に、例えば、締結手段又は係止手段などによって、固定することができる。図示する場合では、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bは、それぞれ、断面が半円形状の凹溝として構成された第1及び第2の案内軌道部1a、1b内で揺動軸線Oに沿う方向に遊びをもって保持される索状物として構成されている。すなわち、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bは、それぞれ、第1及び第2の案内軌道部1a、1b内で揺動軸線Oに沿う方向に移動できるが、張力の作用によって断面半円形状の凹溝の底部に向けて案内されることにより、脱落が防止されるようになっている。
そして、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、揺動軸線Oに沿う方向において、互いに重複するように配置されている。すなわち、本実施形態に係るプーリP1は、揺動軸線Oに垂直であって、第1及び第2の案内軌道部1a、1bの双方と当該第1及び第2の案内軌道部1a、1bの周方向の全長に亘って交わる仮想平面Xが存在するように構成されている。第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、図1及び図2(a)に示す場合では、それぞれ、仮想平面Xに沿って配置された円又は円弧状をなしている。
なお、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、揺動軸線Oに垂直であって、第1及び第2の案内軌道部1a、1bの双方と当該第1及び第2の案内軌道部1a、1bの周方向の全長に亘って交わる仮想平面Xが存在する限り、それぞれが、仮想平面Xに沿って配置されていなくてもよいし、円又は円弧状をなしていなくてもよい。
また、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、図1及び図2(a)に示す場合では、揺動軸線Oに沿う方向における位置が相互に一致するように配置されているが、揺動軸線Oに垂直であって、第1及び第2の案内軌道部1a、1bの双方と当該第1及び第2の案内軌道部1a、1bの周方向の全長に亘って交わる仮想平面Xが存在する限り、図2(b)や図2(c)に示すように、多少ずらして配置してもよい。
また、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、図1及び図2(a)に示す場合では、相互に同一の幅(図2(a)における左右方向の長さ)及び断面形状(幅方向に沿う断面形状)を有する構成としているが、相互に異なる幅及び断面形状としてもよい。例えば、第1の柔軟伝達要素2aを帯状物とし、第2の柔軟伝達要素2bは索状物とする場合に、第1の案内軌道部1aの幅を第2の案内軌道部1bの幅の2倍又はそれ以上とし、第2の案内軌道部1bを揺動軸線Oの方向に2つ又はそれ以上並べて設け、それぞれを、揺動軸線Oに沿う方向において、第1の案内軌道部1aと互いに重複するように配置してもよい。
また、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、図1及び図2(a)に示す場合では、相互に揺動不能に連結されている。しかしながら、このような構成に代えて、第1及び第2の案内軌道部1a、1bを、揺動軸線Oを中心として相対的に揺動可能に構成してもよい(そのような例として、図6参照)。なお、本明細書において、「揺動不能に連結」とは、実質的に揺動不能であればよく、剛性部材を介した連結のみならず、ばねなどの弾性部材を介した連結も含まれる。
以上、説明した本発明の第1実施形態に係るプーリP1は、揺動軸線Oを部分的に取り囲み、第1の柔軟伝達要素2aを案内する第1の案内軌道部1aと、第1の案内軌道部1aの径方向内側で揺動軸線Oを少なくとも部分的に取り囲み、第2の柔軟伝達要素2bを案内する第2の案内軌道部1bと、を備え、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、揺動軸線Oに沿う方向において、互いに重複するように配置されている。
したがって、本発明の第1実施形態に係るプーリP1によれば、第1の案内軌道部1aと第2の案内軌道部1bとの、揺動軸線Oに沿う方向における間隔を低減することができるので、第1の案内軌道部1aと第2の案内軌道部1bとの間に生じる不要なトルクの発生を抑制すると共に、プーリP1の小型化、軽量化を可能にすることができる。
また、本実施形態に係るプーリP1によれば、第1及び第2の案内軌道部1a、1bの少なくとも一方が凹溝である構成とした場合には、第1の柔軟伝達要素2a、2bの脱落を効果的に阻止することができる。
また、本実施形態に係るプーリP1によれば、第1の案内軌道部1aが、揺動軸線Oを中心とする円弧状をなす構成とした場合には、第1の案内軌道部1aに案内される第1の柔軟伝達要素2aからの牽引力をプーリP1に安定して伝達することができる。
さらに、本実施形態に係るプーリP1によれば、第2の案内軌道部1bが、揺動軸線Oを中心とする円又は円弧状をなす構成とした場合には、第2の案内軌道部1bに案内される第2の柔軟伝達要素2bからの牽引力をプーリP1に安定して伝達することができる。
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第1実施形態に係るリンク機構L1について、例示説明する。
図3に示すように、本実施形態に係るリンク機構L1は、第1実施形態に係るプーリP1を備えている。リンク機構L1は、図示する場合では、図1及び図2(a)に示した構成のプーリP1を備えている。第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、基部5によって、相互に揺動不能に連結されている。
また、リンク機構L1は、第1の案内軌道部1aに揺動不能に連結された第1のリンク3aと、第1のリンク3aに対して揺動軸線Oを中心として相対的に揺動可能な第2のリンク3bと、を備えている。なお、図示する場合では、第2のリンク3bは、軸部材6を介して基部5に軸支されている。
また、リンク機構L1は、図4に示すように、第1の案内軌道部1aに案内される第1の柔軟伝達要素2aと、第1の柔軟伝達要素2aを牽引することで、第1及び第2のリンク3a、3bを相対的に揺動させる第1のアクチュエータ4aと、第2の案内軌道部1bに案内される第2の柔軟伝達要素2bと、第2の柔軟伝達要素2bを牽引することで、第1及び第2のリンク3a、3bを相対的に揺動させる第2のアクチュエータ4bと、を備えている。
なお、図4は概念図であるため、図4においては、第1及び第2の案内軌道部1a、1bの溝の深さや、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bの厚みなどは示していない。この点は、図5及び図7〜9についても同様である。また、図3では、第2のリンク3bの軸部材6と繋がる部分は円板形状をなしているが、図4では、便宜上、二点鎖線を長辺とする略長方形状で示している。この点は、図5、7、8についても同様である。
このように、本発明の第1実施形態に係るリンク機構L1によれば、第1実施形態に係るプーリP1を備えているので、プーリP1における不要なトルクの発生を抑制すると共に、リンク機構L1の小型化、軽量化を可能にすることができる。
また、本実施形態では、第1及び第2の案内軌道部1a、1bは、相互に揺動不能に連結されており、第2のアクチュエータ4bによる第2の柔軟伝達要素2bの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図4中、実線矢印で示す)が、第1のアクチュエータ4aによる第1の柔軟伝達要素2aの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図4中、白抜き矢印で示す)と反対になるように構成されている。
したがって、本発明の第1実施形態に係るリンク機構L1によれば、拮抗配置された第1のアクチュエータ4aと第2のアクチュエータ4bとを制御することにより、第1のリンク3aと第2のリンク3bとを相対的にいずれの方向にも揺動させることができる。
なお、本実施形態では、図示する場合では、第2のリンク3bを静止させて第1のリンク3aを揺動させるものとしているが、その逆に、第1のリンク3aを静止させて第2のリンク3bを揺動させてもよいし、第1のリンク3aと第2のリンク3bの双方を揺動させてもよい。
また、本実施形態で用いられる第1及び第2のアクチュエータ4a、4bは、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bを牽引できる限り、往復駆動式又は回転駆動式の流体圧又は電動アクチュエータなど、任意の形式のものを用いることができる。その中でも、流体の供給によって径方向に膨張すると共に軸方向に収縮する一方、流体の排出によって径方向に収縮すると共に軸方向に伸長するように構成されたもの(このようなアクチュエータは人工筋として用いられることが多いため、以下、人工筋アクチュエータという)を用いることが、リンク機構L1の軽量化を図る上で好ましい。
ここで、人工筋アクチュエータとしては、弾性筒状体の外側がスリーブ状に編み込まれた繊維コードで覆われた、マッキベン(McKibben)型人工筋アクチュエータや、図示する場合のように、弾性筒状体の内部に、該弾性筒状体の軸方向に延在する複数の繊維コードが埋設された、軸方向繊維強化型人工筋アクチュエータなどが挙げられる。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態に係るリンク機構L2について、例示説明する。
本実施形態に係るリンク機構L2は、第1実施形態の場合と比較すると、第2の柔軟伝達要素2b及び第2のアクチュエータ4bの配置、及び第1の案内軌道部1aの周方向の配置が異なる点で、構成が異なり、その他の点では同一の構成になっている。
したがって、本発明の第2実施形態に係るリンク機構L2によれば、第1実施形態の場合と同様に、プーリP1における不要なトルクの発生を抑制すると共に、リンク機構L2の小型化、軽量化を可能にすることができる。
また、本実施形態では、より具体的には、第2のアクチュエータ4bによる第2の柔軟伝達要素2bの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図5中、白抜き矢印で示す)が、第1のアクチュエータ4aによる第1の柔軟伝達要素2aの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図5中、白抜き矢印で示す)と同じになるように構成されている。
したがって、本発明の第2実施形態に係るリンク機構L2によれば、第1のアクチュエータ4aと第2のアクチュエータ4bとの牽引力を足し合せた、より大きな力により、第1のリンク3aと第2のリンク3bとを相対的に揺動させることができる。
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第3実施形態に係るリンク機構L3について、例示説明する。
本実施形態に係るリンク機構L3は、第1実施形態の場合と比較すると、第1及び第2の案内軌道部1a、1bが揺動軸線Oを中心として相対的に揺動可能に構成されている点、第2の案内軌道部1bが第2のリンク3bに揺動不能に連結されている点、並びに第2の柔軟伝達要素2b及び第2のアクチュエータ4bの配置が異なる点で、構成が異なり、その他の点では同一の構成になっている。
すなわち、図6に示すように、本実施形態に係るリンク機構L3は、第1実施形態に係るプーリP1(ただし、第1及び第2の案内軌道部1a、1bを、揺動軸線Oを中心として相対的に揺動可能に構成したもの)を備えている。第2の案内軌道部1bは、第2のリンク3bに揺動不能に連結されている。なお、図示する場合では、第2のリンク3bは、第1の案内軌道部1aに連結する基部5に、軸部材6を介して軸支されている。
したがって、本発明の第3実施形態に係るリンク機構L3によれば、第1実施形態に係るプーリP1を備えているので、プーリP1における不要なトルクの発生を抑制すると共に、リンク機構L3の小型化、軽量化を可能にすることができる。
また、本実施形態では、具体的には、図7に示すように、第2のアクチュエータ4bによる第2の柔軟伝達要素2bの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図7中、実線矢印で示す)が、第1のアクチュエータ4aによる第1の柔軟伝達要素2aの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図7中、白抜き矢印で示す)と反対になるように構成されている。
したがって、本発明の第3実施形態に係るリンク機構L3によれば、拮抗配置された第1のアクチュエータ4aと第2のアクチュエータ4bとを制御することにより、第1のリンク3aと第2のリンク3bとを相対的にいずれの方向にも揺動させることができる。
次に、図8を参照して、本発明の第4実施形態に係るリンク機構L4について、例示説明する。
本実施形態に係るリンク機構L4は、第3実施形態の場合と比較すると、第2の柔軟伝達要素2b及び第2のアクチュエータ4bの配置が異なる点で、構成が異なり、その他の点では同一の構成になっている。
したがって、本発明の第4実施形態に係るリンク機構L4によれば、第3実施形態の場合と同様に、プーリP1における不要なトルクの発生を抑制すると共に、リンク機構L4の小型化、軽量化を可能にすることができる。
また、本実施形態では、具体的には、第2のアクチュエータ4bによる第2の柔軟伝達要素2bの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図8中、白抜き矢印で示す)が、第1のアクチュエータ4aによる第1の柔軟伝達要素2aの牽引によって生じさせられる第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動の方向(図8中、白抜き矢印で示す)と同じになるように構成されている。
したがって、本発明の第4実施形態に係るリンク機構L4によれば、第1のアクチュエータ4aと第2のアクチュエータ4bとの牽引力を足し合せた、より大きな力により、第1のリンク3aと第2のリンク3bとを相対的に揺動させることができる。
以上、第1〜第4実施形態に係るリンク機構L1〜4について説明したが、これらは、例えば人体装着式のアシスト装置若しくはパワーアシスト装置に有利に利用することができる。その中でも特に、第1実施形態に係るリンク機構L1は、人体装着式のアシスト装置若しくはパワーアシスト装置における膝関節部に特に適したものとすることができる。
すなわち、第1実施形態に係るリンク機構L1は、第1の案内軌道部1aを、揺動軸線Oを中心とする円弧状をなすものとし、第2の案内軌道部1bを、揺動軸線Oを中心とする円又は円弧状をなすものとし、第1の案内軌道部1aの半径(内径の1/2)をra、第2の案内軌道部1bの半径(内径の1/2)をrbとしたとき、0.7≦rb/ra≦0.9とすることで、膝関節部に特に適したものとすることができる。その理由は以下のとおりである。なお、rb/raは、図4に示したようにこの範囲から外れたものとしてもよい。
まず、図9に示すように、第1のアクチュエータ4aによる第1の柔軟伝達要素2aの牽引力をFa、第2のアクチュエータ4bによる第2の柔軟伝達要素2bの牽引力をFb、第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動可能角度(すなわち、プーリの揺動可能角度範囲)をθとする。そして、所望の動作での伸展側最大トルクをTa、屈曲側最大トルクをTbとすると、以下の式が成立するように設計することが好ましい。
ra・Fa=Ta
rb・Fb=Tb
ここで、Fa=Fb(すなわち、第1のアクチュエータ4aと第2のアクチュエータ4bとが同等のものである)と仮定すると、最適な第1の案内軌道部1aと第2の案内軌道部1bとの半径比は、以下のようになる。
rb/ra=Tb/Ta
そのときの第1のリンク3aの第2のリンク3bに対する相対的な揺動可能角度θは、幾何学的関係より、以下のように表せる。
ra・sin(θ−π/2)=rb
よって、
cosθ=−rb/ra
ここで、歩行における膝関節部の運動における伸展側最大トルクTaは、約50Nmである。また、屈曲側最大トルクTbは、約40Nmである。
したがって、最適な第1の案内軌道部1aと第2の案内軌道部1bとの半径比は、以下のようになる。
rb/ra=40/50=0.8
したがって、0.7≦rb/ra≦0.9とすることで、リンク機構L1を膝関節部に特に適したものとすることができる。より好ましくは、0.75≦rb/ra≦0.85とし、さらに好ましくは、0.78≦rb/ra≦0.82とする。
なお、rb/ra=0.8のときの揺動可能角度θは、以下のようになる。
θ=cos-1(−rb/ra)≒143[deg]
これは、膝関節部の関節可動域(約130[deg])以上であり、膝関節部として有効に用いることができる。
前述したところは本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えてもよいことは言うまでもない。
例えば、前述した各実施形態に係るプーリ及びリンク機構には、第1及び第2の柔軟伝達要素を案内する第1及び第2の案内軌道部が設けられていたが、さらなる案内軌道部を所望の位置に設けてもよい。例えば、三日月形状のさらなる案内軌道部を、第1の案内軌道部の径方向内側で、且つ第2の案内軌道部の径方向外側となる位置に設けてもよい。
また、例えば、図4、5、7、8において、第1の案内軌道部1a、第1の柔軟伝達要素2a、第1のアクチュエータ4aと左右対称の位置にさらなる案内軌道部、柔軟伝達要素、アクチュエータを設けて拮抗させてもよいし、それに加えて、又はそれに代えて、第2の柔軟伝達要素2b、第2のアクチュエータ4bと左右対称の位置にさらなる柔軟伝達要素、第2のアクチュエータ4bを設けて拮抗させてもよい。
また、図4、5、7、8に示した各実施形態では、第1及び第2の柔軟伝達要素2a、2bは、それぞれ、第1及び第2の案内軌道部1a、1bに固定されていたが、前述したような拮抗配置とする場合には、必ずしも柔軟伝達要素を案内軌道部に固定する必要はない。例えば、1つの案内軌道部に1つの柔軟伝達要素を巻きかけて、その柔軟伝達要素の両端に一対のアクチュエータを拮抗配置した場合には、柔軟伝達要素を案内軌道部に固定していなくても、柔軟伝達要素から摩擦力によって案内軌道部へ力を伝達することができる。
また、第1の案内軌道部、第2の案内軌道部、さらなる案内軌道部の周方向の延在範囲(角度範囲)は、プーリの揺動時に柔軟伝達要素の干渉が生じないように適宜設定することができる。例えば、平ベルト等の帯状物を案内するように設けた第1の案内軌道部に、周方向に延在するスリットを形成し、第2の案内軌道部に案内される索状の第2の柔軟伝達要素を当該スリットに通して、又は通ることが可能なようにして第2のアクチュエータに接続する構成としてもよい。このような構成によれば、プーリの揺動可能角度範囲を有利に広げることができる。
また、プーリの揺動可能角度範囲は、その用途に応じて適宜設定することができる。
1a 第1の案内軌道部
1b 第2の案内軌道部
2a 第1の柔軟伝達要素
2b 第2の柔軟伝達要素
3a 第1のリンク
3b 第2のリンク
4a 第1のアクチュエータ
4b 第2のアクチュエータ
5 基部
6 軸部材
P1 プーリ
L1〜L4 リンク機構
O 揺動軸線
X 仮想平面

Claims (11)

  1. 揺動軸線を部分的に取り囲み、第1の柔軟伝達要素を案内する第1の案内軌道部と、
    前記第1の案内軌道部の径方向内側で前記揺動軸線を少なくとも部分的に取り囲み、第2の柔軟伝達要素を案内する第2の案内軌道部と、を備え、
    前記第1及び第2の案内軌道部は、前記揺動軸線に沿う方向において、互いに間隔をあけずに重複するように配置されていることを特徴とする、プーリ。
  2. 前記第1及び第2の案内軌道部の少なくとも一方は凹溝である、請求項1に記載のプーリ。
  3. 前記第1の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円弧状をなしている、請求項1又は2に記載のプーリ。
  4. 前記第2の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円又は円弧状をなしている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプーリ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のプーリと、
    前記第1の案内軌道部に揺動不能に連結された第1のリンクと、
    前記第1のリンクに対して前記揺動軸線を中心として相対的に揺動可能な第2のリンクと、
    前記第1の案内軌道部に案内される前記第1の柔軟伝達要素と、
    前記第1の柔軟伝達要素を牽引することで、前記第1及び第2のリンクを相対的に揺動させる第1のアクチュエータと、
    前記第2の案内軌道部に案内される前記第2の柔軟伝達要素と、
    前記第2の柔軟伝達要素を牽引することで、前記第1及び第2のリンクを相対的に揺動させる第2のアクチュエータと、
    を備えることを特徴とする、リンク機構。
  6. 前記第1及び第2の案内軌道部は、相互に揺動不能に連結されており、
    前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と反対になるように構成されている、請求項5に記載のリンク機構。
  7. 前記第1及び第2の案内軌道部は、相互に揺動不能に連結されており、
    前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と同じになるように構成されている、請求項5に記載のリンク機構。
  8. 前記第2の案内軌道部は、前記第2のリンクに揺動不能に連結されており、
    前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と反対になるように構成されている、請求項5に記載のリンク機構。
  9. 前記第2の案内軌道部は、前記第2のリンクに揺動不能に連結されており、
    前記第2のアクチュエータによる前記第2の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向が、前記第1のアクチュエータによる前記第1の柔軟伝達要素の牽引によって生じさせられる前記第1のリンクの前記第2のリンクに対する相対的な揺動の方向と同じになるように構成されている、請求項5に記載のリンク機構。
  10. 前記第1の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円弧状をなしており、
    前記第2の案内軌道部は、前記揺動軸線を中心とする円又は円弧状をなしており、
    前記第1の案内軌道部の半径をra、前記第2の案内軌道部の半径をrbとしたとき、0.7≦rb/ra≦0.9である、請求項6に記載のリンク機構。
  11. 前記第1及び第2のアクチュエータの少なくとも一方は、流体の供給によって径方向に膨張すると共に軸方向に収縮する一方、流体の排出によって径方向に収縮すると共に軸方向に伸長するように構成されている、請求項5〜10のいずれか一項に記載のリンク機構。
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