JP6755582B2 - 非常停止スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチのOFF操作直後、当該スイッチに衝撃や振動が加わると、チャタリング等の影響により、瞬間的に固定接点と可動接点とがON状態となる誤動作を停止する非常停止スイッチに関するものである。
従来、非常停止スイッチは、例えば、図9及び図10(下記特許文献2参照)に示されているように、ノーマル状態(ON状態)では可動接点を有する第1の板バネと一体になっている第2の板バネが下方の転換子と接することにより変位され、可動接点と固定接点との間の接触力を生み出している。また、ノーマル状態(ON状態)では、略L字状の第1の板バネは可動接点が固定接点から開離する方向に付勢力を発生するように、撓んだ状態である。また、ロック状態(OFF状態)ではボタン操作と連動している上方の転換子が下方向に作用し、第1の板バネの変位および第2の板バネとプランジャの変位がそれぞれ0となる(第1の板バネによる下方向のエネルギーが小さくなる)。
特許第3909082号公報 特許第5340892号公報
しかしながら、従来の非常停止スイッチは、上記特許文献1,2に示されているように、スイッチのOFF操作後に各変位が0に向かうため、固定接点と可動接点とが開離する方向のエネルギーは小さくなり、スイッチのOFF操作直後に固定接点と可動接点とがON状態となる虞がある。
本発明は、上記状況に鑑みて、押ボタンが押し込まれた状態での付勢力が、押ボタンが押されていない状態での付勢力より大きくなるバネ部材により、スイッチのOFF操作直後のチャタリング等による影響を低減してスイッチの誤動作の安全性を高めることができる非常停止スイッチを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕非常停止スイッチにおいて、スイッチのON状態において、固定接点と可動接点とが開離する方向へ付勢し、押ボタンが押し込まれた状態での付勢力が押ボタンが押されいない状態での付勢力より大きくなるような作用をするバネ部材を具備することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の非常停止スイッチにおいて、前記バネ部材が、前記押ボタンが押し込まれていない状態とこの押ボタンが押し込まれた状態との中間状態において、前記付勢力が最大となるように作用することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載の非常停止スイッチにおいて、前記バネ部材がケースとプランジャ間に掛けられ、常にスイッチのOFF側に付勢するネジリコイルバネであることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
スイッチの転換子の押し下げ操作後に衝撃や振動が加わっても、バネ部材により、瞬間的に固定接点と可動接点とがON状態となることを停止することができ、安全性の向上を図ることができる。
また、バネ部材のみの簡単な構成により固定接点と可動接点との間の遮断が可能であり、コストの低減化を図ることができる。
本発明の一実施形態である非常停止スイッチの分解斜視図である。 本発明の非常停止スイッチの操作ボタンを押し込んだ状態の開閉部の斜視図である。 図2の平面図である。 図2の断面図である。 操作ボタンを押していない時のネジリコイルバネの動きを示す図である。 操作ボタンを2mm押し込んだ時のネジリコイルバネの動きを示す図である。 操作ボタンを押している時のネジリコイルバネの動きを示す図である。 本発明の非常停止スイッチのネジリコイルバネのストロークと荷重を示す図である。 従来例としての特許文献2(特許第5340892号) の開閉部の内部(X線で撮影)のノーマル状態を示す図である。 従来例としての特許文献2(特許第5340892号) の開閉部の内部(X線で撮影)のロック状態を示す図である。
本発明の非常停止スイッチは、スイッチのON状態において、固定接点と可動接点とが開離する方向へ付勢し、押ボタンが押し込まれた状態での付勢力が押ボタンが押し込まれていない状態での付勢力より大きくなるような作用をするバネ部材により、押ボタンを押した直後に取付機器の振動や取付機器外部からの衝撃により、瞬間的に固定接点と可動接点とがONとなる状態を回避でき、安全性の向上を図ることができる。
また、上記したバネ部材のみの簡単な構成により固定接点と可動接点との間の遮断が可能である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態である非常停止スイッチの分解斜視図、図2は本発明の非常停止スイッチの操作ボタンを押し込んだ状態の開閉部の斜視図、図3は図2の平面図、図4は図2の断面図、図5は操作ボタンを押していない時のネジリコイルバネの動きを示す図、図6は操作ボタンを2mm押し込んだ時のネジリコイルバネの動きを示す図、図7は操作ボタンを押している時のネジリコイルバネの動きを示す図、図8は本発明の非常停止スイッチのネジリコイルバネのストロークと荷重を示す図である。
図1において、1は操作ボタン、2は操作ボタン1と後述するプランジャ3とを連結する直結リング、4はバネ、5は防水ゴム、6はハウジング, 7は丸ナット、10は後述する開閉部である。
図2〜図7に示すように、開閉部10は、11はケース、12は固定端子、13は固定接点、14はコイルバネ、15は可動端子、16は可動接点、17はプランジャ、18はネジリコイルバネ(バネ部材)からなる。
ここで、ネジリコイルバネ18はケース穴、プランジャ穴のそれぞれに掛けられ、ケース11とプランジャ17の間に配置されている。ネジリコイルバネ18はコイルから延びる各端部が開くように、周方向にケース11およびプランジャ3をそれぞれ付勢している。図3ないし図5のいずれにおいても、プランジャ17を付勢する周方向の付勢力は、プランジャ17を付勢する方向の成分を有している。
図3ないし図5に示すように、プランジャ17が押し下げられるに従い、ネジリコイルバネ18の両端が開き,周方向の付勢力は弱くなる。しかしながら、付勢力のうち、プランジャ17を押し下げる方向の成分は増加する。これにより、ネジリコイルバネ18によるプランジャ17を押し下げる力は、図7に示すように、操作ボタンを押す前の状態よりも操作ボタンを押し込んだ状態の方が大きくなる。さらに、ネジリコイルバネ18によるプランジャ17を押し下げる力は、図7に示すように、操作ボタンを押す前の状態と操作ボタンを押し込んだ状態との中間近傍で最大となる。
また、ON時はラッチ構造用のバネの力によりネジリコイルバネ18によるOFF側に力が働く力は相殺され、コイルバネ14により接触力を生み出す。
なお、ネジリコイルバネの動きと荷重値は、ネジリコイルバネの材質はSWP−Bで線径0.4、ストロークは0〜4mmの場合、図5の場合はOFF側に働く力は30g、図6の場合はOFF側に働く力は100g、図7の場合はOFF側に働く力は50gであり、本発明の非常停止スイッチでは、プランジャを押し込んだ状態での対衝撃、振動時の安全性の向上を図ることができた。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の非常停止スイッチは、スイッチのON状態において、固定接点と可動接点とが接触する方向へ付勢し、押ボタンが押し込まれた状態での付勢力が押ボタンが押し込まれていない状態での付勢手段による付勢力より大きくなるように作用をするバネ部材を具備することにより、押ボタンを押した直後のチャタリングによるON状態を回避でき、安全性が向上した非常停止スイッチとして利用可能である。
1 操作ボタン
2 直結リング
3 プランジャ
4 バネ
5 防水ゴム
6 ハウジング
7 丸ナット
10 開閉部
11 ケース
12 固定端子
13 固定接点
14 コイルバネ
15 可動端子
16 可動接点
17 プランジャ
18 ネジリコイルバネ(バネ部材)

Claims (3)

  1. 固定接点を保持するケースと、
    可動接点を保持するプランジャと、
    前記ケースと前記プランジャとの間に掛けられたネジリコイルバネとを備え、
    該ネジリコイルバネが、スイッチのON状態において、前記固定接点と前記可動接点とが開離する方向へ付勢し、押ボタンが押し込まれた状態での前記ネジリコイルバネによる付勢力が前記押ボタンが押されていない状態での前記ネジリコイルバネによる付勢力より大きくなるように作用することを特徴とする非常停止スイッチ。
  2. ネジリコイルバネが、常にスイッチのOFF側に付勢するものであり、前記押ボタンが押し込まれていない状態と該押ボタンが押し込まれた状態との中間状態において、前記付勢力が最大となるように作用することを特徴とする請求項1に記載の非常停止スイッチ
  3. 前記ネジリコイルバネが、該ネジリコイルバネのコイルから延びる各端部が開くことにより、周方向に前記ケースおよび前記プランジャをそれぞれ付勢することを特徴とする請求項1または2に記載の非常停止スイッチ。
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