JP6753545B1 - 含窒素複素環化合物及びその利用 - Google Patents
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Abstract
Description
で表される化合物をOLEDに使用することが記載されている。
D−A (1)
[式中、
Dは、下記式(2):
Xは、単結合、−C(R19)2−、−O−、−S−、又は−N(R20)−であり、R11〜R20は、それぞれ、水素原子、電子求引性基、又は電子供与性基であり(但し、R11〜R20のうち、少なくとも1個は電子求引性基である)、
波線は、Aとの結合部位を示す)
で表される基であり、Aは、下記式(3):
Ar1〜Ar3は、それぞれ、置換基を有していてもよい芳香環であり、
Ar2の置換基及びAr3の置換基は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成していてもよく、
R21及びR22は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R21及びR22の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR21及びR22は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
R23及びR24は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R23及びR24の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR23及びR24は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
波線は、Dとの結合部位を示す)
で表される基である]。
本発明は、この知見に基づいてさらに検討を重ねて完成したものである。
項1.
下記式(1)で表される化合物:
D−A (1)
[式中、
Dは、下記式(2):
Xは、単結合、−C(R19)2−、−O−、−S−、又は−N(R20)−であり、R11〜R20は、それぞれ、水素原子、電子求引性基、又は電子供与性基であり(但し、R11〜R20のうち、少なくとも1個は電子求引性基である)、
波線は、Aとの結合部位を示す)
で表される基であり、Aは、下記式(3):
Ar1〜Ar3は、それぞれ、置換基を有していてもよい芳香環であり、
Ar2の置換基及びAr3の置換基は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成していてもよく、
R21及びR22は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R21及びR22の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR21及びR22は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
R23及びR24は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R23及びR24の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR23及びR24は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
波線は、Dとの結合部位を示す)
で表される基である]。
項2.
式(2)において、Xが単結合である、項1に記載の化合物。
項3.
式(2)において、R12及びR17が電子求引性基である、項1又は2に記載の化合物。
項4.
式(2)において、R12及びR17が、それぞれ、パーフルオロアルキル基又はシアノ基である、項1又は2に記載の化合物。
項5.
式(2)において、R13及びR16が電子供与性基である、項1〜4のいずれかに記載の化合物。
項6.
式(2)において、R13及びR16が、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、トリアルキルシリル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である、項1〜4のいずれかに記載の化合物。
項7.
式(2)において、R11、R14、R15、及びR18が水素原子である、項1〜6のいずれかに記載の化合物。
項8.
式(3)において、Ar1〜Ar3が、それぞれ、ベンゼン環、ナフタレン環、フルオレン環、アントラセン環、フェナントレン環、フルオランテン環、テトラセン環、テトラフェン環、クリセン環、トリフェニレン環、ピレン環、ピリジン環、キノリン環、イソキノリン環、シノリン環、キノキサリン環、フタラジン環、フェナジン環、フェナントリジン環、フェナントロリン環、又はアセナフト[1,2−b]ピラジン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい、項1〜7のいずれかに記載の化合物。
項9.
式(3)において、R21及びR22の一方がオキソ基であり、他方が存在しない、項1〜8のいずれかに記載の化合物。
項10.
式(3)において、R23及びR24の一方がオキソ基であり、他方が存在しない、項1〜9のいずれかに記載の化合物。
項11.
式(3)において、R21〜R24が、置換基を有していてもよい芳香環基である、項1〜8のいずれかに記載の化合物。
項12.
式(3)において、R21及びR22が互いに結合して、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジチオラン環、フルオレン環、9,10−ジヒドロアントラセン環、又はアントラセン−9(10H)−オン環を形成している、項1〜8のいずれかに記載の化合物。
項13.
式(3)において、R23及びR24が互いに結合して、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジチオラン環、フルオレン環、9,10−ジヒドロアントラセン環、又はアントラセン−9(10H)−オン環を形成している、項1〜8及び12のいずれかに記載の化合物。
項14.
式(3)が、下記式(3A):
R25及びR26は、それぞれ、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R25及びR26の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR25及びR26は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
Ar1〜Ar3及びR21〜R24は前記と同じである)。
で表される基である、項1〜13のいずれかに記載の化合物。
項15.
式(3A)において、R25及びR26の一方がオキソ基であり、他方が存在しない、項14に記載の化合物。
項16.
式(3A)において、R25及びR26が互いに結合して、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジチオラン環、フルオレン環、9,10−ジヒドロアントラセン環、又はアントラセン−9(10H)−オン環を形成している、項14に記載の化合物。
項17.
Dが、下記の群:
から選択される基であり、Aが、下記の群:
から選択される基である、項1に記載の化合物。
項18.
項1〜17のいずれかに記載の化合物を含む蛍光材料。
項19.
項1〜17のいずれかに記載の化合物を含む有機発光素子。
項20. 有機EL素子である、項19に記載の有機発光素子。
本明細書において、特に断りのない限り、「ハロゲン原子」は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、及びヨウ素原子などを含む意味で用いる。
一実施態様において、本発明の化合物は、下記式(1)で表される化合物であることが好ましい:
D−A (1)
[式中、
Dは、下記式(2):
Xは、単結合、−C(R19)2−、−O−、−S−、又は−N(R20)−であり、R11〜R20は、それぞれ、水素原子、電子求引性基、又は電子供与性基であり(但し、R11〜R20のうち、少なくとも1個は電子求引性基である)、
波線は、Aとの結合部位を示す)
で表される基であり、Aは、下記式(3):
Ar1〜Ar3は、それぞれ、置換基を有していてもよい芳香環であり、
Ar2の置換基及びAr3の置換基は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成していてもよく、
R21及びR22は、それぞれ、水素原子、オキソ基(=O)、チオキソ基(=S)、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R21及びR22の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR21及びR22は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
R23及びR24は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R23及びR24の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR23及びR24は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
波線は、Dとの結合部位を示す)
で表される基である]。
Xは、単結合であることが好ましい。
R12、R13、R16、及びR17は電子求引性基又は電子供与性基であることが好ましい。R12及びR17は電子供与性基であってもよいが、電子求引性基であることが好ましい。R13及びR16は電子求引性基であってもよいが、電子供与性基であることが好ましい。
R19及びR20は、それぞれ、好ましくはアルキル基、又は置換基を有していてもよい芳香環基であり、より好ましくは置換基を有していてもよい芳香環基であり、さらに好ましくは置換基を有していてもよいC6−18アリール基、置換基を有していてもよい5員又は6員単環式ヘテロアリール基、又は置換基を有していてもよい二乃至四環式ヘテロアリール基であり、特に好ましくはC6−14アリール基、置換基を有していてもよい5員又は6員単環式窒素含有ヘテロアリール基、又は置換基を有していてもよい二乃至四環式窒素含有ヘテロアリール基である。前記芳香環基に置換していてもよい置換基は、好ましくは芳香環基であり、より好ましくはアリール基であり、さらに好ましくはC6−12アリール基であり、特に好ましくはC6−10アリール基である。前記置換基の数は、例えば、1、2、3、又は4個である。
Ar1〜Ar3は、それぞれ、置換基を有していてもよいC6−20アレーン環、又は置換基を有していてもよい単環式又は二乃至四環式ヘテロアレーン環であることが好ましく、C6−18アレーン環、又は置換基を有していてもよい単環式又は二乃至四環式窒素含有ヘテロアレーン環であることがより好ましく、ベンゼン環、ナフタレン環、フルオレン環、アントラセン環、フェナントレン環、フルオランテン環、テトラセン環、テトラフェン環、クリセン環、トリフェニレン環、ピレン環、ピリジン環、キノリン環、イソキノリン環、シノリン環、キノキサリン環、フタラジン環、フェナジン環、フェナントリジン環、フェナントロリン環、又はアセナフト[1,2−b]ピラジン環(これらの環は置換基を有していてもよい)であることがさらに好ましい。前記アレーン環又はヘテロアレーン環に置換していてもよい置換基は、好ましくはハロゲン原子、アルキル基、シアノ基、アリール基、又はヘテロアリール基であり、より好ましくはフッ素原子、C1−4アルキル基、シアノ基、C6−10アリール基、又は5員又は6員単環式ヘテロアリール基である。前記置換基の数は、例えば、1、2、3、又は4個である。
R25及びR26は、それぞれ、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R25及びR26の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR25及びR26は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
Ar1〜Ar3及びR21〜R24は前記と同じである)。
式(1)で表される化合物は、特に限定されるものではないが、例えば、下記式(4):
で表される化合物を、下記式(5):
で表される化合物と反応させる工程を含む方法により製造することができる。
Zは、フッ素原子、塩素原子、又は臭素原子であることが好ましい。
例えば、式(5)において、R21及びR22の一方がオキソ基であり、他方が存在せず、R23及びR24の一方がオキソ基であり、他方が存在しない化合物(すなわち、下記式(12)で表される化合物)は、例えば、次の反応スキーム:
R3及びR4は、それぞれ、アルコキシ基であり、
Z3及びZ4は、それぞれ、ハロゲン原子であり、
Z及びAr1〜Ar3は前記と同じである)
により製造することができる。
工程(I)は、式(6)〜(8)で表される化合物を反応させて、式(9)で表される化合物を得る工程である。
Zがフッ素原子であり、Z3及びZ4が塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である組合せ;
Zが塩素原子、Z3及びZ4が臭素原子又はヨウ素原子である組合せ;又は
Zが臭素原子、Z3及びZ4がヨウ素原子である組合せ
が好ましい。
工程(II)は、式(9)で表される化合物を加水分解して式(10)で表される化合物を得る工程である。加水分解は、慣用の方法(例えば、水酸化ナトリウムによる加水分解)により行うことができる。
工程(III)は、式(10)で表される化合物をハロゲン化剤と反応させ(工程(IIIa))、引き続きルイス酸と反応させて(工程(IIIb))、式(12)で表される化合物を得る工程である。
で表される化合物は、例えば、式(12)で表される化合物をアセタール化することにより製造することができる。アセタール化の方法は、Org. Synth. 1973, 5, 303、J. Am. Chem. Soc. 1977, 99, 2818、Tetrahedron 1981, 37, 3899などを参照できる。
式(5)で表される化合物は、式(4)で表される化合物1モルに対して、0.5モル以上、0.6モル以上、0.7モル以上、又は0.8モル以上となるように使用することが好ましく、2.5モル以下、2モル以下、1.5モル以下、又は1.2モル以下となるように使用することが好ましい。
一実施態様において、本発明の蛍光材料は、本発明の化合物を含むことが好ましい。蛍光材料は、例えば、後述の有機発光素子の発光材料として好適に使用することができる。
一実施形態において、本発明の有機発光素子は、本発明の化合物を含むことが好ましい。
比較例及び実施例のλmax、半値幅、及びCIEは、発光材料のトルエン溶液(発光材料濃度:1×10−5M)に室温下340nmの励起光を照射した場合の発光スペクトルを、HORIBA社製Fluoromax 4 を用いて測定し、当該発光スペクトルを基に次のように測定した。
λmaxは、ピークトップの波長により測定した。
半値幅は、ピークトップ強度の半分の値のスペクトル幅により測定した。
CIEは、CIE1931に基づく色度座標により測定した。
比較例及び実施例のPLQYは、発光材料のトルエン溶液(発光材料濃度:1×10−5M)に室温下340nmの励起光を照射した場合の値であり、絶対PL量子収率測定装置(浜松ホトニクス社製 Quantaurus-QY C11347-01)を用いて測定した。
比較例及び実施例のHOMO準位は、大気中光電子分光装置(理研計器株式会社製AC―3)を用いて測定した。測定サンプルは、発光材料をITO基板上に膜厚50nmとなるよう真空蒸着したものを用いた。測定は、紫外光強度10nW、測定範囲−4.00eVから−7.00eV(0.05eV刻み)で行い、紫外線照射時の光電子放出のエネルギーしきい値をHOMO準位とした。
比較例及び実施例の発光効率(デバイス)は、有機EL素子の発光効率により決定した。有機EL素子の発光効率は、浜松ホトニクス社の外部量子効率測定装置(C9920-12)を用いて、輝度10cd/m2以上における外部量子効率(EQE)の最大値を求めることにより測定した。なお、有機EL素子は次のように真空蒸着法により作製した。10−4Paオーダーの真空度にて、パターンITO基板上にHAT-CN蒸着膜60nm、TrisPCz蒸着膜20nm、mCBP蒸着膜5nm、発光材料とmCBPの共蒸着膜(発光材料濃度 1 wt%)30nm、T2T蒸着膜10nm、BPyTP2蒸着膜20nm、Liq蒸着膜2nm、及びアルミニウム蒸着膜100nmを順に積層し、封止し、発光面積が4mm2である有機EL素子を作製した。なお、HAT-CN、TrisPCz、mCBP、T2T、BpyTP2、及びLiqの構造は次のとおりである。
Claims (20)
- 下記式(1)で表される化合物:
D−A (1)
[式中、
Dは、下記式(2):
Xは、単結合、−C(R19)2−、−O−、−S−、又は−N(R20)−であり、R11〜R20は、それぞれ、水素原子、電子求引性基、又は電子供与性基であり(但し、R11〜R20のうち、少なくとも1個は電子求引性基であり、電子求引性基は、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニル基、パーフルオロアルキル基、シアノ基、及びニトロ基から選択される)、
波線は、Aとの結合部位を示す)
で表される基であり、Aは、下記式(3):
Ar1〜Ar3は、それぞれ、置換基を有していてもよい芳香環であり、
Ar2の置換基及びAr3の置換基は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成していてもよく、
R21及びR22は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R21及びR22の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR21及びR22は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
R23及びR24は、それぞれ、水素原子、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R23及びR24の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR23及びR24は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
波線は、Dとの結合部位を示す)
で表される基である]。 - 式(2)において、Xが単結合である、請求項1に記載の化合物。
- 式(2)において、R12及びR17が、それぞれ、アルキルカルボニル基、アルキルスルホニル基、パーフルオロアルキル基、シアノ基、又はニトロ基である、請求項1又は2に記載の化合物。
- 式(2)において、R12及びR17が、それぞれ、パーフルオロアルキル基又はシアノ基である、請求項1又は2に記載の化合物。
- 式(2)において、R13及びR16が電子供与性基である、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
- 式(2)において、R13及びR16が、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、トリアルキルシリル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
- 式(2)において、R11、R14、R15、及びR18が水素原子である、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)において、Ar1〜Ar3が、それぞれ、ベンゼン環、ナフタレン環、フルオレン環、アントラセン環、フェナントレン環、フルオランテン環、テトラセン環、テトラフェン環、クリセン環、トリフェニレン環、ピレン環、ピリジン環、キノリン環、イソキノリン環、シノリン環、キノキサリン環、フタラジン環、フェナジン環、フェナントリジン環、フェナントロリン環、又はアセナフト[1,2−b]ピラジン環であり、これらの環は置換基を有していてもよい、請求項1〜7のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)において、R21及びR22の一方がオキソ基であり、他方が存在しない、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)において、R23及びR24の一方がオキソ基であり、他方が存在しない、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)において、R21〜R24が、置換基を有していてもよい芳香環基である、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)において、R21及びR22が互いに結合して、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジチオラン環、フルオレン環、9,10−ジヒドロアントラセン環、又はアントラセン−9(10H)−オン環を形成している、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)において、R23及びR24が互いに結合して、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジチオラン環、フルオレン環、9,10−ジヒドロアントラセン環、又はアントラセン−9(10H)−オン環を形成している、請求項1〜8及び12のいずれかに記載の化合物。
- 式(3)が、下記式(3A):
R25及びR26は、それぞれ、オキソ基、チオキソ基、又は置換基を有していてもよい芳香環基である(但し、R25及びR26の一方がオキソ基又はチオキソ基である場合、他方は存在しない)、又はR25及びR26は、互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成しており、
Ar1〜Ar3及びR21〜R24は前記と同じである)。
で表される基である、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。 - 式(3A)において、R25及びR26の一方がオキソ基であり、他方が存在しない、請求項14に記載の化合物。
- 式(3A)において、R25及びR26が互いに結合して、1,3−ジオキソラン環、1,3−ジチオラン環、フルオレン環、9,10−ジヒドロアントラセン環、又はアントラセン−9(10H)−オン環を形成している、請求項14に記載の化合物。
- Dが、下記の群:
から選択される基であり、Aが、下記の群:
から選択される基である、請求項1に記載の化合物。 - 請求項1〜17のいずれかに記載の化合物を含む蛍光材料。
- 請求項1〜17のいずれかに記載の化合物を含む有機発光素子。
- 有機EL素子である、請求項19に記載の有機発光素子。
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