JP6753299B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される蓄電装置に関する。
フォークリフト(機台)などの車両に搭載される蓄電装置は、蓄電装置に設けられている制御回路がプログラム異常になった場合に備え、制御回路をハードウェアリセットするためのスイッチを有している。
特開2014−010660号公報 特開2015−082884号公報 特開2015−154559号公報
しかしながら、蓄電装置を用いて車両に電力供給をしている場合(蓄電装置が放電状態の場合)又は充電装置を用いて蓄電装置に充電している場合(蓄電装置が充電状態の場合)に、リセットスイッチが誤って操作されたり、制御回路がノイズの影響により誤ってハードウェアリセットされたりすると、制御回路はリセット状態(初期状態)になるため、蓄電装置1、充電装置2、車両3の制御ができない状態となる。
本発明の一側面に係る目的は、蓄電装置が放電状態の場合又は蓄電装置が充電状態の場合に、蓄電装置に設けられる制御回路が誤ってハードウェアリセットされることを防止できる蓄電装置を提供することである。
本発明に係る一つの形態である車両に搭載される蓄電装置は、蓄電装置が充電及び放電するときの電流を検出する電流センサと、蓄電装置に設けられる制御回路をリセットさせる第一のスイッチと、制御回路のリセット端子に接続される第二のスイッチと、外部リセット制御回路とを備える。
外部リセット制御回路は、電流センサにより検出された電流が、蓄電装置が放電停止状態でかつ蓄電装置が充電停止状態であることを示す範囲にある場合、第一のスイッチから出力される制御回路をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号を受信すると、第二のスイッチを制御して制御回路をリセットさせる。
また、外部リセット制御回路は第一の比較回路、第二の比較回路、第一の回路、第二の回路を備える。
第一の比較回路は、電流センサが検出した電流が蓄電装置が放電停止状態であることを示す値である場合、蓄電装置が放電停止状態であることを示す第一の比較信号を出力する。
第二の比較回路は、電流センサが検出した電流が蓄電装置が充電停止状態であることを示す値である場合、蓄電装置が充電停止状態であることを示す第二の比較信号を出力する。
第一の回路は、第一の比較信号を受信する第一の入力端子と、第二の比較信号を受信する第二の入力端子と、第一の比較信号と第二の比較信号とを受信した場合、蓄電装置が放電停止状態でかつ蓄電装置が充電停止状態であることを示す第一の出力信号を出力する第一の出力端子と、を備える。
第二の回路は、第一のリセット信号を受信する第三の入力端子と、第一の出力信号を受信する第四の入力端子と、第一の出力信号と第一のリセット信号を受信すると第二のスイッチを制御して制御回路をリセットさせる第二のリセット信号を出力する第二の出力端子と、を備える。
また、外部リセット制御回路は、電流センサにより検出された電流が、蓄電装置が放電状態又は蓄電装置が充電状態であることを示す範囲にある場合、第一のスイッチから出力される制御回路をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号を受信しても、第二のスイッチを制御して制御回路をリセットさせない。
蓄電装置が放電状態の場合又は蓄電装置が充電状態の場合に、蓄電装置に設けられる制御回路が誤ってハードウェアリセットされることを防止できる。
蓄電装置と充電装置と車両との関係の一実施例を示す図である。 電流センサの電流/電圧特性の一実施例を示す図である。 ハードウェアリセット回路の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、蓄電装置1と充電装置2と車両3との関係の一実施例を示す図である。蓄電装置1は、例えば、フォークリフト(機台)などの車両に搭載される電池パックなどである。また、蓄電装置1は、電池4、制御回路5、ハードウェアリセット回路6、コネクタ7、コネクタ8、電流センサ9、スイッチSW1、スイッチSW2、スイッチSW3などを有している。
充電装置2は、充電装置2に接続されるコネクタ10と蓄電装置1に設けられるコネクタ7とを接続し、蓄電装置1に設けられている電池4に電力供給をする。すなわち、充電装置2は、充電装置2から電池4へ充電電流を流して充電をする。このとき蓄電装置1及び充電装置2は充電状態である。
車両3は、車両3に設けられるコネクタ11と蓄電装置1に設けられるコネクタ8とを接続し、蓄電装置1に設けられている電池4から電力供給を受ける。すなわち、蓄電装置1の電池4は、電池4から車両3へ放電電流を流す。このとき車両3は動作状態である。例えば、車両3が走行している状態や車両3の補機が動作している状態である。
電池4は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池又は蓄電素子などである。なお、本例では一つの電池4を示したが電池4は組電池などでもよい。
制御回路5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)などである。なお、図示しないが制御回路5の周辺には周辺回路が設けられている。また、制御回路5は記憶部を備え、記憶部に記憶されている蓄電装置1の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。また、制御回路5は、リセット端子(RESET)を有し、リセット端子にリセット信号が入力されると、制御回路5はリセット状態になりその後起動の準備をしてから動作状態に移行する。
また、制御回路5は図1に不図示の通信回路と通信配線とを有し、通信回路と通信配線を用いて充電装置2及び車両3と通信をする。なお、通信は、例えばCAN(Controller Area Network)通信などが考えられる。なお、通信回路は制御回路5と別に設けてもよい。
また、制御回路5は、充電装置2が電池4に電力供給をする場合、スイッチSW1、SW2を導通させてスイッチSW3を遮断させる。このとき充電装置2から電池4へ充電電流が流れる。また、制御回路5は、電池4が車両3に電力供給をする場合、スイッチSW1、SW3を導通させてスイッチSW2を遮断させる。このとき電池4から車両3へ放電電流が流れる。
スイッチSW1、SW2、SW3は、例えば、リレー又は半導体素子などを用いることが考えられる。なお、スイッチSW1は、電池4の負極側にあってもよい。
ハードウェアリセット回路6は、制御回路5がプログラム異常になった場合に備え、制御回路5をハードウェアリセットする回路である。また、ハードウェアリセット回路6は、蓄電装置1が車両3に電力供給可能な場合(蓄電装置1が放電状態の場合)又は充電装置2が蓄電装置1に電力供給可能な場合(蓄電装置1が充電状態の場合)に、蓄電装置1に設けられる制御回路5が誤ってハードウェアリセットされることを防止する回路である。ここで、誤ったハードウェアリセットとは、スイッチが誤って操作されたり、制御回路5がノイズの影響により誤ってハードウェアリセットされたりすることである。
コネクタ7はコネクタ10に接続される。コネクタ7の電力端子POW+は充電装置2の電力端子POW+と接続され、コネクタ7の電力端子POW−は充電装置2の電力端子POW−と接続される。
コネクタ8は、コネクタ11に接続される。コネクタ8の電力端子POW+は車両3の電力端子POW+と接続され、コネクタ8の電力端子POW−は車両3の電力端子POW−と接続される。
電流センサ9は、蓄電装置1が放電及び充電するときの電流を検出する。また、電流センサ9は、電池4に流れる電流を計測するセンサで、計測した電流値に対応した出力電圧Voを出力する。また、電流センサ9から出力された出力電圧Voは、ハードウェアリセット回路6に入力する。なお、電流センサ9は、例えば、ホール素子やシャント抵抗などが考えられる。
電流センサ9の動作について説明をする。
図2は、電流センサ9の電流/電圧特性の一実施例を示す図である。図2に示す横軸は計測電流(放電電流と充電電流)を示し、縦軸は電流センサ9の出力電圧Voを示している。図2に示す電流センサ9の例では、電池4から車両3へ流れる電流(計測した電流が0[A]より大きい電流)を計測した場合(放電電流を計測した場合)、電流センサ9は、計測した電流値に対応した所定電圧Vthより大きい電圧を出力電圧Voとして出力する。また、充電装置2から電池4へ流れる電流(計測した電流が0[A]より小さい電流)を計測した場合(充電電流を計測した場合)、電流センサ9は、計測した電流値に対応した所定電圧Vthより小さい電圧を出力電圧Voとして出力する。なお、計測した電流が0[A]である場合、所定電圧Vthを出力電圧Voとして出力する。
ハードウェアリセット回路6について説明する。
図3は、ハードウェアリセット回路6の一実施例を示す図である。ハードウェアリセット回路6は、スイッチSW21(第一のスイッチ)、スイッチSW22(第二のスイッチ)、外部リセット制御回路を有する。
スイッチSW21は、蓄電装置1に設けられる制御回路5をハードウェアリセットさせるスイッチである。スイッチSW21は、蓄電装置1に設けられ、利用者がハードウェアリセットを実施する場合に操作される。
スイッチSW22は、制御回路5のリセット端子(RESET)に接続され、スイッチSW21のリセット操作に基づく信号を受信して制御回路5をリセットさせる。
外部リセット制御回路は、電流センサ9により検出された電流が、蓄電装置1が放電停止状態で、かつ蓄電装置1が充電停止状態であることを示す範囲にある場合に、スイッチSW21から出力される制御回路5をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号Sig1を受信すると、スイッチSW22を制御して制御回路5をリセットさせる。
ここで、電流センサ9により検出された電流が、蓄電装置1が放電停止状態で、かつ蓄電装置1が充電停止状態であることを示す範囲とは、図2に示す電流Iaから電流Ibで示される電流範囲(両矢印)に対応する出力電圧Vaから出力電圧Vbで示される電圧範囲(両矢印)を示す。
また、電流Iaは、蓄電装置1が放電停止状態であるか否かを判定するための閾値である。外部リセット制御回路は、計測した電流がIa[A]以下である場合、蓄電装置1が放電停止状態と判定し、計測した電流がIa[A]より大きい場合、蓄電装置1が放電状態と判定する。また、電流Ibは、蓄電装置1が充電停止状態であるか否かを判定するための閾値である。外部リセット制御回路は、計測した電流がIb[A]以上である場合、蓄電装置1が充電停止状態と判定し、計測した電流がIb[A]より小さい場合、蓄電装置1が充電状態と判定する。なお、図2に示す電圧Vaは電流Iaに対応する電流センサ9の出力電圧Voで、図2に示す電圧Vbは電流Ibに対応する電流センサ9の出力電圧Voである。
また、電圧Va、Vbで示される電圧範囲を用いて蓄電装置1の放電停止状態又は充電停止状態を判定する理由は、蓄電装置1の電池4が放電停止状態又は充電停止状態であれば、電流センサ9から出力される出力電圧Voは、理想としては所定電圧Vth(電流0[A]に対応する電圧)のはずであるが、実際には電流センサ9は電流センサ9の許容誤差や電流センサ9の周辺回路及び周辺環境の影響などを受けるため、放電停止状態又は充電停止状態において必ずしも出力電圧Voは所定電圧Vthとはならないためである。
そこで、電流センサ9の許容誤差や電流センサ9の周辺回路及び周辺環境の影響などを考慮し、放電電流又は充電電流が流れていないと考えられる電流範囲を予め実験やシミュレーションにより決定し、決定した電流範囲を用いて電流センサ9の電流/電圧特性を参照し、決定した電流範囲に対応する電圧範囲を求め、求めた電圧範囲を用いて放電停止状態又は充電停止状態であるかを判定する。
図3の例では、外部リセット制御回路は、電流センサ9から出力された出力電圧Voが、電流Iaから電流Ibで示される電流範囲に対応する出力電圧Vaから出力電圧Vbで示される電圧範囲にある場合、第一のリセット信号Sig1の状態が制御回路5をリセットさせる状態を示すと、スイッチSW22を制御して制御回路5をリセットさせる。
また、外部リセット制御回路は、電流センサ9により検出された電流が、蓄電装置1が放電状態又は蓄電装置1が充電状態であることを示す範囲にある場合、スイッチSW21から出力される制御回路5をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号Sig1を受信しても、スイッチSW22を制御して制御回路5をリセットさせない。
図3の例では、外部リセット制御回路は、電流センサ9から出力された出力電圧Voが、電流Iaから電流Ibで示される電流範囲に対応する出力電圧Vaから出力電圧Vbで示される電圧範囲にない場合、第一のリセット信号Sig1の状態が制御回路5をリセットさせる状態でも、スイッチSW22を制御して制御回路5をリセットさせない。
外部リセット制御回路について説明する。
外部リセット制御回路は、抵抗R1、抵抗R2、論理回路21(第一の回路:OR)、論理回路22(第二の回路:NOR)、コンパレータ23(第一の比較回路)、コンパレータ24(第二の比較回路)、基準電圧源25(出力電圧Vaと同じ電圧を出力する電圧源)、基準電圧源26(出力電圧Vbと同じ電圧を出力する電圧源)を有する。
コンパレータ23は、電流センサ9が検出した電流が蓄電装置1が放電停止状態であることを示す値である場合、蓄電装置1が放電停止状態であることを示す第一の比較信号Sig2を出力する。
コンパレータ24は、電流センサ9が検出した電流が蓄電装置1が充電停止状態であることを示す値である場合、蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第二の比較信号Sig3を出力する。
論理回路21は、第一の比較信号Sig2を受信する第一の入力端子と、第二の比較信号Sig3を受信する第二の入力端子と、第一の比較信号Sig2と第二の比較信号Sig3を受信した場合、蓄電装置1が放電停止状態でかつ蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第一の出力信号Sig4を出力する第一の出力端子とを備える。
論理回路22は、第一のリセット信号Sig1を受信する第三の入力端子と、第一の出力信号を受信する第四の入力端子と、第一の出力信号Sig4と第一のリセット信号Sig1を受信するとスイッチSW22を制御して制御回路5をリセットさせる第二のリセット信号Sig5を出力する第二の出力端子とを備える。
外部リセット制御回路の回路構成について説明をする。
電流センサ9の出力端子は、コンパレータ23の正極側入力端子とコンパレータ24の負極側入力端子と接続されている。コンパレータ23の負極側入力端子は基準電圧源25の正極端子と接続される。コンパレータ24の正極側入力端子は基準電圧源26の正極端子と接続される。基準電圧源25の負極端子と基準電圧源26の負極端子とは、グランド端子GNDと接続される。コンパレータ23の出力端子は論理回路21の一方の入力端子(第一の入力端子)と接続される。コンパレータ24の出力端子は論理回路21の他方の入力端子(第二の入力端子)と接続される。
抵抗R1、R2それぞれの一方の端子は電源端子VDDと接続される。論理回路22の一方の入力端子(第三の入力端子)は、スイッチSW21の一方の端子と抵抗R2の他方の端子と接続される。論理回路22の他方の入力端子(第四の入力端子)は論理回路21の出力端子(第一の出力端子)と接続される。スイッチSW21の他方の端子はグランド端子GNDと接続される。論理回路22の出力端子(第二の出力端子)は、スイッチSW22の制御端子に接続される。抵抗R1の他方の端子は、制御回路5のリセット端子(RESET)とスイッチSW22の一方の端子に接続される。スイッチSW22の他方の端子はグランド端子GNDに接続される。
外部リセット制御回路の動作について説明する。
[A]ハードウェアリセットを可能にする動作について
コンパレータ23は、電流センサ9が検出した電流が蓄電装置1が放電停止状態であることを示す値である場合、蓄電装置1が放電停止状態であることを示す第一の比較信号Sig2を出力する。また、コンパレータ24は、電流センサ9が検出した電流が蓄電装置1が充電停止状態であることを示す値である場合、蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第二の比較信号Sig3を出力する。すなわち、電流センサ9から出力された出力電圧Voが、電流Iaから電流Ibで示される電流範囲に対応する出力電圧Vaから出力電圧Vbで示される電圧範囲にある場合、コンパレータ23は蓄電装置1が放電停止状態であることを示す第一の比較信号Sig2を出力し、コンパレータ24は蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第二の比較信号Sig3を出力する。
詳細には、コンパレータ23は、出力電圧Voと基準電圧源25の出力電圧Vaとを比較し、出力電圧Voが出力電圧Va以下である場合、蓄電装置1が放電停止状態であることを示す第一の比較信号Sig2(電圧レベルがローレベル)を出力する。また、コンパレータ24は、出力電圧Voと基準電圧源26の出力電圧Vbとを比較し、出力電圧Voが出力電圧Vb以上である場合、蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第二の比較信号Sig3(電圧レベルがローレベル)を出力する。
続いて、コンパレータ23から出力された蓄電装置1が放電停止状態であることを示す第一の比較信号Sig2と、コンパレータ24から出力された蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第二の比較信号Sig3とを論理回路21が受信すると(出力電圧VoがVaからVbの電圧範囲にあると)、蓄電装置1が放電停止状態でかつ蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第一の出力信号Sig4(電圧レベルがローレベル)を論理回路21が出力する。
続いて、蓄電装置1が放電停止状態でかつ蓄電装置1が充電停止状態であることを示す第一の出力信号Sig4及び制御回路5をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号Sig1(電圧レベルがローレベル)を論理回路22が受信すると、スイッチSW22を制御して制御回路5をリセットさせる第二のリセット信号Sig5を論理回路22が出力する。すなわち、第二のリセット信号Sig5の電圧レベルをハイレベルにし、スイッチSW22を導通させる。
図3の例では制御回路5のリセット端子RESETはローアクティブであるので、スイッチSW22が導通すると、制御回路5のリセット端子の電圧レベルはローレベルになり、制御回路5はリセット状態になる。
[B]ハードウェアリセットを不能にする動作について
コンパレータ23は、電流センサ9が検出した電流が蓄電装置1が放電状態であることを示す値である場合、蓄電装置1が放電状態であることを示す第一の比較信号Sig2を出力する。また、コンパレータ24は、電流センサ9が検出した電流が蓄電装置1が充電状態であることを示す値である場合、蓄電装置1が充電状態であることを示す第二の比較信号Sig3を出力する。
詳細には、コンパレータ23は、出力電圧Voと基準電圧源25の出力電圧Vaとを比較し、出力電圧Voが出力電圧Vaより大きい場合、蓄電装置1が放電状態であることを示す第一の比較信号Sig2(電圧レベルがハイレベル)を出力する。
また、コンパレータ24は、出力電圧Voと基準電圧源26の出力電圧Vbとを比較し、出力電圧Voが出力電圧Vbより小さい場合、蓄電装置1が充電状態であることを示す第二の比較信号Sig3(電圧レベルがハイレベル)を出力する。
続いて、コンパレータ23から出力された蓄電装置1が放電状態であることを示す第一の比較信号Sig2又はコンパレータ24から出力された蓄電装置1が充電状態であることを示す第二の比較信号Sig3のいずれか一つを論理回路21が受信すると、蓄電装置1が放電状態又は蓄電装置1が充電状態であることを示す第一の出力信号Sig4(電圧レベルがハイレベル)を論理回路21が出力する。
続いて、蓄電装置1が放電状態又は蓄電装置1が充電状態であることを示す第一の出力信号Sig4及び制御回路5をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号Sig1(電圧レベルがローレベル)を論理回路22が受信する。しかし、受信した第一の出力信号Sig4の電圧レベルがハイレベルであるので、第一のリセット信号Sig1の電圧レベルがローレベルであっても第二のリセット信号Sig5の電圧レベルはローレベルであるため、スイッチSW22を導通させられない。
図3の例では制御回路5のリセット端子はローアクティブであるため、スイッチSW22が導通しないと、制御回路5のリセット端子の電圧レベルはハイレベルのままであるので、制御回路5はリセット状態にならない。
このようにすることで、蓄電装置1が放電停止状態でかつ蓄電装置1が充電停止状態である場合に、蓄電装置1に設けられる制御回路5が誤ってハードウェアリセットされることを防止できる。すなわち、蓄電装置1を用いて車両3に電力供給をしている場合又は充電装置2を用いて蓄電装置1に充電している場合に、リセットスイッチが誤って操作されたり、制御回路5がノイズの影響により誤ってハードウェアリセットされたりしても、制御回路5はリセット状態にならないため、蓄電装置1、充電装置2、車両の制御ができない状態となることを防止できる。
また、従来は蓄電装置1が充電状態の場合に、誤ってハードウェアリセットされると、蓄電装置1に設けられているスイッチSW1、SW2、SW3などが瞬断した場合に、蓄電装置1に設けられている部品へダメージを与えることがあったが、誤ってハードウェアリセットがされることを回避できるので、蓄電装置1に設けられている部品へのダメージを与えないようにできる。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 蓄電装置
2 充電装置
3 車両
4 電池
5 制御回路
6 ハードウェアリセット回路
7、8 コネクタ
9 電流センサ
10、11 コネクタ
21、22 論理回路
23、24 コンパレータ
25、26 基準電圧源
R1、R2 抵抗
SW1、SW2、SW3、SW21、SW22 スイッチ

Claims (3)

  1. 車両に搭載される蓄電装置であって、
    前記蓄電装置が充電及び放電するときの電流を検出する電流センサと、
    前記蓄電装置に設けられる制御回路をリセットさせる第一のスイッチと、
    前記制御回路のリセット端子に接続される第二のスイッチと、
    前記電流センサにより検出された電流が、前記蓄電装置が放電停止状態でかつ前記蓄電装置が充電停止状態であることを示す範囲にある場合、前記第一のスイッチから出力される前記制御回路をリセットさせる状態を示す第一のリセット信号を受信すると、前記第二のスイッチを制御して前記制御回路をリセットさせる外部リセット制御回路と、
    を備えることを特徴とする蓄電装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電装置であって、
    前記外部リセット制御回路は、
    前記電流センサが検出した電流が前記蓄電装置が放電停止状態であることを示す値である場合、前記蓄電装置が放電停止状態であることを示す第一の比較信号を出力する第一の比較回路と、
    前記電流センサが検出した電流が前記蓄電装置が充電停止状態であることを示す値である場合、前記蓄電装置が充電停止状態であることを示す第二の比較信号を出力する第二の比較回路と、
    前記第一の比較信号を受信する第一の入力端子と、前記第二の比較信号を受信する第二の入力端子と、前記第一の比較信号と前記第二の比較信号とを受信した場合、前記蓄電装置が放電停止状態でかつ前記蓄電装置が充電停止状態であることを示す第一の出力信号を出力する第一の出力端子と、を備える第一の回路と、
    前記第一のリセット信号を受信する第三の入力端子と、前記第一の出力信号を受信する第四の入力端子と、前記第一の出力信号と前記第一のリセット信号を受信すると前記第二のスイッチを制御して前記制御回路をリセットさせる第二のリセット信号を出力する第二の出力端子と、を備える第二の回路と、
    を備えることを特徴とする蓄電装置。
  3. 請求項1に記載の蓄電装置であって、
    前記外部リセット制御回路は、
    前記電流センサにより検出された電流が、前記蓄電装置が放電状態又は前記蓄電装置が充電状態であることを示す範囲にある場合、前記第一のスイッチから出力される前記制御回路をリセットさせる状態を示す前記第一のリセット信号を受信しても、前記第二のスイッチを制御して前記制御回路をリセットさせない、
    ことを特徴とする蓄電装置。
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