JP6751360B2 - 通信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、中継通信が行われる場合の確認応答の送受信に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、基地局装置が割り当てたリソースを用いた端末間通信(Device to Device(D2D)通信)が規定されている。D2D通信は、例えば、基地局装置と所定の端末装置との間の通信を中継する際に用いることもできる。すなわち、基地局装置は、第1の端末装置との間で確立した無線リンクを用いて信号を送信し又は信号を受信し、第1の端末装置は、第2の端末装置との間でD2D通信によって、基地局装置からの信号を第2の端末装置へ転送し、又は第2の端末装置からの信号を基地局装置へ転送する。
基地局装置との間の通信を中継装置の助けを得て行う端末装置は、必ずしも中継装置を介した信号の送信と受信との両方を行うことができるわけではない場合がある。例えば、中継装置は、基地局装置から下りリンクの周波数で受信した信号を、上りリンクの周波数で転送する場合がある。この場合、端末装置は、上りリンクの周波数での信号を受信する能力を有しない場合、その転送された信号を受信することができない。したがって、例えば、端末装置は、下りリンクに関する通信については基地局装置との間で直接行い、上りリンクに関する通信のみを中継装置を介して行うことが考えられる。
一方、上述のように、上りリンクと下りリンクで非対称な通信経路を用いる場合、上りリンクの通信経路と下りリンクの通信経路とが非対称である場合、受信側の装置における信号の受信状況を確認するための確認応答がどのように取り扱われるかが課題となる。例えば、基地局装置は、上りリンクで端末装置から中継装置へ伝送され、中継装置から中継された信号を受信した場合、一般的にはその信号の送信元である中継装置に対して確認応答を送信する。しかしながら、端末装置は中継装置からの信号を受信することができないため、その確認応答を受信することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、信号の送信と受信とにおいて非対称な通信経路が用いられる場合の確認応答の送受信を確実に行う技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様による通信装置は、端末装置から中継装置へ送信されると共に前記中継装置から転送された信号を受信する受信手段と、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信するか否かを決定する決定手段と、前記信号の受信に成功した場合に、前記決定手段がマルチキャストで確認応答を送信すると決定したことに基づいて、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、信号の送信と受信とにおいて非対称な通信経路が用いられる場合の確認応答の送受信を確実に行うことが可能となる。
無線通信システムの構成例を示す図。 制御装置及び端末装置のハードウェア構成例を示す図。 制御装置の機能構成例を示すブロック図。 端末装置の機能構成例を示すブロック図。 無線通信システムで実行される処理の流れの第1の例を示す図。 無線通信システムで実行される処理の流れの第2の例を示す図。 無線通信システムで実行される処理の流れの第3の例を示す図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(ネットワーク構成)
図1に、本実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す。本無線通信システムは、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)で規格化されたセルラ通信規格に従って動作する、基地局装置(制御装置)101と端末装置102及び103とを含んで構成される。端末装置102及び103は、それぞれ、制御装置101と通信することができると共に、例えば制御装置101によって割り当てられた(例えば時間及び周波数によって指定される)無線リソースを用いて、端末間通信を行うことができる。端末装置102及び103は、このような制御装置101との間の第1の通信と端末間の第2の通信とを用いて、制御装置101と他の端末装置との間の通信を中継する中継装置として機能することができる。
このような無線通信システムでは、一部の端末装置は、必ずしも信号の送信と受信との両方を、中継装置を介して行うことができるわけではない場合がある。例えば、端末装置は、一般に基地局装置からの下りリンクの信号を受信することができるように構成されるが、(例えば下りリンクと異なる周波数帯が用いられる)上りリンクでの無線信号を受信できる必要は必ずしもない。このため、このような端末装置は、中継装置として動作する端末装置が端末間通信において下りリンクの信号を送信することができない限りは、端末間通信の信号を受信できないこととなる。この場合、基地局装置は、このような端末装置に対して下りリンクの信号は直接送信しながら、上りリンクの信号については中継装置を介して間接的に受信するような構成をとることができる。このような構成は、基地局装置は送信電力を比較的大きくすることができる一方で、端末装置は使用可能な送信電力に(例えば低消費電力化等の要請により)厳しい制限がありうる点でも、合理的でありうる。すなわち、端末装置によっては、基地局装置からの信号を十分な品質で受信できても、自装置が送信した信号が基地局装置に十分な品質で届かない場合がありうる。このため、上りリンクの通信のみが中継で行われるだけでも、基地局装置と端末装置とが通信可能となる確率を向上させることができるようになる。
さらに、一部の端末装置は、セルラ通信による端末間通信機能を有しない場合がある。このような端末装置は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)やIEEE802.11規格に従う無線LAN等、他の無線アクセス技術(RAT)を用いて、端末間通信を行うことがありうる。このようなRATを用いた信号は、セルラ通信と比して使用可能な送信電力が低い場合が多く、また、セルラの基地局装置がこのようなRATに対応していないことも想定されうる。このため、端末間通信において異なるRATが用いられる場合にも、上りリンクでの通信において中継装置を使用することが有益でありうる。
図1は、このような非対称な通信経路が用いられる状態を示している。すなわち、端末装置102が、端末装置103からの上りリンクの信号を受信して、その信号を制御装置101に転送することで、端末装置103と制御装置101との間の上りリンクの通信は、端末装置102を介して間接的に行われている。一方で、端末装置103は、制御装置101からの下りリンクの信号を、端末装置102を介さずに直接受信することができる。なお、中継装置として動作可能な端末装置102は、端末装置103からの上りリンクの信号を受信することができ、その信号を上りリンクの信号として制御装置101へ送信することができる端末装置の中から選択されうる。
ここで、本実施形態では、このような上りリンクと下りリンクで非対称な通信経路が用いられる場合に、制御装置101が、端末装置103から端末装置102を経て受信した上りリンクの信号に対して、受信状況を確認するための確認応答を端末装置103へ送信する手法について検討する。一般に、信号を受信した装置は、その信号の送信元の装置に対して確認応答を送信する。すなわち、本実施形態のような無線通信システムでは、制御装置101は、端末装置103からの信号を端末装置102から受信すると、その信号に対する確認応答を端末装置102に送信しうる。これによれば、端末装置102は、中継した信号が正常に制御装置101へと届いたことを確認することができる。しかしその一方で、端末装置102は、端末装置103へとその確認応答を転送することはできない。ここでの端末装置103は、端末装置102からの信号を受信する能力を有しないからである。このようなシステムでは、端末装置102は、端末装置103へ送信すべき信号は制御装置101から送信すべきことを例えば制御装置101からの指示によって認識しうる。この場合、端末装置102は、端末装置103へ送信すべき信号が存在する場合はその信号を制御装置101へと送信し、制御装置101から端末装置103へとその信号を転送させる、通常の基地局装置を介した通信を行いうる。しかしながら、この場合、端末装置103へ送信すべき信号は、制御装置101から送信された確認応答である。このため、端末装置102は、制御装置101が送信した信号を、制御装置101に戻し、端末装置103へと転送させることとなる。この場合、本来不必要な信号の伝送が増えて無線リソースが浪費されうる。また、端末装置103に確認応答が届くまでの時間が長期化してしまい、結果として端末装置103が確認応答を長い間待ち受けることによって、端末装置103における消費電力の不必要な増大を招きうる。
本実施形態に係る制御装置101は、このような課題に対して、端末装置103から、中継装置として動作している端末装置102を介してデータ信号を受信した場合に、端末装置102及び端末装置103に対して、マルチキャストで確認応答信号を送信する。そして、端末装置102は、端末装置103に対する確認応答を制御装置101へ送信しないようにしうる。これによれば、制御装置101は、端末装置103から端末装置102を介して受信したデータ信号に対して、端末装置103へ直接確認応答を送信するため、端末装置103は、短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができる。また、制御装置101が、マルチキャストによって、端末装置102へも同じ確認応答を送信するため、端末装置102は、自装置が中継した端末装置103からの信号の制御装置101における受信が成功したことを知ることができる。また、制御装置101から送信された確認応答を端末装置102が制御装置101に戻すことがないため、無線リソースの浪費を防ぐことができる。さらに、端末装置102は、自装置内で発生したデータ信号を制御装置101へ送信した場合に、そのデータ信号に対する制御装置101からの確認応答を同時に受信することもできる。以下では、この手順を手順1と呼ぶ。
制御装置101は、これに代えて、中継装置として動作している端末装置102を介して端末装置103からのデータ信号を受信した場合に、ユニキャスト信号によって、端末装置103のみに確認応答を送信しうる。そして、この場合、端末装置103は、この確認応答を端末装置102に対して転送する。これによれば、制御装置101は、端末装置103から端末装置102を介して受信したデータ信号に対して、端末装置103へ直接確認応答を送信するため、端末装置103は、短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができる。また、端末装置102は、端末装置103からの信号によって、自装置が中継した端末装置103からの信号の制御装置101における受信が成功したことを知ることができる。さらに、端末装置102は、自装置において発生したデータ信号に関する確認応答を、この端末装置103からの確認応答とは別個に受信しうるため、例えば端末装置103に関する確認応答を受信するのを待たずに次のデータ信号を送信することができる。以下では、この手順を手順2と呼ぶ。
さらに、手順1及び手順2に代えて、端末装置102が、端末装置103からのデータ信号の受信に成功した時点で、制御装置101へそのデータ信号に対する確認応答を送信し、制御装置101にその確認応答を転送させてもよい。端末装置102は、少なくともデータ信号の転送に関して、その転送したデータ信号に関する確認応答を制御装置101から受信するよりも前に、端末装置103への確認応答を制御装置101へと送信しうる。例えば、端末装置102は、端末装置103からのデータ信号を制御装置101へ転送する前又はこの転送と並行して、端末装置103への確認応答を制御装置101へと送信する。これにより、端末装置103は、短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができる。なお、端末装置103に対する確認応答が端末装置102から送信された時点において制御装置101がこのデータ信号の受信に成功するか否かは不明である。しかしながら、少なくとも端末装置102においてはこのデータ信号の受信に成功しており、この結果、仮に制御装置101においてこのデータ信号の受信に失敗しても、端末装置102が再送すれば足りる。制御装置101は、端末装置102から、端末装置103への確認応答とは別個に又は並行して送信された、端末装置103からのデータ信号を受信すると、そのデータ信号に対する確認応答を、端末装置102のみに送信する。これにより、端末装置102は、自装置が中継した端末装置103からの信号の制御装置101における受信が成功したか否かを知ることができる。なお、端末装置102は、この確認応答が端末装置102と制御装置101との間の通信のみに関するものであるため、この確認応答を端末装置103へ転送することはない。以下では、この手順を手順3と呼ぶ。
なお、制御装置101は、端末装置103が端末装置102からの信号を受信することができるか否かによって、上述の手順1〜手順3のいずれかの処理を実行するか否かを決定してもよい。手順1を例にとると、制御装置101は、端末装置103が端末装置102からの信号を受信できない場合に、端末装置102及び端末装置103に対してマルチキャストで確認応答を送信すると決定しうる。制御装置101は、端末装置103が端末装置102からの信号を受信することができるか否かを示す情報を、例えば端末装置103からの、場合によっては端末装置102によって転送された、通知によって取得することができる。
また、制御装置101は、端末装置103が低消費電力動作を行っているか否かによって、上述の手順1〜手順3のいずれかを実行するか否かを決定してもよい。手順1を例にとると、制御装置101は、端末装置103が低消費電力動作を行っている場合は、端末装置102及び端末装置103に対してマルチキャストで確認応答を送信すると決定しうる。なお、制御装置101は、端末装置103が低消費電力動作を行っているか否かを示す情報を、例えば端末装置103からの、場合によっては端末装置102によって転送された、通知によって取得することができる。また、制御装置101は、端末装置103が低消費電力動作を行っていることを、端末装置103が不連続受信モード(例えば3GPPで定められている拡張DRX(eDRX)モード)における受信周期が一定時間以上の長周期設定で動作しているか否かによって認識してもよい。また、制御装置101は、端末装置103がPSM(Power Saving Mode)を有効としているか否かによって、低消費電力動作を行っているか否かを判定してもよい。
また、制御装置101は、例えば端末装置102が低消費電力動作を行っている場合に、上述の手順1〜手順2のいずれかを実行することを決定してもよい。上述の手順1〜手順2によれば、端末装置102は、端末装置103への確認応答の転送のための信号伝送を行う必要がないため、消費電力を抑えることができるからである。
なお、制御装置101は、上述の手順1〜手順3のいずれかを実行すると決定しなかった場合は、端末装置102に対してユニキャストで確認応答を送信し、端末装置102がその確認応答を端末装置103へ転送すると決定しうる。
なお、制御装置101は、上述の処理を実行するか否かの決定の結果を、端末装置102及び端末装置103へ通知しうる。これにより、端末装置102は、端末装置103への確認応答の送信を試みることがなくなり、端末装置102の消費電力の消費を抑えることが可能となる。また、端末装置102及び端末装置103は、例えば、マルチキャスト信号を待ち受けるのかユニキャスト信号を待ち受けるのかを判定することができる。
また、制御装置101は、端末装置103が端末装置102からの信号を受信できない場合に、上述のいずれかの方法を選択して確認応答を送信してもよい。この場合、制御装置101は、端末装置102及び端末装置103へと、どの方法を用いるかを通知しうる。
(装置構成)
続いて、上述のような処理を行う制御装置101及び端末装置102〜103の構成について説明する。
図2に、制御装置101及び端末装置102〜103のハードウェア構成例を示す。制御装置101及び端末装置102〜103は、一例において、図2に示すようなハードウェア構成を有し、例えば、CPU201、ROM202、RAM203、外部記憶装置204、及び通信装置205を有する。制御装置101及び端末装置102〜103では、例えばROM202、RAM203及び外部記憶装置204のいずれかに記録された、上述のような制御装置101及び端末装置102〜103の各機能を実現するプログラムがCPU201により実行される。なお、CPU201は、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の1つ以上のプロセッサによって置き換えられてもよい。
そして、制御装置101及び端末装置102〜103は、例えばCPU201により通信装置205を制御して、制御装置101及び端末装置102〜103との間の通信又は端末装置102間の端末間通信を行う。なお、図2では、制御装置101及び端末装置102〜103は、1つの通信装置205を有するような概略図を示しているが、これに限られない。例えば、制御装置101は、制御装置(基地局装置)間の通信用の通信装置及び端末装置との間の通信装置を有してもよい。また、端末装置102〜103は、例えば制御装置101との間のセルラ通信用の通信装置と、他の端末装置との通信用のBLE等のセルラ通信と異なる通信用の通信装置とを有してもよい。
なお、制御装置101及び端末装置102〜103は、各機能を実行する専用のハードウェアを備えてもよいし、一部をハードウェアで実行し、プログラムを動作させるコンピュータでその他の部分を実行してもよい。また、全機能がコンピュータとプログラムにより実行されてもよい。
図3は、制御装置101の機能構成例を示す図である。制御装置101は、その機能として、無線通信部301、情報取得部302、応答方法決定部303、及び通信制御部304を有する。無線通信部301は、少なくとも端末装置102及び103との間で、3GPPによって規定されたセルラ通信によって、無線信号を送信し、受信することができる。
情報取得部302は、例えば、端末装置102又は端末装置103から、無線通信部301を介して、端末装置103が、端末間通信によって端末装置102からの信号を受信する能力を有するか否かの情報を取得しうる。また、情報取得部302は、例えば、端末装置102又は端末装置103から、端末装置103が低消費電力動作を行っているか否かの情報を取得してもよい。さらに、情報取得部302は、端末装置102から、端末装置102が低消費電力動作を行っているか否かの情報を取得してもよい。なお、これらの情報が事前に取得されている場合や事前に記憶されている場合には、これらの情報の取得が行われる必要はない。例えば、端末装置102及び端末装置103は、セルラ通信ネットワークとの接続を確立する際に上述の情報をネットワーク内に登録しておき、制御装置101は、端末装置102による中継が行われる際に、この登録された情報を取得するようにしてもよい。
応答方法決定部303は、例えば情報取得部302が取得した情報に基づいて、上述の手順1〜手順3のいずれかによって確認応答を送信するようにするか、又は、端末装置102に端末装置103のための確認応答を送信して端末装置103へは直接確認応答を送信しないようにするか、を決定しうる。制御装置101と端末装置102〜103は、上述の手順1〜手順3のいずれか1つのみに対応可能であってもよく、この場合、その1つの手順を実行するか否かが決定される。また、制御装置101と端末装置102〜103が上述の手順1〜手順3のうちの2つ以上に対応可能な場合は、それらのいずれかを実行するか、又は、いずれも実行しないかが決定されうる。
なお、上述の手順1〜手順3のいずれかを実行することが事前に定まっていてもよく、この場合は、情報取得部302及び応答方法決定部303は省略されてもよい。
応答方法決定部303によって決定された応答方法は、無線通信部301を介して、端末装置102及び端末装置103へと通知される。また、通信制御部304は、応答方法決定部303によって決定された応答方法に従って、端末装置103からのデータ信号を受信した場合の確認応答の送信手順を無線通信部301に実行させるための制御を行う。
図4は、端末装置102〜103の機能構成例を示す図である。端末装置102〜103は、一例において、無線通信部401、応答方法取得部402、及び通信制御部403を含んで構成される。
無線通信部401は、少なくとも制御装置101との間で、3GPPによって規定されたセルラ通信によって、無線信号を送信し、受信することができる。また、無線通信部401は、制御装置101によって割り当てられたリソースを用いてセルラ通信プロトコルに従って又は例えばセルラ通信と異なる通信プロトコルに従って、他の端末装置との間での端末間通信を行うことができる。なお、例えば端末装置103などでは、無線通信部401は、端末装置102に対して信号を送信することができる一方で、端末装置102からの信号を受信できない場合がありうることに留意されたい。
応答方法取得部402は、制御装置101から通知された、制御装置101からの確認応答の送信の方法についての情報を取得する。なお、応答方法取得部402は、この情報の取得のために、端末装置103が端末装置102からの信号を受信する能力を有するか否かの情報と端末装置103が低消費電力動作を行っているか否かの情報との少なくともいずれかを制御装置101へ通知しうる。なお、端末装置103の応答方法取得部402は、この情報を制御装置101へ直接送信してもよいし、端末装置102へこの情報を送信して、この情報を制御装置101へ転送させてもよい。また、端末装置102における応答方法取得部402は、端末装置102が低消費電力動作を行っているか否かの情報を、制御装置101へ通知しうる。なお、制御装置101がこれらの情報を別途取得可能な場合は、応答方法取得部402は、これらの情報の通知を行わなくてもよい。
通信制御部403は、応答方法取得部402によって取得された情報に基づいて、端末装置103から制御装置101へ送信された信号に対する制御装置101からの応答手順に対応する処理を実行する。例えば、端末装置102〜103は、手順1では、端末装置103からのデータ信号を制御装置101へ送信後に、マルチキャスト信号によって確認応答が送信されてくるのを待ち受ける。また、端末装置103は、手順2及び手順3において、制御装置101からユニキャスト信号で確認応答が送信されてくるのを待ち受ける。端末装置103は、手順2では、制御装置101からの確認応答を受信すると、端末間通信で、端末装置102に対して確認応答を転送する。端末装置102は、手順2では、端末装置103からの端末間通信で確認応答が送信されてくるのを待ち受ける。端末装置102は、手順3では、端末装置103からのデータ信号を受信すると、まずそのデータ信号に対する確認応答を制御装置101へ送信し、制御装置101から端末装置103へと、この確認応答を転送させる。このとき、端末装置102は、例えばこの確認応答と並行して又はこの確認応答の後に、データ信号を制御装置101へと送信し、その後、ユニキャスト信号で制御装置101から確認応答が送信されてくるのを待ち受ける。
(処理の流れ)
続いて、図5を用いて、手順1が用いられる場合の、無線通信システムにおいて実行される処理の流れについて説明する。
まず、制御装置101は、例えば端末装置102から、端末装置103が端末装置102からの信号を受信する能力を有するか、端末装置103が低消費電力動作を行っているか否か、端末装置102が低消費電力動作を行っているか否か、のうちの少なくともいずれか等の情報を取得する(S501)。なお、この情報は端末装置103から取得されてもよいし、たとえば制御装置101が接続するセルラ通信のネットワーク内のノードから取得されてもよい。そして、制御装置101は、取得した情報に基づいて、端末装置102によって中継されて制御装置101が受信した端末装置103からのデータ信号に対する確認応答の送信手順を決定する(S502)。ここでは、制御装置101は、手順1を実行することを決定したものとする。制御装置101は、決定した応答方法を、端末装置102〜103へと通知する(S503)。そして、端末装置102〜103は、この通知に応じて、制御装置101が確認応答を送信する手順に対応する処理を行うように、無線通信部401を設定する(S504)。この場合は、応答方法として手順1を採用すると制御装置101が決定したため、端末装置102〜103は、端末装置103からのデータ信号が端末装置102によって中継されて制御装置101へ送信された場合(S505、S506)は、確認応答がマルチキャスト信号で送信されてくるのを待機するようにする。
制御装置101は、このデータ信号を受信すると、このデータ信号に対する確認応答をマルチキャスト信号で送信する(S507)。この場合、端末装置102〜103は、マルチキャスト信号で確認応答が送信されてくるのを待ち受けているため、この確認応答を受信することができる。
これによれば、制御装置101は、端末装置103から端末装置102を介して受信したデータ信号に対して、端末装置103へ直接確認応答を送信するため、端末装置103は、短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができる。また、制御装置101が、マルチキャストによって、端末装置102へも同じ確認応答を送信するため、端末装置102は、自装置が中継した端末装置103からの信号の制御装置101における受信が成功したことを知ることができる。また、制御装置101から送信された確認応答を端末装置102が制御装置101に戻すことがないため、無線リソースの浪費を防ぐことができる。さらに、端末装置102は、自装置内で発生したデータ信号を制御装置101へ送信した場合に、そのデータ信号に対する制御装置101からの確認応答を同時に受信することもできる。
次に、図6を用いて、手順2が用いられる場合の、無線通信システムにおいて実行される処理の流れについて説明する。
本処理において、S501〜S506までの処理の流れは、図5と同様であるため、同じ参照番号を付して詳細な説明については省略する。なお、本処理では、手順2が用いられることが決定され、端末装置102〜103において、それに応じた設定が行われる。端末装置103からのデータ信号が、端末装置102を介して制御装置101において受信されると、制御装置101は、ユニキャストで、端末装置103に対して確認応答を送信する(S601)。端末装置103は、S504での設定によって、このユニキャストでの確認応答を受信することができる。端末装置103は、制御装置101から確認応答を受信すると、この確認応答を端末装置102へと転送する(S602)。これによれば、制御装置101は、端末装置103から端末装置102を介して受信したデータ信号に対して、端末装置103へ直接確認応答を送信するため、端末装置103は、短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができる。また、端末装置102は、端末装置103からの信号によって、自装置が中継した端末装置103からの信号の制御装置101における受信が成功したことを知ることができる。さらに、端末装置102は、自装置において発生したデータ信号に関する確認応答を、この端末装置103からの確認応答とは別個に受信しうるため、例えば端末装置103に関する確認応答を受信するのを待たずに次のデータ信号を送信することができる。
次に、図7を用いて、手順3が用いられる場合の、無線通信システムにおいて実行される処理の流れについて説明する。
本処理において、S501〜S505までの処理の流れは、図5と同様であるため、同じ参照番号を付して詳細な説明については省略する。端末装置102は、端末装置103からのデータ信号を受信すると、例えばその転送(S506)の前に、このデータ信号に対する確認応答を制御装置101へと送信する(S701)。この確認応答は、制御装置101によって、端末装置103へと転送される(S702)。なお、図7では、データ信号の転送(S506)の前に、確認応答が端末装置102から制御装置101へ送信されるとしたが、このデータ信号の転送と確認応答の送信は、並行して同じ又は略同じタイミングで行われてもよい。端末装置102が、端末装置103からのデータ信号を制御装置101へと転送すると、制御装置101は、この転送されたデータ信号についていの確認応答を、端末装置102に対してユニキャストで送信する(S703)。端末装置102は、この確認応答を端末装置103へと送信することはなく、また、制御装置101も、この転送されたデータ信号に対する確認応答を端末装置103へと送信することはない。これは、端末装置102においてデータ信号の受信に成功した場合には、それ以降は端末装置103が関与せずに、端末装置102と制御装置101との間だけでこのデータ信号を送受信することができるため、中継に関する確認応答を端末装置103へ通知する必要が必ずしもないからである。これにより、端末装置103は、短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができる。
このように、上述の手順1〜手順3によれば、端末装置103が短期間の待ち受けによって確認応答を受信することができ、結果として端末装置103の消費電力を低減することができる。また、いずれの手順においても、端末装置102にも確認応答が送信されるため、端末装置102も中継に係る通信が成功したかを認識することができる。このようにして、上述の手順1〜手順3によれば、中継装置である端末装置102と、端末装置102による中継の提供を受ける端末装置103とに対して、効率的に確認応答が送信されるようになる。
以上、本実施形態に係る代表的な構成及び処理の流れについて説明したが、これらは一例にすぎず、特許請求の範囲に記載された範囲での、本明細書に記載された実施形態に対する様々な変形及び変更も、本発明の権利範囲内に当然に含まれるものである。

Claims (7)

  1. 端末装置から中継装置へ送信されると共に前記中継装置から転送された信号を受信する受信手段と、
    前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信するか否かを決定する決定手段と、
    前記信号の受信に成功した場合に、前記決定手段がマルチキャストで確認応答を送信すると決定したことに基づいて、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記決定手段は、前記端末装置が前記中継装置からの信号を受信できない場合に、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信すると決定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記決定手段は、前記端末装置が低消費電力動作を行っている場合に、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信すると決定する、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の通信装置。
  4. 前記決定手段は、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信すると決定しなかった場合は、前記中継装置に対してユニキャストで確認応答を送信し、前記中継装置は当該確認応答を前記端末装置へ転送すると決定する、
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記送信手段は、前記決定手段における決定の結果を通知する信号を、前記端末装置と前記中継装置とに送信する、
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 通信装置の制御方法であって、
    受信手段が、端末装置から中継装置へ送信されると共に前記中継装置から転送された信号を受信する受信工程と、
    決定手段が、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信するか否かを決定する決定工程と、
    送信手段が、前記信号の受信に成功した場合に、前記決定工程においてマルチキャストで確認応答を送信すると決定されたことに基づいて、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 通信装置に備えられたコンピュータに、
    端末装置から中継装置へ送信されると共に前記中継装置から転送された信号を受信させ、
    前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信するか否かを決定させ、
    前記信号の受信に成功した場合に、マルチキャストで確認応答を送信すると決定されたことに基づいて、前記中継装置と前記端末装置とに対してマルチキャストで確認応答を送信させる、
    ためのプログラム。
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