JP6750027B2 - クロック同期トポロジを更新する方法、クロック同期経路を決定する方法およびデバイス - Google Patents

クロック同期トポロジを更新する方法、クロック同期経路を決定する方法およびデバイス Download PDF

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Description

本出願は、「クロック同期トポロジを更新する方法、クロック同期経路を決定する方法およびデバイス」と題され、2016年3月18日に中国特許庁に出願された特許出願番号CN201610161046.0の優先権を主張し、この基礎特許出願の全体は本参照によって本明細書に援用される。
本発明は、通信分野に関し、特に、クロック同期トポロジを更新する方法、クロック同期経路を決定する方法およびデバイスに関する。
ネットワークでは、互いと通信するネットワークデバイスは同期クロックを持つ必要がある。2つのネットワークデバイスが同期クロックを持つということは以下の通りである場合がある。
(1)2つのネットワークデバイスが同じ周波数を持つクロックを持ち、特に、クロック信号の位相差は一定値である。
(2)2つのネットワークデバイスは同じ位相を持つクロックを持ち、特に、クロック信号の位相差は常にゼロである。
モバイル基幹ネットワークでは、異なる基地局が同期クロックを持つことが特に重要である。
一般的に、異なるネットワークデバイスによって同期クロックを取得する方法は以下の通りであり、すなわち、異なるネットワークデバイスが直接または間接的に同じクロックソースからクロック信号を取得し、クロック信号に基づいてネットワークデバイスのローカルシステムクロックを生成する。たとえば、クロックソースに接続されるファーストホップネットワークデバイスはクロックソースからクロック信号を直接取得して、ネットワークデバイスのローカルシステムクロックを生成する。ネットワークデバイスはネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスにクロック信号を送り、ネクストホップネットワークデバイスはクロック信号を受けて、ネクストホップネットワークデバイスのローカルシステムクロックを生成する。言い換えると、ネクストホップネットワークデバイスはクロックソースからクロック信号を間接的に取得する。
クロックソースから、クロックソースからクロック信号を直接または間接的に取得するネットワークデバイスへのクロック信号伝送経路が、クロックソースからネットワークデバイスへのクロック同期経路である。
先行技術では、クロック同期経路はネットワークマネージャによって通常計画されてデプロイされる。ネットワークの規模が巨大であると、クロック同期経路のデプロイメントはきわめて複雑になる。この結果、デプロイメント効率は低く、デプロイメントにエラーが生じ易い。1次クロック同期経路と、ネットワークデバイスに対して予めデプロイされる2次クロック同期経路との両方に不具合があると、通常、ネットワークマネージャはクロック同期経路をタイムリーに再デプロイすることができない。したがって、不具合があるノードの下流のクロック同期経路ノードのクロックの精度が低下することで、サービスの伝送に影響を及ぼす。
本出願は、クロック同期経路をデプロイする効率を改善する、クロック同期トポロジを更新する方法と、クロック同期経路を決定する方法とを提供する。
第1の態様に係れば、クロック同期トポロジを更新する方法が提供され、方法は、
第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるステップであって、第1のパケットは第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含み、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、ステップと、
第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新するステップと
を含む。
第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新して、クロック同期経路を計算するための情報を自動的に取得し、これにより、クロック同期経路を正しく計算するのに十分な情報を提供する。このように、クロック同期経路をデプロイするコストを下げる。
これとは別に、第1のネットワークの更新されたクロック同期トポロジは、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを含み、方法は、第1のネットワークの更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するステップをさらに含む。更新されたクロック同期トポロジを用いて第1のネットワーク要素についてクロック同期経路を自動的にかつ正確に計算して、同期経路をデプロイする効率を改善することができる。
第2の態様に係れば、受信部と更新部とを含む経路計算デバイスが提供される。
受信部は第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるように構成されている。第1のパケットは第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含み、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。
更新部は、受信部からの第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新するように構成されている。
これとは別に、デバイスは決定部をさらに含み、第1のネットワークの更新されたクロック同期トポロジは第1のネットワークのクロックインジェクションノードを含み、決定部は、更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するように構成されている。
第3の態様に係れば、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサを含む経路計算デバイスが提供される。メモリは、第1のネットワークのクロック同期トポロジを記憶するように構成されている。プロセッサは、
ネットワークインタフェースを用いて第1のネットワーク要素から第1のパケットを受ける動作であって、第1のパケットは第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含み、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、動作と、
メモリ中の第1のネットワークのクロック同期トポロジと第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報とに基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新する動作と
を実行するように構成されている。
これとは別に、第1のネットワークの更新されたクロック同期トポロジは第1のネットワークのクロックインジェクションノードを含み、プロセッサは、更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するようにさらに構成されている。
これとは別に、第1の態様、第2の態様および第3の態様のいずれか1つでは、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
第4の態様に係れば、
第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるステップであって、第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに第1のパケットが用いられ、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、ステップと、
第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定するステップであって、第1のネットワークのクロック同期トポロジはクロックインジェクションノードと第1のネットワーク要素とを含む、ステップと
を含むクロック同期経路を決定する方法が提供される。
第1のネットワーク要素がクロック同期経路を決定するように要求すると、第1のネットワークのクロック同期トポロジを用いて第1のネットワーク要素についてクロック同期経路が自動的に決定される。このように、同期経路をデプロイするコストおよび複雑さが低減される。
第5の態様に係れば、受信部と決定部とを含む経路計算デバイスが提供される。
受信部は第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるように構成されている。第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに第1のパケットが用いられ、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。
決定部は、第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定するように構成されている。第1のネットワークのクロック同期トポロジはクロックインジェクションノードと第1のネットワーク要素とを含む。
第6の態様に係れば、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサを含む経路計算デバイスが提供される。プロセッサは、
ネットワークインタフェースを用いて第1のネットワーク要素から第1のパケットを受ける動作であって、第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに第1のパケットが用いられ、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、動作と、
第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定する動作であって、第1のネットワークのクロック同期トポロジはクロックインジェクションノードと第1のネットワーク要素とを含む、動作と
を実行するメモリ中のプログラムを読み出すように構成されている。
これとは別に、第4の態様、第5の態様および第6の態様のいずれか1つでは、クロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路に不具合があることを示すのに第1のパケットがさらに用いられ、第2のクロック同期経路は第1のクロック同期経路上にない少なくとも1つのネットワーク要素を含む。
第2のクロック同期経路に不具合があることを示し、第1のパケットで搬送される情報を用いて第1のネットワークについて第1のクロック同期経路を自動的に決定することができる。第1のクロック同期経路は不具合があるネットワーク要素またはポートを含まない。このように、クロック同期経路に不具合が生じた後、第1のネットワーク要素について新しい同期経路を迅速に取得してクロック信号劣化のサービスの伝送への影響を低減する。
第7の態様に係れば、
第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受けるステップであって、第1のパケットは第1のネットワーク中の第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含む、ステップと、
第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいてネットワーク間クロック同期トポロジを更新するステップと
を含むネットワーク間クロック同期トポロジを更新する方法が提供される。
第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を受けることによって、ネットワーク間クロック同期トポロジを更新して、ネットワーク間クロック同期経路を計算するための情報を自動的に取得し、これにより、ネットワーク間クロック同期経路を正しく計算するのに十分な情報を提供する。このように、ネットワーク間クロック同期経路をデプロイするコストおよび複雑さが低減される。
これとは別に、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジは、第2のネットワークのクロックインジェクションノードと、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ第2のエッジネットワークデバイスとをさらに含み、方法は、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するステップをさらに含む。ネットワーク間クロック同期トポロジを用いて第1のネットワークについてクロックインジェクションノードが自動的に決定される。このように、クロック同期経路をデプロイするコストおよび複雑さが低減される。
第8の態様に係れば、受信部と更新部とを含むネットワーク間経路計算デバイスが提供される。
受信部は、第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受けるように構成されている。第1のパケットは第1のネットワーク中の第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含む。
更新部は、受信部からの第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいてネットワーク間クロック同期トポロジを更新し、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジを記憶部に送るように構成されている。
これとは別に、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジは、第2のネットワークのクロックインジェクションノードと、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ第2のエッジネットワークデバイスとをさらに含む。デバイスは決定部をさらに含み、決定部は、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように構成されている。
第9の態様に係れば、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサを含むネットワーク間経路計算デバイスが提供される。メモリは、ネットワーク間クロック同期トポロジを記憶するように構成されている。プロセッサは、
ネットワークインタフェースを用いて第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受ける動作であって、第1のパケットは第1のネットワーク中の第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含む、動作と、
メモリ中のネットワーク間クロック同期トポロジと第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報とに基づいてネットワーク間クロック同期トポロジを更新する動作と
を実行するように構成されている。
これとは別に、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジは、第2のネットワークのクロックインジェクションノードと、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ第2のエッジネットワークデバイスとをさらに含み、プロセッサは、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するようにさらに構成されている。
これとは別に、第7の態様、第8の態様および第9の態様のいずれか1つでは、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスである。
これとは別に、第7の態様、第8の態様および第9の態様のいずれか1つでは、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
第10の態様に係れば、
第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受けるステップであって、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように要求するのに第1のパケットが用いられる、ステップと、
ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスを決定するステップであって、ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のエッジネットワークデバイスと第2のネットワークの第2のクロックインジェクションノードとを含み、第2のネットワークは第1のネットワークの上流のネットワークである、ステップと、
第2のクロックインジェクションノードから第1のクロックインジェクションノードへのクロック同期経路を決定するステップと
を含むクロック同期経路を決定する方法が提供される。
ネットワーク間クロック同期トポロジを用いて第1のネットワークについて、クロックインジェクションノードと、クロックインジェクションノードのクロック同期経路であって、クロック信号を取得するためのクロック同期経路とが自動的に決定される。このように、クロック同期経路をデプロイするコストおよび複雑さが低減される。
第11の態様に係れば、受信部と決定部とを含むネットワーク間経路計算デバイスが提供される。
受信部は、第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受けるように構成されている。第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように要求するのに第1のパケットが用いられる。
決定部は、ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスを決定するように構成されている。ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のエッジネットワークデバイスと第2のネットワークの第2のクロックインジェクションノードとを含み、第2のネットワークは第1のネットワークの上流のネットワークである。
決定部は、第2のクロックインジェクションノードから第1のクロックインジェクションノードへのクロック同期経路を決定するようにさらに構成されている。
第12の態様に係れば、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサを含むネットワーク間経路計算デバイスが提供される。プロセッサは、
ネットワークインタフェースを用いて第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受ける動作であって、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように要求するのに第1のパケットが用いられる、動作と、
ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスを決定する動作であって、ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のエッジネットワークデバイスと第2のネットワークの第2のクロックインジェクションノードとを含み、第2のネットワークは第1のネットワークの上流のネットワークである、動作と、
第2のクロックインジェクションノードから第1のクロックインジェクションノードへのクロック同期経路を決定する動作と
を実行するメモリ中のプログラムを読み出すように構成されている。
これとは別に、第10の態様、第11の態様および第12の態様では、第1のパケットは第1のネットワークの第3のクロックインジェクションノードの識別子をさらに含み、第3のクロックインジェクションノードおよび第1のクロックインジェクションノードは異なるエッジネットワークデバイスである。第1のパケットで搬送される第3のクロックインジェクションノードの識別子を用いて第1のネットワークについて、第3のクロックインジェクションノードとは異なるクロックインジェクションノードを自動的に決定することができる。このように、第3のクロックインジェクションノードがクロック信号の取得についての第1のネットワークの要求を満たすことができない場合、第1のネットワークについて新しいクロックインジェクションノードが迅速に取得され、これにより、クロック信号劣化のサービスの伝送への影響が低減される。
これとは別に、第1の態様〜第12の態様のいずれか1つでは、第1のパケットは経路計算要素プロトコル(Path Computation Element Protocol)PCEPパケットである。第1のパケット中の情報がPCEPパケットを用いて搬送される場合、ネットワーク中のデバイスは情報交換のための新しい通信プロトコルを共同でデプロイし、定める必要はない。このように、この解決手段を実施するコストが下げられる。
本出願の実施形態に係る応用想定例の概略図である。 本出願の実施形態に係る別の応用想定例の概略図である。 本出願の実施形態に係るクロック同期トポロジを更新する方法のフローチャートである。 本出願の実施形態に係るクロック同期経路を決定する方法のフローチャートである。 本出願の実施形態に係るネットワーク間クロック同期トポロジを更新する方法のフローチャートである。 本出願の実施形態に係るクロック同期経路を決定する別の方法のフローチャートである。 本出願の実施形態に係る経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係る別の経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係るさらに別の経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係るさらに別の経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係るネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係る別のネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係るさらに別のネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。 本出願の実施形態に係るさらに別のネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決手段および利点をより明確にするために、以下により、本発明の実施形態の添付の図面を参照して本発明の実施形態における技術的解決手段を明確にかつ完全に説明する。説明されている実施形態は本発明の実施形態の一部であり、すべてではないことは明らかである。
本出願では、「ネットワーク要素」はネットワークデバイスであってもよい。たとえば、「ネットワーク要素」は、ルータ、スイッチ、光伝送ネットワーク(optical transport network、略してOTN)デバイス、パケット・
トランスポート・ネットワーク(packet transport network、略してPTN)デバイス、波長分割多重化(wavelength division multiplexing、略してWDM)デバイスまたはサーバであってもよい。「ノード」はネットワークデバイスであってもよい。たとえば、「ノード」は、ルータ、スイッチ、OTNデバイス、PTNデバイス、WDMデバイスまたはサーバであってもよい。
本出願では、デバイス間またはノード間の「接続(connection)」関係を「連結(coupling)」関係または「通信(communication)」関係に置き換えてもよい。
本出願では、第1のネットワークデバイスが送るクロック信号を、1つ以上のネットワークデバイスを通じて第2のネットワークデバイスが受け、クロック信号を第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスに送る経路を、第1のネットワークデバイスから第2のネットワークデバイスへのクロック同期経路と称する。
クロック同期経路上に2つの隣接するネットワークデバイスがある場合、クロック信号を送るネットワークデバイスを前ホップクロック同期経路ノードと称し、クロック信号を受けるネットワークデバイスをネクストホップクロック同期経路ノードと称する。
本出願では、ネットワークのクロック同期トポロジは、ネットワーク中のクロック同期能力を持つ複数のネットワークデバイスと、クロック同期能力を持つポートであって、クロック同期能力を持つ複数のネットワークデバイスのポートであるポートと、クロック同期能力を持ち、クロック同期能力を持つポートを用いて互いに接続される複数のネットワークデバイスの接続関係とを含む。ポート間の接続関係は、物理的接続関係または論理的接続関係であってもよい。
図1は、本出願の実施形態に係る可能な応用想定例の概略図である。ネットワーク100は、ネットワークデバイス101、ネットワークデバイス102、ネットワークデバイス103、ネットワークデバイス104、ネットワークデバイス105およびネットワークデバイス106を含む。ネットワークデバイスは、ルータ、ネットワークスイッチ、ファイアウォール、波長分割多重化デバイス、パケット・トランスポート・ネットワーク・デバイス、基地局、基地局コントローラ、データセンタなどであってもよい。ネットワーク100はキャリアネットワークであってもよく、特に、無線通信を用いるモバイル基幹ネットワークであってもよい。ネットワーク100はキャリアネットワーク中のいくつかのネットワークデバイスを含むネットワークドメインであってもよい。たとえば、ネットワーク100はボーダゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol、略してBGP)にしたがって形成される自律システム(autonomous system、略してAS)であってもよい。これの代わりに、ネットワーク100はネットワークトポロジ構成に基づいてネットワークマネージャによって実行される分割により得られるネットワークドメインであってもよい。たとえば、ネットワーク100はアクセスリング、アグリゲーションリングまたはコアリングであってもよい。
ネットワーク100のいくつかのネットワークデバイスは、クロックソースとのクロック同期を実施するのにクロックソースからクロック信号を取得する必要がある。たとえば、ネットワークデバイス106は基地局であり、基地局とのクロック同期を実行するのにクロックソースと基地局との間でクロック同期を実行する必要がある。ユーザが第1の基地局から第2の基地局にハンドオーバーされるプロセスでは、第1の基地局のクロックが第2の基地局のクロック同期されない場合、ユーザは呼切断(call dropping)または片通話(one−way audio)などの異常に直面する場合がある。したがって、基地局106を含むキャリアネットワークの基地局は、クロック同期を実行するのに同じクロックソースまたは同期クロックソースからクロック信号を取得する必要がある。
ネットワーク100では、基地局106はネットワークデバイス105に接続される。したがって、基地局106はネットワークデバイス105を用いてクロックソースからクロック信号を間接的に取得する必要があり、少なくとも1つのクロック同期経路をクロックソースからネットワークデバイス105までデプロイする必要がある。クロックソースからネットワークデバイス105へのクロック同期経路は、1つ以上の中間ネットワークデバイスを含んでもよい。これの代わりに、クロックソースをネットワークデバイス105に直接接続してもよい。当然、これの代わりに基地局106をクロックソースに直接接続してもよい。
図1のネットワーク100中のネットワークデバイス101はクロックソース120に接続されており、クロックソース120からクロック信号を取得する。クロックソースをタイムソースと称する場合もある。たとえば、クロックソース120はビル内統合タイミング供給源(building integrated timing supply、略してBITS)デバイスであってもよい。クロックソース120はネットワーク100内に位置してもよいし、ネットワーク100外に位置してもよい。当然、ネットワーク100にはクロックソース120に接続されるネットワークデバイスがなくてもよく、ネットワーク100中のネットワークデバイスは別のネットワーク中のネットワークデバイスからクロック信号を取得する。
本応用例では、ネットワークにおいて、クロックソースまたは別のネットワークのネットワークデバイスからクロック信号を取得する最初のネットワークデバイスを、ネットワークのクロックインジェクションノードと称する。たとえば、ネットワークデバイス101がネットワーク100中のネットワークデバイスであると仮定し、ネットワークデバイス101は、ネットワーク100中にあり、かつクロックソース120からクロック信号を取得する最初のネットワークノードである。したがって、ネットワークデバイス101をネットワーク100のクロックインジェクションノードと称する。当然、ネットワークデバイス101をクロックインジェクションノードとして用い、クロックソースに直接接続してもよく、あるいは、ネットワークデバイス101を別のネットワーク中のエッジデバイスに接続して、エッジネットワークデバイスからクロック信号を取得してもよい。特定の例については、図2の説明を参照する。
ネットワーク中のクロックソースに直接接続されていないネットワークデバイスは、ネットワークのクロックインジェクションノードからクロック信号を直接取得してもよいし、間接的に取得してもよい。ネットワークの、1つ以上のクロックインジェクションノードが存在してもよい点に留意するべきである。
ネットワークの複数のクロックインジェクションノードが存在する場合、複数のクロックインジェクションノードは同じクロックソースまたは同期クロックソースからクロック信号を取得してもよい。複数のクロックインジェクションノードは、1つの1次クロックインジェクションノードと1つ以上の2次クロックインジェクションノードとを含む。1次クロックインジェクションノードに不具合があるとき、2次クロックインジェクションノードがネットワーク中のネットワークデバイスにクロック信号を提供する。これの代わりに、複数のクロックインジェクションノードは互いに同期してもよく、ネットワーク中のネットワークデバイスにクロック信号を提供する。クロックインジェクションノードからクロック信号を取得する必要があるネットワークデバイスについて、ネットワークデバイスは、複数のクロックインジェクションノードの1つからクロック信号を受けてもよく、あるいは、ネットワークデバイスは、複数のクロックインジェクションノードから複数のクロック信号を受け、ネットワークデバイスで予め設定された優先度に基づいて比較的高い優先度を持つクロック信号を選択して、ネットワークデバイスのローカルシステムクロックを生成してもよい。たとえば、比較的高い優先度を持つクロック信号は、クロックインジェクションノードからネットワークデバイスに比較的少数のホップしか経ずに伝送されるクロック信号であってもよい。
説明を容易にするために、本出願の実施形態では、ネットワークに1つのクロックインジェクションノードがある例を主に説明する。複数のクロックインジェクションノードが存在するケースに本出願の方法を適用してもよいと当業者は解すると考えることができる。
ネットワーク100のクロックインジェクションノードからネットワークデバイス(たとえば、ネットワークデバイス105)への1つ以上のクロック同期経路が存在してもよい。複数のクロック同期経路を有する場合、複数のクロック同期経路は1つの1次クロック同期経路と1つ以上の2次クロック同期経路とを含んでもよい。1次クロック同期経路に不具合があるとき、クロック信号は2次クロック同期経路でネットワークデバイス105に送られる。これの代わりに、クロック信号は複数のクロック同期経路でネットワークデバイス105に同時に送られてもよく、ネットワークデバイス105はデバイスで予め設定されたポリシにしたがって経路のうちの1つ上のクロック信号を選択して、ネットワークデバイス105のローカルシステムクロックを生成する。予め設定されたポリシは、ネットワークデバイスで予め設定される優先度に基づいて比較的高い優先度を持つクロック信号を選択して、ネットワークデバイスのローカルシステムクロックを生成するポリシであってもよい。たとえば、比較的高い優先度を持つクロック信号は、クロックインジェクションノードからネットワークデバイスに比較的少数のホップしか経ずに伝送されるクロック信号であってもよい。
経路計算デバイス110は、ネットワーク100中のクロック同期を実行する必要がある各ネットワークデバイスについてクロック同期経路を計算するように構成されている。経路計算デバイス110はネットワーク100内に位置してもよいし、ネットワーク100外に位置してもよい。たとえば、経路計算デバイスはサーバなどの独立した物理的デバイスであってもよい。これの代わりに、経路計算デバイスはネットワーク100中のネットワークデバイスの機能モジュールであってもよい。経路計算デバイスはネットワーク内に位置してもよいし、ネットワーク外に位置してもよい。たとえば、経路計算デバイス110は、予め確立された接続を用いてネットワーク100中のネットワークデバイスと通信する。経路計算デバイス110は、ネットワークデバイスによって送られるクロック同期能力情報を受けたり、ネットワークデバイスによって送られるクロック同期経路計算要求を受けたり、ネットワークデバイス向けに計算されるクロック同期経路に関する情報をネットワークデバイスに送ったりするように構成されている。一例では、各ネットワークデバイスがネットワーク100にアクセスした後、ネットワーク100中の各ネットワークデバイスと経路計算デバイス110との間で接続を確立する。別の可能な例では、経路計算デバイス110と、ネットワーク100中のクロック同期能力を持つネットワークデバイスとの間にのみ接続を確立する。
たとえば、ネットワーク100中の経路計算デバイス110とネットワークデバイス101,102,103,104および105の各々との間に接続を確立する。接続を経路計算要素通信プロトコル(Path Computation Element Communication Protocol、略してPCEP)によって確立してもよい。たとえば、経路計算デバイス110はPCEPモデル中の経路計算要素(Path Computation Element、略してPCE)であってもよい。ネットワークデバイス101,102,103,104および105の各々はPCEPモデル中の、経路計算クライアント(Path Computation Client、略してPCC)であってもよい。PCEおよびPCCのネットワークアーキテクチャについては、Internet技術タスクフォース(Internet Engineering Task Force)のリクエスト・フォー・コメンツ(request for comments、略してRFC)4655を参照する。
たとえば、クロック信号を取得してネットワークデバイスのローカルシステムクロックを生成する方法に同期イーサネット(登録商標)技術を用いてもよい。ネクストホップクロック同期ノードは、前ホップクロック同期ノードによって送られる物理層シリアルコードストリームからクロック信号を抽出して、ネクストホップクロック同期ノードのシステムクロックを生成する。たとえば、位相同期回路(phase locked loop、略してPLL)をネクストホップクロック同期ノードのインタフェース回路に組み込み、前ホップクロック同期ノードによって送られるクロック信号を位相同期回路の入力信号として用いて、周波数が前ホップクロック同期ノードによって送られるクロック信号の周波数と同じであるシステムクロックを生成する。
たとえば、これの代わりに、クロック信号を取得してローカルシステムクロックを生成する方法は、前ホップクロック同期ノードによって送られるパケットからタイムスタンプを取得するステップと、タイムスタンプに基づいてシステムクロックを生成するステップとを含んでもよい。タイムスタンプに基づいてシステムクロックを生成する特定の実現例については、高精度時刻同期プロトコル(precision time protocol、略してPTP)、たとえば、電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers、略してIEEE)標準1588を参照する。
位相同期回路を用いてクロック同期を実行する解決手段では、ネットワークデバイスはネットワークデバイスの前ホップクロック同期ノードからクロック信号を取得し、その後、クロック信号に基づいてネットワークデバイスのローカルシステムクロックをチェックして、ネットワークデバイスのローカルシステムクロックによって生成されるクロック信号をネットワークデバイスのネクストホップクロック同期ノードに送ると当業者は解すると考えることができる。タイムスタンプに基づいてクロック同期を実行する解決手段では、ネットワークデバイスは前ホップクロック同期ノードによって送られるタイムスタンプに基づいてネットワークデバイスのローカルシステムクロックをチェックし、その後、ネットワークデバイスのローカルシステムクロックを用いて新しいタイムスタンプを生成して、新しいタイムスタンプをネットワークデバイスのネクストホップクロック同期ノードに送ってもよいし、ネットワークデバイスは、タイムスタンプを搬送しかつネットワークデバイスの前ホップクロック同期ノードによって送られるパケットをネットワークデバイスのネクストホップクロック同期ノードに直接透過的に伝送してもよい。すなわち、ネクストホップクロック同期ノードにネットワークデバイスによって送られるクロック信号を、ネットワークデバイスによって処理せずに直接透過的に伝送してもよいし、ネットワークデバイスのローカルシステムクロックであって、クロック同期後に取得されるローカルシステムクロックによって生成してもよい。
図2は、本出願の実施形態に係る別の応用想定例の概略図である。ネットワーク100およびネットワーク200はネットワーク中の2つのネットワークドメインである。ネットワーク100はキャリアネットワークまたはキャリアネットワークの一部であってもよいし、ネットワーク100は社内ネットワークまたは社内ネットワークの一部であってもよい。ネットワーク200はキャリアネットワークまたはキャリアネットワークの一部であってもよいし、ネットワーク200は社内ネットワークまたは社内ネットワークの一部であってもよい。ネットワーク100およびネットワーク200は両方ともキャリアネットワーク中のネットワークドメインであってもよい。これの代わりに、ネットワーク100およびネットワーク200はそれぞれキャリアネットワーク中のネットワークドメインおよび社内ネットワーク中のネットワークドメインであってもよい。ネットワーク100およびネットワーク200は両方とも社内ネットワーク中のネットワークドメインであってもよい。たとえば、ネットワーク100およびネットワーク200はボーダゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol、略してBGP)にしたがって形成される2つの自律システム(autonomous system、略してAS)であってもよし、ネットワークトポロジ構成に基づいてネットワークマネージャによって実行される分割により得られる2つのネットワークドメインであってもよい。経路計算デバイス110はネットワーク100中の各ネットワークデバイスのクロック同期能力とクロック同期要求とに基づいてネットワーク100中のネットワークデバイスについてのクロック同期経路を計算する。経路計算デバイス210はネットワーク200中の各ネットワークデバイスのクロック同期能力とクロック同期要求とに基づいてネットワーク200中のネットワークデバイスについてのクロック同期経路を計算する。たとえば、図2のネットワーク100は図1に示されているネットワーク100であってもよい。
経路計算デバイス110はネットワーク100内に位置してもよいし、ネットワーク100外に位置してもよい。経路計算デバイス210はネットワーク200内に位置してもよいし、ネットワーク200外に位置してもよい。
経路計算デバイス110および経路計算デバイス210はネットワーク間経路計算デバイス230と別々に通信する。ネットワーク間経路計算デバイス230はサーバなどの独立した物理的デバイスであってもよい。これの代わりに、ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワークデバイスの機能モジュールであってもよい。ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワーク100またはネットワーク200内に位置してもよいし、ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワーク100およびネットワーク200外に位置してもよい。ネットワーク間経路計算デバイス230は各ネットワークについてのクロックインジェクションノードを決定するように構成され、クロックインジェクションノードはクロック信号のクロック同期経路を取得するように構成されている。
図1と同様に、クロックソースまたは別のネットワークのネットワークデバイスからクロック信号を取得する最初のネットワークデバイスをネットワークのクロックインジェクションノードと称する。たとえば、ネットワークデバイス101はネットワーク100中のネットワークデバイスであると仮定し、ネットワークデバイス101はネットワーク200中のネットワークデバイス203からクロック情報を取得する。ネットワークデバイス101はネットワーク100中にあり、かつネットワーク200中のデバイスからクロック信号を取得する最初のネットワークノードであり、したがって、ネットワークデバイス101をネットワーク100のクロックインジェクションノードと称する。当然、1つのエッジネットワークデバイスが複数のネットワーク中に位置してもよく、クロック信号を少なくとも1つのネットワークに提供する、複数のネットワークのうちの少なくとも1つのクロックインジェクションノードとして用いられると当業者は解すると考えることができる。
クロックソースまたはクロックソースに直接接続されるデバイスがネットワーク100中に存在しないと仮定する。ネットワーク100中のネットワークデバイスについてのクロック同期経路を計算する前に、経路計算デバイス110はネットワーク100についてのクロックインジェクションノードを決定するようにネットワーク間経路計算デバイス230に最初に要求し、その後、ネットワーク100のクロック同期トポロジに基づいてネットワーク100のクロックインジェクションノードからネットワーク100中の別のネットワークデバイスへのクロック同期経路を計算する必要がある。
ネットワーク間経路計算デバイス230は複数のネットワーク中のネットワークデバイスのクロック同期トポロジを記憶してもよい。たとえば、ネットワーク間経路計算デバイス230は、ネットワーク100中のネットワークデバイスのクロック同期トポロジと、ネットワーク200中のネットワークデバイスのクロック同期トポロジを記憶する。ネットワーク100中のネットワークデバイスのクロック同期トポロジと、ネットワーク200中のネットワークデバイスのクロック同期トポロジとをネットワーク間経路計算デバイス230に予め記憶してもよいし、経路計算デバイス110および経路計算デバイス210それぞれによってネットワーク間経路計算デバイス230に送ってもよい。これとは別に、ネットワーク間経路計算デバイス230は、ネットワーク100およびネットワーク200中のクロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスと、エッジネットワークデバイスのポートであって、クロック同期能力を持つポートと、クロック同期能力を持つポートを用いて接続されるエッジネットワークデバイス間の接続関係とのみを記憶してもよい。
図3は、本出願の実施形態に係るクロック同期トポロジを更新する方法のフローチャートである。たとえば、方法を図1に示されているネットワーク100に適用してもよく、また、図2に示されているネットワーク100に適用してもよいし、図2に示されているネットワーク200に適用してもよい。方法を図1に示されているネットワーク100に適用した例を説明に用いる。たとえば、図3の第1のネットワーク要素は図1に示されているネットワークデバイス105であってもよく、図3の第1のネットワークのクロックインジェクションノードは図1に示されているネットワークデバイス101であってもよい。
図3に設けられているネットワークのクロック同期トポロジを更新する方法はS301およびS302を含む。たとえば、S301およびS302を図1に示されている経路計算デバイス110によって実行してもよい。
S301.第1のネットワーク要素から第1のパケットを受け、第1のパケットは第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含み、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。
本応用例では、ネットワーク要素のクロック同期能力情報はネットワーク要素によってサポートされるクロック同期プロトコルを含んでもよい。これとは別に、ネットワーク要素のクロック同期能力情報は、ネットワーク要素のポートに関する情報と、ネットワーク要素の各ポートによってサポートされるクロック同期プロトコルとをさらに含んでもよい。
これとは別に、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
たとえば、第1のネットワーク要素は図1に示されているネットワークデバイス105であってもよく、ネットワークデバイス105はポートA、ポートBおよびポートCを含む。ネットワークデバイス105はポートAを用いてネットワークデバイス102と通信し、ポートBを用いてネットワークデバイス104と通信し、ポートCを用いてネットワークデバイス103と通信する。第1のパケットで搬送される情報は、ネットワークデバイス105がクロック同期能力を持つことと、ポートAおよびポートBがクロック同期能力を持つことと、ポートCがクロック同期能力を持たないこととを含む。ポートAおよびポートBがクロック同期能力を持つことしか第1のパケットが示さなくてもよいと当業者は解すると考えることができる。第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートを含む。言い換えると、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。
たとえば、第1のパケットは、第1のネットワーク要素がクロック同期能力を持つことを示す指標情報しか搬送しなくてもよく、ポートの同期能力情報を搬送しない。第1のパケットを受けた後、経路計算デバイス110は第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つすべてのポートを決定する。
これとは別に、第1のパケットは経路計算要素通信プロトコルPCEPパケットであり、クロック同期能力情報はPCEPパケットで搬送される。
S302.第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新する。
たとえば、第1のネットワークのクロック同期トポロジは図1に示されている経路計算デバイス110のメモリに記憶される。
可能な例では、経路計算デバイス110はS301の前に第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を取得せず、したがって、更新前の第1のネットワークのクロック同期トポロジは第1のネットワーク要素を含まない。たとえば、第1のネットワーク要素はネットワーク100に新しく追加されたネットワークデバイスであり、第1のパケットは、第1のネットワーク要素と経路計算デバイス110との間に接続を確立した後に最初に第1のネットワーク要素がクロック同期能力情報をレポートするときに送られるパケットである。更新されたクロック同期トポロジでは、経路計算デバイス110は、第1のネットワーク要素と、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つポートと、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つポートとクロック同期能力を持つ別のネットワークデバイス中のクロック同期能力を持つポートとの接続関係とを追加する。
別の可能な例では、経路計算デバイス110は、第1のネットワーク要素と、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持ついくつかのポートとを更新前の第1のネットワークのクロック同期トポロジに追加する。第1のネットワーク要素では、クロック同期能力を元々持っているいくつかのポートがなんらかのポート不具合のためのクロック同期能力を失ったり、クロック同期機能を元々持っていないいくつかのポートがサービス要求のためにクロック同期機能を有効にしたりする場合、第1のネットワーク要素は経路計算デバイス110に第1のパケットを送る。経路計算デバイス110は、第1のネットワーク要素がクロック同期能力を持つか否かに基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを調節する。たとえば、経路計算デバイス110は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を今後持つことはないポートと、そのポートとの接続関係とを第1のネットワークのクロック同期トポロジから削除したり、クロック同期機能を元々持っていないが、第1のネットワーク要素中でクロック同期機能を有効にし、ポートとの接続関係を有効にするポートを第1のネットワークのクロック同期トポロジに追加したりする。
別の可能な例では、経路計算デバイス110は、第1のネットワーク要素と、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持ついくつかのポートとを更新前の第1のネットワークのクロック同期トポロジに追加する。たとえば、第1のネットワーク要素中でクロック同期能力を元々持っているポートがなんらかの理由のためにクロック同期能力を失ったり、クロック同期機能を元々持っているポートがサービス要求のためにクロック同期機能を無効にしたりする場合、第1のネットワーク要素は経路計算デバイス110に第1のパケットを送る。経路計算デバイス110は、第1のネットワーク要素がクロック同期能力を持つか否かに基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを調節する。たとえば、経路計算デバイス110は第1のネットワークのクロック同期トポロジから第1のネットワーク要素を削除する。
経路計算デバイスが、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのトポロジ情報を取得してクロック同期トポロジを更新する必要がさらにあると当業者は解すると考えることができる。たとえば、クロック同期トポロジが物理的リンクを含むトポロジである場合、経路計算デバイスは第1のネットワークの物理的トポロジ情報を取得する必要がさらにある。物理的トポロジ情報は、第1のネットワーク要素の物理的ポートと、この物理的ポートと別のネットワークデバイスの別の物理的ポートとの接続関係とを含む。たとえば、クロック同期トポロジが論理的リンクを含むトポロジである場合、経路計算デバイスは第1のネットワークの論理的トポロジ情報を取得する必要がさらにある。論理的トポロジ情報は、第1のネットワーク要素の論理的ポートと、論理的ポートと別のネットワークデバイスとの間に確立される論理的リンク間の関係とを含む。第1のネットワーク要素のトポロジ情報を経路計算デバイスに予め記憶してもよいし、第1のネットワーク要素によって経路計算デバイスに送ってもよい。第1のネットワーク要素のトポロジ情報を第1のネットワーク要素によって経路計算デバイスに送る場合、トポロジ情報を第1のパケットで搬送してもよいし、別のパケットで搬送してもよい。
これとは別に、更新されたクロック同期トポロジは、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを含み、方法は、更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するステップS303をさらに含む。たとえば、S303をネットワーク100中の経路計算デバイス110によって実行してもよい。
たとえば、経路計算デバイスは、更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路の計算ポリシを決定する。計算ポリシを経路計算デバイスに予め記憶してもよいし、第1のネットワーク要素によって経路計算デバイスに送ってもよいし、コントローラによって経路計算デバイスに送ってもよい。コントローラは図2のネットワーク間経路計算デバイスであってもよい。
たとえば、経路計算ポリシは、ポイント・ツー・マルチポイント(point to multipoint、略してP2MP)マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(multi−protocol label switching、略してMPLS)トラフィック・エンジニアリング・ラベル・スイッチド・パス(traffic engineering label switched paths、略してTE LSP)の経路計算ポリシであってもよいし、汎用マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(generalized multi−protocol label switching、略してGMPLS)トラフィック・エンジニアリング・ラベル・スイッチド・パス(traffic engineering label switched path、略してTE LSP)の経路計算ポリシであってもよい。たとえば、経路計算デバイス110は、TE LSPのイングレスノード(ingress node)としてネットワークデバイス101などのネットワーク100のクロックインジェクションノードを用い、TE LSPのイグレスノード(egress node)としてネットワークデバイス105などの第1のネットワーク要素を用いて経路計算を実行する。特定の経路計算方法については、RFC 6006の説明を参照する。
たとえば、経路計算ポリシは、クロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への最短経路を得ることであってもよい。たとえば、図1のネットワークデバイス101,102,103,104および105の各々がクロック同期能力を持つポートを含む場合、経路、図1のネットワークデバイス101→ネットワークデバイス102→ネットワークデバイス105が最短の経路である。したがって、経路計算デバイスは、ネットワークデバイス105の前ホップクロック同期ノードがネットワークデバイス102であると判断し、ネットワークデバイス105はポートAを用いてネットワークデバイス102からクロック信号を取得する。
たとえば、クロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定した後、経路計算デバイスは第1のネットワーク要素に第1の指示情報を送る。第1の指示情報を用いて、クロック同期経路上の第1のネットワーク要素の前ホップクロック同期ノードからクロック信号を取得するように第1のネットワーク要素に指示する。これとは別に、経路計算デバイスは、クロック同期経路上の第1のネットワーク要素の前ホップクロック同期ノードに第2の指示情報をさらに送ってもよい。第2の指示情報を用いて、第1のネットワーク要素にクロック信号を送るようにクロック同期経路上の第1のネットワーク要素の前ホップクロック同期ノードに指示する。
図4は、本出願の実施形態に係るクロック同期経路を決定する方法のフローチャートである。たとえば、図4の方法を図1に示されているネットワーク100に適用してもよく、また、図2に示されているネットワーク100に適用してもよいし、図2に示されているネットワーク200に適用してもよい。方法を図1に示されているネットワーク100に適用した例を説明に用いる。図4の第1のネットワーク要素は図1のネットワークデバイス105であってもよい。図4のステップを図1に示されている経路計算デバイス110によって実行してもよい。方法はS401およびS402を含む。
S401.第1のネットワーク要素から第1のパケットを受け、第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに第1のパケットが用いられ、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。
たとえば、第1のパケットは経路計算要素プロトコルPCEPパケットである。
S402.第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定し、第1のネットワークのクロック同期トポロジはクロックインジェクションノードと第1のネットワーク要素とを含む。
特に、第1のネットワークのクロック同期トポロジは、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ複数のネットワークデバイスと、クロック同期能力を持つポートであって、クロック同期能力を持つ複数のネットワークデバイスのポートであるポートと、クロック同期能力を持ち、クロック同期能力を持つポートを用いて互いに接続される複数のネットワークデバイスの接続関係とを含む。
たとえば、第1のネットワークのクロック同期トポロジを経路計算デバイス110に予め記憶してもよいし、ネットワーク100中のクロック同期能力を持つネットワークデバイスから図3に示されている手法でクロック同期能力情報を経路計算デバイス110が取得した後に生成してもよい。
第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持ち、したがって、第1のネットワークのクロック同期トポロジは第1のネットワーク要素を含む。第1のネットワークのクロック同期トポロジは第1のネットワークのクロックインジェクションノードをさらに含む。
第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定する経路計算ポリシは、図3のS303で経路計算ポリシと同じであってもよい。
可能な例では、第1のネットワーク要素はS401の前にどのクロック同期経路上にもなく、第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を計算するように経路計算デバイス110に要求するのに第1のパケットが用いられる。
別の可能な例では、第1のネットワーク要素はS401の前に第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路上にあり、クロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路に不具合があることを示すのに第1のパケットがさらに用いられる。たとえば、第2のクロック同期経路上のクロックインジェクションノードはネットワークデバイス101であり、ネットワークデバイス101はネットワークデバイス102にクロック信号を送り、ネットワークデバイス102はネットワークデバイス105のポートAを用いてネットワークデバイス105にクロック信号を送る。
第2のクロック同期経路に不具合があることは、第2のクロック同期経路が第1のネットワーク要素に正しいクロック信号に提供することができないことを第1のネットワーク要素が検出することであってもよいし、第1のネットワーク要素のローカルシステムクロック信号が劣化していることを第1のネットワーク要素が検出することであってもよい。特に、第2のクロック同期経路に不具合があることは、第2のクロック同期経路上の第1のネットワーク要素以外のネットワークデバイスに不具合があることと、2つのネットワークデバイスのリンクに不具合があることと、または第1のネットワーク要素のポートAに不具合があることとを含む。第1のネットワーク要素のポートAに不具合があることは、ポートAがクロック信号を正常に受けることができないことを含んでもよいし、第1のネットワーク要素のポートAがクロック信号を受けた後にポートAの基板がクロック信号を正常に処理することができないことを含んでもよい。
たとえば、第2のクロック同期経路に不具合があることを示す情報をS401の第1のパケットが搬送する場合、S402で決定される第1のクロック同期経路は第2のクロック同期経路上にない少なくとも1つのネットワーク要素を含む。たとえば、経路計算デバイス110は、第1のネットワークのクロック同期トポロジがネットワークデバイス105のポートBをさらに含むことに基づいて、第1のクロック同期経路が所定の同期経路、すなわち、ネットワークデバイス101→ネットワークデバイス103→ネットワークデバイス104→ネットワークデバイス105のポートBであるか判断する。
図5は、本出願の実施形態に係るネットワーク間クロック同期トポロジを更新する方法のフローチャートである。たとえば、方法を図2に示されている想定例に適用してもよい。たとえば、図5の方法のステップを図2に示されているネットワーク間経路計算デバイス230によって実行してもよい。図5の方法における第1のネットワーク中の経路計算デバイスは図2に示されている経路計算デバイス110であってもよく、図5の第1のエッジネットワークデバイスネットワークは図2のネットワークデバイス101であってもよい。方法はS501およびS502を含む。
S501.第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受け、第1のパケットは第1のネットワーク中の第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含む。
たとえば、第1のネットワーク要素の特定の種類のクロック同期能力情報は図3のS301の第1のネットワーク要素の特定の種類の同期能力情報と同じであってもよい。たとえば、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
これとは別に、第1のパケットは経路計算要素プロトコルPCEPパケットである。
可能な例では、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスである。たとえば、経路計算デバイス110はネットワーク間経路計算デバイス230に第1のネットワーク中のエッジネットワークデバイスのクロック同期能力情報しか送らず、ネットワーク中のネットワークデバイスのクロック同期能力情報を送らない。
別の可能な例では、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のいずれかのネットワークデバイスであってもよい。たとえば、経路計算デバイス110は、ネットワーク間経路計算デバイス230に、第1のネットワーク中のすべてのネットワークデバイスまたはクロック同期能力を持つすべてのネットワークデバイスのクロック同期能力情報を送る。
S502.第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいてネットワーク間クロック同期トポロジを更新する。
たとえば、ネットワーク間クロック同期トポロジを図2に示されているネットワーク間経路計算デバイス230に記憶してもよい。
可能な例では、ネットワーク間クロック同期トポロジは、複数のネットワークの各々中のクロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスと、クロック同期能力を持つポートであって、クロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスのポートであるポートと、クロック同期能力を持ち、クロック同期能力を持つポートを用いて互いに接続されるエッジネットワークデバイス間の接続関係とを含む。
別の可能な例では、ネットワーク間クロック同期トポロジは、複数のネットワークの各々のクロック同期トポロジと、複数のネットワークの各々中のクロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスと、クロック同期能力を持つポートであって、クロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスのポートであるポートと、クロック同期能力を持ち、クロック同期能力を持つポートを用いて互いに接続されるエッジネットワークデバイス間の接続関係とを含む。
可能な例では、ネットワーク間経路計算デバイス230はS501の前に第1のネットワーク中のいずれのネットワークデバイスのクロック同期能力情報も取得せず、したがって、更新前のネットワーク間クロックトポロジは第1のネットワークのクロック同期トポロジを含まない。
別の可能な例では、更新前のネットワーク間クロック同期トポロジは第1のネットワーク中のネットワークデバイスを含むか、第1のネットワーク中のエッジネットワークデバイスのみを含む。第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報が変更されるので、第1のネットワーク中の経路計算デバイスはS501の第1のパケットを送る。
経路計算デバイスが、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのトポロジ情報を取得してクロック同期トポロジを更新する必要がさらにあると当業者は解すると考えることができる。たとえば、クロック同期トポロジが物理的リンクを含むトポロジである場合、経路計算デバイスは第1のネットワークの物理的トポロジ情報を取得する必要がさらにある。物理的トポロジ情報は、第1のネットワーク要素の物理的ポートと、この物理的ポートと別のネットワークデバイスの別の物理的ポートとの接続関係とを含む。たとえば、クロック同期トポロジが論理的リンクを含むトポロジである場合、経路計算デバイスは第1のネットワークの論理的トポロジ情報を取得する必要がさらにある。論理的トポロジ情報は、第1のネットワーク要素の論理的ポートと、論理的ポートと別のネットワークデバイスとの間に確立される論理的リンク間の関係とを含む。第1のネットワーク要素のトポロジ情報を経路計算デバイスに予め記憶してもよいし、第1のネットワーク要素によって経路計算デバイスに送ってもよい。第1のネットワーク要素のトポロジ情報を第1のネットワーク要素によって経路計算デバイスに送る場合、トポロジ情報を第1のパケットで搬送してもよいし、別のパケットで搬送してもよい。
これとは別に、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジは、第2のネットワークのクロックインジェクションノードと、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ第2のエッジネットワークデバイスとをさらに含み、方法は、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するステップS503をさらに含む。
これとは別に、第1のネットワークのクロックインジェクションノードは第2のエッジネットワークデバイスであってもよいし、第1のネットワーク中の別のエッジネットワークデバイスであってもよい。これとは別に、第2のネットワークのクロックインジェクションノードが第1のネットワークおよび第2のネットワークに位置するエッジネットワークデバイスである場合、第1のネットワークのクロックインジェクションノードは第2のネットワークのクロックインジェクションノードである。
たとえば、第1のネットワーク要素は第2のエッジネットワークデバイスと同じネットワークデバイスであってもよいし、第2のエッジネットワークデバイスとは異なるネットワークデバイスであってもよい。
たとえば、第2のネットワークは図2のネットワーク200であり、第1のネットワークは図2のネットワーク100である。第2のエッジネットワークデバイスはネットワークデバイス101であり、第3のエッジネットワークデバイスはネットワークデバイス203である。ネットワークデバイス101が第1のネットワークのクロックインジェクションノードであるかをネットワーク間経路計算デバイス230が判断する特定の実現例は、図6の特定の実現例であってもよい。
図6は、本出願の実施形態に係るクロック同期経路を決定する別の方法のフローチャートである。たとえば、図6に示されている方法を図2に示されている想定例に適用してもよい。方法はS601,S602およびS603を含む。方法のステップを図2のネットワーク間経路計算デバイス230によって実行してもよい。
S601.第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受け、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように要求するのに第1のパケットが用いられる。
たとえば、第1のネットワークは図2のネットワーク100であってもよく、第1のネットワークの経路計算デバイスは経路計算デバイス110であってもよい。ネットワーク100にクロックソースが存在しないと仮定する。第1のネットワーク中の経路計算デバイス110はネットワーク間経路計算デバイス230に第1のパケットを送り、ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークについてのクロックインジェクションノードを決定するようにネットワーク間経路計算デバイス230に要求する。第1のネットワークのクロックインジェクションノードは第1のネットワーク外のネットワークデバイスからクロック信号を取得する必要がある。
たとえば、第1のパケットは経路計算要素プロトコルPCEPパケットである。
S602.ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスを決定し、ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のエッジネットワークデバイスと第2のネットワークの第2のクロックインジェクションノードとを含む。
特に、第2のネットワークは第1のネットワークの上流のネットワークである。第1のネットワークのクロックインジェクションノードは、第2のネットワーク中のクロック同期能力を持つネットワークデバイスからクロック信号を取得する。
本応用例では、ネットワーク(たとえば、ネットワーク1)のクロックインジェクションノードが別のネットワーク(たとえば、ネットワーク2)中のネットワークデバイスからクロック信号を取得する場合、ネットワーク1をネットワーク2の下流のネットワークと称し、ネットワーク2をネットワーク1の上流のネットワークと称する。
たとえば、各ネットワークについてのクロックインジェクションノードを決定する場合、ネットワーク間経路計算デバイス230は上流のネットワークのクロックインジェクションノードを最初に計算し、その後、下流のネットワークのクロックインジェクションノードを計算する。一例では、ネットワークマネージャによってネットワーク間経路計算デバイス230でネットワーク間の上流下流関係を予め設定する。別の例では、ネットワークデバイスのクロック同期経路を計算する方法と同じ方法を用いて、ネットワーク間経路計算デバイス230によってネットワークの上流下流関係を計算する。方法では、各ネットワークをノードとして用い、クロックソースが存在するネットワークをクロックインジェクションノードとして用い、1つのネットワーク中のエッジネットワークデバイスが他のネットワーク中のエッジネットワークデバイスに接続される2つのネットワークを相互接続したノードとして用いる。
可能な例では、ネットワーク間クロック同期トポロジは、複数のネットワークの各々中のクロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスと、クロック同期能力を持つポートであって、クロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスのポートであるポートと、クロック同期能力を持ち、クロック同期能力を持つポートを用いて互いに接続されるエッジネットワークデバイス間の接続関係とを含む。複数のネットワークは第1のネットワークおよび第2のネットワークを含む。
別の可能な例では、ネットワーク間クロック同期トポロジは、複数のネットワークの各々のクロック同期トポロジと、複数のネットワークの各々中のクロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスと、クロック同期能力を持つポートであって、クロック同期能力を持つエッジネットワークデバイスのポートであるポートと、クロック同期能力を持ち、クロック同期能力を持つポートを用いて互いに接続されるエッジネットワークデバイス間の接続関係とを含む。複数のネットワークは第1のネットワークおよび第2のネットワークを含む。
たとえば、ネットワーク間クロック同期トポロジはクロックソースをさらに含んでもよい。クロックソースは第2のネットワークに位置してもよいし、第1のネットワークおよび第2のネットワーク外に位置してもよい。第2のネットワークのクロックインジェクションノードをネットワーク間経路計算デバイスによって決定してもよく、S602の前にネットワーク間クロック同期トポロジに記録してもよい。
S603.第2のクロックインジェクションノードから第1のクロックインジェクションノードへのクロック同期経路を決定する。
可能な例では、S602に記載されているように、ネットワーク間クロック同期トポロジは、第1のネットワークおよび第2のネットワーク中のエッジネットワークデバイスのクロックトポロジしか含まない。たとえば、図2の応用想定例では、ネットワーク間クロック同期トポロジは、ネットワーク200のクロックインジェクションノード、すなわち、ネットワークデバイス201と、ネットワーク200中のエッジネットワークデバイス202およびエッジネットワークデバイス203とを含む。ネットワーク間クロック同期トポロジは、ネットワーク100中のエッジデバイス、たとえば、ネットワークデバイス101およびネットワークデバイス102をさらに含む。ネットワーク間同期トポロジでは、ネットワークデバイス101はネットワークデバイス203に接続され、ネットワークデバイス102はネットワークデバイス202に接続される。
この例では、ネットワーク間クロック同期トポロジはネットワーク内側のネットワークデバイスを含まないと仮定する。したがって、ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワーク200のクロックインジェクションノードからエッジネットワークデバイス202またはエッジネットワークデバイス203へのクロック同期経路を直接決定することができない。したがって、ネットワーク間経路計算デバイス230は、ネットワークデバイス201からネットワークデバイス202へのクロック同期経路またはネットワークデバイス201からネットワークデバイス203へのクロック同期経路を決定するために問い合わせパケットを経路計算デバイス210に送る。ネットワークデバイス201からネットワークデバイス202へのクロック同期経路が存在し、かつネットワークデバイス201からネットワークデバイス203へのクロック同期経路が存在すると経路計算デバイス210が判断する場合、ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワーク100のクロックインジェクションノードとしてネットワークデバイス101またはネットワークデバイス102を選択してもよい。これとは別に、ネットワーク間経路計算デバイス230は、ネットワーク100のクロックインジェクションノードとして、ネットワークデバイス201までに比較的少数のホップしか有さないネットワークデバイスをネットワークデバイス101およびネットワークデバイス102から選択する。ネットワークデバイス201からネットワークデバイス202へのクロック同期経路が存在せず、かつネットワークデバイス201からネットワークデバイス203へのクロック同期経路が存在すると経路計算デバイス210が判断する場合、ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワーク100のクロックインジェクションノードとしてネットワークデバイス203に接続されるネットワークデバイス101を決定する。
たとえば、ネットワーク100の第1のクロックインジェクションノード(ネットワーク101)についての、ネットワーク間経路計算デバイス230によって決定されるクロック同期経路は、ネットワークデバイス201からネットワークデバイス203へのクロック同期経路と、ネットワークデバイス203からネットワークデバイス101へのクロック同期経路とを含む。2つのクロック同期経路は両方とも経路計算デバイス210によって計算される。
たとえば、経路計算デバイス210はネットワークデバイス201からネットワークデバイス203へのクロック同期経路上の特定のネットワークデバイスをネットワーク間経路計算デバイス230にレポートしてもよいし、経路計算デバイス210はネットワークデバイス201からネットワークデバイス203へのクロック同期経路とクロック同期経路の識別子とを記憶して、ネットワーク間経路計算デバイス230にクロック同期経路の識別子のみを送ってもよい。
別の例では、S602に記載されているように、ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のネットワークおよび第2のネットワーク中のエッジネットワークデバイスのクロックトポロジを含み、第1のネットワークおよび第2のネットワーク中の非エッジネットワークデバイスのクロックトポロジをさらに含む。ネットワーク間経路計算デバイスは、前述の例でのネットワーク間経路計算デバイス230および経路計算デバイス210によって用いられる手法と同様の手法でネットワーク間クロック同期トポロジに基づいてS602およびS603を実施する。
S602およびS603を同時に実施してもよいと当業者は解すると考えることができる。
たとえば、第1のネットワークのクロックインジェクションノードとして第1のエッジネットワークデバイスを決定した後、ネットワーク間経路計算デバイスは第1の経路計算デバイスに第1の指示情報を送る。第1の指示情報は第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のエッジネットワークデバイスを用いるように第1のネットワーク中の経路計算デバイスに指示するのに用いられ、第1の指示情報は第1のエッジネットワークデバイスの前ホップクロック同期経路ノードのネットワークデバイスの識別子をさらに含んでもよい。その後、第1のネットワーク中の経路計算デバイスは第1のエッジネットワークデバイスに第2の指示情報を送る。第2の指示情報は前ホップクロック同期経路ノードからクロック信号を取得するように第1のエッジネットワークデバイスに指示するのに用いられる。
これとは別に、第1のパケットは第1のネットワークの第3のクロックインジェクションノードの識別子をさらに含み、第3のクロックインジェクションノードおよび第1のクロックインジェクションノードは異なるエッジネットワークデバイスである。特に、S601の第1のパケットは、第1のネットワークのクロックインジェクションノードとして、第1のネットワークについての第3のクロックインジェクションノードとは異なるエッジネットワークデバイスを決定するようにネットワーク間経路計算デバイスに指示するのにさらに用いられる。
可能な例では、第1のネットワークの経路計算デバイスは第3のクロックインジェクションノードの下流のノードによってレポートされるアラーム情報を受け、第1のネットワーク中の別のネットワークデバイスについての第3のクロックインジェクションノードによって提供されるクロック信号のパフォーマンスが劣化したり、第3のクロックインジェクションノードが別のネットワークデバイスについての正しいクロック信号を提供することができなかったりすると判断し、第1のパケットを送って第1のネットワークのクロックインジェクションノードを再決定するように要求する。
別の可能な例では、第1のネットワーク中の経路計算デバイスは第3のクロックインジェクションノードによってレポートされるアラーム情報を受け、第3のクロックインジェクションノードが第3のクロックインジェクションノードの前ホップクロック同期ノードから受けたクロック信号のパフォーマンスが劣化したり、異常であったりすると判断し、第1のパケットを送って第1のネットワークのクロックインジェクションノードを再決定するように要求する。
さらに別の可能な例では、クロック同期経路上にあり、かつ第1のネットワーク中にあるネットワークデバイスはネットワークデバイスの前ホップクロック同期ノードに不具合があることを検出し、第1のネットワーク中の経路計算デバイスに同期経路を再計算するように要求する。第1のネットワーク中の経路計算デバイスは、第3のクロックインジェクションノードを用いて再計算により新しい同期経路を取得することができないかを判断したり、新しい同期経路が過度のホップを有するかを判断したりする。したがって、第1のネットワークの経路計算デバイスは、ネットワーク間経路計算デバイスに第1のパケットを送って、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを再決定したり、新しいクロックインジェクションノードを第1のネットワークに追加したりするように要求する。たとえば、ネットワークデバイス102は第3のクロックインジェクションノードであり、ネットワークデバイス105はポートAからクロック信号を取得する。ネットワークデバイス105のポートAには不具合がある。経路計算デバイス110は、ネットワークデバイス105についてのクロック同期経路を再計算するように要求を受ける。ネットワークデバイス102がクロックインジェクションノードとして用いられる場合、経路計算デバイス110は、別の可能なクロック同期経路、特に、ネットワークデバイス102→ネットワークデバイス101→ネットワークデバイス103→ネットワークデバイス104→ネットワークデバイス105というクロック同期経路が過度のホップを含むかを判断し、ネットワーク間経路計算デバイス230に第1のパケットを送る。ネットワーク間経路計算デバイス230はネットワーク100のクロックインジェクションノードをネットワークデバイス101に変更する。
図7は、本出願の実施形態に係る経路計算デバイスの概略構成図である。図7に示されているように、経路計算デバイス700は受信部701と更新部702とを含む。
受信部701は第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるように構成されている。第1のパケットは第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含み、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。受信部701は、ネットワークインタフェース、たとえば、図8に示されているネットワークインタフェース801であってもよい。
更新部702は、受信部701からの第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新するように構成されている。
これとは別に、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
これとは別に、経路計算デバイス700は決定部をさらに含み、決定部は、更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するように構成されている。
本実施形態で設けられている経路計算デバイス700を図1または図2に示されている応用想定例に適用して、経路計算デバイス110または経路計算デバイス210の機能を実施してもよい。図3の実施形態の方法を実行するように経路計算デバイス700を構成して、図3の実施形態の方法を実施してもよい。経路計算デバイスによって実施することができる別のさらなる機能と、別のデバイスとの受け渡しのプロセスとについては、図3の方法実施形態の経路計算デバイスの説明を参照する。ここでは詳細は重ねて説明しない。
図8は、本出願の実施形態に係る別の経路計算デバイスの概略構成図である。図8に示されているように、経路計算デバイス800は、ネットワークインタフェース801、メモリ802およびプロセッサ803を含む。たとえば、経路計算デバイス800は別体のサーバであってもよい。これの代わりに、経路計算デバイス800はルータのソフトウェアモジュールであってもよいし、ルータのハードウェアモジュールであってもよく、また、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサは、ルータのネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサである。
たとえば、ネットワークインタフェース801は有線インタフェース、たとえば、ファイバ分散データインタフェース(Fiber Distributed Data Interface、略してFDDI)やイーサネット(登録商標)(Ethernet)インタフェースであってもよい。これの代わりに、ネットワークインタフェース801は無線インタフェース、たとえば無線ローカルエリアネットワークインタフェースであってもよい。
メモリ802は、第1のネットワークのクロック同期トポロジを記憶するように構成されている。メモリ802は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、略してRAM)、読み出し専用メモリ(read only memory、略してROM)および消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read only memory、略してEPROM)を含むが、これに限定されない。
プロセッサ803は、中央処理装置(central processing unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、略してNP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、略してASIC)およびプログラム可能論理デバイス(programmable logic device、略してPLD)の1つ以上を含むが、これに限定されない。PLDは、複合プログラム可能論理デバイス(complex programmable logic device、略してCPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、略してFPGA)、ジェネリック・アレイ・ロジック(generic array logic、略してGAL)またはこれらの任意の組み合せであってもよい。
メモリ802をプロセッサ803に組み込んでもよい。メモリ802とプロセッサ803とが互いに独立する構成要素である場合、メモリ802はプロセッサ803に接続される。たとえば、メモリ802とプロセッサ803とはバスを用いて通信してもよい。ネットワークインタフェース801とプロセッサ803とはバスを用いて通信してもよいし、ネットワークインタフェース801をプロセッサ803に直接接続してもよい。
プロセッサ803は、
ネットワークインタフェース801を用いて第1のネットワーク要素から第1のパケットを受ける動作であって、第1のパケットは第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含み、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、動作と、
メモリ802に記憶されている第1のネットワークのクロック同期トポロジと第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報とに基づいて第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新する動作と
を実行するように構成されている。
これとは別に、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
これとは別に、プロセッサ803は、更新されたクロック同期トポロジに基づいてクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するようにさらに構成されている。
図8に示されている経路計算デバイス800と図7に示されている経路計算デバイス700とは、同じ装置、たとえば、図3の方法の実行体であってもよい。図8は物理的な視点から経路計算デバイスに含まれる内容物を示し、図7は論理的な視点から経路計算デバイスに含まれる内容物を示すと考えることができる。これとは別に、図8に示されているネットワークインタフェース801によって、図7に示されている受信部701を実施してもよく、図8に示されているメモリ802およびプロセッサ803によって、図7に示されている更新部702を実施してもよい。
図9は、本出願の実施形態に係る経路計算デバイスの概略構成図である。図9に示されているように、経路計算デバイス900は受信部901と決定部902とを含む。
受信部901は第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるように構成されている。第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに第1のパケットが用いられ、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ。
決定部902は、第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定するように構成されている。第1のネットワークのクロック同期トポロジはクロックインジェクションノードと第1のネットワーク要素とを含む。
これとは別に、クロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路に不具合があることを示すのに第1のパケットがさらに用いられ、第2のクロック同期経路は第1のクロック同期経路上にない少なくとも1つのネットワーク要素を含む。
図1または図2に示されている応用想定例に本実施形態に設けられている経路計算デバイス900を適用して、経路計算デバイス110の機能を実施してもよい。図4の実施形態の方法を実行するように経路計算デバイス900を構成して、図4の実施形態の方法を実施してもよい。経路計算デバイスによって実施することができる別のさらなる機能と、別のデバイスとの受け渡しのプロセスとについては、図4の方法実施形態の経路計算デバイスの説明を参照する。ここでは詳細は重ねて説明しない。
図10は、本出願の実施形態に係る別の経路計算デバイスの概略構成図である。図10に示されているように、経路計算デバイス1000は、ネットワークインタフェース1001、メモリ1002およびプロセッサ1003を含む。
たとえば、経路計算デバイス1000は別体のサーバであってもよい。これの代わりに、経路計算デバイス1000はルータのソフトウェアモジュールであってもよいし、ルータのハードウェアモジュールであってもよく、また、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサは、ルータのネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサである。
たとえば、ネットワークインタフェース1001は有線インタフェース、たとえば、ファイバ分散データインタフェース(Fiber Distributed Data Interface、略してFDDI)やイーサネット(登録商標)(Ethernet)インタフェースであってもよい。これの代わりに、ネットワークインタフェース1001は無線インタフェース、たとえば無線ローカルエリアネットワークインタフェースであってもよい。
メモリ1002は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、略してRAM)、読み出し専用メモリ(read only memory、略してROM)および消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read only memory、略してEPROM)を含むが、これに限定されない。
プロセッサ1003は、中央処理装置(central processing unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、略してNP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、略してASIC)およびプログラム可能論理デバイス(programmable logic device、略してPLD)の1つ以上を含むが、これに限定されない。PLDは、複合プログラム可能論理デバイス(complex programmable logic device、略してCPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、略してFPGA)、ジェネリック・アレイ・ロジック(generic array logic、略してGAL)またはこれらの任意の組み合せであってもよい。
メモリ1002をプロセッサ1003に組み込んでもよい。メモリ1002とプロセッサ1003とが互いに独立する構成要素である場合、メモリ1002はプロセッサ1003に接続される。たとえば、メモリ1002とプロセッサ1003とはバスを用いて通信してもよい。ネットワークインタフェース1001とプロセッサ1003とはバスを用いて通信してもよいし、ネットワークインタフェース1001をプロセッサ1003に直接接続してもよい。
プロセッサ1003は、
ネットワークインタフェース1001を用いて第1のネットワーク要素から第1のパケットを受ける動作であって、第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに第1のパケットが用いられ、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、動作と、
第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定する動作であって、第1のネットワークのクロック同期トポロジはクロックインジェクションノードと第1のネットワーク要素とを含む、動作と
を実行するメモリ1002中のプログラムを読み出すように構成されている。
これとは別に、第1のネットワークのクロックインジェクションノードから第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路に不具合があることを示すのに第1のパケットがさらに用いられ、第2のクロック同期経路は第1のクロック同期経路上にない少なくとも1つのネットワーク要素を含む。
図10に示されている経路計算デバイス1000と図9に示されている経路計算デバイス900とは、同じ装置、たとえば、図4の方法の実行体であってもよい。図10は物理的な視点から経路計算デバイスに含まれる内容物を示し、図9は論理的な視点から経路計算デバイスに含まれる内容物を示すと考えることができる。これとは別に、図10に示されているネットワークインタフェース1001によって、図9に示されている受信部901を実施してもよく、図10に示されているプロセッサ1003によって、図9に示されている決定部902を実施してもよい。
図11は、本出願の実施形態に係るネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。図11に示されているように、ネットワーク間経路計算デバイス1100は受信部1101と更新部1102とを含む。
受信部1101は、第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受けるように構成されている。第1のパケットは第1のネットワーク中の第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含む。
更新部1102は、受信部1101からの第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報に基づいてネットワーク間クロック同期トポロジを更新するように構成されている。
これとは別に、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスである。
これとは別に、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジは、第2のネットワークのクロックインジェクションノードと、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ第2のエッジネットワークデバイスとをさらに含む。経路計算デバイス1100は決定部をさらに含み、決定部は、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように構成されている。
これとは別に、第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報は、第1のネットワーク要素中のクロック同期能力を持つ少なくとも1つのポートに関する情報を含む。
この実施形態で設けられているネットワーク間経路計算デバイス1100を図2に示されている応用想定例に適用して、ネットワーク間経路計算デバイス230の機能を実施してもよい。図5の実施形態の方法を実行するようにネットワーク間経路計算デバイス1100を構成して、図5の実施形態の方法を実施してもよい。ネットワーク間経路計算デバイス1100によって実施することができる別のさらなる機能と、別のデバイスとの受け渡しのプロセスとについては、図5の方法実施形態のネットワーク間経路計算デバイスの説明を参照する。ここでは詳細は重ねて説明しない。
図12は、本出願の実施形態に係る別のネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。図12に示されているように、ネットワーク間経路計算デバイス1200は、ネットワークインタフェース1201、メモリ1202およびプロセッサ1203を含む。
たとえば、ネットワーク間経路計算デバイス1200は別体のサーバであってもよい。これの代わりに、ネットワーク間経路計算デバイス1200はルータのソフトウェアモジュールであってもよいし、ルータのハードウェアモジュールであってもよく、また、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサは、ルータのネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサである。
ネットワークインタフェース1201は有線インタフェース、たとえば、ファイバ分散データインタフェース(Fiber Distributed Data Interface、略してFDDI)やイーサネット(登録商標)(Ethernet)インタフェースであってもよい。これの代わりに、ネットワークインタフェース1201は無線インタフェース、たとえば無線ローカルエリアネットワークインタフェースであってもよい。
メモリ1202は、ネットワーク間クロック同期トポロジを記憶するように構成されている。メモリ1202は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、略してRAM)、読み出し専用メモリ(read only memory、略してROM)および消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read only memory、略してEPROM)を含むが、これに限定されない。
プロセッサ1203は、中央処理装置(central processing unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、略してNP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、略してASIC)およびプログラム可能論理デバイス(programmable logic device、略してPLD)の1つ以上を含むが、これに限定されない。PLDは、複合プログラム可能論理デバイス(complex programmable logic device、略してCPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、略してFPGA)、ジェネリック・アレイ・ロジック(generic array logic、略してGAL)またはこれらの任意の組み合せであってもよい。
メモリ1202をプロセッサ1203に組み込んでもよい。メモリ1202とプロセッサ1203とが互いに独立する構成要素である場合、メモリ1202はプロセッサ1203に接続される。たとえば、メモリ1202とプロセッサ1203とはバスを用いて通信してもよい。ネットワークインタフェース1201とプロセッサ1203とはバスを用いて通信してもよいし、ネットワークインタフェース1201をプロセッサ1203に直接接続してもよい。
プロセッサ1203は、
ネットワークインタフェース1201を用いて第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受ける動作であって、第1のパケットは第1のネットワーク中の第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を含む、動作と、
メモリ1202中のネットワーク間クロック同期トポロジと第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報とに基づいてネットワーク間クロック同期トポロジを更新する動作と
を実行するように構成されている。
メモリ1202は、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジを記憶するようにさらに構成されている。
これとは別に、第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスである。
これとは別に、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジは、第2のネットワークのクロックインジェクションノードと、第1のネットワーク中のクロック同期能力を持つ第2のエッジネットワークデバイスとをさらに含む。プロセッサ1203は、更新されたネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するようにさらに構成されている。
図12に示されているネットワーク間経路計算デバイス1200と図11に示されているネットワーク間経路計算デバイス1100とは、同じ装置、たとえば、図5の方法の実行体であってもよい。図12は物理的な視点からネットワーク間経路計算デバイスに含まれる内容物を示し、図11は論理的な視点からネットワーク間経路計算デバイスに含まれる内容物を示すと考えることができる。これとは別に、図12に示されているネットワークインタフェース1201によって、図11に示されている受信部1101を実施してもよく、図12に示されているメモリ1202およびプロセッサ1203によって、図11に示されている更新部1102を実施してもよい。
図13は、本出願の実施形態に係るネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。図13に示されているように、ネットワーク間経路計算デバイス1300は受信部1301と決定部1302とを含む。
受信部1301は、第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受けるように構成されている。第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように要求するのに第1のパケットが用いられる。
決定部1302は、ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスを決定するように構成されている。ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のエッジネットワークデバイスと第2のネットワークの第2のクロックインジェクションノードとを含み、第2のネットワークは第1のネットワークの上流のネットワークである。
決定部1302は、第2のクロックインジェクションノードから第1のクロックインジェクションノードへのクロック同期経路を決定するようにさらに構成されている。
これとは別に、第1のパケットは第1のネットワークの第3のクロックインジェクションノードの識別子をさらに含み、第3のクロックインジェクションノードおよび第1のクロックインジェクションノードは異なるエッジネットワークデバイスである。
図2に示されている応用想定例にこの実施形態に設けられているネットワーク間経路計算デバイス1300を適用して、ネットワーク間経路計算デバイス230の機能を実施してもよい。図6の実施形態の方法を実行するようにネットワーク間経路計算デバイス1300を構成して、図6の実施形態の方法を実施してもよい。ネットワーク間経路計算デバイス1300によって実施することができる別のさらなる機能と、別のデバイスとの受け渡しのプロセスとについては、図6の方法実施形態のネットワーク間経路計算デバイスの説明を参照する。ここでは詳細は重ねて説明しない。
図14は、本出願の実施形態に係る別のネットワーク間経路計算デバイスの概略構成図である。図14に示されているように、ネットワーク間経路計算デバイス1400は、ネットワークインタフェース1401、メモリ1402およびプロセッサ1403を含む。
たとえば、経路計算デバイス1400は別体のサーバであってもよい。これの代わりに、ネットワーク間経路計算デバイス1400はルータのソフトウェアモジュールであってもよいし、ルータのハードウェアモジュールであってもよく、また、ネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサは、ルータのネットワークインタフェース、メモリおよびプロセッサである。
ネットワークインタフェース1401は有線インタフェース、たとえば、ファイバ分散データインタフェース(Fiber Distributed Data Interface、略してFDDI)やイーサネット(登録商標)(Ethernet)インタフェースであってもよい。これの代わりに、ネットワークインタフェース1401は無線インタフェース、たとえば無線ローカルエリアネットワークインタフェースであってもよい。
メモリ1402は、ネットワーク間クロック同期トポロジを記憶するように構成されている。メモリ1402は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、略してRAM)、読み出し専用メモリ(read only memory、略してROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read only memory、略してEPROM)を含むが、これに限定されない。
プロセッサ1403は、中央処理装置(central processing unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、略してNP)、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、略してASIC)およびプログラム可能論理デバイス(programmable logic device、略してPLD)の1つ以上を含むが、これに限定されない。PLDは、複合プログラム可能論理デバイス(complex programmable logic device、略してCPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、略してFPGA)、ジェネリック・アレイ・ロジック(generic array logic、略してGAL)またはこれらの任意の組み合せであってもよい。
メモリ1402をプロセッサ1403に組み込んでもよい。メモリ1402とプロセッサ1403とが互いに独立する構成要素である場合、メモリ1402はプロセッサ1403に接続される。たとえば、メモリ1402とプロセッサ1403とはバスを用いて通信してもよい。ネットワークインタフェース1401とプロセッサ1403とはバスを用いて通信してもよいし、ネットワークインタフェース1401をプロセッサ1403に直接接続してもよい。
プロセッサ1403は、
ネットワークインタフェース1401を用いて第1のネットワーク中の経路計算デバイスから第1のパケットを受ける動作であって、第1のネットワークのクロックインジェクションノードを決定するように要求するのに第1のパケットが用いられる、動作と、
ネットワーク間クロック同期トポロジに基づいて第1のネットワークの第1のクロックインジェクションノードとして第1のネットワーク中の第1のエッジネットワークデバイスを決定する動作であって、ネットワーク間クロック同期トポロジは第1のエッジネットワークデバイスと第2のネットワークの第2のクロックインジェクションノードとを含み、第2のネットワークは第1のネットワークの上流のネットワークである、動作と、
第2のクロックインジェクションノードから第1のクロックインジェクションノードへのクロック同期経路を決定する動作と
を実行するように構成されている。
これとは別に、第1のパケットは第1のネットワークの第3のクロックインジェクションノードの識別子をさらに含み、第3のクロックインジェクションノードおよび第1のクロックインジェクションノードは異なるエッジネットワークデバイスである。
図14に示されているネットワーク間経路計算デバイス1400と図13に示されているネットワーク間経路計算デバイス1300とは、同じ装置、たとえば、図6の方法の実行体であってもよい。図14は物理的な視点からネットワーク間経路計算デバイスに含まれる内容物を示し、図13は論理的な視点からネットワーク間経路計算デバイスに含まれる内容物を示すと考えることができる。これとは別に、図14に示されているネットワークインタフェース1401によって、図13に示されている受信部1301を実施してもよく、図14に示されているプロセッサ1403によって、図13に示されている決定部1302を実施してもよい。
この明細書の実施形態のすべては、段階的に(in a progressive manner)記載されている。実施形態の同じ部分または類似部分については、これらの実施形態を参照する。各実施形態では、他の実施形態との差に注目する。特に、システム実施形態は方法実施形態と基本的に同様であり、したがって、簡潔に説明されている。関連する部分については、方法実施形態の一部の説明を参照する。
方法実施形態のステップの全部または一部を、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施してもよい。プログラムをコンピュータ可読記憶媒体に記憶してもよい。プログラムが動作すると、方法実施形態のステップが実行される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスクまたは光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
最後に、実施形態は本発明の技術的解決手段を説明することを単に意図するだけであり、本発明を限定することを意図しない点に留意するべきである。本発明を実施形態を参照して詳述しているが、この場合でも、本発明の実施形態の技術的解決手段の範囲を逸脱せずに、実施形態に記載されている技術的解決手段に対して当業者が修正を行なったり、その一部またはすべての技術特徴対して均等置換を行なったりしてもよいと当業者は当然解する。
1 ネットワーク
2 ネットワーク
100 ネットワーク
101 ネットワークデバイス
102 ネットワークデバイス
103 ネットワークデバイス
104 ネットワークデバイス
105 ネットワークデバイス
106 基地局
110 経路計算デバイス
120 クロックソース
200 ネットワーク
201 ネットワークデバイス
202 エッジネットワークデバイス
203 エッジネットワークデバイス
210 経路計算デバイス
230 ネットワーク間経路計算デバイス
700 経路計算デバイス
701 受信部
702 更新部
800 経路計算デバイス
801 ネットワークインタフェース
802 メモリ
803 プロセッサ
900 経路計算デバイス
901 受信部
902 決定部
1000 経路計算デバイス
1001 ネットワークインタフェース
1002 メモリ
1003 プロセッサ
1100 ネットワーク間経路計算デバイス
1101 受信部
1102 更新部
1200 ネットワーク間経路計算デバイス
1201 ネットワークインタフェース
1202 メモリ
1203 プロセッサ
1300 ネットワーク間経路計算デバイス
1301 受信部
1302 決定部
1400 ネットワーク間経路計算デバイス
1401 ネットワークインタフェース
1402 メモリ
1403 プロセッサ

Claims (6)

  1. 第1のネットワーク要素から第1のパケットを受けるステップであって、前記第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに前記第1のパケットが用いられ、前記第1のネットワーク要素は第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、前記第1のネットワーク要素はクロック同期能力を持つ、ステップと、
    前記第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて前記第1のネットワークのクロックインジェクションノードから前記第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定するステップであって、前記第1のネットワークの前記クロック同期トポロジは前記クロックインジェクションノードと前記第1のネットワーク要素とを備える、ステップと
    前記第1のネットワーク要素から第2のパケットを受けるステップであって、前記第2のパケットは前記第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を備え、前記第1のネットワーク要素の前記クロック同期能力情報は前記第1のネットワーク要素の少なくとも1つのポートに関する情報を備え、前記少なくとも1つのポートは前記クロック同期能力を持つ、ステップと、
    前記第1のネットワーク要素の前記クロック同期能力情報に基づいて前記第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新するステップと
    を備えるクロック同期経路を決定する方法。
  2. 前記クロックインジェクションノードから前記第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路に不具合があることを示すのに前記第1のパケットがさらに用いられ、前記第2のクロック同期経路は前記第1のクロック同期経路上にない少なくとも1つのネットワーク要素を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のネットワークの前記更新されたクロック同期トポロジは前記第1のネットワークのクロックインジェクションノードを備え、前記方法は、前記第1のネットワークの前記更新されたクロック同期トポロジに基づいて前記クロックインジェクションノードから前記第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 受信部と決定部とを備える経路計算デバイスであって、
    前記受信部は、第1のネットワーク要素から第1のパケットを受け、前記第1のネットワーク要素についてのクロック同期経路を決定するように要求するのに前記第1のパケットが用いられ、前記第1のネットワーク要素が第1のネットワーク中のネットワーク要素であり、前記第1のネットワーク要素がクロック同期能力を持つように構成され、
    前記決定部は、前記第1のネットワークのクロック同期トポロジに基づいて前記第1のネットワークのクロックインジェクションノードから前記第1のネットワーク要素への第1のクロック同期経路を決定し、前記第1のネットワークの前記クロック同期トポロジが前記クロックインジェクションノードと前記第1のネットワーク要素とを備えるように構成されていて、
    前記デバイスは更新部をさらに備え、
    前記受信部は、前記第1のネットワーク要素から第2のパケットを受け、前記第1のパケットが前記第1のネットワーク要素のクロック同期能力情報を備え、前記第1のネットワーク要素の前記クロック同期能力情報が前記第1のネットワーク要素の少なくとも1つのポートに関する情報を備え、前記少なくとも1つのポートが前記クロック同期能力を持つようにさらに構成され、
    前記更新部は、前記受信部からの前記第1のネットワーク要素の前記クロック同期能力情報に基づいて前記第1のネットワークのクロック同期トポロジを更新するように構成されている、
    経路計算デバイス。
  5. 前記クロックインジェクションノードから前記第1のネットワーク要素への第2のクロック同期経路に不具合があることを示すのに前記第1のパケットがさらに用いられ、前記第2のクロック同期経路は、前記第1のクロック同期経路上にない少なくとも1つのネットワーク要素を備える、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記第1のネットワークの前記更新されたクロック同期トポロジは前記第1のネットワークのクロックインジェクションノードを備え、前記決定部は、前記第1のネットワークの前記更新されたクロック同期トポロジに基づいて前記クロックインジェクションノードから前記第1のネットワーク要素へのクロック同期経路を決定するようにさらに構成されている、請求項4に記載のデバイス。
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