JP6748492B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、コネクタに係り、特に、嵌合方向に延びる接続端子がハウジングの接続端子収容部内に収容されているコネクタに関する。
この種のコネクタが、例えば、特許文献1に開示されている。図25に示されるように、コネクタは、絶縁性ゴムからなる内部ハウジング1に複数のキャビティ2が形成され、これらのキャビティ2にそれぞれ接続端子3が収容された構成を有している。それぞれのキャビティ2は、内部ハウジング1の側方に向かって開口する開口部を有しており、接続端子3がキャビティ2の開口部からキャビティ2内に挿入された後、絶縁性ゴムからなる外部カバー4を内部ハウジング1および複数の接続端子3に被せることで、外部カバー4により内部ハウジング1が弾性変形して複数のキャビティ2がそれぞれ径方向に圧迫され、それぞれの接続端子3が対応するキャビティ2内に保持される。
中国実用新案公告第203871547号明細書
特許文献1に開示されたコネクタにおいては、内部ハウジング1に複数のキャビティ2がそれぞれ内部ハウジング1の側方に向かって開口しているため、接続端子3をキャビティ2の開口部から容易にキャビティ2内に挿入することができる。
しかしながら、接続端子3をキャビティ2内に保持するために、内部ハウジング1とは別部品である外部カバー4が必要となって部品点数が多く、コネクタの構造が複雑になると共に製造コストが嵩むという問題がある。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、簡単な構造で接続端子を保持することができ且つ製造コストの低減を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
第1の発明に係るコネクタは、嵌合方向に延びる接続端子と、接続端子を収容するための嵌合方向に延びる接続端子収容部が形成されたハウジングとを備え、接続端子は、径方向に張り出し且つ互いに嵌合方向に間隔を隔てて配置された2つのフランジを有すると共に2つのフランジの嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部を有し、接続端子収容部は、嵌合方向に沿った接続端子収容部の全長にわたるそれぞれの位置において接続端子の外径よりも大きい内径を有し且つ接続端子収容部の全長にわたって嵌合方向に直交する方向に開口された開口部を有し、ハウジングは、接続端子収容部内に形成され且つ接続端子の2つのフランジ端部にそれぞれ接触する2つの接触部を有し、2つのフランジ端部は、嵌合方向に沿って2つのフランジの内側を向いた2つの面からなり、2つの接触部の間における嵌合方向の間隔は、接続端子が接続端子収容部内に保持されないときに、2つのフランジ端部の間における嵌合方向の間隔よりも大きく、接続端子は、2つのフランジ端部がハウジングの2つの接触部に接触することにより嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部内に保持されているものである。
第2の発明に係るコネクタは、嵌合方向に延びる接続端子と、接続端子を収容するための嵌合方向に延びる接続端子収容部が形成されたハウジングとを備え、接続端子は、径方向に張り出し且つ互いに嵌合方向に間隔を隔てて配置された2つのフランジを有すると共に2つのフランジの嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部を有し、接続端子収容部は、嵌合方向に沿った接続端子収容部の全長にわたるそれぞれの位置において接続端子の外径よりも大きい内径を有し且つ接続端子収容部の全長にわたって嵌合方向に直交する方向に開口された開口部を有し、ハウジングは、接続端子収容部内に形成され且つ接続端子の2つのフランジ端部にそれぞれ接触する2つの接触部を有し、2つのフランジ端部は、嵌合方向に沿って2つのフランジの外側を向いた2つの面からなり、2つの接触部の間における嵌合方向の間隔は、接続端子が接続端子収容部内に保持されないときに、2つのフランジ端部の間における嵌合方向の間隔よりも小さく、接続端子は、2つのフランジ端部がハウジングの2つの接触部に接触することにより嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部内に保持されているものである。
の発明に係るコネクタは、嵌合方向に延びる接続端子と、接続端子を収容するための嵌合方向に延びる接続端子収容部が形成されたハウジングとを備え、接続端子は、径方向に張り出す1つのフランジを有すると共にフランジの嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部を有し、接続端子収容部は、嵌合方向に沿った接続端子収容部の全長にわたるそれぞれの位置において接続端子の外径よりも大きい内径を有し且つ接続端子収容部の全長にわたって嵌合方向に直交する方向に開口された開口部を有し、ハウジングは、接続端子収容部内に形成され且つ接続端子の2つのフランジ端部にそれぞれ接触する2つの接触部を有し、2つの接触部の間における嵌合方向の間隔は、接続端子が接続端子収容部内に保持されないときに、2つのフランジ端部の間における嵌合方向の間隔よりも小さく、接続端子は、2つのフランジ端部がハウジングの2つの接触部に接触することにより嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部内に保持されているものである。
お、ハウジングは、2つの接触部が形成された2つの段差部を接続端子収容部内に有することが好ましい。
また、ハウジングは、接続端子収容部に対し嵌合方向に沿って部分的に形成され且つ嵌合方向に垂直な面内における開口部の開口幅が接続端子の外径よりも小さい値に設定された接続端子抜け止め部を有することが好ましい。
この発明によれば、接続端子の2つのフランジまたは1つのフランジの嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部がハウジングの接続端子収容部内に形成されている2つの接触部に接触することにより接続端子が接続端子収容部内に保持されるので、簡単な構造で接続端子を保持することができ且つ製造コストの低減を図ることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係るコネクタの側面図である。 実施の形態1に係るコネクタの正面図である。 実施の形態1に係るコネクタの分解図である。 実施の形態1に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す斜視図である。 実施の形態1に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す側面図である。 図5のA−A線断面図である。 図5のB−B線断面図である。 図5のC−C線断面図である。 図5のD−D線断面図である。 図5のE−E線断面図である。 図5の部分拡大図である。 実施の形態2に係るコネクタの側面図である。 実施の形態2に係るコネクタの正面図である。 実施の形態2に係るコネクタの分解図である。 実施の形態2に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す斜視図である。 実施の形態2に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す側面図である。 図16のF−F線断面図である。 図16のG−G線断面図である。 図16のH−H線断面図である。 図16のJ−J線断面図である。 図16の部分拡大図である。 実施の形態3に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す側面図である。 実施の形態4に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す側面図である。 実施の形態4の変形例に係るコネクタに用いられる接続端子組立体を示す側面図である。 従来のコネクタを示す正面断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1および図2に実施の形態1に係るコネクタ11を示す。コネクタ11は、ケーブル12の前端に取り付けられ、嵌合軸Cに沿って図示しないメスコネクタに嵌合されるオスコネクタである。ケーブル12は、図示しない4本の信号線を有しており、コネクタ11は、ケーブル12の4本の信号線に接続された4つの接続端子13が内部インシュレータ(ハウジング)14に保持されることにより構成された接続端子組立体15を有している。コネクタ11は、さらに、接続端子組立体15の外周部を覆うシェル16と、シェル16の外周部を覆う外部インシュレータ17を有している。
接続端子13およびシェル16は、導電性を備えた金属材料から形成され、内部インシュレータ14および外部インシュレータ17は、電気絶縁性と弾力性を備えた樹脂等の絶縁材料から形成されている。
なお、便宜上、嵌合軸Cに沿って図示しないメスコネクタに嵌合される方向を「前方」、ケーブル12が取り付けられる方向を「後方」と呼ぶこととする。
図3に示されるように、ケーブル12の4本の信号線12Aが4つの接続端子13に接続され、4つの接続端子13が内部インシュレータ14に保持されることにより接続端子組立体15が形成される。さらに、接続端子組立体15が嵌合軸Cに沿って筒状のシェル16の内部に挿入され、シェル16が外部インシュレータ17内に挿入された後、嵌合軸Cに直交する方向から外部インシュレータ17にリテーナ18が嵌め込まれることで、コネクタ11が組み立てられる。
接続端子組立体15の構成を図4に示す。4つの接続端子13は、それぞれ、嵌合軸Cに沿って嵌合方向に延びる端子であり、嵌合方向に沿った前方の端部に、図示しないメスコネクタの接続端子に接触して電気導通するピン形状の接点部13Aを有し、嵌合方向に沿った後方の端部に、ケーブル12の対応する信号線12Aに接続されるケーブル接続部13Bを有している。さらに、接続端子13の接点部13Aとケーブル接続部13Bの間には、互いに嵌合方向に間隔を隔てて配置され且つ径方向に張り出す2つの円板形状のフランジ13Cおよび13Dが形成されている。フランジ13Cおよび13Dのうち、前方側のフランジ13Cが接点部13Aの近傍に位置し、後方側のフランジ13Dがケーブル接続部13Bの近傍に位置している。
内部インシュレータ14は、嵌合軸Cに沿って嵌合方向に延びる、ほぼ円柱形状のインシュレータ本体部14Aと、嵌合方向に沿ったインシュレータ本体部14Aの前端部14Bから嵌合軸Cに平行に前方に突出する3本の棒形状の嵌合ガイド部14Cを有している。インシュレータ本体部14Aには、嵌合方向に延びる4つの接続端子収容部14Dが形成されている。それぞれの接続端子収容部14Dは、嵌合方向に沿ってインシュレータ本体部14Aの前端部14Bから後端部14Eまで延びると共に、接続端子収容部14Dの全長にわたって嵌合方向に直交する方向に開口された開口部14Fを有している。
それぞれの接続端子13は、対応する接続端子収容部14Dの開口部14Fを通して嵌合方向に直交する方向から接続端子収容部14D内に挿入され、保持されている。
図5に示されるように、接続端子13は、径方向に張り出す2つのフランジ13Cおよび13Dを有しているため、接点部13Aとケーブル接続部13Bの間の部分が、均一の外径ではなく、嵌合方向に沿った位置に応じて互いに異なる複数の外径を有している。この接続端子13の複数の外径に応じて、インシュレータ本体部14Aの接続端子収容部14Dも、嵌合方向に沿った位置に応じて互いに異なる複数の内径を有しているが、嵌合方向に沿った接続端子収容部14Dの全長にわたるそれぞれの位置において、接続端子13の外径よりも大きい内径を有している。すなわち、接続端子収容部14Dに収容された接続端子13は、嵌合方向に沿ったいずれの位置においても、接続端子収容部14Dの内壁から周方向に圧迫されることがないように構成されている。
例えば、接続端子13の接点部13Aと前方側のフランジ13Cの間の部分においては、図6に示されるように、接続端子収容部14Dは接続端子13の外径DA1よりも大きい内径DB1を有している。
接続端子13の前方側のフランジ13Cの位置においては、図7に示されるように、接続端子収容部14Dは接続端子13の外径DA2よりも大きい内径DB2を有している。
接続端子13の2つのフランジ13Cおよび13Dの間の部分においては、接点部13Aと前方側のフランジ13Cの間の部分と同様に、図8に示されるように、接続端子収容部14Dは接続端子13の外径DA1よりも大きい内径DB1を有している。
接続端子13の後方側のフランジ13Dの位置においては、前方側のフランジ13Cの位置と同様に、図9に示されるように、接続端子収容部14Dは接続端子13の外径DA2よりも大きい内径DB2を有している。
接続端子13の後方側のフランジ13Dとケーブル接続部13Bの間の部分においては、接点部13Aと前方側のフランジ13Cの間の部分と同様に、図10に示されるように、接続端子収容部14Dは接続端子13の外径DA1よりも大きい内径DB1を有している。
また、図11に示されるように、接続端子13は、嵌合方向に沿って2つのフランジ13Cおよび13Dの内側を向いた2つのフランジ端部F1およびF2を有している。すなわち、前方側のフランジ13Cの嵌合方向に沿って後方を向いた面からなるフランジ端部F1と、後方側のフランジ13Dの嵌合方向に沿って前方を向いた面からなるフランジ端部F2が、互いに嵌合方向の間隔L1を隔てて配置されている。
これに対し、インシュレータ本体部14Aの接続端子収容部14Dは、接続端子13の2つのフランジ13Cおよび13Dに対応して2つの段差部14Gを有し、これらの段差部14Gに、接続端子13の2つのフランジ端部F1およびF2にそれぞれ対応する2つの接触部S1およびS2が形成されている。嵌合方向に沿って後方を向いたフランジ端部F1に対応する接触部S1は、嵌合方向に沿って前方を向き、一方、嵌合方向に沿って前方を向いたフランジ端部F2に対応する接触部S2は、嵌合方向に沿って後方を向いている。
そして、接続端子13が接続端子収容部14D内に保持されないときに、2つの接触部S1およびS2の間における嵌合方向の間隔は、2つのフランジ端部F1およびF2の間における嵌合方向の間隔L1よりもわずかに大きい値に設定されている。
上述したように、内部インシュレータ14は、弾力性を備えた樹脂等の絶縁材料から形成されているため、接続端子13が、対応する接続端子収容部14Dの開口部14Fを通して嵌合方向に直交する方向から接続端子収容部14D内に挿入されると、2つの接触部S1およびS2の間における嵌合方向の間隔が接続端子13の2つのフランジ端部F1およびF2の間隔L1に等しくなるまで、2つの接触部S1およびS2の間に存在するインシュレータ本体部14Aの部分が嵌合方向に圧縮されて、接続端子13のフランジ端部F1およびF2の間に嵌り込む。
その結果、内部インシュレータ14の2つの接触部S1およびS2が接続端子13の2つのフランジ端部F1およびF2にそれぞれ接触し、接続端子13は、嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部14D内に保持されることとなる。このとき、上述したように、接続端子13は、嵌合方向に沿ったいずれの位置においても、接続端子収容部14Dの内壁から周方向に圧迫されることはない。このため、接続端子13を接続端子収容部14Dに容易に挿入することができる。
このようにして、4つの接続端子13を、内部インシュレータ14とは別部品を用いることなく、内部インシュレータ14のみの簡単な構造で、それぞれ、嵌合方向に圧迫された状態で対応する接続端子収容部14D内に保持することが可能となる。従って、製造コストの低減を図ることもできる。
4つの接続端子13を内部インシュレータ14に保持させることにより形成された接続端子組立体15は、図3に示したように、金属製のシェル16の内部に挿入され、さらに、シェル16が絶縁性材料からなる外部インシュレータ17内に挿入されて、外部インシュレータ17にリテーナ18が嵌め込まれることで、コネクタ11が完成する。
なお、シェル16は、4つの接続端子13をシールドするためのものであり、特にシールド機能が不要である場合には、シェル16を用いなくてもよい。
また、接続端子13の接点部13Aと前方側のフランジ13Cの間の部分および後方側のフランジ13Dとケーブル接続部13Bの間の部分においては、図6および図10に示されるように、内部インシュレータ14の嵌合方向に直交する方向に開口された開口部14Fが、接続端子13の外径DA1よりもわずかに小さい開口幅W1を有し、これにより、内部インシュレータ14に接続端子抜け止め部14Hが形成されている。
このような接続端子抜け止め部14Hが形成されているので、例えば、内部インシュレータ14のインシュレータ本体部14Aから突出している接続端子13の接点部13Aに外力が作用しても、接続端子13が接続端子収容部14Dから抜けることが防止される。
また、接続端子抜け止め部14Hは、接続端子収容部14Dの全長にわたって形成されているのではなく、接続端子収容部14Dに対し嵌合方向に沿って部分的に形成されている。すなわち、接続端子13の2つのフランジ13Cおよび13Dの位置および2つのフランジ13Cおよび13Dの間の部分では、図7〜図9に示されるように、開口部14Fが、接続端子13の外径よりもわずかに大きい開口幅を有している。従って、接続端子抜け止め部14Hの存在により、接続端子収容部14Dに接続端子13を挿入しにくくなることが抑制されている。
なお、接続端子抜け止め部14Hは、接続端子13の接点部13Aと前方側のフランジ13Cの間の部分および後方側のフランジ13Dとケーブル接続部13Bの間の部分ではなく、例えば、接続端子13の2つのフランジ13Cおよび13Dの間の部分に形成されていてもよい。
また、内部インシュレータ14の2つの接触部S1およびS2と接続端子13の2つのフランジ端部F1およびF2との間の圧迫により、接続端子13の抜け止めが十分になされている場合には、必ずしも接続端子抜け止め部14Hを形成する必要はない。
また、内部インシュレータ14の嵌合ガイド部14Cは、図5に示されるように、接続端子13の接点部13Aよりも前方にまで延びており、これにより、接続端子13の接点部13Aが保護され、接続端子13の接点部13Aに予期しない外力が作用することが防止されている。
さらに、接続端子13が嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部14D内に保持されることにより、接続端子13の嵌合方向の位置が決まるので、コネクタ11が相手側コネクタとなるメスコネクタに嵌合する際に、接続端子13が相手側コネクタの接続端子に接触する有効接触長を確保しやすくなる。
なお、接続端子13の個数は4つに限るものではなく、1つ以上の接続端子13を有していればよい。
実施の形態2
上記の実施の形態1に係るコネクタ11は、オスコネクタであるが、この発明をメスコネクタに適用することもできる。
図12および図13に実施の形態2に係るコネクタ21を示す。コネクタ21は、ケーブル22の前端に取り付けられ、嵌合軸Cに沿って実施の形態1に係るコネクタ11のようなオスコネクタに嵌合されるメスコネクタである。ケーブル22は、図示しない4本の信号線を有しており、コネクタ21は、ケーブル22の4本の信号線に接続された4つの接続端子23が内部インシュレータ(ハウジング)24に保持されることにより構成された接続端子組立体25を有している。コネクタ21は、さらに、接続端子組立体25の外周部を覆うシェル26と、シェル26の外周部を覆う外部インシュレータ27を有している。
接続端子23およびシェル26は、導電性を備えた金属材料から形成され、内部インシュレータ24および外部インシュレータ27は、電気絶縁性と弾力性を備えた樹脂等の絶縁材料から形成されている。
図14に示されるように、ケーブル22の4本の信号線22Aが4つの接続端子23に接続され、4つの接続端子23が内部インシュレータ24に保持されることにより接続端子組立体25が形成される。さらに、接続端子組立体25が嵌合軸Cに沿って筒状のシェル26の内部に挿入され、シェル26が外部インシュレータ27内に挿入された後、嵌合軸Cに直交する方向から外部インシュレータ27にリテーナ28が嵌め込まれることで、コネクタ21が組み立てられる。
接続端子組立体25の構成を図15に示す。4つの接続端子23は、それぞれ、嵌合軸Cに沿って嵌合方向に延びる端子であり、嵌合方向に沿った前方の端部に、実施の形態1に係るコネクタ11のようなオスコネクタの接続端子13に接触して電気導通するソケット形状の接点部23Aを有し、嵌合方向に沿った後方の端部に、ケーブル22の対応する信号線22Aに接続されるケーブル接続部23Bを有している。さらに、接続端子23の接点部23Aとケーブル接続部23Bの間には、互いに嵌合方向に間隔を隔てて配置され且つ径方向に張り出す2つの円板形状のフランジ23Cおよび23Dが形成されている。フランジ23Cおよび23Dのうち、前方側のフランジ23Cが接点部23Aの近傍に位置し、後方側のフランジ23Dがケーブル接続部23Bの近傍に位置している。
内部インシュレータ24は、嵌合軸Cに沿って嵌合方向に延びる、ほぼ円柱形状のインシュレータ本体部24Aを有している。インシュレータ本体部24Aには、嵌合方向に延びる4つの接続端子収容部24Dが形成されている。それぞれの接続端子収容部24Dは、嵌合方向に沿ってインシュレータ本体部24Aの前端部24Bから後端部24Eまで延びると共に、接続端子収容部24Dの全長にわたって嵌合方向に直交する方向に開口された開口部24Fを有している。
それぞれの接続端子23は、対応する接続端子収容部24Dの開口部24Fを通して嵌合方向に直交する方向から接続端子収容部24D内に挿入され、保持されている。
また、インシュレータ本体部24Aの前端側の外周部には、実施の形態1に係るコネクタ11の3本の棒形状の嵌合ガイド部14Cを挿入するための嵌合軸Cに平行な3本の溝部24Cが形成されている。
図16に示されるように、接続端子23は、径方向に張り出す2つのフランジ23Cおよび23Dを有しているため、接点部23Aとケーブル接続部23Bの間の部分が、均一の外径ではなく、嵌合方向に沿った位置に応じて互いに異なる複数の外径を有している。この接続端子23の複数の外径に応じて、インシュレータ本体部24Aの接続端子収容部24Dも、嵌合方向に沿った位置に応じて互いに異なる複数の内径を有しているが、嵌合方向に沿った接続端子収容部24Dの全長にわたるそれぞれの位置において、接続端子23の外径よりも大きい内径を有している。すなわち、接続端子収容部24Dに収容された接続端子23は、嵌合方向に沿ったいずれの位置においても、接続端子収容部24Dの内壁から周方向に圧迫されることがないように構成されている。
例えば、接続端子23の接点部23Aと前方側のフランジ23Cの間の部分においては、図17に示されるように、接続端子収容部24Dは接続端子23の外径DA3よりも大きい内径DB3を有している。
接続端子23の前方側のフランジ23Cの位置においては、図18に示されるように、接続端子収容部24Dは接続端子23の外径DA4よりも大きい内径DB4を有している。
接続端子23の2つのフランジ23Cおよび23Dの間の部分においては、図19に示されるように、接続端子収容部24Dは接続端子23の外径DA5よりも大きい内径DB5を有している。
接続端子23の後方側のフランジ23Dの位置においては、前方側のフランジ23Cの位置と同様に、図20に示されるように、接続端子収容部24Dは接続端子23の外径DA4よりも大きい内径DB4を有している。
また、図21に示されるように、接続端子23は、嵌合方向に沿って2つのフランジ23Cおよび23Dの内側を向いた2つのフランジ端部F3およびF4を有している。すなわち、前方側のフランジ23Cの嵌合方向に沿って後方を向いた面からなるフランジ端部F3と、後方側のフランジ23Dの嵌合方向に沿って前方を向いた面からなるフランジ端部F4が、互いに嵌合方向の間隔L2を隔てて配置されている。
これに対し、インシュレータ本体部24Aの接続端子収容部24Dは、接続端子23の2つのフランジ23Cおよび23Dに対応して2つの段差部24Gを有し、これらの段差部24Gに、接続端子23の2つのフランジ端部F3およびF4にそれぞれ対応する2つの接触部S3およびS4が形成されている。嵌合方向に沿って後方を向いたフランジ端部F3に対応する接触部S3は、嵌合方向に沿って前方を向き、一方、嵌合方向に沿って前方を向いたフランジ端部F4に対応する接触部S4は、嵌合方向に沿って後方を向いている。
そして、接続端子23が接続端子収容部24D内に保持されないときに、2つの接触部S3およびS4の間における嵌合方向の間隔は、2つのフランジ端部F3およびF4の間における嵌合方向の間隔L2よりもわずかに大きい値に設定されている。
上述したように、内部インシュレータ24は、弾力性を備えた樹脂等の絶縁材料から形成されているため、接続端子23が、対応する接続端子収容部24Dの開口部24Fを通して嵌合方向に直交する方向から接続端子収容部24D内に挿入されると、2つの接触部S3およびS4の間における嵌合方向の間隔が接続端子23の2つのフランジ端部F3およびF4の間隔L2に等しくなるまで、2つの接触部S3およびS4の間に存在するインシュレータ本体部24Aの部分が嵌合方向に圧縮されて、接続端子23のフランジ端部F3およびF4の間に嵌り込む。
その結果、内部インシュレータ24の2つの接触部S3およびS4が接続端子23の2つのフランジ端部F3およびF4にそれぞれ接触し、接続端子23は、嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部24D内に保持されることとなる。このとき、上述したように、接続端子23は、嵌合方向に沿ったいずれの位置においても、接続端子収容部24Dの内壁から周方向に圧迫されることはない。このため、接続端子23を接続端子収容部24Dに容易に挿入することができる。
このようにして、4つの接続端子23を、内部インシュレータ24とは別部品を用いることなく、内部インシュレータ24のみの簡単な構造で、それぞれ、嵌合方向に圧迫された状態で対応する接続端子収容部24D内に保持することが可能となる。従って、製造コストの低減を図ることもできる。
4つの接続端子23を内部インシュレータ24に保持させることにより形成された接続端子組立体25は、図14に示したように、金属製のシェル26の内部に挿入され、さらに、シェル26が絶縁性材料からなる外部インシュレータ27内に挿入されて、外部インシュレータ27にリテーナ28が嵌め込まれることで、コネクタ21が完成する。
なお、シェル26は、4つの接続端子23をシールドするためのものであり、特にシールド機能が不要である場合には、シェル26を用いなくてもよい。
また、接続端子23の2つのフランジ23Cおよび23Dの間の部分においては、図19に示されるように、内部インシュレータ24の嵌合方向に直交する方向に開口された開口部24Fが、接続端子23の外径DA5よりもわずかに小さい開口幅W2を有し、これにより、内部インシュレータ24に接続端子抜け止め部24Hが形成されている。
このような接続端子抜け止め部24Hが形成されているので、例えば、接続端子収容部24D内に収容されている接続端子23にケーブル22を介して外力が作用しても、接続端子23が接続端子収容部24Dから抜けることが防止される。
また、接続端子抜け止め部24Hは、接続端子収容部24Dの全長にわたって形成されているのではなく、接続端子収容部24Dに対し嵌合方向に沿って部分的に形成されている。すなわち、接続端子23の接点部23Aと前方側のフランジ23Cの間の部分および2つのフランジ23Cおよび23Dの位置では、図17、図18および図20に示されるように、開口部24Fが、接続端子23の外径よりもわずかに大きい開口幅を有している。従って、接続端子抜け止め部24Hの存在により、接続端子収容部24Dに接続端子23を挿入しにくくなることが抑制されている。
なお、接続端子抜け止め部24Hは、接続端子23の2つのフランジ23Cおよび23Dの間の部分はなく、例えば、接続端子23の接点部23Aと前方側のフランジ23Cの間の部分等に形成されていてもよい。
また、内部インシュレータ24の2つの接触部S3およびS4と接続端子23の2つのフランジ端部F3およびF4との間の圧迫により、接続端子23の抜け止めが十分になされている場合には、必ずしも接続端子抜け止め部24Hを形成する必要はない。
さらに、接続端子23が嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部24D内に保持されることにより、接続端子23の嵌合方向の位置が決まるので、接続端子23の有効接触長を確保しやすくなる。
なお、接続端子23の個数は4つに限るものではなく、1つ以上の接続端子23を有していればよい。
実施の形態3
上述した実施の形態1のコネクタ11は、接続端子13の2つのフランジ13Cおよび13Dの内側を向いた2つのフランジ端部F1およびF2が、内部インシュレータ14の接続端子収容部14Dに形成されている2つの接触部S1およびS2に接触する構成を有しているが、これに限るものではない。
図22に示される実施の形態3のコネクタ31においては、接続端子33の2つのフランジ33Cおよび33Dの外側を向いた面からなる2つのフランジ端部F5およびF6が、内部インシュレータ34の接続端子収容部34Dに形成されている2つの接触部S5およびS6に接触するように構成されている。なお、コネクタ31のその他の構成は、実施の形態1のコネクタ11と同様である。
嵌合方向に沿って前方を向いたフランジ端部F5に対応する接触部S5は、嵌合方向に沿って後方を向き、一方、嵌合方向に沿って後方を向いたフランジ端部F6に対応する接触部S6は、嵌合方向に沿って前方を向いている。
そして、接続端子33が接続端子収容部34D内に保持されないときに、2つの接触部S5およびS6の間における嵌合方向の間隔は、2つのフランジ端部F5およびF6の間における嵌合方向の間隔L3よりもわずかに小さい値に設定されている。
接続端子33が、対応する接続端子収容部34Dの開口部34Fを通して嵌合方向に直交する方向から接続端子収容部34D内に挿入されると、2つの接触部S5およびS6の間における嵌合方向の間隔が接続端子33の2つのフランジ端部F5およびF6の間隔L3に等しくなるまで、内部インシュレータ34が嵌合方向に圧迫されて、接続端子33のフランジ33Cおよび33Dが接触部S5およびS6の間に嵌り込む。
その結果、内部インシュレータ34の2つの接触部S5およびS6が接続端子33の2つのフランジ端部F5およびF6にそれぞれ接触し、接続端子33は、嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部34D内に保持されることとなる。
実施の形態3のコネクタ31においても、実施の形態1のコネクタ11と同様に、接続端子33は、嵌合方向に沿ったいずれの位置においても、接続端子収容部34Dの内壁から周方向に圧迫されることはないように構成されている。このため、接続端子33を接続端子収容部34Dに容易に挿入し、内部インシュレータ34とは別部品を用いることなく、接続端子33を嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部34D内に保持することが可能となる。従って、製造コストの低減を図ることもできる。
さらに、接続端子33が嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部34D内に保持されるので、接続端子33の有効接触長を確保しやすくなる。
なお、同様にして、実施の形態2のコネクタ21に対しても、接続端子23の2つのフランジ23Cおよび23Dの外側を向いた2つのフランジ端部が、内部インシュレータ24の接続端子収容部24Dに形成されている2つの接触部に接触するように構成することができる。
実施の形態4
上述した実施の形態3のコネクタ31は、接続端子33の2つのフランジ33Cおよび33Dの外側を向いた2つのフランジ端部F5およびF6が、内部インシュレータ34の接続端子収容部34Dに形成されている2つの接触部S5およびS6に接触する構成を有しているが、これに限るものではない。
図23に示される実施の形態4のコネクタ41においては、接続端子43が1つの円柱形状のフランジ43Cを有し、このフランジ43Cの外側を向いた面からなる2つのフランジ端部F7およびF8が、内部インシュレータ44の接続端子収容部44Dに形成されている2つの接触部S7およびS8に接触するように構成されている。なお、コネクタ41のその他の構成は、実施の形態3のコネクタ31と同様である。
嵌合方向に沿って前方を向いたフランジ端部F7に対応する接触部S7は、嵌合方向に沿って後方を向き、一方、嵌合方向に沿って後方を向いたフランジ端部F8に対応する接触部S8は、嵌合方向に沿って前方を向いている。
そして、接続端子43が接続端子収容部44D内に保持されないときに、2つの接触部S7およびS8の間における嵌合方向の間隔は、2つのフランジ端部F7およびF8の間における嵌合方向の間隔L4よりもわずかに小さい値に設定されている。
このような構成としても、実施の形態3のコネクタ31と同様に、接続端子43を接続端子収容部44Dに容易に挿入し、内部インシュレータ44とは別部品を用いることなく、接続端子43を嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部44D内に保持することが可能となる。従って、製造コストの低減を図ることもできる。
さらに、接続端子43が嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部44D内に保持されるので、接続端子43の有効接触長を確保しやすくなる。
なお、図24に示されるコネクタ51のように、メスコネクタに対しても、接続端子53の1つのフランジ53Cの外側を向いた面からなる2つのフランジ端部F9およびF10が、内部インシュレータ54の接続端子収容部54Dに形成されている2つの接触部S9およびS10に接触するように構成することができる。
接続端子53が接続端子収容部54D内に保持されないときに、2つの接触部S9およびS10の間における嵌合方向の間隔は、2つのフランジ端部F9およびF10の間における嵌合方向の間隔L5よりもわずかに小さい値に設定されている。
このような構成としても、接続端子53を接続端子収容部54Dに容易に挿入し、内部インシュレータ54とは別部品を用いることなく、接続端子53を嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部54D内に保持することが可能となる。従って、製造コストの低減を図ることもできる。
さらに、接続端子53が嵌合方向に圧迫された状態で接続端子収容部54D内に保持されるので、接続端子53の有効接触長を確保しやすくなる。
1 内部ハウジング、2 キャビティ、3 接続端子、4 外部カバー、11,21,31,41,51 コネクタ、12,22 ケーブル、12A,22A 信号線、13,23,33,43,53 接続端子、13A,23A 接点部、13B,23B ケーブル接続部、13C,13D,23C,23D,33C,33D,43C,53C フランジ、14,24,34,44,54 内部インシュレータ(ハウジング)、14A,24A インシュレータ本体部、14B,24B 前端部、14C 嵌合ガイド部、14D,24D,34D,44D,54D 接続端子収容部、14E,24E 後端部、14F,24F,34F 開口部、14G,24G 段差部、14H,24H 接続端子抜け止め部、15,25 接続端子組立体、16,26 シェル、17,27 外部インシュレータ、18,28 リテーナ、24C 溝部、C 嵌合軸、DA1〜DA5 外径、DB1〜DB5 内径、F1〜F10 フランジ端部、S1〜S10 接触部、L1〜L5 間隔、W1,W2 開口幅。

Claims (5)

  1. 嵌合方向に延びる接続端子と、
    前記接続端子を収容するための前記嵌合方向に延びる接続端子収容部が形成されたハウジングと
    を備え、
    前記接続端子は、径方向に張り出し且つ互いに前記嵌合方向に間隔を隔てて配置された2つのフランジを有すると共に前記2つのフランジの前記嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部を有し、
    前記接続端子収容部は、前記嵌合方向に沿った前記接続端子収容部の全長にわたるそれぞれの位置において前記接続端子の外径よりも大きい内径を有し且つ前記接続端子収容部の全長にわたって前記嵌合方向に直交する方向に開口された開口部を有し、
    前記ハウジングは、前記接続端子収容部内に形成され且つ前記接続端子の前記2つのフランジ端部にそれぞれ接触する2つの接触部を有し、
    前記2つのフランジ端部は、前記嵌合方向に沿って前記2つのフランジの内側を向いた2つの面からなり、
    前記2つの接触部の間における前記嵌合方向の間隔は、前記接続端子が前記接続端子収容部内に保持されないときに、前記2つのフランジ端部の間における前記嵌合方向の間隔よりも大きく、
    前記接続端子は、前記2つのフランジ端部が前記ハウジングの前記2つの接触部に接触することにより前記嵌合方向に圧迫された状態で前記接続端子収容部内に保持されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 嵌合方向に延びる接続端子と、
    前記接続端子を収容するための前記嵌合方向に延びる接続端子収容部が形成されたハウジングと
    を備え、
    前記接続端子は、径方向に張り出し且つ互いに前記嵌合方向に間隔を隔てて配置された2つのフランジを有すると共に前記2つのフランジの前記嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部を有し、
    前記接続端子収容部は、前記嵌合方向に沿った前記接続端子収容部の全長にわたるそれぞれの位置において前記接続端子の外径よりも大きい内径を有し且つ前記接続端子収容部の全長にわたって前記嵌合方向に直交する方向に開口された開口部を有し、
    前記ハウジングは、前記接続端子収容部内に形成され且つ前記接続端子の前記2つのフランジ端部にそれぞれ接触する2つの接触部を有し、
    前記2つのフランジ端部は、前記嵌合方向に沿って前記2つのフランジの外側を向いた2つの面からなり、
    前記2つの接触部の間における前記嵌合方向の間隔は、前記接続端子が前記接続端子収容部内に保持されないときに、前記2つのフランジ端部の間における前記嵌合方向の間隔よりも小さく、
    前記接続端子は、前記2つのフランジ端部が前記ハウジングの前記2つの接触部に接触することにより前記嵌合方向に圧迫された状態で前記接続端子収容部内に保持されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 嵌合方向に延びる接続端子と、
    前記接続端子を収容するための前記嵌合方向に延びる接続端子収容部が形成されたハウジングと
    を備え、
    前記接続端子は、径方向に張り出す1つのフランジを有すると共に前記フランジの前記嵌合方向に沿って互いに反対方向を向いた2つのフランジ端部を有し、
    前記接続端子収容部は、前記嵌合方向に沿った前記接続端子収容部の全長にわたるそれぞれの位置において前記接続端子の外径よりも大きい内径を有し且つ前記接続端子収容部の全長にわたって前記嵌合方向に直交する方向に開口された開口部を有し、
    前記ハウジングは、前記接続端子収容部内に形成され且つ前記接続端子の前記2つのフランジ端部にそれぞれ接触する2つの接触部を有し、
    前記2つの接触部の間における前記嵌合方向の間隔は、前記接続端子が前記接続端子収容部内に保持されないときに、前記2つのフランジ端部の間における前記嵌合方向の間隔よりも小さく、
    前記接続端子は、前記2つのフランジ端部が前記ハウジングの前記2つの接触部に接触することにより前記嵌合方向に圧迫された状態で前記接続端子収容部内に保持されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 前記ハウジングは、前記2つの接触部が形成された2つの段差部を前記接続端子収容部内に有する請求項1〜のいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングは、前記接続端子収容部に対し前記嵌合方向に沿って部分的に形成され且つ前記嵌合方向に垂直な面内における前記開口部の開口幅が前記接続端子の外径よりも小さい値に設定された接続端子抜け止め部を有する請求項1〜のいずれか一項に記載のコネクタ。
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