JP6747880B2 - アンテナ基板およびアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、平面導体が設けられた誘電体基板を含むアンテナ基板およびアンテナ装置に関する。
例えば携帯電話等の携帯電子機器は、他の電子機器との通信のためのアンテナ装置を有している。アンテナ装置は、放射導体層を有するアンテナ基板と、放射導体層と電気的に接続された給電部とを含んでいる。アンテナ基板は、例えばセラミック焼結体から成る誘電体層を含んでいる。放射導体層は、例えば誘電体層の表面に形成されており、電子部品に電気的に接続されている。
また、このようなアンテナ基板において、接地導体層を有する基体の上面に誘電体層を設け、この誘電体層の上面等に放射導体層を設けことによって、平面方向に放射される電波の強度を高める技術が提案されている。(例えば特許文献1を参照)。
国際公開第2012/165336号 特開昭62−179677号公報 特開2005−94440号公報
アンテナ基板およびこれを含むアンテナ装置においては、送信用の放射導体層と受信用の放射導体層との間のアイソレーションを高めることが求められている。これに対しては、例えば送信用の放射導体層(送信アンテナ)と受信用の放射導体層(受信アンテナ)とを電波の偏波面が互いに90°になるように配置すること、およびそれぞれの放射導体層の電界に対して直交するように導体壁を設けることが考えられる(例えば特許文献2および3を参照)。しかしながら、この場合には、導体壁が平面導体の電界に直交しているため、平面導体から導体壁に向かう方向の電波が制約される傾向がある。そのため、放射特性が指向性を持ったものになりやすい傾向がある。放射特性に指向性があると、平面方向における携帯電子機器と電子機器との通信方向の自由度(つまりは使いやすさ等)を高めることが難しい。
本発明の1つの態様のアンテナ基板は、互いに直交し合う第1側面および第2側面を有する第1誘電体層と、互いに直交し合う第3側面および第4側面を有し、前記第3側面が第1側面とつながるとともに、前記第4側面が前記第2側面とつながるようにして前記第1誘電体層上に配置されており、前記第3側面および前記第4側面のそれぞれと平行な内側側面が前記第1誘電体層上に位置する第2誘電体層と、前記第1誘電体層の上面または内部に設けられた接地導体層と、前記接地導体層上に位置する前記第2誘電体層の上面または内部に、前記第3側面および前記第4側面のそれぞれに沿って配置された一対の平面導体と、前記一対の平面導体のそれぞれに、前記第3側面と前記第4側面とが接し合う前記第2誘電体層の角部から離れる方向に偏った位置で接続されたビア導体と、前記角部において前記第2誘電体層を厚み方向に貫通して前記接地導体層に接続するとともに、前記第3側面および前記第4側面のいずれに対しても斜めである導体壁とを有しており、前記導体壁は、前記第2誘電体層の幅方向に延びる連続した壁状である。
本発明の1つの態様のアンテナ装置は、上記構成のアンテナ基板と、前記ビア導体と電気的に接続された給電部とを有している。
本発明の1つの態様のアンテナ基板によれば、上記構成であることから、送信用または受信用の平面導体としての一対の平面導体について、それぞれの電界の方向が互いに直交し合うとともに、その電界同士の間に導体壁が存在しているため、互いのアイソレーションを効果的に高くすることができる。
また、この導体壁が第2誘電体層の第3側面および第4側面に対して斜めであるため、導体壁が平面導体の電界に直交しないため、平面導体から導体壁に向かう方向の電波に対する制約が効果的に低減されて、放射特性が無指向性に近くなる。放射特性が無指向性に近いため、平面方向における携帯電子機器と電子機器との通信方向の自由度(つまりは使いやすさ等)を高めることができる。
本発明の1つの態様のアンテナ装置によれば、上記構成のアンテナ基板を含んでいることから、水平方向への効果的な電界の放射が可能であるとともに送受信間のアイソレーション特性の向上について有効であり、無指向性の特性向上についても有利なアンテナ装置を提供することができる。
(a)は本発明の実施形態のアンテナ基板およびアンテナ装置を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A線における断面図であり、(c)は(a)のB−B線における断面図である。 本発明の実施形態のアンテナ基板およびアンテナ装置を示す斜視図である。 図1(a)の要部を拡大して模式的に示す平面図である。 (a)は本実施形態のアンテナ装置における送信側の水平方向のアンテナ利得特性を示し、(b)は受信側の水平方向のアンテナ利得特性を示す。 (a)は比較例のアンテナ装置における送信側の水平方向のアンテナ利得特性を示し、(b)は受信側の水平方向のアンテナ利得特性を示す。 図2に示すアンテナ基板およびアンテナ装置の変形例を示す斜視図である。 (a)および(b)はそれぞれ図2に示すアンテナ基板およびアンテナ装置の他の変形例を示す斜視図である。
本発明の実施形態のアンテナ基板およびアンテナ装置を、添付の図面を参照して説明する。なお、以下の説明における上下の区別は説明上の便宜的なものであり、実際にアンテナ基板およびアンテナ装置が使用されるときの上下を限定するものではない。また、添付の各図について、断面図ではないものでも、識別しやすくするためにハッチングを施す場合がある。
以下に説明するアンテナ基板およびアンテナ装置は、例えば携帯電話(スマートフォンを含む)またはタブレットPC(tablet personal computer)等の板状(薄い直方体状等)の携帯電子機器に実装されて用いられる。アンテナ基板を含むアンテナ装置によって、携帯電子機器同士または携帯電子機器と他の電子機器との間の信号の送受に必要な電界の送信および受信が行なわれる。
図1(a)は本発明の実施形態のアンテナ基板10およびアンテナ装置20を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B線における断面図である。また、図2は、本発明の実施形態のアンテナ基板10
およびアンテナ装置20を示す斜視図である。また、図3は図1(a)の要部を拡大して示す平面図である。図1(a)では見やすくするために電子部品を省略して、その位置を破線で示している。図2では誘電体層の内部に位置する部位の一部を透視して破線で示している。図3は、実施形態のアンテナ基板10等における効果を模式的に説明するための模式図でもある。
実施形態のアンテナ基板10およびアンテナ装置20について、特に横方向(携帯電子機器の厚みと直交する一方向)C(C1、C2、C3)での電界の送受に関して説明する。この横方向Cは、電界の送信および受信方向であり、互いに逆向きの2つの方向を含んでいる。アンテナ基板10から離れる向きの矢印が送信方向を示し、アンテナ基板10に向かう矢印が受信方向を示している。
本実施形態のアンテナ基板10は、平面視で矩形状等の第1誘電体層1と、第1誘電体層1上に配置された平面視でL字型状等の第2誘電体層2と、第1誘電体層1の上面1uまたは内部(図1の例では上面1u)に設けられた接地導体層3と、接地導体層3上に位置する第2誘電体層2の上面または内部(図1の例では上面)に配置された一対の平面導体4a、4bと、一対の平面導体4a、4bのそれぞれに接続されたビア導体5a、5bと、一対の平面導体4a、4bの間で第2誘電体層2内に設けられた導体壁6とを有している。
第1誘電体層1は、例えば図1および図2に示すような平板状であり、互いに直交し合うそれぞれ平面状の第1側面1aおよび第2側面1bを有している。また、第2誘電体層2は、互いに直交し合う第3側面2aおよび第4側面2bを有しており、第3側面2aが第1側面1aとつながるとともに第4側面2bが第2側面1bとつながるように配置されている。また、第2誘電体層2は、上記のように配置したときに、第3側面2aおよび第4側面2bのそれぞれと平行な内側側面2cが第1誘電体層1上に位置するような形状および寸法である。ビア導体5a、5bは、第3側面2aと第4側面2bとが接し合う第2誘電体層2の角部から離れる方向に偏った位置で、それぞれ平面導体4a、4bに接続されている。また、導体壁6は、この角部において第2誘電体層2に設けられており、第3側面2aおよび第4側面2bのいずれに対しても斜めに接している。言い換えれば、導体壁6は、上から見た(透視した)ときに、その外辺(符号なし)が第3側面2aおよび第4側面2bのいずれに対しても直交しないように設けられている。
なお、本実施の形態において、互いに直交し合う第1側面1aおよび第2側面1bを有する第1誘電体層1は、例えば平面視において正方形状等の矩形状である。また、互いに直交し合う第2側面1bおよび第3側面2aを有するとともに、矩形状の第1誘電体層1上に位置する内側側面1cを有する第2誘電体層2は、例えば平面視においてL字型状である。
第2誘電体層2は、平面視において第1誘電体層1よりも小さい細長い長方形状2つの矩形状誘電体層2A、2BがL字型に組み合わされたものとみなすこともできる。一方の矩形状誘電体層2Aの上面に平面導体4aが配置され、他方の矩形状誘電体層2Bの上面に平面導体4bが配置されている。図1〜図3等において、2つの矩形状誘電体層2A、2B間の仮想の境界線を、第2誘電体層2の上面に仮想線(二点鎖線)で示している。
第1側面1aと第3側面2aとは互いに上下に(いわゆる面一に)つながって1つの平面を構成している。この平面のうち特に第3側面2aの部分が横方向C(C1およびC2)で送受される電界の通過面になる。同様に、第2側面1bと第4側面2bとが互いに上下に(面一に)つながって1つの平面を構成し、この平面のうち特に第4側面2bの部分が横方向C(C2およびC3)で送受される電界の通過面になる。詳細については後述す
るが、実施形態のアンテナ基板10においては、上記のように広い範囲での電界の送受が容易であり、無指向性の向上に関して有効である。
第1誘電体層1と第2誘電体層2とは、例えば互いに一体化した積層体であり、1つの誘電体基板(誘電体基板としては符号なし)を形成している。この誘電体基板は、一対の平面導体4a、4bを互いに電気的に絶縁させた状態で保持する基体として機能する。また、この誘電体基板は、後述する電子部品11の搭載用基体、および平面導体4a(4b)と電子部品11との電気的な接続のための導電路を保持する電気絶縁性の基体等としても機能する。
なお、第1誘電体層1および第2誘電体層2は、上記の条件を満たすものであれば矩形状またはL字型状に限定されない。例えば、第1誘電体層1のうち第2誘電体層2が設けられていない角部または側面が平面視で円弧状または曲線状でもよい。また、第1誘電体層1のうち第2誘電体層2が設けられていない部分の上面が三角形状でもよい。また、第2誘電体層2のうち第3側面2a、第4側面2bおよび内側側面2c以外の側面が湾曲していても構わない。ただし、第1誘電体層1a上に後述する電子部品11の搭載スペースを有効に確保すること、第1誘電体層1上への第2誘電体層2の配置の容易さ、およびアンテナ基板10としての生産性ならびに経済性(製造コスト)等を考慮すれば、第1誘電体層1が平面視において矩形状であり、第2誘電体層2が、平面視において第1誘電体層1よりも小さい2つの矩形状誘電体層2A、2BがL字型に組み合わされた形状であることが好ましい。
接地導体層3は、後述する一対の平面導体4a、4bのそれぞれとの間で電界を生じさせるための部分である。一対の平面導体4a、4bのそれぞれに電子部品11または外部から信号が伝送され、この信号に応じて、接地導体層3と、その上に配置された平面導体4a(4b)との間で電界が生じ、外部への電界の送信または外部からの電界の受信が行なわれる。
一対の平面導体4a、4bは、上記のような電界の送受を直接に行なう導体であり、それぞれ送信アンテナおよび受信アンテナ(アンテナとしては符号なし)として機能する。送信および受信間のアイソレーションのため、一対の平面導体4a、4bは上記のように第2誘電体層2において互いに離れて(つまり矩形状誘電体層2A、2Bに分かれて)配置されている。
なお、以下の説明においては、便宜的に、一対の平面導体4a、4bのうち1つの平面導体4aを送信用のものとし、他の平面導体4bを受信用のものとして説明し、単に平面導体4a(または4b)という場合がある。
また、一対のビア導体5a、5bは、一対の平面導体4a、4bそれぞれを給電部(後述)と電気的に接続する機能を有している。ビア導体5a、5bは平面導体4a、4bのそれぞれに、第2誘電体層2の角部から互いに離れる方向に偏った位置で接続している。言い換えれば、ビア導体5a(5b)は、平面導体4a(4b)の中央部から互いに離れ合う方向の端部分に位置している。平面導体4a、4bのそれぞれの中央部は、例えば長方形である矩形状誘電体層2A、2Bそれぞれの上面における対角線同士の交点およびその付近である。
一対のビア導体5a、5bは、一対の平面導体4a、4bのそれぞれにおいて給電部として機能する。アンテナ基板10に対して配置される給電部は、例えば、一対のビア導体5a、5bと、これらのビア導体5a、5bとそれぞれに電気的に接続される電子部品11によって形成される。電子部品11は、例えば半導体集積回路素子であり、一対のビア導体5
a、5bを介して一対の平面導体4a、4bと電気的に接続される。
本実施形態では、電子部品11は、第1誘電体層1の上面1uに搭載され、この上面1uから一対の平面導体4a、4bのそれぞれにかけて配置された配線導体7と電気的に接続されている。図2では、電子部品11が搭載される方向をかぎ型の矢印で示し、上面1uのうち電子部品11が搭載される領域を仮想線(二点鎖線)で示している。配線導体7によって、電子部品11と一対の平面導体4a、4bのそれぞれとが互いに電気的に接続されてアンテナ装置20が形成されている。この場合には、ビア導体5a、5bのそれぞれの平面導体4a、4b内に位置する端部が、実際に給電部(給電部としては符号なし)として機能する。
なお、配線導体7は、第1誘電体層1の上面1uにおいて、接地導体層3との間に設けられた所定幅のスペース(符号なし)によって接地導体層3と電気的に絶縁されている。また、配線導体7は、その一部が第1誘電体層1の下面等の、誘電体基板の外表面に電気的に導出されていてもよい。図1に示す例では、配線導体7のうち第1誘電体層1の下面に配置された部分が外部接続用のパッド(パッドとしては符号なし)になっている。このパッドが外部電気回路(図示せず)と電気的に接続されて、電子部品11と外部電気回路とが互いに電気的に接続される。
電子部品11の配線導体7に対する接続は、例えば電子部品11の下面に配置された電極(図示せず)を配線導体7の所定部位に対向させて、導電性接続材12を介してこれらの電極と配線導体7とを接合させることによって行なうことができる。導電性接続材12としては、例えば、はんだバンプ等の金属バンプおよびボンディングワイヤ等を挙げることができる。
このようなアンテナ装置20の場合、例えば図3に示すように、送信用の平面導体4aに給電部としてのビア導体5aの端部から平面導体4aに信号が伝送され、この信号に応じて平面導体4aと接地導体層3の間に電界(X方向)が生じ、上記の方向C1〜C3に電波が放射される。また、受信用の平面導体4bについては、この逆に、外部のC1〜C3方向から受信した信号に応じて平面導体4bと接地導体層3との間に電界(Y方向)が生じ、この電界によって生じた信号が給電部としてのビア導体5bから電子部品11に伝送される。
なお、このような電界の送信または受信の機能を可能とするために、一対の平面導体4a、4bは接地導体層3上に配置されている。一対の平面導体4a、4bと接地導体層3との間に介在している第2誘電体層2の一部は、一対の平面導体4a、4bと接地導体層3との間に効果的に電界を生成させる機能も有している。
導体壁6は、第2誘電体層2の角部Kに、第3側面2aおよび第4側面2bに対して斜めになるように配置されている。導体壁6が第3側面2aおよび第4側面2bに対して斜めであるということは、例えば、図3に示すように、平面視において、導体壁6と第3側面2aとのなす角θ1および導体壁6と第4側面2bとのなす角θ2がいずれも90度未満であることを意味し、特に50度以下であることを意味する。第2誘電体層2の角部Kとは、L字型状の第2誘電体層2のうち折れ曲がった部分の内側の端と外側の端とを結ぶ線状(帯状の部分)であり、図3で仮想線(二点鎖線)で示した部分である。
本実施形態のアンテナ基板10によれば、上記構成であることから平面導体4a、4bそれぞれの電界の方向が互いに直交し合うとともに、その電界同士の間に導体壁6が存在しているため、互いのアイソレーションを効果的に高くすることができる。
また、この導体壁6が第2誘電体層2の第3側面2aおよび第4側面2bに対して斜めであるため、導体壁6が平面導体4a、4bの電界に直交しない。そのため、それぞれの平面導体4a、4bから導体壁6に向かう方向の電波に対して制約が効果的に低減される。したがって、放射特性が無指向性に近くなる。つまり、横方向としてのCの方向が、C1〜C3を含む広い範囲になる。放射特性が無指向性に近いため、平面方向(C)における携帯電子機器と電子機器との通信方向の自由度(つまりは使いやすさ等)を高めることができる。
したがって、送受信間のアイソレーション特性が効果的に高められているとともに、無指向性の向上についても有効なアンテナ装置20の製作が容易なアンテナ基板10を提供することができる。
また、実施形態のアンテナ装置20によれば、上記構成のアンテナ基板10を含んでいることから、水平方向への効果的な電界の放射が可能であるとともに送受信間のアイソレーション特性の向上について有効であり、無指向性の特性向上についても有利なアンテナ装置を提供することができる。
なお、導体壁6は、X方向またはY方向の電界を導く機能を有する電磁的な壁(障壁)を形成するものであればよく、必ずしも連続した壁状の導体である必要はない。例えば、図1〜図3に示す例では、第2誘電体層2を厚み方向に貫通する複数の貫通導体6Aによって導体壁6が構成されている。複数の貫通導体6Aは、第2誘電体層2の角部Kに沿って、第2誘電体層2の幅方向に配列されている。これらの配列された貫通導体6Aによって電磁的な障壁としての導体壁6が構成されている。
このような複数の貫通導体6Aで導体壁6を構成させる場合には、貫通導体6A同士の間の隣接間隔が、送受信される電界の波長の1/4以下程度に設定されていればよい。
この例のように、導体壁6が、第2誘電体層2を厚み方向に貫通するとともに、第2誘電体層2の角部Kに配列された複数の貫通導体6Aからなる場合には、後述するように、例えばビア導体5a、5bと同時に導体壁6を形成することができるため、アンテナ基板10の生産性の向上等に対して有効である。
第1誘電体層1および第2誘電体層2は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体またはガラスセラミック焼結体等のセラミック焼結体によって形成されている。また、第1誘電体層1および第2誘電体層2は、エポキシ樹脂等の有機樹脂材料、または有機樹脂材料を含む複合材料等で形成されているものでもよい。
第1誘電体層1および第2誘電体層2は、例えばともに酸化アルミニウム質焼結体からなる場合であれば、次のようにして製作することができる。すなわち、まず酸化アルミニウムおよび酸化ケイ素等の原料粉末を適当な有機バインダおよび有機溶剤とともにシート状に成形してシート状の複数のセラミックグリーンシートを作製する。次に、これらのセラミックグリーンシートを第1誘電体層1または第2誘電体層2の矩形状またはL字型状等の所定の形状および寸法に合わせて切断して複数のシートを作製する。その後、これらのシートを所定の位置関係で積層して積層体を作製し、この積層体を1300〜1600℃の温度で焼成することによって、第1誘電体層1および第2誘電体層2を一体的に製作することができる。
また、第1誘電体層1および第2誘電体層2が有機樹脂材料からなる場合であれば、未硬化のエポキシ樹脂等の原料を金型等で所定の形状に成形するとともに加熱硬化させるこ
とによって、第1誘電体層1および第2誘電体層2を製作することができる。
また、第1誘電体層1および第2誘電体層2(誘電体基板)は、このような誘電体基板となる多数の基板領域が母基板に縦横の並びに配列されてなる多数個取りの形態で製作されたものでもよい。
このときに、例えば図1および図2に示す例のように、第1誘電体層1が平面視において矩形状であり、第2誘電体層2が、平面視で第1誘電体層1よりも小さい2つの矩形状誘電体層2A、2BからなるL字型状のものであれば、第1誘電体層1および第2誘電体層2の製作が容易であり、アンテナ基板10およびアンテナ装置20としての生産性および経済性等の点で有利である。
また、第1誘電体層1が平面視において矩形状であり、第2誘電体層2が平面視で上記のようなL字型状であるときに、第1誘電体層1の第1側面1aと第2誘電体層2の第3側面2aとについては、互いに同じ長さであれば、第1側面1aと第3側面2aとを面一につながった面とすることが容易であり、また、上記多数個取りの形態等での生産性の点でも有利である。
接地導体層3、一対の平面導体4a、4b、一対のビア導体5a、5b、導体壁6および配線導体7といった導体部分(導体部分としては符号なし)は、例えば、タングステン、モリブデン、マンガン、銅、銀、パラジウム、金、白金、ニッケルまたはコバルト等の金属材料によって形成されている。また、上記導体部分はこれらの金属材料を含む合金材料等によって形成されているものでもよい。このような金属材料等は、メタライズ層等の金属層として第1誘電体層1の内部に設けられている。
上記の導体部分は、例えばタングステンのメタライズ層である場合には、タングステンの粉末を有機溶剤および有機バインダと混合して作製した金属ペーストを第1誘電体層1となるセラミックグリーンシートの所定位置にスクリーン印刷法等の方法で印刷した後に、これらを同時焼成する方法で形成することができる。
また、上記の導体部分のうち一対のビア導体5a、5b、導体壁6および配線導体7のうち第1誘電体層1内を厚み方向に延びている部分は、あらかじめ第1誘電体層1となるセラミックグリーンシートにレーザ加工等の方法で孔を設けておき、この孔内にタングステン等の金属ペーストを充填した後に焼成する方法で形成することができる。
本実施形態におけるアンテナ装置20および比較例におけるアンテナ装置(図示せず)の放射電波の強度に関するシミュレーション結果について図4(a)、(b)および図5(a)、(b)を参照して説明する。
図4(a)に示す例は本実施形態のアンテナ装置20における送信側の水平方向のアンテナ利得特性であり、図4(b)に示す例はアンテナ装置20における受信側の水平方向のアンテナ利得特性である(なお、水平方向0°はX軸正方向、90°(度)はY軸正方向を示している)。一方、図5(a)、(b)に示す例は、比較例のアンテナ装置(図示せず)における送信側および受信側の水平方向のアンテナ利得特性である。比較例では、導体壁と第3側面とのなす角(θ1に相当)および導体壁と第4側面とのなす角(θ2に相当)がいずれも0°であり、これ以外は実施形態のアンテナ装置20と同様の構成とした。
図4(a)において、本実施形態の送信側のアンテナ利得は、最大値が0.9dBi、最
小値が−12.4dBiであり、最大値と最小値の差は13.3dBである。この値が小さい程、無指向性に近いということになる。また、図4(b)において、受信側のアンテナ利得は
、最大値が0.7dBi、最小値が−11.6dBiであり、最大値と最小値の差は12.3dBで
ある。
一方、 図5(a)において、比較例の送信側のアンテナ利得は、最大値が2.3dBi、最小値が−20.6dBiであり、最大値と最小値の差は22.9dBである。この値が大きいほど、放射特性が指向性を持っていることを示しており、図5(a)の比較例は、図4(a)よりも指向性をもっている。また、図5(b)において、受信側のアンテナ利得は、最大値が2.0dBi、最小値が−17.5dBiであり、最大値と最小値の差は19.5dBで
ある。受信側についても、図4(b)の本実施形態よりも大きい値であり、放射特性が指向性を持っている。つまり、比較例では、導体壁と第3側面とのなす角(θ1)および導体壁と第4側面とのなす角(θ2)がいずれも0°であり、導体壁が平面導体の電界に直交しているため、平面導体から導体壁に向かう方向の電波が制約され、放射特性が指向性を持ったものになっている。
以上のシミュレーション結果のように、本実施形態では、導体壁6が第2誘電体層2の第3側面2aおよび第4側面2bに対して斜めであるため、導体壁6が平面導体4a、4bの電界に直交しない。そのため、平面導体4a、4bからそれぞれ導体壁6に向かう方向の電波に対する制約が効果的に低減されて、放射特性が無指向性に近くなる。放射特性が無指向性に近いため、平面方向における携帯電子機器と電子機器との通信方向の自由度(つまりは使いやすさ等)を高めることができる。
なお、本実施形態のアンテナ基板10およびアンテナ装置20について、平面視における第2誘電体層2の第3側面2aおよび第4側面2bのぞれぞれと導体壁6とのなす角θ1、θ2は、例えば約40〜50度程度に設定される。これらの角θ1、θ2がそれぞれ40〜50度の範囲であれば、平面視において第2誘電体層2の第3側面2aおよび第4側面2bのそれぞれと導体壁6とが直交し合う場合に比べて電界の送信および受信の方向Cを効果的に広くして、電界送受の無指向性を効果的に高めることができる。また、これらの角θ1、θ2が40度未満であるような場合(導体壁6と第3側面2aまたは第4側面2bとが互いに平行に近くなる場合)に比べて、効果的に電界を導体壁6の方向に導くこともできる。
この場合、導体壁6が、第3側面2aおよび第4側面2bに対して互いに同じ角度で斜めになっていれば、すなわち上記の角θ1、θ2がともに約45度程度であれば、X方向およびY方向における電界の誘導および外部との間で送受される電界(電波)の方向Cの範囲を広げること(無指向性を高めること)が効果的に行なえる。したがって、導体壁6は、第3側面2aおよび第4側面2bに対して互いに同じ角度で斜めになるように設定されることが、アンテナ基板10およびアンテナ装置20における無指向性の向上の点では有利である。
なお、一対の平面導体4a、4bのそれぞれと導体壁6の間の距離は、例えば互いに同じ程度の距離に設定されていればよい。このような場合には、アンテナ基板10およびアンテナ装置20としての特性(無指向性等)の向上、および平面導体4a、4bの配置の位置決めを含む設計の容易さ等の点で有利である。
例えば、送受される電界の周波数が60GHz程度であり、誘電体基板が酸化アルミニウム質焼結体からなる場合であれば、平面導体4a、4bのそれぞれと導体壁6との間の平面視における距離は、ともに波長の1/4(1.25mm)以上に設定されていればよい。このときには平面導体4a、4bと導体壁6との間に電界が生じにくく、無指向性を高めることを効果的に行なわせることができる。
図6は図2に示すアンテナ基板10およびアンテナ装置20の変形例を示す斜視図である。
図6において図1〜図3と同様の部位には同様の符号を付している。図6に示す例では、第2誘電体層2の角部Kにおいて第2誘電体層2の幅方向に延びるように設けられた壁状の導体6Bによって導体壁6が構成されている。
壁状の導体6Bは、例えば第2誘電体層2の角部に設けられた溝状の部分(符号なし)に、貫通導体6Aと同様の金属材料が充填されて形成されている。このような溝状の部分は、例えば、第2誘電体層2となるセラミックグリーンシートに機械的な加工またはレーザ加工を施して部分的に除去することで形成することができる。この溝状の部分に、貫通導体6Aを形成するのと同様の金属ペーストを充填し、その後これらを同時焼成すれば、壁状の導体6Bで構成される導体壁6を形成することができる。
導体壁6が壁状の導体6Bで構成される場合にも、導体壁6としての電界を導く効果を有効に得ることができる。また、例えば前述したような複数の貫通導体6A同士の隣接間隔等の設定が不要であるため、アンテナ基板10としての設計等が容易である。
図7(a)および図7(b)はそれぞれ図2に示すアンテナ基板10およびアンテナ装置20の他の変形例を示す斜視図である。図7において図1〜図3と同様の部位には同様の符号を付している。図7に示す例は、導体壁6の幅が第2誘電体層2の角部における内側から外側に向かって広くなっている例である。このような導体壁6によって、例えば送信側用の平面導体4aと受信用の平面導体4bとで送信または受信のアンテナ利得(無指向性)等の特性をより細かく調整することもできる。
図7(a)に示す例では、第2誘電体層2の角部Kにおいて第2誘電体層2の幅方向に、2列に配列された貫通導体6Aで導体壁6が構成されている。送信用の平面導体4a側に配列された貫通導体6Aで主として送信の特性を調整することができ、受信用の平面導体4b側に配列された貫通導体6Aで主として受信の特性を調整することができる。
この場合、複数の貫通導体6Aを形成する手間は上記実施形態のような1列の貫通導体6Aのときと同じ程度であるため、アンテナ基板10およびアンテナ装置20としての生産性の点でも良好である。
図7(b)に示す例では、第2誘電体層2の角部Kにおいて第2誘電体層2の幅方向に延びる平面視において三角形状である壁状の導体6Cで導体壁6が構成されている。この壁状の導体6Cは、平面視で3つの頂点が、第2誘電体層2の内側側面2c、第3側面2aおよび第4側面2bにそれぞれ位置している。
図7(b)に示す例でも、平面視で三角形状である壁状の導体6C(導体壁6)の各頂点における内角(第3側面2aおよび第4側面2bのそれぞれと導体壁6とのなす角θ1、θ2)を調整することによって、送信または受信のアンテナ利得(無指向性)等の特性をより細かく調整することもできる。
例えば、導体壁6(壁状の導体6C)のうち平面導体4a側の側面の傾き(θ1)で主として送信の特性を調整することができ、受信用の平面導体4b側の側面の傾き(θ2)で主として受信の特性を調整することができる。
平面視で三角形状である壁状の導体6Cを形成する手間は、上記変形例のような壁状の導体6Cのときと同じ程度であるため、アンテナ基板10およびアンテナ装置20としての生産性の点でも良好である。
なお。本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲
内であれば種々の変更は可能である。
例えば、接地導体層3が第1誘電体層1の内部に、上記実施形態の例と同様のパターンで設けられていてもよい。また、一対の平面導体4a、4bが第2誘電体層2の内部に、上記実施形態の例と同様のパターンで設けられていてもよい。
また、第1誘電体層1および第2誘電体層2は、実施形態の説明で一部述べたように矩形状に限られず、アンテナ基板10としての横方向C(C1〜C3)における送受信の特性、送受信間のアイソレーション特性に影響のない範囲であれば、種々の形状とすることができる。また、接地導体層3等についても、上記の特性等の条件の範囲内で、種々のパターンとすることができる。
例えば、第1誘電体層1について、その角部分の一部が円弧状に成形(いわゆる面取り)されて欠け等が抑制できるようにされていてもよく、また、外辺の一部にくぼみが設けられて外部電気回路との位置合わせ等に利用できるようにされていてもよい。また、第1誘電体層1の上面1uが、接地導体層3が設けられていない領域を有し、この領域に配線導体7の一部が配置されていてもよい。これらの配線導体7は、例えば容量素子等のいわゆる受動部品(図示せず)の接続用パッド等として用いることができる。
また、平面導体4a、4b、ビア導体5a、5bおよび配線導体7といった導体部分の露出する表面が、ニッケルおよび金等のめっき層(図示せず)で被覆されていてもよい。めっき層によって、導体部分の酸化の抑制および配線導体7に対する導電性接続材12の接続性等の特性の向上といった効果を得ることもできる。
1・・・第1誘電体層
1a・・・第1側面
1b・・・第2側面
1u・・・(第1誘電体層の)上面
2・・・第2誘電体層
2a・・・第3側面
2b・・・第4側面
2A、2B・・・矩形状誘電体層
3・・・接地導体層
4a、4b・・・平面導体
5a、5b・・・ビア導体
6・・・導体壁
6A・・・貫通導体
6B・・・壁状の導体
6C・・・壁状の導体(他の例)
7・・・配線導体
10・・・アンテナ基板
11・・・電子部品
12・・・導電性接続材
20・・・アンテナ装置
C・・・電界の送受方向
K・・・第2誘電体層の角部

Claims (5)

  1. 互いに直交し合う第1側面および第2側面を有する第1誘電体層と、
    互いに直交し合う第3側面および第4側面を有し、前記第3側面が第1側面とつながるとともに、前記第4側面が前記第2側面とつながるようにして前記第1誘電体層上に配置されており、前記第3側面および前記第4側面のそれぞれと平行な内側側面が前記第1誘電体層上に位置する第2誘電体層と、
    前記第1誘電体層の上面または内部に設けられた接地導体層と、
    前記接地導体層上に位置する前記第2誘電体層の上面または内部に、前記第3側面および前記第4側面のそれぞれに沿って配置された一対の平面導体と、
    前記一対の平面導体のそれぞれに、前記第3側面と前記第4側面とが接し合う前記第2誘電体層の角部から離れる方向に偏った位置で接続されたビア導体と、
    前記角部において前記第2誘電体層を厚み方向に貫通して前記接地導体層に接続するとともに、前記第3側面および前記第4側面のいずれに対しても斜めである導体壁とを備え、前記導体壁は、前記第2誘電体層の幅方向に延びる連続した壁状であるアンテナ基板。
  2. 互いに直交し合う第1側面および第2側面を有する第1誘電体層と、
    互いに直交し合う第3側面および第4側面を有し、前記第3側面が第1側面とつながるとともに、前記第4側面が前記第2側面とつながるようにして前記第1誘電体層上に配置されており、前記第3側面および前記第4側面のそれぞれと平行な内側側面が前記第1誘電体層上に位置する第2誘電体層と、
    前記第1誘電体層の上面または内部に設けられた接地導体層と、
    前記接地導体層上に位置する前記第2誘電体層の上面または内部に、前記第3側面および前記第4側面のそれぞれに沿って配置された一対の平面導体と、
    前記一対の平面導体のそれぞれに、前記第3側面と前記第4側面とが接し合う前記第2誘電体層の角部から離れる方向に偏った位置で接続されたビア導体と、
    前記角部において前記第2誘電体層を厚み方向に貫通して前記接地導体層に接続するとともに、前記第3側面および前記第4側面のいずれに対しても斜めである導体壁とを備え、前記導体壁は、前記第2誘電体層の幅方向に配列された複数の貫通導体からなるアンテナ基板。
  3. 前記第1誘電体層が平面視において矩形状であり、
    前記第2誘電体層が、平面視において前記第1誘電体層よりも小さい2つの矩形状誘電体層がL字型に組み合わされた形状である請求項1または請求項2に記載のアンテナ基板。
  4. 前記導体壁が、前記第3側面および前記第4側面に対して互いに同じ角度で斜めになっている請求項1または請求項2に記載のアンテナ基板。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のアンテナ基板と、
    前記平面導体に電気的に接続された給電部とを備えるアンテナ装置。
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