JP6747857B2 - アキュムレータ及びそれを備えた車両用空気調和装置 - Google Patents
アキュムレータ及びそれを備えた車両用空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6747857B2 JP6747857B2 JP2016090595A JP2016090595A JP6747857B2 JP 6747857 B2 JP6747857 B2 JP 6747857B2 JP 2016090595 A JP2016090595 A JP 2016090595A JP 2016090595 A JP2016090595 A JP 2016090595A JP 6747857 B2 JP6747857 B2 JP 6747857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- tank
- air
- liquid
- desiccant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
コントローラ32により(オートモード)或いは空調操作部53へのマニュアル操作(マニュアルモード)により暖房モードが選択されると、コントローラ32は電磁弁21(暖房用)を開放し、電磁弁17(冷房用)を閉じる。また、電磁弁30(リヒート用)を開放し、電磁弁40(バイパス用)を閉じる。
次に、除湿暖房モードでは、コントローラ32は電磁弁17を開放し、電磁弁21を閉じる。また、電磁弁30を閉じ、電磁弁40を開放すると共に、室外膨張弁6の弁開度は全閉とする。そして、圧縮機2、及び、各送風機15、27を運転し、エアミックスダンパ28は図1に破線で示す如く、室内送風機27から吹き出されて吸熱器9を経た空気流通路3内の全ての空気が補助ヒータ23及び放熱器4に通風される状態とする。
次に、除湿冷房モードでは、コントローラ32は電磁弁17を開放し、電磁弁21を閉じる。また、電磁弁30を開放し、電磁弁40を閉じる。そして、圧縮機2、及び、各送風機15、27を運転し、エアミックスダンパ28は図1に破線で示す如く、室内送風機27から吹き出されて吸熱器9を経た空気流通路3内の全ての空気が補助ヒータ23及び放熱器4に通風される状態とする。これにより、圧縮機2から吐出された高温高圧のガス冷媒は電磁弁30を経て冷媒配管13Gから放熱器4に流入する。放熱器4には空気流通路3内の空気が通風されるので、空気流通路3内の空気は放熱器4内の高温冷媒により加熱され、一方、放熱器4内の冷媒は空気に熱を奪われて冷却され、凝縮液化していく。
次に、冷房モードでは、コントローラ32は上記除湿冷房モードの状態において室外膨張弁6の弁開度を全開とする。尚、コントローラ32はエアミックスダンパ28を制御し、図1に実線で示す如く、室内送風機27から吹き出されて吸熱器9を通過した後の空気流通路3内の空気が、補助ヒータ23及び放熱器4に通風される割合を調整する。また、コントローラ32は補助ヒータ23に通電しない。
次に、最大冷房モードとしてのMAX冷房モードでは、コントローラ32は電磁弁17を開放し、電磁弁21を閉じる。また、電磁弁30を閉じ、電磁弁40を開放すると共に、室外膨張弁6の弁開度は全閉とする。そして、圧縮機2、及び、各送風機15、27を運転し、エアミックスダンパ28は図3に示す如く補助ヒータ23及び放熱器4に空気流通路3内の空気が通風されない状態とする。但し、多少通風されても支障はない。また、コントローラ32は補助ヒータ23に通電しない。
空気流通路3内を流通される空気は上記各運転モードにおいて吸熱器9からの冷却や放熱器4(及び補助ヒータ23)からの加熱作用(エアミックスダンパ28で調整)を受けて吹出口29から車室内に吹き出される。コントローラ32は外気温度センサ33が検出する外気温度Tam、内気温度センサ37が検出する車室内の温度、前記ブロワ電圧、日射センサ51が検出する日射量等と、空調操作部53にて設定された車室内の目標車室内温度(設定温度)とに基づいて目標吹出温度TAOを算出し、各運転モードを切り換えて吹出口29から吹き出される空気の温度をこの目標吹出温度TAOに制御する。
次に、図4及び図5を参照しながら、前述した本発明のアキュムレータ12の構造について説明する。各図はアキュムレータ12の概略断面図を示している。アキュムレータ12は冷媒配管13C(本発明の入口配管)を経て流入する気液混合冷媒を、液冷媒(液相冷媒)とガス冷媒(気相冷媒)とを分離するための所謂気液分離器である。このアキュムレータ12は、上下方向に所定寸法を有し、内部に所定容量を有するタンク57と、このタンク57内の上部に配置され、タンク57の上壁及び側壁から離間して設けられた邪魔板58と、タンク57の上壁から内部に進入し、邪魔板58を貫通して一旦タンク57内の底部まで降下した後に上昇し、上昇した先端が邪魔板58の下側で間隔を存して開口する出口配管61と、タンク57内に設けられた乾燥剤63とから構成されており、この出口配管61の先端をガス冷媒吸込口64としている。
2 圧縮機
3 空気流通路
4 放熱器(室内熱交換器)
6 室外膨張弁
7 室外熱交換器
8 室内膨張弁
9 吸熱器(室内熱交換器)
12 アキュムレータ
13C 冷媒配管(入口配管)
57 タンク
58 邪魔板
61 出口配管
62 オイル戻し孔
63 乾燥剤
64 ガス冷媒吸込口
66 乾燥剤粒子
68 結束バンド
R 冷媒回路
Claims (5)
- 圧縮機に吸い込まれる冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離するためのアキュムレータにおいて、
液冷媒を内部に貯留するタンクと、
該タンク内にて開口するガス冷媒吸込口を有し、該ガス冷媒吸込口から流入したガス冷媒を前記圧縮機の冷媒吸込側に流出させる出口配管と、
前記タンク内において上下方向に配置され、冷媒中の水分を除去する乾燥剤とを備え、
前記出口配管は、設計上の最高液面位置Lmaxよりも高い位置にて開口するガス冷媒吸込口を有し、
前記乾燥剤の上部は、前記出口配管の前記ガス冷媒吸込口より上方に位置しており、前記乾燥剤の下部は、前記タンク内の液冷媒の設計上の最低液面位置Lminよりも下方に位置していることを特徴とするアキュムレータ。 - 前記乾燥剤は、前記出口配管に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のアキュムレータ。
- 前記タンク内にて開口し、冷媒を当該タンク内に流入させる入口配管を備え、
前記乾燥剤は、前記入口配管から前記タンク内に流入した液冷媒の落下経路を避けた位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアキュムレータ。 - 前記タンク内において前記入口配管の開口の下側に配置され、少なくとも一部が前記タンクの側壁から離間して設けられた邪魔板を備え、
前記入口配管から前記タンク内に流入した液冷媒は、前記邪魔板と前記タンクの側壁との間から落下すると共に、
前記乾燥剤は、前記邪魔板と前記タンクの底壁との間に挟まれたかたちで配置されていることを特徴とする請求項3に記載のアキュムレータ。 - 冷媒を圧縮する前記圧縮機と、
車室内に供給する空気が流通する空気流通路と、
該空気流通路から前記車室内に供給する空気と冷媒を熱交換させる室内熱交換器と、
前記車室外に設けられた室外熱交換器と、
前記圧縮機の冷媒吸込側に接続された請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載のアキュムレータを備え、前記車室内を空調することを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016090595A JP6747857B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | アキュムレータ及びそれを備えた車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016090595A JP6747857B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | アキュムレータ及びそれを備えた車両用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017198404A JP2017198404A (ja) | 2017-11-02 |
JP6747857B2 true JP6747857B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=60237687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016090595A Active JP6747857B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | アキュムレータ及びそれを備えた車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6747857B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3936793A4 (en) * | 2019-03-05 | 2022-11-16 | Fujikoki Corporation | CONTAINER FOR REFRIGERANT |
CN112013581A (zh) * | 2019-05-30 | 2020-12-01 | 株式会社不二工机 | 储液器及其组装方法 |
CN112013580A (zh) * | 2019-05-30 | 2020-12-01 | 株式会社不二工机 | 储液器及其组装方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4042220B2 (ja) * | 1997-09-24 | 2008-02-06 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
JP5849909B2 (ja) * | 2012-09-07 | 2016-02-03 | 株式会社デンソー | アキュムレータ |
JP6199590B2 (ja) * | 2013-04-08 | 2017-09-20 | 株式会社不二工機 | アキュムレータ |
JP6507057B2 (ja) * | 2015-07-24 | 2019-04-24 | 株式会社不二工機 | アキュームレータ |
-
2016
- 2016-04-28 JP JP2016090595A patent/JP6747857B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017198404A (ja) | 2017-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6738157B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
CN110505968B (zh) | 车辆用空气调和装置 | |
CN111615464B (zh) | 车用空调装置 | |
JP6710061B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP6680600B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
WO2020066719A1 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
CN109070692B (zh) | 车辆用空气调节装置 | |
JP6692659B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
WO2018047599A1 (ja) | ヒートポンプサイクル、それを備えた車両用空気調和装置、及び、冷凍サイクル | |
JP6723077B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP6747857B2 (ja) | アキュムレータ及びそれを備えた車両用空気調和装置 | |
CN109070693B (zh) | 车辆用空气调节装置 | |
JP6738156B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP6692723B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
WO2017150735A1 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
KR101474819B1 (ko) | 차량용 히트 펌프 시스템 | |
WO2018079122A1 (ja) | 車両用空気調和装置及びその製造方法 | |
WO2021192760A1 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP6754214B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
WO2020262125A1 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JP6948179B2 (ja) | 車両用空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6747857 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |