JP6747435B2 - 送信制御装置、送信制御方法、受信制御装置及び受信制御方法 - Google Patents

送信制御装置、送信制御方法、受信制御装置及び受信制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、送信制御装置、送信制御方法、受信制御装置及び受信制御方法に関する。
近年、無線LANに関する様々な技術が普及している。例えば、無線LANの技術として、送信側通信装置から複数のデータをシーケンシャルに連続して送信した後、受信側通信装置からまとめて受領確認を返送するブロックアクノレッジメント(以下、「ブロックACK」とも言う。)というプロトコルが利用される。例えば、ブロック確認応答中に、最も新しく送信された送信シーケンス指標に関連付けられた確認応答を実施する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−125035号公報
しかし、送信側通信装置から送信される複数のデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する処理を行うことが可能な技術が提供されることが望まれる。
本開示によれば、シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御する通信制御部と、前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成するデータ生成部と、を備え、前記通信制御部は、前記番号情報の前記受信装置への送信を制御する、送信制御装置が提供される。
本開示によれば、シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御することと、前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成することと、を含み、前記番号情報の前記受信装置への送信を制御することを含む、送信制御方法が提供される。
本開示によれば、シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータのうち1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報の送信装置からの受信を制御する通信制御部と、前記番号情報を取得するデータ取得部と、を備える、受信制御装置が提供される。
本開示によれば、シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータのうち1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報の送信装置からの受信を制御することと、前記番号情報を取得することと、を含む、受信制御方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、送信側通信装置から送信される複数のデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する処理を行うことが可能な技術が提供される。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の各実施形態に共通の通信システムの構成例を示す図である。 通信装置の構成例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る送信動作のシーケンスを説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。 一般的なアグリゲートデータフレームのフォーマット構成例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係るフラッシュフレームのフォーマット構成例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る送信動作のシーケンスを説明するための図である。 本開示の第2の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。 本開示の第2の実施形態に係るビーコン信号のフォーマット構成例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係るフラッシュ情報の構成例を示す図である。 本開示のフラッシュ情報が付加されたヘッダ構成例を示す図である。 送信側通信装置に係る動作のフローチャートを示す図である。 受信側通信装置に係る動作のフローチャートを示す図である。 スマートフォンの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 カーナビゲーション装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 無線アクセスポイントの概略的な構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットまたは数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
また、以下の順序で説明を行う。
1.課題の説明
2.各実施形態に共通の構成
3.第1の実施形態
4.第2の実施形態
5.応用例
6.まとめ
<1.課題の説明>
近年、無線LANに関する様々な技術が普及している。例えば、無線LANの技術として、送信側通信装置から複数のデータをシーケンシャルに連続して送信した後、受信側通信装置からまとめて受領確認を返送するブロックACKというプロトコルが利用される。かかるプロトコルにおいては、ブロックACKの要求フレームにアクノレッジを要求する開始データフレームのシーケンス番号が記載されており、受信側通信装置では、この開始シーケンス番号から受領のあったデータフレームのシーケンス番号をビットマップ形式として返送する。
かかるプロトコルにおいて、例えば、ユニキャスト通信が行われる場合には、宛先となる通信装置ごとにシーケンス番号が管理され、そのシーケンス番号はデータフレーム及びマネジメントフレームが送信されるたびに1つ加算される仕組みが規定されている。一方、マルチキャスト通信が行わる場合には、マルチキャスト通信ごとにシーケンス番号空間を用意せず、複数のマルチキャスト通信のために1つのシーケンス番号空間を併用する実装が可能となっている。一例として、ブロック確認応答中に、最も新しく送信された送信シーケンス指標に関連付けられた確認応答を実施する手法が開示されている(例えば、特開2011−125035号公報)。
しかし、複数のマルチキャスト通信に1つのシーケンス番号空間が併用されてしまうと、それぞれのマルチキャストフレームに付与されるシーケンス番号は、歯抜けの値となってしまう。そのため、本来であれば、あるマルチキャストフレームの伝送が終了しているにも関わらず、別のマルチキャストフレームが存在するために、受信側通信装置のバッファをフラッシュできない。これによって、自己の受信すべきフレームの受信が完了しているにも関わらず、自己が受信する必要のないフレームの到着を待ち続けるという状況も生じ得る。ここで、フラッシュとは、たとえば、バッファ内のデータを開放あるいは上位レイヤに受け渡す処理をさす。
また、送信側通信装置からデータが連続して送信されている間に、例えば、ビーコン信号などのマネジメントフレームの送信が行われると、マルチキャスト通信用のシーケンス番号をマネジメントフレームにも併用している場合には、シーケンス番号に不連続が発生し得る。上記文献に開示されているような、送信シーケンス指標に関連付けられた確認応答を実施する手法では、ブロック確認応答の要求ごとに送信シーケンス番号(TSN)が加算されるため、ブロック確認応答の内部のシーケンス番号単位でデータをフラッシュするために利用され得ない。
<2.各実施形態に共通の構成>
本開示の実施形態においては、かかる課題を解決するための手法を主に提案する。まず、本開示の各実施形態について説明する前に、本開示の各実施形態に共通の構成について説明する。図1は、本開示の各実施形態に共通の通信システムの構成例を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、通信装置10−1〜10−4を備え、通信装置10−1〜10−4によって無線ネットワークを構成する。図1に示した例では、通信システム1が4台の通信装置10を備えているが、通信システム1が備える通信装置10の台数は特に限定されない。
また、通信装置10−1〜10−4それぞれが有する機能は限定されない。例えば、通信装置10−4がアクセスポイントとして機能してもよい。その場合、通信装置10−1〜10−3は、通信装置10−4をアクセスポイントとして利用しながら、そのアクセスポイント(通信装置10−4)の配下で無線通信を実施することが可能であってよい。あるいは、アクセスポイントは特に存在しなくてもよい。
図1に示すように、例えば、通信装置10−1は、通信装置10−2及び通信装置10−4との間で通信可能である。通信装置10−2は、通信装置10−1、通信装置10−3及び通信装置10−4との間で通信可能である。通信装置10−3は、通信装置10−2及び通信装置10−4との間で通信可能である。通信装置10−4は、通信装置10−1、通信装置10−2及び通信装置10−3との間で通信可能である。
このとき、上記したように、通信装置10−4がアクセスポイントとして機能する場合などにおいては、通信装置10−4から通信装置10−1及び通信装置10−2に第1のマルチキャストデータを送信することが可能である。また、通信装置10−4から通信装置10−2及び通信装置10−3に第2のマルチキャストデータを送信することが可能である。さらに、通信装置10−4から通信装置10−1及び通信装置10−3に第3のマルチキャストデータを送信することが可能である。
通信装置10−1〜10−4それぞれは、送信側通信装置(あるいは、送信制御装置)として機能することも可能であり、受信側通信装置(あるいは、受信制御装置)として機能することも可能である。続いて、通信装置10の構成例について説明する。図2は、通信装置10の構成例を示す図である。ここでは便宜上、アクセスポイントとなる通信装置10−4と他の通信装置10−1〜10−3とを同じ構成として説明するが、例えば、通信装置10−4がアクセスポイントとして機能する場合、通信装置10−4は、有線網を介してインターネットに接続されていてもよい。
図2に示すように、通信装置10は、インタフェース部201と、送信バッファ部202と、バッファ管理部(記憶制御部)203と、送信データフレーム構築部204と、無線信号送信処理部(通信制御部)205と、マルチキャスト送信シーケンス管理部206と、フラッシュフレーム構築部(データ生成部)207とを備える。フラッシュフレームについては後に説明する。
また、通信装置10は、アクセス制御部208と、アンテナ制御部209と、アンテナエレメント210A、210Bとを備える。また、通信装置10は、無線信号受信処理部(通信制御部)211と、受信データフレーム抽出部(データ取得部)212と、受信バッファ部213と、フラッシュフレーム抽出部214と、マルチキャスト受信シーケンス管理部215とを備える。
インタフェース部201は、ユーザからの情報入力を行う入力部や、ユーザへの情報出力を行う出力部を含む。送信バッファ部202は、他の通信装置に送信されるデータを格納する。バッファ管理部203は、バッファとして配置されている内部メモリ空間の利用状況の管理を行う。送信データフレーム構築部204は、所定の無線伝送データフレームフォーマットを有する送信データを構築する。無線信号送信処理部205は、送信されるデータフレームをベースバンド信号から高周波信号に変換する。
マルチキャスト送信シーケンス管理部206は、マルチキャスト通信のために通信シーケンスを管理する。フラッシュフレーム構築部207は、マルチキャスト通信のフラッシュフレームを構築する。アクセス制御部208は、所定の無線通信プロトコルに準拠して無線伝送路上の通信のアクセスを制御する。アンテナ制御部209は、信号を無線伝送路上に送信し、無線伝送路上から信号を受信するアンテナを制御する。アンテナエレメント210A、210Bは、複数のアンテナエレメントとして信号を送信あるいは受信する。
無線信号受信処理部211は、アンテナを介して受け取った高周波信号からベースバンド信号に変換する。受信データフレーム抽出部212は、ベースバンド信号から所定のデータフレームとしてデータを抽出する。受信バッファ部213は、受信したユーザデータをインタフェース部に出力可能な所定の単位のデータが収集されるまで一時的に格納する。フラッシュフレーム抽出部214は、受信したベースバンド信号から本開示に係るフラッシュフレームを抽出する。マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、マルチキャスト通信の受信シーケンスを管理する。
<3.第1の実施形態>
続いて、本開示の第1の実施形態について説明する。図3は、本開示の第1の実施形態に係る送信動作のシーケンスを説明するための図である。図3に示すように、通信システム1において、マルチキャスト通信MA、MB、MCの3つのフローが行われている。そして、マルチキャスト通信MAとして、マルチキャストデータMA#1〜MA#4が送信バッファに格納され、マルチキャスト通信MBとして、マルチキャストデータMB#1〜MB#2が送信バッファに格納され、マルチキャスト通信MCとして、マルチキャストデータMC#1〜MC#2が送信バッファに格納されている。
送信側通信装置において、マルチキャスト送信シーケンス管理部206が、これらのマルチキャストデータにマルチキャスト用のシーケンス番号を付加し、無線信号送信処理部205が、当該マルチキャストデータの送信を制御する。まず、送信側通信装置は、マルチキャストデータMA#1にシーケンス番号SN:1を付加して送信し、マルチキャストデータMB#1にシーケンス番号SN:2を付加して送信し、マルチキャストデータMC#1にシーケンス番号SN:3を付加して送信する。このように、送信されるマルチキャストデータごとに個別のシーケンス番号が付加されるが、マルチキャスト通信のフローごとに不連続な値となってしまう。
さらに、送信側通信装置は、マルチキャストデータMA#2にシーケンス番号SN:4を付加して送信し、マルチキャストデータMA#3にシーケンス番号SN:5を付加して送信し、マルチキャストデータMB#2にシーケンス番号SN:6を付加して送信し、マルチキャストデータMA#4にシーケンス番号SN:7を付加して送信し、マルチキャストデータMC#2にシーケンス番号SN:8を付加して送信する。
ここで、送信側通信装置において、例えば、送信バッファに格納されていたマルチキャストデータの送信が終了したことを契機として、無線信号送信処理部205は、本開示によるフラッシュフレームの送信を制御する。フラッシュフレームは、これらのマルチキャストデータのうち受信側通信装置における1または複数の処理対象データを示す情報(番号情報)であり、1または複数の処理対象データそれぞれに含まれるシーケンス番号を示す。
無線信号送信処理部205は、フラッシュフレームのマルチキャスト通信による送信を制御してよい。また、フラッシュフレームは、マルチキャスト通信のフローごとに定義されてよい。例えば、図3に示すように、送信側通信装置において、フラッシュフレーム構築部207は、マルチキャスト通信MAのフラッシュフレーム:Flash A、マルチキャスト通信MBのフラッシュフレーム:Flash B、マルチキャスト通信MCのフラッシュフレーム:Flash Cを生成する。
そして、これらのフラッシュフレームもマルチキャスト送信の対象となる場合、フラッシュフレームに所定のシーケンス番号が付加されなくても良いが、マネジメントフレームの一種として所定のシーケンス番号が付加されて送られても良い。具体的に、図3に示すように、Flash Aには、シーケンス番号SN:9が付加され、Flash Bには、シーケンス番号SN:10が付加され、Flash Cには、シーケンス番号SN:10が付加される。そして、無線信号送信処理部205は、これらのフラッシュフレームの送信を制御する。
かかる送信側通信装置の構成によれば、送信側通信装置から送信される複数のマルチキャストデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する所定の処理を行うことが可能となる。
なお、図3に示した例では、送信側通信装置から受信側通信装置に送信される複数のデータフレームそれぞれが独立して記載されている。しかし、送信側通信装置において、複数のデータフレームに対して必要に応じてアグリゲーション処理を実施し、複数のデータフレームを1つの物理層(PHY)バーストとして組み合わせて、受信側通信装置に送信してもよい。
図4は、本開示の第1の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。図4には、マルチキャスト通信MAを行っている受信側通信装置の受信動作を示しており、送信側通信装置から非連続なシーケンス番号が付されて送られてきたマルチキャストデータから、処理対象のマルチキャストデータのみを抽出して、データを再構築する動作を示している。まず、マルチキャスト通信によって受信されたマルチキャストデータは、受信バッファ部213に格納される。
例えば、図4に示したように、受信側通信装置において、無線信号受信処理部211は、マルチキャスト通信MAに係るマルチキャストデータMA−1〜MA−4の受信を制御し、バッファ管理部203は、受信データフレーム抽出部212にて抽出した受信データから、受信すべきマルチキャストデータMA−1〜MA−4を受信バッファ部213に格納する。マルチキャスト通信が終了した後、受信側通信装置において、無線信号受信処理部211は、送信側通信装置から送信されたフラッシュフレームの受信を制御する。
図4に示したように、受信側通信装置においてフラッシュフレーム:Flash Aを受信した場合を想定する。マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、このフラッシュフレームを取得し、このフラッシュフレームによって示されるシーケンス番号SN:1、SN:4、SN:5、SN:7が付されたマルチキャストデータMA−1〜MA−4を処理対象のマルチキャストデータとして特定することが可能である。
かかる受信側通信装置の構成によれば、送信側通信装置から送信される複数のマルチキャストデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する所定の処理を行うことが可能となる。また、受信側通信装置においては、特定した処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4に対して所定の処理を行うことが可能である。
所定の処理は限定されない。例えば、受信側通信装置において、マルチキャスト受信シーケンス管理部215が、フラッシュフレームを参照して処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4が受信されたか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4が受信されたと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4を受信バッファ部213から上位層のアプリケーション(インタフェース部201)に受け渡してよい。
また、例えば、バッファ管理部203は、処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4が受信されたと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4を受信バッファ部213からフラッシュしてよい。
また、マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、フラッシュフレームを参照して処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4の受信が所定の期間内に完了したか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、所定の期間経過後も処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4の受信が完了しないと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−4のうち、受信済みの処理対象データを受信バッファ部213からフラッシュしてもよい。
図5は、本開示の第1の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。図5には、マルチキャスト通信MBを行っている受信側通信装置の受信動作を示しており、送信側通信装置から非連続なシーケンス番号が付されて送られてきたマルチキャストデータから、処理対象のマルチキャストデータのみを抽出して、データを再構築する動作を示している。まず、マルチキャスト通信によって受信されたマルチキャストデータは、受信バッファ部213に格納される。
例えば、図5に示したように、受信側通信装置において、無線信号受信処理部211は、マルチキャスト通信MBに係るマルチキャストデータMB−1〜MB−2の受信を制御し、バッファ管理部203は、受信データフレーム抽出部212にて抽出した受信データから、受信すべきマルチキャストデータMB−1〜MB−2を受信バッファ部213に格納する。マルチキャスト通信が終了した後、受信側通信装置において、無線信号受信処理部211は、送信側通信装置から送信されたフラッシュフレームの受信を制御する。
図5に示したように、受信側通信装置においてフラッシュフレーム:Flash Bを受信した場合を想定する。マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、このフラッシュフレームを取得し、このフラッシュフレームによって示されるシーケンス番号SN:2、SN:6が付されたマルチキャストデータMB−1〜MB−2を処理対象のマルチキャストデータとして特定することが可能である。
かかる受信側通信装置の構成によれば、送信側通信装置から送信される複数のマルチキャストデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する所定の処理を行うことが可能となる。また、受信側通信装置においては、特定した処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2に対して所定の処理を行うことが可能である。
所定の処理は限定されない。例えば、受信側通信装置において、マルチキャスト受信シーケンス管理部215が、フラッシュフレームを参照して処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2が受信されたか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2が受信されたと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2を受信バッファ部213から上位層のアプリケーション(インタフェース部201)に受け渡してよい。
また、例えば、バッファ管理部203は、処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2が受信されたと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2を受信バッファ部213からフラッシュしてよい。
また、マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、フラッシュフレームを参照して処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2の受信が所定の期間内に完了したか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、所定の期間経過後も処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2の受信が完了しないと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMB−1〜MB−2のうち、受信済みの処理対象データを受信バッファ部213からフラッシュしてもよい。
図6は、本開示の第1の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。図6には、マルチキャスト通信MCを行っている受信側通信装置の受信動作を示しており、送信側通信装置から非連続なシーケンス番号が付されて送られてきたマルチキャストデータから、処理対象のマルチキャストデータのみを抽出して、データを再構築する動作を示している。まず、マルチキャスト通信によって受信されたマルチキャストデータは、受信バッファ部213に格納される。
例えば、図6に示したように、受信側通信装置において、無線信号受信処理部211は、マルチキャスト通信MCに係るマルチキャストデータMC−1〜MC−2の受信を制御し、バッファ管理部203は、受信データフレーム抽出部212にて抽出した受信データから、受信すべきマルチキャストデータMC−1〜MC−2を受信バッファ部213に格納する。マルチキャスト通信が終了した後、受信側通信装置において、無線信号受信処理部211は、送信側通信装置から送信されたフラッシュフレームの受信を制御する。
図6に示したように、受信側通信装置においてフラッシュフレーム:Flash Cを受信した場合を想定する。マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、このフラッシュフレームを取得し、このフラッシュフレームによって示されるシーケンス番号SN:3、SN:8が付されたマルチキャストデータMC−1〜MC−2を処理対象のマルチキャストデータとして特定することが可能である。
かかる受信側通信装置の構成によれば、送信側通信装置から送信される複数のマルチキャストデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する所定の処理を行うことが可能となる。また、受信側通信装置においては、特定した処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2に対して所定の処理を行うことが可能である。
所定の処理は限定されない。例えば、受信側通信装置において、マルチキャスト受信シーケンス管理部215が、フラッシュフレームを参照して処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2が受信されたか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2が受信されたと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2を受信バッファ部213から上位層のアプリケーション(インタフェース部201)に受け渡してよい。
また、例えば、バッファ管理部203は、処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MB−Cが受信されたと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2を受信バッファ部213からフラッシュしてよい。
また、マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、フラッシュフレームを参照して処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2の受信が所定の期間内に完了したか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、所定の期間経過後も処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2の受信が完了しないと判断された場合、処理対象のマルチキャストデータMC−1〜MC−2のうち、受信済みの処理対象データを受信バッファ部213からフラッシュしてもよい。
図4〜図6には、1つのフローのフラッシュフレームが受信される場合を示したが、フローごとのフラッシュフレームが受信される場合も想定される。かかる場合には、マルチキャスト受信シーケンス管理部215が、当該フローごとのフラッシュフレームを参照して、すべてのフローに係る1または複数の処理対象データが受信されたか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、すべてのフローに係る1または複数の処理対象データが受信されたと判断された場合、すべてのフローに係る1または複数の処理対象を受信バッファ部213からフラッシュしてよい。
マルチキャスト受信シーケンス管理部215が、当該フローごとのフラッシュフレームを参照して、一部のフローに係る1または複数の処理対象データが受信されたか否かを判断してよい。そして、バッファ管理部203は、一部のフローに係る1または複数の処理対象データが受信されたと判断された場合、当該一部のフローに係る1または複数の処理対象データを受信バッファ部213からフラッシュし、残りのフローに係る1または複数の処理対象データを受信バッファ部213からフラッシュしなくてよい。
図7は、一般的なアグリゲートデータフレームのフォーマット構成例を示す図である。図7に示した例では、1つの物理層バースト(PHYバースト)として、複数のユーザデータであるMAC Protocol Data Unit(MPDU)がアグリゲートされたMPDU(A−MPDU)サブブレームとして構成されている。A−MPDUサブフレームは、MPDUデリミタ、MPDU及びパディングを有している。
各MPDUは、MACヘッダ、フレームボディ及びフレームチェックシーケンス(FCS)を有し、MACヘッダのシーケンスコントロール部分に、フラグメント番号とシーケンス番号が格納される。つまり、1つのMPDUに含まれる1つのユーザデータに1つのシーケンス番号が付加されて伝送される。
図8は、本開示の第1の実施形態に係るフラッシュフレームのフォーマット構成例を示す図である。このフラッシュフレームは、1つのMPDUとして扱われるマネジメントフレームとして送信され、MACヘッダにフラッシュコントロールフィールドがペイロードボディとして構成され、これにフレームチェックシーケンス(FCS)が付加されている。このフラッシュコントロールフィールドは、各種の制御情報からなるコントロールパラメータ、フローを識別するためのフローID、フラッシュするシーケンス番号の開始を示すスタートシーケンス番号、スタートシーケンス番号から開始される所定の番号を示すシーケンス番号ビットマップなどを含む。
以上において本開示の第1の実施形態を説明した。本開示の第1の実施形態によれば、未達のマルチキャストデータが存在していても、そのシーケンス番号を特定することが可能である。このとき、受信側通信装置は、必要に応じてブロックアクノレッジを送信側通信装置に返送し、再送されるデータを受け取ってもよい。
また、上記では、送信バッファ部202に格納されていた一連のデータ送信が終了したことを契機としてフラッシュフレームを送信する例を示した。しかし、フラッシュフレーム送信の契機は特に限定されない。例えば、フラッシュフレーム送信の契機は、所定のデータ送信を行ったことであってもよいし、最初のマルチキャストデータを送信してから所定の時間が経過したことであってもよい。
さらに、上記では、通信装置10−1〜10−4のうち、送信側通信装置として機能する通信装置の動作と受信側通信装置として機能する通信装置の動作とを個別に説明した。しかし、通信装置10−1〜10−4それぞれには、送信側通信装置及び受信側通信装置の双方の機能が搭載されていてもよいし、いずれか一方のみの機能が搭載されていてもよい。
<4.第2の実施形態>
続いて、本開示の第2の実施形態について説明する。図9は、本開示の第2の実施形態に係る送信動作のシーケンスを説明するための図である。本開示の第2の実施形態においては、送信側通信装置が所定のビーコン信号を送信するアクセスポイントとして動作している場合に、そのビーコン信号に番号情報(以下、「フラッシュ情報」とも言う。)を付加して、ビーコン信号によって所定の周期でフラッシュ情報を受信側通信装置に報知する。図9を参照すると、送信側通信装置からマルチキャスト通信MDが行われており、マルチキャスト通信MDのフローが存在している。
ここで、無線ネットワークのアクセスポイントは所定の周期でビーコン信号を送信するが、このビーコン信号はマネジメントフレームとして存在し得る。そこで、マルチキャスト送信シーケンス管理部206は、ビーコン信号に所定のシーケンス番号を付加し、無線信号送信処理部205は、シーケンス番号が付加されたビーコン信号の送信を制御する。ここでは、ビーコン信号にシーケンス番号SN:1が付加されて送信され、マルチキャストデータMD−1にシーケンス番号SN:2が付加されて送信され、マルチキャストデータMD−2にシーケンス番号SN:3が付加されて送信される。
さらに、他のマネジメントフレームにシーケンス番号SN:4が付加されて送信され、マルチキャストデータMD−3にシーケンス番号SN:5が付加されて送信され、マルチキャストデータMD−4にシーケンス番号SN:6が付加されて送信され、マルチキャストデータMD−5にシーケンス番号SN:7が付加されて送信される。また、他のマネジメントフレームにシーケンス番号SN:8が付加されて送信される。そして、次のビーコン信号に、本開示のフラッシュ情報:Flash Dが付加されて送信される。
図10は、本開示の第2の実施形態に係る受信動作のシーケンスを説明するための図である。図10には、マルチキャスト通信MDを行っている受信側通信装置の受信動作を示しており、送信側通信装置から非連続なシーケンス番号として送られてきたマルチキャストデータから、受信データフレーム抽出部212は受信したデータから、処理対象のマルチキャストデータのみを抽出して、データを再構築する動作を示している。まず、マルチキャスト通信によって受信された受信すべきマルチキャストデータは、受信バッファ部213に格納される。
図10に示したように、受信側通信装置においてフラッシュ情報:Flash Dが設定されたビーコン信号を受信した場合を想定する。マルチキャスト受信シーケンス管理部215は、ビーコン信号からフラッシュ情報:Flash Dを抽出し、フラッシュ情報によって示されるシーケンス番号SN:2、SN3、SN5、SN6、SN7が付されたマルチキャストデータMA−1〜MA−5を処理対象のマルチキャストデータとして特定することが可能である。
かかる受信側通信装置の構成によれば、本開示の第1の実施形態と同様に、送信側通信装置から送信される複数のマルチキャストデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する所定の処理を行うことが可能となる。また、受信側通信装置においては、特定した処理対象のマルチキャストデータMA−1〜MA−5に対して所定の処理を行うことが可能である。所定の処理は、本開示の第1の実施形態と同様に限定されない。
図11に、本開示の第2の実施形態に係るビーコン信号のフォーマット構成例を示す。図11に示すように、ビーコン信号は、1つのMPDUとして扱われるマネジメントフレームとして送信され、MACヘッダにビーコン信号のペイロードにフレームチェックシーケンス(FCS)から構成される。このビーコンペイロードは、各種のパラメータを設定するための情報が含まれており、本開示の第2の実施形態に係るフラッシュ情報も、この中に含まれる構成としてもよい。
図12は、本開示の第2の実施形態に係るフラッシュ情報の構成例を示す図である。このフラッシュ情報は、エレメントタイプを指定するエレメントタイプ、このフラッシュ情報の長さを示すレングス、各種の制御情報からなるコントロールパラメータ、フローを識別するためのフローID、フラッシュするシーケンス番号の開始を示すスタートシーケンス番号、スタートシーケンス番号から開始される所定の番号を示すシーケンス番号ビットマップなどから構成される。
図13は、本開示のフラッシュ情報が付加されたヘッダ構成例を示す図である。図13に示した例では、1つの物理層バースト(PHYバースト)として、複数のユーザデータであるMAC Protocol Data Unit(MPDU)がアグリゲートされたMPDU(A−MPDU)サブブレームの手前または末尾に、フラッシュコントロールヘッダが付加されている。
このフラッシュコントロールヘッダは、各種の制御情報からなるコントロールパラメータ、フローを識別するためのフローID、フラッシュするシーケンス番号の開始を示すスタートシーケンス番号、フラッシュ情報(例えば、スタートシーケンス番号から開始される所定の番号を示すシーケンス番号ビットマップなど)を含む。さらに、このヘッダ部分の誤りの有無を判定するためのヘッダチェックシーケンスが付加されてもよい。
図14は、送信側通信装置に係る動作のフローチャートを示す図である。送信側通信装置は、インタフェースを介して接続されるアプリケーション装置から送信すべきデータを受理したか否かを判断し(S101)、送信すべきデータを受理した場合にそのデータを送信バッファに格納する(S102)。さらに、送信側通信装置は、無線伝送路の利用状況を把握し(S103)、伝送路が利用可能な状態でターゲットビーコン送信時刻:TBTTであれば(S104)、ビーコンパラメータを獲得する(S105)。
そして、送信側通信装置は、マネジメントフレームであるビーコン信号の送信シーケンス番号を設定し(S106)、送信シーケンス番号を設定したビーコン信号を送信するとともに(S107)、送信したビーコン信号に付された最新のシーケンス番号を保存する(S108)。
そして、送信側通信装置は、送信バッファにマネジメントデータが存在していれば(S109)、送信シーケンス番号情報を獲得し(S110)、最新のシーケンス番号をインクリメントした値を設定したマネジメントデータをフレームとして送信するとともに(S111)、送信したマネジメントフレームに付加された最新のシーケンス番号を保存する(S112)。ここで、マネジメントデータをマルチキャストまたはブロードキャストする場合は、マルチキャスト用のシーケンス番号を利用してフレームが送信される。
そして、送信側通信装置は、マルチキャスト通信の送信データが送信バッファに格納されている場合は(S113)、マルチキャスト用のシーケンス番号情報を獲得し(S114)、シーケンス番号をインクリメントした値を設定したマルチキャストデータをフレームとして送信するとともに(S115)、送信したマネジメントフレームに付加された最新のシーケンス番号を保存する(S116)。
さらに、送信側通信装置は、そのシーケンス番号を当該マルチキャスト通信に対するフローに該当する送信シーケンス番号と関連付けて保存する(S117)。つまり、複数のマルチキャスト通信のフローが併用されている場合には、そのマルチキャストのフローごとに送信したシーケンス番号の値がそれぞれ保存される。
そして、送信側通信装置は、マルチキャストのフローごとに一連のマルチキャスト通信の送信が完了した場合には(S118)、本開示のフラッシュフレームの利用を確認し(S119)、対応していれば(S120)、当該マルチキャスト通信のフローに該当する送信済みシーケンス番号の情報を獲得し(S121)、マネジメントデータのフレームとしてフラッシュフレームを構築する(S122)。ここでは、フラッシュフレームを構築する例を示したが、フラッシュ情報が設定されたビーコン信号が送信される場合は、フラッシュ情報が設定されたビーコン信号が構築されてもよい。
また、送信側通信装置は、送信バッファにユニキャスト送信するデータが存在していれば(S123)、宛先の受信側通信装置に対応する送信シーケンス番号を獲得し(S124)、シーケンス番号をインクリメントした値を設定したユニキャストデータをフレームとして送信するとともに(S125)、当該受信側通信装置に対応する最新のシーケンス番号を保存する(S126)。
さらに、送信側通信装置は、自己宛のアクノレッジ(ACK)フレームを受信した場合(S127)、そのACKフレームの情報から未達データが存在すると判断すれば(S128)、未達データを送信バッファから抽出し(S129)、データを再送信する(S130)。他方、送信側通信装置は、未達データが存在しないと判断すれば(全データの受領を確認すれば)、当該マルチキャスト通信のシーケンスに関するデータを送信バッファから削除する(S131)。
図15は、受信側通信装置に係る動作のフローチャートを示す図である。受信側通信装置は、自己宛の(ユニキャスト)データを受信した場合(S151)、ユニキャスト用の受信シーケンス番号情報を獲得し(S152)、受信したデータに含まれるユニキャスト用のシーケンス番号の値から、未達のデータを受信したと判断した場合に(S153)、受信したデータを受信バッファに格納する(S154)。
例えば、受信側通信装置において、データフレームのヘッダ情報にあるMore Data Bitなどの情報から、さらなる受信データが送られてこないと判断する場合がある。かかる場合などには、受信側通信装置は、一連のデータ受信が完了したと判断し(S155)、上位層にデータを受け渡すとともに(S156)、スタートシーケンス番号から最新シーケンス番号までに至るデータを受信バッファからフラッシュする(S157)。 他方、受信側通信装置は、一連のデータ受信が完了していない場合などには、受信ユニキャストタイマを起動する(S158)。
受信側通信装置において、自己宛のマルチキャストデータを受信した場合(S159)、マルチキャスト用の受信シーケンス番号情報を獲得する(S160)。続いて、受信側通信装置は、受信したデータに含まれるマルチキャスト用のシーケンス番号の値から、未達のデータを受信したと判断した場合に(S161)、受信したデータを受信バッファに格納するとともに(S162)、マルチキャスト用の受信シーケンス番号の情報を更新する(S163)。ここで、受信側通信装置は、非連続のシーケンス番号で受信が完了した場合(S164)、受信マルチキャストタイマを起動する(S165)。
他方、受信側通信装置は、連続したシーケンス番号で当該マルチキャスト通信の全てのデータを受信した場合は、例えば、データフレームのヘッダ情報にあるMore Data Bitなどの情報から、一連の受信データが完了したと判断される場合がある。かかる場合、受信側通信装置は、S171に動作を移行させる。
受信側通信装置において、自己宛となっているマルチキャスト通信のフラッシュフレームを受信した場合(S166)、マルチキャスト通信のフラッシュシーケンス番号の情報から、当該マルチキャスト通信においてフラッシュ可能なシーケンス番号の一覧マップを抽出する(S167)。そして、それらのシーケンス番号を一時的に保存し(S168)、自己が受信した当該マルチキャスト通信の受信済みのシーケンス番号の一覧を獲得する(S169)。
ここで、受信側通信装置は、当該マルチキャスト通信の一連のシーケンス番号がすべて受信済みであれば(S170)、一連のマルチキャストデータを上位層に受け渡す処理(S171)を行ってよい。上位層にマルチキャストデータが受け渡された場合、例えば、インタフェースを介して接続されるディスプレイに画像情報を出力するような制御が行われてもよい。さらに、受信側通信装置は、当該シーケンス番号の受信バッファから受信データをフラッシュする(S172)。
加えて、受信側通信装置は、他のマルチキャスト通信の受信設定がなされていなければ(S173)、スタートシーケンス番号から最新のシーケンス番号までに至る受信データをフラッシュする(S174)。あるいは、受信側通信装置は、マルチキャスト通信以外に利用されるフレームのフラッシュ可能シーケンス番号がフラッシュフレームに付加されていれば、それらのフレームを受信バッファからフラッシュするようにしてもよい。
他方、当該マルチキャスト通信の一連のシーケンス番号のデータが揃っていない場合が想定される。かかる場合、受信側通信装置は、受信マルチキャストタイマがタイムアウトした場合に(S175)、当該マルチキャストフレームの受信エラーを表示し(S176)、一時保存されている当該マルチキャスト通信の一連のシーケンス番号を読み出す(S177)。そして、受信側通信装置は、動作をS172に移行させ、当該シーケンス番号に該当する受信データを受信バッファからフラッシュする。
また、受信側通信装置は、受信ユニキャストタイマがタイムアウトした場合(S178)、当該ユニキャストフレームの受信エラーを表示する(S179)。そして、受信側通信装置は、動作をS174に移行させ、スタートシーケンス番号から最新のシーケンス番号までに至る受信データを受信バッファからフラッシュする。
<5.応用例>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、通信装置10は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、テレビジョン受像機、プリンタ、デジタルスキャナ若しくはネットワークストレージなどの固定端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、通信装置10は、スマートメータ、自動販売機、遠隔監視装置又はPOS(Point Of Sale)端末などの、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、通信装置10は、これら端末に搭載される無線通信モジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)であってもよい。
一方、例えば、通信制御装置は、ルータ機能を有し又はルータ機能を有しない無線LANアクセスポイント(無線基地局ともいう)として実現されてもよい。また、通信制御装置は、モバイル無線LANルータとして実現されてもよい。さらに、通信制御装置は、これら装置に搭載される無線通信モジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)であってもよい。
[5−1.第1の応用例]
図16は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース913、アンテナスイッチ914、アンテナ915、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
プロセッサ901は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はSoC(System on Chip)であってよく、スマートフォン900のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ902は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ903は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。外部接続インタフェース904は、メモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイスなどの外付けデバイスをスマートフォン900へ接続するためのインタフェースである。
カメラ906は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有し、撮像画像を生成する。センサ907は、例えば、測位センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含み得る。マイクロフォン908は、スマートフォン900へ入力される音声を音声信号へ変換する。入力デバイス909は、例えば、表示デバイス910の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス910は、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの画面を有し、スマートフォン900の出力画像を表示する。スピーカ911は、スマートフォン900から出力される音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース913は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN標準のうちの1つ以上をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース913は、インフラストラクチャーモードにおいては、他の装置と無線LANアクセスポイントを介して通信し得る。また、無線通信インタフェース913は、アドホックモード又はWi−Fi Direct(登録商標)等のダイレクト通信モードにおいては、他の装置と直接的に通信し得る。なお、Wi−Fi Directでは、アドホックモードとは異なり2つの端末の一方がアクセスポイントとして動作するが、通信はそれら端末間で直接的に行われる。無線通信インタフェース913は、典型的には、ベースバンドプロセッサ、RF(Radio Frequency)回路及びパワーアンプなどを含み得る。無線通信インタフェース913は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース913は、無線LAN方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又はセルラ通信方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよい。アンテナスイッチ914は、無線通信インタフェース913に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ915の接続先を切り替える。アンテナ915は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース913による無線信号の送信及び受信のために使用される。
なお、図16の例に限定されず、スマートフォン900は、複数のアンテナ(例えば、無線LAN用のアンテナ及び近接無線通信方式用のアンテナ、など)を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ914は、スマートフォン900の構成から省略されてもよい。
バス917は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース913及び補助コントローラ919を互いに接続する。バッテリー918は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図16に示したスマートフォン900の各ブロックへ電力を供給する。補助コントローラ919は、例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン900の必要最低限の機能を動作させる。
図16に示したスマートフォン900において、図2を用いて説明した無線信号送信処理部205、アクセス制御部208及び無線信号受信処理部211は、無線通信インタフェース913において実装されてもよい。また、これら機能の少なくとも一部は、プロセッサ901又は補助コントローラ919において実装されてもよい。例えば、無線信号送信処理部205はベースバンド信号から高周波信号に変換する。アクセス制御部208は所定の無線通信プロトコルに準拠して無線伝送路上の通信のアクセスを制御する。また、無線信号受信処理部211は高周波信号からベースバンド信号を抽出する。
なお、スマートフォン900は、プロセッサ901がアプリケーションレベルでアクセスポイント機能を実行することにより、無線アクセスポイント(ソフトウェアAP)として動作してもよい。また、無線通信インタフェース913が無線アクセスポイント機能を有していてもよい。
[5−2.第2の応用例]
図17は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、アンテナスイッチ934、アンテナ935及びバッテリー938を備える。
プロセッサ921は、例えばCPU又はSoCであってよく、カーナビゲーション装置920のナビゲーション機能及びその他の機能を制御する。メモリ922は、RAM及びROMを含み、プロセッサ921により実行されるプログラム及びデータを記憶する。
GPSモジュール924は、GPS衛星から受信されるGPS信号を用いて、カーナビゲーション装置920の位置(例えば、緯度、経度及び高度)を測定する。センサ925は、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどのセンサ群を含み得る。データインタフェース926は、例えば、図示しない端子を介して車載ネットワーク941に接続され、車速データなどの車両側で生成されるデータを取得する。
コンテンツプレーヤ927は、記憶媒体インタフェース928に挿入される記憶媒体(例えば、CD又はDVD)に記憶されているコンテンツを再生する。入力デバイス929は、例えば、表示デバイス930の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス930は、LCD又はOLEDディスプレイなどの画面を有し、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの画像を表示する。スピーカ931は、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの音声を出力する。
無線通信インタフェース933は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN標準のうちの1つ以上をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース933は、インフラストラクチャーモードにおいては、他の装置と無線LANアクセスポイントを介して通信し得る。また、無線通信インタフェース933は、アドホックモード又はWi−Fi Direct等のダイレクト通信モードにおいては、他の装置と直接的に通信し得る。無線通信インタフェース933は、典型的には、ベースバンドプロセッサ、RF回路及びパワーアンプなどを含み得る。無線通信インタフェース933は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース933は、無線LAN方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又はセルラ通信方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよい。アンテナスイッチ934は、無線通信インタフェース933に含まれる複数の回路の間でアンテナ935の接続先を切り替える。アンテナ935は、単一の又は複数のアンテナ素子を有し、無線通信インタフェース933による無線信号の送信及び受信のために使用される。
なお、図17の例に限定されず、カーナビゲーション装置920は、複数のアンテナを備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ934は、カーナビゲーション装置920の構成から省略されてもよい。
バッテリー938は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図17に示したカーナビゲーション装置920の各ブロックへ電力を供給する。また、バッテリー938は、車両側から給電される電力を蓄積する。
図17に示したカーナビゲーション装置920において、図2を用いて説明した無線信号送信処理部205、アクセス制御部208及び無線信号受信処理部211は、無線通信インタフェース933において実装されてもよい。また、これら機能の少なくとも一部は、プロセッサ921において実装されてもよい。例えば、無線信号送信処理部205はベースバンド信号から高周波信号に変換する。アクセス制御部208は所定の無線通信プロトコルに準拠して無線伝送路上の通信のアクセスを制御する。また、無線信号受信処理部211は高周波信号からベースバンド信号を抽出する。
また、無線通信インタフェース933は、上述した通信制御装置として動作し、車両に乗るユーザが有する端末に無線接続を提供してもよい。
また、本開示に係る技術は、上述したカーナビゲーション装置920の1つ以上のブロックと、車載ネットワーク941と、車両側モジュール942とを含む車載システム(又は車両)940として実現されてもよい。車両側モジュール942は、車速、エンジン回転数又は故障情報などの車両側データを生成し、生成したデータを車載ネットワーク941へ出力する。
[5−3.第3の応用例]
図18は、本開示に係る技術が適用され得る無線アクセスポイント950の概略的な構成の一例を示すブロック図である。無線アクセスポイント950は、コントローラ951、メモリ952、入力デバイス954、表示デバイス955、ネットワークインタフェース957、無線通信インタフェース963、アンテナスイッチ964及びアンテナ965を備える。
コントローラ951は、例えばCPU又はDSP(Digital Signal Processor)であってよく、無線アクセスポイント950のIP(Internet Protocol)レイヤ及びより上位のレイヤの様々な機能(例えば、アクセス制限、ルーティング、暗号化、ファイアウォール及びログ管理など)を動作させる。メモリ952は、RAM及びROMを含み、コントローラ951により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、ルーティングテーブル、暗号鍵、セキュリティ設定及びログなど)を記憶する。
入力デバイス954は、例えば、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作を受け付ける。表示デバイス955は、LEDランプなどを含み、無線アクセスポイント950の動作ステータスを表示する。
ネットワークインタフェース957は、無線アクセスポイント950が有線通信ネットワーク958に接続するための有線通信インタフェースである。ネットワークインタフェース957は、複数の接続端子を有してもよい。有線通信ネットワーク958は、イーサネット(登録商標)などのLANであってもよく、又はWAN(Wide Area Network)であってもよい。
無線通信インタフェース963は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN標準のうちの1つ以上をサポートし、近傍の端末へアクセスポイントとして無線接続を提供する。無線通信インタフェース963は、典型的には、ベースバンドプロセッサ、RF回路及びパワーアンプなどを含み得る。無線通信インタフェース963は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。アンテナスイッチ964は、無線通信インタフェース963に含まれる複数の回路の間でアンテナ965の接続先を切り替える。アンテナ965は、単一の又は複数のアンテナ素子を有し、無線通信インタフェース963による無線信号の送信及び受信のために使用される。
図18に示した無線アクセスポイント950において、図2を用いて説明した無線信号送信処理部205、アクセス制御部208及び無線信号受信処理部211は、無線通信インタフェース963において実装されてもよい。また、これら機能の少なくとも一部は、コントローラ951において実装されてもよい。例えば、無線信号送信処理部205はベースバンド信号から高周波信号に変換する。アクセス制御部208は所定の無線通信プロトコルに準拠して無線伝送路上の通信のアクセスを制御する。また、無線信号受信処理部211は高周波信号からベースバンド信号を抽出する。
<6.まとめ>
以上説明したように、本開示の実施形態によれば、シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御する通信制御部と、前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成するデータ生成部と、を備え、前記通信制御部は、前記番号情報の前記受信装置への送信を制御する、送信制御装置が提供される。
かかる構成によれば、送信側通信装置から送信される複数のマルチキャストデータ間においてシーケンス番号空間が併用される場合であっても受信側通信装置において所望のデータに対する所定の処理を行うことが可能となる。
また、フラッシュ情報を用いることで、マルチキャスト通信のために送信側通信装置のシーケンス番号が共用されている場合に、受信側通信装置で受信したデータをバッファからフラッシュすることが可能となる。送信側通信装置では、各々のマルチキャストのフローについてフラッシュフレームを送信することで、複数の異なるフローのマルチキャスト通信に対して、1つのシーケンス番号空間の管理をすることができる。また、受信側通信装置では、自己が宛先として指定されている所望のマルチキャスト通信のシーケンス番号の管理方法を簡素化できる。
受信側通信装置では、データフレームとマネジメントフレームで同一のシーケンス番号を用いて送られてきたデータを容易に分離することが可能となる。また、自己が必要としないフラッシュ情報を受信した場合も、これらの最新のシーケンス番号を容易に把握することができる。フラッシュ情報を規定したフラッシュフレームを規定することで、受信側通信装置では自己が宛先に指定されているフローのフラッシュフレームを受信した場合に、所定のタイムアウト時間を待つことなく、バッファから受信データをフラッシュすることが可能となる。
ビーコン信号にフラッシュ情報エレメントを規定することで、近隣の他のネットワークで利用されるマルチキャストフレームを受信した場合であっても、自己の収集すべきマルチキャストフレームをフラッシュすることができる。また、データフレームのヘッダ情報としてフラッシュ情報を記憶しておくことで、他にフレームを送ることなく、受信側通信装置にフラッシュ情報を届けることができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
上記では、ブロックACKを用いた処理を例に説明したが、本開示の実施形態はこれに限られるものではなく、あらゆる送達確認処理に適用可能である。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上記した通信装置10が有する機能と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能である。また、該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御する通信制御部と、
前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成するデータ生成部と、を備え、
前記通信制御部は、前記番号情報の前記受信装置への送信を制御する、
送信制御装置。
(2)
前記通信制御部は、前記番号情報のマルチキャスト通信による送信を制御する、
前記(1)に記載の送信制御装置。
(3)
前記番号情報は、マルチキャスト通信のフローごとに定義される、
前記(2)に記載の送信制御装置。
(4)
前記通信制御部は、前記番号情報を含んだマネジメントフレームの前記受信装置への送信を制御する、
前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の送信制御装置。
(5)
前記通信制御部は、前記番号情報を含んだビーコン信号の前記受信装置への送信を制御する、
前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の送信制御装置。
(6)
前記通信制御部は、ヘッダ情報に前記番号情報が設定されたデータフレームの前記受信装置への送信を制御する、
前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の送信制御装置。
(7)
シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御することと、
前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成することと、を含み、
前記番号情報の前記受信装置への送信を制御することを含む、
送信制御方法。
(8)
シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータのうち1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報の送信装置からの受信を制御する通信制御部と、
前記番号情報を取得するデータ取得部と、
を備える、受信制御装置。
(9)
前記受信制御装置は、前記番号情報を参照して前記1または複数の処理対象データが受信されたと判断した場合、前記1または複数の処理対象データを記憶領域からフラッシュする記憶制御部を備える、
前記(8)に記載の受信制御装置。
(10)
前記記憶制御部は、フローごとの番号情報が受信された場合、当該フローごとの番号情報を参照して、すべてのフローに係る1または複数の処理対象データが受信されたと判断された場合、前記すべてのフローに係る1または複数の処理対象データを前記記憶領域からフラッシュする、
前記(9)に記載の受信制御装置。
(11)
前記記憶制御部は、フローごとの番号情報が受信された場合、当該フローごとの番号情報を参照して、一部のフローに係る1または複数の処理対象データが受信されたと判断した場合、前記一部のフローに係る1または複数の処理対象データを前記記憶領域からフラッシュし、残りのフローに係る1または複数の処理対象データをフラッシュしない、
前記(9)に記載の受信制御装置。
(12)
前記受信制御装置は、前記番号情報を参照して前記1または複数の処理対象データが受信されたと判断された場合、前記1または複数の処理対象データを記憶領域から上位層に受け渡す記憶制御部を備える、
前記(8)に記載の受信制御装置。
(13)
前記受信制御装置は、前記番号情報を参照して前記1または複数の処理対象データの受信が所定の期間経過後も完了しないと判断された場合、受信済みの処理対象データを記憶領域からフラッシュする記憶制御部を備える、
前記(8)に記載の受信制御装置。
(14)
シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータのうち1または複数の処理対象データを示す情報として、前記1または複数の処理対象データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報の送信装置からの受信を制御することと、
前記番号情報を取得することと、
を含む、受信制御方法。
1 通信システム
10 通信装置
201 インタフェース部
202 送信バッファ部
203 バッファ管理部
204 送信データフレーム構築部
205 無線信号送信処理部
206 マルチキャスト送信シーケンス管理部
207 フラッシュフレーム構築部
208 アクセス制御部
209 アンテナ制御部
210 アンテナエレメント
211 無線信号受信処理部
212 受信データフレーム抽出部
213 受信バッファ部
214 フラッシュフレーム抽出部
215 マルチキャスト受信シーケンス管理部

Claims (14)

  1. シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御する通信制御部と、
    前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の受信処理対象データと、1または複数の受信処理対象外データと、を示す情報として、前記1または複数の受信処理対象データと前記1または複数の受信処理対象外データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成するデータ生成部と、を備え、
    前記通信制御部は、前記番号情報の前記受信装置への送信を制御する、
    送信制御装置。
  2. 前記通信制御部は、前記番号情報のマルチキャスト通信による送信を制御する、
    請求項1に記載の送信制御装置。
  3. 前記番号情報は、マルチキャスト通信のフローごとに定義される、
    請求項2に記載の送信制御装置。
  4. 前記データ生成部は、前記番号情報と、コントロールパラメータと、フローIDと、を含むフラッシュフレームを生成し、
    前記通信制御部は、前記フラッシュフレームの前記受信装置への送信を制御する、
    請求項1に記載の送信制御装置。
  5. 前記データ生成部は、前記番号情報と、コントロールパラメータと、フローIDと、を含むビーコン信号を生成し、
    前記通信制御部は、前記ビーコン信号の前記受信装置への送信を制御する、
    請求項1に記載の送信制御装置。
  6. 前記データ生成部は、前記番号情報と、コントロールパラメータと、フローIDと、を含むヘッダ情報を生成し、
    前記通信制御部は、前記ヘッダ情報が付加されたデータフレームの前記受信装置への送信を制御する、
    請求項1に記載の送信制御装置。
  7. シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータの送信を制御することと、
    前記複数のデータのうち受信装置における1または複数の受信処理対象データと、1または複数の受信処理対象外データと、を示す情報として、前記1または複数の受信処理対象データと前記1または複数の受信処理対象外データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報を生成することと、を含み、
    前記番号情報の前記受信装置への送信を制御することを含む、
    送信制御方法。
  8. シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータのうち1または複数の受信処理対象データと、1または複数の受信処理対象外データと、を示す情報として、前記1または複数の受信処理対象データと前記1または複数の受信処理対象外データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報の送信装置からの受信を制御する通信制御部と、
    前記番号情報を取得するデータ取得部と、
    を備える、受信制御装置。
  9. 前記受信制御装置は、前記番号情報を参照して前記1または複数の受信処理対象データが受信されたと判断した場合、前記1または複数の受信処理対象データを記憶領域からフラッシュする記憶制御部を備える、
    請求項8に記載の受信制御装置。
  10. 前記記憶制御部は、フローごとの番号情報が受信された場合、当該フローごとの番号情報を参照して、すべてのフローに係る1または複数の受信処理対象データが受信されたと判断された場合、前記すべてのフローに係る1または複数の受信処理対象データを前記記憶領域からフラッシュする、
    請求項9に記載の受信制御装置。
  11. 前記記憶制御部は、フローごとの番号情報が受信された場合、当該フローごとの番号情報を参照して、一部のフローに係る1または複数の受信処理対象データが受信されたと判断した場合、前記一部のフローに係る1または複数の受信処理対象データを前記記憶領域からフラッシュし、残りのフローに係る1または複数の受信処理対象データをフラッシュしない、
    請求項9に記載の受信制御装置。
  12. 前記受信制御装置は、前記番号情報を参照して前記1または複数の受信処理対象データが受信されたと判断された場合、前記1または複数の受信処理対象データを記憶領域から上位層に受け渡す記憶制御部を備える、
    請求項8に記載の受信制御装置。
  13. 前記受信制御装置は、前記番号情報を参照して前記1または複数の受信処理対象データの受信が所定の期間経過後も完了しないと判断された場合、受信済みの受信処理対象データを記憶領域からフラッシュする記憶制御部を備える、
    請求項8に記載の受信制御装置。
  14. シーケンス番号をそれぞれ含んだ複数のデータのうち1または複数の受信処理対象データと、1または複数の受信処理対象外データと、を示す情報として、前記1または複数の受信処理対象データと前記1または複数の受信処理対象外データそれぞれに含まれる前記シーケンス番号を示す番号情報の送信装置からの受信を制御することと、
    前記番号情報を取得することと、
    を含む、受信制御方法。
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