JP6745834B2 - 塗装乾燥炉 - Google Patents
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Description
炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記遮風堰が、前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所との夫々において、前記炉体開口部の床上に設けられ、
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の間隔寸法が、その間隔寸法と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる間隔寸法である点にある。
・また、本第2発明(請求項3記載の発明)は同じく塗装乾燥炉に係り、その特徴は、
炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記遮風堰が、前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所との夫々において、前記炉体開口部の床上に設けられ、
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の中心位置と前記気流カーテンとの処理対象物通過方向における相対的位置関係が、その相対的位置関係と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる相対的位置関係である点にある。
前記遮風堰が、前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所との夫々において、前記炉体開口部の床上に設けられているから、基本的に次の作用・効果も奏する。
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の間隔寸法が、その間隔寸法と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる間隔寸法であるから、上記した基本的な作用・効果に加えて、次のような格別の作用・効果も併せて奏する。
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の中心位置と前記気流カーテンとの処理対象物通過方向における相対的位置関係が、その相対的位置関係と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる相対的位置関係であるから、上記した基本的な作用・効果に加えて、次のような格別の作用・効果も併せて奏する。
なお、前記した本第1発明の実施形態として、
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の中心位置と前記気流カーテンとの処理対象物通過方向における相対的位置関係が、その相対的位置関係と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる相対的位置関係であるようにしてもよい(請求項2記載の発明)。
炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記吹出口として、前記炉体開口部における対象物通過域に前記気流カーテンを形成する中央吹出口と、前記炉体開口部における左右の各側壁と前記対象物通過域との間の各間隙域に前記気流カーテンを各別に形成する左右の側部吹出口とが設けられ、
前記中央吹出口からは、水平に対する傾斜角度が小さい斜め下向きで炉内側に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記左右の側部吹出口の夫々からは、水平に対する傾斜角度が大きい斜め下向きで炉内側に向けて、又は、垂直下方に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記遮風堰が、前記左右の側部吹出口から吹き出された気流により形成される前記気流カーテンの前記床上における衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記床上に設けられている点にある。
そして、このように塵埃の舞い上がりや衝突後気流の炉外側への流出が抑止されることで、その分、舞い上がり塵埃が処理対象物に付着することによる処理品質の低下や衝突後気流の炉外側への流出による炉外への持ち出し熱量の増加を回避しながら、気流カーテン形成用の吹出口における気流の吹出風速や吹出風量を増大させて炉体開口部での気流カーテンによる領域遮蔽効果をさらに高めることができ、これにより、炉内高温ガスの炉体開口部を通した炉外への漏出や炉外常温空気の炉体開口部を通じた炉内への浸入を気流カーテンにより一層確実に防止することができて、炉体開口部を通じた熱損失を一層効果的に低減することができる。
また、本第3発明では(図6,図7参照)、この基本的な作用・効果に加えて、炉体開口部2における対象物通過域2aに処理対象物Bが有る場合、中央吹出口4から吹き出された気流faは、水平に対する傾斜角度θaが小さくて処理対象物Bの上面部に対する入射角度θinが大きいことから、処理対象物Bの上面部に沿って流れる形態になって、処理対象物Bの上面部への衝突による跳ね返りが抑止され、これにより、処理対象物Bの上方では、中央吹出口4から吹き出された気流faが乱れの無い気流カーテンCaを安定的に形成する状態になる。
前記吹出口として、前記炉体開口部における対象物通過域に前記気流カーテンを形成する中央吹出口と、前記炉体開口部における左右の各側壁と前記対象物通過域との間の各間隙域に前記気流カーテンを各別に形成する左右の側部吹出口とが設けられ、
前記中央吹出口からは、水平に対する傾斜角度が小さい斜め下向きで炉内側に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記左右の側部吹出口の夫々からは、水平に対する傾斜角度が大きい斜め下向きで炉内側に向けて、又は、垂直下方に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記遮風堰が、前記左右の側部吹出口から吹き出された気流により形成される前記気流カーテンの前記床上における衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記床上に設けられるようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
また、本第3発明の実施形態として、
前記遮風堰が、前記炉体開口部における処理対象物の通過移動に支障の無い範囲で前記間隙域から前記対象物通過域に張り出す状態に設けられるようにすれば(請求項6記載の発明)、次の作用・効果も得ることができる。
炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記遮風堰が、処理対象物通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風姿勢と、その遮風姿勢から退避した退避姿勢とに切り換え操作が可能な可動堰である点にある。
そして、このように塵埃の舞い上がりや衝突後気流の炉外側への流出が抑止されることで、その分、舞い上がり塵埃が処理対象物に付着することによる処理品質の低下や衝突後気流の炉外側への流出による炉外への持ち出し熱量の増加を回避しながら、気流カーテン形成用の吹出口における気流の吹出風速や吹出風量を増大させて炉体開口部での気流カーテンによる領域遮蔽効果をさらに高めることができ、これにより、炉内高温ガスの炉体開口部を通した炉外への漏出や炉外常温空気の炉体開口部を通じた炉内への浸入を気流カーテンにより一層確実に防止することができて、炉体開口部を通じた熱損失を一層効果的に低減することができる。
ところで、遮風堰は、処理対象物通過方向に流れる気流に対して抵抗になる姿勢で炉体開口部の床上に設けられることから、処理対象物通過方向(即ち、炉内外方向)への作業者やメンテナンス機器の移動を要する乾燥炉メンテナンス作業などにとって遮風堰は支障になり易い。
なお、前記した第1〜第3発明夫々の実施形態として、
前記遮風堰が、処理対象物通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風姿勢と、その遮風姿勢から退避した退避姿勢とに切り換え操作が可能な可動堰であるようにしてもよい。
次に本発明の別実施形態を列記する。
また、遮風堰12a,12bは、床FL上において処理対象物Bの通過方向に流れる気流に対して抵抗になるのに伴い、その抵抗を受けた気流が上昇気流になることを抑止できる構造であれば更に好ましい。
2 炉体開口部
3 天井部
5 気流カーテン形成用の吹出口、側部吹出口
fb 気流
Cb 気流カーテン
G 炉内高温ガス
A 炉外常温空気
12a,12b 遮風堰
FL 床
t 衝突箇所
ta 炉外側の近傍箇所
tb 炉内側の近傍箇所
e 間隔寸法
4 中央吹出口
fa 気流
Ca 気流カーテン
2a 対象物通過域
6 側壁
2b 間隙域
θa,θb 傾斜角度
ss 遮風姿勢
os 退避姿勢
Claims (7)
- 炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記遮風堰が、前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所との夫々において、前記炉体開口部の床上に設けられ、
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の間隔寸法が、その間隔寸法と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる間隔寸法である塗装乾燥炉。 - 前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の中心位置と前記気流カーテンとの処理対象物通過方向における相対的位置関係が、その相対的位置関係と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる相対的位置関係である請求項1記載の塗装乾燥炉。
- 炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記遮風堰が、前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所との夫々において、前記炉体開口部の床上に設けられ、
前記衝突箇所に対する炉外側の前記近傍箇所と炉内側の前記近傍箇所とに設けられる前記遮風堰どうしの間の中心位置と前記気流カーテンとの処理対象物通過方向における相対的位置関係が、その相対的位置関係と前記炉体開口部を通じた熱損失量との相関において、前記炉体開口部を通じた熱損失量が最小となる相対的位置関係である塗装乾燥炉。 - 前記吹出口として、前記炉体開口部における対象物通過域に前記気流カーテンを形成する中央吹出口と、前記炉体開口部における左右の各側壁と前記対象物通過域との間の各間隙域に前記気流カーテンを各別に形成する左右の側部吹出口とが設けられ、
前記中央吹出口からは、水平に対する傾斜角度が小さい斜め下向きで炉内側に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記左右の側部吹出口の夫々からは、水平に対する傾斜角度が大きい斜め下向きで炉内側に向けて、又は、垂直下方に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記遮風堰が、前記左右の側部吹出口から吹き出された気流により形成される前記気流カーテンの前記床上における衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記床上に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗装乾燥炉。 - 炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記吹出口として、前記炉体開口部における対象物通過域に前記気流カーテンを形成する中央吹出口と、前記炉体開口部における左右の各側壁と前記対象物通過域との間の各間隙域に前記気流カーテンを各別に形成する左右の側部吹出口とが設けられ、
前記中央吹出口からは、水平に対する傾斜角度が小さい斜め下向きで炉内側に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記左右の側部吹出口の夫々からは、水平に対する傾斜角度が大きい斜め下向きで炉内側に向けて、又は、垂直下方に向けて気流カーテン形成用の気流が吹き出され、
前記遮風堰が、前記左右の側部吹出口から吹き出された気流により形成される前記気流カーテンの前記床上における衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記床上に設けられている塗装乾燥炉。 - 前記遮風堰が、前記炉体開口部における処理対象物の通過移動に支障の無い範囲で前記間隙域から前記対象物通過域に張り出す状態に設けられている請求項5記載の塗装乾燥炉。
- 炉外から炉内へ搬入される処理対象物又は炉内から炉外へ搬出される処理済みの処理対象物が通過する炉体開口部の天井部に、気流カーテン形成用の吹出口が設けられ、
この吹出口から吹き出された気流が前記炉体開口部に形成する気流カーテンにより、炉内高温ガスの前記炉体開口部を通じた炉外への漏出、及び、炉外常温空気の前記炉体開口部を通じた炉内への浸入が防止される塗装乾燥炉であって、
前記炉体開口部の床上において、処理対象物の通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風堰が設けられ、
前記遮風堰が、前記炉体開口部の床上における前記気流カーテンの衝突箇所又はその衝突箇所に対する処理対象物通過方向における近傍箇所において、前記炉体開口部の床上に配置され、
前記遮風堰が、処理対象物通過方向に流れる気流に対して抵抗になる遮風姿勢と、その遮風姿勢から退避した退避姿勢とに切り換え操作が可能な可動堰である塗装乾燥炉。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022135633A1 (de) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | Dürr Systems Ag | Trennvorrichtung, behandlungsanlage und verfahren zum behandeln von werkstücken |
-
2018
- 2018-04-17 JP JP2018079252A patent/JP6745834B2/ja active Active
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WO2022135633A1 (de) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | Dürr Systems Ag | Trennvorrichtung, behandlungsanlage und verfahren zum behandeln von werkstücken |
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